防衛省は2018年度予算の概算要求で、
過去最高額の5兆2551億円(2017年度当初予算比2・5%増)を計上する方針を固めた。

6年連続の要求増となる。
北朝鮮が弾道ミサイル発射を繰り返していることを受け、
米国が開発した陸上型イージスシステム「イージスアショア」の導入費を盛り込んだ。

イージスアショアは17日に小野寺防衛相がマティス米国防長官とワシントンで会談し、
導入に向けた協議を始めた。

概算要求では金額を示さない「事項要求」とし、
日本への配備が正式決定すれば、基本設計などに必要な関連予算を見積もる。
イージスアショアは日米が開発中の新型迎撃ミサイルを搭載すれば2基で日本全土をカバーできる。

また、中国などが開発を進めるステルス機に対抗するため、
ステルス機を早期に探知する新たな警戒管制レーダーの試作費196億円を盛り込んだ。
防衛省は新たなレーダーの運用を24年度から始めたい考えだ。

以下ソース:YOMIURI ONLINE 2017年08月22日 16時45分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170822-OYT1T50084.html