0001和三盆 ★
2017/04/28(金) 04:09:04.85ID:CAP_USER日本各地を視察しているベトナムのグエン・クオック・クオン駐日大使が山形県庁に吉村知事を訪ね、本国へのサクランボの輸出促進を求めた。東南アジアの中でも安定成長を続けるベトナムでの市場開拓のチャンスを示唆した政府関係者の発言。県が海外への県産農産物の売り込み強化を図る中、注目される。
県産農産物のベトナムへの輸出実績はまだなく、生ものであるサクランボを同国に輸出するには厳しい検疫をクリアするなど、制度面での課題は多い。ただ、大使の前向きな発言に、県は「鮮度を保つなどの条件を整えられるかどうか検討し、輸出に向けた方策を探りたい」（農産物流通販売推進室）としている。
大使は今回の視察で、県内の経済人らと意見交換。山形の印象について「農水産業に加え、ものづくりも発展している」と語った。
中でも、「佐藤錦」「紅秀峰」といった山形を代表するブランドとして国内での地位を確立しているサクランボに高い関心を示し、「山形のサクランボをベトナムに輸出してもらえるように働きかけてほしい」と水を向けた。知事も「リンゴやブドウもある」と“果樹王国”としての奥深さをアピールした。
ベトナムでは共産党の一党独裁を堅持しながらも、市場経済を取り入れる「ドイモイ（刷新）」政策を経済運営の基本とする。２００９年には日本との経済連携協定も発効。親日的な国柄に加え、人口１億人に迫り、若年層が多くの割合を占め、市場としての魅力は高まっている。
http://yomiuri.co.jp/economy/20170427-OYT1T50064.html?from=ytop_ylist
http://yomiuri.co.jp/photo/20170427/20170427-OYT1I50030-1.jpg
