0001朝一から閉店までφ ★
2023/03/01(水) 13:53:07.59ID:jCTlJmjkバーモント州の「宮城県のものによく似た水田」を訪ねて
日本の「合鴨農法」に魅せられた米国人の挑戦─米北東部で高品質の日本米を育てるには
Text by Jillian Dara
米バーモント州の農家エリック・アンドラスは、かつて滞在していた日本で稲作を目にしたことがきっかけとなり、日本の合鴨農法を自身の農場でも実践するようになった。彼の努力の軌跡を、米メディア「アトラス・オブスキュラ」がたどる。
毎年夏になると、バーモント州バージェンズにある2万4000平方メートルの田んぼを、カモの一群が泳ぎ回る。稲の合間を縫って雑草を食べ、水田の中を頼りなげに進んでいく。カモたちはのどかな風景に趣を添えているだけではない。施肥や除草という重要な任務を遂行しているのだ。
このカモたちは、日本の農業技術「合鴨農法」の一環で放たれている。バーモント州にあるこの水田は、東アジア、とくに宮城県の水田によく似ている。
日本から1万キロも離れた米国北東部でこんな光景を目にするのは、不可思議というか、意外な感じを受けるかもしれない。だが、バウンドブルック農場の経営者エリック・アンドラスにとって、このカモは稲作へ軸足を移すための、長く待ち望んだ解決策なのだ。
稲作で生計を立てられるようになりたい
https://courrier.jp/news/archives/316860/