2017年4月2日、観察者網によると、フランス・パリで警官が中国人を射殺したことに対し、韓国のネット上で中国を蔑むコメントが噴出している。

韓国最大のポータルサイトNAVERは3月28日、「フランスの警察官が中国人男性を射殺した問題で中国人が激しく抗議している」とのニュースを掲載。「隣人の通報で駆け付けた警察官が男性の家に進入、男性がハサミで攻撃してきたため警察官は自衛のために発砲した。その後、現地の中国人らが暴力的な抗議を行い、パトカーへの放火、投石などにより警察官3人が負傷した」と報じた。

記事は、このニュースに対して韓国ネットユーザーが激しく食いついたと紹介。「中国は全世界の敵」「警察は公務を執行しただけ。中国人は自分の誤りを認めようとしない。本当に恥知らずだ」「中国人に人権などない」「中国人はいつもそうやって孤立する。全世界の人びとから歓迎されないことを心から願う」「今度はフランス製品の不買運動か、ははは」など、寄せられたコメントは中国人に対するネガティブな内容一辺倒になったと伝えている。

また、ニュースを読んだ後の気持ちを示すアンケートでは、回答した280人全員が「うれしい」のボタンを押したと紹介。「まさかこれがあなたたちの言う人権や人道主義なのか」と評した。一方で、少数ながらも「どうしてこんなに中国人を恨んでいるのか、理解できない」と中国を侮蔑するような書き込みの連続に疑問を示すユーザーもいたことも紹介している。

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/12886855/