2018-08-23 12:12
 中国メディア・東方網は18日、「日本人の創造力は、一体どこまで達しているのだろうか」とする記事を掲載した。中国のネット上ではこれまでしばしば日本人の創造力を示すものとして、
各地に存在する「ご当地マンホール」のデザインを紹介してきた。今回は、マンホール以外の日本の公共設備からも日本人の創造力の豊かさが垣間見えるとしている。

 記事は「日本人の匠の精神は、日本のいたる場所に、ほとんどすべての領域にまで浸透している」としたうえで、その例として東京都内で見かけることができる創意あふれるガードレールの数々を紹介した。

 まず、北区と品川区にあるガードレールにはそれぞれ「北」と「品」をあしらったデザインが施されていると紹介。また、都内には都の木であるイチョウの葉をデザインしたものや、渋谷区には区を代表する花である花菖蒲が描かれたガードレールがあるとした。

 さらに、錦糸町のガードレールにはその名前から想起される「錦糸」を、海に近い江東区では波の形を、御茶ノ水駅付近では地元の象徴的な建造物である聖橋をそれぞれデザインしたものがあり、現地のイメージや特徴がデザインに生かされていることを伝えた。

 記事は「ご当地ガードレール以外にも、日本には様々な品種、形状のガードレールがあり、それはまるで他人と同じであることを恥とするような印象さえ与える。実際、ガードレールは公共設備であり、政府が統一したものを作った方が低コストでなおかつ管理も楽なのだが、このようなおそらく日本人しか持ちえないであろう創造力が、
日本の科学技術や文化を世界トップレベルの水準にまで高めたのだ。何と言っても創造力は活力と進歩の源であり、日本人に満ちているは、まさにこの部分なのである」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

http://news.searchina.net/id/1665856?page=1