20日に開幕するU20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)韓国大会に出場するU20日本代表が17日、韓国入りし、南アフリカとの1次リーグ初戦(21日)の会場である水原市にほど近い、華城(ファソン)市で練習した。「飛び級」で代表入りした15歳のFW久保(FC東京U18)は「予選を戦って選ばれなかった選手もいる。悪いパフォーマンスは許されない。全力でやりたい」と抱負を語った。

 この日はランニングやボール回しなど約1時間の軽めのメニューで、選手はリラックスした表情。一行はソウルの日本人学校も訪問し、久保は「小さい頃は自分もロナウージニョ(元ブラジル代表)が好きだった。子供たちが名前を覚えて応援してくれるのはうれしい」と喜んだ。

 今大会に臨むのは3年後の東京五輪で主力となる世代。15日に静岡県内で行われたU20ホンジュラス代表との親善試合は3−2で勝ったもののスピードのある相手への対処に苦しみ、内山監督は「良いシミュレーションになった。これから選手の意識が変わってくる」と期待した。【大谷津統一】

毎日新聞 5/17(水) 21:29配信
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