政府・自民党と全国農業協同組合中央会(JA全中)の
農協改革をめぐる協議が9日決着した。全中の監査・指導権を
なくし、2019年3月末までに一般社団法人に転換する。
1954年の発足以来60年ぶりの大改革で、農村票を武器に発言力を
持つ全中の権限を縮小する。農産物流通の半分を握る約700の
地域農協の競争と創意工夫を促し、農業再生を成長戦略の目玉と
する考えだ。