2018-08-27 11:12
 経済発展と海外旅行ブームによって、近年は非常に大勢の中国人が日本を訪れている。中国人による爆買いという言葉も生まれたほど、中国人の購買意欲は凄まじいものがあった。
爆買いの波は収まりつつあるようだが、それでも中国人の消費額は他の国の観光客より多く、日本の観光業界にとってはありがたい話だと言える。

 中国メディアの快資訊は23日、「日本では中国人観光客の増加について旅行公害と呼んでいるらしい」という記事を掲載し、中国人観光客が大勢訪れることによって日本でどのようなことが起こっているのかを紹介している。

 近年日本を訪れる外国人は増加しており、日本政府観光局によれば2017年の訪日外客数は2869万人に達した。国籍別で見てみると、日本を訪れる外国人の25%が中国人であり、香港や台湾を含めた中華圏からの訪日客は全体の約半分となった。

 記事は、日本を訪れる中国人が非常に多いため、観光地や都市部では日本人の生活に大きな影響を与えていて、中国人観光客が「旅行公害」と呼ばれていると指摘している。たとえば、公共の交通機関が中国人観光客で一杯になってしまい、
日本人が迷惑していること、さらに、中国人が去った後には「ごみの山」ができていて、その処理に時間やコストがかかることなどが問題となっていると指摘した。

 結論として記事は、経済が発展し海外旅行に出かけることができるようになり、中国人旅行客の存在が諸外国の経済に影響を与えるようになってきたが、渡航先に与える影響や現地の規則を守ってこそ、本当の意味での「大国」となることができると主張した。
確かに日本各地の空港では中国人が捨てるスーツケースの処理が問題となっているという。ぜひともマナーを守って楽しい旅行をしてもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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