金沢市教委は7日、市立中2年の男子生徒(14)が、野球部の練習中に倒れ、搬送先の病院で死亡したと発表した。持病はなく、死因は明らかになっていない。

 市教委によると、男子生徒は6日午後6時40分ごろ、グラウンドを周回する「10分間走」中に倒れた。男性顧問や養護教諭が人工呼吸やAED(自動体外式除細動器)措置を施したうえ、救急車で市内の病院に搬送したが、意識不明のまま7日午前10時40分ごろに死亡した。

 6日の練習は、2人の顧問が付き添って午後4時ごろに開始し、同7時までの予定だった。当時の天候は晴れで気温は22度。死亡した生徒は6日朝礼時の健康観察で異常はなかったとしている。市教委は練習メニューや指導方法に問題がなかったか調査する方針。【道岡美波】

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