2018-09-13 10:23
【ソウル聯合ニュース】韓国の広報活動に取り組む誠信女子大の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授は13日、南部・済州で10月10〜14日に開かれる韓国海軍の国際観艦式に日本の海上自衛隊の艦艇が参加する際、
自衛艦旗を掲揚しないよう求める電子メールを自衛隊側に送ったことを明らかにした。自衛艦旗は旧日本海軍の軍艦旗と同じデザインの旭日旗で、韓国では同旗を戦犯旗とも呼ぶ。


→自衛艦旗と艦艇(資料写真)=(聯合ニュース)


 徐氏は電子メールで「行事に招待され参加するのはいいが、日本の帝国主義を象徴する戦犯旗を軍艦に掲げるのはあってはならないこと」とし、「歴史をきちんと直視するならば、
自ら掲揚を控えるのが基本的な礼儀」と強調した。また、「日本が敗戦後しばし使用していなかった戦犯旗を復活させたのは、帝国主義の思想を捨てていないという証拠」と指摘した。 
 村川豊海上幕僚長にも同じ内容の手紙と、旭日旗を巡る歴史的な事実を説明する動画を収めたCD―ROMを国際郵便で送った。

 一方、徐氏は韓国海軍の対応について、国際法上、自衛艦旗を掲げた自衛隊艦艇が済州付近の海上に停泊することを妨げることができないとして韓国国民に理解を求める姿勢としながら、「国民の情緒を完全に無視するもの」と批判した。
http://m.yna.co.kr/mob2/jp/contents_jp.jsp?domain=6&;ctype=A&site=0200000000&cid=AJP20180913000700882