あさきゆめみし第八十六帖 避難所
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いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人
前スレ
あさきゆめみし第八十五帖 避難所
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/tubo/1504756892/ 紫の上(紫の君)、藤壺の女御(藤壺の宮/藤壺の中宮/女院)、桐壺の更衣、六条の御息所
葵の上、女三の宮、朧月夜(院の典侍)、明石の君(明石の方/明石の御方)、花散里
弘徽殿の女御(皇太后)、斎宮の姫君(梅壺の女御/秋好中宮)槿の姫君(槿の斎院)
ちい姫(明石の姫君/明石の女御/明石の中宮)、玉鬘、夕顔、雲居の雁、末摘花
空蝉、対の君(軒端の荻)、女二の宮(落葉の宮)源の典侍、三条の大宮、明石の尼君
王命婦、(新)弘徽殿の女御、近江の君、藤典侍、右近の君、真木柱、小侍従、(一条)御息所 光源氏(源氏の君/光る君/源氏の中将/源氏の宰相/源氏の大将/源氏の大臣/六条の院)
桐壺帝(桐壺院)、朱雀帝(朱雀院)、冷泉帝(冷泉院)、頭の中将(中納言/内大臣)
夕霧(右大将)、惟光、左大臣(太政大臣)、右大臣、兵部卿の宮(式部卿の宮)
柏木、髭黒、桃園式部卿宮、明石の入道、良清、伊予の介、紀伊の守、大夫の監
蛍兵部卿の宮、紅梅、薫、三の宮(匂の宮) 大君、中の君、浮舟、弁の君(弁の尼)、六の君、女二宮、明石の中宮、落葉の宮
常陸の守の北の方、右近の君、侍従の君、小野の妹尼、小宰相の君 薫(薫の君/薫の中将/薫の中納言/薫の右大将/薫の大将の君)
匂の宮(匂兵部卿の宮)、夕霧(右大臣/左大臣)、紅梅の大納言
冷泉院、八の宮、頭の中将、今上帝、小君、常陸の守、左近の少将、横川の僧都 KC mimi(1980-1987 1989-1993) 【全13巻】 《KC mimi 第1巻から第10巻まで収録》
第1巻 星の章
第2巻 花の章
第3巻 炎の章
第4巻 月の章
第5巻 風の章
第6巻 水の章
第7巻 霧の章 完全版(2008) 【全10巻】
電子書籍版もあり配信中 大和源氏 あさきゆめみし絵巻 上巻・下巻 (1994) 大和源氏 あさきゆめみし絵巻 新装版 上巻・下巻(2016) あさきゆめみしPerfect Book―大和源氏の世界を徹底解析 (2003) 完全保存版 あさきゆめみしの世界 ―大和和紀画業50周年記念―(2016) 紫の上を文句なしに正妻にするなら一旦兵部卿宮の屋敷に紫を移して
二条の家から源氏が三日通って最後に三日餅を食べて露顕の祝宴を開かないといけなかったのか
でも正妻ににらまれる兵部卿宮には紫の上を屋敷に一旦置くのも祝宴もできなかっただろうな 三日餅はやったからあと必要なのは露顕の儀だからやろうと思えば源氏の家でもできたんじゃない? 露顕の儀は夫となる男が逃げられないよう妻側の親族知人に結婚を公表するのが目的だから
紫の上の実家から誰も来れないんだったらわざわざやる意味もないんだろうと思う
乳母は露顕は兵部卿宮が紫の上を見捨てた以上不可能だと分かっていたから
三日夜餅を用意してくれただけでもありがたがって感激したけど
やっぱりあれだけでは正式に正妻にするには不十分だったんだね 源氏自体が身分至上主義だからなあ
中流の女が面白いとか言いつつ深層心理では身分コンプレックスで父親に見捨てられた女王では正式な正妻として認知するには不満があったからねえ 手を出した時期的に左大臣をはばかってあまり大ごとにできなかったのだろうね 身元のはっきりしている子供を乳母だけ連れて父親から奪って
居場所も知らせずに数年養育したのち強姦って
たまにニュースになる性犯罪者ほとんどそのものじゃないか
当時の価値観としても良く問題にならなかったと思う 親に見捨てられて野垂死にかもって境遇の子が帝の息子に見初められて
養育されて妻として迎えられるシンデレラストーリーという捉え方だから。
左大臣家はよく思ってなかったのにそれでも囲い続けた
なんでそこまでして兵部卿の娘をって、元服まで親しくしてた義母の藤壺
つながりって周りが鈍いヤツでもピンときそうなものなんだがw 正式な結婚をした場合、婿の生活費を嫁の実家が面倒見るんじゃなかたっけ?
身分の高い娘より、あえて金持ちの受領階級の家に婿入りする話が宇治編にも出てきたような
源氏が結婚に必要な儀式を全て整えたところで、経済的には紫は源氏に依存しきってるからやっぱり正妻と認められるのは難しいんじゃないかな 招婿だけじゃなくて招妻婚でもそうなの?
だとすると宇治の中の君はどこから生活費を出してたんだろう… >>31
貴族って大体親戚だし顔が似てるなんて知らないから 顔が似てるって知らなくても血筋で思い至らない?
顔がわからないからこそ血筋にすがりたくなるというか
源氏はそれで女三の宮で失敗してる 義理の母親(つまり帝の妃)に横恋慕してる変態だとは世間は思わなかったんでしょう 前スレで
紫は寝殿に住めなかったので正室ではなかったというあさきの台詞
原作にはなく大和さん独自の台詞
正室が住むのは普通は北の対なので北の方と呼ばれる
寝殿は主人の住まい
六条院には北の対がないので紫は春の御殿の東の対に住んでいたが
女三宮も降嫁してすぐは春の御殿西の対に入っておりここで婚礼が行われ三日夜餅が行われている
(妻方の出席者がいないと正室ではないという意見があるが、女三宮の場合も妻方の身内は誰も来ていない)
女三宮はその後何の断りもなく寝殿西面に移っているが
西の対は女三宮が里から連れてきた女房たちだけであふれかえったという記述があるためか
寝殿は女三宮が全部使っていたわけではなく寝殿東面は明石女御の若宮お披露目に使われている
大和さん、帝の妃である桐壺更衣が誰かも知らず勝手に男性と契りを結んだり
時々独自の話を入れる さすがになんの断りもなくってのは変じゃない?
それとここあさきスレだよね 血筋も見た目も二代も遡れば皆近いから気にしたらキリがないみたいな感じだし、実際どちらも見てる兵部卿が全く考えいたってないから特に疑う人もいなかったってことじゃない
朱雀と朧月夜とか現代人的感覚だと有り得ない近さだよね 長谷寺に参詣したことあるけど400段近い階段はなかなか大変でしたわ
お姫様の玉鬘も軽装とはいえ自力で登ったみたいだし頑張ったね 女三宮って藤壺の姪だけど源氏の姪でもあるし、もう血筋なんてごちゃごちゃに入り組んでるね
今上とちい姫もイトコ同士だよね >>38
結局何が言いたいのか知らないけどちょっと必死すぎない? 奈良時代あたりまでは異母兄弟なら結婚できたんだっけ
平安になって異母兄弟でもタブーになってるのは柏木たち頭中将の息子が夕顔の娘の異母姉に
言い寄ってたのを恥だと思う描写でも分かるね
朱雀と朧月夜みたいに伯父姪までは良いみたいだけど 三日餅や露顕の儀自体はやろうと思えばできたかもしれないし正妻にしたいなら最低限でも源氏は手を出す前に兵部卿宮に話して裳着の式は行うべきだったから源氏は紫の上を軽んじてるね 源氏は後見がしっかりした姫は面倒みたいだし紫は自分好みで理想の都合がいい女に育てたいから
父親と関わらせて世間の常識や知恵をつけたら困るからね 玉鬘とか明石の姫君とか母親の身分が低い女性が高貴な貴族の庇護を受けて
貴族中枢に嫁ぐことで上手いこと血が濃くなり過ぎないようになってる気がする 裳着には兵部卿宮を呼んでるから全くないがしろにしてるわけでもなかったし
仲こじれる前は源氏も兵部卿宮もお互い好ましく思ってたのにね
裳着と結婚が逆になったのは手をつけておかないと
兵部卿宮に連れて帰られちゃうかもだから絶対避けたいと思ったのかな >>44
朱雀帝と朧月夜は叔母甥
叔父姪は源氏と女三の宮 紫の祖母尼上が源氏の求婚に年頃になりましたら、と喜んでいるのだから
源氏の正室葵の手前、こっそり匿われる妾程度の扱いでも
もともと紫にとってはかなり上出来だったのでしょ
葵が死んで最大限の恩恵を被ったのが紫だからねえ
源氏は夕霧の横恋慕を怖れて紫に預けなかったと言ってるけど
葵が物の怪で苦しんでいる間、葵を呪っているのは六条か二条の女(紫)かと
左大臣家の人々は大騒ぎしていたわけで
葵の死後妻に収まった紫のところへ左大臣夫婦も夕霧をやりたくなかったのではないだろうか
下手したら葵を呪い殺した女かもしれなかったわけだし 奔放になれとは言わないけど紫の上も他の貴公子と文のやり取りとかして結婚した方がよかったかもね 須磨離別中によく何事もなかったなと思う
まぁ紫式部がここで拗らせるプランじゃなかっただけなんだけど 夕顔を挟んで源氏と頭中将が穴兄弟ってなんかやだなw
平安貴族はそんなこといちいち気にしてたらやってられないんだろうけど 源典侍もだねw
当代一の貴公子二人に言い寄られるとか羨ましい
色基地外のBBAなだけじゃない魅力がきっとあったんだね 源典侍と契ったのは源氏だけで頭中将はそこまではしていないはず
頭中将が老女との恋のダイゴ味を知ったのは多分和歌のやり取り止まりだったと思う 源典侍は帝の御髪を任せられるほどだから
相当仕事ができるのだろうし、
源氏が一目置くほどの風流人
(聞こえてきた琵琶と歌声に感心して近寄ったら源典侍で驚いている)
ただのBBAではないことが伺える 森の下草=自分の女性器の暗喩、駒(馬)=源氏の男性器の暗喩
森の下草を駒に食べさせる=自分とセックスしませんかと言う
ド下ネタを昼間からぶちかます源典侍つよい
そりゃ百戦錬磨の源氏も赤面しますわ それくらいの振り幅大きい人だから、あさき最後で源氏が回想する愛した女人たちの一人にもなるわけだね…w あのシーン似たような髪型と服と顔なのに全員誰か見分けがつくのが凄い画力だよね
片思いで実際に契らなかった女人も居るのに軒端荻が居ないのが可哀想w あのシーンだけ見たらものすごいハーレム漫画に見えるね 今上は朱雀の在位期間が短かったから出来うる限り政務を続けるつもりなのだろうか >>64
朱雀帝は息子の即位を保証させるために退位した
朱雀の代の東宮は冷泉で桐壺院の寵愛は冷泉に深く後見人は人気者の源氏だし
朱雀はこのままだと冷泉に皇統を奪われる恐れがあったんだよね
朱雀に唯一の男子が誕生すると、自分の皇子を立太子させるために退位した
今上は自分の息子が東宮だし、他の皇統に帝位を取られる心配がない 冷泉の在位中に秋好に男御子が生まれてたら明石女御の出番なかった?
新弘徽殿のほうに生まれてたら源氏は冷泉見捨てて
明石女御を使って朱雀息子を担いだかな 源氏と藤壺の血脈を継ぐ冷泉に皇子があれば
源氏は何があっても見捨てることはなかったかと
冷泉に男皇子があれば明石女御はそちらへ入内していた可能性が高い
ただし冷泉と明石女御は8歳差なので
冷泉の子に入内となると明石女御がかなりの年上妻になった可能性はあるが 明石女御より夕霧の子の誰かを入内させる方がよくない? 源氏の嘆きようだと冷泉に子供が一人も居なかったように思えたんだけど
この時点で帝を譲るべき皇子が誕生していないと言う意味だったのか
生涯で一男二女をもうけたらしいからちゃんと源氏と藤壺の血統は続いているみたいだけど
代々自分と藤壺の血が帝となって続いてほしいと思っていたのかな
不義の結果生まれた血統にそこまで期待するのはあさましいと思うけど >>69
冷泉に一男二女が誕生したのは源氏の死後だから
玉鬘も源氏さえ生きていてくれたらこんなことにはならなかった
(冷泉の子を2人も産んだ玉鬘大君が宮中を追われることはなかった)と言ってるし あ、そうなんですか
源氏は冷泉の子を見ることなく亡くなったんですね・・・
でも退位した時点で冷泉は20代始めだから
この先いくらでも子供を持つ望みはあるはず
それなのにあんなに嘆いているのはやっぱり
自分と藤壺の血が帝として続いて欲しがっていたような気がする 冷泉帝は11歳で即位して在位18年で退位だから退位した時は29歳だね
11歳で元服すると同時に秋好、新弘徽殿、王女御などたくさんの妃たち
(冷泉帝には后1人、女御3人、更衣2人いた)
が入内したが18年間どの妃にも子がなかった
冷泉帝退位の理由が自分には子もなく人生が寂しく張り合いがないというものだったから
これから先、子ができるとは思ってなかったかもね
紫も23歳の時に結婚8年で子ができずちい姫を引き取っている
葵の場合は結婚10年で夕霧を産んでるけど葵の場合はセックスレスっぽいから あれ冷泉が生まれたのが源氏が19歳くらいのときで
冷泉が退位したのが源氏が40歳くらいのときだから
まだ20代始めだと思ってた
確かに11歳で即位、治世は18年間と書いてあるのだが・・・
源氏が29歳くらいの時に即位で退位が40歳くらいの時だから
治世が11年くらいだと計算が合うんだけど 冷泉に一男二女の存在が描かれてるのは尻切れとんぼな竹河だけだっけ? 源氏よかったね孫が生まれて
桐壺帝って欲が深くて気持ち悪い 源氏と母の罪で、長い間に生殖能力を抑えられてしまう冷泉も大変だ。 欲が深いと言うか女性の扱いがまず過ぎたよね
絶大な権力を持つ正妃に「哀れとは思うが愛しいとは思えない」と屈辱的な言葉を浴びせ
桐壺更衣の世間体も考えずに毎日のように寝所に呼んだりして
弘徽殿女御に桐壺更衣への殺意を向けさせるような愛し方は思慮が足りなさすぎた その前に弘徽殿が桐壷に飲ませようとしたのは本当に毒だったのかな 弘徽殿の女御の「私が見舞ったって帝は喜ばない、一度も愛されたことのない妃だもの」ってモノローグが切ないよね 正妃だから弘徽殿女御と桐壺帝はその後も夜伽とか東宮のことでの話し合いとか
二人で顔を合わせる機会はあったんだろうけど
漫画内では桐壺更衣が毒?を飲みそうになったくだり以降は
二人が同じ場所に居ても会話をする描写は無かった気がする
徹底して拒絶されているようで自業自得ながら哀れだね
桐壺更衣に積極的に嫌がらせをしなければもう少し夫婦らしくなれたかもしれないのに 源氏が朧月夜に会った春の宴の日は桐壺帝の元に渡ってるね
愛する気持ちは分かるけど後ろ楯のない更衣を右大臣の女御より尊重しちゃ駄目だよねぇ 弘徽殿女御って正妻イメージが強かったんだけど
第一皇子を産んだ母ってだけで正妃と言うわけではなかったのか
中宮になった藤壺女御が正妃扱いでいいのかな 中宮になれる条件が帝の意向も入るから
更衣に意地悪してなきゃ中宮になれてたかもね
意地悪してなきゃ桐壺帝の庇護欲もそれなりに収まってただろうし
久しぶりにあさき1巻よんだら若い頃の弘徽殿女御美人だった 桐壷帝が更衣を偏愛せず第一皇子を産んだ弘徽殿を立てていれば
弘徽殿は更衣をあそこまで憎むことはなかった
後ろ盾もないことだし、相手にしなかっただろうね
やはり桐壷帝の配慮が無さすぎた 后腹内親王が入内することもなく中宮になれたであろう 若い頃の弘徽殿女御と桐壺帝は顔が似てる
ルックスだけならお似合いのカップルなんだが 弘徽殿と桐壷も近い親戚設定なのかな
当時は実際の藤原氏と天皇もそうだったし 葵の父の左大臣の正妻が桐壺帝の同腹妹の内親王だったよね
右大臣はどういう親戚関係だったんだろう あさきのこきでんさんは桐壺更衣から見てかなりの美女設定
このせいで容姿について無音の原典を読んでもこきでんさん=美人のイメージ
朧月夜はもちろん頭中の正妻も美人の評判だから右大臣家は美形が多いのだろう 蛍宮が忘れられなかった前妻(死別)も右大臣家の姫だったね 原作で桐壺帝は美人好きって設定あった。更衣の死後だったと思うけど
だから最初の女御はもちろん美人だったと思う 麗景殿の女御はブスだったから通いがなかったのだろうか 右大臣家の中でも短気な父親の右大臣より弘徽殿は更に気が強い女王様気質
息子たちより六の君を中宮様みたいに扱ってるってあったし女系が強い家っぽい
弘徽殿の気の強さが桐壺帝は嫌だったのか、更衣はなよなよした病弱美少女で真逆だし
退位の後も藤壺は連れて行ったけど弘徽殿は朱雀帝の元に残してそれにも弘徽殿は怒ってたが
気が強いから自分が側にいなくても平気だろうと桐壺院が思ってのことか
でも気が強くてもずっと桐壺院に愛して欲しかったのなら切ない話だね 桐壺帝も弘徽殿女御も愛し方が我が強過ぎて自分も周りも不幸にしてしまった印象
宮中で生きる以上一夫一妻は叶わないと諦めて生きるべきだよね 明石がちい姫が物心着くまで育てたら生母の身分コンプレックスから
上昇思考になり気の強い后になったかも
でも今上帝はバランスが取れた人柄のようだし権力者の源氏に気遣って他の妃より尊重したかな 桐壺帝って更衣が早死にしなければそのうち落ち着いて他の妃たちにも目を向けてたのかな
初恋で付き合い始めの数年で燃え上がってる時期に死んじゃったから楽しくて美しい思い出だけが残ってるんだろうね >>98
権力者の娘かつ第一皇子を産んでいる女御を蔑ろにしない常識があっただけな気もする 今上には明石中宮以外を溺愛できないかわりに猫ちゃんがいますから 今上こそちょっとアレな人みたいな描かれ方してたよな
政治は夕霧とかがするから問題ないのかな 柏木が猫をもらいに来た帝が明石中宮を娶った人だよね
女三宮の兄だから15、6歳かそれ以上と考えるとちょっと幼い喋り方ではあったけど
アレと言うほどでもないのでは 息子全員の妻は夕霧の娘、自分の娘の婿には薫とか
今上って政治的なことちゃんと考えてるな〜って感じするけどな
尚侍になった玉鬘の次女も宮中で今上とうまくやっているし
匂宮贔屓の中宮を嗜めたりもしてるから人柄が良いんだろうな 今上帝は光源氏が居ない世界の朱雀帝みたい
目の上のたんこぶが居ないから自信持って堂々と振る舞える 今上帝と柏木が仔猫のやりとりしてたのは可愛かった
おっとり系だよね >>106
今上が女二宮を薫に降嫁させたときのやり方は
朱雀が女三宮を降嫁させたときよりずっとスマートだった
源氏という存在がなかったら朱雀もあれくらいスマートになれたのか
変に執着する相手もいないし目の上のたんこぶもいないしバランスのとれた帝だよね、今上 源氏の最愛の紫から教育を受けた一人娘にしては地味キャラな明石中宮
旦那も普通
生まれた東宮も二宮も影薄。三男はチャラ男? 明石中宮は脇役中の脇役だからね
波乱のひとつもなく全て順調でつまらないけど
だが紫も外野から見たら順調で平和な人生に見えるだろうよ 紫の上は平和で順調な人生かなあ?
世間が知ってる情報だけでも相当波乱万丈で浮き沈みの激しい人生だと思うけど >>113
行方知れずだった宮家の姫が見出され
天下人の一の人となる
周りから見れば充分幸運だと思うよ 母親の身分が低いのに帝の中宮として誰にも邪魔されず輝いている
我が子を何人も帝にしようとすら思ってる節もある
桐壺更衣が果たせなかった夢を孫娘が果たしたんだね >>110
菊の花(=女二宮)を褒美にあげようっていうの素敵だよね
具体的な言葉を言わなくても通じ合う貴族ってすごいなーって思うけど、ド天然な貴族だっていただろうにそういう人はどうしてたんだろうw >>116
娘を褒美にくれてやるなんて
娘に対しても薫に対してもすごい上から目線だと自分は思った
帝だから上からなのは当たり前なんだけどw
>>117
風流を解することが世渡り上手の重要な条件だっただろうからね 源氏の孫の匂宮が頭中将似で頭中将の孫の薫が源氏似なのは不思議だね
まあ大和和記さんの描く主人公とライバルキャラがあんな顔だってことなんだろうけど 冷泉は薫と親しくしているけど柏木の子と知ればどう接するのかな >>119
頭中将の母宮が源氏の父帝の妹だから
遺伝子的に不思議じゃないけど違和感あるよね 平安貴族は意外なところで血縁だったりするから知るとびっくりするよね
源氏・朱雀帝兄弟と頭中将・葵の兄妹はいとこ同士なんだっけそう言えば 雲居の雁って源氏の姪?だよね
夕霧とイトコ同士ってことは
浮舟も桐壺帝の孫で源氏の姪っ子だもんね
ほんと平安貴族って血が濃い集団なんだなぁ >>123
雲居の雁の父親の頭中将と夕霧の母親の葵がきょうだいだから
雲居の雁を姪と見なすのは葵の方でその夫の源氏は雲居の雁の血縁的な叔父ではない
源氏のいとこの頭中将の子だから源氏から見て雲居の雁は
従姪(いとこめい)というあまり聞かない続柄になるらしい >>116
夕霧ですら「我が家の藤が美しく咲いたので見にいらっしゃい」の意味を理解したんだから、通じないことはなかったのでは
(その後「いやホントに単なる宴会なのかも」と疑ってはいるがw) 清少納言が昔の夫にそういう遠回しな表現が通じなくて枕草子で愚痴ってる
ワカメだからちょっと雅に欠けるけどw 藤と雲居の雁って何か関連があるのかな
単純に若い娘と花を結びつけるのが一般的ってだけなのか 藤原家の娘だから藤じゃないの?
朧でも描かれてたことあるきがする
藤壺とまぎらわしいw 藤って描くの大変だよね
他にも女君の背景にはいちいち花が出てきて
大和さん本当にお疲れさまでした 宇治十帖読んでるとこれ匂宮が余計なことしなかったら皆幸せだったんだよなと思ってしまう
匂宮は中の君と、薫は浮舟とそれぞれ結ばれたら4人とも心穏やかだったろうに
匂宮は自業自得とは言えラストは中の君からも薫からも失望されて孤独になりそう >>131
でも浮舟は紫みたいに
自分は形代だって一生思い悩んで過ごすんだろうね あさきの匂宮は憧れの祖父の源氏と同じくないものねだりの漁色を続ける後半生を送るのが想像できる どうかな
出家を決意するくらい意思の強い女性に育ったし
薫と夫婦生活を続けて行くうちに関係性は変わって行ったかもしれない 薫の妻の一人にしてもらったら浮舟の義理の父親は喜んで援助してくれてたかもしれないね
元々正妻がいるし気楽な愛人生活?
母親もいるから疲れたら時々は実家に帰ったりして 自分は薫と大君の恋が非常にいらつくわもどかしいわで印象的だったんだけど
大君が自分ではなく妹を薫にすすめようとする構図って
実は逆説的に身代わりの恋・形代の恋を描いてるなと思う 女房が不吉な子だからって乳児の中の君の世話放棄っていくら平安時代でも
そんな外道なことやっていいのかと読んでて思った
立つことすらできないんだから何もしなかったら死んじゃうじゃないか 乳母の育児放棄だけではなく、虐待もあったんだろうなぁ。古今東西の国々でも。 あ、中の君の乳母個人じゃなくて、乳母全体の意味で。 ストレスを発散できずイライラが子供に向かう現代の虐待と違って
乳母は雇われ人でお給料もらってるから
全くないとまではいかなくともレアケースかもね
富裕層だと乳母を複数付けるし お産が元で亡くなる女性なんて沢山いたのにいちいち不吉な子呼ばわりしてたのか
葵の上だって夕霧生んですぐ亡くなったけど普通に育てられてたよね
仕事さぼりたい口実かな 平安時代の迷信ってものすごいし、たまたま女房がそういうの気にする人だったんじゃないかな
占いで悪い日だから殿上しない髪洗わない、方角悪いから見ず知らずの他人の家に泊まるとか
今考えると変だ 八宮のとこにろくな人材が来なかったんだろうね
政変で負けた皇子だし、よほど人望があったり財産があったりでもなきゃ
有能な人は寄って来もしなさそう >>139
エリザベス一世が統治していたころのイギリス(16世紀後半)にタイムスリップした小説を読んだけど
爵位持ちの貴族の嫡男の乳児を壁に釘で服を固定して宙づりにし
その状態で滴り落ちる排泄物を桶で受けると言うあんまりな扱いが当時は常識だったらしい
排泄したらすぐに服を取り換えるでもなくかなり放置されていたとか >>145
その嫡男を産ませる為に畜生レベルの愚行をやり散らかしていたことが
丁度エリザベス一世の前後にあたる映画の「ブーリン姉妹」「ある公爵夫人の生涯」でも
結構描かれてるけど、肝心の乳幼児がその扱いじゃ意味不明すぎるね…
よく言われる子供を人扱いしない中世欧州のやり方ってピンとこなかったけど
そういうことなのかー
でもそれじゃ乳幼児が生き延びる方が至難の業だわ 虐待ではないんだよね放置?
何かのおまじないのつもりだったのかな
強い子に育ちますよーにってゆう? 強い子でも感染症で死んでしまうのでは
幕末明治の日本に来た英国人(違ったらすみません)だかが
当時の市井の人々の何に驚いたって
その町や集落全体で子供達を丸ごと可愛がり育てる姿だったっていう
でも欧州貴族も排泄の後始末などは付き人が全部やってたわけで
放置の乳児時代から何年後のどういう経緯でそんな厚待遇になるのか…
なにもかもがわからないw 中世ヨーロッパは死ぬほど不潔だったからそんな扱いでもお家断絶にならないだけの子孫繁栄する抵抗力が身についたんだろう多分・・・
日本の平安貴族はむしろ当時の庶民より不潔だったらしいね
江戸時代には殿様もちゃんと毎日風呂に入ってたと聞いたけど この程度で死ぬような弱い子はいらん!ってことなのか 放置の乳児に伝染病ウイルスへの抵抗力なんてつかないよ
ボコボコ産ませてボコボコ死んでいたから途中で素性の知れない子供を私生児扱いで紛れ込ませてた
東西貴族は風呂習慣ができるまでほぼ季節ごとに大邸宅から大邸宅へ移住してた
欧州は湿度低い上に石造りだから数ヶ月の放置とケアで汚物はなんとかなったんだろうね… 平安貴族の母親は自分で授乳することほとんどなかったらしいけど
お乳張って痛いだろうにそれ絞ってわざわざ捨てなきゃならなかったのか
もったいないなあ乳児の免疫力を高めるのに重要なのに(人工母乳を否定している訳ではありません) 昔のアニメ映画の源氏物語で夕霧を出産後の葵が「乳が張る、赤子には乳母がいるので私のは不要なのです」と言ってたけど
やっぱり他人のお乳より母親の乳のほうが免疫力あがるの? 産んで最初の頃のお乳は初乳と言って特に免疫成分が多いんですよ
乳母は先に産んでるでしょうから子供の月齢も違うしベストではないですね 昔の人間の方が体感的に健康に良いこと知ってそうな気がするけどね
そもそも物理的にお乳が出ないことも多かったみたいだけど貴族なら栄養不足ってこともなさそうだし
授乳とかして所帯じみて女としての魅力を失うことを恐れたのかな 漫画でも原作でも雲井が授乳するシーンはあったと思う
まあ多産でまだ小さい子達に構いながら髪を耳にかけて赤子をあやすって姿だから
大貴族の令嬢なのに結構所帯じみてる奥さんて描写なんだけど 今より産褥で無くなる母親も無事生まれてもすぐに亡くなってしまう赤子も多かったから、雲居くらいベテランならまだしも初産の母親なら弱ってる可能性も高いから出産育児経験ある人総出で子供を育てたのかもね
乳母はただ乳をあげるだけじゃなく細かな育児の面倒を見る人たちで乳母子たちは将来の側近だから主家とその家に代々仕える家の繋がりを強める為に必要だったってのもあるだろうし 実の兄弟より乳母子の方が結びつきが強いってのもなんか哀しいな
要は幼いころから一緒に居ることが多いからって話だから
結局血のつながりより共に過ごす時間が大事なんだよね
身分差があるから競争相手にならないのも関係が長く続く理由かな 貴族だと実の兄弟は長男とそれ以外で生来の格差があるし
女性きょうだいはそれこそ家運背負ってる駒だろうし 貧乏生活でお互い協力せざるを得なかった大君と中君は仲良かったね
あれも父親が政治の中枢に居て入内を争うような仲だったら
あんな風に仲良くは無かっただろうな 嫁ぎ先は親が決めるから争うことはないんじゃない
男の兄弟だと出世争いしだすけど 娘は家にとっての大切な駒だから
格上の人間になる可能性を踏まえて扱ってると思う
男兄弟の出世争いといえば八の君がまさにそれで
異母兄弟内の勢力争いで担がれて負けて日陰になった人なんだよね
同母兄弟で長男以外は家臣同然の心得が必須なのも
無駄な争い封じだろうな 冷泉にそんな危ないときがあったんだね
源氏が須磨に行ってる間よく持ちこたえたなと思ったけど
そりゃ藤壺も弱気な文を返してくるよね 須磨流しの間は桐壺帝の霊が呪いで朱雀帝や弘徽殿女御や右大臣を病気にしたり
弘徽殿女御サイドに冷泉失脚を進める余裕を無くしていたからね
朱雀帝はその後も目が開く描写が無かったけど失明したわけではないよね? 幼少期から見守っていた源氏に対して「愛さずにはいられなかった」と言う藤壺が
年下好きかショタコンにしか見えん。 そもそも幼少〜若い頃の源氏ってこの世のどんな女でも
彼を好きになっちゃうっていうような魅力ある設定でしょ
藤壺は一番近くで見てて一番慕われてたんだから立場上抑えてはいるけどメロメロでしょ 5歳年下とは言え絶世の美少年が自分をいじらしい程に慕っているならほだされるでしょ
元服前の源氏は健気で可愛いな、なんであんな女を女とも思わない性格になったのか・・・ 源氏のほかに接する男性が中年の桐壺帝と地味な兄だけだもんね
ちい姫は実の父と兄が超美形だから(同じ顔だけど)見慣れてるのかな お相手の東宮は朱雀の息子だから見劣りしたかもね
でも帝ってだけで源氏や夕霧がどうあがいても及ばない人だから 異母妹の三宮も、紫や他の女人に及ばないとi馬鹿にされてるけど、
そんな及ばない女性に、源氏の絶頂が崩されるのがミソ。 女三宮は人生の一時期を除いて頭も気も使わず無気力に生きてて本人も満足している
ある意味幸せな人だな ・姉のように慕う藤壺
・ツンツンしてるけど内心ちょっとデレてる葵
・年上で情念の塊の六条
・ひたすら男の庇護欲を満足させる夕顔
・身分も容姿もそれほどではないが誇り高い空蝉
・身分はまあまあ容姿は低めだが安心感のある花散里
・ブス代表末摘花
・老女代表源典侍
・自由奔放な小悪魔朧月夜
・自分の色に完全に染め上げた紫の上
・手の届かないプラトニックな関係朝顔の君
・高貴さの極みの明石の君
・何もなかったけど親子丼()の夢を抱かせる秋好中宮
・何もなかったけど疑似父娘近親相姦の夢を抱かせる玉鬘
・おっさんになってから娘のような若い妻となった女三宮
書き出してみると女性作家の筆なのに男の夢が詰まっている気がする
でも末摘花とか源典侍とか混ざっているのがリアルだよね 源氏が柏木の手紙を発見して、
源氏は柏木のことを「将来有望な若者と思っていたのに」と怒りに震えるシーンがあるけど、
桐壺帝も、源氏と藤壺の密通に感づいて、
「母を早くに亡くし、臣下の身分に落としたことを不憫に思って可愛がったのに」と失望したのかな。 失望より2人を近づけた自分が迂闊だったって思うんじゃない ずっと一人の胸におさめてたってところが流石
帝がこの秘密を漏らしたら政争に関わっちゃうもんな それだけ守り通した秘密なのに
僧都とか女房とかにあっさりバラされるんだよね 冷泉に冷泉が源氏の子だと明かしたのは僧都だけで女房は何もしていないと思うが
亡くなった人も含めて秘密を確実に知っていたのは藤壺・源氏・藤壺の女房・僧都だけかな >>174
桐壺は源氏の事も藤壺の事も更衣の代わりにしてたから
その辺りの本音分からないよね
須磨でも霊になって源氏を助けてくれたからそこまで怒ってないと考えると
更衣の息子な分だけ源氏を藤壺より愛してたように思える 藤壺との子だからっていうより
おお源氏そっくり!
藤壺の身分高いから源氏の代わりに帝にできる!って感じだったし
お迎えに来てくれることを夢想するほど桐壺帝は桐壺更衣一筋だった
だから最後に藤壺に謝ったんじゃないかな
自分に彼女を責められる資格ないって 5歳上だから源氏が元服する頃にはもうどこかに嫁入りしている可能性が高いし
桐壺帝の元に嫁がなかったらそもそも源氏と会うこともなかったはず
どうあっても普通の男女として結ばれる運命ではなかっただろうね もし更衣が生きてて藤壺と出会う機会があっても母上にそっくりな人だなぐらいにしか思わなかったのかな
生死に関係なくマザコン、ファザコンな人っているよね そもそも顔を見る機会が無いから母親にそっくりだと思うことはないかと 当時は女房らが流す噂が恋愛の伝手だったから
桐壺と藤壺が瓜二つというのも噂だよね
ついでに源氏が藤壺に思い入れたのは
母親の顔自体を知らないから 源氏は母親を知らないもんね
だから父は母の代わりにあなたを愛してるけど
小さい頃から触れ合ってきて真実のあなたを愛してるのは私だと言っている
母ではない藤壺自身の優しさを知っているからね 俗世に全く汚れることなく無垢で美しいまま愛の絶頂で亡くなった桐壺更衣はある意味一番幸せなキャラかもしれん 柏木のことがある前の女三宮なら俗世にまったく汚れていないって言えるけど桐壺更衣は俗世にまみれてイジメのストレスで苦しんで死んだようなもんじゃないか 桐壺の更衣はそうだよね
完全に俗世まみれ
無垢で美しいから俗世の毒で身体壊して夭逝してしまったって流れだし 箱入りのお姫様が廊下にうんこまかれるレベルのすさまじいイジメされたんだもんな
きつかっただろう 無垢だから帝の妃なのに行きずりの男に一目ぼれして寝ちゃうのか
貞操観念のないお股ゆるゆるビッチを無垢っていうんだねぇ あの帝と更衣の出会いエピは大和せんせの創作だからw 俗世に汚れないって言い方は間違えた
常に無垢な被害者であって他人に憎悪を抱いたり愛を疑ったり意地悪をするような
自分自身が醜い心を持つような経験をしないまま亡くなったという意味です 桐壺の更衣って桐壺帝は終生ゾッコン(死語)だし
瓜二つらしい源氏はその美貌力で人生勝ち抜いてるし
瓜二つらしい藤壺や紫は登場するたびに美貌絶賛祭りだけど
更衣本人への賞賛シーンが控えめなのは
やっぱり身分が影響してるんだろうな
世に称えられる美というものの中には、当人の品格の他に
血筋の高貴さや経済力も賞賛条件のスペックに含まれるからか
更衣は血筋自体は良いけど後ろ盾が弱かったからな 更衣の父親と明石の入道が兄弟だったんだよね
明石と更衣はあまり似てないけど身分が低いところは同じだ
更衣の実家が二条という好立地にお屋敷があるから京都に遷都した時にかなり
宮廷に貢献があった名家なことが分かる
右大臣のお屋敷も二条のはずだし家としても元はほぼ同格だったのかな 朱雀帝の二の宮は母が更衣だからというので
三の宮より遥かに教養も嗜みもありそうだったのに柏木に軽んじられた
ありえないけど源氏に嫁いでいたらどういう評価だったのかな 更衣の娘で才色兼備なんて源氏の好みど真ん中だと思うw
でも無いものねだりで本命は自分より格上がいいんだな
前者は母親絡み、後者は藤壺絡みで拗らせたな
>>200
父親が生きてたら后候補くらいの格だったんだね 落葉の宮だって内親王なのにね・・・母親の身分一つでこうも扱いが変わるなら
そりゃ明石の君だって泣く泣く実子を手放しますわな 桐壺更衣の死語に嫌がらせを後悔してる女性たちもいたよ
嫉妬のあまり憎らしかったけど更衣本人は品格があって優しく美しい素晴らしい女人だったよねーって 落葉の宮の母親は一条御息所と呼ばれてたけど、
これって実家は一条にあった=更衣だけど元々は名家だった、ということなんだろうか? >>201
源氏は実母が身分低くて憧れの藤壺が最高の身分というジレンマがある
身分にこだわらず嗜み深い女が好きという反面
女三宮のような身分に釣られてしまう一面もある
女二宮は母が更衣という点では源氏と同じ
源氏の息子の夕霧に回収されて大切にされるあたりが面白い 恋愛話としてお相手の身分に仮託してるけど
源氏も本心としては親王扱いを望んでたし、帝の位すら欲してたからなー
でも源氏を帝位につけるとヤバイってのはよくわかる 身分が低い人物は控えめな扱いをされるっつーけど、
源氏の周りにいる女性達って、血筋は良いけど源氏に頼るしかない貧しい環境の人ばっかりじゃん。
紫も含めて。
現代人からみたら、そんなにいいものかねぇ。
で、明石一族や浮舟の継父とか、受領の関係者はお金持ちばっかり。 源氏唯一の残念ポイントは奥方の身分だとずっと言われてきて
そこから朝顔へ行ったり六条へ行ったりののち三宮降嫁に繋がるわけだけど
結局家格と財力に申し分のない葵とも三宮とも添い遂げられなかった 無常観が凄いよね
何もかも確かなものはないというテーマに少し恐ろしさを感じてしまう
あんまり心が弱っている時にはお勧めできない作品だなあ 少し心が沈んでる時に読むとわりと慰められるけどな
かなり体調不良の時に読んだら更に悪化したけど 源氏物語なんかの古典文学や古事記なんかの日本神話は
定期的にアニメやドラマにして日本人に親しんでもらった方がいいなと思うんだけど
18禁のシーンが多過ぎるからなかなか難しいね
あさきゆめみしがなかったら本当に日本人の大半は源氏物語の内容を知らないままだったろうね 源氏物語をベースにした漫画って今や青年漫画でも描かれてるしね 源氏物語って漫画化はまぁいいとしてアニメだの実写だのの映像化にはとことん向いてない作品だと思う 映像化はできると思うけど
いつも脚本が死ぬほど意味不明にとっ散らかっている
映画だと長編を2時間程度におさめるのが難しいにしても
何故そこでそうなるんだって改悪が目立っててやる気あるのか謎 大河ドラマ向きの長さだけど毎週日曜夜にNHKでまぐわいは気まずいなw
大奥くらいの朝チュンみたいな描写でもやっぱり1年それってキツイかねえ
旬の若手役者も直接でなくてもセックスを匂わせる演技はCMとかに影響出そうだし
2時間の映画で源氏物語って普通にまとめるのは相当難しいよね 話の重要なポイントの一つに桐壺更衣、源氏、藤壺、冷泉、紫がそっくりという全く実写向きじゃない設定があるしねぇw
歌とか自然に説明するのもなかなか大変だろうし、あさきでも源氏物語でも有名すぎて読者各々の脳内イメージが出来上がってる作品の映像化は地雷踏みに行くようなものだろうね 桐壺から夕顔や葵の上が六条御息所に祟り殺されるまでの話はよく見るけど女三宮が出る若菜からの方がメインが中年な分見応えがあると思う華やかさには欠けるけど 原典はセクロスな描写は殆ど無い筈。
それを期待して読んでみた男性読者、残念!? 大河ドラマって時代の激動と戦争で盛り上がるから
源氏物語は政治争いあるにしても人間関係と恋愛のもつれで基本は平和だもんね
退屈に感じる人はいるかも
朝ドラ向きかな 大河だと平安末期だけど平清盛の朝廷ターンが面白かったんだが
大河的な目玉は保元平治の乱か
でもそこへ至る内部のドロドロが効いてなきゃあの戦の面白みは半減するな
源氏物語って、序盤の漁色譚は個人的にそんなに面白くなくて
中盤終盤の壮絶な因果応報ドラマがやっぱ肝だと思う
(だから宇治編も妙に好き)
話濃いめとはいえ源氏若き日の恋愛ドラマ、後編への伏線ターンで映像化が力尽きるなら
いっそ伊勢物語を映像化すればいいのに 朝ドラだと性表現が相当抑え目になるしなあ
カーネーションが不倫を描いてかなり攻めていたけど直接描写は全くなかったし
着衣で口吸いも多分アウトだと思うし大分味気ない源氏物語になるね
だいたい男主人公は朝ドラの伝統に合わないから浮いちゃうしね
桐壺更衣の霊がナレーターで女性視点で源氏の行動を評価する形にすればいけるかな? 更衣は意思表示する側じゃないから神秘性が保たれてるんじゃないかな
原典でも藤壺とかの感情はわりと謎めいてるし
てか朝ドラよりは大河だけど、基本この時代の閨行為の表現として
「相手の顔をまぢかに見る描写」で充分成立してるんじゃなかったっけ 最近のNHKの時代劇は現代の価値観が第一で、
側室がいない人物が主人公に選ばれて(真田丸には一応いたか)、
おまけに、主人公の異母兄妹の存在も抹消されてしまうんじゃなかったっけ。
だとしたら、源氏と葵と夕霧の純愛ホームドラマになるのか。 福士蒼汰あたりを源氏役にして毎回上半身裸になれば視聴率稼げそう
頭中将も夕霧も冷泉も薫も匂宮も毎回脱がせばいい(錯乱) 源氏物語の時代の恋愛テクニックはセックスではないのに
なんでそうなるんだ 実写ではなくNHKの人形劇でやればいい
似たような顔がいくらでてきても演出と人形の演技でどうとでもなるし
衣装や小道具に凝れば限りなく雅な世界を再現できる
もともと過剰な性描写なんてほとんどないんだし男女の営みなど匂わせるだけでOK
NHKの人形劇はレベル高いし実績もあるし三国志やったときなんてすごかったぞ?
想像を絶する美なんて生身の人間でなく人形にやらせるくらいがちょうどいいよ
NHKはいろいろ言われることも多いが文化的番組ではいまだ民法の追随を許さないところがある >>229
人形劇か、その手があったな
三国志の人形は今でも絶賛されてるね
渋谷で展示されてたわ 人形劇いいね、その発想はなかったわ
特に女性キャラの見分けがつきにくいから
衣装なんかにイメージカラーとかイメージフラワーとかあるといいね >>218
更に夕霧も冷泉と兄弟みたいだとみんなに言われたほどそっくりw
桐壷更衣って母親が皇族だとか言われてたけど、
てことは藤壺と遠縁ではあるのか 桐壺帝より前の世代になると血族関係わからないの多いよね
桐壺帝の前帝の娘の藤壺が入内してるから前帝は桐壺帝の父親でないことが分かるけど
藤壺の兄の兵部卿宮がいるのに春宮候補にもならず、朱雀帝が春宮かそれとも源氏かって話しかなかったから
前帝が桐壺帝の兄だった可能性は多分薄い
野心家の右大臣が桐壺帝におそらく長女の弘徽殿女御を入内させてるとこからも桐壺帝が父帝の長子だったと思うし
だとしたら藤壺の父は、長子の桐壺帝が子供だったから繋ぎのために即位した叔父で藤壺と桐壺帝はイトコになるかな
左大臣も4代の帝に仕えたと言ってるし前帝の在位がかなり短かった?
桐壺更衣の母親が前々帝の娘だとすると桐壺帝の妹になっちゃうし、更に前の帝の子の娘くらいかな
自分で書いてても混乱するw 六条御息所が東宮妃だったわけだけど、
その東宮と桐壺帝の関係もわからない
桐壺帝の東宮(桐壺帝の弟?)だったのか、
その東宮が亡くなって桐壺帝が東宮立坊→即位だったのか? 前坊とか先帝は厳密に考証すると矛盾が生じるって聞いたことがあるので、ふわっとした理解でいいんじゃない
天才紫式部でもあれだけの登場人物を成り立たせるのは難しかったんだね 桐壺帝の弟設定みたいだけど、源氏が幼少期から朱雀が春宮になってるから二十歳で春宮と死別した六条の年齢が矛盾しちゃうんだっけ >>233
桐壺更衣の母は「いにしへ人のよしある人」で
名家の出であることを匂わせているけど前々帝の娘ではないのでは?
紅葉賀で源氏と頭中将の当代貴公子2人が舞を披露した「一院」五十の賀だけど
この一院は藤壺の父はすでになくなっていることから先帝とは別人で
桐壺帝自ら一院の院御所へ行幸して祝っていることから桐壺帝の父だと言われてるんじゃなかったっけ
このとき一院50歳、孫に当たる源氏18歳、源氏には3歳年上の異母兄(朱雀)がいるので桐壺帝はこの時に35,6歳ぐらい?
桐壺帝は源氏が生まれる前から在位しているから一院はかなり早くに退位してるよね 一院(桐壺帝の父)
前坊(亡くなった前東宮、六条さんの旦那さん)
先帝(亡くなった藤壺の父、兵部卿宮は東宮になれず)
前坊は桐壺帝の従兄弟?で桐壺帝より年下?
ややこしい 両統迭立で従兄弟同士で交互に皇位を継いでいたとか? >>240
そうだと思う
結局のところ、同じ一族とはいえ入内させる側の負担て半端ないし
富が行き交うからくりにしてたんかなーとか
寿命の問題もあるか いろんな説があるけど多分あさき的には↓な感じでは
一院(桐壺帝の父で紅葉賀の時存命)
前坊(桐壺帝の弟、前の春宮、六条の旦那さん、既に亡くなっている)
先帝(藤壺、兵部卿の父、既に亡くなっている)
兵部卿が東宮になっていないし藤壺に特に後見がいないから、先帝の後見の一族は桐壺帝治世時には既に居なくなってしまってたんだろうって考えられてるみたいだね >>239
先坊(六条の夫)は桐壺帝が「はらから(同母兄弟)」だと言ってる
桐壺帝が源氏に対して、先坊は我がはらから(同母弟)
その人が大事にしていた人(六条)を
軽々しい女のように扱ってはならないと説教してた
ただ六条の回想では六条が16歳の時に先坊と結婚し20歳で死別したと言っている
これだと先坊は源氏が12歳の時まで生きていたことになるので
源氏が5歳の時に一宮(後の朱雀帝)を東宮に立てたという記述と異なるんだったよね >>218
桐壷、藤壺、紫は同時にいる場面ないから一人三役でいけそうw >>219 >>225
映画の「源氏物語 千年の謎」 やテレビの「怪談源氏物語」などでは
六条が葵を取り殺すのがメインで紫も明石も女三宮も出てこないね
今の価値観では正室の葵が愛人の六条に苦しめられる
(正室側の価値観で描かれる)という設定のほうが描きやすいのだろうね
正室の葵や女三宮に苦しめられる妾筆頭で正義のヒロインの紫って
現代の価値観からは微妙 紫は正妻の葵が亡くなってから関係もったんだから現代視点でも
別にいいんじゃない 現代的価値観だとずっと内縁状態においていた源氏こそが責められるべきでは 単純に現代人から見ると紫の上はスタート時が幼女の誘拐だから描きにくいんでは >>247
内縁の妻が長年籍を入れてくれなかった夫を恨み
新しく来た若い妻を恨みながら死んでいくというのも
現代の価値観だとおどろおどろしくて共感されるとは思えない フィクションの倫理観にまでゴチャゴチャ文句つけられると文化が死ぬなあ 文句つけるというか、登場人物に共感しにくいと物語の面白さが分かりにくいってだけの話じゃないかな
あさきはその辺、上手くアレンジできてると思う
原典を読むと身分が下の者へのナチュラルな見下しとかは今の感覚で読むと結構ギョッとする(紫や源氏→明石とか) 確かに原典の紫あんまり好きじゃないけどあさきの紫は好きだわ
でも原典の紫も実際明石と対面してこれでは殿の心を掴むのも仕方ないと認めてるし当時も身分より本人の素養って感覚はちゃんとあったんだよね 非情に特徴的な文化背景の中で紫の修羅が描かれていく内に
時代や文化や性別を超えた普遍的命題が浮き彫りになっていく
原典もあさきもここが面白いんじゃん? まあでも後見人なしの娘としては破格の幸せだよね紫の上
源氏が居なかったら継母に虐待されて酷い家に嫁がされたり
下手すれば野垂れ死にも有り得たかもしれないし
少なくとも中宮の養母なんて地位は源氏にさらわれなければまず望めなかっただろう 貴族の姫なのに色々と凄まじいよなあ…
当時って後見人のいない男子はどうだったんだろうね
空蝉の弟みたいに年若い内は女子同然の待遇だったか
ついでに>>254訂正
×非情に ○非常に 余力のある父方の親族とか母方の実家とか姉妹の嫁ぎ先に引き取られればいいけど
母親の身分が低い脇腹だと野垂れ死にか食いっぱぐれない寺行きが無難かと 結局紫って源氏と正式に結婚したのかしてないのかどっちだ
新婚の時は兵部卿宮が裳着の腰結いしたり祝いの餅用意してちゃんと結婚祝いしてるように見えたけど >>258
内輪でのお祝いに留めてたから
・正式に妻にはなった
・「正室」としての披露宴がなかった
ってことじゃないかね あと紫の婚礼仕度も源氏持ちだから
数多の恋人の中でもとにかく筆頭格の寵愛感は
世間にも伝わってたとか >>254
紫って修羅ではなくむしろ幸運すぎる人生だけどな
脇腹で実家からの支援がなくても夫が死ぬまで面倒見てくれて
子ができなくても養女をとって女御の母になれて
内親王の正室が来ても目障りだと追い出されることもなかった
むしろ他の女性のほうが修羅は多いよ
紫は極めて平穏な人生 平穏かなぁ?
経済的には恵まれてても源氏の愛だけが頼りの脆くて不安定な幸せだったと思うけど
それにいくら明石女御が明石より紫を母として慕ってたとしても実母は明石という事実は揺るぎないしね >>262
この時代の脇腹の子って出家するか宮仕えで生涯独身かの二択だったのだろうけど
紫はその二択をしていれば幸福だったのかと 後見人が頼りない父親と性悪の義母しかいないみたいだから
出家も宮仕えも紫の意思では選択できず
義母が腹いせに家にとってはいいコネだけど
キモヲタみたいな夫の家に嫁がされる未来が待ってそう
空蝉が嫁いだ先はかなりの年上だったけど人間的には良い夫だったよね 平穏で幸運な人生の紫だけど研究者とかは口を揃えて一番かわいそうなのは紫って論調だよね 宮仕えでも寺暮らしでも源氏に出会わず理想の幸せを夢見ていなければ、それなりに幸せと本人は思えたかもね
心配していた紫の祖母や仕えていた女房達から見ればいたわしいだろうけど
あさきの紫は愛を知って幸せだったと最後に思ってるところが好きだ >>256
>貴族の姫なのに色々と凄まじいよなあ…
源氏物語が書かれたのと同時代の話だけど
花山法皇が乳母子との間に儲けた皇女がいた
内親王にはなれず紫式部が仕えた中宮彰子の女房になった
ある夜、殺害されて死体が道端に放置され野犬に食い荒らされた姿で発見される
犯人が捕らえられると恋人・藤原道雅の命令で殺害されたものらしい
法皇の姫宮でも後見人がいないとそんな感じ 野垂死にしそうなところを拾ってもらったけど
女としては愛してもらえない末摘花が幸せという論調 >>268
末摘花は源氏と結婚していなかったら
富豪の受領と結婚した叔母の女房になるだけだから
野垂れ死にしないでしょ 紫は自分が一番愛されてる妻と信じてからの明石や女三宮の登場で不幸そうになってるけど、
もし葵が死なずに正妻のままだったら二番手三番手の位置で花散里みたいに納得して幸せだったのかもね 葵も六条に呪われてちょっとしおらしくなったけど
何事もなく生きてたら桐壺帝(源氏)弘徽殿女御(葵)桐壺更衣(紫君)の二の舞
夕霧の子育てに生きたかもね >>261
「幸運」と「幸福」は違うんじゃないかな
表向きは超勝ち組の藤壺ですら自問してる 浮舟が薫の愛人にされたのを母親と乳母が喜んでたよね
身分が違い過ぎるからと最初は断ってたのに
薫本人に会って誠実で面倒見が良い人だと知ったからだろうけど
あと正妻が浮世離れしてて口出ししてこないし 社会的にそれなりな位置で生活環境が安定すること
これは確かに幸運以外の何物でもないけど
幸福っていうのはまた違うからなあ
養われてるからこそ立場が弱いわけだしね
まあ尊厳の問題だな 妻の方が立場が強くても夫が妻を愛してなければ辛いのは辛いし・・・
女の幸せって今も昔も本当に難しい 弘徽殿さん権勢ふるって息子も孫も帝位に就けて安泰の人生だったけど桐壺帝に生涯愛されなかった妃と自虐してるしね
更衣のほうが幼い源氏を心配しつつも身に余る幸せだったと満足して死んでる >>269
女房って顔は隠さない(隠せない?)んだっけ?
本人自覚してたか忘れたけど、源氏の女房も驚いてたあの顔を
人目に晒して笑われながら慣れない仕事するのは末摘花にはきつそう >>277
それは女主人である叔母も似たような顔してるのだからなんとかなりそうだけど
>>271
弘徽殿女御は藤壺の登場で立后できず桐壺帝の正后になれなかった
立后できていればまた桐壺帝との関係も違っていたのだろうけど
葵は源氏のれっきとした正室で長男まで産んでるから源氏もおろそかにはできない
しかもあさきでは源氏と葵は葵の出産によってすっかり仲直りして
これから夫婦をやり直そうだったから紫の立場はもっと弱くなりそう
源氏という桐壺帝最愛の息子を残した桐壺更衣とも違うしね 葵が生きていたら紫の上の立場はどうなったんだろう?
実家も強力で(公式の)嫡男を産んだ葵に紫が勝てるわけないよね
正室扱いでなくなると花散里や明石の君より立場が下になっちゃうのかな
それはそれで幸せかもしれないけど >>279
正妻扱いでなくても父親に話して娘として認知されれば序列は葵→紫→花散里→明石だと思う
葵も素性の分からない怪しい女を囲ってると思ってたから嫌悪してたけど、兵部卿の娘と知ってて源氏も葵を正妻として大事にすればそこまで波風立たなかったんじゃないかな >>280
大臣家の姫で東宮妃だった六条とでも対立してた葵が
紫の素性を知ったら宮家の脇腹の姫だったのですね、これは失礼、分かりましたと引き下がって
妻同士仲良くしましょうなんてあるのかな?
葵とは通い婚で紫とは同居というのも気に障ってたみたいだし >>281
ごめん引き下がって仲良くって意味じゃなく、自分を脅かさない下の者として線引きできるから干渉もしないんじゃないかなと
たぶん葵が生きてたら紫の出自を整えた上で妻として同居はできないんじゃなかろうか
左大臣家にも兵部卿家にも失礼じゃないのかな? 葵は両親の後ろ盾に加えて兄の頭中将も居るし、その上光源氏の表向き唯一の男子産んでて
血筋もよく裕福で美貌もある
源氏の妻の中でも一番スペック高いんだよね。だからこその早い時期の退場だったんだろうな 弘徽殿って、朱雀が即位して皇太后になってなかったよね
藤壺が出家して皇太后が空位になっていたからなんだろうけど、皇太后は正妃扱いにはならないの?
皇太后って臣下でなく皇族の一員じゃなかったっけ? >>283
そんな完璧なのに結婚して最初の夜に源氏をがっかりさせるって
妻としてどうなんだろう >>285 もともと葵は東宮妃になる予定で、そういうふうに育てられてたからね。
臣下の嫁に下るとは思わなかったんだろう 葵が生きてりゃ紫も身にあまる幸せをかみしめて平穏な日々を送れたんだろうねぇ 浮舟は横川の僧都の妹尼と囲碁の対局をしてる時
姿勢が横になった状態だったけど行儀悪く感じた >>284
女御から皇太后(国母)は先帝の正妻じゃなくても息子が帝位につけばなれる >>287
一の人のポジションに拘らずに済んだってのはあるかも
「あれほど完璧な正妻がいて尚これほど大事にされる自分」になるから 葵が生きてたら紫をずっと二条院に囲っておけたのかな
六条院作って秋好や玉鬘を引き取るのも無理だよね >>285
教養の面では完璧だったけど、それだけに
素直に微笑み返したり素の自分を見せたりすることができなかったから
美点と欠点の両方が東宮妃になるべく育てられたことに起因してる 女房とか小さい子には優しかったんだよね、葵
源氏と上手くいくようになったら他の女人いらなくなってしまうw >>292
そんな性格の東宮妃って帝に愛されるのかな
まぁ妃の仕事は子供さえ産めればいいんだろうけど 紫だって宮家の姫で高貴な部類に入るし本人の素養は完璧だし源氏の一の人になるにはスペック的には十分なのにね
ただ後ろ盾がないという当時の女性としては致命的な欠点があったから源氏の愛だけが頼りの不安定な一生だったという悲しい話 葵ほどの完璧さだったら必要以上に誇り高くなるのも分かるけどさ
宮家の姫と言っても妾腹なわけだし実家のバックアップもない紫なんて本来なら源氏に拾われて贅沢な暮らしができてそれだけで超ラッキーな身の上なわけで
それなのに分不相応に源氏の一の人のポジションにこだわったから病んで自滅したんでしょ
三宮降嫁の件でも周りにどんな風に思われるか気にして煩わしいと思い悩んだりしてるし紫もかなりプライド高いよね
たとえ源氏が紫に飽きて愛がなくなったとしても放り出すようなことはしないし安定した暮らしは保証されたろうし
花散里みたいに身の程を弁えて謙虚に生きてれば幸福だったね紫も >>282
少しでも紫のほうが寵愛が深い素振りがあれば葵は黙っていなさそう
女三宮はただ幼く紫に嫉妬することすら思いつかなかったけど葵は年上だし智恵も回る
紫が明石に対して自分の女房扱いをし、立場上は紫と同格の花散里にもそうしようとした
(自分とちい姫の賀茂詣での供を命じた。花散里、明石ともに拒否)
みたいに源氏一家の行事があれば葵に呼び出されて女房扱いされるということだし
>>291
正室の葵が生きていれば源氏はゆくゆくは葵を本邸に引き取って同居
紫たちは結婚前の生家を修理するなどして別居(通い婚)
葵の天敵・六条の娘秋好を養女にできないので六条院はできず
源氏は後見する冷泉帝に后を立てることができず下手に新弘徽殿立后などなら勢力減退
(冷泉帝に実娘は入内させられないからね。兄妹婚になってしまう)
后がねのちい姫は本邸で葵が育てる
明石のみは女御の実母なので葵に挨拶して本邸に出入りできる >>296
受領の娘でも大臣の正妻とか普通にあったし源氏が太政大臣のままだったら紫が正妻扱いでも問題なかった
けど准太上天皇になっちゃったからね
准太上天皇に相応しい正妻が必要になった >>299
受領の娘で大臣の正室になった藤原盛子、藤原時姫、高階貴子らは
すべて后がねの生母で娘が立后しているからね
紫は違うような
しかも盛子、時姫の場合、大量の子供を出産して割と早くに亡くなったため
夫は内親王の正室と再婚してるんだよね >>299
連投ごめん
藤原師輔(次男坊)、藤原兼家(三男坊)らは藤原氏とはいえ弟筋で傍系だったために
若い頃には大臣に昇進できる見込みもなく身分の高い正室を娶ることもなかった
兄たちの失脚や娘に皇子を産ませたことで晩年思いがけず大臣となり
その後は内親王の正室を娶っている
藤原道隆は長男だけど高階貴子と結婚した頃にはまだ父兼家政権が確定してなかった
当たり前だけど大臣になる予定で受領の娘と結婚し正室にしたわけではないので >>293
葵祭りでの六条御息所との女の戦いの直前に女房が葵に一緒に葵祭り見物に出かけるようせがんでいるし
行くと決まったら下男も皆嬉しそうにしていたから下の立場の者には相当慕われていたみたいだね
小さい子への態度はあさきには描写がないけど普通に優しい女性だったんじゃないかな >>299
たとえ受領の娘でも夫が出世するまでは妻の実家が夫の生活を支えていたと思うんだよね
当時は夫の経済力がつくまで妻の実家に同居して妻の実家が夫の生活を丸ごと面倒見ていた
紫はそれがなかったから女三宮降嫁がなくても源氏の正室にはなれなかった >>294
源氏が年下の素直すぎる少年で困惑して対応の初手を間違えたって感じだったから、相手が予定通り東宮だったら起こらないミスだったかも
源氏には正妻だから尊大につれない態度でいられても、東宮妃だったら寵愛されずとも良好な関係築かないと一族みんな困るから無駄な意地なんて捨てなきゃいけないと分かっていただろうし >>298
当時はまだ婿取り婚だから源氏が左大臣家の三条邸に移住かな
葵が健在だったら当然別棟だろうけど雲居の雁と同居だね
この辺は本当に姻戚関係が近い >>305
頭中将の例
当初は正室の実家である右大臣家へ入り婿婚、正室腹の子はここで幼い頃は育つ
その後、右大臣家とは別に本邸を構え、そこへ正室と正室腹の子を住まわせる
本邸には後に正室腹以外の子供たち(雲居や近江の君)も迎えとったが
正室以外の妻は本邸に住まわせていない
>>306
読んでないのはあなたでは? >>306
横レスで悪いけど298はもの凄く的確で深い考察だと思うよ
私も多少は読んでるつもりだったけど、とてもじゃないがたちうちできないw 結局葵が生きてて正室として尊重されていれば紫も愛人のひとりとして後見のない妾腹の姫としては身にあまる幸せな人生を送れたって話だね
でもそれだと物語として成り立たないから六条に呪い殺されるというドラマティックな展開になったと ただ源氏は成長したら他には行かないって言い聞かせて育てているから
葵がいても根っこの部分で不満だったかもしれない
女房たちも源氏をはばかってか、あまり現実を教えなかった感じはするし >>298
>紫が明石に対して自分の女房扱いをし、立場上は紫と同格の花散里にもそうしようとした
>(自分とちい姫の賀茂詣での供を命じた。花散里、明石ともに拒否)
一緒に行きましょうと誘ったのが
298の脳内では女房扱いされて供を命じられたことになってんのか 原典の賀茂詣のくだりは紫の上が一緒に行きましょうと誘ったけど他の女人が後ろからついていくのが面白くないから断ったんじゃなかったっけ
紫の上は女房扱いする気はなかったと思うけど結果的に序列を世間に明示する行為だから配慮が足りなかったと言えば言えるかも 重箱の隅。この時代その誘い自体が世間からするとマウンティングで「供を命じた」と取られてもおかしくない
事実花散里と明石はそう解釈した
紫の上自身がそんなつもりはなかったと言うのは同意 源氏も更衣腹の皇子に過ぎないけど母親が愛されたことで厚遇された
紫の上も源氏からの愛情で一の人になったから似たもの同士 紫上にマウンティングするつもりがなかったとしたら
女三宮ほどじゃないけど配慮がない女性になるんだけど
まぁ完璧人間でもないんだから多少の驕りはあったんだろうね あさきの花散里と紫の上はいつの間にか普通に仲良しって感じで、マウントとか意識し過ぎず卑屈さをあまり感じさせない花散里が好きだわ
葵が生きてたらのifを考えるなら紫より朧月夜との関係の方がややこしかったろうね 左大臣は娘を気位高く育てるのは失敗って桐壺帝見て悟らなかったのかな
源氏に対する結局他の女のところに行くんでしょっていう葵のこじらせが
そもそも妃として世の女性の上に立つのにはふさわしくなくなかったというか
自分の家来には慕われてても車争いだって部下の軽率な行動は女主人の
配慮不足として源氏は葵を残念に思っているしそういう人が妃になったら後宮もめそう
入内するはずだった東宮朱雀は奔放な朧や六条の娘の秋好が好みだしね
まぁ夕霧いて生きてたら源氏の正妻として堂々とできてただろうけど
藤壺に生涯とりつかれてた源氏が頭中将ほど妻を大切にしたとは思えないし
夕霧が雲居や紫上で心の空白を埋めて葵のことほとんど忘れてるのが切ない むしろ後宮で他の妃達に負けないように気位高く育てられたんじゃない?
ライバルだった右大臣家って女は弘徽殿とか朧月夜とか頭中将の北の方とかみんなあんな感じみたいだし >>318 あなたの仮定と想像でしかなく根拠に乏しい >>318
頭中将は正妻とは柏木が病気になるまであまり仲は良くなかったはず
雲居の雁の母親とは離婚したし夕顔は正妻から守りきれず逃げられたしあまり妻を大切にしているようには見えない
あと「奔放な朧や六条の娘の秋好」って言い方だと六条御息所や秋好中宮まで奔放な性格だと読み間違えかねない
ある程度気位高くないと女の園でトップに立ち続けるのは厳しいと思うし別に葵への教育方針が間違ってたとは思わない
頼りない桐壺更衣は露骨な嫌がらせで心を病んで早死しちゃうし 父親の左大臣も温和そうな人だし、母親の大宮も夕霧の頃にはホワホワおっとりしてるのに
なんで葵はあそこまでツンツンに育てちゃったのかなと思う
乳母でも厳しかったのかな ちい姫がおっとりし過ぎて源氏は心配してたんだっけ?
更衣や夕顔に顔も雰囲気も似てるね
それで今上に寵愛されてる
桐壺帝と孫の今上は儚げな美少女が好みなんだな ちい姫がおっとりしてたのはまだ若かったから
あの雲居だって少女の頃は儚げだったよ
何人も子供産んでたくましくなったちい姫や雲居はリアル >>315
源氏って臣下としてなら是非帝にと言われるけど
やっぱり更衣腹で帝になってたら占い通りブーイング食らって政治が乱れただろうな
>>322
葵の気位の高さは実は六条さんと張ってると思う
葵自体は当時トップに立つ女性予備軍としちゃ理想的よ 紫式部の根底には正妻と藤原氏本家に対する嫉妬がありそう >>324
宇治では堂々とした中宮になっていたよね
紫におっとりと育てられたけど後宮生活のうちに両親に似た強い性格が出てきたんじゃないかな 某音楽家の浮気騒動で、介護疲れだし仕方ないの流れになってるのを見て、
髭黒と心の病気になった奥さんのことを思い出した。 >>329
あれは薬物吸引発覚→同性愛発覚に切り替えて高飛びした人と同じ方法だと思った
弁護士のご指導だな 髭黒は正妻の実家がしっかりしていて却って良かったね
まあ財力はあるし情もあるから自分が面倒見ることになっても見捨てなかったとは思うけど >>331
その正妻の実家に
后がねになったはずの真木柱を取られてしまったんだよね
髭黒は今上の伯父で真木柱は本来なら東宮妃にもなれた身分
玉鬘が産んだ大君が成長するころには髭黒はもう死んでしまっていたけど
もっと早いうちに真木柱を東宮妃として入内させてれば
髭黒もちゃんと後見してやれて家ももっと盛り立てることができたかもしれない
髭黒、正妻と縁を切れたのはよくても真木柱を失ったのは痛かった 真木柱って蛍兵部卿宮に嫁ぐんだっけ
夫婦仲としてはわりとハピエンだったような >>333
蛍兵部卿とは夫婦仲が良くないまま死別
柏木弟の紅梅と再婚して幸せになった あそっかハピエンは紅梅さんとだったね
個人が幸せか否かということに関して
夫婦仲が最重要で絡んでくるのが面白い >>334
その人、玉蔓に求婚してて源氏が悪戯で入れた蛍で姿見ちゃった人だよね
夫が求婚してた女性が自分の父の後妻で離婚の原因って複雑だな…… 今上ってちい姫の旦那のこと?
そこへ真木柱を入内か
寵愛争いが盛り上がったかもね
今上って真木柱より年下じゃないの? 紅梅は容貌も父兄ほどじゃなかったし二人より目立たないけどいい人っぽいね
柏木には嫌味言われてた近江ちゃんのことも気遣ってたし >>337
冷泉と秋好の例もあるし大幅に離れてなければいけそう >>338
柏木が重病になった時にも、心から悲しんでるしね
兄が亡くなれば自分が藤原家の惣領になれるって考えたりしない
兼通と兼家の死の間際の骨肉の争いとかすごいのを見ると… 入内しても父親が亡くなって後が続かないと不便な身分だけ残って没落とかあるから、真木柱にとっては幸せと思える紅梅との縁が繋がって良かったんだろうね >>341
こういうのってどうやって知り合うんだろうって思ってたけど
不幸な未亡人ってことで公達がちょっかい出したりするんだろうね
病んだ母は看取ったのかな 原作で落葉宮が再婚したときに「このまま通ってれば今度はわたしの番かも」ってイヤミ言った「柏木の弟」は
あさきには出てこなかったけど、あれは紅梅じゃないよね 紅梅・真木柱夫婦の住む屋敷が玉鬘家のすぐ隣なんだよね
玉鬘家は没落一直線なのに紅梅は右大臣になってお祝いのために人も集まって華やかにしてる
その様子が玉鬘にも聞こえてきて一人玉鬘はわびしさを噛みしめるという…
しかも紅梅と玉鬘は異母兄弟で家も隣なのに
親しい付き合いもろくにないという哀しさ
真木柱が玉鬘の不幸を願ったわけではないだろうけど
でも人生ってわかんないね 登場人物が年取るとそれなりに性格変わるよね夕霧ちい姫はまあ政治家だし仕方ないんだけど冷泉玉鬘は駄目な感じになっちゃったな 本編と宇治十帖では、人生の流転というか明暗が逆転したりしてるよね。
幸せだった玉鬘は十帖では不幸になるし
逆に本編で不遇だった落葉の宮や真木柱は幸せになってて、
人生ってわからんなって思う。
あと聖人君子のような冷泉院は女好きに転身し、宇治の2姉妹の世話をする名目で
隙あらばモノにしようとしてたな。 当時ネットがあったら大炎上しそうだよねw
宇治十帖は完全に蛇足、五十四帖で終わっとけば名作だったのにってめっちゃ叩かれそう どこからどこまでか紫式部の筆によるものか研究者でも意見が別れるみたいだし
宇治十帖は別人が書いたものなのかもしれないね 源氏物語の二次創作書いて
仲間内で楽しんで読みあってた人たちもいただろうね 腐女子の餌食になりそうなのは源氏・頭中将・夕霧・冷泉・薫・匂宮・惟光あたりか
あと原典でも怪しい描写があった空蝉の弟とか 空蝉の弟は源氏に頂かれてしまったんだよね
腐女子ではないけど突っ込んだのは柏木臨終の折の夕霧とのやりとりかなあ
生きるも死ぬも一緒と誓ったじゃないかみたいなやつ
勿論親友との死別だから気持ちはわかるけど 乳母子でもないのにそんなこと言ったのか夕霧w
公式の男兄弟が夕霧には居ないから(薫は出産前後)兄のように思っていたのか知れんが 夕霧って年齢は紅梅と同じくらいなのに、柏木との方が仲いいよね 若菜から人生の流転は見せてたから宇治への伏線はあった 夕霧とちい姫もすごく健全な兄妹だね
源氏物語の世界だとブラコンやシスコンこじらせそうなのに
柏木も玉鬘が実の姉だと知ったら熱が冷めてたけど 夕霧さんは既に初恋に生きてたからかな?で源氏物語ってガチな近親相姦ドラマはないよね
根底には似て異なる禁忌が充満してるけど 朱雀は源氏へのブラコンこじらせたあまり
もし自分が女だったら姉弟であってもすり寄って契ろうとしただろう、
若い時などそう思った、と爆弾述懐してたけどね 源氏×小君、柏木×夕霧(逆?)、源氏×朱雀とか原典読みたくなっちゃう情報はやめてw 他の登場人物の関係性は健全なのに朱雀が源氏に対して執着してたり、薫に匂宮が執着してたりするのはそれだけ源氏や薫が特質した存在だって意味なのかね
朱雀も匂もそのコンプレックスから相手を不幸にしてるなぁ 兵部卿宮と源氏も有りだな
お互いに相手が女だったら…とか思っていたし
源氏がそう思ってことは兵部卿宮は割と妹の藤壺に似てるんかな >>364
あさきではモブ顔のオッサンなのにねw
蛍の方は若い頃は可愛い顔してた 後継争いや政争でギスギスするよりは
敵意を仮想同性愛に置き換えてやり過ごす方が表向き平和だったのかも
嫉妬や憎悪を自らの拗らせた愛情にすり替える貴族様テクニックさすが なんかそう言われると平安貴族の処世術っぽくて面白いw
同性への嫉妬や憎悪って確かに恋愛感情にも似て激しいものがあるからなあ
同性の乳母子と性欲処理をお互いしたりとかそんなんもあったんかな >>367
あの時代は乳母が性欲処理の相手になってくれたりする 同性愛が現代ほど禁忌じゃない時代だしねえ
まあ現代でも男子中高生が抜き合いするとかままある話だし ままあるとか初耳だけど
とりあえず何事も趣向凝らして雅に展開させるのが最重要なんでは >>372
桐壺院のたたりで天変地異が起こり朱雀が目の病気になったと言われても
「天候は天の気の流れ、目は患いにすぎぬではありませんか」と言い切った弘徽殿さん
平安貴族とも思えぬ強さだわー >>366
武士が権力を握った時代では、刀傷沙汰になったり、戦の一因になったり、むしろ物騒だよ。
アレクサンドロス大王の父親も男色関係のもつれで殺された説もあるんだってね。 朱雀帝って目を病んで以降開眼の描写はあさきでは無かった気がするけど普通に見えてるよね? 明らかに盲目の人じゃないシーンがいくつもあるから見えてるでしょう >>375
目を患った時以外はずっと開眼してる状態が描かれてますよ 天皇家は目が弱い家系って聞いた事あるが
源氏の書かれた平安時代から既にそうだったのかな >>374
うん
てか平安時代はむしろ政争ツールとしての男色もあったけど
源氏物語の中では本格的にヤバく拗らせる一歩手前までのパターンだったから 読み返すと朱雀帝の目は開いているけど光が無い気がする
視力は回復したけど弱視とかそういう描写かな 秋好と新弘徽殿が絵合わせしたとき
朱雀も源氏に協力して自ら絵師に注文して絵を描かせて贈ってくれたけど
視力に問題ある人は絵師にあれこれ指図して絵を描かせるなんてできないと思う 物語にツッコむのも不粋だけど、目の病気した自分としては、原因が父親のたたりで目を患うなんて気の毒だ >>378
宮中某重大事件?
男色の話題に乗り遅れたけど
とりかえばやでは男装の姫君が同僚にやられちゃったけど
女とバレたから襲われたんじゃなくて、手を出したら実は女だったと
男女問わず美しければそういう対象とみなした時代だったんだよね 源氏を呼び戻したから父に許してもらえたんじゃないの?
さすがに失明したままじゃ可哀想だし政治もできないんじゃないかな >>383
宮中某重大事件は
昭和天皇の皇太子時代そのお妃に内定していた良子女王が色弱の家系ではないかと疑われた事件
良子女王は宮家の出身ではあるが
大正時代の一宮家にそんな話がでただけで天皇家ぜんt目が弱いことになるかというと違うと思うし 昭和様と良子女王とはまさに筒井筒の仲だったから
もしそうした疑惑がたつなら双方の幼少期に問題になっていた筈で
まあそのへんは様々なパワーゲームがあったんじゃない 夕顔一家放置は立場上仕方ないとは言えなかなか酷い
忍者みたいな存在が平安貴族にも居ればよかったのにね わかりにくくてごめんなさい
忍者みたいな存在がいれば政敵に弱みを握られず隠密に夕顔一家と連絡とって
支援できたんじゃないかなという意味です 忍者自体は飛鳥時代からいたよ
没落貴族の愛人程度にそこまで手を回すほどの情熱がなかっただけ そうだったんですね、武家政権以降の存在だと思い込んでいました
平安時代にも忍者がいるなら一人くらい夕顔家につけてあげても良かったのに
瑠璃姫(後の玉鬘)が若紫の代わりに育てられた可能性もあったのかな 源氏の性格を考えると、瑠璃姫と一緒に若紫も引き取って育てそう。
いや、流石に世間体が悪くなるか。 玉鬘って源氏の養女と知れてからはすでに手を出されてると世間には思われてたんだっけ
ほんと世間体悪いね
それでも求婚者が沢山いて処女性ってあまり求められなかったのかな 処女性よりも実家の強さと女子力が重要視されてたんじゃないかな
玉蔓の場合は逆にあの源氏のお手付きというのがブランド力を高めたりして 処女性はまだそこまで重視される時代じゃないよね離婚再婚少なくないし
求められるなら朧月夜の入内なんていくら権力者の娘でも無理そう
末摘花もそれなりに美人なら放っておいたような口ぶりだったし メインステージが帝の寵争いの現場だったら
男側の心象問題として勝手に周りが慮ったってのはあるかも
帝ではないが、髭黒も玉鬘が源氏のお手付きじゃなかったのがわかって
なんだかんだ喜んでたし >>397
帝や東宮の妃として入内させるなら処女性が求められたよ
朧月夜は源氏とのことが噂になって女御としては入内できず尚侍になった
朱雀に寵愛はされてても正式な妃ではなくただ寵愛の深い女官というだけ
頭中将も雲居を入内させるつもりだったけど夕霧との噂を聞いてあきらめたしね それは処女性というよりも
厳密には妃が臣下と内通してるってのがまずいから 入内の場合は処女性というか確実に腹が空っぽでないと困るからな
玉鬘は例え源氏と穴兄弟になってもそのバックアップがあると思えば安いものだし まあ平安貴族は穴兄弟とか竿姉妹とか現代ほど考慮していられませんものね
狭い世界だから >>399
せめて2人の間に子供がいたらって朱雀が朧に言ってたけど
女官の子供じゃ結局東宮になれないのかね?今上のが強いよね? 子がいたらちい姫みたいに養子縁組で身分ロンダリングするのかな
朧さんは出自自体は申し分ないわけだし
まあ朱雀は朧とのそれくらい強い縁を望んだってことだろうけど 朧に皇子がいたらいずれあなたが国母に、とか姉の弘徽殿が言ってなかった?
女御・中宮にはなれなくても、尚侍→国母は可能なのかな? >>403
子供がいたら男女の仲だけでなくて父母としての繋がりが出来るのにって意味の言葉だろうから、朱雀帝に朧月夜の子を何としても東宮にって意志があったかは分からないけど
まだ右大臣存命で大后も絶大な権力を持ってる内に皇子が産まれてたら朧月夜を女御にしたんじゃないかな
でもそう遠くない内に右大臣死去から没落してしまう家だから、兵部卿みたいなポジションになるのかも おそらくそこにオマージュを見出したのがとはずがたり >>407
朱雀があの発言したの源氏が須磨から帰った時だから… 横だけどそうだったw
まあ藤壺も子の出自バレには相当神経質だったから
後継ぎポジで不義の子疑惑があると追い追い詰むんだな あのタイミングだったら右大臣家はまだ没落してないし
朧月夜が皇子を産んでいたらゴリ押しできるしワンチャンあったかも 源氏が須磨で蟄居してて右大臣も弘徽殿大后もまだ絶大な権力持ってた頃に
朧月夜が男児を出産して女御になってたら
弘徽殿一派は今度こそ猛攻撃を仕掛けて冷泉を廃し、八の宮もあっさり切り捨て
朧の産んだ皇子を東宮にしようとしたかもしれない
朧が男児を産まなくて冷泉は命拾いしたと思う 朧が朱雀の子を産んでたら源氏はもう見向きもしないんだろうか >>419
天皇の子を孕んだら逆に燃えそうじゃない? 柏木と通じたと知った後の方が女三の宮に執着してたから逆にしつこくなりそう
子を産んだら朧月夜の方の気持ちが変わりそうではあるけど 須磨から戻って須磨流しの原因になった女に「まさかこれきりとは思ってないでしょう?」とは・・・
そこまでやったら帝を侮っていると思われても否定できないよな >>418
亡くなった帝って一人じゃないわけだし
全部が全部故帝の呪詛通りになってたら話にならんからそこは関係ないと思う
全力呪詛が実現しちゃったのは崇徳さんくらい >>422
源氏って女に男がいても奪う罪悪感とかないんだろうね
俺愛しちゃったんだもん!俺たち愛し合っちゃってるんだもん!って感じで
藤壺との子供の件はさすがに父帝の前では顔に縦線で冷や汗流したりしてたけど
朧に手を出してみたら火遊び好きの都合がいい女って感じで完全に朱雀を馬鹿にしてる
自分が帝になれない悔しさを朱雀が一番大切にしたい女性を奪うことで晴らしてたのかもね 源氏が驕りまくってるのは確か
父帝の寵愛をいいことにって自覚はあったが言うほど反省もしてないw >>424
その完全に馬鹿にしてた朱雀の娘の女三宮に
自分がこれまでやってきたことの集大成を突きつけられるんだよな、源氏
でもこうして源氏の悪行を考えてみると
本当に因果応報としか言えないわ >>426
源氏を本当に絶望させるならその役は女三宮じゃなくて紫上にすべきだった
当時の読者がそんな悲劇を許す雰囲気じゃなかったかもしれないけど
作者は源氏に甘かったね。神仏に守られてるので〜って怨霊に言わせてたし
大事な愛娘を源氏に託して出家という災難に見舞われる朱雀も懲りてないというか
紫上も女三宮が来たことでいろんなことに絶望させられたしやっぱ源氏だけ本当に苦しい思いしてないw
せいぜい明石に盾と矛の話されて生前の紫上の胸の内を知った時ぐらい?後悔したのは 源氏がどこまで自覚できてたかはともかく、やっぱ決定打は(自分が不幸にした)紫の死なんでない?
あれでほぼ廃人になってしまったわけだし 廃人になっても紫に遣えてた中将を抱いたりしてたような 元を正せば桐壺帝が妻子の扱い方を間違えたことなんだけどね
源氏をあんな猫可愛がりしなければ控えめに品行方正に生きたかもしれない >>424
むしろ障害があるほうが燃えるタイプだよ
自分に絶対的な自信持ってるから負けるとか考えないし 母の愛を覚えていないことと父に盲目的に愛された経験が
おかしな劣等感と自己肯定感を生んでしまった気がする 劣等感てか母親への異常な固執と渇望か
貴族が乳母に育てられる時代に健全といえば健全なのか…?
亡母への父親の執着をトレースしちゃった部分もあるのか 母の愛の代わりに藤壺の愛を受けてたけど
元服によって取り上げられてしまったからな
我が人生の始まりは藤壺と出会った時と述懐してるし もし女君たちが自分の同僚だったら、ってふと考えてみた。
一番怖いのは、控えめで穏やかだけど、本音を出さずしたたかな
花散里と明石の上だって思った。
弘徽殿さんの怖さはわかりやすいからまだまし。 >>437
でも二人ともおとなしいし頭がいいので汚い真似しないし深入りしなければ邪魔にならない
逃げ場がなかったらこきでん様はやはりやばい >>437
桐壺更衣をねちねちいちびって呪詛までかける弘徽殿サイドは普通に怖いと思う
基本的に善人な花散里や明石の君は節度守れば何もしないだろうから付き合いやすい
あと身分の低い明石の君は明石の上と呼ばれることは無いよ 自分なら六条さんかな
呪いとか抜きにしても自分にも他人にもきっちりした人だから一緒にいるの緊張しそう 六条さんは本人は自制してても無意識サイキッカーだから
怖いというより難しい
理性ある人なのに本音部分が暴れ出すのはちょっと 末摘花の頑固さ、協調性のなさは大変だろうな
びっくりするほどの醜女っていうのもいつの時代でも人生ハードモードだろう 花散里は他人に意地悪とかめんどくさいことはしなさそう
でもけっこう鋭くシビアに観察しているので世間話をするのはおもしろそう
夕霧との会話も面白いし >>445
兄の方も浮世離れし感じだったよね
この時代だと宮家や大臣家の姫君は
外に出仕したり働きに出るでもなく
いまみたいに学校があるわけでもないから
親と乳母が変な育て方しちゃったり
世間知らずにしてしまうと
後から自分で気付いたり周りが直すのも難しそう 中の君が二条院に迎え入れられたから薫は生計を支援する必要ないし
中の君も宇治に戻るかもしれないと考え好意を受け取っているのかな 「浮舟のことも忘れられるさ……」と独自しながら退場した匂宮は時折懐述する
だろうけど中君は思い出すことすらなく忘れそうな感じがしてならない 付き合いにくいのは浮舟だろうな…
フォローしてる間に気づいたら彼氏取られてそう >>449
中君は自分や女房の衣装や消耗品等は自分で用意しなきゃならなかった
匂宮はボンボンだし中君が本当に貧乏だってことを良くわかってなかったから薫の援助は必要だった あー何で読んだか忘れたけど
没落した高貴な姫様が、男との逢瀬そのものよりも
自分の古びた下着を見られる事を恥じている風の描写があった >>454
ありがとう、それだw
でも実際なんらかの金脈がないと貴族の生活は無理だよね
質素に暮らしたとしてもやはり苦しい ヨーロッパの石造りのお城だと貧乏でもとりあえず雨風はしのげるけど
零落したら木造の日本家屋はどんどん朽ちていって野宿と変わりなくなるから悲惨だね
日本は湿度も高いし天災も多いから家は常に手入れしないとどんどん痛むし コメディタッチだけど末摘花の生活をリアルに考えると悲惨だなあ ボロ屋過ぎて強盗も素通りしたのかな
空蝉の実家は襲われてたね >ボロ屋過ぎて強盗も素通りしたのかな
原典にまさしくその文章があるw
雑草がぼうぼうすぎて、牛を放牧しに来る人がいるとか 親王の姫君なのに悲惨だよね
没落貴族よりは庶民のが良い暮らししてるよね 伊勢物語でご飯を自分でよそってたお姫様を品が無いって言ってたけどそういう生活感のあることをしないのが高貴なんだろうね あさきの末摘花には気立ての良くて可愛い侍女がいたけど
原典はどうなのかな
あそこまで癒される関係性の描写ではないと思うけど 物凄く優しい侍女だったけどあそこまで落ちぶれるとそりゃ結婚してまともな暮らししたくなるよね
遠くから末摘花の幸せを心から喜ぶ描写はほっこりしたわ >>460
庶民や、中級下級なら家が没落しても
ガッツがあれば働きにも出られるけど
宮家のお姫さまじゃそんなガッツもなさそうだしなあ
つか働き口あるかな
一応皇族が女房になったことはあるけど 女房として宮仕えかぁ
末摘花は教養もセンスもイマイチだしプライドも高いから無理やろね 源典侍みたいに宮仕えするには逆にある程度財産がないと無理そうだね…
高貴なお生まれの方がおいたわしいと言われつつ、陰では貧乏を笑われつつ働くとか嫌すぎる あの侍女っておばさんの親類の男に無理やり襲われたのかと思った 乳姉妹の「侍従」だっけ
別れるときに末摘花が、自分の抜け落ちた髪の毛で作った髢を渡すシーンとか、
原典の「蓬生」にあたる部分は泣かせるエピソードが多いよね あの時代だと宮家の姫がそこまで落ちぶれたら自殺用の毒とか用意してそう 匂宮、外道だな。薫のフリして忍びこんで、ほぼレイプ。
あげくに「どうして泣くの?」って。 薫が匂宮が居ない時に中の君を抱きしめて香りを移したのがまずかったかもね
あれで匂宮の男としての対抗心に火がついて仕返しに薫の女の浮舟を奪ってやろうと思ったのかも 藤壺の所の王命婦とか呼び名からして皇族の血筋だよね 末摘花ってあれほどしつこく醜女だって描写されてるのに
髪だけは美しいのが逆にリアルで紫式部すごいなーと思う
どんな人にも一点くらいは褒められるところあるもんね 末摘花は性格も悪くないしね
宇治編に明石の中宮が亡くなった式部卿宮の姫を女房として引き取ったとあるし、
女房として宮仕えって結構あったのかも
でも受領の娘が多い女房たちの中で辛かっただろうな
それとも女房にも格の違いがあって、宮家出身だとそれほど働かなくてもいいとか?
男性に顔を見せないといけない仕事は免除? 宮家の出だと女房の上位クラスになるんじゃないかなあ
爵位で単純化しても公爵家クラスは本当に主人の側近ポジションだよね
>>474
あの栄養状態の悪さでも髪は綺麗ってすごい
栄養が血肉でなく髪になったんだな… 原典の容赦ない描写を読むと栄養状態が良くてもそれなりに不細工なのね
顔色の悪さと痩せ体型はどうにかなっても座高の高さ、鉤鼻、やたら長い顔はどうにもならないね 宮家の姫が女房になる時は身のまわりのお世話じゃなくて話し相手かな
末摘花は変わり者すぎだし会話できないから困るけど
仕える姫の自慢の種になるからただ居るだけで価値あるし大事にされそう >>472
けど薫がちょっかいかけたお陰で六の君から匂宮の気持ちを取り戻せたんだよね 王命婦自身王氏だし後ろ盾を失って出仕しなかったらどのへんのポジションだったのかな
末摘花とか宇治姉妹とか雲居の雁の母よりもっと末端の人かな 匂宮は祖父のようなないものねだりで浮舟に似た女を探しながら漁色を続けていくだろう
でも祖父と違って要領よさげで正室側室とも上手くやりそう 匂宮が本当に求めていたのは薫だったりして
薫の女でなければ浮舟にあそこまで執着することもなかったのかも
そうだとしたら今後ほぼ絶縁状態の二人が悲しくなるなあ >480
王氏って五世までの皇族だっけ?
末摘花や宇治姉妹は宮姫(二世)だし、
雲居の雁の母親は頭中将が「離縁したとは言え」と言っていたところから
妻の一人だったんだろうから、二世だと思う
王命婦はもう少し下のイメージだね 実は当時の結婚形態的に離婚というのがピンとこなかったんだけど
所謂恋人関係と夫婦関係の区別ってどういうものなんだろう
家同士できちんと公にしたかどうかって事なのかな
例えば源氏が六条と正式に結婚となったらどういう違いが出てくるんだろ >>480
奈良時代の律令当時は男系5世まで「王(皇族)」だったけど
皇族が増えすぎて朝廷の財政が危うくなり
平安時代に入ると王は原則一世のみ、二世以降の男子は臣籍降下になった
(臣籍降下するまでの期間、二世王が王を名乗っていた例はある)
ただ女系は一代のみでその子は皇族になれないため皇族が増える心配がなく
親王の娘に当たる二世王まで臣籍降下せずに女王を名乗ることが許されていた
王命婦も二世王のはず
中宮定子の乳母にも女王がいたし、藤原頼通付きの女房にも女王がいた 皇族なのに臣下に使えなきゃいけないって世知辛い世の中だな
まぁ受領に落ちぶれた貴族の孫娘が中宮にのし上がれるぐらいだから
身分なんて浮き草みたいなものだ 浮舟みたいな出生なら、教養を与えられてその才で女官をするのも半端な田舎貴族に嫁がされるよりは良いと思う人もいたかもね
源典侍とか大輔命婦とか華やかな人生楽しそう >>487
教養って言っても受領の娘がのし上がるには明石とか紫式部とか清少納言レベルじゃないと無理
同じ女房でも皇族や大臣の娘レベルがゴロゴロいたしね 貴族社会だし貴人の所に宮仕えに出るのもツテがないと 琴も弾けないし内気だから田舎貴族でも誠実な人の正妻になれてたらささやかで平凡な幸せつかめたのかな
都会で大貴族の愛人になってたまさかのお出でを待つよりは
子供生んでも正妻に取り上げられちゃうんだよね 末摘花はやたらプライドが高いのが足引っ張ってたと思う
宮家の姫である私が田舎貴族の妻などおぞましい!!ってなると思う 正妻にも脇にも子供たくさんいて自分にも実家の援助なり資産なりがあれば取り上げられないと思うよ
夫が通わなくなっても家と子を養う財力があれば >>490
平安時代は正室の実家に婿が入り正室の実家が婿の生活の面倒を見る
邸宅も娘から娘へ相続されてたんだよね
紫、花散里、末摘花は婿の生活の面倒を見ることができず
身分の低い相手だろうが正室にはなれない
正室持ちの男からの経済扶助に頼るだけでは愛人や妾がいいところ
浮舟もあまり身分の高くない婚約者がいたけど継子で実家からの支援がないと知った途端破断になっている
父親生存かつ嫡腹で婿を十分もてなすことのできる明石なら
六条院で紫から女房扱いされて肩身の狭い人生を送るよりも
田舎貴族の正室として生きたほうが幸せだったかもしれないし需要は高かっただろうけど
夫婦愛よりも天皇の外祖母になるという出世を選んだ明石はここの男性常駐者からは評判悪いけどね
(紫みたいに経済力も実家も子も持たずただ一人の夫から捨てられないよう尽くす女が男にとっては理想的) 明石は父親の入道からして天皇の外戚になる!だったんだから
受領程度を通わせた日には勘当されてポイ捨てでおしまいだろ
バックアップしてくれる実家の主=父親の意思が絶対なんだから
明石には最初から正室になれる道はなかったよ 明石はのんびり田舎貴族の正妻やってるのは似合わない気がする
それよりは宮中でバリバリ働いてる方が向いてる感じ 明石一門の栄光って
明石入道が桐壺更衣の縁戚であること、
桐壺更衣の血筋そのものは優れていること、
明石入道自身は日陰に徹し栄耀栄華に与らず自ら舞台から消えたこと、
明石君もまた紫を立て明石女御のサポート役に徹したこと
これらで更衣一族のリベンジ物語としてのバランスがとれてるけど
上記条件が一つもないシモジモ上がりの一族だったらとんでもないわなw >>494
明石入道が一人娘の明石を捨てることはないだろうが
明石入道のお眼鏡にかなわぬ婿ならば婿が追い出されただろうがね
都の貴人だってまだ妻のいない男ならば后がねの生母である明石が正室になれる余地はあった
ただ源氏の正室(葵・女三宮)以外の妻たちの中で
「受領程度の夫でいいなら正室になれた」のは明石だけって話
実家からの援助がなく夫の扶助に頼るのみの紫、花散里、末摘花では
たとえ夫が受領であろうとも正室にはなれなかった まあ嫁の出自と実家の経済力が問われるのは現代も同じ
玉の輿婚やらかすとその家は滅ぶね 桐壺更衣の親戚で財産があって教養も品もある明石入道なら、出家せずに受領のままもう少し出世すれば普通に源氏が明石と縁付く機会もあったんじゃないかな
とか物語に対して考えてはいけないことを考えてしまったりする 近江の君が夕霧に接近し話しかけたらそっけない応対をされたが
夕霧ともなれば常日頃らからあんな風に声をかけられるのかな そりゃ夕霧はモテたでしょうよ
近江の君なんて雑魚にいちいち構ってる余裕はない 浮舟って生まれた時点で人生詰んでるですね?八の宮死ね
若い美空で出家まで思い詰めなくてもって思ったけど
尼君の亡き娘の元婿と結婚すればどうにかなったのかな?と思ったけど恋の苦しみから自殺未遂してそうそう簡単には切り替えられないか >>493
この人前から紫が明石を女房扱いしたと主張してるね 元婿は正妻が別にいるからまた揉めるのは目に見えてるよ 紫上は藤壺の血縁で進めといて明石に桐壺更衣の血縁設定つけたのがすごいわ >>506
藤壺への幻想なんて槿にフラれた時点で
破綻が来てて、更に追おうとして女三宮で
しこたましっぺ返し。
それに引き換え、夢幻としか思えぬ、とてつもない野望が源氏という宿り木を得て、着実に
現実になっていく有り様は対照的だね。
桐壺更衣一族の野望も果たしてはいるものの、
それはちい姫が「桐壺の女御」になった時点で
終わり、明石一族の野望に吸収されてるって
気がする。(桐壺更衣一族は既に故人、兄は
僧籍だからかもしれない)。 源氏に背乗りした北条氏みたいなもん?>明石一門
紫は藤壺血縁だけど
紫を追い詰めていったのも藤壺への幻影だよね
とどめが女三宮で 紫の上はなぜ私に紫と言う名前をつけたのかと源氏に尋ねたりはしなかったのかな >>510
あさきでは便宜上紫とか葵とか最初から呼んでるけど
源氏が実際にその名で呼ぶことはないよね
葵なんて葵祭りでの六条との車争いが有名だからついた名前なのに
あさきでは源氏との結婚初夜から左大臣が「娘の…葵とお呼びください」になってるし そりゃ漫画で名前なかったら難しいし
女性の名は全部当時の読者達による愛称だよね 桐壺の更衣は帝に「桐壺」と呼ばれていたけど、その帝自身も「桐壺帝」 夕霧も落葉の宮の居室に押し入った時に夕方の霧で良く見えない場面からつけられたんだよね
由来が酷いと言うか・・・当時の読者ももうちょっとカッコいい場面を選んであげてよw
その時29歳くらいだから子供のころから夕霧と呼ばれるのは本来は不自然だけど
そうしないと現代の読者にはわかりづらいものね >> 515
慣れ親しみ過ぎて違和感なかったけど確かに酷いw
夕霧は他のあだ名に良さそうな歌とか詠まなかったんだろうかw 夕霧って男性陣の中じゃトップクラスに麗しい名前やん
当時の美意識として物事のあわいや不確かなさま、
寄る辺ない状況、儚い様子ってのは実は萌え要素だったわけだし…
頼りない自分を憂いつつ酔うみたいな歌も多いしさ >>514
桐壺は局の別名だから更衣の方が正しく桐壺と呼ばれる立場で
帝は今上帝だからあさきの中では桐壺帝と言われても、本来は後から桐壺の名で呼ばれる事になるはず
桐壺更衣を深く愛したゆえにその名前で呼ばれたのかとも言われてるけど
ハッキリとはしてないんだっけ 原典見てればわかるはず
呼び名でなんて書かれてないんだから
当時の読者たちがつけた愛称だってば 紫や葵はもちろんだけど
玉鬘とか朝顔の姫君とか雲居の雁とか典雅な呼び名が多くて素敵 光る君というのは原典でもそう呼ばれていたんだよね
まさしく主人公に相応しい輝かしい名前だこと 末摘花もつけた理由は割と酷いのに綺麗な呼び名だよね 秋好むは安易だし
どうみても落葉が一番ひどい
皇族なのに 時代によっては、浮船が手習の君って言われてたりするんだよね 落葉の宮も優美な呼び名といやそうなんだけど
由来が女三宮に比べると落ち葉のようにつまらない人だって柏木の和歌だから酷いよね 源典侍は典侍のみなもとさん、でそのまんま。
明石なんて地名だもんなー。
田舎者の刻印押されっぱなしって気が。
六条に住まう御息所ってのもあるけど。
特別な色の紫の上(藤壺に列なるというよりも
この解釈が好き)、春と言えばこれ以上の
ものはない朧月夜なんて綺麗な呼び名だと思う。 でも基本的にはだけど苗字って地名じゃないのかな
地方豪族からの地主はわりとそうだよね
源氏の世界では本名は明かされないから
「明石から来たあのお方」で一般に通じるし
紫は高貴な色ってのもあるけど
藤壺以前にまず藤原氏である点から来てると思う >>528
源氏物語の左大臣家は藤原氏だけど紫は皇族だよ >>529
源氏物語って藤原氏目線じゃない?そういう意味 >>500
夕霧の側近くによるような女性はああいうアプローチはしないんでない?
夕霧も驚いてたし
ああやって気軽に女から男に誘いをかけるのはどこまでの身分同士ならありなんだろう? >>513
当時親子兄弟夫婦はどう呼び合ってたんだろう
親しい相手でも二の姫とかそんな呼び方? 手元にないからうろ覚えだけど
薫が女房に声をかけられてなかったっけ
身内の間でも愛称呼びじゃないのかな
確か本名は知られるとまずいとかで 源氏は宮中の女房に声かけられてたね淡雪のやりとりでさらっとかわして
そういう声掛けを気を持たせず恨まれず綺麗に断るのもたしなみで、それが上手い源氏は更に素敵と評価が上がってるイメージ
近江ちゃんみたいに見知らぬ女房らしき人がいきなり近付いてきて顔を見て良い男だな〜とか言い始めたらまぁ夕霧じゃなくても驚くだろうねw >>527
源典侍や六条御息所は原典にも登場する呼び名
前者は女房名、後者は地名に尊称で当時の女性としては一般的な呼び名
紫、葵、朝顔、夕顔、朧月夜などは後世の人が付けた源氏名
(江戸時代の遊女が花の名前で呼ばれて「源氏名」と呼ばれたのと一緒)
紫に関しては名前の由来となった源氏の歌では
紫とは本来藤壺のことを指していてあくまでも「紫のゆかり(藤壺の縁者)」なんだよね
衣配りでも紫のイメージカラーは赤であって高貴な紫は明石に与えられているし そう言えば、お正月の衣装配りの話で
紫の上…梅の花を浮き出しにした濃い赤紫の上着、
ショッキングピンクや白の重ね、海老茶か濃い赤
の袴→赤系統
明石の御方…白地に織り出し紋に鳥が華やかに
刺繍されてる上着、青紫や水色の重ね、海老茶の
袴→青系統
絵合わせに見るように、源氏(主役)は赤系統、
ライバル(頭中将)は青系統だけど二人の女人
にもそっくり当てはめてあるのね。
赤紫は華やかな上にも華やか。
青紫はぐぐっと大人なお洒落上級者。
という風に、どちらにも花を持たせてるというか。
紫色のこだわりは女にしか分からない、という
山岸凉子のマンガの台詞を思い出すわ。 衣装配りの段は面白いね
その他では若菜の女楽が婦人たちの衣装について記述があって楽しい 中間色である紫と緑の服を着こなせる女性は美人らしいけど
緑の服を着こなす女人はあさきには出なかった気がする
緑系の十二単ってあんまり人気なかったんかな 再現衣装を見ると、玉鬘の山吹襲は本当に派手だなと思った >>540
藍色の上着と濃い赤の重ね。
末摘花には緑系統(なまめかしい柳の織物)
で、着こなせばしなかったかもね。。
再現衣装ではさっぱりと爽やかで、珍しくもあり、
快活な女人に似合いそうだった。
例えば花宴の頃の朧月夜。 衣装配りって他の家でもやってるものなの?
主人のコーディネートセンスが問われるね ちい姫は少女らしくピンクが基調だった
山吹の細長って金色に近い派手な色に見えるけど
顔立ちが派手ならむしろ地味な色合いにした方がバランス良さそうに思える
紫の上は頭中将の顔を見たことがあるのかな >>545
祭りとか行列とかの見物で見られる
玉鬘だって頭中将や帝や髭黒の顔を見られたし ああなるほど
ああいう場で洛中の庶民や高貴な女性は殿上人の顔を見ることができるのね
娯楽の少ない当時は貴族はアイドル的な役割も担ってたんだよね 絵合わせ、女楽は女人達の衣装も凝ってるが、
お付きの女房、女の童達にもテーマカラーや
趣向に合ったものを着せるからお金も大変だね。
お金のある人同士がやるから、センスや趣向の
素晴らしさが問われる訳だけど。
段々、時代が下るにつれ、国の行事の描写は
少なくなって、私的なセレモニー描写が増えていった
感じなんだけど、華やかさが増していってる。
一番スゴいなと思ったのが、六条院の秋と春の
セレモニー。特に春は池の大きさが湖級で、屋敷が霞むほど
の距離感。船も沢山浮かべてて王者の風格があった。 似合う色の話だとパーソナルカラーを連想する
紫上はスプリングカラーかなとか
あれって肌の色がベースになるけど平安時代ならみんな白塗りだよね ファッション好きな人に黒髪に緑はあまり似合わないと聞いた事ある
他の色と組み合わせれば可愛いと思うけど緑系統でまとめると難しいのかも 十二単の緑系は夏の組み合わせなイメージだから正月用の衣装選びでは出なかったのかなーと勝手に思ってた 衣装合わせのくだりは(玉鬘は父親に似た優美さにかけるんだろうな)とか内心思ったり紫の上もなかなか辛辣だよね
あさきでは改変されてるけど 緑は美人が着こなせるとか聞くけどアイドルグループのイメージカラーだと
緑ってルックスよりもキャラが魅力な子にあてがわれる場合が多いイメージ
画像検索で緑基調の十二単見たらなかなか品があっていい感じ
常緑樹に例えられた花散里には結構似合うんじゃないかと思う 戦隊もので例えられるね
赤は熱血センター青はクールイケメン緑は知的で黄色はお笑い枠 >>496
貴族は人数が少ないから皆血縁だし受領(今でいう県知事)だって下々の者ではないよ
紫式部の父藤原為時は受領だけど為時の祖父の代までは大臣
為時と藤原穆子(左大臣源雅信正室)がいとこで、紫式部と源倫子(藤原道長正室)はまたいとこ
道長と倫子の間に生まれたのが紫式部が仕えた中宮彰子
受領の娘だった清少納言も清原氏は皇別(天皇の子孫)だからね
明石中宮は準太上天皇と受領の娘(明石)の間に生まれて立后したけど
院政期になると宮仕えに出た受領の娘が天皇の寵愛を受けて国母→女院になったりする 父の入道が出家せず受領のままなら明石は父親なり源氏なりが都のどこかに屋敷を建ててちい姫を育てたのかね
でも入道が出家して日々神仏に祈りを捧げなければ住吉の神の加護もなく、ちい姫が産まれず明石の家の栄えもなかったかもしれないってことなんだろうね 住吉の神と、玉蔓が歩いてお参りした所
(名前忘れた)のステマだった? 妃と通じてその子が帝になるという天を欺く大罪を犯した源氏の血が通う、
女子を宿して栄えることが住吉の神の加護って
結果的に神は源氏の過ちを修正したということ? 緑系の十二単、綺麗だけどね
ttps://dotup.org/uploda/dotup.org1468335.jpg
ttps://dotup.org/uploda/dotup.org1468336.jpg
それにエメラルド(緑色)は黒髪によく似合うというセリフも…誰かが言ってたような? 再現衣装でうわぁー素敵!って思ったのは桜襲かな
右大臣家の宴に招かれた源氏が着てたやつ
他の招待客がフォーマルな格好をしてる中、一人だけあんなお洒落な格好されたら朧月夜もそりゃ惚れるわ!
ピンクが似合う男性っていいわ〜 >>550
古いけどアメリとか可愛くない?
>>555
桐壺更衣の血筋そのものは優れていること、って書いてあるよ >>561
桐壺更衣の血筋でなくとも受領はもともと身分が高いという意味ね
孫を天皇にできなかった大臣家が孫の代に受領になることは普通
明石みたいな田舎受領の娘は田舎に打ち捨てておくべきで
高貴な兵部卿宮の姫宮・紫に遠く及ばない
高貴な紫が引き取る必要もなかった脇腹のちい姫を引き取ると言う偉業を成し遂げたおかげで
ちい姫は救われ玉の輿に乗ったという意見を書く人がいるので >>562
そうじゃなくて、長々書いてるけど皇族の周辺に貴族が使えるのは当たり前だし
貴種のインフレ状態なんだから頂点から裾野までの格差があるのは大前提であって
市井の人と比べてるわけじゃないでしょ
それに都の貴族にとっては鄙びていることそのものがアウトだから
同格同士であっても地方差別はあったでしょう まぁ紫に女房扱いされる明石って書き方何度かする人いるけどちょっとな
この2人は単体じゃ妻(母)として不足してて
紫の源氏仕込みの洗練された教養と明石の腹の子が合わさって源氏の野望を助けたわけで
絶妙な力関係で成り立ってるのが面白いしままならない2人だと思ってる 都に定住する貴族こそが貴族であって、
鄙に赴いてそこで仕事する受領は
一段下がったものとして扱われてるよね。
貴族から仕事をもらうためにへりく
だってもいるし。
そんな中、源氏程の大貴族の運命を左右するほどの
財力、強いカードを持てた明石家は凄い。 >>559
>エメラルド(緑色)は黒髪によく似合うというセリフ
「レディー・ミツコ」ですな、懐かしい
オーストリアでハインリヒの妻として初めて舞踏会に出るミツコに
「ああネックレスはエメラルドがいい。黒髪に映えるだろう」てハインリヒがつけてくれた
>>565
明石家は金持ちではあるが源氏の運命を左右するほどではなかったよ
明石入道より源氏の方がずっと金持ち
紫や花散里が源氏の庇護を受けて暮らしてるから
自分の資産でやっていける明石が目立つだけで
明石が源氏の正妻になれるほどの資産家かというと全然そんなことはなかった >>566
なるほどー。あとやっぱり身分からして
正妻は無理だね。
確かに囲われている中で独立採算な明石は
珍しかった。
という事は、財力よりちい姫を授かった方が大きかったんだね。
やがては源氏の庇護の世界から、明石一族の世界の住人になっていくね。 帝に入内させる女子は強力なカードだもんね
冷泉の時は持ち駒がなくて六条さんの娘を引っ張ってきたけど明石姫君は正真正銘源氏の娘だから >>559
伯爵様w
確かにエメラルドグリーンと黒髪とは神秘的でよく似合うね
古いハリウッド映画のクレオパトラもそうだったし
東洋人はエメラルドより翡翠が似合う 風と共に去りぬの黒髪ヒロイン女優も見せ場が深いグリーンのカーテンドレス
緑と黒髪は普通に似合う 秋好中宮って現代の視点でも「そのままやないか!」って突っ込みたくなる二つ名が好き
中宮なのに何か親しみが増すね 軒端の荻っていうのも落葉の宮と同じような意味?
今調べようとウィキ見たら結婚後も源氏と文のやりとりしてるって知ってびっくり 源氏って一度関係した女は見捨てないっていうけど
明石に子がなかった場合でも文のやり取りや時々会いに行ったりしてたのかな
明石は遠いし紫の目もあるから行くの難しそうだけど 明石の君に子供ができず明石に滞在したままならさすがに会いに行くのは無理そう
お金なり物品なり援助は続けたかもしれないけど実家がそれなりに裕福みたいだから
そういう場合は音信不通になっていたかも 距離が距離だけに自然消滅してたかもね
明石が生活に困窮しているとか耳にしたら呼び寄せようとするかもしれないけど >>574
明石入道が寺に籠った後は源氏を頼って
母と一緒に都に出てきた可能性は高いんじゃないの
明石入道だって都の貴人に妻として迎え取られることを前提に
娘を源氏に差し出したんだろうし
都の貴人の一夜の慰みものにするために
明石入道がわざわざ一人娘を差し出さないでしょう
それくらいなら現地有力者の正室にしたほうがずっとマシだし 源氏と契った時は当時としては嫁き遅れだったんだよね、18才だっけ
その年齢になったら地元の有力者でも若くて初婚の男性とはもう結婚は望めないのかな
そうだとしたら父親の言いつけでどこにも嫁がせられなかった数年間は
明石の君とその母は相当葛藤があっただろうね 源氏が寺を建立したそばに、明石の別邸が
あったんだよね。
都を全て捨て去った訳じゃなかったのね、
って思った。
都への未練というよりも
あの夢をいつ見たのか分からないが
こうなることを想定して屋敷を残していたん
だね。(屋敷を管理する人も付けていた) >>579
変な改行直す気ないの?
ちい姫取り上げて用済みにだってできたのに六条院に迎え入れたんだから
子供がいなくたって引き取ったんじゃない? 六条院ができて関係のあった女人を片っ端から集めてるから呼ばれたと思うよ 源氏は引き取るつもりあるだろうけど、明石がちい姫いなくても上京する勇気が出るかどうか
紫のように愛だけを盾にして生きていくより田舎で朽ち果てることを選びそう 熱心に源氏から誘われたら上京するんじゃないの?
田舎にはまずいないようなイケメンなんだし明石も好意はあっただろうし
紫のように他のどの妻たちより上の扱いじゃなきゃだめ!
世間から六条院の女主人として一目置かれなきゃだめ!
と言う考えなら自分を追い詰めそうだけど身の上相応の幸せなら掴めそう >>582
入道の言いつけつけ守ってたんだから田舎で朽ち果てるより源氏について行くんじゃない?
その時点で子供が居なくても一緒に住めばまたチャンスあるし 娘の成功を見届けたら出しゃばらず源氏に任せてサヨナラってご都合主義だなぁ 入道が出しゃばってもいいことないしなぁ
政治的に重要な官位や地位にあるわけでもないし 一応僧侶だし、お弟子さん達もいるんじゃないの?
その人たちを捨てられないとか。 入道がゲスな人間だったら孫を切り札にして
官位も地位もなくてもいくらでもでしゃばるんじゃないの
明石一門の台頭ぶりは結構えげつないほどだから
入道の引き際で憂いと美徳を描いてバランスとれたと思う 明石は入道が年取ってから産まれた子供だからちい姫出産の頃は七十過ぎてる
息子もいないしもう出しゃばる理由はないよね じゃあちい姫が入内した頃は80過ぎ?
すごい高齢だったんだね
それで山に入るってもう自殺行為というか死ぬつもりだったのか
弟子も付いてったみたいだけど >>591
ごめん書き方紛らわしかった
明石がちい姫出産した時は明石入道60歳くらい
ちい姫が皇子出産した時には明石入道70過ぎ
だからもう死ぬ覚悟で山へ入った >>580
ないわよ。
願かけて、叶ったらご願ほどきをするけど
源氏のお金の掛け方凄いね。
それほど桁外れの願だったというのが
分かって。 明石入道は自分から姥捨て山に行ったようなもんなんだね
本願は叶ったし介護で家族の負担になりたくなかったんだろうな
山奥で飲食を断って即身仏になってたりして >>578
玉蔓が登場した時でも当時としては裳着を済ませてるような歳だったけど
身分隠しても地元の有力者から求婚されてたっけ
でもあれは多数の妻の中の一人なのかな >>582
なんか紫ご都合主義すぎない?
明石がちい姫付き女房になる時には、才女で社交的な明石は
天皇の傍で一流の人々が集まる宮中で大勢の人目に触れる宮仕えはぴったり、適職!
明石をちい姫付き女房にした紫天才!なのに
明石が都へ出てくるときには明石みたいな引っ込み思案な田舎者は
人目に触れる都暮らしは似合わず田舎で朽ち果てる人生
子供がいなけりゃ都人には誰からも相手にされなかった
源氏の傍にいるのは洗練された都会人の紫がふさわしく明石みたいなのは恥ずかしいだけだから、だし そこまでの明石sageはあさきにも原典にも無かったように思うけど… ちい姫が入内する頃なら明石も都暮らしが長くて色々学んだ後だから
というか紫教育したのは源氏だし 源氏が藤壺に執着しなければ藤壺が出家する必要もなかったんだよね
出家するよりしない方が冷泉を弘徽殿サイドから守るには都合が良かったみたいだし
出家を口実に藤壺の収入も弘徽殿サイドに止められたり
源氏は結局自分の欲望で妻子を危険に晒してしまったんだな
出家した藤壺に何かいろいろ言ってたけど(テレパシーみたいな描写だったが)
何も言える立場じゃないのにね あれ子供の頃
「愛し合う二人は目と目で会話ができるようになるんだって思ってた」w >>597
書いてる人が明石sageたいだけだと思う 明石の君は親、女房、ときどき源氏としか接触が無かったのにいざ宮仕えすると、人を統率出来るんだから凄い。
その前に、よってたかって人の欠点を目ざとく指摘したり悪口言う宮中で、悪くいう所がないとされたらしいね。 >>602
いや、身分の低い実母がいることを女御の傷であるかのように言う人はやっぱり宮中にもいたよ
女御自身が優れた姫で東宮の寵愛も深かったので大した傷にはならなかったというだけ 源氏没後も兄の夕霧がいて明石中宮にはライバルになりそうな家ないみたいだものね >>603
「何故か明石の女御と呼ばれていますの」
という台詞があったけれど、その表れね。
しかしその後、豪奢な御願ほどきをやって
源氏の財力、権力を表したので、つまらない
ディスりは影を潜めたね。
明石の御方の強力サポートも効いてる。
明石と源氏、住吉の神の結びつきの物語の神秘性に賛辞を送る方が、鄙生まれと謗るよりも
断然いいとなる。 >>596
後半部分だけど、それは私や紫贔屓の読者の意見というより、
明石が陥るであろう苦悩のことを言ってるだけだから
源氏にも「あなたは自分を卑下する癖がある」って言われてたじゃん まぁでもなさぬ仲の娘を愛情深く育て上げた紫は素晴らしい!!って論調ばかりで身分が低いばかりに可愛い我が子を手放さなければならなかった明石の気持ちを汲む人が少ないのも事実
原典もそんな感じで明石より紫マンセーだしちい姫は実母より紫に感謝して慕ってるし
その点あさきは紫が明石の悲しみを汲んで自分の至らなさを省みてるから凄く良いよね
現代人の感覚に沿うアレンジが成されてる >>609
原典のそういう紫のちょっと性格悪い所を改変するのって紫マンセー助長してない? >>610
そうかな?
私はどちらかというと明石贔屓だけどあさきの紫は凄く好きだな 何と戦ってんの
紫のは性格の良し悪しじゃなく、当時の感覚で身分差が大前提ってだけ
下の立場の者にまくられた悔しさや嫉妬、我が身の後見の頼りなさ等々が
とにかく逼迫してて読者を引き攣らせるリアルな臨場感があるから
それで目立つんだと思うよ
修羅が面白いから感想文が賛美になるだけのような気がするけど 身分が絶対だった平安時代の感覚からしたら現代とかけ離れるのは仕方ないよね
あさきはその点原典の素晴らしさを損なわずちゃんと現代の少女漫画的な補完がされてて素晴らしいと思う
でも原典でも女君への衣配りで紫の上よりも洒落てて高貴な白地に紫の着物を明石に充てがうあたり紫の上age一辺倒でも無いと思う 逆に当時から血のつながらない子を可愛がることは難しかったんじゃないの でもちい姫は源氏の大事な娘でしょ?
源氏の愛だけが頼りの後ろ盾のない紫にとってちい姫を可愛がる以外の選択はあるのか? 子供好きだから喜んでなかった?
源氏の孫の面倒も見たがって抱っこばかりするからおもらしで着物を濡らされて喜んでるって
源氏が話すくだりがあるよね 源氏物語って女人たちの優劣つける話じゃないと思うけど
一番優れてて幸せつかんだのは明石中宮なのかな
桐壺帝と更衣の孫娘で源氏の一人娘で夕霧の妹で養母は紫
家族の愛情を一身に受け何不自由なくすくすくと申し分ない美少女に育ち秋好に腰結いしてもらい入内
東宮で後の今上の寵愛を受けライバルもなく順調に皇子も皇女も出産後も健康的
明石一族の悲願も達成 それだけ順風満帆の人生だからやっかみやプレッシャーも大きかっただろうね
宇治十帖で取り付く島もない強権的な母親になったのもむべなるかな 脇腹とは言え親王の娘が養母として後ろ楯になる方が後宮では重要
財産があっても身分の低い実母は恥なので生涯女房頭にしておくのがベスト
元から権威主義権力志向の気があったのさ 宇治十帖の明石中宮は無双の中宮彰子にこうなっちゃいけませんよっていう戒め?
でもやんちゃ息子に手を焼く明石中宮って没落待ったなしの玉蔓に比べたらお花畑だわ 玉鬘は本人が阿呆な選択したわけで明石中宮と比較できない 明石中宮はどの角度から見ても万全の一生を送るだろうなぁと思う。
今上が位を降りても長男が即位するから今と変わらず、子からも夫からも大切にされるでしょう。今上なら冷泉みたいな過ち(大君の件)は犯さないと思うし。 紫式部は明石女御が入内する前に
女御のライバルになりそうな強い後見を持つ姫は周到に潰していったからね
頭中将が東宮妃にするつもりだった雲居は夕霧の妻になるし
今上の伯父である髭黒の娘・真木柱は親の離婚で父と引き離されて入内どころではなくなるし
秋好を入内させた頃は冷泉の寵愛は新弘徽殿と二分されてしまったけど
ちい姫入内の頃ははじめからライバルらしいライバルもないぶっちぎりのチート状態 お話だからその後も繁栄するだろうけど明石中宮も夕霧も孫があまりいないんだよね メインの男性キャラの中でクズらしいクズって匂宮が初じゃない?
長男じゃないから安心と思ってても彼は我慢を知らないアホだから
正直このへんから綻びが出て栄華の一族も滅んでいきそうだわ まあ現代の価値観で見れば男性キャラは全員クズですよw
匂宮も源氏とたいして変わらない気がするけど
浮舟を自殺未遂にまで追い込んだ匂宮と
六条御息所を悪霊にしてしまった源氏とどっちがクズ度高いかな はっきりしてるのは、源氏は、あの長い物語を支えきった、歴とした主役であるという事。
1000年の間、様々な彼への批判にも耐え、やっぱり物語の主軸たる人物であり続けている。
匂はまず主役じゃないよね。
薫と二分しているが、薫共々、途中から降りちゃってる。(というか、脱落した)。終盤は浮船の存在がせりあがってきて、物語のテーマすら変わってしまっている。 匂宮はあのまま浮舟が逃げなかったらどうするつもりだったのかなと不思議に思ったなぁ
都から離れた場所でも足繁く通ってたら中の君や六の君に露見するのも時間の問題だったろうに >>626
どっちも臣下と一親王の気楽な身分のくせに
変に卑屈でどうしようもないw 浮舟が逃げなかったら薫の想像通りいつか飽きられて姉の女房にされてたのかね
匂宮の情熱が一時的なものと浮舟も感じてたみたいだけど
入水を決意するまではどちらも違った魅力があって選べないわーと結構お花畑思考だったね >>629
どうせ浮舟は召人にするつもりだったしばれても良かったんじゃない? 源氏から女三宮を奪った柏木の子である薫が源氏の孫の匂宮に同じことされてるな
女三宮も浮舟も形代として結婚したし 薫は女房の陰口で自分が源氏の子ではないと知ったけどその後その噂が広まらなかったのは不思議だね
幼い薫に盗み聞きされるような迂闊な女房達なのに >>631>>632
飽きたら女房コースかなと思うけど、妹で薫の思い人を寝盗ったと中の君が知ったらその愛情を失う心配はしないのかなぁと
自分への愛は揺るがないと思っていたのか、中の君には親も帰る場所も無いし子が居るから匂宮を捨てようもないからと思っていたのか
六の君は身分が低すぎて怒りもしないかな >>634
ほんとにね
ただ、幼い薫が近くにいけるなら屋内でも奥の部屋で
本当に身内だけの陰口のつもりだったのかもね
描写がどんな風だったか忘れちゃったけど 女主人かつ内親王の女三宮を謗ることを外部では言わないだろうから屋敷内だけにとどめたんでしょう 薫ってウジウジしてて、主人公としては源氏より劣るというけど、
自分の出生に疑問があるという苦しみや悩みは、同じ立場じゃないと分からないよなぁとは思う。
実在の人物で例えると、シャルル7世のような。 >>638
その薫の前に現れたのが宇治の姉妹なんだけど
彼女たちは柏木の血縁なんじゃないか、
薫は無意識のうちに実の父の血に引き寄せられて宇治の姉妹に惹かれていったんじゃないか
て考察を読んだことがあるわ
八の宮の正室はおそらく右大臣家の姫(右大臣の嫡男の娘だったのではないか)で
弘徽殿大后にとっては姪、柏木には従姉妹にあたる女性だったのではないか、とか
八の宮家に昔柏木に仕えていた女房がいて薫に真実を伝えたのもその流れだったんじゃないか、とか
そうすると薫が自分の出生を知ってその後宇治の大君に惹かれていくのが
ちょっとオカルトっぽく思えてきて面白かった >>639
宇治姉妹はそもそも朱雀院の姪だから女三宮の従姉妹で薫とも血が繋がった親戚なんだよな
柏木の近い血縁なら新弘徽殿が産んだ女一宮や紅梅の娘や雲居の娘がごろごろいるしあんまり希少価値は無さそう >>638
薫はキャラそのものが最初から源氏と競ってないから
両者に優劣を持ちこむ意味はないよね
匂宮のクズ感て、単に恋愛沙汰で相手を追い詰めただけならあるあるだけど
それが薫コンプからきてるってところかなぁ 俗っぽい自分に比べて厭世的で出家したがってた薫に絡んでたよね
薫は自分の世界持ってて、後ろ暗い物が無い匂宮は理解できないのが気に入らないんだろうか
一緒に明るく遊んでくれてたら気にしなかったと思うし 弟のような存在の恋人に横恋慕して入水自殺までさせるって後ろ暗過ぎるから執着しなくなるんだろうか
薫るに対してそれほど気不味げでもなかったから変わらないか ネガティヴなのに仕事だけは有能なので、匂宮も実はコンプレックスを感じている
更に香に頼らずいい匂いなので実はうらやましい 匂宮の中では源氏の孫で帝の息子より源氏の息子のほうが源氏の血が濃くてステイタスが高い
おれは光源氏になりたいんだよ!はウケた
いや薫に源氏の血入ってないし 光源氏になりたいって言ってたけど光源氏のせいで敬愛する紫の上が
どれだけ苦しい思いをさせられたのか匂宮には伝わっていなかったのかな
まああんだけのモテ男だとかえって女心はわからないもんなのかも 宮家脇腹の庶子が当代一の貴公子に見いだされ寵愛されて中宮の養母にまでなった
というシンデレラストーリーとしか理解してないんだと思う…幼い頃の記憶しかないし
実際似たような出生の女君にしてみれば紫上の苦悩は「何贅沢言ってんだ?」なもんだろうしね 確かに当時の価値観で言えば紫の上の境遇は嘆くところは全くないよね
天皇の地位を退いた太上天皇に准ずる待遇を受けた光源氏に
皇女クラスの正室が居ないのはかえって不自然だし
女三宮降嫁までの紫の上の扱いの方がむしろ恵まれ過ぎているとも言える
女三宮が正室になった後も源氏は紫の上のことを気にかけていたし
野垂れ死にの可能性があったことを考えれば贅沢な悩みだね確かに ちゃんとした正室を立てて愛人第1位くらいの地位でいた方が紫には身分相応だし幸せだったろうね 若い時なら順応して他の公達と遊んだり趣味の世界に生きたりってできたかもしれないけど子供が自立してやっと一息ついたら新しい妻を娶るってのが非道今更生き方を変えられないから仏教に救いを求めたら出家できないし 槿の姫と結婚してたら紫も若いうちに現実を受け入れて諦めついてたのかな
でもちい姫引き取って子育て真っ最中だったけど、槿が正妻になったらちい姫養育も槿に移るの? 朝顔は源氏より年上だから若い紫の上にアドバンテージがあるけど親子ほど離れてこの先どんどん美しくなる女三宮ってのも堪えたと思う >>652
槿に子が産まれる可能性があるからすぐには移らないんでは ちい姫を嫁がせるという大仕事を終えて心が弱っている時に
間髪入れずに女三宮の降嫁だからタイミング的にもキツかったね
夫が若い嫁にかまけても辛いし自分に優しくし過ぎても
世間からは女三宮をもっと敬えとプレッシャーかけられるしどっちも辛い生き地獄だね
出家が無理なら女三宮と入れ替わりで二条の屋敷に移った方がまだ気楽だったかな 朧月夜との浮気の件(その後紫にゲロったこと含め)はほんっっっと最低だけど、
罪悪感から迷走する人間っぷりはこれぞ人生、これぞ文学って感じだわ >>657
その最低言動のくだり、源氏はヤケクソなんだけど
寂しさのあまりとにかく紫に怒ってなじって貰いたかったって考察読んだな
母親が構ってくれるのを期待して幼い子がわざと悪戯してみせるみたいな
一種の愛情確認だけど 源氏は朧がどうこうより朧と寝て若い頃を思い出したかっただけ
女三宮に手を出したのももう一度若い藤壺に触れ合いたかっただけ
年をとった紫は源氏の中ではもう自分の一部
全部受け入れてくれないと困るしそこに居てくれなかったら困る
夫に振り回された紫があさきの最期では全部受け入れて聖母になって
幼い頃母を失った貴公子の物語は完結 高い位に祭り上げられたら社会と隔絶するから
もう昔の夢を見るしかする事がないのか。
虫のいい話だが、昔から朧月夜とは状況が煮詰まって、にっちもさっちもいかなくなるとのめり込むんだね。そしてフイッと離れる。
あさきでは若い頃とこの頃の、2度の別れのイニシアチブは朧月夜が持ってる。彼女は源氏の(源氏との恋の)いい部分だけを摂って去っているね。 あのへんで描かれまくるのは源氏の「老い」だと思う
朧はセフレオブセフレみたいなキャラだな 結婚望んだりしないし自分の性格をよくわかってて賢いというか 源氏が手を出さなければ順当に朱雀帝の女御になって中宮になれたかもしれないのに
でも朧月夜自身がそういう窮屈な生活を望んでなかったみたいだから良いのか
あさきの描写だと実子を持つことにも全く頓着していないようにも見える 藤壺の女院と御簾越しに私が自ら都を追われた本当のわけを知ってるのはあなただけとテレパシー会話してたね
朧月夜と自棄になって密通したのは源氏なのに藤壺も感動して泣いてるしなんかズレてる
藤壺とはテレパシー会話できるほど通じ合ってるのに紫の苦悩はわかってないし 藤壺のこともわかってなくない?
源氏のせいで出家したのに見捨てられたとか抜かすし 藤壺が出家するしかなくなるまで追い詰めたのは源氏だしな 朧月夜は源氏の女人の中で唯一イニシアチブ取ってるのかな
源氏との密通も尚侍も全部自分で納得した上で選んだ道だという気がする
最初に源氏に襲われた時もその気になれば人を呼ぶこともできたみたいだし 女三宮も六条の怨霊のせいもあるとはいえ源氏の冷たい態度も大きいしな
当時の女性観良く知らないけど、当時って屋敷に侵入されてレイプされたとしても
女性に責任があるって考えで夫は責めるものだったの?
レイプだとは思わずに、合意だと思い込んでるなら、
なんで確認もせずにそう思っちゃったんだろう
いくら子供っぽい所が大きいとはいえ、侵入してきた男を
考えなしに受け入れるほどじゃなかったのに 女三宮は手紙が見つかったから合意と思われたんでしょ 主人が留守で女房の手引きがあっても大貴族の大邸宅の正妻の部屋に何度も忍びこめるって警備が手薄過ぎない?
源氏が須磨行ってる間によく紫は無事だったね >>669
逆にイニシアチブ取らないとつまらない人生だったろう。
女御~中宮への道は何の盛り上がりもなく、決まっていただろうし。
華やかなスペックな割にパッとしない人生って気がする。源氏に対し能動的であることで花を添えてる。 >>672
まず女房の男となって通ってるんだよね
女房の部屋から奥までこっそり通されてたんだろうけど
なんにしろ警備がいるとはいえ当時の貴族邸セコムって結構謎 江戸時代じゃ庶民の家でも密通の手引きをしたら処刑されるんだっけ。
……って、ある漫画でそう説明されてた。
平安時代で良かったね、小侍従。 >>669最初に源氏に襲われた時もその気になれば人を呼ぶこともできたみたいだし
呼ばれて来るのは女房たちだと思うけど、
彼女たちが源氏なんて遥かに上の身分の人を何とかできるものなんだろうか?
源氏も「何をしても許される身分」って言ってたし
浮舟の乳母はその場から動かないことで匂宮を牽制したけど…どうだろう? >>676
弘徽殿の女房だしすぐ傍に弘徽殿もいるから朧月夜が人を呼べば何とかなったよ 源氏は以ての外だけど弘徽殿の戸締りの手薄さも責められるだろうね >>672>>674
橋本治によると貴人宅の警備の男は、男の主が命令しないと、まともに働かなかったみたい。基本、言われるまでやらない。自主的に働かない。
野分の時も花散里の夏の館の築地塀などが壊れっぱなしで、夕霧が細かく指示して直させている。
女所帯の六条は六条がしっかりしてたんだな。槿の所も男の影が無いけど安泰にしてたから、よほどしっかりした人が管理してたんだろう。 源氏は匂の宮を三の宮さま、夕霧も宮さまと呼んでいるのに
薫は二人より身分低いのに匂の宮と呼び捨ててるね 男の主が命令しないと、ってのは女性が軽んじられてたってことなのかな
それとも主は家長であってその妻や娘の命令にまで従わないみたいな?
六条や再婚前の空蝉みたいな家だと大変そうだね それなら、末摘花の家はどうすんの?
父は亡くなり、兄は出家してんじゃん。
貧乏でも、一応由緒正しい家具や品物持っているから、強盗に教われないか? そういえば末摘花の家、男の家人いたっけ……
あまりにもぼろぼろだから廃屋だと思われたのかな 六条は後ろ盾無いのにきちんとしてる
元が資産家な上に家を守る頭の良さもあったからかな
伊勢に行くときも財産整理で忙しいといってたよね
源氏は須磨に行く前に紫が苦労しないよう財産整理してたし
そういうのできる人がいないと身分高くてもただ騙されたりしてそう 六条が女房に庭の薔薇が枯れて見苦しいから摘み採れって命令してたね >>682
>>457辺りで出てたけど、末摘花の屋敷はボロ過ぎで人の住まいには見えないくらいだったみたい
夕顔の家も夕顔が行方不明になっても玉鬘守って付き従う人達がいたし、そういう人達をちゃんと管理できるかどうかで男でも女でも貴族としての評価が変わるんだろうね 信長は自分の留守中にサボってた使用人たちを処刑したらしいけど
留守中に正妻が間男の子を孕んでたなんて使用人の不行き届きの極みなのに平安貴族は甘いんだね。処刑までしなくても何らかの処罰があってもよさそうだけど
表沙汰にして恥をかきたくないって文化だったのかね
女三宮が不義の子を産んだなんて世間や朱雀院に知られる訳にいかないか 花をかじって女房にビビられる六条さん
髪を洗っても洗っても護摩行の芥子の匂いがとれないのがホラーだった あの描写は高貴な女性が自分で洗髪してるってところが最大のホラーだと思うw
>>679
つまり指示されれば仕事もこなしていたと考えるなら妥当かな
治安の話とごっちゃになってるけど
家に貴族の男がいたところで、本物の盗賊や暴漢が押し入ったら
あまり意味ない気がするから一応何かしら手は打ってたと思うけど 貴族の男がいればその指示に従うお付きの人も複数いるから味方の男手いっぱいになるって意味で安心感はあったんじゃない?
嵐の日の宿直とか 明石の入道が大堰にある家を修理しようとしたら、管理人が我が物顔で使っていて渋られたんだよね
それで源氏の名前をチラつかせて命令を呑ませた
こういう世渡りが必要だったんだねー 内裏の門番も仕事しない。
門の所に■体が打ち捨てられてたり、
中宮の住まう所までおかしな女が入り込んだり。 >>693
何故wそれで報酬を貰えるもんなのか
でも都が荒廃して羅生門状態になる前でも外界がそんな具合なら
身分を超えた姻戚関係なんかはまず成立しないね
貴族とそれ以外で隔絶されて熟成していく感じ どんなに世が変わってもルーツの濃さって現代でもある
四民平等なんて幻想もいいとこ 魔除けの芥子の匂いは六条御息所にしか感じられないんだっけ
さすがに他の人にも匂うようだったら女房達に騒がれるよね
何も匂わないのに頻繁に髪を洗い衣を替えるのも気が狂ったと思われそうだけど 呪詛る深層心理を芥子の匂いで表現するのがやっぱ雅だの…
染髪や衣装替えはまあ女房にやらせただろうけど尋常じゃない雰囲気だったろうね 髪を洗う日や月は決まっていたのに突発的で、女房達、ええ〜⁉ってなったかも。
でも鬼気迫る主人の様子に何も言えず従ってたろうね。勿論お喋り女房なんて居ないと思うから箝口令を敷くまでもなく。 >>693 >>694
良くわからんけど仕事しないならクビになったりしないのかな
よっぽど人がいなくてそんなのでも雇うしかないとか
縁故とかで決まってるから怠けててもクビにならないとか? >>687
そんな家に妹を置いて出家してしまう兄ってのも結構ひどいな >>701
没落宮家の息子だから幼い頃から僧侶になったパターンじゃない? 父宮は浮世離れして容貌も優れない娘と
浮世離れして何時かわからないけど出家した兄とで
今後不安には感じなかったのかな
親族の宮とかはいただろうし親族に頼むとか
といっても源氏も姪の女三の宮のことよく知らなかったし、
平安時代の王侯貴族って近い親族でもそう付き合いないのかな 身の周りのことは全部侍女がやってくれて引きこもって他人と会うために身嗜み整える必要も緊張することもなく好きな事だけやってれば親が縁談持ってきてくれて
嫁入り前なら最高な生活だなー
嫁入り後は夫の意に添わないと離婚される恐れがあるから面倒そうだけど
女三宮ほど身分が高いと嫁に来てくれただけでもありがたいから上げ膳据え膳だよね。柏木との不倫がバレなければ安泰だったのに 相当の教養を身につけたり暗黙の了解を頭に叩き込んだりしなくちゃならないから
平安貴族女子の嫁入り前は好きなことだけやってるわけにはいかないだろうけどね 十年以上前あさきスレか大和和紀スレに木佐貫洋が末摘花の兄上にそっくりと書いた人がいたのを思い出した
末摘花は三木のり平、槿は檀ふみを元にして描いたと公言したのは別冊宝島のあさき本だったっけ? なるほど壇ふみ似てるね
じゃあ葵や玉鬘や明石もリアルのモデルいるのかな
マンガだと六条さんは編集長で朧は環に似てるかな
女三宮はさすがにいなさそうだ >>705
他人と会わなくても常に身嗜みは整えてないと駄目だよw
言動の制限だらけで基本外出などしないしできない
世の恥とされることも絶対にできない
良縁もそうそうないから運が悪ければ野垂れ死に
終生人形に徹する価値観
中世だけど欧州貴族女子の結婚事情もめちゃくちゃ大変だよね
あっちもあっちで結婚できなかったら悲惨 財力さえあれば槿みたいな選択もありだろうけど、源氏と出会う前の末摘花みたいな後ろ楯も財力もないけどどうしようもないみたいな姫も少なくなかったんだろうね そういえば、実家が苦しくなったら血縁やらツテを頼って女房になるでしょ?
姫育ちとは真逆の事をやらなきゃなんないじゃん?ストレスはんぱないだろうね。
男に顔を晒す、立って歩くとか。
20s位の衣装着て片手に広げた扇、片手に荷物って大変そう。
あと、主人とはちょっとした運命の差でしかないのに何故…とか思い出すと、主人に向ける目が超厳しくなるんじゃないかと思った。 まあ当時の宗教観と人生観は
全て前世の何とやらでおさめてたみたいだし >>712
ネットで言う「来世に期待!」的な(笑) >>706
末摘花とか送った衣装で源氏に呆れられていたし、
相手がそういうの気にする風流人だったら
妻も相応の教養がないと軽んじられるんだろうな
>>709
女性の外出って身内の屋敷と、あとは寺くらい?
出仕すれば宮中にも行けるけど、
そうじゃないお姫様の行動範囲狭そうだね
家の中でできる様な娯楽もずっと少ないし
物語が流行ったわけだ 日本限らず、古今東西、身分の高い女性はあまり外出しないというけどさ、
それ以前に治安とか大丈夫なのかな。
花山天皇の娘の悲劇は稀なケースなのかどうか。 玉鬘は長谷寺の399段の階段を自分の足で登ったんだろうか
そうでないとご利益なさそうだし
立ち歩くことも稀なお姫様がそんな運動したらそりゃ宿屋で足も痛むわな 治安はねー
刑罰を恐れなければ何でもできてしまいそうだしこればかりは…
運動らしい運動をしていないとはいえ
日々重さ数キロの衣装を引き摺ってるのもそれなりに体力いるよね
鍛えていないようで何気に鍛えられてるのかな… 玉鬘は九州育ちだから都の姫君みたいな育ち方しなかったんじゃないの
都の高貴な姫はいつも御簾内にいてほとんど移動せず
部屋の中を移動するときには膝で進むだけ(立ち上がるのははしたないとされた)
座って体を支えるのも大変で一日中、脇息に寄りかかっていたのでは あさきでは若紫が二条院の庭で蹴鞠して遊んでたね
北山の頃は犬君と雀の巣を見に行ったり一人で野原に花摘みに行ってたみたいだけど 紫の上が亡くなった時庶民も悲しんでいたけど
庶民レベルでも紫の上がどういう人物かは知られていたのか
政治に関わることもないしアイドルみたいに美貌を晒すわけでもないのにエラい人気だったね あの六条院が最も愛したって触れ込みで評価も凄かったのでは
それってどれだけ凄い人なの?!的な
ま源氏あっての人気だ それなら正妻の女三宮はどうなるよ
仕えてた女房にとって良い主人だったからその余波が伝わったんじゃない? 三宮がきてから紫の寵愛は益々深まったってあさきにも原典にもあったよね
柏木も立場も弁えず夕霧にグチってたし
そういった噂が尾ひれも付いてひろまるとか 源氏も創作の世界だからねー
作者は後宮の職員だし街の庶民に関心薄い
檀林皇后のように公人出もあるまいし藤原道長の正妻格が貧しい一般庶民に知れわたり慕われるわけがない 源氏が須磨にいた頃は紫が荘園の管理してたし、まともな管理者だったとか
上によって税も変わってくるから庶民には死活問題だったりするしね 庶民まで悲しむレベルの藤壺女院と肩を並べた紫上すげー そもそも藤壺は政治家の立場であり良き施政者だったそうだから庶民に慕われるのもまだ分かるけど紫については作品が紫至上主義なんだな、としか てか平安貴族って自分らは散々身分の低い人たちを見下して嫌悪してるくせに
身分の低い人々からは尊敬されて慕われたいって思ってんだね >>722
女三宮は源氏存命中に死んでないから
原典では今上が女二宮を薫に降嫁させるとき内親王が嫁ぐことをよくいわない人もいるが
女三宮のように結婚後も世の崇拝を受けている内親王もいるとして降嫁に踏み切っている
あさきでは完全スルーだけど >>724
光明皇后は庶民のために悲田院(食料提供)や施薬院(薬提供)を建てているし
檀林皇后も光明皇后を規範とし自寺内に悲田院施設を設けていた
この2人が庶民から聖后だといわれてもまあ分かる
藤壺は具体的な記述はないがこのような后たちをモデルにしたのかね
しかし紫に至っては六条院内での他の妻との政権闘争に敗れ哀しんでるばかりで
庶民に興味があった様子もないし庶民も紫を知らないのでは 皇后は公人だから庶民が慕うのはわかる
何と言っても国母だし
紫は単なる源氏の第二夫人でしかないんだよな 時代が違えど今で言えば美智子皇后が国民から慕われてるのと同じだよね藤壺 あさきでは一応悲しんで慕ってるのは女房とか貴族とか関わりがあったかなという感じの人達で、庶民は妻に先立たれて前後不覚状態の源氏を案じてる描写になってるね 紫は身分の高い人にありがちな偉ぶるところがまったく無かったと庶民から称えられてる描写はなかったっけ まぁ若く美しい女三宮よりも中年の紫のほうかずっと美しく素晴らしいなんて描写もあるし
紫には紫式部の願望とか理想が詰め込まれてんだろうね >>735
紫と庶民の接点がない
この少し前、明石女御が皇子を産んだ時に明石一門の栄華にあやかりたいとして
庶民たちが賭け事をするときに「明石の尼君」と祈願したという記述があったばかり
明石のことが明るみなったときに紫付きの女房が
「大した身分でもないくせに、どうやって殿に取り入ったのかしら」と話しているのを聞き
紫が口に出さなくても心に思っていることは周囲に伝わってしまうものね…と言ってた
県知事の娘クラスの明石ですら大した身分ではないのに庶民なんて紫の眼中になかったと思う >>735
一応その発言してるところで描かれてるのは烏帽子被って直衣来てる人とか笠被ってる女房っぽい人とか >>733
全然違う
左翼のステマなんか本気で信じたのはそれこそ愚民だけ 紫をageているというよりも
感受性豊かな女性が、修羅を経ても気高いまま逝くまでの人格ドラマが
チート人生の源氏を根底から潰すクライマックス展開に必要な要素なんだと思う >>737
庶民が視界に入らない宝石箱入り育ちも貴種の理想的な育ち方ではあるよね
源氏がそのように育ててるわけだし 光明皇后の慈善活動を否定するわけではないし
当時の世相と宗教関係の兼ね合いを見ても色々やったろうなと思うけど
非皇族出の后だから話は相当盛られてると思う そういえばこきでん太后はひっそり亡くなってるね。若菜が始まった頃には故人。
庶民にも貴族間でも特に感想も無く。
あっても悪い評判だけで終わった? 日本史で慈悲深い皇后と称えられている光明子は里中先生に腹黒なサイコパス悪女にされとったね
あそこまでひどいとは思わないが動機は信心以外にも非皇族の皇后ゆえ庶民の人気が必要だったのな 葵祭の車争いは庶民だけどお互いの主人のためって名目だったな
見物人が源氏が葵に会釈したから正妻には礼儀を尽くすって言って六条が打ちのめされてた 粗暴な家来持ってる女主人は褒められたものじゃないよ
家来=主人も同然
源氏も表では礼を尽くして会釈したけど心の中で葵を咎めてたじゃん あんなにガタガタ揺れて中にいる女性たちは酔わないのかな 葵は「わたくしのせいじゃないわ・・・」と考えたけど葵が一喝すれば収まった騒ぎじゃないかと思う 武家ならともかくやんごとない貴族のお姫様は大声出すことすらしないでしょ 実際急に車ガタガタし出したら深窓の姫君にはなにがなんだかわからないんじゃないの?
あれは葵も六条も可哀想だと思ったけど 葵の六条への不快感が常日頃、女房や家人に伝わり敵愾心が増幅して
ああいう結果になってしまったっていうことなんじゃない
紫は明石や女三宮のことをネガティブにいう女房を諌めてたシーンがあったよね でも、左大臣家としては正妻を脅かすような身分の高い人と関係を持ってるのは面子につぶされかけてるから
家来衆が仕返しするのは仕方ないって気がしなくもないけどね… 天下の正妻様と、過去の人で単なる愛人じゃな。左大臣の家来たちも日頃から面白くなかったんだろう。 「お忍びの車」ってどういう目印でわかるんだろう
家紋的な何かが隠されてるとか? 浮舟が匂宮と通じてるのがバレたのも
匂宮からの使いの者の顔を知ってる人が薫の従者にいたからだもんな
従者や女房から主人の秘密がバレるのってよくあることだったんだろうね 貴族も少なくないのに誰がどこの従者とわかるってすごいな
直筆に文字も誰のものだとわかるらしいけど、謎だ 狭い社会だからねえ
主だった貴族の従者の顔くらいは覚えていないと仕事にならないんだろう 夕顔の家を通りがかった頭中将も車で惟光は気付いていたね
当時の従者にとって貴族の家の場所や従者の顔覚えるのは必須の能力だったんだろうね
文字は今みたいに画一的な手本もないから癖も出やすかったろうし、それが人格を表すツール扱いだったから癖をわざと作ったりしてたのかもなぁと妄想してる
現代人でも書き文字をよく見る家族知り合いくらいなら分かったりするから慣れの問題かな? そういうことを考えていくと
「お忍びの車」なんてやろうとすること自体もう不可能じゃない?
源氏でいうと粗末な牛車用意してお忍びで出かけているつもりでも
その牛車の傍に惟光が控えてたらわかる人にはすぐに「ああ源氏の君のお忍びか」と悟られてしまう
惟光なんてあの源氏の乳兄弟で第一の側近ってだけで
周りの貴族の従者や女房たちに相当顔を覚えられてたんじゃないだろうか >>765
それだとあまりにもマヌケだし惟光他従者も一緒に変装してたと思うけど >>764
その結果、密通した相手の夫に手紙を見られると一目で素性がバレるとw 夕顔「お屋敷も贈り物も何もいらない」って言ってたけど
頭中将はどっかに囲う気でいたのかな >>768
若いってことはお金がないってことだよね。
女一人引き受けるのは大変そう。
まして右大臣の婿君、ことさらに別宅を建てるなんて目立つことも出来ないと思う。
そういう現実があって、好きだけど峻恂してたのかもね。(浮気がちだったから、他所にも行ったりしてたようだけど)
その点、源氏は二条の邸から左大臣邸に通いだから、女人の一人や二人なんて訳ない。 源氏は「私は何をしても許される♪」だから
そこらへん気にしなさそうだな 夕顔と朧月夜の共通点。
社会やしきたりから遊離した間柄で、社会的に定まった仲になると壊れる(パッとしなくなる)。 紫に出会う前、源氏が関係のあった女といえば葵・六条・夕顔だけど
このなかで一番男に好かれそうなのは夕顔だと思う
可愛くて素直、儚げで男の庇護欲をそそり、あどけなくてたおやか
六条や葵にはない柔らかな魅力があるキャラだったな >>769
右大臣の娘とは不仲っぽい描写もあったっけ
夕顔に酷いこと言ったらしいの知ってたし、
嫉妬深さと相手の女にまであたる所が嫌だったのかな >>774
右大臣家の姫は弘徽殿に朧といい美人だけど気が強いのかも 不仲みたいだったけどちゃんと正妻との間に柏木、紅梅、新弘徽殿もうけてて後継と女御にして、真っ当な貴族だよね それが貴族の役割だからね。
名門だし御の字の結果を出せた。
柏木を喪った時の頭中は気の毒で見ていられなかったわ。
亡くなってみると、柏木の良いところを残された人達が口々に言ってて(生前もだけど)、期待される人材だったのね。それにしては何故か出世がそれほどでもないけれど。 >>773
男に好かれそうなのは夕顔だろうけど今は女のスペックも求められてる時代だから昔よりはばらけそう
源氏みたいに何人もの女を養えるなら
頼りなさげな夕顔もいいだろうけど
一時つき合うなら夕顔妻にするなら葵って印象
六条はわからん 空蝉には源氏はなんであんなに夢中になったんだろうね
言いなりにならない女が新鮮だった? 儚げで守ってあげたくなる美少女ってあさきの桐壺の更衣もそんな感じだけど
身分と気品も備わって完璧な美貌で本来は病弱ではなかったんだろうけど嫉妬と嫌がらせの嵐で弱ってしまったんだろうな >>779
雨夜の品定めで「中流にこそいい女がいる」っていう通ぶった恋愛論に触発されたんでしょう 藤壺に手を出してハラハラドキドキして疲れてる頃だったから
中流の人妻(バレても問題にならない)が気楽でよかったんでしょ 空蝉の屋敷に方違えで泊まった源氏一行は今で言うパリピそのものだわ
もちろん悪い意味で
下ネタで屋敷の主人の嫡男をバカにしたり主人の妻を寝取ったり
源氏も部下もやりたい放題で正直不愉快
ウェーイwwwとか頭の悪い発言がすごくお似合いって感じ >>784
あそこは最低だよね
パリピっていうかアホボンDQNそのものだし、こいつらのどこに知性と教養と品格があるんだと思うわ… あれって源氏がイケメンだったからいいけど髭黒みたいな男だったら殺したくなるだろうね 主人の妻だけでなくまだ未婚だった娘まで傷モノにして
本当にやりたい放題 >>786
夫に激惚れの妻だったらイケメンだろうがフツメンだろうが殺 中年になっても紫上の女房に手をつけてたけど使用人だから構わないのかな 空蝉の件は、瀬戸内寂聴さんが
“不良少年にレイプされた人妻といったところだろか”と絶妙な描写をしていた でも源氏はヤリ捨てにはしなかったから
空蝉も継子に迫られて結局源氏を頼って世話してもらってるし
おじいちゃんの伊予介のいい夫っぷりには感謝してたけど源氏に惹かれてたから同罪じゃない?
源氏に好意のかけらもない秋好を無理やりとかだったら極悪非道だけど 教養たしなみがあって歳の離れた夫を持つ人妻で自分に堕ちないってところに藤壺を重ねてて、更に男の庇護が無ければ暮らし向きに困るっていう源氏の好む身の上だからか、かなり強引だよね
いまだに忘れられないと述懐してるけど、それ恋かなぁ?とか思ってしまうw 今光源氏を演じられる俳優って誰だろうね
90年代後半だったら木村拓哉だったんだろうけど
企画は当時あったんじゃないかなあと思っている 木村拓哉はイケメンだけど美しいって程でもない
男優の実写化は無理だと思う 前に生田斗真がやってたけど色白で中性的なのが必須だろうね 台詞とかだめだろうけど、羽生結弦なんかは仕草とかいいと思うの。 映画では女性が源氏役をやっていたけど、
大河ドラマの太平記の北畠顕家といい、女性の男役って、誰得なんだろ 天海祐希のやつ?見たことないんだけど、あんまり評判よくないんだっけ
でも、光り輝くような美男子っていうのはハードルは高すぎて、あえて女性にやらせるっていう選択は分かるわ
平安貴族だから女性のような優美さも必要だろうしね 羽生くんは光り輝く美男子って風じゃないからなぁ
現代の俳優じゃ再現できないと思う 天海のは脚本が酷過ぎて気の毒だった
静止画だったら天海が一番合ってると思う(ありえないほど美貌の男という意味で)
でも女優と生々しく絡むから気持ち悪かった
他のキャストも脚本のせいで酷いことになってたわ 天海祐希のやつ、そういや映画館で観たわ
光源氏は確かに美しくて色っぽくて良かったと思うけど、空飛ぶ松田聖子のリサイタルの印象のほうが強い
あれ必要なのか? セットや着物の色合いとかは綺麗だったけど
男性たちが無骨で貴族というより武士みたいだったな
朱雀帝が天変地異や怨霊や眼病を朧月夜にお前が源氏と寝たせいだと責めてたし
明石の君は海中で出産してた 歌舞伎の源氏物語はいいよ
男優が普通のメイクだとどんなハンサムでも無理だけど白塗の海老蔵はオケ >>801
松田聖子が飛んで歌い出した時点でDVD止めたわ… そういえば松田聖子のリサイタルあったね…
あれは全キャラ変で女優陣が気の毒だったけど、
確か若紫役の常盤貴子が屋敷内でキャーキャー騒いでたり
昼間から寝所でもない場所で源氏とまぐわったりしてたような…
記憶違いかもしれないけど…
>>803
そっちの方がいいだろうね
結局幻想世界だもんな ちらっと見たけど濡れ場は誰得なんだろうかアレ
天海祐希が源氏役の時点で朝チュンの方が生々しくなくて良かった
男装の麗人が源氏役というアイデアは良いだけに惜しい 高身長の女性で宝塚男役で年齢的にも丁度いいって
そうそうないだろうにね
ひどい改悪物語で女優の素材の良さも全部殺されてた気がする 子息がたくさんいる夕霧は誰を一番可愛がっているのだろう
今上の東宮に嫁いだ大君? どの子も平等に可愛がったんじゃない?
雲居と藤典侍に不満をさして抱かせず子を産ませて、更に女二宮にも本妻と一日おきに律儀に通った夕霧だから
源氏も一応子供たちはそれぞれ可愛く思っていたね
六条の娘の秋好と源氏の子の冷泉のカップルがほのぼの可愛くて好きだった 夕霧と雲居の雁は子煩悩な友達夫婦という感じでけんかさえも
なんだかじゃれあっているようでほほえましいよね
藤典侍や子供たちとはあんまり描写が無くてちょっと残念だったな 藤典侍って最後の出番は夕霧からの手紙を読むとこだもんね。(雲居との結婚後の)
続編でもチラッと顔出しして欲しかった。 夕霧は初恋の相手と結ばれ子供も多く産まれ喧嘩するほど仲良い夫婦になれたし
父親の光源氏と大違いだな 夕霧が雲居の雁と二の宮と一日おきに通ってるというの見て
藤典侍は?とちらっと思ったなあ
夕霧のことだから全く通いがないわけじゃないだろうけど >>815
宮中に宿直する時に会うんだと思う。
藤典侍は宮中に部屋を持ってる筈だから。 夕霧のことだから女三宮をもらったとしても律儀にお世話するんだろうね >>817
ちい姫と雛遊びしてあげてた位だから「女の子」の御世話も上手いからね。 六の君って籐典侍の娘だっけ
藤典侍自身の美人度がわかるような 女三宮降嫁時に夕霧は18、19くらいだから
親子みたいな関係にはならないと思うけど
女三宮は側室扱いできるなら悪くないかもしれないけど
あの自閉気味な少女を正妻扱いするのはキツそう
衣服を整えるとか正妻の仕事もしなさそうだし
身分が高過ぎても女性はなかなか嫁ぎ先見つけるのに苦労するのね 源氏より夕霧のほうが年も近いしお兄様みたいな人で好きよと懐いてたかな
妻にお父様みたいと言われるよりいいよね 夕霧って花散里のルックスを自分には無理父上懐広いって思ったり
皇女に男を知らないわけじゃないんだからって口走ったり正直すぎる だって夕霧さん、ルックスは父親似で麗しくても
メンタルは学寮育ちのマッチョ野郎だから…w 夕霧だったら三の宮を柏木に奪われても
許しはしないだろうけど死ぬまで追い込むことはしないよね 柏木の出世が遅かったのは同世代に夕霧が居たのもあったかな
親子二代で源氏にはいろいろ邪魔されてる頭中将家カワイソス・・・ >>813
夕霧の浮気騒動の時、雲居にお手紙出してたね 真木柱が髭黒に引き取られていたら、
女三宮なんか目撃してなかったら、
柏木は真木柱と一緒になるのが妥当だったと思う。でも、何故だか柏木は高望みするタイプなんだよね。 >827
髭黒は娘は皇族に、と考えていたんじゃなかったっけ?
だから夕霧の長男は玉鬘の娘と結婚できなかった…違った? >>826
あれ初のお便りって感じでもなかった気がするけど、どうなんだろう
愛妻家の亭主を格上に寝取られてザマアwだと寒いけど
女同士で複雑な心情を分かち合うというか、ライバルへの気遣いってとこが面白くて好き
昭和前半まではお妾さんという職業がまだあって
本妻が妾宅に年始回りとかしてたけど
平安時代の愛人は本妻へ折々のご機嫌伺いをしてたのかな 藤原道綱母と、兼家の正妻の時姫の間でも、似たような手紙のやり取りがあったんでしょ
「兼家の浮気性がつらいですねぇ」っていう水面下では火花バチバチのバトル 蜻蛉日記さんはめちゃくちゃ気の強い美人だったからな… 紫と雲居では手紙の反応が違うのが面白いね
紫は煩わしいと思い雲居はご心配ありがとうと感謝してる 性格もあるけど立場が違うのが大きいと思う
もう晩年にさしかかる頃に年若い格上女の登場なんて悲惨すぎて
周囲に気遣われるほど自分が惨めになるのはわかるな
帰る実家もないから辛いの極み 花散里と紫とか付き合いあったみたいだし、雲居と藤典侍も付き合いちゃんとあったんだろうね
兵部卿の北の方とか頭中将の北の方みたいにアグレッシブに自分以外の妻や恋人排除する人もいたんだろうから大変だねぇ 雲居は子どももどっさりだし実家も強いしね
源氏の愛以外に寄る辺ない紫と比べると格段に余裕がある
夕霧と真っ向から言い合える気の強さは凄いよね 紫も雲居のこと羨ましがってたよね
自分に正直で頼りになる実家があるって 初歩的なこと聞くけど雲居と落葉だと正妻はやっぱり雲居になるの?
それとも雲居の実家が強いとはいえ内親王である落葉のが格上だから正妻2二人って扱い? 紫上 子供なし 実家ないも同然 夫は源氏 女三宮より下にされる
雲居 子だくさん 立派な実家 夫は源氏の息子 女二宮と同等にされる 雲居と女二宮は同格とはいえ実家が強くて子供もいる雲居のが立場は強そうだね あの朱雀院でさえしっかりした正妻の雲居がいるところへ女三宮を降嫁させるべきか悩んだくらいだしね
雲居と夕霧の住んでる屋敷は元左大臣邸
落葉は元花散里の邸
だから世間的に見ても雲居の方が立場が強い 自分の姉妹や叔母などの血縁の女性が女御になる摂関家に比すると
更衣(格下の家の女)腹の内親王って有難みも何もないからなぁ 全編通して一番きついシーンは
夕霧との件の誤解が解けないまま落葉宮の母君が亡くなるところだー 立場が強いのに平等に通われるって屈辱じゃないの?
子供預けたのだって朱雀院の娘が養育ってネームバリューが欲しかったからでしょ? >>823
源氏が姿かたちは自分に似てるけど気質は葵似かなって言ってたよね 落葉の宮は内親王ではなさそうだし、
正直、二品内親王の女三宮と比べたら
正室としてのありがたみはあまりないんだろうなぁ
正室二人とは言っても雲居のほうが立場は上なんだろうね 結果としては夕霧の妻に収まったのは幸運だったけどね
後ろ盾もあんまりないし柏木が亡くなった後は出家してもおかしくなかったし >>848
臣下が帝の娘を妻に迎えるって点が唯一だけど最強のプレミアなんじゃない?
皇女が権力を持つ事がそもそもほとんどないし
もっと時代が下ると莫大な遺産を受け継いで政治に睨み利かせてた人とか出てくるけど 立場が強いのは雲居だけど夕霧の愛が強いのは落葉のような
所帯染みた雲居は家族になってしまったけど雅やかな落葉のことは女性として愛してるって感じ 雲居も落ち葉の宮もどっちも従姉妹なんだよね
時代とはいえ凄いよな >>851
雲居は正妻
落葉は愛人
どっちも愛してるけどこんな感じだと思う ずっといっしょのいとこの雲居の雁と落葉宮とは
どっちが愛が強いとかより愛情のタイプが違うんじゃないの
どちらも身分と権勢で相手より上で平等なんだから夕霧にとってはどちらも大事だって
ことだろう 落葉宮に子供が出来なかったのは本当にもったいないなぁ 二の宮は亡夫への義理もあり最初はツンツンしてたけど
吹っ切れて夕霧に打ち解けるうちに笑顔も見せるようになり
ますます愛らしくなってゆく
その過程はタマランかったろうなぁ
本当に柏木は馬鹿な男よ 子供できたら雲居と落葉の序列がややこしくなるし
結果的には身分は上だが子無しという絶妙なポジションで良かった気がする
落葉は石女だったかもしれないしだとしたら結果的に
敬われつつも権力者の側室的なポジションに居るのは気楽かもね 落葉宮は美人じゃないけど聡明で雅な姫君で源氏好みだよね
女三宮の中身が落葉宮だったら紫は完全に太刀打ちできなかったろうな でもそれで新妻に心が移ってても、いざ女が離れたり見棄てたりされそうになると泣きすがって愛してると言い出す源氏の厄介さ 落葉宮は後見の弱い女が好みの源氏には合うと思う
何となく空蝉系だし 女三宮は拒絶されて追いたくなっただけで最初から相応だったら普通にしてたんじゃない >>861
末摘花みたいなのでも面倒見るぐらいだから
一度関わった女に執着があるのは良し悪しだね 良くも悪くも一度でも関わった女人を自分の手中に置きたがるのは
母親を幼くして亡くしたトラウマと
藤壺に出家されたトラウマの両方のせいかな >>852
そういえば、源氏の息子と朱雀院の娘ってことでイトコか…
なんか従兄妹や叔父姪くらいで同じ都に住んでいても、
ろくに会ったことも手紙も交わしたことがなかったりするけど
平安貴族はそういうものなのかな ほぼ外に出ないし成人したらいとこでも顔を見せるのはたしなみがないって言われる貴族女性と面識持つって不可能なんでは
叔父姪も結婚できる時代だから親しく文を交わしてたら結婚するんだと思われそう ああ、会うっても御簾越しで、って意味
なるほど誤解されないようにってのもあるのか 下手すりゃ嫁と舅姑すら一生会わないで終わる
源氏は雲居の顔知らないし雲居腹の孫はしばらく見てもいなかった
藤典侍腹の孫の方は会えたけど 雲居にとって源氏は叔母の夫であり義父でもあるという複雑な関係だな 女三宮に惚れた柏木が下げ発言してただけで
落ち葉は美人なんでは?ちゃんと雰囲気もある美人というか
あと女性の美醜に対しかなりシビアだった夕霧が
幼馴染の初恋とはいえ惚れ抜いてる雲井も雰囲気はない美人というか 美人だよね
柏木の好みではなかったんだろうけど
女三宮に実際会っても恋情覚めなかったし
ああいうタイプが好みなら
容姿だけじゃなく中身や教養でも好みと合わなかったのかも 桐壺帝も儚げ美人の桐壺にぞっこんで、派手やか強気美女のこきでんを袖にしちゃうし、好みなんだろう。理屈や序列を無視し過ぎだけど。 夕霧の妻妾の中で美貌と才気では藤典侍が抜けてるんじゃね?
登場するシーンがほとんどない脇役なのであさきではモブ顔だったけど 三人三様にハイスペックだと思う
あの時代に自分で望んだ女性を正妻にできたのがまずすごいし
宮廷の花の典侍も、高嶺の花の皇女も、全員夕霧自ら行った相手 あさきの描写だと柏木の女三宮への執着は六条御息所の霊に操られていた感もある
当人も後に身の破滅を招くほどの恋だったろうかと戸惑っていたし
格の高さや頼りなさが好みではあっただろうけど源氏に隠れて密通するほどでもなかったのでは
あのまま落葉の宮と時間をかけて夫婦らしくなる道もあったかもしれないね 雲居は容姿も性格もかわいくて気のおけない感じだったんだろう
何事いふぞ。おいらかに死に給ひね。まろも死なん。
見れば、憎し。 聞けば、愛敬なし。見捨てて死なんは、うしろめたし
この言葉が雲居の性格を良く表していると思う
藤典侍は有能な美人秘書みたいな感じ 夕霧と雲居の関係性は、あの話の中だと唯一対等で近代的に見える
感情の動きが非常にナチュラルで
>>878
夫に死ねって言い放つのが凄いwwでもそこ可愛いよね
気の強い姫様だけど、素直で情が厚いというか…
籐典侍からの手紙にも何だかんだと感謝してたり。藤典侍は一族の出世頭かな >>877
夕顔と葵を死に追いやった六条さんの生霊が当時人気だったから
死霊?となってからも度々登場させたって説があるけど、現代人からすると蛇足に思う
恋に殉じての夭折や苦悩の果ての出家を霊の仕業にしてしまうと
人間ドラマが飛ぶやんけと…w
当時の人にとっては運命の暗転に不可抗力的な呪いが働いてるって方が
納得しやすかったのかもしれないけど
でも柏木の述懐は、あさき的にはそこから反語に持ち込む為の振りだったと思う >>880
柏木にとって女三宮はファムファタルだったんだろうな >>880
自分は逆に六条の御息所の存在があったおかげで、物語全体に一本筋が通ったと感じた。
節目節目に六条さんの生霊・死霊が降りてくると緊張感あふれる人間ドラマになる。
もし、彼女の存在がなければ、ただのプレイボーイの一代記で終わっただろう。 浮舟の気の迷いも六条の怨念だったらわかりやすかったのに
入水を後押ししたよくわからん法師の霊とか出てもピンとこない 平安時代だから「怨霊の所為」が一番筋が通っていたんじゃないのかな 後年の藤典侍は古株の高位女官で最高権力者の愛人で本人も源氏派
凄い実力派オバサマになったのでは
正式な夫人ではないけど藤原不比等と橘美千代っぽい 明石の中宮が匂宮を帝に、なんてことを言ってたと思うけど、
そうすると藤典侍の娘の六の君は女御として宮中に上がるんだね
そうしたら藤典侍も出世するかな?尚侍には…ムリ? >>887
典侍は実務やる高級官僚だけどあの時代の尚侍は実質妃みたいなもんだから無理 たら、れば、ですが六の君中宮
中の君しか皇子を生まなかったなら国母?
宮家出は女御になれますし
後見人になりたがる摂関家もいそうですよね 切ない話だけど匂宮が帝になったとしてもその頃に藤典侍が存命か怪しいって寿命の時代だしね
源典侍みたいにおばあさんになっても宮仕えした人もいるんだろうけど
明石は役職なしで中宮付きの女房として孫達の後見してるんだっけ 平安時代だって元気な人は普通に長生き
明石も秋好も紫の一つ下だけど死にそうにないし >>888
玉蔓がなったのはよくわからんかった
一日尚侍?
髭黒が連れて帰らなければ
朧月夜のように長く宮中に留める気あったのかな
教養は仕込まれたとはいえ玉蔓に実務ができるのかわからないけど、
そういう時は実務は尚侍に任せて冷泉のお相手してればいいのか?
まあそうなってたら娘じゃなく本人が冷泉の子を産むことになってそうだがw 髭黒は自分のところに連れ帰るために出仕させただけだけど、髭黒の妻にならなければちゃんとお部屋貰って尚侍になってたんだろうね
>>888も言ってるけど実際はお話相手の妃同然だったから、ついてる女房がちゃんとしてれば何も問題なかったんでは
あさきに朧月夜のお仕事描写特に無いからよく分からないけどw >>882
そっかー自分は六条さんの怨霊に魅力を感じないんだけど
当時の読者からすれば最高の貴婦人のなれの果てがあの状態というのが
衝撃的エッセンスだったのかもね
>>887
明石中宮は聡明な設定でもあそこは馬鹿だなーと思った
まあクズ親王に自覚を促しただけだと思うけどアホ坊は本気にしそう >>896
匂宮即位は可能性の一つでしょ
皇太子匂宮同胞の二宮もいるしドリームさんのように子供が生まれないと決め込むのは彼女の個人的な二次だし
ドリームさん久々に降臨したのにスルーされててお気の毒にw 明石中宮にとってはどの子も可愛いと思うよ
宇治の話の都合で匂にスポットが当たってるだけで 明石一門≒桐壺一族のリベンジ物語だから
八の宮筋はどちらかというとぱっとせず終わるんじゃないかな 我が子から帝3人出せますってぐらい明石中宮がダントツに栄えてるって言いたいのでしょ
紫上が仕えた彰子は2人出した
没落した八の宮筋復活の可能性も匂わせるだけは匂わせて権力闘争の儚さを出してると思う 更衣の子の源氏が名門に婿入りして栄えたように中の君の息子も良いところに婿入りしたらワンチャンあるかもしれない >>894
玉鬘はずっと尚侍だよ
宇治に入ってから娘に譲ろうとしてた 平安貴族は子供が居なくても多過ぎても苦労が尽きないねえ
源氏の実子が三人のみで全員出世したってのは当時の貴族の夢だろうな 源氏を追い落とそうとした側への物語的な仕打ちが容赦ないから
八の宮筋の復活まではどうなんだろう?中の君には後ろ盾が無いしな
幼少期に巻き添えになっちゃった八の宮だから
娘は多少フォローしておきましたよ…みたいな感じ でも皇室の男系は朱雀でしょ源氏は母系で代々張り付くけど そもそも朱雀が長男で源氏は臣下なのでそこは普通だけど
平安当時の文学を読めば男系妄想自体がやんわり否定されてね? 次代の春宮になる皇子が明石中宮の腹からしか産まれないから朱雀と源氏ミックスでは 源氏側でも玉鬘は没落するし不義の子の薫はこれから出世するだろうから諸行無常を書いてるんでしょう 明石中宮が次の東宮候補は匂宮と言ってるけど東宮に息子が生まれたり二宮もいるのにそれは何で無視? 今上の皇子は明石中宮以外からも1人生まれてる
更衣腹だから皇位継承の目はないだろうけど 薫ってあんまり出世には興味なさそうだけど夕霧息子よりは有能そう 父ちゃん(今上)の治世はまだまだ続きそうだし、その後は東宮が即位。匂の出番があっても爺になってるね。
そもそも兵部卿宮なのにそれやめて帝になれるの?(二宮は式部卿宮)。 >>912
東宮の子供が生まれて東宮の役目果たせる年齢になるまで東宮位空けておけないからとか
匂宮の年齢も分からないけど、東宮と二宮じゃ年齢が近すぎるとかじゃない >>917
東宮と匂宮は六歳くらいしか離れてないから多分二宮と匂宮も大して変わらん 兄の後一条天皇(世嗣ぎなし)と弟の後朱雀天皇
兄の後冷泉天皇(世嗣ぎなし)と弟の後三条天皇
なぜか兄のほうが世嗣ぎに恵まれないという 数例だけあげて普遍的事実にされても困るね
逆もあるだろうに 末っ子?の匂宮が20代半ばでやっと息子が一人生まれただけで東宮にも二宮にも子供いないんだよね
今上と明石中宮は子沢山で夕霧と雲居も子沢山なのにその子孫はほぼ子無し
東宮の後宮は寂しそうだな 近親婚の限界じゃね?
匂宮と八の宮筋の息子なんて不吉でしかないな >>923
「いない」ってはっきり出てきたっけ
メインストーリーに関係ないから語られてないだけでは ごめん匂宮の初めての子供ってだけだね
なぜか他の兄弟には子供いないと思い込んでた 籐尚侍→落葉宮の血筋ロンダリングじゃ無理だとかで匂宮に嫁がせたけど
夕霧は本当は六の君を東宮妃にしたかったんでしょ
誰にも一人も子のいない状況だったら全方位ぬかりのない夕霧があんな鷹揚にしてないんじゃないの 夕霧は元々六君薫と結婚させようかと思ってたところ今上があっさり女二宮の婿にしてしまった
その後で明石中宮に頼んで匂宮と結婚させてもらったから本当は東宮妃にしたかったとかはないよ 宇治編で明石中宮の孫は一人だけってこのスレでさんざん書かれてるじゃん 原典はどうなの?
六君を東宮妃にって考察は見たわ
何にしろ次世代には既に武家が台頭してそう あさきでは夕霧は最初六の君は匂宮にと考えてたけど中の君を二条院に迎えてしまったから薫にと打診して断られていたね
で、再度中宮にお願いして匂宮に嫁がせた
東宮にも二の宮にも既に一の姫二の姫嫁がせてるから、更にもう一人東宮にって考えないのでは 東宮に一の君、二の宮に二の君って聞くたび、匂う宮の嫁候補にならなかった三の君はがっくりしてるんじゃないかと心配してしまう >>903
中の君の息子は大君そっくりの美少年に育てばいいよ
その頃は薫が出世してるだろうし何かと可愛がって引き立ててくれるよ
「ああ、大君になんとよく似て…」とか思いながら そこで筒井筒ですよ
三君の環境がどんな具合かわからないけど
両親と同じような展開もあればいいのに 三の君は藤典侍の娘じゃなかったっけ
特に期待してなかったかも
雲居の娘ならあちこち渡り歩いて飽きたら女房にするような男は願い下げくらいに思ってて欲しいw あさきだと、
雲居の雁…太郎、三郎、四郎、六郎、大君、中の君、四の君、五の君
藤典侍…次郎、五郎、三の君、六の君
になってるね
8人も産んだ雲居って当時でも多産だったのかな? 手を付けた女を妻にせず親族の女房にするってのは
当時としては酷いのか、
良い就職口を世話してるから良い方なのか…、
子供が出来ても捨てられた浮舟親子みたいなのもあるしなあ 三の君は花散里が引き取って、
六条院の夏の御殿で養育したんだっけ
宇治編では花散里は二条東の院に移ったとあったけど、
三の君のことは何も出てこないね 六の君はいくつぐらいで落葉の宮の元に引き取られたんだろう
紫とちい姫ぐらいの親密な関係だったのかな あさきって男性の飲酒シーン以外はほとんど食事描写ないね
高貴な女性は人前で食事しないもんだったのかしら
夕霧は拗ねてる雲居に汁物らしきを勧めて生活感あったな 生活感あるといえば夕霧と雲居って文句なしの上級貴族なのに雅とは程遠い生活ぶりってのが面白い
雲居ほどの大貴族の姫なら身の回りのことは女房に、子育ては乳人に任せて優雅な奥方生活も不可能ではないよね? >>941
六君は婿捜しが始まってから箔を付けるために落葉の養女になった
だからそれなりに大人になってた >>942>>943
それしみじみ思うw
あのお粥以外だと若紫の亥の子餅が印象的だったくらい
あさきでも描かれてたけど、雲居は子育ての描写もあったような
小さい子達に構いながらの大わらわで髪を耳にかけて乳児に授乳する姿
落葉との対比もあると思うけど、雲居は心身が強い(健康)な姫君なんだろうなっていうのと
子育て環境には夫婦共通の意志を感じるのでリアルで面白い あと花散里が夕霧に与えてたお菓子も詳しく見たかったなー リアルでは高位の貴族にも庶民的な関係の夫婦も多かったのかな
普通のおばさんみたいな人もいたのかな 夕霧雲居夫婦が身分のわりに自分達も子育てしてそうなのは
どちらもが片親だったからかな?ザ・家庭を築いてるなって感じ
この二人の最後の原典登場シーンは一緒に息子の恋路に手を尽くすところだし
なんだかんだと夫婦の理想形に思える…
多産の嫁をいつまでも若々しく愛らしいとか言い出すのもなかなか >>947
まれじゃないかな。妻問婚がデフォだから夫が離れないように気を配る事が大切だったらしいし。
あの2人は並みの夫婦じゃないけど、それでもあのシーンのあと落葉の宮を訪れる回数が増えて、雲居は藤典侍からお見舞いの文をもらうはめになったね。 頭中将の正式な奥方達も結構我を通してるから要は気力と実家力 >>947
庶民的かどうか分からないけど、
藤原安子が側室に土器の欠片をぶん投げて、夫の天皇は安子の兄弟を謹慎させたけど、
安子が詰め寄って謹慎を撤回させたり、カカア天下なエピソードとか? ちょっと言い方があれだけど
落葉騒動で籐典侍は雲居の味方なんだよね
テイストは違うけど女三宮降嫁の際に
明石が紫を思ってたのと被る >>952
源氏の君に関わってる女性って六条以外は寛大というか慎ましいよね。
ドラマの源氏物語(主演:沢田研二)では六条(渡辺美佐子)が自分の怨念におののいてたけど。 >>952
葵は全然寛大じゃなかったし慎ましいイメージもないな
女三宮は寛大というより鈍感だし 慎ましさというか、籐尚侍や明石のは好敵手を認める美徳みたいな感じでは?
この場合は好敵手とはいえ相手は格上だけど
お互いの気持ちがわかるからこそ心を寄せるのは素敵だと思う
葵の気位の高さも貴族の美徳
六条こそそういう気高さの権化のような女性であり続ける筈だったのに
まさかの嫉妬で人生狂うほど情が深かったっていうのも女性としては美しいし 1巻で源氏と六条が結ばれた次の話で早朝に起きるのに眠くてもがく源氏を
「まるで姿の見えない天使と争っているようだこと」と六条が思うシーンがあるけど
当時はキリスト教も他に天使が登場する宗教も日本に伝わっていないはずだから
これは時代考証的には間違った表現なのかな?風の精とかで表現すれば自然なのかな
原典には源氏と六条の馴れ初めの話がないので多分大和和紀氏のオリジナル表現だよね >>957
1巻は大和さんのオリジナル表現が殆どだからその通りだけど
一応回教が天平時代に伝わってるかな
まあ天使は流石にないけど現代の読者向けのアレンジか
もし終盤のこなれた状況描写とタッチでエピソードゼロを描き直したら
二度美味しかっただろうなあ 桐壺更衣にしろ六条にしろ藤壺にしろ原典にない初期のアレンジ好きだけどな
少女漫画だからこその表現もあるけど原典だけだったら物足りないと思ってた あさきのアレンジや補完は原典の良さを損なうことなくプラスαになってるもんね >>952
明石の場合は紫が自分の愛娘・ちい姫の養母という
問題もあるからじゃないの
雲居は藤典侍からの同情の手紙に返事をしているけれど
紫は夫の他の妻からの同情を煩わしいと無視してる 雲居の雁は腹が立ったら実家に帰るって選択肢や素直さがあるけど紫の上は表面上は何とも無いように取り繕わなければいけないからね源氏から嫉妬深いって揶揄されてたし 藤典侍は最初から結婚できる身分ではないからと諦めてたけど、それでも更に新しく皇女と結婚するって複雑だろうなぁ
明石も言ってたように子供が居たから救われる部分多かったかな 雲居と籐尚侍は長年夫を挟んで二人だけのライバルで
女同士のモヤモヤは多少あったけど序列も立場もはっきりしてたから
気遣いの手紙も真意が伝わりやすかったんじゃないかなー
紫の場合は相手が多すぎるのと、紫自身の立場が不安定だから
周囲の反応が慰めと皮肉と好奇心のカオスで疲れるわな
ちょっと読み返したけど、夕霧がほぼ雲居一筋なのって
一夫多妻時代ですら奥方界隈ではめちゃ羨ましがられてたんだね
人の心情に世のしきたりは関係ないんだなと思った 夫が浮気性なら正直またかだけど
子どももたくさん作って自分一筋だった夫が兄の未亡人に手を出したのはショックだったんじゃないの
雲居は一時はぐれた雁だったのに実家にあぐらかく身分になれてよかったよねぇ 兄の未亡人にって改めて酷いスキャンダルだw
夕霧太政大臣って最終的に左大臣だから
左大臣家ではぐれてた雲居が左大臣家の核に収まる展開に 夕霧が若いうちから浮気な人だったら割り切れたのに中年になってからこんな事になるなんて恥ずかしいって雲居の気持ちと
紫の若いうちから正妻扱いされてたのに中年になってから愛人に落とされて新しい若い妻を迎えられる辛さってどっちもわかる
上げて落とされるってやつ >>957
源氏と六条の馴れ初めは原典だと「初音」でようやく出てくる。
ちい姫入内の支度の一つ、手習いの見本を方々に頼み、集まったそれらを見て書道談義するところ。
源氏と関わりのあった女人たちの批評もなされ、六条の書は絶賛。
この筆跡の美しさに惹き付けられて付き合いが始まった。あさきはこれを踏まえている。 968に追加。
六条の書は、関連の思い出話として出てくるのであって、その場にはない。
(ちい姫の手習いにと送られてきてはいない) >>964
よく昔は一夫多妻の時代もあったんだから旦那の浮気くらいでギャーギャー喚くな!とかほざく馬鹿男いるけど
その一夫多妻の時代の女だって旦那の浮気に傷ついてたんだよって感じだよね 雲居の雁は子供たくさん産んだし実家が強いから
盤石な正妻を敵にして夕霧と付き合える女性はなかなか居なかったんだろう
母親の身分が低いとは言え皇女ならば対抗できると夕霧は密かに計算してたかも 夕霧の時も髭黒の時も、男の子は夫の元へ、女の子は妻の元へって振り分けられてるけどそういうもんだったの?
女の子も、夫の元に居た方が華々しい縁談がきそうな気がするけど
女房がいるから思春期のあれこれで男親が育てるのは無理って訳もないだろし >>972
あの時代の正妻は自分でも財産持ってるから
引き取った娘に実家の財産譲って婿取ればいい
入内するとかじゃなければ母親のところで問題無い 雲居が夕霧と結婚したおかげで頭中将家としても(源氏家としてもだけど)
メリット高いから大事にするよ
雲居は立場が強くなっても姉の新こきでんをたてて親しく付き合う一面もある人だけど >>974
立ててって正妻の一の姫で帝の女御だから立場は上でしょ 雲居が新弘徽殿に対面してたシーンでは、唐衣に裳をつけて正装してたよね
でも紫は女三宮に合うときは袿姿だったような、ここらへんのニュアンスがよくわからない
明石がそういう集いには基本的に裳をつけてるは分かる オフィシャルな場とそうでない場の違いじゃないかな?
明石の場合は原典で謙って裳を付けてる心行きが奥ゆかしい、みたいな記述があるはず 新弘徽殿は帝の女御だから実の両親よりも身分が上の立場
女三宮は内親王だけど紫が正装する程の身分差は無い扱いじゃないか 中宮じゃなくて女御でも両親より格が高くなるんだ
知らなかった ERROR: Sorry このホストでは、しばらくスレッドが立てられません。またの機会にどうぞ。
ホスト規制中で無理でした>>990さんお願いします 残念ホスト規制でした
テンプレ置いていきます
あさきゆめみし第八十七帖 避難所
いづれの御時にか、駄スレ、良スレあまたさぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふスレありけり。
語りませう。
この板は全年齢対板なのでエロ話がしたい人はpink板へ
ここは漫画あさきスレなので専門的な史実ネタや原文ネタはほどほどに
史実ネタは日本史板へ、原文ネタは古文・漢文板へ
『あさきゆめみし』には沢山の登場人物がいてそれぞれ贔屓キャラは違って当然
特定キャラを過度に叩き他人を不快にさせるような書き込みは攻撃されて当然
それ以外はレスした人への攻撃は固く禁止
マタ〜リ楽しく共存し合う事が出来なければ《荒らし》
次スレは>>980なる方が立てる定めなりにけり桜人
前スレ
あさきゆめみし第八十六帖 避難所
http://egg.5ch.net/test/read.cgi/tubo/1514098156/ 何故だ〜ダメでした
>>971
通い始めてからはバランスも考えたかもしれないね
あんな面倒な立場の宮に恋しちゃったからには ダメだった……アクセス規制?59***秒(忘れた)待てって すみません 初めてのスレ立てなのでご挨拶なしのまましてしまいました 立ててくれた方おつです
雲居は育児放棄して実家に帰ったのがちょっとマイナスだな
赤ん坊と女子は連れて行ったし夕霧邸に世話する女房も居るだろうけども
男児もまだ小さいから現代の価値観だと可哀想 >>990
乙でした
>>992
いやいや嫁が出ていくってああいう事よw
家庭は小さな社会だから夫婦どちらかが規約違反で歯車を崩すとやっぱりね あの時代は基本的に男子は男親で女子は女親に行くみたいだね
夕霧は源氏があんなだから母の実家の祖母の家で育ったけど
大君がいなかったら源氏が育ててたのかな >>990
乙でした
髭黒の離婚の時も正妻は息子二人残して真木柱だけ連れて実家戻っていたもんな
でも雲居の雁が息子たちまで連れて実家戻ったらそれこそ屋敷内がらんとして何も残らなさそうw >>990
スレ立て乙でしたがこの板は新スレが立ってから1時間内に21レス11以上なければ
落とされる仕様の為残念ながらdat落ちしました
この板に新スレを立てられなかったので懐漫板に立てましたが
第八十八帖はこの板に立ます
あさきゆめみし第八十七帖 避難所
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/rcomic/1521335102/ 何の相談もなく勝手に別の板にスレ立っているけど立て直したらどうかな?
私もスレ立てしたら規制に引っ掛かり駄目だった >>992
あの時代は子供は夫の付属物だよ
ましてや男の子は夕霧の嫡男としての出世が約束されているのだから
雲居が勝手に連れて言ったら息子の未来を潰してしまう
紫は源氏と離婚しても勝手に出家しても
ちい姫の養母という関係は未来永劫にわたって壊れないから
ちい姫が紫のことは全責任をもって面倒見るから安泰と書いてる人がいたけど
実母であっても夫と離婚したら子供と連絡取れなくなったりするのに
紫が安泰であったはずもない(紫が正式に養女縁組していたかは不明
明石女御が皇子を産んだ時には庶民に至るまで賭け事で明石尼君と祈願したというから
庶民に至るまで明石女御の母は明石、祖母は明石尼君だという認識) このスレッドは1000を超えました。
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