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【愛媛】[新居浜市]新居浜太鼓祭り[2019/10/15-18]
0001フリーザ ★
垢版 |
2019/10/15(火) 00:40:47.61ID:CAP_USER
「男祭り」の異名を持つ新居浜市の秋祭りで、絢爛豪華な太鼓台と呼ばれる山車が見どころとなっています。
高さ約5.5m、長さ約12〜13m、重さ約3tもの大型の太鼓台が約150人余りの男衆により差し上げられ、約50台が8地区に分かれて「かきくらべ」を行います。
毎年約20万人の観衆が訪れる、四国を代表する祭りの一つです。 ※JR新居浜駅南口から臨時バス運行(17日、上部地区山根グラウンド統一寄せ会場のみ)


開催期間
2019年10月15日〜18日 

開催場所
愛媛県新居浜市 新居浜市内8地区(川西地区・川東地区・川東西部地区・船木地区・角野地区・泉川地区・中萩地区・大生院地区)

交通アクセス
JR予讃線「新居浜駅」ほかから各所へ

主催
9地区太鼓台運営委員会(協議会)

料金
見学無料(川西地区会場にて有料観覧席あり)

以下ソース:https://www.jalan.net/event/evt_243857/(じゃらん)
0002情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2019/10/15(火) 06:55:18.10ID:zSCzpqaa
駄目だと言われても…
今年も普通に鉢合わせやるんだろうなぁ。
0004情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2019/11/22(金) 17:13:52.21ID:Gri/Q72N
>>3
怪しいな、やっぱ、他の地域の怪しい派手な祭りと一緒で、

完全に朝鮮カルト祭りなんちゃうか?、

もしそうなら、注意した方がいいぞ?

殺人ワッショイ化しかねんからな。
0005社説+で新規スレ立て人募集中
垢版 |
2023/08/11(金) 04:01:03.54ID:d/imjibn
医師は、「余命を1年も延ばせて、治療は成功だった」といいます。しかし、当人としては、
ヨボヨボの状態になって心身の自由を失ったまま1年を長く生き延び、「あぁ、自分の人生、幸せだった」
と笑って逝くことができるでしょうか。医師の考える成功と、患者さんの願う成功は、
こんなにも大きな隔たりがあります。しかも、手術によって体の機能が損なわれれば、食欲も落ちるでしょう。
がんを叩く作用の強い抗がん剤を使えば、体の自由も奪われます。髪の毛もごっそり抜けるかもしれません。
そのうえ、莫大な治療費がかかります。食事もできず、体の痛みも激しく、ADL(日常生活動作)
もQOLも低下すれば、以前と同じ生活に戻るのは、ますます難しくなります。65歳を過ぎて、
がんを治すための治療を受けると決めた場合には、そのことまで見通すことが重要です。
自分でわかっていて治療法を決めるのと、医師や家族に勧められるがままに治療を受けるのでは、
心のあり方がまるで違ってきます。大病を患うと、老人性うつを発症するケースが多くなります。
生きていることがつらくなり、「今日も生きている」という喜びを感じにくくなるでしょう。反対に、
老人性うつを治療して心の回復を図っていくと、体も元気を取り戻していくケースがたびたび見られます。
がんは、一つの細胞から突然変異したがん細胞が細胞分裂をくり返すことで、腫瘍へと進行します。
がんが1cm大になるまで、一般的に10年はかかるとされています。転移するがんの場合、
この10年の間に、すでに転移しているはずです。手術でがんを一つ切り落としたところで、
ほかのがんの芽がすでに出ていることでしょう。こうなると、もはやイタチごっこです。
「転移した」といわれたがんも、実際のところは、別に発生したがんかもしれないわけです。
高年者の特権は、がんとともに生きやすくなる局面に入っていることです。
高年者の場合、がんの進行が緩やかになるため、いくつもがんを抱えながら、
QOLを損なわずに暮らしている人は珍しくありません。「がんで死なないためには、早期発見・
治療が必要」というのが、世間の常識です。しかし、高年者以降は、早期発見をしたがために、
ベルトコンベア式に治療が始められ、健康寿命がそこで終わってしまうことが多くなります。
ですから、65歳を過ぎていて、寿命より健康寿命を延ばしたい人は、
もうがん検診を受けないほうがよいのではないか、という考えです。とくに高年になると、
がんの進行が遅くなるので、放っておいても大丈夫なケースは意外と多くあります。
実際、2人に1人はがんの存在を知らないまま亡くなっているのです。食事がおいしくとれて、
好きなことも続けられるなど、生活にも支障なく過ごせます。治療に使うはずだったお金で、
旅行も楽しめるでしょう。高年者専門の医師として思うのは、余計な検査と治療さえしなければ、
がんになって亡くなるのは、わりとよい死に方です。65歳を過ぎたら、
健康診断が必要かも見直していきましょう。そのくらいの年齢になると、実は、
がん検診や健康診断ほど無意味なものはないと考えています。むしろ、害にもなります。
多くの高年者を診てきましたが、がん検診と健診は、病人を製造するシステムではないのか、
とさえ思うのです。検査の結果、血圧が高い、血糖値が高い、メタボだ、
レントゲンで肺に影が見えたとなれば、さあ大変投薬だ、手術だ、と進められていきます。
薬には副作用があり、臓器にメスを入れれば必ず体に変調が起こります。
また、胸部エックス線撮影やCT(コンピュータ断層撮影)による放射線被ばくも問題です。
放射線を浴びれば、ご存じの通り、発がん率は上昇します。
アメリカの喫煙者を対象とした大規模な調査によると、定期検診を受けている人のほうが、
肺がんの早期発見数が多くなりました。ところが、肺がんによる死亡数は、
定期検診を受けていない人のほうが少ない、という結果が出たのです。
この結果から、エックス線による被ばく、投薬の副作用、手術のダメージなど、
検診と治療が寿命に影響を及ぼしたことが推察できるのです。エックス線撮影によるリスクは、
世界ではだいぶ前から認識されています。実際、胸部エックス線撮影は1964年にWHO(世界保健機関)
から中止勧告を受けています。ところが、厚生労働省はいまだに無視を続けています。
CTはさらに危険です。イギリスの調査では、たった一度のCTでも脳腫瘍や白血病が増えることがわかっています。
オーストラリアの未成年を対象とした調査では、CTを一度受けるごとに発がん率が16%ずつ上昇することが判明しました。
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2023/08/12(土) 07:21:36.11ID:w3684jBY
10代のころに自分の祖母から聞いた話を思い出したのがきっかけです。
もう亡くなった僕の祖母は戦前都内の病院で看護師をしていました。
その祖母から『昔のヤクザは少し偉いのになるとみんな鉄砲を持ってた』
『ヤクザの出入りで撃ち合い斬り合いがよくあったけど、
カタギを巻き込まない限り新聞沙汰になることもなかった』
などの話をよく聞かされました。さらには、病院に政治家などから、
抗争で重傷を負った表沙汰にできない急患を受け入れてくれるよう依頼の電話が時折あり、
その後撃たれたヤクザがよく運び込まれて来たそうです。ヤクザの入院に前後して、
医師はじめ看護師の祖母などにも『お礼』や『慰労』の名目で口止め料が配られたそうです。
当然あまり信用していなかったのですが、30代を過ぎた頃に調べてみると、
大正から戦前にかけて、銀座などで簡単な身分証を提示し、
現在の価格で数10万円程度払えば誰でも拳銃が本当に買えたというのを知りました。
また実際に新聞沙汰にならないヤクザの抗争事件が無数にあったことも、
大正生まれの方から聞いたお話や、戦前のヤクザ関連の本などを通じて知り、
日本にもそんな物騒な時代があったことに強く興味を持ちました。大正といえば
『モボ・モガ』などに代表されるファッショナブルでモダンな時代というイメージが強いですが、
当時の銀座や繁華街を写したスナップ写真を見ると、
短髪のモダンガールたちが闊歩しているうしろに腰に拳銃を下げた軍服の兵士や将校が映り込んでいるものも多い。
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2023/08/12(土) 07:47:54.23ID:w3684jBY
上京したてで寮に住んでいた際には、「勝手に蛇口から水が出る」「寝るときにバシバシ音がなる」
「壁を叩かれる」という体験をしたとのこと。また「寝ようと思ったら壁を叩かれ、『寒い、嫌だ』と思ったら、
男の子が立っていた」と話していた。「嫌な感覚を覚えたあと、突然の腰痛に襲われた」ことがあるそうで、
塩を握りしめた」と明かした。どうやらかなり、霊感が強いようだ。数多くの心霊体験を告白している。
かっぱ、UFO、ダルマなど、一般的に都市伝説とされる生物や物体を「見たことがある」と告白し、
人々を驚かせている。なかでもにわかに信じがたい現象が、「自宅などで小さいおじさんが見えている」
というもの。「エアコンのところから覗いたり、3人のおじさんが『今日は大変だったな』と会話をしている」
という。また、落ち込んでいると「どんまい」と声をかけてくるのだそう。
過去の恋人には検査を勧められたこともあるというが「私は正常」と話している。移転した際、
除霊式に参加したそう。除霊者が突然「この中にいなくていい人がいる」と名指しされ、
乗り気ではなかった彼女はその場を立ち去ろうとする。すると全身に鳥肌が立ち、
涙が止まらなくなったとのこと。当時を振り返り「自分が泣いていることの意味が分からなかった」
「意識が他のところにあり、自分が見える感じだった」「別人のような声で這いつくばって
『ごめんなさい』と謝っていたと明かしていた。裏表のない性格で知られるだけに、
信ぴょう性の高さを感じた人も多かったようだ。「私は昔から霊感なのかわからないけれど、
見えたりすることがある」と霊感が強いことを明かし、金縛りにあったうえ、
幽体離脱状態になったことを告白した。「天井を突き抜けて北海道の形が見えるところまでいった」
「日替わりでまた同じような状況になったときは宇宙まで行った」と告白。
そして「あまり言わないようにしている。変な人だと思われるから」と明かしていた。
「すごい見える」と霊感の強さを公言している。2人の妹から「霊感が強い」と紹介され、本人も
「20歳くらいからスイッチのオンとオフが見えるようになった」と告白。さらに「山の数ほど霊がいる」
と語り、びっくり。霊感スイッチを持っているという特殊能力に、驚いた人も多かったようだ。
「小学校のころから幽霊が見える」と告白。この能力は祖母譲りなのだという。
かくれんぼをしていた際、赤いレインコートを着てびしょびしょに濡れた女と鉢合わせたとのこと。
不安を覚えほかのメンバーに相談すると、口をそろえて「そんなものは見えない」と言ったそうだ。
0009情報発信元:七七四通信社
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2023/08/14(月) 10:35:15.48ID:TibfELOx
大手電機メーカーの元幹部社員だった65歳は、50代の頃から腰痛に苦しんでいた。
「足までしびれて靴下も履けない日がありました。大学病院の整形外科に行くと
『脊柱管が狭くなっている。手術をしなければ治りませんね』といわれました。
しかし、同僚で腰の手術を受けても症状がよくならない人が何人もいたので、手術には戸惑いがありました」
結局、腰痛持ちを克服した先輩からカイロプラクティックを紹介してもらい、
毎日30分のストレッチを続けたところ、症状が劇的に改善した。「病院の先生にストレッチの話をすると、
『そんなのは治療ではないし、どうせまた別のところが痛くなる。医学的にちゃんと治すなら、
手術しかない』と全否定されました。でも、手術をしなくて本当によかったと思います」
ひざ、腰、肩や首の慢性的な痛みに悩まされている人は実に多い。10年に行われた実態調査では、
国内の成人の約22・5%、患者数にして2315万人が慢性疼痛に悩んでいると推定されている。
その多くは整形外科を受診して痛み止めを飲んだり、神経ブロック注射や手術といった治療を受ける。
だが、それで痛みから解放される例は稀だ。なぜ痛みの改善は難しいのか。
「いまの整形外科医はあまりに画像診断に重きを置きすぎています。その結果、
痛みの原因を正しく突き止めることができず、間違った箇所を手術してしまうこともしばしばあります。
画像で狭窄やヘルニアを見つけたら脊柱管を広げたり、ヘルニアを取る手術をする。
それで患者の症状が改善していなくても、『手術は成功しました』
といって治療を終わらせてしまうのです」「腰痛治療で有名な大病院で手術を受けたのに治らない、
また痛くなってきた」という患者がたくさん訪れるという。
「そもそも神経が圧迫されると痛みやしびれが出てくるという考え方そのものに間違いがある」
と主張する。「神経が強く締め付けられると麻痺が起こることはありますが、痛みやしびれは出ません。
腰や下肢の痛みやしびれを神経の圧迫と関連付けるのは、間違っています。
実際、健常な中高年の60〜70%に脊柱管狭窄が見つかるといわれています。
脊柱管狭窄があっても痛みやしびれが出るとは限らない。
しかし脊椎専門医でさえ,レントゲンやMRIで脊柱管狭窄が見つかると、
これが痛みやしびれを起こしていると診断することが多いのです」
整形外科医でも本当に患者思いの医者なら、いまの治療法がおかしいと気づき始めている。
とりあえずレントゲンを撮って脊柱管狭窄だ、ヘルニアだと診断して、
注射や手術をするようなやり方で痛みを消すことは難しいのだ。だが一方で、
患者の痛みが治らないことを知りながら、バカの一つ覚えで同じような治療を続ける医者もいる。
そういう治療法が整形外科のスタンダードだから、誰にも文句はいわれまい。
なにより痛みの消えない患者が定期的にクリニックに来てくれるほうが、経営も安定するじゃないか。
そんな無責任な医者がゴマンといる世界なのだ。最近、その現実を象徴するような出来事があった。
慢性痛を専門とする医師たちが、慢性痛に苦しむ患者を救うため、「慢性の痛み対策基本法」
の制定を働きかけたところ、JCOA(日本臨床整形外科学会)の執行部が、法案に反対を表明したのだ。
「たしかにこの法案が成立して、慢性痛に関する新しい治療の可能性が出てくると、
いままで漫然と注射や手術をしてきた整形外科医の仕事が減る可能性があります。要するに、
『我々の縄張りを荒らす気か』と釘を刺しているのです」日本の慢性痛治療は海外と比較して20〜
30年遅れていると指摘する。「例えば、急に腰が痛くなったら多くの方は整形外科に行くと思います。
そうすると、だいたいレントゲンを撮りますよね。ですが、そんなことをするのは実は日本だけなんです。
足が動かなくなった、尿が出にくくなったなどの所見が診られる場合や、事故にあったケースを除けば、
急性腰痛でレントゲンを撮る意味がないことは'90年代からの研究で明らかになっています」
首や腰の慢性的な痛みがあるときに、整形外科しか行くところがないという点も日本の医療の問題である。
「慢性痛に対しては、世界標準となる治療法があります。整形外科だけでなく、麻酔科、精神科、心療内科、
理学療法士、看護師などの専門職が集まって、さまざまな面から痛みの原因を探して治療につなげる
『集学的な痛み治療』です。このような治療を受けられるところが、
欧米では大学病院1つにつき必ず1ヵ所はありますが、日本では大学病院レベルでは5ヵ所しかありません。
日本だけ世界の痛み治療から取り残されている状況を打開すべく、働きかけているのです」
0010情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/08/15(火) 06:33:32.83ID:NVJB18/u
法案に関して、JCOAは以下のように疑問を投げかけている。
「治療抵抗性の難治性疼痛を訴える患者さんが一定数存在することを否定しませんが、
『治りにくい痛みを持った患者さんの多くが適切な治療を受けられず、
社会的にも孤立し厳しい状況に置かれている実態』がどのくらいあるのでしょうか
実態が不明確であり、かつ曖昧な定義のままでこの法案を立法化することにより、
既存の治療を受けている国民に不安と混乱をもたらす可能性があり、
ひいては国民に不利益を生じさせる危惧すらあります」実際に痛みに苦しむ患者の立場に立てば、
このような法案をめぐるやりとりは、医者たちの縄張り争いにしか見えない。
もちろん、医者は患者によくなってほしいと考えている。だが、一方でさまざまな業界の事情から、
「これでは治らないかもしれない」と考えながら注射を打ったり、
手術をしている医者がいることは事実なのだ。新型コロナの治療薬が一般に流通し始めた。
昨年11月に緊急承認されたゾコーバもその一つだ。だが7月20日、
厚労省はこの薬の重大な副作用の項目に、アナフィラキシーを追記するように指示を出した。
アナフィラキシーとは薬を飲んだことで生じる重篤なアレルギー反応のことだ。
「どんな新薬も治験を経て安全性を確認してから市場に流通します。
しかし、とりわけゾコーバのように緊急承認された薬の場合は、
治験の数が限定的になります。新薬は市場に出てからいろいろなところで処方されて、
徐々に副作用の情報が積み上がっていくもの。ですから、新しい薬を使ってみたいという患者は、
まだ報告されていない未知の副作用が生じるかもしれないと意識しておいたほうがいい」
ここ数年で新薬が次々と開発されているのが、アトピー性皮膚炎の分野だ。デュピクセント、コレクチム、
オルミエント、リンヴォックなど。「これらの新薬は局所的に炎症が起きているところだけを抑えるように、
うまく作ってある。どの薬もいまのところ、大きな副作用は報告されていません。
しかし、例えばデュピクセントであれば自分の免疫を抑える働きがあるので、
ヘルペスができやすくなったり、風邪をひきやすくなったりすることがあるかもしれません」
「加えて新薬は薬価も高いです。デュピクセントは2mlの薬価が5万8775円。
初回は4ml打つので、11万円以上かかります(3割負担で約4万円弱)」
果たして、その値段に見合うだけの治療効果があるかは自分でよく考えたほうがいい。
降圧剤は非常にたくさんの種類の薬がある。最も新しいタイプのARB
(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)でも、開発されて20年ほど経過しているので、
およそすべてのリスクとメリットは把握できた。「その結果わかったのは、ARBは非常によく効く薬だが、
それが災いして血圧が下がりすぎてしまうこと。過度の低血圧は転倒によるリスクや、
認知症が進行する可能性がある。それよりも古いサイアザイド系利尿薬のほうが安心して使用できるし、
寿命を延ばすデータもあるのです」新しいものに飛びつくと、ろくなことはない。
「昨年、私の先輩の医師が抗がん剤の投与で失敗し、患者さんが亡くなりました。
通常の投与量なので問題ないと判断したのでしょうが、患者さんの肝臓が思ったより弱っていたようです」
このような「医療事故」は、しばしば起きている。しかし、医師が遺族をうまく納得させられれば、
「事故」ではなく「寿命」だったということで事が収まってしまうのが医療界の恐ろしいところだ。
「アドリアマイシンという抗がん剤でした。抗がん剤は患者によって投与量を変えるのですが、
ガイドラインに沿った通常量だったので、チェックすべき薬剤部や看護師も疑問を持たなかったのでしょう」
がん治療の現場で起こりがちなのが、がんだと思って手術したら、悪性ではなかったというケースだ。
「たいていは、『がんではなくてよかったですね』といえば、患者さんも納得してくれます。
しかし、高齢患者だったら手術による体力の低下は深刻な問題です。
意外と多いのは、乳がんの分野で、心配だからといって乳房切除したら良性だったというもの。
女性にとっては取り返しのつかない診断ミスです」「国立がん研究センターや、
がん研有明のような専門病院は、無理してグレーゾーンの腫瘍を手術しません。
それが本当に切除すべきがんなのか、観察する余裕がある。一方で経営が赤字のところは、
少しでも手術を増やして稼がないといけないから無駄な手術をしたがる。
そういう病院は概して手術数が少なく、技術のない医師に研鑽を積ませようとするので、余計に失敗しがちです。
0011情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/08/15(火) 07:25:18.03ID:NVJB18/u
手術数の豊富な病院ではほとんど死者が出ない手術なのに、
術数が少ない病院では3人に1人が術後に亡くなっているケースもあります」
信じられないような不正を行っている病院もある。「インフルエンザワクチンの不正です。
ワクチンは1つの瓶に2人分より少し多めに入っているのですが、
1人分の量を減らして1瓶で3人に打っているところがある。
そうやってギリギリのところで儲けようとしている医療機関もあるんですよ」
「人間ドックは異常を見つけるのが目的です。しかし、治す必要のない異常まで拾い上げてしまう。
検診の結果に悩まされてストレスがたまり、かえって悪くなる人もいます。
そうやってストレスで病気になってしまうことを『検診病』と呼んでいます」人間ドックを受けると、
血液検査など基本的な検査項目の他に、実にさまざまな検査オプションがつく。心配性の人ならば、
これらの検査を受けないと、がんや脳卒中の前兆を見逃すのではないかと不安になるかもしれない。
だが、そのような検査オプションは、医学的な根拠が乏しいものがほとんどだ。
「例えば腫瘍マーカー検査がよく知られていますが、あまりお勧めできません。腫瘍マーカーとは肺がん、
大腸がんなど特定のがんが存在するときに確認されるタンパク質などの物質のことですが、
そもそもがんをみつける精度が低い。
マーカーが高く出ても結局精密検査で組織を切り取って調べる必要があり、身体への負担がかかります」
「他にも放射線を含んだ物質を身体に注入した状態で画像を撮るPET検査もがんの早期発見のために行われます。
しかし、本来この検査はがんの治療中に腫瘍が小さくなっているか、転移がないか調べるためのもの。
このPETを受ければどんながんでも見つけられるというわけではなく、
通常のがん検診より効果が高いわけでもありません」
他にも肺がんのレントゲン検査や遺伝子検査はお勧めできない。「唯一、有効なデータがあるのは、
低線量CTです。この検査を受けた人は胸のレントゲンだけを撮影した人に比べて、
肺がんの死亡率が20%ほど低下しています。ヘビースモーカーの人は受けたほうがいい。
ただし被曝のデメリットがあるので、非喫煙者はよく考えてください」
そもそも人間ドックは検査専門の医療機関で行われる。そういうところで働いている医者は、
普通の病院の激務に疲れて転職した人が多い。「人間ドックは燃え尽きた医師の終着駅ともいえる。
異常があっても彼らは治療をしないし、どうしてもビジネスのための検査をしたがる傾向があります」
医者たちを最も間近で見ていて、彼らの腹の内を知り尽くしている存在。それは間違いなく看護師だ。
とりわけ女性の看護師たちは、横のコミュニケーションを活発に行い、
どの病院のどの科にどんな問題医者がいるか知り尽くしている。
「前に勤めていた開業医は本当にあくどかったです。内視鏡治療で大腸のポリープを取るのに、
普通は一度ですべて取り切ります。しかし、この医者は『わざとポリープを残しておけ』と指示するんです。
そうやって、何度も通院させて医療費をむしり取ろうとする。しかも、
本来は保険診療になるケースでも自由診療にして、高額請求をすることもしばしば。
比較的裕福な人が住まう地区なので、内装も豪華にして、
特別な高級クリニックであるかのように演出していますが、実態はとんでもないヤブ医者です」
「私は以前、東大病院で働いていました。とある科にとんでもなく自己中心的な医者がいました。
偏差値トップクラスの中高一貫校出身で、プライドがやけに高かった。
病院長や教授には媚びを売るのがうまくて、要領がいいので出世するのですが、
看護師などのスタッフに対しては高圧的。診察の際にも、
患者さんを小ばかにしているのがひしひしと伝わってくるんですよ」
「新しい術式や薬ばかり試そうとする人でした。患者さんを治そうというよりも、
モルモットかなにかと勘違いしているのではないでしょうか。
私がいたときには、医療事故はありませんでしたが、いつか起きると思います。
でも、要領がいいからうまく隠し通すかもしれませんね」
「うちの病院は手術をするとインセンティブが医師に入るようになっています。
特に前立腺がんなどは進行が遅いので、放置していても問題ないと思うのですが、
すぐに手術したがる医者が多い。最近も74歳のとてもハツラツとした男性が、
前立腺がんが見つかったということで手術したところ、2ヵ月で亡くなってしまいました。
無駄な手術が寿命を縮めたとしか思えません」トンデモ病院の実態は想像以上に恐ろしい。
0012情報発信元:七七四通信社
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2023/08/15(火) 17:35:08.25ID:NVJB18/u
この日のメインは「精神科の薬について知っておいてほしいこと」(日本評論社)
の著者ジョアンナ・モンクリフさん(精神科医)の来日講演。
モンクリフさんは、様々な研究報告をもとに薬物療法の限界を示しながら、
「製薬会社は、私たちの常識的な理解を薬に置き換えようとしています」
「(日本では)減薬の機会が多くの人に与えられていないことにショックを受けています。
すべての人に有効とは限りませんが、
減薬を試してみてうまくいけば生活の質を上げることにつながります」などと語りました。
私は統合失調症の当事者で乳がんです。去年7月、英語講師として仕事が決まった際、
癌を発症したこともあるせいか、主治医の先生が断薬を許可して下さいました。
それまではエビリファイと言う向精神薬のデポ剤を注射されていました。
今では、周囲の方々の暖かいご支援などのお陰でお仕事も英会話講師の他、
フラワーアレンジメントの作成と販売、神奈川精神医療人権センターのボランティア活動、教会活動など、
毎日が充実するようになりました。脳が働くので色々なことが楽しいです。お料理、ドライブ、
ガーデニングなどもしています。集中力も回復し、先日英語検定準一級に合格しました。
しかもあともう少しで1級と言うことがわかり、更に頑張りたいです。
向精神薬は医師を信頼して薬を言われた通り服薬する度、思考や感情が鈍麻し、
自分らしさを失っていました。脳が働かないので言葉が出なくなったり、
文章の組み立てが自然に出来なくなります。以前に、ある入院時担当医師が、
「これからは能力が劣っていきます。今までやってこれたのも以前得た能力のお陰です。
そして一生入院生活です」などと言ってきました。確かに彼の治療により、
能力はどんどん落ちました。身なりも整えるのが困難な状況で障害者らしく見えたと思います。
その時助けてくださったのは訪問看護師の方で、減薬することができ、
個性も能力も回復しました。本当に正しい治療をしてくださった方々に感謝致します。
医師は病気で能力が奪われるなどと言いましたが、
私は陰性症状と認知機能障害は主に薬の副作用によって引き起こされると思っています。
服用しなければそのような状態にならないからです。殆どの患者は断薬を試みず、
情報を疑わず医師でなく自分自身を責めてしまいます。
精神病院に入院した時は隔離され薬を大量に投与され少しづつ不満な状況に慣れて、
色々鈍感になってくると、外出など許可されるようになります。
そして同時にお勉強会などという洗脳をしてきます。
統合失調症になるとドーパミン受容体遮断薬が必要と仮説でしかないことや、
薬がいかに私たちにとって素晴らしいかなどです。信じて服用した結果、頭脳、集中力、
意欲などが、なくなり、障害者らしくなり、医師に相談すれば、更に副作用止めでおかしくなり、
差別され人々に管理されなければならなくなってしまいます。ある方が仰っていて、
とても共感したのは、長年、精神科医療に携わっているお医者さまたちは、
内心、精神医療の嘘に気づいているそうですが、医療システムや製薬会社とのしがらみのせいで、
悪に徹して嘘をつきながらお仕事をしているそうで、言動がおかしくなっているという事です。
ここにいらっしゃる勇敢に真実を述べて下さっている教授の先生方に心から感謝致します。以上です。
0013情報発信元:七七四通信社
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2023/08/16(水) 09:12:28.32ID:XhQJZ7M6
県感染症情報(7月24日―8月6日)
結核4例。
梅毒5例(40代男性2例、50代男性、60代男性、40代女性)。
過去分として
結核1例。
梅毒3例。
0015情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/08/21(月) 08:23:34.19ID:e2nKfcq4
ミートファーストを始めたら、
気がつくとセロトニンの材料となるトリプトファンというアミノ酸を肉からしっかり摂取し、
幸せと意欲が向上しています。うつうつとした気分とはおさらばです。
肉はコレステロールが多いから、動脈硬化がこわいといって、あまり食べない人もいますが、
日本は心筋梗塞の12倍の人ががんで亡くなる国です。心疾患で亡くなる人は、
OECD諸国の中でも格段に少ないのが現状です。コレステロールは、
セロトニンを脳に運ぶ役割を果たしています。肉を食べると幸せになるのです。
80歳のときに3度目のエベレスト登頂に成功したプロスキーヤーは、
80歳を過ぎても500gのステーキを平らげているそうです。次のような症状はありませんか
「食欲がない」「最近、やる気が起きない」「夜、何度も目が覚める」「疲れやすく、すぐに横になってしまう」
「朝早く目が覚めてしまう」「喜怒哀楽の感情が乏しい」「元気が出ずボーっとしてしまう」
若いころはこんなことはよくありました。しかし、みなさんがこのような症状があれば危険です。
こうなると、家族が認知症を心配して、一緒に私の病院にやってきます。
来院された方にまず最初にお聞きする質問はふたつです。「食欲はありますか」
もしも、「何を食べてもおいしくない」とか、「食欲がわかない」「食が細くなった」という場合は、
認知症よりもうつ病の可能性が高いと診断します。「ちゃんと眠れていますか」
もしも「夜中に何回も目を覚ます」という場合は、うつ病の可能性が高いと診断します。
寝つきは悪くないが眠りが浅い熟睡障害は、うつ病による不眠の典型的な症状です。
実際に、認知症とうつ病は見分けがつきにくいのが特徴です。うつ病は、
70代以降の人が一気に老け込む要因です。そのまま放っておくと、徐々に運動機能と脳機能が衰え、
あっという間によぼよぼになってしまいます。高齢者は、脳内物質のセロトニンが減ってしまい、
うつにかかるリスクが高まります。じつは70代の前半くらいまでは、
認知症の人よりうつ病の人のほうが多いのです。どうしてうつ病になってしまうのでしょうか。
大きく心因と身体因のふたつあります。心因は、定年退職や子どもの独立、
引っ越しといった環境の変化やパートナーの死、ペットの死、コロナ禍で習い事に行けないなど、
心の拠(よ)り所を失ったとき。身体因は、食事が偏って「かくれ栄養失調」になっていたり、
外出しないために幸せホルモンのセロトニンが不足した場合など、身体からきます。
夏場などあっさりした麺類ばかり食べていると、タンパク質不足でうつ病を発症するケースがあるのです。
高齢者の場合のうつ症状は、気分の落ち込みより、
まずは身体化症状として現れるケースがよく見られます。「身体がだるい」「食欲がない」
「腰が痛い」「便が出ない」。このような症状が身体化症状として見られるうつ病です。
「タンパク質ってそんなに大事なの」「野菜を食べるほうが健康にいいんじゃないの」
「外出しないだけでセロトニンという幸せホルモンが減ってしまうの」と驚かれたのではないでしょうか。
こんなときは陽の光をたくさん浴びましょう。朝、カーテンを開けて、太陽の光を浴びる。
コンビニまでちょっと歩いて行く。こんなふうに意識して、陽の光を浴びるようにしてみてください。
食事をつくるのが面倒であれば、コンビニに行けばレンチンするだけですぐに食べられる栄養たっぷり、
タンパク質豊富な食べ物がたくさん売られています。「鶏肉と卵のサンドイッチ」
「サラダチキン」「唐揚げ」「鮭の塩焼き」「鯖のみそ煮」などなど。この文字を読んだだけで、
だんだん食欲がわいてきませんか視覚情報として目に入ってくると、それによって脳が刺激され、
食欲がわいてくるものです。ぜひ外に出かけましょう。じつは高齢者のうつは、
うつ病特有のうつ気分があまり目立ちにくいのが特徴です。不眠や食欲低下は、
高齢者専門の精神科医の私からすれば、典型的なうつ症状だとわかるのですが、
高齢者のことをあまり知らない医者だと、「年のせい」で片づけられてしまいがちです。
物忘れが多くなって、着替えもせずに、外にも出かけないと聞いたら、間違いなく認知症だろう、
と多くの人は思います。しかし、うつでも同じような症状が起こるのです。せっかくですから、
うつ病と認知症の簡単な見分け方をお伝えします。認知症の場合は、年単位で病状がゆっくり進行する。
うつ病の場合は、1カ月単位で急変することがある。お正月に会ったときは元気だったのに、
夏ごろから物忘れが激しくなった。このような場合、認知症よりうつの可能性が高いと思います。
0016情報発信元:七七四通信社
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2023/08/21(月) 08:30:44.07ID:e2nKfcq4
1週間寝たきり状態になると15%の筋力が低下します。
3〜5週間では50%の筋力が落ちるといわれます。運動を2週間しないと、
高齢者は筋肉の4分の1を失うというデンマークのコペンハーゲン大学の研究もあります。
同研究では、失った体力を取り戻すのに3倍以上の時間を要することも明らかになりました。
寝たきりで心身の活動性が低下することで引き起こされる病的状態を「廃用性症候群」といいます。
子どもや若い人にも起こる症状ですが、加齢によって身体機能が低下していると、
この症候群になりやすくなります。骨折などで動けないと、運動量がさらに減って、
心身の機能が低下します。どのような機能が低下するか、具体的に紹介しましょう。
【筋骨格系】1週間の絶対安静で10〜15%、3〜5週間で50%まで低下します。
動かさないために筋肉の萎縮も起こり、2カ月以内に筋肉の量は半分になります。
関節も拘縮し、動かしにくくなったり、可動域が狭くなり、転倒の危険がさらに高まります。
ですから絶対に転倒しないよう注意が必要です。骨折などしたら、寝たきりリスクがぐんと高まります。
【循環器系】心臓から送られる1回の血液の量が6〜13%減少し、
身体全体に酸素が運ばれにくくなります。心機能が低下し、持久力が落ちるため、
疲れやすくなります。ふくらはぎに深部静脈血栓症といった血の塊ができる症状も見られます。
【消化器系】活動量が低下するため食欲が低下し、やせやすくなります。
引っ越して環境が変わったり、退職して生活スタイルが変わったりなど、
さまざまな変化により、食欲減退や便秘症状も見られることがあります。
新型コロナウイルスによる自粛によって、外出や活動の機会が減っている人も多いでしょう。
自粛すればウイルスのリスクは避けられるかもしれませんが、別のリスクを招きます。
健康な高齢者の方が10日間安静にしていると、下肢の筋肉量は6.3%減少し、
膝伸展筋力は15.6%低下するといわれています。これは、いわば10日間の安静によって、
10歳年をとるのと同じくらいか、それ以上の筋力低下につながります。下肢の筋力が低下すると、
歩幅が小さくなります。片足で自分の体重を支えられないため、ちょこちょことした歩行になり、
小さな段差にもつまずきやすくなります。転倒すれば骨折につながり、入院。認知症になることもあります。
椅子に座るとき、ドスンと座ってしまう人を目にすることがあると思いますが、
ドスンの原因は、膝を曲げて体重を支える筋力がなくなっているためです。
コロナ禍では患者さんにこんなふうに伝えてきました。
「マスコミやテレビに出ている医者の言葉を信じて自粛していると、歩けなくなりますよ。
ソーシャルディスタンスをとっていれば大丈夫ですから、散歩したり、
外に出かけてたくさん動いてくださいね」こんなふうにいくらアドバイスしても、
感染を恐れて、家族に薬をとりによこしたりなど、コロナを恐れて外出しません。
しかし、コロナにかからなくても、足腰が弱り、筋肉が落ちてやせ、ほかの病気にかかったり、
認知症が進んでしまった方もこの時期大勢いらっしゃいます。
確かに散歩したり外に出かけるのが億劫になるのはわかります。以前はほとんど歩きませんでした。
どこへ行くにも車で移動していました。しかし、3年前に血糖値が600/dLを超え、糖尿病と診断されたとき、
歩くことを始めました。するとどの薬を使っても効かなかった血糖値が、毎日歩くようにしたところ、
ぐんぐん下がりました。これには自身がいちばん驚きました。「インスリンだけは打たない。
食事とお酒も我慢しない。だから歩くことだけはする」この選択は正解だったのです。
身体には、大きいものから小さいものまで400とも600ともいわれる数の筋肉が存在しています。
筋肉は、身体を動かす働きのほか、基礎代謝を上げ、
血液やリンパの循環を促すといったさまざまな働きをしています。筋肉が減ると、
さまざまなリスクが挙げられます。免疫機能の低下血糖値の上昇活動量の低下による認知機能、
運動機能の低下筋肉は、構造や働きの違いによって骨格筋、心筋、平滑筋の3つの種類に分けられます。
骨格筋筋肉全体の約40%を占める人体最大の臓器心筋心臓を動かしている筋肉
平滑筋消化管や血管を動かすことで、消化や血流の助けをする筋肉
3つの種類の筋肉の役割をあらためて見てみると、「やせて筋肉が減ったらまずいぞ」
ということに気づかれるはずです。ひとつめの骨格筋は、身体活動を支え、
血液中の糖や脂質の多くを消費する「代謝臓器」とされています。この筋肉は、運動することで増やすことができます。
0017情報発信元:七七四通信社
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2023/08/23(水) 08:26:32.51ID:RQIWroj4
ときどき、何かあったら大学病院の医師に診てもらいたい、という人がいます。とくに多いのが、
「東大病院で治療をしてほしい」という意見です。たしかに、日本最高学府の病院であれば、
最先端の治療が受けられるだろうと考える気持ちはわかります。
しかし、高年者にとって大学病院ははっきり申し上げて、「治療する場所」として、ふさわしくありません。
大学病院は専門分化が激しいため、患者さん全体を総合的に診ていく「高年者医療のスペシャリスト」
がいないからです。しかも、どの医師に診てもらうのかを決めずに大学病院に行けば、
あまり腕のよくない医師や経験の浅い医師に回されてしまう、ということも起こります。
一方、地域に根差した町医者は、大学病院の医師よりも高年者医療の臨床経験が豊富です。
健康に関する日常的なアドバイスも的確にしてくれるでしょう。
ただし、町医者の中には、大学病院時代の感性がなかなか抜けない人もいます。
また、すべての町医者が、高年者医療のスペシャリストというわけでもありません。
そこで、頼りになる医師かどうかを見抜くポイントを3つ、紹介しましょう。
1つめは、「待合室が明るく、にぎわっているかどうか」です。医院の待合室のにぎわいは、
医師が患者さんに真摯に向き合っていることの表れです。薬の使い方も適切だと思われます。
高年の患者さんがヨボヨボし、かかりつけ医のもとまで歩いていけないのだとしたら、
薬の使いすぎが一因と考えられます。さらに、
患者さん同士がワイワイとおしゃべりできるような明るい雰囲気が待合室にあるのは、
医師が患者さんを大切に考えている証です。もし、横柄な医師であったら、
患者さんは待合室で大人しくしていることでしょう。ですから、待合室が暗くてどんよりし、
老人のたまり場になっていないような町医者は、避けたほうがよいとわかります。
2つめは、「周囲の口コミ」です。年齢を重ねると、周囲にも病気になる人が増えるため、
「あそこの病院はいい」「あそこはよくない」といった話を聞く機会が増えるでしょう。
こうした患者視点の情報はわりと当てになるので、こまめにチェックするとよいと思います。
3つめは、「実際に受診してみて、自分と相性が合うかどうかを確かめる」ことです。
誰かにとってよい医師が、自分にもよいかはわかりません。自分に合わないと感じれば、
ほかの病院を探したほうが賢明です。かかりつけ医とは長い付き合いになります。
よい医師と出会えると、その後の安心感がまるで違ってきます。「話を聞いてくれて、
説明もわかりやすい」「愛想がよい」「治療方針を一緒に考えてくれる」といった医師を根気強く探せば、
きっと、頼りになるかかりつけ医と出会えるでしょう。もう一つやっておきたいことがあります。
「どんなふうに生き、死んでいきたいか」という死生観を具体的に持つことです。
その死生観によって、医療とのかかわり方が変わっていきます。数年前、血糖値が急に上がり、
1か月で5kgも体重が減少したことがありました。結果的には糖尿病でしたが、膵臓がんが疑われ、
多くの検査を受けました。そのときに、「膵臓がんだった場合、治療は受けない」と心に決めました。
膵臓は肝臓とともに「沈黙の臓器」と呼ばれています。自覚症状が出たときには、
かなり進行していることがほとんどです。なんの治療もしなければ、
最後は心身ともにボロボロになっていく可能性があります。
それでも、動けるうちは、そこそこの体力を保ったまま、好きな旅行も映画制作もできるでしょう。
おいしいものを食べる体力もあります。人生の最期に、なるべく長く元気で、
好きなことをやりたい放題やって、死んでいく。これが私の死生観です。
死生観は人それぞれです。死に方に正解も不正解もありません。自分自身の死生観をもとに、
今この瞬間の体と心の声に耳を傾ける。それが生きることの基本です。65歳からの医療とのかかわりは、
これからどう生きて、どのように死んでいきたいかを考えることが重要になります。
ところが、「治療方針は医師が決めるもの」と思っている人が少なくありません。
医師のいいなりになって治療を受けるということは、自分の人生を他人にゆだねることと同じ意味です。
もちろん、「病気になったら、すべてをかかりつけ医にゆだねる」という死生観をお持ちの人もいるでしょう。
それならば、それでよいのです。しかし、人生の決定権を自分に置きたいと考えるならば、
医師にいわれるままに治療を受けるのではなく、「こんなふうに生きていきたいから、
それが叶う形で治療を受けていきたい」と、かかりつけ医に相談する必要が出てきます。
0018情報発信元:七七四通信社
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2023/08/23(水) 08:29:24.27ID:RQIWroj4
治療は、「病気を治す治療」と「元気になる治療」に大別できます。「病気を治す治療」とは、
文字通り、病気を根絶するための治療です。検査の数値を見て、基準値より高ければ薬を処方し、
がんが見つかれば、転移を予防するために患部の周辺まで大きく切り取る。
そうすれば、検査の数値は改善されて、がんの腫瘍もなくなります。この「病気を治す治療」は、
一般的な医師が行う治療です。患者さんからの希望がなければ、多くの場合、「病気を治す治療」
が行われることになります。ただし、病気にばかり目を向けた治療法は、患者さんのQOL(生活の質)
を大幅に落とすことが多くあります。治療の目的が「病気を根絶する」ことにあり、
患者さんの生き方には目を向けていないからです。一方、「元気になる治療」とは、
病気を治すことよりも、患者さんのQOLをいちばんに考える治療です。投薬や手術が必要になった場合、
QOLを落とさないために必要最小限の治療になるため、余命も短くなることがあるかもしれません。
その一方で、亡くなる少し前までは、日常の生活を比較的元気に、体力を保ったまま過ごせるでしょう。
病気そのものを積極的に治療するのではなく、患者さんの主観を最優先にし、
不調を感じたときにそれを軽くしていくのが「元気になる治療」です。
自分はどちらの治療を受けたいか、今から方針を考えておきましょう。
0019情報発信元:七七四通信社
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2023/08/24(木) 13:38:50.21ID:hOQ1O1rr
やっぱり、ボケにだけはなりたくないよな」こんなことをいう人たちがいます。
しかし、晩年にボケることは、決して不幸なことではありません。
たしかに、認知症が進行すると、子どもの顔まで忘れてしまうといったことが起こります。
しかし、ご家族は悲しい思いをするかもしれませんが、本人はあんまり気にしていません。
忘れていることも忘れてしまうからです。よいことも忘れますが、嫌な記憶も忘れられるので、
その日その日をニコニコと過ごされる患者さんがほとんどです。そして、同じホームで過ごす仲間たちと、
互いに通じていない言葉で、なんとも楽しそうにおしゃべりをされています。
これを老年精神医学では「偽会話」と呼びます。そんな、朗らかでのどかで幸せそうな姿からは、
「最後には、人は無邪気だった頃に戻れるんだなぁ」と、老いる幸福を教えてもらえます。
反対に、「不幸になる老い方」があります。それは、「老人性うつ」を発症することです。老人性うつとは、
65歳以上の人に起こるうつ病のことで、高年者の病気の中で最も怖いものではないか、と感じています。
この老人性うつは、65歳を過ぎると発症リスクが高まります。発症すると、老いる幸福感が奪われます。
来る日も来る日も不安から逃れられず、身体的な不調も続きます。大変につらい日々が続くことから、
自らを死に追い込んでしまう人も多くいるのです。多くの皆さんは、年を重ねると、
体や脳の老いばかりを気にしていますが、感情の動きが失われるといった「心の老い」も問題です。
多くの人は、晩年の人生をよりよく生きるためには、「不自由しないくらいのお金が大切」、
あるいは「健康な体こそ大切」と考えます。しかし、65歳からの人生に心の健康より大事なものはない、
と声を大にしていいたいと思います。そこで、まず実践していただきたいのが、
「外に出て、日光に当たる時間を長く持つこと」です。日光に当たることで、セロトニンが、
神経から多く分泌されるからです。セロトニンは、幸福感を伝える神経伝達物質で、「幸せホルモン」
とも呼ばれます。このセロトニンの分泌量が、人の幸福感を左右しています。たくさん貯金があるのに、
自分の足で歩ける体があるのに、家に引きこもりがちになり、自分を「不幸」と思い込む人がいます。
これは、セロトニンの分泌量が少ないことが一因です。セロトニンの分泌量が減れば、
今ある幸せに気づきにくくなります。反対に、積極的に外へとくり出して、「お金がなくても、毎日楽しいし、
とっても幸せ」と、ドーンと構えて暮らす人もいます。ささやかな出来事に幸せを感じられることにも、
セロトニンの分泌が関与していると考えられます。「私の人生、こんなもんか」65歳を過ぎると、
人生の先が見えたような気がして、あきらめの感情を持ちやすくなります。この思考こそ、
「幸せホルモン」である神経伝達物質・セロトニンの分泌量が減っている証、ともいえるでしょう。
実際、65歳を過ぎると、セロトニンの分泌量が減っていきます。セロトニンの分泌量がさらに減ってしまうと、
幸福感すら覚えなくなっていきます。すると、「もう誰にも必要とされていない」と感じ、「オレなんて、
もうどうでもいいや」と投げやりな気持ちになったり、不幸を数え始めたりするようになります。
こういった思考に陥ると、老人性うつを発症している可能性があるのです。ときどき、
「もう、いつお迎えが来てもかまわない」といったり、「早いところ、お迎えが来てくれないかしら」
と願ったりする人がいます。そうした言葉も、老人性うつを発症すると口にしやすくなります。
セロトニンが減ってしまうと、「生」に対する前向きさを失ってしまうのです。
アメリカの老年医学の教科書には、65歳以上の5%、つまり、20人に1人がうつ病を抱えている、
と書かれています。患者さんと接している感覚では、一時的に気分が落ち込む「抑うつ状態」の人も含めて、
65歳以上の人の15%程度が老人性うつ、もしくは抑うつ状態にあるのではないか、と考えています。
なんの対策もしなければ、加齢とともにセロトニンの分泌量は減ります。
セロトニンが減れば誰でもなる病気が、うつ病です。セロトニンも放っておけば不足するので、
きちんと足していきましょう。では、どうやって足せばよいのでしょうか。1つは、
外出して日光をたくさん浴びること。日光を浴びることが、セロトニン分泌のスイッチを押すことになります。
もう1つは、動物性たんぱく質の宝庫である「肉」を食べることです。たんぱく質は筋肉や血管、
皮膚や粘膜など、ありとあらゆる組織の材料となる物質です。
0020情報発信元:七七四通信社
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2023/08/25(金) 13:51:41.40ID:MuMkqC3C
組織で重用されるのは、よい製品をつくるために議論する人ではなく、
上司の顔色をうかがう周りともめない人」発達障害の特性はさまざまだ。中にはケアレスミスや遅刻、
忘れ物が多い、集中力が続かないといった理由で仕事が続かない人もいる。一方で、
ずば抜けた能力の高さが仇になっているようにも見えた。40代半ばをすぎた今も仕事を始めると、
集中して気がつくと半日近く立っていることはざら。英語も独学でマスターした。
自身が手がけた自動車部品は今まで一度もリコール対象になったことがないという。
転職を重ね、起業する中で貯金は底を尽いたものの、会社は黒字経営である。
起業初年こそ年収は約120万円だったが、現在は同300万円までアップ。
それでも会社員のほうが安定していると思い、就職活動を再開したところ、
最近外資系メーカーへの転職が決まった。「会社を黒字化させ、40代で外資に転職する。
それができる私はそこそこ優秀だと思うんです」。強気に語る一方で、将来の不安はぬぐえない。
再就職が決まったとはいえ、クビになればすぐに困窮状態に陥ることは目に見えている。
「(転職先で)また日本人ともめて退職することになるのではないか。それが怖いです」
発達障害を疑い心療内科を受診したのは5年ほど前。専門的な検査などの結果、
アスペルガー症候群の特性があることがわかったが、医師からは診断はしないと告げられた。
理由は社会適合できているから。医師の説明は「相当努力されたのですね。
でも社会適合できている以上、それは障害ではなく個性です」というものだった。「なんじゃそれ、
と思いました」。発達障害のある人はできることと、できないことの凹凸の差が大きいといわれる。
ただその中間には「本当はできないけれど、膨大なストレスを抱えながらなんとかできていること」がある。
医師の見解は正しい。しかし、「個性」の一言で片づけるには、
これまで重ねてきた努力と、払ってきた代価はあまりに大きい。「(医療機関では)
もっと楽に生きられるようなリハビリやサポートを受けられると思っていました」という。
ちなみにこのときの受診でIQが127と高水準であることを初めて知った。
あなたは定型発達になりたいのですかそう尋ねると、こう答えた。「私は独りでも平気です。
可能なら株でもうけて大学院で好きな研究をしたい。ただ実際には働いてお金を稼がなくてはならない。
そのためにできるだけ定型に合わせて周囲と摩擦を起こしたくないだけです。
日本の会社ではそれができなければ迫害されますから」
では、本当は変わるべきは定型発達の側だと思っていますかと重ねて問うと、黙ってうなずいた。
そして最近の日本の技術発展や輸出をめぐる環境の変化についてこう持論を述べた。
「この間日本は家電でも、半導体でも、新幹線でも、原子炉でも負け続けています。
それはイエスマンばかりを重用するような貧しい考え方が招いた結果なのではないでしょうか」。
発達障害のある人は就労がままならず、大人になってから診断を受けたという人が多い。
社会適合という意味ではできていない人がほとんどで、この点において大きく違う。彼らは
「子どものころに障害がわかっていれば、もっと生きやすかった」と嘆く。この願いは切実だ。
幼少期に障害がわかれば、服薬や生活療法などで凹凸による不適合は一定程度軽減される。
しかし、それは本当に望ましいことなのか。凹凸にしたってしょせん定型発達の“物差し”にすぎない。
発達障害のある人が社会に適合できないのは、彼らの問題なのか、それとも社会の問題なのか。
発達障害と定型発達の違いは、どちらが社会のマジョリティーであるかでしかないともいえる。
定型発達の“常識”に合わせるかのような治療法について、自らの仕事になぞらえ
「量産型の車を大量につくり出すことと同じかもしれませんね」と言った。話を聞いた後、
感じた「不協和音」をあらためて指摘した。何度か「定型発達の人は平気でうそをつく」と口にしていた。
それだとすべての定型発達がうそつきと言っているように聞こえるので、「一部の」とか、「そういう人もいる」
というニュアンスを付け加えたほうがよいのではないか。また、ケンイチさんは「私は英語もしゃべれる」
「外資系でも働いていた」と発言していたが、それは自慢話とも受け止められかねないので、
特に初対面の人にはもっとオブラートに包んだ表現をしたほうがよいかもしれない。「なるほど」
と相づちをうち、メモを取りながら聞いてくれた。でも、指摘をしながらふと思ってしまったのだ。
定型発達の人間はつくづくどうでもよいことに忖度しているのだな、と。
0021情報発信元:七七四通信社
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2023/08/26(土) 09:32:49.27ID:+7WrPMye
香川大学医学部附属病院に勤務する32歳の医師の男が、大学内の女子更衣室に侵入し、
女性の白衣などを盗んだとして、逮捕された。建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、
香川大学医学部附属病院の医師で、高松市高松町に住む高橋宥貴容疑者(32)。
警察の調べによりと、高橋容疑者は、7月26日から8月9日までの間、
香川県三木町にある香川大学医学部の女子更衣室に侵入し、
21歳の女性の白衣や靴など8点を盗んだ疑い。警察が、
22日に別の事件の捜査で高橋容疑者の車を調べていたところ、女性の白衣などが見つかり、
犯行が特定された。警察の取り調べに対し高橋容疑者は、「盗んだことに間違いあん」
と容疑を認めているという。警察が余罪を視野に調べを進めていす。
香川大学医学部附属病院に勤務する医師が大学の女子更衣室に侵入し、
女子大学生の白衣などを盗んだとして、逮捕された。建造物侵入と窃盗の容疑で逮捕されたのは、
香川大学医学部附属病院の形成外科と美容外科で診療していた医師の男(32)。
警察によりと、男は7月26日〜8月9日にかけて、三木町の大学構内にある女子更衣室に侵入し、
女子大学生(21)の白衣や靴などを盗んだ疑い。警察が、別件で男の車を捜索していたところ、
車の中から女子大学生の白衣などが見つかったという。男と女子大学生の関係は分かっていせん。
警察の調べに対して、男は容疑を認めているという。香川大学では「今後、
捜査に全面的に協力していくとともに、厳正に対処してまいり」とコメントしていす。
香川県三木町の大学の女子更衣室に侵入し、女子大学生の私物を盗んだとして、香川県高松市に住む、
大学附属病院に勤務する医師の男が逮捕された。建造物侵入と窃盗の容疑で逮捕されたのは、
高松市の医師の男(32)。警察によりと、男は7月26日午後4時ごろから8月9日午前8時過ぎまでの間に、
三木町の大学構内にある女子更衣室に侵入し、女子大学生(21)の白衣や靴、
名札など8点(約7500円相当)を盗んだ疑いがもたれていす。警察が別件で男の車を捜索していたところ、
車の中から女子大学生の物品が見つかったという。男と女子大学生の関係性などはわかっていせん。
警察の調べに対し、男は「盗んだことに間違いあん」と容疑を認めていて、警察は余罪も含めて捜査を進めていす。
0022情報発信元:七七四通信社
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2023/08/26(土) 11:04:29.37ID:+7WrPMye
2022年年の5月に、医療センターに勤務していた26歳の男性専攻医が、命を絶ったことが報じられた。
両親宛てに残した遺書にはこう書かれていたという。「悪いのは全て僕です。誰も悪くないです。
最後にお母さんが来て、お父さんが電話をくれたこと嬉しかったです。幸せでした。
お母さんに辛い思いをさせるのが苦しいですもっといい選択肢はあると思うけど選べなかった」
職場の病棟スタッフにはこのように遺していた。「少し無理をするのに限界があったみたいです。
何も貢献出来ていないのにさらに仕事を増やし、ご迷惑をおかけしてすいません」医師になって3年目、
過酷な労働環境の中での自死。この件に対して、多くの医師がSNSで自分の経験を語っている。
小児科医・新生児科医も「もう10年以上前の話。地方のNICUで後期研修をした時、自分はうつ状態でした。
妻の話では天井に向かって何度も死にたいと言っていたそうですが、全く覚えてません」とポストした。
「今回の件は、多くの医師が他人事とは思えなかったはずです。心から頑張られたことと、
ご冥福をお祈りしたいです。医師の過重労働問題は、日本だけではありません。
アメリカでも年間約300〜400人の医師が自死で亡くなっているという報告があります。
つまり、一日にひとり、命を落としていることになります。医師の自殺率の高さに対して、
様々な国の医師会や医学部からも声明も出されています」と語るのは、
ハーバード大学准教授で小児精神科医・脳科学者でもある医師だ。自分自身も医大生時代、
研修医時代ともに過酷な環境で過ごした経験があるという。私たちの健康に関わる医師たちの環境が、
こんなにも不健康なものだったのか。私は、日本の大学の医学部とアメリカの研修を経験していますが、
医学部も研修医生活も予想を遥かに超える勉強量と仕事量を求められました。
医学生時代は、毎週ある試験の準備で、まったく休むことができませんでした。それまで、
人生の中でこんなにも勉強をした経験がない言えるほどその期間は長く続きました。
しかもひとつの試験に落ちると留年する仕組みで、
リカバリーが効かないプレッシャーは想像を越えるものでした。私は、
得意分野と不得意分野があったので、不得意分野は友人に家庭教師のように教えてもらったり、
勉強会を開いたりと、支えられながら試験を乗り越えました。勉強面で「お互いを支え合う」
という文化はありがたい面もありましたが、「みんなで運命を共にする」といった空気が高まり、とにかく
「レールから外れてはダメ」、敷かれたレールを予定通りに進まない限り「振るい落とされる」
という雰囲気が強く感じられました。しかも、医学部に入学するや否や、医学部体育会の部活に勧誘され、
そこで「先輩後輩の繋がりを築くことが、その後医師として生きていくために必要だ」と度々言われました。
もちろん、医学部体育会の部活が青春時代が宝物だという友人もいますし、
そこで培った人間関係が職業の中でも役立つだけでなく、
卒業後も続く心をかけがえのない友情を育んだ友人もいるので、
すべてが悪いことばかりではありません。しかし、私にとっては、ありがたい思い出もあるものの、
それらの経験はその後の医療現場にも繋がっていく問題点を垣間見るものでもありました。
右も左もわからなかった新入生の私は言われるがままに部活に入ってみたものの、
授業を休んでまでも自分は出場しない大会のボール拾いと応援のために駆り出され、
先輩からの飲み会への誘いは未成年であっても断ってはいけないという理不尽な圧を先輩からかけられました。
自分はなんのために医学部に入ったのかを忘れてしまうような強制力を持つ環境、
そんなレールの乗っていることに違和感を覚えました。
大学一年ころ、精神的につらい思いになったときがあり、当時住んでいた学生会館から数日、
実家に帰ろうと考えていました。そのことを同じ部活だった同級生に話すと、
「明日は、部の一年生全員で卒業生に寄付金を募るための手紙を封筒に詰める日だから、
そこにいないのはダメだよ」と言われたのです。10人以上いた一年生で30分くらいで終わる作業なのに、
「一人も欠けてはならない」と平然と言う同級生。この言葉は、「どんなに個人がつらい思いをしていても、
みんなで同じ苦労をしなければならないという習慣」を象徴していると感じ、
私は部活を辞めることにしました。今思えば、部活に入る入らないは個人が選択すればいい問題です。
それなのに、理不尽だと感じる先輩からの要求を断ることも、
最終的に部活を辞めることも当時の私にとっては、大きな勇気が必要なことだったのです。
0023情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/08/26(土) 11:08:57.90ID:+7WrPMye
これはそれだけ、「乗ったレールからは外れてはいけない」
という雰囲気が学部内で大きかったことを示しています。
さらに、医学部は他学部との交流がほとんどなく、
自分がいる世界がおかしいことすら気づけない環境であるということも影響していました。
その後、私は研修医としてアメリカに渡りました。日本の医学部で経験した勉強量や苦労以上に、
研修医としての仕事量は膨大でした。今はずいぶん変わったと聞きますが、
私が研修医だった今から10数年前は、難しい症例や患者を最初から任され、
毎朝5時台に出勤し、4日に1回は当直、週末休めるのは月1回。常に、
自分の判断で誰かの命や苦しみが脅かされる可能性がある状況に疲弊しきっていたのを覚えています。
もちろん、この私の経験を、「良い方」とおっしゃる方もいると思いますが、良い方であっても、
私を含む多くの研修医は、こういったハードなプロセスをみな経験しています。そして、
その経験がつらかったことには変わりありません。「プロフェッショナルな心で治療現場に向き合う」、
これは医師にとって大事なことですが、日々苦しむ患者さんや、ときには亡くなってしまう患者さん、
そのご家族と接する中で、医師自身の感情も影響されてしまうことがあります。
いいえ、影響されないわけがないのです。仕事のハードさに加えて、何よりも
「自分自身に自分の運命を変えるパワーがない」と思わされる機会も多いのが研修医なのだと思います。
研修医として学ばなければならないことが多いことは事実です。
そして、常に上の立場の人から評価されるのです。治療では自分なりの判断を迫られるのに、
最終的には上の研修医や指導医の言葉の力が勝り、
その中でうまくいかないケースがあった場合は自分が最終的にジャッジしたことでなくても真っ先に責められる、
というケースもありました。私自身、アカデミックハラスメントにあった経験もありましたが、
そこから抜け出すためは自分の能力を証明していく以外ないのです。
能力を証明する場を与えられたことは感謝していますが、
私を守ってくれる外的なシステムはありませんでした。
私が研修医時代に学んだことの多さは言葉では表せませんし、
研修医として受けた教育の質は素晴らしかったです。
医師として責任を自覚することの大切さも学べたことに異論はなく、
こういった経験を支えてくれた指導医や研修医仲間にとても感謝しています。それでも、仕事量、
責任を担うことの多さのなかで、自分には「状況を変えるパワーがない」と感じ落ち込むこともありました。
ハラスメントの対象になったときの精神的ダメージは相当のものでした。
私は研修医のこういった経験をきっかけに、セラピー(カウンセリング)を受け始めました。
セラピーは研修医としての悩みを打ち明けるだけでなく、
自分自身の考えやそれを形成する経験と向き合う時間になりました。
医師がセラピー(カウンセリング)などのメンタルヘルスに関わる医療を受けることに対し、
同業者に自分のメンタルヘルスについて知られてしまう心配から、
「自分の評価や資格維持に影響が出てしまうのでは」と考える人も多くいます。
私の場合、周りでセラピーを受けている研修医が多かったことが助けになりました。
研修医を始める際に、病院側から「研修医全員がセラピーを受けてみることを薦める」と、
近隣のセラピストのリストを配ってくれたのです。
それでも「苦しみを話す相手のセラピストが、もし病院の研修プログラムに関わっていたらどうしよう。
研修プログラムのディレクターやアカデミックハラスメントの加害者の指導医などと知り合いだったらどうしよう」
と不安を抱いたことを覚えています。そのとき感じた不安をそのままセラピストに話すと
「ディレクターには一回会ったことはあるけど、繋がりはないよ」と答えてくれ、ホッとしました。
こんなにもストレスを感じ、苦しい状況であるのに、研修医は逃げること、
状況を変えること、戦うこともなかなかできないのはなぜなのでしょうか。
それは、「レールからはずれない」「苦労をみんなでする」といった、
医大生時代に学んでしまった考えに心が支配されてしまうことが大きな要因です。
さらに、「医師は患者さんのために良いことをするために」、文句は言ってはいけないし、
何かを求めてはいけないという風潮も同時に根付いているように感じます。
そして、医師になるために「ここまで頑張ったから、つらくてもレールから降りられない」
という状況と思考をより強めてしまうのだと思います。
0024情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/08/27(日) 16:56:01.89ID:NkjYoPuj
県感染症情報(8月7日―20日)
結核5例。
梅毒3例(40代男性2例、70代男性)。
過去分として
梅毒1例。
県感染症情報(8月14日―20日)
新型コロナウイルス感染症1017例。
0025情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/08/28(月) 17:18:23.91ID:i3UHc2su
65歳を過ぎると、どんなに注意をしていても、調子の悪いところが1つ、2つと増えていきます。それが
「老いる」ということであり、生きている証です。ところが、医療では、病気を薬の力で抑え込もうとします。
オーストラリアでの調査報告では、全入院患者の3%前後が、薬の服用に起因した入院でした。
高年の患者ではその比率がさらに高くなり、15〜20%とされています。
薬の飲みすぎで重篤な状態になる人が、こんなにもいるのです。
薬を処方しすぎる薬大国・日本では、その比率ははるかに高いと見て間違いないでしょう。
実際、それによって患者さんの健康を害することが起こっています。薬の数が増えれば、
必然的に副作用も多くなります。ちなみに高年者の場合、薬の数が6種類以上になると、
副作用が増えるとされています。「最近、頭がボーッとするし、寝込むことが多い」と思っていたら、
多剤服用による副作用だったケースも珍しくありません。認知症と間違われたり、
足元がふらついて転倒し、寝たきりになったりすることも起こっています。
では、なぜ、日本の医師は薬を多く出しすぎるのでしょうか。最大の理由は、医療の専門分化にあります。
ある時期から、医学教育の専門化が進みました。たとえば、大学病院には内科という診療科はなく、
呼吸器内科、内分泌器内科、消化器内科、循環器内科というように、臓器別の診療科が並んでいます。
日本の医学教育には、オールマイティに患者さんを診られる総合医を育てる教育システムがほとんどなく、
専門医はほかの領域に関して詳しい知識が、ほぼありません。このために、
大学病院などの大きな病院を受診すると、1つ調子が悪いところが現れると、受診する診療科も増えます。
各診療科では、それぞれ薬が処方されます。調子の悪い箇所が1つ、2つと増えていけば、
そのたびに新たな薬が追加されていきます。このため、大病院にかかると、
高年者は薬漬けになりやすいのです。では、開業医のところに行けば、
多剤服用の問題は避けられるのでしょうか。たとえば、内科クリニックの医師も、
もともとは大学病院や大きな病院で特定の臓器だけを診てきた医師が、ほとんどです。
医学部で基本的な知識は学んでいるため、専門外の患者さんを診ることはできます。
ただし、医師は、専門外の疾患に対して、医療マニュアルに頼ります。
標準治療を示すマニュアルには、1つの疾患に対して2〜3種類の薬が推奨されています。
そのため、薬についてしっかりと勉強していない医師を受診すると、不調の数とともに、
薬の数も増えやすくなるのです。「毒を以って毒を制す」。これは、薬の本質を示す言葉です。
病気という毒を、薬という名の毒を使って抑え込むため、病気以外の場所にも作用します。
たとえ1つの病気を抑えられても、作用は他所にも及び、意図する反応とは異なる症状を生み出します。
これが副作用です。ですから、自分が飲む薬については、副作用を確認しておきましょう。
薬が処方される際、効能の話はあっても、副作用の説明はされないことが大半です。その場合には、
患者さん自身が、「この薬にはどんな副作用がありますか」と尋ねましょう。患者さんが尋ねれば、
信頼に足る医師なら、きちんと答えてくれるはずです。薬を飲み始めて体調が悪くなったと感じたときには、
頑張って飲み続ける必要はありません。すぐに体調の悪化を医師に相談して、
服用をいったんやめるか、別の薬に替えることが、ご自身の健康のために必要です。
副作用の話をすると、「絶対に薬を飲まない」という極端な選択をする人がいます。
しかし、それで人生のご褒美時間を楽しむだけの健康を保てるでしょうか。
薬の使用も、白か黒かの二分割思考ではなく、副作用のリスクを理解しつつ、
必要な治療は取り入れていくという、自分なりのグレーの部分を見つけていきましょう。たとえば、
何十年も、就寝前に市販の頭痛薬を飲み続けている高年の女性が、患者さんにいます。それを飲むと、
よく眠れるのだそうです。医学的に見れば、睡眠の質という点において、その薬に意味はありません。
むしろ、依存性や胃腸への負担も大きく、継続して飲まないほうがよいと伝えたいところです。とはいえ、
患者さん自身にとっては、今のところ困った症状は何も出ておらず、それを飲むことで気持ちが落ち着き、
よく眠れるといいます。ということは、飲み続けることが、彼女にとって最良の選択となります。
このように、その薬が自分に必要かどうかは、自分の体と心が教えてくれるのです。
私も、自分自身の健康管理のために、薬を何種類か服用しています。まず、胃腸薬を飲んでいます。
0026情報発信元:七七四通信社
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2023/08/28(月) 17:25:47.99ID:i3UHc2su
なぜ飲むのかといえば、慢性の下痢や胃痛に悩まされているためです。
飲んだほうが一日を元気で過ごせるため、服用しています。高血圧の薬も飲んでいます。現在のところ、
薬を飲まないと最大血圧が200mmHgを超えるほど上がるので、薬の力を借りているのです。
なお、血圧の正常値は、最大血圧が140未満mmHg、最小血圧は90mmHg未満です。
高血圧治療ガイドラインが示すこの数値まで血圧を下げると、
頭がボーッとしてどうにも調子がよくないので、正常値より高めの170mmHgを維持しています。
この数値だと頭がスッキリして思考力が保たれ、元気に過ごせるのです。すでに動脈硬化がある高年者に、
正常値より数値が高いからといって「薬の力で正常値まで血圧を下げる」という引き算医療は、
ダメージを与えます。動脈硬化を起こすと、血管の壁が厚くなります。
そのため、血圧を多少高くしてでも血液を巡らせないと、脳に酸素や栄養素が届きにくくなります。
つまり、加齢によって血圧が高くなるのは、動脈硬化に対処するための適応現象なのです。
にもかかわらず、正常値まで血圧を下げると、脳は酸素と栄養が不足します。これによって、
頭がボーッとする、だるい、足がヨタヨタする、などの不調が現れます。低血圧の人は、体がだるい、
動くのが億劫になるなどの症状を訴えます。それと同じ状態が、高血圧の人が降圧剤を多く飲むと、
人工的に作り出されてしまうのです。ですから、高齢者は血圧を高めにコントロールするほうがよい、
と考えます。また、血糖値が高くなった場合も、薬で正常値まで下げる引き算医療が始まります。
血糖値も、動脈硬化が進むと、脳にブドウ糖を送るために高くなるのが自然現象です。
それなのに、血糖値を下げる薬を使ってしまうと、正常値を維持していたとしても、ふらつきや動悸、
痙攣といった低血糖の症状が出ることがあります。なお、「糖尿病はアルツハイマー病を引き起こす」
という人がいますが、それは「糖尿病の治療を受けている人」の話です。研究結果では、
糖尿病の人は糖尿病でない人に比べ、アルツハイマー病の発症率が3分の1にとどまっていました。
この結果もあり、病院では血糖値を高めにコントロールしていました。自身も糖尿病ですが、
歩くこととスクワットで血糖値が300mg/dLを切ることを目標にコントロールしています
(基準値は110mg/dL以下)。300mg/dLを超えたときだけ薬を飲んでいます。
糖尿病合併症が起こりやすい眼底と腎機能の検査は定期的に受けていますが、
今のところ問題は起こっていません。薬の服用は最小限にとどめ、
不調のときに飲むように心がけるとよいでしょう。脳の老化は前頭葉から始まります。
前頭葉とは大脳の前部にある部位の1つであり、知能や人格、理性、言語、運動などを司っています。
ここが衰えてくると怒りっぽくなったり、気分がふさぎ込んで不機嫌になったり、
意欲や好奇心が失われたり、身の回りに無関心になったりするほか、
長引けばうつ状態になってしまいます。
さらには車の運転に必要な注意力や判断力といった能力の低下にもつながります。その意欲や判断力、
記憶力の衰えは、加齢による男性ホルモン(テストステロン)の分泌の減少によって引き起こされます。
その減少を食い止めるに一番手軽にできることは、
男性ホルモンの分泌促進効果がある食べ物を摂取することです。男性ホルモンの分泌促進には、
アミノ酸を多く含むタンパク質をとることが必要です。そして、その理想的な食べ物が「肉」なのです。
肉にはトリプトファンという必須アミノ酸が多く含まれています。
これはセロトニンという神経伝達物質の材料となり、
さらに肉に含まれるコレステロールが脳に運んでくれると考えられています。
セロトニンとは別名「幸せホルモン」と呼ばれ、幸福感と密接に結びついている物質です。
これが減少してくると気分が沈んだり、イライラしたり、感情の不安定さを招きます。
しかもセロトニンは加齢によって減少していく物質であり、その減少が認知症の原因となります。
このように、タンパク質が不足すると様々な弊害が生じます。肉を食べることは、
セロトニンをつくる手助けにもなるのです。肉以外にも、男性ホルモンを合成するために必要な「亜鉛」
を含んだ食材(牡蠣など)、末梢血管を広げて血行を促進して脳を活性化する「ビタミンE」を含んだ食材
(ほうれん草など)、認知機能や筋肉の衰えを防ぐ「ビタミンD」を含んだ食材(鮭など)なども有効です。
0027情報発信元:七七四通信社
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2023/08/28(月) 17:31:58.75ID:i3UHc2su
加齢とともに徐々に食が細くなっていくので、普段の食事にできるだけこれらの食材を取り入れて、
日頃から認知症予防を心がけていきましょう。高齢者の方々は男性ホルモンが減少しがちです。
これが減っていくと、物事に取り組む前向きな意欲が衰えてきます。物事を記憶するのに役立つのが
「意欲」や「好奇心」ですので、男性ホルモンの低下は、記憶力の減退につながっていくのです。
男性ホルモンが減少してきますと、短期記憶を担っている神経伝達物質
「アセチルコリン」がつくられにくい状態になります。最近の研究では、
男性ホルモンが記銘力の中枢である海馬という部分に直接働きかけることも知られています。
つまり男性ホルモンが減ると、記憶力が悪くなってしまうのです。男性ホルモンの減少には、
肉や魚などのタンパク質を多くとることです。食べ過ぎると「コレステロール値が高くなるから」
と気にする方もいらっしゃいますが、一般的に言われている「善玉コレステロール値」や
「悪玉コレステロール値」というのは、数値がいわゆる「正常値」より少々高くても健康には関係なく、
逆にコレステロール値が低いと問題が起こります。善玉、悪玉という区別は動脈硬化にとってだけの話で、
実は悪玉コレステロールと言われるものは男性ホルモンの材料になっているのです。
「私は胃が健康だ」「私は脳の衰えが少ない」と言っても、胃だけで生きている人はいませんし、
脳だけで生きている人もいません。「健康の良し悪し」は総合的にしか判断できず、
その「総合的」な判断には、「統計」しかないのです。統計によると、
コレステロール値が少し高めのほうが長生きできるということなので、
それが最も健康的な方法という結論に至ります。歳をとってくると、食欲が落ち、
食が細くなっていく一方です。しかし、食事は軽食だけで済ませないようにしましょう。
どうしても食べる気にならない人は「好きなもの」を食べてください。好きなものなら、
食欲がなくても食べられるでしょう。肉や魚、麺類から加工食品、ジャンクフードまで何でもOKです。
身体(脳)が欲している、食べたいと思っている、その気持ちを優先しましょう。
加工食品に関していえば、発がん性物質を多く含んでいると言われるものもありますが、
それを食べて実際にがんを発症する確率は、100万人に1人とか、ごく稀なスケールの話に過ぎません。
いちいち怖がっていたら、何も食べられなくなります。中国や台湾では、人工調味料をたくさん使います。
中華料理には「うま味調味料」が当たり前のように入っています。それに比べて、日本の食品添加物なんて、
微々たるものです。一般的に身体に良いとされている食べ物が全ての人に効果的だとは限りません。
慢性型のアレルギーは一人ひとり違うものです。以前検査で「海藻やそばが良い」と言われ、
意識してたくさん食べていたら、逆に海藻やそばの慢性型アレルギーになってしまいました。
一般的に「身体に良い」と言われているものでも、自分にはあわないこともあるのです。
「誰にとっても良いもの・悪いものはあまりない」という考え方のほうが人生楽しく生きられます。
カレーや牛丼といった高カロリーな食事でも、あえて避ける必要はありません。
そのとき食べたいものを食べればいい。夜中にラーメンを食べたければ食べればいいのです。
ラーメン屋巡りが大好きですし、カップラーメンも食べます。
自分の身体や脳が欲するサインに対して素直に応じ、食べたいものを食べればいいのです。
コレステロールは脳に良い、という話をしましたが、脳に栄養を行き渡らせるために、
朝食はしっかりとりましょう。朝はブドウ糖が不足しているからです。
普通、朝食と昼食の間は4時間ぐらいです。昼食と夕食の間は、だいたい7時間ぐらい。ところが、
夕食から朝食までは12時間もあります。つまり、低血糖を一番起こしやすい時間帯は、朝なのです。
ブドウ糖が不足した状態は、脳の働きには絶対良くありません。
もちろん記憶力にも大きなマイナス要因です。脳はものすごくエネルギーを消費します。
1日中勉強をしていると、運動もしていないのに、お腹が空いた経験のある方も多いことでしょう。
朝、ブドウ糖が不足している脳には、できるだけ早くエネルギーを補給する必要があるのです。
0028情報発信元:七七四通信社
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2023/08/29(火) 16:12:30.96ID:OAgKLQXP
世界の見え方や人との関係性も変わってしまうということです。
人間が記憶を持つのは4歳くらいだと言われています。言葉が使えるようになってから、
ああしてーこうしてーこうなったという、時系列を持った物語記憶ができるようになるのが大体4歳なんです。
4歳までは、時系列という物差しがない感情的な記憶や身体感覚、
自律神経系の反応を身体が無意識に覚えているんです。0から4歳までの間に守ってもらえなかったとか、
愛されなかった、私は大切にされないとか、私は生きていてはいけないとか、
そういうネガティブな感覚っていうのは身体感覚として右脳に残っているといわれています。
そして私達は、その感覚を映写機のように現実に投影します。
ネガティブな体験をいろんな人間関係に投影してしまうんです。ネガティブな感情のフィルターがかかって、
世界が汚染されてしまう。トラウマは世界の見え方も変えてしまうんです。
例えば約束の時間に相手が少し遅れてきたとしたら、
もう自分が大切にされていない理由になってしまうんです。加害被害の意味付けをしやすくなってしまう。
例えば、相手が遅れて「ごめんね遅れて、急いだけど電車が遅れちゃった」と言われた時に
「嘘だ!言い訳して!」と捉えてしまったら、対人関係ってうまくいかないですよね。
でも本人は意地悪でそう思うのではなくて、本当に大切にされてないと感じているし、
そう感じることが本当に苦しいからそう思ってしまうんです。その背景には、
覚えていないような時期の解消されない怒りが深いところにあるんです。被害を受けた人が、
他者に対して被害意識が強くなって、厳しく接してしまい、人間関係が築きにくくなってしまうんですね。
さらにトラウマによって、物事の捉え方自体が変わってしまう。
“問題がある人”みたいに思われてしまうけど、辿っていくとすごく傷ついた体験があるんですね。
確かにすごく傷ついた人は、言われたことを曲解してしまったり、
全部自分を責めている言葉のように捉えて、攻撃的になってしまって、
不要な衝突や不和がおきてしまうということはあります。見方がすごく固定的なものになって、
俯瞰できなくなってしまうんです。他者に対して信頼が持てないから、
基本的に人が怖いし、誰の言うことを信じたらいいんだろう、誰も信じられないとなってしまう。
偏屈な人だなとか、被害者的になって人を責めるとか言われやすいですが、
本当は深いところにある解消されていない傷や感情が物事の見え方に投影されてしまっているだけなんです。
周りとの繋がりがよくて、すくすく育った場合、「耐性の窓」といって、感情の耐性が大きくなるんです。
だけどトラウマのある人の本当の耐性の窓は小さいんです。赤ちゃんも耐性の窓が小さいですが、
何かあるとギャーッてすぐ泣くし、ちょっとびっくりするとことんって寝ちゃいますよね。逆境体験、
例えばDVの目撃をしていたとします。お父さんと母さんに助けを求めることも上手にできなかった。
そうすると何が起きるかというと、いい子のふりをするようになるんです。
まるでやれているみたいだけれども、実はそうじゃない。
やれてますと言っていても、キャパをはるかに超えてとても無理している状態。
「偽りの耐性の窓」といいます。こういう人はとても多いと思います。
自分の状態がトラウマの影響を受けているということに気づくことって難しいですよね。
基本的に自分が受けた傷は過小評価してしまいがちだと思います。
自分がこれだけの被害を受けたというのを受け止めることってすごく力がいるので、
別に自分は大丈夫だったって思うようになってしまいます。平気平気って思ってしまうんですよね。
認めていたら生きてこられなかったと思います。認めないことによって精一杯生きてきたから、
それはおかしなことでも悪いことではないんです。だから、今まではそれでやれてきたことに感謝して、
気づいたら着ぐるみを脱いで、自分の小ささや幼さを愛しんで、
小さい耐性の窓を少しずつ広げていくことができたらいいですよね。
「人々が抱える生きづらさや傷つきやすさの背景に心的外傷(トラウマ)があるかもしれないと、
みんなが考えるようになれば、きっと優しい社会になる」とおっしゃっていましたよね。
確かにちょっと人間関係が築きにくい人を見た時に、
“嫌な人”って思ってしまうんですけど、その人も何かしら被害を受けて、酷く傷ついて、
自分でもどうしようもないけれど人を疑ったり責めてしまうのかもしれないという視点は必要ですよね。
トラウマによって、ものの見方自体が変わるというのはすごく驚きですし、知られていないですよね。
0029情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/08/31(木) 10:29:10.22ID:eKeHZvmY
この精神医療の世界に関わって15年ほど。これまで数多くの方と知り合ってきました。
不必要な薬によって人生を左右されてしまった人も多くいます。そうした中、先日、
フェイスブックを覗いていたら、ふと、以前「統合失調症」という診断を受け、大量の投薬、
その後入院までした方が、現在は介護士として活躍している記事にぶつかりました。
あの人が介護士になっていた!大量の薬による副作用から不安定になり、
そのことで薬への不信感が生まれて、自ら薬を減らしていって、断薬。もちろん通院もやめたしまったところ、
病院からは受診するようにとの矢の催促をうけました。それでも、障害者手帳を返納して社会復帰をする、
という決意までは知っていました。が、その後の数年は連絡も途絶えたまま。その人が介護士として、
来年には国家資格にも挑戦するとのこと。もしあのとき、医師の言うなりに「治療」を続けていたら、
薬を飲み続けていたら……。そう考えると、まったく不思議な気持ちになってきます。
医療という前提のもと、統合失調症と診断をして、治療のために薬を飲ませる。
その行為がどれだけその人のためになっていたのか。普通、医療というものは、
その人のために行われる行為のはず。しかし、精神医療に限っては、どうもそう単純な話ではないようです。
統合失調症は放置しておいてはいけない(その人のためにも、あるいは社会のためにも)。といっても、
まあ、前者は後者を守るために精神医療が作り出した詭弁でしょう。だから、アウトリーチをしてまでも、
「統合失調症」と診断した人につきまとうのです。自分たちの診断力がどれほどのものなのか、
わかっているのかと、この方の例を待つまでもなく、問いたくなります。もしあのとき「治療」を続けていたら……。
いや、もしあのとき「薬」をやめていたら……。どちらも人生が大きく変わっていた可能性のある「医療」。
「医療」から離れたことで「病気」から解放されるとしたら、いったいこれまでどれくらいの人が
「医療」を受け続けることで、あったかもしれない可能性をつぶしてしまってきたことか。
あるいは、使われてしまった「薬」のために、もう「薬」から逃れられなくなってしまって、
本当の病人としての人生になってしまった人もいるでしょう。しかし、精神医療の側から見れば、
いやいややっぱり「病気」だったから、薬がずっと必要なのだ、ということになります。
そのあたりのことが、非常に巧妙にこんがらがっているのが精神医療の世界です。
それにしても、離れたことで人生が好転していく医療とは、いったい何のでしょう。この人が特別なの?
いやいや、同じような人をこの15年、たくさん見てきました。それはいったいなぜなのか?
ずっと私のなかでくすぶり続けている問題です。(薬が必要な人もいる。
薬があるから人生が成り立っている。たぶん、そういう意見が精神医療にぴったりはまって、
くすぶり続ける問題をさらに深い霧の中へと押しやっているように感じます。)だからといって、
今薬を飲まれている人が、急激に薬を減らしたら、やめたりしたら、大変なことになります。
それも精神医療、精神薬の巧妙さ、面倒なところです。今より状態が悪くなる可能性もあり、
さらに精神医療に深くはまることになります。どうか減薬、断薬は慎重のうえにも慎重に。
 精神薬は生易しいものでないことを肝に銘じてください。
0030情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/08/31(木) 20:24:43.47ID:eKeHZvmY
日々、カウンセリングをしていて、目の前のクライアントの話を聴けば、「この人は、どのような薬を、
どのくらいの量、どのくらいの期間飲めば、どのくらい良くなるのかそれとも良くならないのか」
概ね判断がつきます。精神医学や薬の知識は、カウンセリングスクールではなく、
大学で習い、身につけました。さらに、精神科医が書いた本を読むなどして勉強しました。
薬が効きそうなクライアントには、病院に行くことを勧めます。もちろんタイミングは見計らいますし、
慎重に言葉を選んで病院に行くことを勧めますが。薬が必要なクライアントに対し、
病院に行くことを勧めないのは、心理臨床家として不誠実だと思っています。
そんな中、「薬は絶対に飲みたくない」とおっしゃる人に会うことがあります。そんな、
病院に行くことを頑なに拒否する人に、その理由を尋ねると、「薬は所詮、対症療法に過ぎないから、
根本解決には結びつかないから」とおっしゃったり、「病院に行くと、薬漬けにされ、
廃人になってしまうから」とおっしゃったりすることが多いです。そんなクライアントに対し、
大切なお薬の話をしたいと思います。まず、1番目の「薬は、対症療法に過ぎないから」
というご意見ですが、ひとくちに心の病と言っても、心の病にもいろいろあります。
例えば神経症=ノイローゼの場合は、薬は対症療法に過ぎないという面は確かにありますが、
うつ病や双極性障害や統合失調症などの精神病の場合は、対症療法とは言えない部分が多々あります。
というのは、神経症の場合は、環境調整および認知を変えることが根本解決であり、
お薬の服用が根本解決にはならないという面が確かにございますが、
精神病の場合は、脳の神経化学伝達物質の量に異変が生じて、症状が発生しているわけですから、
お薬を飲んで脳の調子を整えることが根本解決になる場合が大いにあるということです。
ですから、「お薬を飲むことは、所詮、対症療法にしか過ぎない」というのは、正解とは言えません。
「誤りである場合がある」と言えます。続いて、「病院に行くと、薬漬けになる」というご意見ですが、
そうなることもありますが、そうならないことのほうが圧倒的に多いです。
特に、最近の精神科医は、お薬を出すことに大変に慎重になっており、よって10年20年前と違って、
薬漬けになる恐れは非常に少ないということが言えます。ただ、ここからが、本題になるのですが、
世の中には、薬が比較的よく効く心の病と、薬があまり効かない心の病があって、
薬があまり効かない心の病を抱えている人は、医師に向かって、「薬が効かない、全然良くならない」
ということは、なるべく訴えないほうがいいです。何故なら、そんなことをすると、
医師は薬をどんどん増やそうとしかねないからです。精神科医の仕事は、
患者の心に寄り添うことではありません。精神科医の仕事は、患者に薬を出すことです。
薬があまり効かない心の病を抱えている人は、薬を少し飲もうがたくさん飲もうが、
やっぱり良くはなりません。そういう場合、薬を効かない患者さんは、医師に向かって、「薬が効かない、
全然良くならない」ということを訴えることが多くなるのですが、「その結果、どうなるか」と言いますと、
さらに薬をたくさん出され、そしてたくさん飲むようになり、やがては、「調子が悪いのは、
病気のせいなのか薬の副作用によるものなのか」 わからなくなってしまいます。
よって大切なことは、薬を飲んで良くならない場合に、「どうしたらいいか」考えることです。
「医師に、薬が効かないことを繰り返し訴え、薬を増やされるのがいいのか
薬以外の方法で治すことを考えるのがいいのかどっちなんだ」ということです。精神病院に行って、
薬漬けになってしまう人の多くは、薬があまり効かない心の病を抱えているにも関わらず、
薬だけで治そうとしている人であることが多いということは言えるでしょう。
逆に、薬が比較的よく効く心の病を抱えている人は、少量の薬でもよく効くので、
薬がどんどん増えていってしまうことはなく、よって薬漬けになる恐れはありません。
ちなみに、割合で言えば、薬がよく効く心の病の人は、少ないです。
薬があまり効かない心の病の人のほうが多いです。にも関わらず、今日も、
お薬を出すだけの精神病院は患者さんでいっぱいです。もう1度言います。心の病になって、
薬を飲んで効かなかった場合は、医師にそのことを繰り返し訴えないほうがいいです。
何故なら、そのような行為をすると薬漬けになってしまう恐れがあるからです。
大切なのは、薬を飲んで効かなかった場合は、薬以外の方法で治す方法を考えることです。
0031情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/09/01(金) 21:04:09.44ID:QtJB7iAu
「時間外労働の実態は申告よりはるかに多かった」旨を主張している。
同院で事件後に作成された「医師の時間外労働と自己研鑽についての取り扱い指針」によると、
「手術や処置等の予習や振り返りは自己研鑽」「(業務/自己研鑽は)最終的には上司が判断します」
などの文言が並んでいた。「長時間労働の軽減」「再発防止」というより
「書類上の労働時間を減らして、病院管理者の罰則を避けたい」としか思えない内容であった。
大学病院や有名病院の多くは公立病院であり、令和になっても年功序列文化が強い。
常勤医はめったにクビにはならず、管理職として決定権を持っているのは60〜
70代の高齢男性がほとんどだ。高齢管理職医師は概して「若手はベテランの決定に従うべき」
「最初の10年は24時間体制で滅私奉公すべき」という昭和的感覚から卒業しておらず、
その結果「めんどくさい問題は若手に押し付ける」ことで職場内の諸問題を片づけたと錯覚しがちだ。
それでも昭和時代のように「外科や内科には、毎年10人以上の若手医師(しかも男性が大部分)
が就職する」時代ならば、組織はピラミッド型となり、年功序列にモノを言わせて「雑用は若手」
方式でも組織は回った。しかしながら、近年の若手医師は自分の生活優先タイプが主流となり、
かつてメジャー科と呼ばれて花形だった外科や内科は「拘束時間が長くコスパが悪い」と不人気科となり、
新規就職者も減少の一途である。加えて、女医率は上昇の一途であり、育休・育児時短は「当然の権利」
となった。それ自体は問題ないが、同僚が育休や時短を取得しても患者数や仕事量は変わらない。
育休時短職員の仕事の穴埋めは、同僚や後輩の無料奉仕でカバーされることが多く、
特に若手男性医師は穴埋め要員とされやすい。
本病院のホームページを確認すると内科に女医は少なくないし、
また内科の中だけでも「部長」「診療部長」「参事」「消化器センター長」
「副院長」「院長代行」と序列は不明だが管理職を想起させる肩書の医師が多い。
「不人気内科の少ない若手」「多い管理職」「増える女医率」のような環境で、
「内科には毎年10人就職」だった昭和的感覚の管理職が数少ない若手医師にバンバン仕事を回せば、
若手医師はメンタルを病んでしまっても不思議はない。
内科外科の不人気と表裏を成して、美容医療への就職が大人気である。
美容外科を全国展開するTCB東京中央美容外科の2022年医師採用実績は119人だったそうで、
大学病院研修医採用数ベスト3の東大病院(97人)、東京医科歯科大(94人)、
京大(75人)を超える時代となった。「初年度平均年俸2500万円」とうわさされる一方で
「コロナ前は3000万円だったのに」「1年で3割が雇止め」とささやかれる厳しい世界であるが、
若手医師の就職は増加の一途である。美容外科の魅力は高年収もさることながら、
「報酬や職務内容(ジョブ)を明確に定義して職務記述書を締結する」
という医療界ではまだまだ少数派のジョブ型雇用にあると思う。
「地方出張や長時間労働は報酬で報われる」「年功序列文化が薄くアラサーで院長可能」
「時短勤務も可能だがフルタイム同僚と報酬差があるので軋轢がない」
といったジョブ型の雇用スタイルが若手医師を引き付けるのだろう。「雇い止めされやすい」
という不安定雇用も「ダメな同僚は淘汰されるので、長期間フォローしなくても良い」
「働かない高齢高級管理職がいない」と好意的に受け取る若手も多い。
また、渉外弁護士事務所や外資系コンサルティング業界も激務で有名だが、
若手の人気は高く過労自殺ニュースを聞かない。というのも、美容外科同様のジョブ型雇用であり、
長時間労働は報酬で報われるし、優秀なら若手でも出世できるし、
ダメ管理職は淘汰されるからだろう。あるいはメンタルを病んだ職員は早めに雇い止めされるので、
自殺まで追い込まれにくいとも言える。過労自殺は「長時間労働」のみで発生するのではなく、
「報われない長時間労働」で発生しやすい。そして「助け合い」「奉仕の精神」
のような聞こえの良いフレーズで無償労働を強要する日本型年功序列雇用が続く限りは、
医師に限らず過労自殺はなくならないだろう。今後のさらなる女医率上昇が不可避である以上、
年功序列組織の破綻は時間の問題である。撲滅すべきは「長時間労働」ではなく
「長時間サービス残業」である。小手先の労働時間制限よりも、
美容外科や外資系のようなジョブ型雇用の導入こそが過労自殺対策であり、同時にそれが女医支援策となり、
内科外科へのリクルート策やプロフェッショナルファームとしての職場の健全化にもつながるだろう。
0033情報発信元:七七四通信社
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2023/09/04(月) 17:19:00.99ID:+oRUa2k2
解離性障害は、重大なストレスによって生じる「一時的な自我の破綻」である。
虐待を受けていると必発するわけではないが、とくに被虐待者は発症しやすいのではないかと思っている。
そして、一般に行われている治療だけでは、効果は十分ではないとも感じている。
その理由は、ふたつある。ひとつ目は、今日の精神科で行われている治療の主体が薬物療法であることだ。
心の傷によって発症した心の病には、精神科薬の効果が薄いことが少なくない。ふたつ目は、心理療法
(体系化された理論を用いて行う心の治療の総称)では、どうしても治療者の主観が入り込んでしまって、
被虐待者の特殊な心理を捉えていくことが難しいことである。それゆえ、
これらの問題を理解しないで治療を行った結果、かえって彼らを追いつめてしまっていることがある。
彼らへの治療が、なぜ、うまくいかないのかを私なりの視点で記していく。
そして、彼らとの関わりから見えてきた精神科医療の問題点も取りあげていく。以下で紹介するのは、
聞いているこちらが耳を塞ぎたくなるような悲惨な虐待を生き延びてきた女性である。
それによって負った心の傷が、大人になって解離性障害として現れた。
精神科病院に通院し、生活保護を勧められた。彼女のこれまでの人生を知れば、
虐待というものがどれだけ心に深い傷を負わせるのかがわかるだろう。
そして、虐待する側の異常性も見えてくるだろう。しかし、ときにその異常性を、
専門家ですら見落としてしまうことがある。35歳の話を聞くようになったのは、ある事件がきっかけだった。
それは、自殺未遂事件である。だが、自殺を企てたはずの当の本人に、その記憶がまったくない。
気づいたら知らない町にいた、そこは交番だった、それから、彼女の担当ケースワーカーが迎えにきた。
記憶にあるのは、それだけ。しかも、直近3日間の記憶自体が、すっぽりと欠落しているというのである。
「記憶がないあいだに、なにか変なことをしていたらどうしようと思って怖いです。
数時間、記憶がなくて、気がつくと買い物していたり、道路の真ん中に立っていたり。
自分がおかしくなってしまったんじゃないのかと思って怖い。この前は、踏切のなかにいたみたいだし」
穏やかな平日の朝。彼女が住む町から電車でどんなに早くても2時間はかかる静かな町にいた。
沿岸部に位置するその町は、都市と都市との中間に位置していて、列車の往来はそこそこに多い。
小さな駅舎からは海が見える。急行列車が往来する踏切の前に、見知らぬ女性が佇んでいた。
その姿を近くで商店を営む男性が目撃していた。きっと、近所では見たことのない顔だと思ったのだろう。
踏切が開いても渡ろうとすることなく、ただその場にじっとしているだけの彼女を怪訝に思っていたそのとき、
轟音とともに列車が踏切に進入してきた。彼女は、踏切のなかへ吸い寄せられるように向かっていった。
間一髪のところ、必死に駆け寄った店主によって彼女は踏切から引きずりだされた。
その光景を見ていた周りの通行人らが集まって、ちょっとした騒動になった。それに気がついて、
近くの交番の警察官が駆けつけた。彼女の手荷物を確認した警察官が、福祉事務所に連絡し、
担当のケースワーカーが迎えに行った。「気づいたら交番にいて、え!ここどこって。そうしたらお巡りさんが
『ようやっと気づいた、よかったよかった。なにを話しても反応しないし、ただ涙だけ流すし、
心配したんだから。いま、福祉事務所の担当の人が向かっているからね』って。
ケースワーカーさんにも申し訳なくて。あのまま電車に轢かれていてもよかったんですけど」
自分の身に起きたことのはずなのに、どこか遠くの出来事を語るような客観的な口調だったことが、
やけに印象的だった。記憶がない。まるで物忘れのような報告を聞いて、最初に認知症を疑った。
しかし彼女の場合は、認知症にしては記憶の途切れ方(なくなり方)が明確だった。
それに、記憶がないということを自分で認識している。そして、ある一定期間、
ある部分だけの記憶があきらかに欠落している。よく考えると、話す言葉の選び方、
その行間からにじみ出る緊張感は、いずれも認知症のそれとは異なっていた。
彼女の話す内容から、その症状は解離性障害に違いなさそうだった。たとえてみよう。
ある日、あなたが道を歩いていると大きな爆発音を聞いた。一体、なにが遠くで起きたのかを確認しようと、
あなたは一歩ずつ、爆心地と思われるほうへと進んで行った。すると、景色は徐々に一変してきた。
瓦礫が散乱している。どこからともなく呻き声が聞こえる。目に飛び込んできたのは、痛々しい姿で横たわる人々だった。
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2023/09/04(月) 17:25:44.47ID:+oRUa2k2
それから気がつくと、あなたは仮設テントのなかにいた。
保護されたらしい。肩に毛布をかけられて椅子に座っていた。思いだせるのは、
大きな爆発音を聞いてその方向へ行ったこと、そして、かすかに残る悲惨な光景の残像だった。
あなたを保護した人の話によると、爆心地付近をふらふらと力なく歩いており、
「助けなきゃ、助けなきゃ」と繰り返していたという。ところが一向に思いだせない。
このとき、あなたに起きている症状が解離性障害である。心に重大なストレスがくわわった結果、
心があなたから離れた。この間の記憶はない。解離性障害は、「同一性の破綻」によって
「自己感覚や意志作用感のあきらかな不連続を意味し(註:いつもの自分が途切れてしまっていること)、
感情、行動、意識、記憶、知覚、認知および/または感覚運動機能の変容を伴う」とされ、
「これらの徴候や症状は他の人により報告される場合もあれば、
本人から報告される」場合もあり、自己の連続性が途切れている点が特徴である。
解離性障害は、重大なストレスによって引き起こされることが多い。
たとえば、大事件や大災害など自分の力ではどうしようもできない圧倒的な出来事である。
巻き込まれたら、心(自我)が押しつぶされて誰でも解離性障害が起こるかもしれない。
これは、あくまでも心理的に起きた異常事態から自分を守るために起こる防衛機制である。
ボクサーがノックアウトされた瞬間を思いだせないなど、
物理的な衝撃が脳にくわわったことによる一時的な健忘とは異なる。
事件や事故、または災害などに巻き込まれて解離性障害を起こしている人は、
きっかけや原因を自覚できていることが多い。しかし反対に、自覚できていない場合には、
幼少期からの虐待を疑う。虐待が慢性的に続くと、これが当たりまえになってしまい、
虐待であると認識することができなくなるからだ。彼女にたずねた。「なぜ記憶がなくなってしまうのかの、
心あたりはありますか」「わからないです」どのような幼少期だったのかを聞いていった。
生まれたのは東北地方だった。家と家とが5、6軒ごとに集落になっているようなところで、
周りには田園がひろがっていた。そんな静かな村の民家で人知れず起きていたのは、
身体的虐待、性的虐待、ネグレクト(養育放棄)、心理的虐待といった、
児童虐待防止法に規定されているすべての虐待だった。「母親がめちゃくちゃ怒鳴りまくる人で、
手も足も出て、投げ飛ばされて、ここ、ガラス片が刺さったんです。窓を突き破って。
病院に連れて行ってもらったことなんかないから、自分で接着剤をつかって塞いだんです」
そう言って、彼女がシャツの袖をめくって見せてくれたのは、たしかに自然と傷口が塞がった痕だった。
彼女には歳の離れた兄と姉がいたが、このふたりも母親には逆らえなかった。
兄は母親から猫可愛がりされていた。姉は母親からあまり好かれていなかった。その姉のストレスは、
自然と年少者の彼女に向いた。力の差では、幼い彼女が歳上の姉に敵うはずがなかった。
乱暴する姉に向かって母親は、もっと彼女を殴るように囃し立てた。
一方、かわいがられていたとは言っても母親に怯えるという点では兄のストレスも多く、彼には抜毛症
(ストレスで頭髪や眉毛など自分の毛を抜いてしまうこと)や皮むしり行為があった。彼の指先は、
いつも血だらけだった。父親は、あまり家に帰ってこなかった。「服を脱いでこっちへこい」と、
ある晩に母親に言われて彼女は従い、そのまま奥の間に入って行った。小学3年生くらいのときだった。
母親の隣には見知らぬ男の人がいて、彼女の裸を見て母親とふたりでゲラゲラと笑っていた。
その晩から、その部屋は彼女が一生涯忘れることのできない部屋になってしまった。
「いまでも、あのときの部屋の匂いとか、天井の雨染みの形とか、
全部覚えているんですよね。なにをされているのか、あのころはよくわからなかったけど、
体中を舌が這うような感触と唾液の匂いだけが、こびりついて離れない。それから記憶が飛んでいて、
なぜかパンツだけ履いて上裸の状態で布団のなかにいました」直接的な表現はしなかったけれども、
彼女の話すそれがなにを指しているのかは想像がついた。そして、彼女にとってはじめての解離症状が、
このときだった。それから、家のなかで起きていたという耳を疑うような話が続いた。
裸で縛られて屋根裏に放置されて、ネズミがかじりにきて怖かったこと。
「形が悪い」と言った母親が、彼女の耳たぶを裁ちばさみで切ったこと。
髪をかけて隠している左耳は、たしかに奇妙にえぐりとられたような形をしていた。
0035情報発信元:七七四通信社
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2023/09/04(月) 17:32:15.63ID:+oRUa2k2
高校生のときに強姦被害に遭った彼女に向かって母親が言ったのは、
「どうせあんたが誘ったんじゃないの、この色魔!」だった。寄り添ってくれた女性警察官は、
やさしかった。その帰り道で母親は、自分の彼氏だという男の人の性器の写真を
「すごいでしょ」と言って彼女に見せてきた。解離性障害は、
大事件や大災害に巻き込まれるなどの圧倒的に太刀打ちできない状況に遭遇すれば、
誰にだって起こるかもしれない精神症状だ。彼女にとっては、
人生そのものが大事件や大災害に匹敵する異常事態だった。
彼女の記憶の欠落が解離性障害によるものであり、悲惨な虐待が原因であると、確信した。
高校生のとき、彼女は県が主催する論文のコンテストで大賞を獲った。地方新聞でも取りあげられた。
彼女は本を読むことが大好きだった。しかし、母親はそれを快く思わなかった。
「名前が知れ渡って恥ずかしいから、出て行け」と言った。彼女は、それに従った。
退学することを知った高校の先生は驚いて必死に止めてくれていたが、「決めたことなので」
と言って押し通した。高校を中退した。そして上京した。それから、年齢を偽って働いた。
母親から金の無心があったから、それに応えるためにほとんど休まなかった。20代の半ばで、
はじめて精神科を受診した。ときおり、短時間だけれども記憶がなくなるようになったからだ。
最初は眠れていないことが原因だと思った。睡眠薬を処方されたが、眠れるようにならなかった
(虐待を受けてきた人は、慢性的な不眠を抱えていることが多い。過大な緊張感が原因だろう)。
記憶がなくなることも変わらなかった。医師は休職を勧めた。しかし、
彼女はなかなか首を縦に振らなかった。休めない事情でもあるのかと聞かれ、素直に母親の件を話した。
「お母さんからの要求を断れないの」と医師はたずねてきた。「でも、
言っても聞いてくれるような親ではなくて」と彼女は答えた。「無視すればいいじゃない」「そうなんですけど」
「だって、自分の母親でしょそれくらい言えるでしょ」医師からの当たりまえの提案に、彼女は黙ってしまった。
彼女は、母親の言うことを聞かなかったら、もっとひどいことをされるのではないかと怖かった。
しかし医師は、ひどいことをしてくる母親だとはいっても、
事情を説明すれば理解を示してくれないはずはないと思っているようだった。
このときに、母親の言いなりになっている歪(いびつ)な母子関係に医師が疑問を感じたら、
また違った治療がなされていたかもしれない。しかしその場ではそれ以上、母親のこと、
家族のことを聞かれることはなかった。毎月かなりの額を母親に仕送りしていた。
そのために必死で働き、仕事をいくつも掛け持ちした。しかし、心は正直だった。
精神症状は悪化していった。不眠、不安、ときには突如、ひどい恐怖心が襲った。
徐々に働けなくなっていった。働けなくなったら仕送りができないという恐怖は、ますます高まった。
記憶がなくなる頻度は増した。ふと目が覚めると、記憶から計算した日付と、
目の前で朝のテレビニュースが言っている日付とが合致しなかった。職場の同僚に連絡した。
「昨日、私、ちゃんと出勤してた?」「なにを変なこと言ってんの昨日、会ったじゃん。
なんか具合悪そうではあったけど」それを聞いて余計に怖くなった。
自分の知らないあいだに行動しているらしかった。医師に眠れるように薬を出してほしいと言うと、
もう必要十分に処法していると言われた。それから、やはり休職するように助言された。
彼女が「休職することはできない」と言うと、「じゃあ、どうしたいの」と診察室で怒鳴られてしまった。
医師からしてみたら、これだけ状態が悪いのに頑なに休職を拒む理由と、
親のことを怖がっているというのに連絡を取りあっていて無視できない様子が、
理解できなかったのだろう。彼女は病院を変えたが、今度は薬しか出してくれないようなところだった。
その当時の薬手帳を見せてもらったことがあるが、かなりの処方量だった。体が思うように動かなくなった。
収入が途切れた。このときの主治医から生活保護を受けるように勧められ、彼女はその申請をした。
自殺未遂事件を起こす、つい半年前のことだった。その申請の場で、
「支給される生活保護費の一部を母親に仕送りすることはできますか」
と真面目な顔をして聞いたものだから、申請の相談を担当した職員は呆気にとられていたという。
「困っているのは、あなたのほうじゃないの」と言われ、言うまでもなく仕送りをすることは認められなかった。
やがて、母親からの電話が鳴りやまなくなった。「お金が振り込まれていない」
0036情報発信元:七七四通信社
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2023/09/04(月) 17:36:45.16ID:+oRUa2k2
「いままで育ててもらった分の返済義務があると思え!」
「私が取りに行ってもいい。住所を教えろ!」「なんの取り柄もないんだから、金くらい払え!」
幼少期の、母親からされた虐待の数々がフラッシュバックした。
気がつくと、どこか知らない海沿いの町の小さな交番にいた。
傍らには、迎えにきたケースワーカーが心配そうな表情をして立っていた。解離性障害の治療は、
非日常的な外傷体験によって飛び出てしまった日常の世界に再び「戻る」ことである。
しかし、それはあくまでも普通の環境で生きてきた人に適用できる方法である。
もともと異常な環境で育った彼女は、異常であることが日常だった。だから、「戻る」
という表現は適切ではないかもしれない。正確には、日常生活のなかには安心と安全があるのだと、
カウンセリングの過程ではじめて「知る」ことなのだろう。
この効果は、精神科薬を内服するだけでは得ることができないものである。
ほかにも、解離性障害によるエピソードをいくつか挙げる。ある女性は、台所で食器を洗っていた。
窓から見える高層マンションを、ぼんやりと眺めていた。「あそこから落ちれば終われる」
その日は不意に、そんなことを思っていた。寒い冬の日だった。
気がつと、ジーンズを穿いて、下着のうえに半袖のTシャツしか着ておらず、化粧もせず、裸足で、
その高層マンションの最上階の外階段に立っていた。柵を乗り越えようとしているところで気がついた。
「普段は絶対に化粧をして外出します。それに、この季節なのに半袖なんて着るわけがないじゃないですか。
しかも裸足。食器を洗って、それから部屋を掃除しようとしていたところまでは、覚えているんです」
そう報告してくれた。また別の、ある男性の話。「気がついたら病院にいて、
『死ぬところだったんですよ!』って言われてびっくりしました。輸血をたくさんしたみたいです。
公園にいたところまでは覚えています」救急隊の話によると、公園のベンチに座っていた彼は、
おもむろに立ちあがって喉を刃物で切り裂いたらしい。それを目撃していた通行人が通報した。
そこまで激しいものではなくても、気づくと雑踏のなかに立っていたとか、
コンビニにいて買い物をしていたとか、日常生活のなかでの解離性障害の報告もある。
すべてが死に関連づけられるものではない。彼ら彼女らに共通していたのは、幼少期からの激しい虐待であった。
0037情報発信元:七七四通信社
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2023/09/05(火) 15:28:30.87ID:BWdgRS4r
児童虐待防止法には、虐待が4つに分類されて定義されている。ここで、その中身について確認しておく。
身体的虐待:殴る、蹴る、叩く、激しく揺さぶる、縄などで拘束する
性的虐待:子どもへの性的行為、性行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にする
ネグレクト:家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不衛生にする、車のなかに放置する、病気やけがでも病院に連れて行かない
心理的虐待:言葉による脅し、きょうだい間の差別、無視、子どもの目の前で暴力を振るうなど、子どもに対して著しく拒否的な態度で「心的外傷を与える言動を行うこと」
以上が、各虐待の分類と、その大まかな定義である。大概、これらの虐待は重複しながら起きている。
身体的虐待があれば、その最中は罵っていることが多いし(心理的虐待が混在している)、
性的虐待であれば、その被害に遭った子どもの痛みに気づくことなく、放置され続けている
(ネグレクトが混在している)。一方で、ネグレクトと心理的虐待は、それぞれが単独で起きていることも多い。
ネグレクトは、必要な世話がなされていない様子が比較的に見えやすい。
それに対して心理的虐待だけが単独で起きている場合には、周囲も、本人も、
それが心理的虐待であることに気づかないことがある。結果、心は静かに蝕まれていく。その心の傷は、
大人になって目立つようになる。きっかけは、うつ病と診断されて治療が開始されるときである。
ところが、抗うつ薬がほとんど効かず、心理療法も効果が見られない。典型的なうつ病とは異なり、
非常に強い緊張感と焦燥感と消耗感を抱えている。しかも、それらの症状はしつこく、
なかなか軽快していかない。再発を繰り返すことも多い。このような特徴のうつ病を患う人のなかには、
虐待を受けてきた人が少なくない。次に紹介するのは、その一例である。48歳は、うつ病と診断されている。
その経過は、とても長い。彼がうつ病と最初に診断されたのは、働き盛りだった28歳のときだった。
それから40歳、45歳と、それぞれうつ病で倒れている。再発を繰り返していた。
45歳のときの3度目のうつ病をきっかけにして、生活保護を受けることになった。長年、
通院し続けていても回復していかないうつ病に対して、「治療の仕方を変えたほうがいいんじゃないか」
と担当ケースワーカーが彼に話した。彼も同じように思っていたようだ。
うつ病がなかなかよくなっていかない場合、どこかに重大な見落としがあるはずだ。
彼がやってきた初回のカウンセリングで、彼の症状がどこからくるものなのか、
なにか見落としているものはないか、などを念頭に置きながら成育歴を慎重に聞きとった。
次第にわかってきたことは、家族関係を細かく聞きとらなければ見えてこなかっただろう
「隠された事情」だった。父親、継母、継母の連れ子である弟との4人家族だった。
父親の話によると、実母は彼が1歳のころに出て行ってしまったらしい。だから、実母の顔を知らなかった。
父親は小さな町工場を経営していた。従業員の雇用のために、よく働いていた。
零細企業の下請けだった。その工場の会計を担当していたのが、継母だった。継母は、変わった人だった。
「多分、僕のことはあんまり好きじゃなかったんだと思います。血がつながっていないですし」
彼は、やんわりと、意味ありげに継母との関係になにかあったことを匂わせた。
なぜ継母が彼のことを好きではないと思ったのかを聞いた。
「いつも、弟には扱いの差がありました。ご飯がないとか、物を買ってもらえないとか、
そういうのはないですけど。態度が違うというか、とにかく、弟のことはかわいがっていました」
継母は血のつながっていない彼と、血のつながっている弟とのあいだで、あきらかな差をしていた。
たとえば、学校のテストでいい点数がとれると、弟にはご褒美で好きなおもちゃを買い与えたり、
外食に連れて行くなどしていたりしたが、彼にはない。真新しいおもちゃを手にして遊ぶ弟を、
彼は見ていた。食事の時間も、食事をとる場所も、彼だけ別だった。
継母と弟は、たくさんの料理を食べた。テレビを観ながら食卓を囲んでいた。
その一方で彼は、ふたりが食べ終わるまで待たされていた。継母と弟の食べ残しが彼の食事だった。
おかわりは禁止されていた。すべては、父親が不在のときに行われていた。
やがて、彼が小学校中学年くらいになると、継母から家事をやらされるようになった。
「あなたは頭が悪いから、勉強が必要でしょまずは家のことをやりなさい」という指示だった。
頭が悪いという言葉を、継母は彼に対して頻繁につかっていた。
0038情報発信元:七七四通信社
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2023/09/05(火) 15:36:43.72ID:BWdgRS4r
思わず、「そんなことが」「それはひどいですね」と呟いていると、それに反応した彼が、
「血がつながっていないと、こういうものじゃないんですかね、それが普通だと思っていましたけど。
自分も出来が悪いんで。継母の求めるレベルに達していなかったんでしょうね」と言った。
彼が高校生のとき、父親の経営する工場の業績が悪化した。原因は、
会計を担当していた継母の私的流用だった。取引先に支払うためのお金にまで手をつけてしまっていた。
工場は信用をなくしてしまった。詰問する父親に対して継母は、「あなたの子どもには、
お金がかかるの」と、暗に原因は彼にあると訴えていた。父親が自殺したのは、数年後のことだった。
彼が高校3年生のときだった。通夜、葬儀などの手配は、すべて彼が行った。「あなたの父親でしょ」
と継母に言われたからだ。継母から彼への心理的虐待は日常的だった。この言葉が凶器になる虐待は、
子どもの心を静かに蝕んでいく。なんとなく、漠然と、いつも「自分が悪い」という自責感が心に巣くう。
慢性的な生きづらさが、緩やかにひろがっていく。目立つ虐待を受けているものとは明確に異なる、
心の傷の結果である。心理的虐待を受けている人は、そのほかの虐待を受けている人にくらべて、
その生きづらさの理由が虐待の結果による心の傷だとも、受けていたものが虐待だったとも自覚しにくい。
それを虐待だと伝えても、理解していくまでに時間を要することもある。多くの場合で、本当に「自分が悪い」
と思っているし、それを信じている。逆を言うと、そう思うしか心あたりがない。そんな子どもが大人になって、
精神科を受診することになったり、貧困に陥ったりして、そこでやっと虐待の傷が見つかることがある。
彼も、そのうちのひとりだった。彼の症状はうつ病かもしれないが、
根っこにあるのは虐待による心の傷である。それが、治らないうつ病に「隠された事情」だった。
父親の知りあいの工場経営者が、「うちで働きなさい」と声をかけてくれた。
寮に住まわせてくれるという。自分がいないほうが継母と弟にとっていいのではないかと思った彼は、
高校を卒業すると同時に家を出た。それから30年、継母と弟には会っていない。
工場では一生懸命に働いた。「こんな自分のため」に寮まで用意してくれて、
雇うと申し出てくれたことに、申し訳なさがあったからだ。働きぶりが認められて、
工場のなかでも取引先との営業を担当する部署に配属が変わった。そこでは、
任された仕事をこなすのではなく、自分から能動的に取引先に出向いて行かなければならなかった。
それが彼には緊張を強いた。ずっと、「あんたは頭が悪い」と継母から言われて育った。だから彼は、
いつも自己否定していた。自分がちゃんとできているのか不安だった。営業先に行くことが怖かった。
契約してもらえるだろうか、何回も訪問してきてしつこいと思われるのではないか、
契約をとらずに帰ったら「ダメなやつ」と思われるのではないか。ゆえに彼は努力した。おかげで、
だんだんと契約もとれるようになった。すると、また異なる役割を与えられた。部署を統括する立場である。
出世もした。給料もあがった。だが、彼には満足感や達成感が一切なかった。その代わりに募るのは、
「こんな自分に任せてもらっているのだから、結果をださなきゃ申し訳ない」という焦りだった。
一層、仕事にのめり込んだ。同僚が、「やり過ぎじゃないの」と声をかけてきたこともあったが、
「平気、平気。これくらいなんのその」と言って笑ったという。残業代を申請せずに働く彼を、
同僚は「ばかだ」と言った。それからしばらくして、彼はうつ病で倒れた。朝になっても体に力が入らず、
起きられなかった。無断欠勤だった。しばらく、なにもできず布団のなかにいた。
何度も携帯電話が遠くで鳴っているのが聞こえた。昼ごろになってようやっと布団から出られた。
身も心も重たかったが、会社に電話をかけなければならなかった。「すみません、寝坊しちゃって。
ちょっと休めば大丈夫なので、明日は出勤します」働きはじめてから10年が経ったが、
仕事に遅刻したことも早退したことも、休みさえとったことのなかった彼だった。
翌日も、やはり体が動かなかった。職場に事情を説明すると病院に行くように言われた。
体が動かないという問題から、彼は内科を受診した。しかし、診察の結果は「異常なし」。
彼の話を親切に聞いてくれた医師は、精神科に行って相談するように助言してくれた。
精神科では「うつ病」と診断された。抗うつ薬を処方されて、しばらく経過観察していくことになった。
医師も会社も休職を勧めた。彼はこれに従った。
0039情報発信元:七七四通信社
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2023/09/05(火) 15:42:10.65ID:BWdgRS4r
彼の話を聞きながら考えていた。強い義務感、緊張感、焦燥感、そして消耗感。
さらに、自己肯定感がない、もしくは極端に低い。また、抗うつ薬があまり効かず、治りにくい。
緊張の糸が、ぷつりと切れてしまったきりで動かなくなってしまったかのような彼の容態は、
「燃え尽き症候群(Burnout Syndrome)」に違いなかった。人生の初期、彼ら“虐待サバイバー”
は守ってくれるはずの親から守られず、むしろ積極的に虐げられてきた。ゆえに、親に頼る、
助けてもらうということを経験してこなかった。だから、目の前のことは自分でこなすしか選択肢を知らず、
人に助けを求めたり、頼ったりすることを極端に避けてしまう。これは、“虐待サバイバー”
に共通の心理でもある。親に頼れなかった経験は、大人になって強い義務感として現れ、緊張感を強いる。
褒められた体験もないか乏しいから、自分を認めて甘やかすことも知らない(自分に報酬を与えられない)。
こうして彼らは絶えず緊張していて、気持ちが緩むこともない。ゆえに、「情緒的消耗感」
が彼らは普通の何倍も激しいのだろうと思う。以上の理由から、“虐待サバイバー”
は燃え尽き症候群を発症しやすいのではないかと私は感じている。28歳のときに最初のうつ病を発症した。
厳密に言うと、それは燃え尽き症候群だっただろう。しかし、主治医の制止を振りきって職場に復帰した。
休んでいるほうが落ち着かなかった。休職したのは、1ヵ月ほどだった。
仕事を休んでしまったという後ろめたさがあった。それで、彼は勤めていた工場を辞めて、
別の会社に就職した。それから十数年が経ち、40歳のときに再び倒れてしまった。
うつ病が完治したと思っていた彼は、精神科への通院はやめていた。そこで、また別の精神科にかかり、
再び抗うつ薬を処方された。傷病手当をもらいながら治療に専念することになった。
今度は心理療法も追加された。だが、それもあまり効かなかった。
傷病手当を受けとれる期間が終わりそうになり、彼は職場に復帰した。
それから5年後の45歳のとき、三度、彼は倒れてしまった。今度は、まったく体に力が入らなかった。
そのころには疲れていても眠れず、睡眠薬を処方されても効かなかった。
ただ、体が重くなるだけだった。40歳で倒れたときから彼を診ている主治医は、入院を勧めた。
それで彼は、しばらく入院することになった。そのあいだに仕事は辞めた。退院後、
就職活動をしたが、休職が多いことを指摘されて採用にいたることはなかった。そして、預貯金が尽き、
生活保護の申請に赴いた。生活保護になったという負い目から、彼は就職活動に必死だった。
しかし、うまくいかなかった。せっかく仕事に就いても、疲れきっていて体が思うように動かなかった。
仕事の覚えも悪く、迷惑がかかると思った彼は、職を辞しては、
また新たな職場に勤めるということを繰り返していた。なかなか自立には向かわなかった。
自立しようとがんばるが余計に疲弊していく。そんな悪循環があった。
0040情報発信元:七七四通信社
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2023/09/06(水) 19:07:39.52ID:Iv7nNrcG
虐待されてきた本当の理由を知るという、自身の生い立ちに関する理解は、“虐待サバイバー”
の心の傷の回復には重要である。しかし、これはつらい過程でもある。残酷な事実も突きつけられる。
これまでのがんばりと我慢によって、必死に見ないようにしてきたものが眼前に次々と容赦なく現れ、
深い眩暈(めまい)が襲い、心がよじれることもあるだろう。彼らにとっての回復とは、
深く自分に向きあう過程である。と同時に、カウンセラーにとっても、
自分の限界と向きあうきっかけにもなる。以下で、自身の過去に向き合うことで心の傷から回復した、
ひとりの女性の事例を紹介したい。「ひきこもるために生活保護費をだしてもらっているわけではないのに」
と初回のカウンセリングで漏らした、43歳である。彼女は強い対人恐怖が原因で、
人と関わらず、ひきこもりの生活を長年にわたって送っていた。
ごく簡単に生活保護になるまでの経緯と成育歴を聞きとった。そうして得られた情報は、
彼女が虐待環境下で育ってきたことを示していた。人前に出られないほどの極度の緊張。
町を歩くだけでも嵩じる恐怖心。その背景には幼少期からの虐待が深く関係しており、
愛着障害による影響があることを、彼女に伝えた。
これまでに通った精神科クリニックや親子関係を専門に扱うカウンセラーからは、
親子の問題を指摘されることはあっても、愛着関係(親との情緒的なつながり)そのものが「ない」
かもしれないと指摘されたことは、なかったという。どのカウンセリングでも共通することだが、
その目的はクライエントが自分を深いところで知ること、理解することである。
「自分の気持ちを見ていくといいと思います」いつもカウンセリングの終わりに伝えるのは、この言葉である。
「自分の気持ちを見ていくといい、と言われて考えていました。母からされたことが本当につらくて、怖くて。
ずっと、そのことを母にわかってほしいと思っていたんです。母に正直な気持ちを伝えれば、
絶対にわかってくれると考えていました。多分、それは無理だとここで言われたので、
先生への反抗もあったんだと思います。母は共感性が乏しいから、理解しあうことは無理だと、
はっきり言われたのははじめてでした。それで、急にたしかめたくなったんです。
十数年ぶりに実家に行って、母と話しました」と彼女は、
前回と今回のカウンセリングのあいだの出来事を話しはじめた。彼女の実家は、
夜行バスで走り続けて7時間のところだった。十数年ぶりの母親との再会。
駅で待ちあわせると、不機嫌そうな顔をして立っている母親がいた。
「勇気をだして、小さいころに叩かれて押入れに閉じ込められたのがすごく長い時間だったので、
とても怖かったと、言ってみようと思ったんです。そのとき、家はいろいろと大変でした。
父は借金があってお酒ばかり飲んでいたし、弟は小学校に行きたくないと言っていたし。
だから、母も大変だったんだと思って。そんな最中だったから、いまとなれば、
あれはひどいことをしたと思ってくれているだろうと思ったんです。『悪かったね』
と言ってくれるのを期待していた私がいました。だけど母は、『そんなことあったっけ』
『あんたの記憶違いじゃないの』『そんなことするはずないでしょ大事に育ててきたんだから』
という返事でした。もし母が本当に私のことを大事に思ってくれているのなら、
ちょっとくらい連絡してきてくれてもいいのに、と思いました。それも言ったんです。
そしたら母は、『あんたから電話してこなかったんじゃないのこっちは忙しいのよ』って。
しかも、私が受けた母からの暴力や暴言の数々は、母の頭から綺麗さっぱり消えているんです。
そんな人に、私が一生懸命につらかったと訴えても、なんにも響かないというか。すごく残念というか、
なんというか、どうにもならないような、打ちのめされた気持ちになりました。無力感です」
母親は、家に着くなり荒々しく玄関の扉を開けた。そして、どかりと板の間に座り込んで言った。
「あんたの話に付きあっていたら疲れた」そういう母親の態度に、彼女はいつも怯え、機嫌をうかがっていた。
彼女は、母親に機嫌を直してもらおうとした。なにかしてほしいことはないかと聞くと、「掃除」とひとこと。
彼女は従った。しかし、カビだらけになった風呂場の掃除をしていると涙が出てきた。それから少しして、
彼女は言った。「急な用事を思いだしたから、今日はもう帰るね」それを母親は止めなかった。
そして、再びひとことだけ言った。「掃除は終わったんだよね掃除してもらうために、
わざわざ駅まで迎えに行ったのに」「言われたことは本当でした。
0041情報発信元:七七四通信社
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2023/09/06(水) 19:12:04.20ID:Iv7nNrcG
本当だ、本当だ、って実家を出てきてバス乗り場に着くまで、何回も心のなかで繰り返していました。
母は人の気持ちを考えられない、だから行動の前後に整合性がない、それに、
その場の感情で動いているから子どもの気持ちを汲みとれない、と言われたことを思いだしていました」
彼女は、カウンセリングで指摘したことを反芻したという。気がつくとバスターミナルの待合に座っていた。
いつの間にか乗るべきバスは到着していた。発車を知らせるアナウンスが聞こえてきて、慌てて飛び乗った。
「小さいころからの記憶が、母のなかでまるっきりなかったことになっていたんです。
母のなかにないのであれば、それはもうないんだろうと思います。私は母のなんなのか。
母は私のなんなのか。母になにを期待して、なにを求めてきたんでしょうか」
急に、これまでの人生の意味が失われたような気がした。と同時に、
本当にひとりぼっちだったのだと思った。母親からの愛情を、必死に信じようとしていた自分が見えた。
バスの車内。遠く離れていく自分の育った町を見た。あの無数にある家々のうちのひとつで、
長いあいだ過ごしていた。小さな町の、小さな家だった。小学校からの帰り道は決まってひとりだった。
その道を遠く離れて見ると、小高い丘に続く住宅街へとのびていた。
いつも向こうのほうの家に帰っていく子どもたちを遠くから見ていた。
やさしいお母さんがいていいなと思った。手をつなげていいなと思った。
授業参観にきてくれていいなと思った。
おいしそうなご飯の匂いが家のなかから外まで漂っているのを嗅いで、「家庭」を感じた。
風呂場できゃっきゃと騒いでいる子どもと父親の声を聞いて、「家族」を想像した。
彼女が座る席の近くには、母親が女の子を抱きながら一緒に眠っていた。眠っているはずの母親なのに、
柔和な表情で、すやすやと寝息を立てている女の子を見つめているかのようだった。
「あんなにやさしそうな眼差しで母が私のことを見てくれたことなんて、ないように思いました。
母に理解してもらおうと、がんばっていました。だけど、それは無理でした。そんな自分を理解したから、
いままでのことは、もうどうでもいいです。叶いもしない願いのために、一生懸命だったんです」
彼女は、その小旅行の一部を聞かせてくれ、そしてこう付けくわえた。「よく、がんばってきたんだと思います」
母親をたしかめに行った日から、また数週間が経った。「もう少し、自分を褒めてあげようと思います。
あの家のなかでよくやってきたと思います。あの母のもとに生まれた自分がかわいそうに思えました。
いまは、子どものころの母親になって、抱きしめて、頭を撫でてやりたいと思います。
えらかったねと、言ってあげたいです。よく、ひとりでやってきたんだよと、言ってあげたいです」
そう言って、彼女は静かに泣いた。そういえば、彼女の最初の主訴であった対人恐怖は、
いつの間にか治っていた。電車に乗ることができそうだという。もうしばらくしたら、
就労移行支援事業所に通おうと思っていると報告してくれた。「この前、
久しぶりに家の近くの駅前を歩きました。いままでは、みんなが私の悪口を言っていると思ったんです。
だけど、よく耳をすませると、私のことなんか話していないんですよ。当たりまえですよね。
みんな、『今日のご飯どうしよう』とか『仕事を休みたい』とか、そんな話題でした。
いままで、自分が悪いという固定観念しかなかったですけど、それがなくなりました。
悪いことなんてひとつもしていませんでした。だからもう少し、胸を張って生きようと思います」
0042情報発信元:七七四通信社
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2023/09/07(木) 18:52:17.50ID:vnCn56B6
「今思えば、何でも話せる人がいなかった。1人でもそういう人がいたら、そういう関係性を作っていたら、
その人に頼ることができていたら、違っていたかもしれない。
過去の私はそういう人や関係性を持ち合わせていなかった」初めて市販薬を過剰摂取したのは、
17歳のときだった。当時、何かあったわけではないが、何となく学校になじめないと感じていた。
「友だちから嫌われているんじゃないかとか、充実している毎日を送る周りの人がうらやましいとか、
そんなふうに思っていました」ぽっかり空いた穴を埋めるため過食に走った時期もあったが、
太った自分を見てさらに自己嫌悪に陥る。未成年だが、酒を飲むようにもなっていた。
そんな日々のなかで出会った1人の男性から、市販薬の過剰摂取を勧められた。
「何となく仲良くしてくれて、うれしかったんですよね。その彼が勧めるものだし、(違法じゃない)市販薬だし、
目の前で使っている人たちが楽しそうだし、1回ぐらいなら大丈夫だろうって思って。それがきっかけです」
薬を過剰摂取することで、何となく感じていた「生きづらさ」が解消され、生きることが楽しくなったという。
結果、初めは男性と会うときだけにしていた市販薬の乱用がやめられなくなくなる。毎日1瓶、
2瓶空けるようになった。高校を卒業し、専門学校に通いはじめた。1人暮らしを始めた。
市販薬を買う費用は親の仕送りから捻出したが、それでも足りなくなり、接待を伴う店で働くようになった。
その時期から学校にも行かなくなった。「薬はまとめて買うと店員さんから変な顔をされるので、
いろんなお店をハシゴして買い集めましたね。住んでいる地域にはドラッグストアがたくさんありましたから。
ただ、それとは別に1つ御用達のところもあったんです。近所にあった薬局で、毎回『咳止め4つね』
とか言って、棚から出してくれました」毎日50錠ぐらいを一度に服用する。この使い方は
「普通じゃないってわかっていました」と言う。「でも、私は生きやすさを求めて使っていたので、
それを取り上げられたくなかった。やめることはまったく考えていませんでした」彼女の場合、
使う薬の種類がどんどん増えていった。というのも、周りには違法薬物を使う人たちも少なくなかったため、
勇さんも彼らに勧められてそれらを使うようになる。抵抗感はなかったという。
「いきなり覚醒剤だったら怖いと思ったのかもしれませんが、薬による気分の高揚を知ってしまったので、
これもやってみようかなという感じでした。それでも、注射器を見たときはドキッとしました」
市販薬の過剰摂取に覚醒剤。薬漬けの毎日に体も心もボロボロになっていることは、自覚していた。
やめたほうがいいことや、このままではダメになっていくことも想像がついた。しかし、朝、
目が覚めると薬を探しはじめる。空き瓶が転がっている部屋で、薬が残っていないか探しまくる。必死だった。
「この感覚って、わかりますかね。発狂しそうになりながら薬を探し続けるんです」薬をやめるきっかけは、
仲間の逮捕だった。警察に捕まりたくない。そう思った自らの意思で精神科医療施設に入った。
ただ、そこで薬の使用をやめることはできず、医師や看護師の目を盗んで処方薬を過剰摂取した。
薬の入手方法はここでは伝えられないが、常に大量の抗精神病薬を入手し、使っていた。
仲間は逮捕、彼女の薬物依存を知った親とは疎遠となり、精神科医療施設の医者からも
「あなたのような依存症患者は治せません」と見捨てられた。行き場がなくなった受け入れたのが、
今のダルクだったという。22歳になっていた。薬をやめてから20年あまり。10年、
20年使わなかった仲間がある日、ふとしたときに薬を使う言い訳を始める。そんな様子を見ていた自身、
「使いかけたこともあるし、薬を使わない日が続けば続くほど、そこは本当に気を遣う」と話す。
薬物依存に完治はないと自分自身に言い聞かせる。「あのとき、本当はいろんなことで満たされていたり、
愛されていたりしたのに、自分は嫌われている、捨てられるって思ってしまっていた。
生き方や考え方がゆがんでいて、何が真実なのかちゃんと見えていなかった」
0043情報発信元:七七四通信社
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2023/09/08(金) 19:11:04.20ID:WJghO4VH
市販薬の乱用が原因で薬物依存に陥った。初めて使ったのは大麻。大学2年生のときだった。
「大学に入って1人暮らしを始めて、1年目は何とかなったんですけど、2年目で学校になじめなくなった。
それで精神的にうつっぽい状態になっていったんです」家に閉じこもるようになった、
隣に引っ越してきた男性と仲良くなる。男性は大麻をやっていて、手を出してしまう。
強制されたわけではなかったが、仲間外れになるのが怖く、「断りづらかった」という。
「それから数回、大麻を使いました。でも、やっぱり違法薬物はよくないっていう罪悪感が出てきたんです。
そこでやめればよかったんですが、“じゃあ、市販薬にすればいい”って言われて。
これは売っているものだから、違法じゃないからと、何かと理由をつけて使い続けるようになりました」
添付文書に書かれている使用量の倍以上飲むと、高揚感が出て、集中力が増す。
研ぎ澄まされるような感覚を覚えた。一方で、薬が切れると全身がだるくなる、気力もまったくなくなった。
最も嫌だったのは、薬が切れると現実が見えてしまうことだった。大学に行っていないこと、
単位が取れていないこと、そういう問題から目をそらすため、市販薬の過剰摂取を続けた。
両親が問題行動に気づいたのは、3年生のときだったという。「うつ症状がひどくなったので、一度、
実家に戻ったんです。もちろん薬はやめられないので、部屋で隠れて使っていたんですが、ある日、
親が大量の薬を見てしまって、それで発覚しました。それからは半ば開き直って、使っていました」
一人っ子。親の愛情を一身に受けて育った。何でも言うことを聞いてくれ、何でも買ってくれる親だった。
それは息子が市販薬を過剰摂取していることがわかってもなお、変わらなかった。
なかば脅すような感じで金銭を要求すると、渡してしまう。「両親自身、
薬物依存症の息子とどう接すればいいか、わからなかったんだと思います」
その状況が変わったのは、両親が地域の精神保健福祉センターに相談にいってからだ。
たまたまその場にいたダルクのスタッフに相談し、以来、家族会にも参加するようになった。
そこで親の態度が変わったという。「薬物依存のサイトなどを見せて、こうしたらどうかとか、
これを見たらどうかといった過干渉が止まりました。『困ったことがあったら、
相談窓口に連れて行くから』とだけ言われ、お金も必要以上の額は出さなくなりました。それが、
自分が変わるきっかけの1つだったと思います。ダルクに相談にいこうって思ったんですよね」。
こう振り返る。それから14年。今はダルクのスタッフとして支援する側にいるが、
それは簡単な道のりではなかった。やめてはまた服用し、やめてはまた服用し、
というなかで徐々に“クリーン(薬が止まった状態)”になっていった。
今は、薬で失ったものを徐々に取り戻している段階だという。「自分自身、
ダルクで多くの仲間と話して、初めて大学時代に感じた『生きづらさ』がどんなものなのか、
わかった。薬をやめてからは大学に戻ってやり直し、新しい友人もできた。いずれは結婚するとか、
子どもができて家族をつくるとか、そういうものを少しずつ積み重ねていきたい。
今は(薬を使うという)選択肢はない」「家族の関わり方が、市販薬の過剰摂取をやめるきっかけとなった」
と話したが、両親は当初、薬を取り上げたり、強く叱ったりして、何とか薬の使用をやめさせようとしていた。
だが、あるとき両親は娘への対応を変えた。「親から『これ以上私たちにできることは何もない。
あとは自分でやってください』って言われました。そのときに『本当に見捨てられる。このままではダメだ、
リハビリをしないといけない』と思ったんです」これがダルクに入寮したきっかけの1つだったという。
自身の経験も踏まえてこう話す。「家族は、自分たちだけでなんとかしたいと思うかもしれませんが、
はっきり言って何もできないと思います。逆に子どもを自分たちから手放して、
こういう施設や自助グループがあることを伝えること。さらには、自分たちも家族の会などに入って、
(薬物依存について)学んでいくことだと思います」「困りごとがあったら、
まずは地域の精神保健福祉センターに相談にいってほしい。ダルクでも相談を受けています。
自分たちだけで解決しようとせずに、専門家の助言を受けることがとても大切です」
0044情報発信元:七七四通信社
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2023/09/09(土) 18:10:28.05ID:z3VzK2vV
怒りを表に出すと一時的には血圧が上がりますが、ストレスを発散したことで爽快感を得られます。
それに対して怒りを出さずにため込んでいますと、ストレスを発散できないままで、
怒りの感情を忘れることはありません。思い出してはまた怒りを感じる。それを繰り返すことで、
ジワジワと血圧が上がるというのが問題です。怒りは、そもそもは急性的な感情です。
ところがうまく発散できずにため込んでしまうと、慢性化してしまうのです。怒りが慢性化すると脳が疲弊し、
なにをしても無駄だという虚無感に襲われます。それが進むと、うつを引き起こしてしまいます。
怒り以外でも、病気のリスクを高める感情があります。たとえば敵意性。怒りに近い感情ではありますが、
これは相手に対し敵意を持つという態度であり、相手を攻撃的にライバル視するイメージです。
この感情が強い人は、循環器疾患、特に心筋梗塞になりやすい傾向があります。
加えて敵意性の強い人は、体内の抗酸化物質が減りやすいこともわかってきました。
抗酸化物質は、活性酸素の働きを抑制したり活性酸素を取り除く役割を果たします。
それが減ってしまうと病気にかかりやすく、老化が進みやすくなります。不安も、健康にはよくありません。
不安を感じた人は、それを解消させる作業が必要になります。人間というのは本能的に、
食べると落ち着きます。お腹がいっぱいになると、不安な気持ちも解消されて落ち着いてくるのです。
これが過食を引き起こしてしまうこともあります。ストレスが免疫を下げることは知られてきましたが、
それ以外にも大きな問題を引き起こします。ストレス状況の高い職場にいると、
脳卒中のリスクが2.73倍になるというデータが発表されているのです。
またストレス状況の高い職場では、4.1倍も自殺しやすいというデータもあります。
このように体に悪影響を与える負の感情を少しでも取り除きたい。そのためには「我慢」
をしないことが重要なのです。がん患者には大きく分けて2種類のタイプがあるそうです。1つ目は、
医師の言うことをよく守ってくれる患者さん。2つ目は、医師の言うことを守らないわがままな患者さん。
同じがん患者ですが、後者のほうが長生きをするというのです。これには明確なエビデンスはありませんが、
どうも間違いないようです。医師は、「医師の指示をまじめに聞く必要はない」とは言い難いのですが。
「○○はやってはいけません」という指示をまじめに聞いて自分の中でストレスをため込むよりは、
やりたいことをやって発散させたほうがいいようです。
がんの発症と心理的要因とには直接的な関係がないことがわかっています。
しかし、がんと宣告された予後に関していえば、心理的要因が影響をするようです。
がんと言われた後、多くのソーシャルサポートを受ける人、前向きにとらえることのできる人、
怒りをはじめとする負の感情を持たない人は、予後が良いケースが多いのです。
がんと言われて不安になり日々を恐れて過ごすよりも、気分を切り替えてパッと楽しく暮らす人が、
長生きできるのです。「人生を楽しむ」ことは、長生きの秘訣でもあるのです。
40歳から69歳の日本人男女8万8175人を対象にした調査があります。
生活を楽しんでいるかどうかを尋ねたうえでの追跡調査で、
「楽しんでいない」と回答した人は、「楽しんでいる」と回答した人に比べて、
12年間に循環器疾患で亡くなるリスクが2倍近いということがわかったのです。
人生を楽しむことが大切だとはわかっていても、実際には、年齢を重ねていくにつれて、
やりたいことを我慢することが増えていくでしょう。医師から指導を受けたり、
あるいは健康常識にのっとって、食べるのを我慢したほうがいい物が増えたりします。
また、「いい年をしてこんなことをやったらみっともない」という自制の気持ちが働いて、
やりたいことを我慢することもあるでしょう。好きな食べ物についての我慢ということでしたら、
トレーディングという方法をとればいいと思います。たとえば
「塩分を減らしてください」と指導されても、塩気のあるものを食べたいという人がいることでしょう。
そういう人はカリウムやカルシウムをたくさん摂取することで、
塩分を体外に排出しましょう。野菜や海藻、豆腐などをたくさん食べるのです。
体に良い物を摂ることで、悪い物を摂ったことを相殺するというやり方です。
カロリー摂取量を減らすよう指示されても、どうしても甘いものを食べたいという人もいるでしょう。
そういう人は運動をしてカロリー消費量を上げて相殺するといいでしょう。
0045情報発信元:七七四通信社
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2023/09/10(日) 14:26:12.20ID:+x58fEYM
県感染症情報(8月21日―9月3日)
結核3例。
梅毒7例(30代男性2例、40代男性4例、70代男性)。
過去分として
結核1例。
梅毒2例。
県感染症情報(8月28日―9月3日)
新型コロナウイルス感染症1072例。
0046情報発信元:七七四通信社
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2023/09/13(水) 22:39:54.30ID:ZLm3do8b
虐待を受けた子どもが保護もれになると、どうなるか。大人になるまで虐待家庭から逃れられないため、
のちに虐待の後遺症である複雑性PTSDになる危険性が高まります。
この病気の原因は、長期間にわたって逃れられない状態で、反復的な被害を受けること。
発症するのは虐待環境から離れた大人になってからです。
複雑性PTSDの治療法はまだ確立されておらず、すぐ治るわけでもありません。
ですから、未然に防ぐのが一番です。施設職員の方に聞いたところ、
虐待被害の発見が遅れて保護される年齢が思春期以降と高くなってしまうと、
複雑性PTSD発症の危険性が高まるといいます。だとすれば、できるだけ早い段階で保護し、
虐待環境から引き離す必要があるでしょう。よく「児相もそうしたいと望んでいるけれど、
子どもの入所待ち件数が多くて対応できない」という話を聞きます。
でも、その状態は国が作り出しているわけですよね。まずは予算を広げ、
被害者を保護する体制を整えてほしいです。複雑性PTSDは難しい病気なのですね。
一度なってしまうと、すぐには治らない。精神科にかかっても発見されづらい状態が長らく続いていました。
病院ではWHO(世界保健機関)による「ICD」という病気の分類が診断基準に使われています。
そこに複雑性PTSDが載ったのは「ICD-11」からです。同分類の公表は2018年6月、
発効は2022年1月。つい最近まで、診断基準すらなかったのですよ。
もちろん優秀な精神科医は「虐待を受けるとさまざまな障害が出る」と以前から知っていました。
でも診断基準に頼っている大半の医師は、それに気づかなかったわけです。
今も状況はあまり変わらないかもしれません。だから虐待サバイバーたちも、
自分の困難がどこから来ているかわからず、苦しみ続けてきました。私自身のことを振り返ると、
虐待を受けていた子ども時代よりも20〜30代半ば、大人になって複雑性PTSDを発症してからのほうが、
はるかに地獄でしたね。複雑性PTSDの二次障害で父親的な人に愛情を求める愛着障害になり、
自殺未遂による医療保護入院をし、就活に失敗したのち25歳で生活保護を受け。
助けを求めて精神科を受診しても、適切な診断がされないばかりか、看護師に「病気ではなく性格の問題」
と切り捨てられました。何も解決策が見つからず、味方は皆無で、周囲からは異常者扱いされる。
すさまじい孤独感が長期間にわたって続きました。自身では「この生きづらさは虐待からきている」
と気づかなかった。実は虐待サバイバーが「自分は虐待の被害者だ」と気づくまで、
意外と時間がかかります。多くの方は30代、40代になってから。私自身が自覚したのは30歳のときでした。
70代、80代になってから自分が虐待サバイバーだと気がついたという方もいます。
もちろんみんな「自分の家庭は変だ」とは思っているけれど、それが「虐待」だったとは気がつきません。
子ども時代に何らかのかたちで保護されていれば、第三者が「あなたは虐待を受けたんだよ」
と言ってくれたり、自分と似た経験をした当事者に出会ったりして、
もっと早く虐待の被害者だと自覚できたのではないかと思います。
虐待サバイバーの多くは生活上の困難を抱えていても、
社会的養護への保護もれが原因で国の支援対象にはなっていないわけです。
まずは治療の支援をしてほしいです。複雑性PTSDに理解のある精神科医や心理士を増やす。
そして「虐待が原因だ」と診断できる状態にあれば、保険または無料で治療が受けられるようにする。
トラウマに効くとされる治療法はいろいろあるのですが、そのほとんどは保険が効かず、
1回1万円以上します。虐待サバイバーには貧困状態の人が非常に多いため、
現在は諦めざるを得ない場合も多いです。加えて、経済的な支援があるといいですね。
いくら治療を受けても食費にも困るような貧困状態に陥れば、
劣悪な労働環境でも働き続けなければならず、病状が悪化してしまいます。
現在は「複雑性PTSD」という診断名では障害年金はあまり認められないと聞きます。
これを変更して虐待の後遺症と診断されれば障害年金の対象にする、もしくは新しい制度でもいい、
何年か休んで治療に専念できるような経済的支援ができていけばと考えています。
それから、スキル習得に関する支援がほしいです。虐待サバイバーの多くは、
コミュニケーションや社会で生きていくためのスキルが非常に低い状態です。
ハローワークがやっている職業訓練のように、
いったん働くのを休んで技術習得ができる制度があればと考えています。
0047情報発信元:七七四通信社
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2023/09/13(水) 23:06:43.99ID:ZLm3do8b
医療現場で非常によく遭遇する、ごくありふれたワンシーンである。
礼儀正しく穏やかな性格の六十代男性。全身麻酔手術を受け、病室に戻ったその夜、
突然に豹変し、医療スタッフに暴言を吐き、暴れて抑制がきかず、暴力を振るおうとする。
付き添っていた家族は「一体何事か」とびっくり仰天する。ところが翌朝には噓のように元に戻り、
本人は前夜の記憶が全くない。これは、「せん妄」と呼ばれる病態だ。せん妄とは、病気や外傷、
手術、薬などが原因になって起こる意識の障害である。入院することによる環境の変化や、
睡眠リズムの乱れなど、さまざまな心身へのストレスが重なると、せん妄は起きやすくなる。
特に認知症を持つ方や高齢者に起こりやすいが、せん妄は認知症とは全く異なる病態である。
認知症は意識が清明で、症状は年単位で慢性的に進行する。
一方、せん妄は一時的に起こる意識の障害であり、症状が短時間で変動するという特徴がある。
せん妄は入院患者の一〇〜三〇パーセントに起こるとされ、医療現場で極めてありふれた現象だ。
よって医療従事者は、特段の驚きを感じない。特に病棟で勤務する医療スタッフにとっては、
毎日のように遭遇する光景だ。一方、一般にはせん妄の実態が全く知られていない。
豹変した患者を見た家族が決まって驚愕してしまうのも、それが理由である。
せん妄に陥った患者は、あたかもはっきり目が覚めているかのように見えるが、
実際には睡眠と覚醒のはざまで意識が朦朧とした状態にある。辻褄の合わない発言をし、
幻覚が現れることも多い。「たくさんの虫が壁を這っている」「病室に観音様がやってきた」
と幻視を訴えたり、「大音量でラジオ体操の曲が流れている」と幻聴を訴えたりする。
これらはすべて幻なのだが、本人にとっては、まさに現実そのものに感じられてしまう。
また、注意が散漫になり、集中するのが難しくなる。
周りの状況が正確に把握できず、興奮状態になることも多い。
こうしたケースでは、病気の治療を行う上でせん妄が大きな妨げになることがある。
例えば、点滴などの大切な管を自分の身体から引き抜いたり、ベッドから転落したりするなど、
患者にとって危険な事故が起こりやすくなるからだ。さらに、「見当識障害」という症状も特徴的だ。
「見当識障害」とは、日付や時刻、自分がいる場所、身近な人の名前などがわからなくなることである。
救急車で搬送されてきた患者に医師たちが、「ここはどこかわかりますか」「今日は何月何日ですか」
と聞く姿をよく見るが、これは「見当識障害の有無」を確認するシーンである。
せん妄に限らず、軽い意識障害で見られる代表的な症状の一つが「見当識障害」だからだ。
せん妄の治療には、さまざまなアプローチがある。
最も重要なのは、せん妄の原因と思われる病気や外傷を早期に発見し治療することだ。
また、せん妄の原因となりうる薬剤を中止することで、せん妄から回復するケースもある。
その上で、入院中であれば時計やカレンダー、
家族の写真をベッドサイドに置くなどして現実を把握しやすくし、心理的なストレスを減らすのも大切だ。
睡眠リズムを整える目的で、せん妄に有効な種類の薬を投与する場合もある。
病院によっては、医師や看護師からなる専門の多職種チームが設置されているところもある。
さまざまな専門性を持つ医療スタッフが協力しあい、適切に対処する必要があるためだ。
治療が困難な場合は、精神科が介入して治療に参画する。
せん妄のように患者の意識状態を大きく変化させる病態は、とりわけ見た目がショッキングである。
大切な家族が辻褄の合わないことをいい、攻撃的になると、計り知れない不安を抱くのは当然だ。
こうしたとき、何より助けになるのは、十分な「知識」に他ならない。
0048情報発信元:七七四通信社
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2023/09/15(金) 06:36:33.98ID:HpALUIKL
有料老人ホームの男性職員が、
施設のトイレで入居する80歳の女性の首を絞めて抵抗できないようにしたうえで性的暴行を加え、
窒息死させた。施設長が振り返る。「事件当日のことはよく覚えています。
真夜中に1人で夜勤をしていた40代の男性スタッフから電話がありました。いきなり
『事故としてもみ消せないか』と切り出されたのです。なにが起こったのか聞いたところ、
『殺してしまった』と告白され仰天しました。現場に駆けつけたところ、女性の遺体は
(犯行現場の)トイレではなく部屋のベッドに横たわっていました。監視カメラを確認したところ、
女性の遺体をトイレからベッドに運ぶ男性の姿が映っていました。女性はご夫婦で入居されていましたが、
旦那さんは重度の認知症でした。女性自身も認知症でしたが、とても穏やかな素敵なおばあちゃんでした。
認知症だから忘れてしまうだろう――男性はこう思ったのかもしれません」
その男性はもともと派遣会社での仕事を中心に働いていて、「休みの日にも働きたい」ということで、
その施設に採用された。もの静かな性格で、勤務態度も問題なく、介護の経験も豊富だったという。
だが、公判で様々な事情が明らかになった。「動機について、
当初は女性の旦那さんに対するストレスなどを理由としていましたが、それは単なる言い訳でした。
そもそも男性が、施設に就職したのは、かつての不倫相手がうちで働いていることを知り、
近づこうとしていたからでした。私も裁判を傍聴していましたが、
『実は好きな人がいて』という話を聞いたときはあきれました。
結局、その女性は男性が来ることを知って、すぐに職場を変えて逃げて行きました。その後、
男性は施設で働く他の女性職員たちにも積極的に言い寄っていたそうです。ところが、
誰も相手にしてくれないので、欲求を抑えられずにトイレで入居者の女性の意識を失わせたうえで、
性的暴行を加えたのです」地裁は男に懲役17年の判決を言い渡した。
施設長は事件をふり返ってため息をつく。「こんなことを言うと問題かもしれませんが、
職員がどういう人間なのかを見抜くのは難しい。どれだけしっかりした人であっても、
夜勤で一人だけになると攻撃性が出てしまうことがあります。乱暴な言葉を使ってしまったり、
手荒な方法で入居者を扱ってしまったりする。事故を事前に防ぐのは本当に難しいのです」
職員の基本給は最低賃金ぎりぎりのところがほとんどで、劣悪な労働環境が常態化しているため、
ストレスを抱え込む職員は多い。そのはけ口が入居者へ向かい、性的虐待につながることもある。
ある特別養護老人ホームでは、入居者の身体にケガがないか確認するためと称して、
職員が入居者全員の裸や下着姿を撮影する事件が発生した。当時の入居者は60代〜
90代の男性17人と女性63人。3日間にわたって職員が計80人の撮影を行った。
撮影後、入居者の関係者から情報提供があり、事件が発覚。「本来必要のない写真撮影を行い、
入居者の尊厳を著しく損なった」と虐待行為だったと認定。撮影を指示した当時の施設長は退職し、
撮影に関わった職員も減俸などの処分を受けた。同ホームの現施設長が語る。
「以前、ある入居者が骨折していたことを見落としていて問題になったことがありました。
そのようなことがないよう、前の施設長が『全員の写真を撮って身体を見ろ』と指示したのです。
なかには拒否した入居者の方もいたそうですが、『ケガがあるかどうかの確認です』との説明を受け、
結局応じてくれたそうです。入居者さんには申し訳ない気持ちです。問題があったと反省しております。
配慮が足りませんでした。現場の職員のなかには『それはダメでしょう』と意見をした人もいたそうですが、
幹部の意見は覆らなかったそうです。意見が通りにくい環境だったことは否めません」
老人ホームでは狭い空間ゆえに愛憎まじりあう濃い人間関係が築かれる。
その結果、性的暴行や強制わいせつなど「性」にまつわる事件が後を絶たない。
施設に入居する100歳代の女性に性的暴行を加えたとして、
同じ施設に入居する79歳の男を不同意性交等の疑いで逮捕した。79歳の男は、
寝たきりで介護が必要な女性に対し、同意しない意思を表明することが困難な状態にあることに乗じて、
性交等をした疑いが持たれている。施設の職員が性的暴行の現場を目撃し、
容体が悪化したため女性は病院に搬送されたが、約3時間半後に死亡した。
病院から警察に通報があったことから、事件が発覚。男は「やったことは間違いない」
と容疑を認めているという。実は、寝たきりの入居者女性がわいせつ被害に遭うケースも少なくない。
0049情報発信元:七七四通信社
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2023/09/16(土) 15:00:32.77ID:m4MR0MDc
22年、神戸市の総合病院で働く26歳の医師が過労自殺し、今年8月に労災が認定された。
亡くなる直前の残業時間は国の基準を大幅に上回る月200時間に上ったという。厚生労働省の
「医師の勤務実態調査(令和元年)」によると、時間外勤務が年960時間を超える医師は37.8%。
こうした現状を受け、’24年4月からは医師にも時間外労働の上限規制が適用される
「医師の働き方改革」が施行される。これにより、一般の勤務医は年960時間、
長時間労働が必要なポジションの医師でも年1860時間の時間外労働上限が設けられる。
しかし、こうした役所主導の改革がどこまで現場を改善するかは、疑問だ。
病院で働く30代勤務医は「ほとんどの医師は、残業時間は無申告なので、
厚労省のデータよりも長時間労働を強いられている人はもっと多いはず。
そもそも日本はOECD諸国と比較しても圧倒的に医師の数が足りないので」と指摘する。
「僕も週6日、7〜22時の一日15時間勤務がデフォルト。さらに『当直』という夜勤が週に1回あり、
その時は39時間連続労働になります。担当患者の要望があれば当然土日も出勤しますし、
急患がいれば家にいてもオンコールで呼び出されるので、電話が嫌いになりました」
さらに業務だけでなく、医師としての知識・技能の習得や、学会での発表に向けた勉強は「自己研鑽」
とみなされ、労働時間には含まれない。「それなのに、大学を卒業したての研修医の立場だと、
給料は雀の涙ほどしかありません。手取りが5000円の月もあり、
週一の他院への出稼ぎバイトで月15万円ほど稼いでなんとかしのいでいました」
また、医療業界では、パワハラも常態化しているという。開業医をしている40代はこう話す。
「医師の上下関係は職人の徒弟制度のような風習が色濃く残っており、
研修医は直属の医師に逆らえません。バカ・アホ・死ねなんて暴言は日常茶飯事で、
『生まれたことを全世界に詫びろ』と言われたことも。
オペ室に研修医を殴るためのゴルフクラブを置いている先生すらいると聞きます。
40代でもパワハラを受ける勤務医はいますし、基本、上司ガチャはハズレです」
また、多くの医師が大学とその付属病院が組織する“医局”に在籍し、そのしがらみにも苦しんでいる。
「特に地方では医局がひとつしかない地域もあり、人間関係に失敗すると村八分にされることも。
医療業界はものすごく狭いので、そうした場合は県外に逃げるしかありません。
医局を抜けた開業医の先生が、悪い噂を流されるなどの営業妨害を受け、自殺したケースもあります」
X(旧Twitter)で医師の転職活動について発信する麻酔科専攻医は、
医師の労働環境がブラックになる理由について「保険点数の少なさ」を挙げる。
「それぞれの医療行為には点数が決められており、1点の金額は医師のキャリアにかかわらず一律です。
そのため、収益を上げるためにはとにかく速く数をこなすしかありません。
こうした制度の抜本的改革がない限り、勤務形態は変わらないと思います」
誰かの命を救う医師の仕事は何よりも尊いが、自らの命より大事なものはない。
24年4月から適用される「医師の働き方改革」。これにより、医師の労働環境は改善されるのか。院長は
「制度だけ定めてもうまくいかないと思います。なにより変えなければならないのは、現場の空気感」と話す。
「医師の世界は特殊で、激務で薄給でも人の命を救いたいという使命感からくる自己犠牲の文化があり、
患者がいる限り働くのは当たり前。自ら進んでセルフブラックを行う医師も多く、
そもそも『自己研鑽』は残業だという意識すら薄い。それが現場における常識だからです。
傍から見れば、こうした労働環境が原因で過労自殺が起こっていることは明らかなのに、
中にいるとそんな当然のことにすら気づかなくなっていきます。だからこそ根の深い問題なのです」
「医師の働き方改革はむしろ逆効果になるかもしれない」と危惧する。
「時間外労働を改善するには出勤を完全当番制にするなどが考えられますが、
医師側がまずそれをしたがらない。直接、患者の顔を見たいという理由もありますが、
研修医などはそもそも薄給なので、
他院での当直バイトが制限されるとお金がなくて生きていけなくなるからです。
給料を固定するなどの抜本的な対策がなければ、結局はサービス残業が増えるだけでしょう」
さらなる改革が求められる。
0050情報発信元:七七四通信社
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2023/09/16(土) 15:10:06.71ID:m4MR0MDc
わが家にやってくる子どもたちは心に大きな痛手を抱えてきます。その痛手を癒し、
元気を取り戻すために必要なのが、食事と睡眠、そしてにぎやかな会話という「何げない毎日の暮らし」
です。子どもたちはわが家の門をくぐる以前、親子団らんという当たり前の生活をうばわれてきたからです。
心に深い傷を持った子どもの場合、専門家と手を取り合い、特別な治療と教育が必要となります。
子どもたちに家族として寄り添い、養育を通じて自立を促し、社会に送り出す。
本来守ってくれるはずの親から受けた過酷な経験が原因で、深刻な心の傷を負った子どもたち。
しかし、たとえどんなにひどい親であっても、子どもは親を切ないほど慕い、
見捨てられることを悲しいほど恐れます。当時15歳がわが家にやってきた当初、
食事やおやつを十分に食べたにもかかわらず、すぐに菓子類を持ち出しては、部屋に隠しました。
虐待された子ども特有の行動です。タンスの引き出しにアイスクリームやポテトチップスを隠すので、
そのたびに衣類を洗濯しなければなりませんでした。叱ると、意識が遠のく様子が見えました。
つらい場面に直面すると、心のスイッチを切る解離性障害の可能性を感じました。
やがて「気がついたら知らないところに立っていた」と迎えを求めたり、包丁を持ってジッと眺めていたり、
「目が見えない」と訴え、突然歩けなくなったり、野獣のようになったり、
さまざまな症状を見せはじめました。大学病院に入院させ両親に連絡をとりました。
「明日にでもさっそく行きます」「ご両親が見舞いに来るそうだよ」そう告げると、顔はパッと輝き、
かつてないほどの笑顔を見せました。しかし、残念ながら約束は守られませんでした。
それがわかったとき、半狂乱になり、息を止め、医師をあわてさせました。
病室では荒れるも、夫婦が姿を見せると不思議と落ち着くと看護師が語ってくれました。
青く晴れわたった夏の空に秋の気配が漂いはじめ、やがて季節はめぐり、
道行く人々がコートの襟を立てて歩きはじめたころ、主治医に呼ばれました。
「引き取る意思はありますか」「もちろん、引き取ります」医師の顔に安堵が浮かびました。
「そうですか。医学的にはこれ以上処置することはありません。家庭が何より必要です」
3年の歳月が過ぎ、成人式を迎えました。背広をそろえ、小遣いを持たせ、
見送りに出ると、遠慮がちに聞いてきました。「お母さんにあいさつに行っていいですか」
駅前で会っても無視をするような母親への思慕。「行ってこい」笑顔で見送りました。しかしその夜、
憔悴して帰宅しました。母親は「眠たい」と言って、玄関口にも出てくれなかったそうです。
「つらかったなぁ」そう声をかけたものの、うつむいたままでした。冷たい北風が一晩中、
窓を揺らしていました。成人式から8か月後、突然姿を消しました。年が変わっても連絡がありません。
親代わりになろうと重ねた努力、親になったという確信が崩れ、
夫婦の会話も失意に途絶えがちになりました。寄り添い支えた日々を思い起こし、切れかかった、
かすかな絆を信じて待ち続けました。そして2年目の夏、一通の手紙が届きました。「玄関まで来たけれど、
チャイムを鳴らせなかった」読みながら、胸が熱くなりました。すぐに連絡をとりました。「帰ってきなさい、
わが家だろう」ほかの子どもたちへのたくさんのお土産を抱え、1年3か月ぶりにわが家に帰ってきました。
一般に、「虐待」という言葉から連想するのは、殴ったり蹴ったりといった暴力行為ではないでしょうか。
しかし虐待とは、暴力行為だけではなく、子どもが「心身の安全感」
を感じることができない状態に置かれることを指すのです。また、自分自身の感情やニーズに対して、
親から適切に応答してもらえず、自己肯定感と自立性の感覚を育むことができない状態も広義の虐待です。
たとえば、親が果たせなかった夢を子どもに託すことは、子どもが親の自己愛の充足の手段にすぎないということです。
親のコミュニケーション能力の欠如や激しい家族内葛藤によって、
子どもが自然な感情を表すことができない状態も、子どもの健やかな発達を阻害する要因となります。
子どもには「あるがままの自分を受け止め、認めてほしい」という親に対する根源的な承認欲求があります。
たとえどんなにひどい親であろうとも、子どもは親の要求に応えようとがんばるのです。
子どもは親を切ないほど慕い、悲しいほど親を求めています。親の存在を忘れたかのように振る舞う子どもの内面に、ヒリヒリするほど熱い親への思慕がある
0052情報発信元:七七四通信社
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2023/09/18(月) 03:19:47.01ID:S+gb1GKz
何で知らない人にこんなこと言われなきゃいけないのかなとは思いましたね。そんな「共感されない」
経験を持つ先生にこそ期待される役割を、今まさに全うされているのかなと思うのですが。
精神科医療のあり方を自分が変えようという気負いはないのですが、
これまでのあり方がどんどん変わっていくだろうなという予感は私のなかにあります。
たとえばこれまでは、疾患別のアプローチが主流でしたが、患者さんにとっては「◯◯という疾患ですので、
こういう治療をします」という話はどこか遠い話で、身近には感じられません。疾患別ではなく、
社会問題別にアプローチしていくことが必要なのではないかと思います。社会問題とは、引きこもり、DV、
パワハラなどさまざまありますが、実はこの背景に、精神疾患が複合的に存在しているケースは多いのです。
そういうアプローチをしないと、患者さんが自分のこととして捉えるのは難しいかもしれません。
精神疾患にかかった患者さんがより広い視野で自分の状況を捉えたり、
あるいは状況を改善させていくためには、どんな手助けが必要だと感じますか
まず前提として、医師による精神医療の知識と治療は欠かせません。ただ、私が感じるのは、
患者さんのなかには医師が補助線を引くだけで自ら改善させていける人がたくさんいるのではないかということです。
現在の精神科医療は医師と患者さんがFace to Faceで治療を進めていくことを前提としていますが、
患者さん自らが学ぶ空間を作ることには一定の意味があるのではないかと思っています。
自ら学ぶ方法は動画配信でもいいと思いますし、オンライン/
オフライン問わず患者会などを組織することによっても効果は得られるでしょう。
場合によっては、医師が学問的な根拠を示しながら話すことよりも、
少し前にその段階を克服した患者さんの体験談のほうが効果的な場合さえあります。
それはたとえば、スポーツにおいてプロ選手のプレーをみてもわからなかったのに、
少し上の学年の先輩のプレーがヒントになり得ることと似ています。
オンライン技術の発達によって、具合の悪い人でも現地に行かずに繋がることができたり、
その場で見なくてもあとで資料を確認することができます。
まだ使われていない新しい技術を駆使することで、
コストパフォーマンスを上げる余地はまだあると思います。実際に先生は患者会を組織されていますよね。
患者会のメリットは、患者さん同士の集合知があるということです。
臨床現場で遭遇する精神疾患と社会問題が表裏一体であることはすでにお話しましたが、
社会問題を解決するためには多面的なアプローチが必要です。
医学分野の知識だけではなく、法律だったり社会福祉だったりさまざまな知識を要するため、
患者さんの経験を交換し合うことが大切になります。また、そこで得た知見を、
実際の社会政策に反映できるように声をあげることも重要だと思います。
今私が改善したほうがいいなと考えているのは、医療と福祉の連携です。
鬱病で休職した人が復職するためのトレーニングを行う場所や、
退職したあとの就労移行支援の連携ももう少し効率良くできるのではないかと感じますし、
東京都では助成金で受けられるカウンセリングの上限回数が少ないので治療が奏効しにくいなどの問題もあります。
日本は資源が少なく福祉国家にはなり得ないので、現在ある社会資源を効率的に運用していくことで、
病を抱える人たちに寄り添っていくことができるのではないかと思います。
精神疾患を抱えている患者さん、あるいはそれを取り巻く環境について、思うことがあれば教えてください。
当たり前ですが、患者さんは自分の状況を俯瞰できません。多くの場合、
自分の努力不足でこのような状況に陥っていると思いこんでいます。
しかし、実際には精神疾患の発症は遺伝子と環境ストレスによって引き起こされます。
従って、自分ではどうしようもない因子によって苦境に立たされているのです。
ところが、社会の風潮はそれを許しません。自由競争社会においては、
まず「みんな同じスタートライン」という建前から始まります。持っている遺伝子も生まれた環境も、
どれも一つとして同じものはないのに、そこは無視されて、自己責任論だけが強調されます。
だから患者さん本人も「自分が悪い」という自責に落ち着いてしまうのです。
私は、少なくとも本当のことを知る機会だけはなるべく平等に得られるようになればいいなと考えています。
そして、精神科医個人の“優しさ”や“情熱”だけに頼るのではなく、
社会政策を始めとする“仕組み”によって改善していくのが健全なのではないかとも考えています。
0053情報発信元:七七四通信社
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2023/09/19(火) 18:06:33.73ID:+OGdfQwT
言葉の端々に小さな嘘や違和感を感じる人がいます。こういう小さな嘘をつく人は、
平気で大きな嘘をつける人です。「これぐらいはいいだろう」みたいに、
自分へのチェックが甘い人なんですよね。自分にとって都合の悪いことをねじ曲げたいという欲があって、
だいたいは、そのために小さな嘘をつくわけです。「これぐらいはいいだろう」という自分勝手な基準で、
自分の都合の悪さを隠すために事実を微妙に捻じ曲げたり、誇張したりするのです。
事実は相手が判断することであって、自分の都合で決めることじゃないのですが、
その認識の出発点がズレているわけです。そういう小さな嘘をつく人は、
まったく信用できないと思っていいでしょう。大きな嘘も平気でつきますし、
大きな嘘ほど必要になってくる人なのですから。少しでも自分に都合をよくしたいという欲望が、
小さな嘘に現れているので、非常にエゴイスティックな人ともいえます。
そして、自分に対してのチェックが甘い人ともいえるのです。これに対して誠実な人というのは、
小さな言葉の使い方でよくわかります。小さな嘘を入れないようにするからです。
その結果、いろんな負の可能性についても言及して説明が丁寧だったり、
もしかすると自分にとって不利になることであっても、
きちんと伝えなくてはいけないという意思が働いたりします。
それは自分に対してのチェックが厳しいからです。誠実な人は、小さな嘘をつくことがないので、
結果として言葉と現実との差が少ないです。「神は細部に宿る」といいますが、普段の言動で
「なんかちょっと違うぞ」「いつもそんなこと言ってるけど、なんか違和感がある」という人は、
その時点でその人の存在を頭の中から排除していいくらいです。そういう利己的な人は、
自分の利益最優先で、大きなところで裏切ってきますからね。とはいえ、残念ながら、
人間というのは悲しいもので、小さな嘘をつかないと思ってた人でも、なにかの弾みで魔がさすというか、
大きな嘘をつくこともあり得ます。そういうこともあり得るのですが、小さな嘘をつく人は、
はなから土俵にも上がってないということ。その点は、きちんと押さえておきましょう。
そして、自分自身は小さな嘘をつかないようにしましょう。小さな嘘をつかない人は信用されるので、
同じように嘘をつかない人が周りに集まってきます。これを「誠実さんの連鎖」と呼んでいますが、
「誠実さ」というのは、いろんな意味で武器になるんですよね。住む世界が違ってくるくらいに。
相手に誠実であろうという人たちが集まってくるなかで、自分も誠実でいるっていうのは、
やることが違ってくるし、世の中の見え方が全然違ってくるんです。
小さな嘘はつかない。そして、小さな嘘は見逃さない。これを心がけましょう。
0054情報発信元:七七四通信社
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2023/09/20(水) 21:35:07.14ID:HLX5Ammn
自分から笑顔で話しかける。相手の表情をよく見ながら、迷惑がられない程度に、
笑顔で話しかけるようにしましょう。ここでは、迷惑がられない程度というのが重要です。
どうぞ、心を開くのが苦手な人がいるということも忘れないようにしてください。
相手がして欲しがっていることをしてあげる。相手の気持ちを汲み取りながら、
相手がして欲しがっていることをしてあげるようにしましょう。そうすれば、相手は安心して、
あなたに心を開くようになるでしょう。互いの共通点を見つける。心を閉ざし気味の人でも、
自分といくつも共通点がある人に対しては親しみを感じやすいものです。
出身地とか趣味とか、共通の話題を見つけて積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。
話をよく聴く。相手が話し始めたら、積極的に話を聴くことです。
心を閉ざし気味の人でも自分に暖かい関心を示してくれる人には、心を開いてくれるものです。
よって、相手が話し始めたら、しっかり頷き、しっかり相槌を打って、話を聴いてあげましょう。
自分のことも話す。人は、心を開く人に対しては、自分も心を開くものです。
よって、まずは自分から心開いて、自分のことも話すようにしましょう。
そうすれば相手もきっと心を開いて話をしてくれる筈です。否定的しない。相手の話を否定しないことです。
相手が自分と違う意見を言ったとしても、「あなたはそう思うんだね」という程度にとどめ、
相手の言ったことを否定しないようにしましょう。質問する。相手が答えやすいことを質問してみましょう。
「休日は何をしているのですか?」でも構いません。相手が答えやすいことを質問してみましょう。
心を閉ざし気味の人でも、自分に興味を持ってくれる人には、心を開いてくれるものです。
話を掘り下げる。先ほどの続きです。相手が質問に答えてくれたら「ふーん」で終ってしまってはダメです。
暖かい興味と関心を持って、さらに質問を重ね、話を掘り下げていきましょう。そうすれば、
どんどん話が深まっていき、互いの心の距離が縮まります。相手をコントロールしようとしない。
相手の心を開かせて、自分の思い通りに相手を動かそうとしないことです。そんなことをすると、
警戒心の強い人には、アッと言う間に自分の策略を見透かされてしまいます。どうぞ、
相手を利用するために、相手の心を開かせるような真似はしないようにして下さい。お互いに心を開き、
お互いに心通い合わせるということは、非常に楽しいことです。人間が持つ根源的な「愛と所属欲求」
が満たされるってものです。どうぞ自分も心開いて、相手の心も開かせて、仲睦まじく、充実した人生をお送りください。
0055情報発信元:七七四通信社
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2023/09/21(木) 22:19:11.36ID:/kg35RAC
父は内科の勤務医でしたが、3歳の時に、夜だけ開業医として診療を始めました。
母が経理と受付を手伝っていたので、母親に連れられて、
診療所の待合室で患者さんに体温計を持って行ったりして手伝っていたのを覚えています。
医師である父の仕事を小さい頃から見ていたので、小学校2年生の時には母親に
「医者になりたい」と話していたそうです。最初は父親と同じ内科を考えていましたが、学生時代、
遺伝学の授業で抗がん剤についての講義を受けた時に、その毒性を知ってショックを受けました。
今から30年近く前は、多くの医師が今ほど抗がん剤を使いこなせていなかったこともあり、
明らかに抗がん剤の使用で患者さんが弱り、そのまま亡くなっていく姿を実習で目の当たりにしたのです。
抗がん剤はがん細胞を死滅させるための強い薬なので、当然ながら毒性があることは分かっていましたが、
患者さんから「薬を飲むとおなかの底にあった力がなくなり、ふ抜けになっていく」と言われた時に、
自分は抗がん剤を扱うのは無理だと思いました。
標準治療である抗がん剤治療や放射線治療はある程度の効果があることは頭で分かっていても、
それを使った治療への疑問が拭えませんでした。何よりも興味があったのは救急医療でした。
けれども5年生の病院実習で、くも膜下出血の手術を見学した時、
クリッピング手術の手技にくぎ付けとなり、「やってみたい」と思ったのです。
脳神経外科医の仕事のハードさや、当時この分野を選ぶ女性医師が少ないことは分かっていましたが、
「一度限りの人生なのだから挑戦してみたい」と決意を固め、迷わず脳神経外科を選びました。
ところがその後、6年生で卒業試験や国家試験の準備に臨んでいるあたりから、
自分の精神状態に異変が起こり始めました。一日中、過緊張状態が続き、
勉強しても本を読んでもまったく頭に入ってこないのです。考えようとしても思考が停止し、
深く考えられなくなっていました。何とか試験をパスして医師免許は取得したものの、
希望していた脳神経外科に入局した時は最悪のコンディションでした。
自分はメンタルが強い方だと思っていたので、まさかこんなことになるとは思ってもみませんでした。
この状況を切り抜けるためには「習うより慣れるしかない」と思い、ひたすら手技の経験を積みました。
脳卒中の手術自体には興味があり、やりがいがあったのですが、
手技が自分の中にすんなり入ってこないのがはっきり分かりました。
「このまま脳神経外科医を続けてもいいのだろうか」と迷い葛藤しながらも、肉体的に忙しい日々の中で、
答えを出せる余裕もありませんでした。医師になって5年ほどたった頃から、
風邪を引くとせきが長引くようになりました。最初は1週間で治まったせきが1カ月となり、
さらに2カ月に延びるなど、次第にひどくなりました。呼吸器の専門医からは「せきぜんそく」
という診断を受け、ステロイドが処方されましたが、一向に良くなりませんでした。
発症から10年以上過ぎた時には一晩中、せきが出るようになり、
ステロイドも気管支拡張剤もまったく効かなくなりました。せきが止まらず一睡もできない日が続き、
肉体的にも精神的にも追い詰められ、病院勤務の継続が困難な状態となったため、
休職を余儀なくされました。1年間の休職で仕事のストレスから解放されたはずなのに、
一向に快方に向かわず、病院で処方されるステロイドの量がどんどん増えていきました。
「このままでは体がステロイド漬けになってしまうのではないか」という恐怖すら覚えました。
「西洋医学では治せない」と悟り、他のアプローチとして思いついたのが中医学でした。
病気の部分だけを対症的に治療する西洋医学とは違い、中医学は環境や食事、全身をみる医学です。
体内のバランスを取ることで病気を治します。もちろん病原体の排除も行います。例えば、
風邪を引いたときには風邪の邪気を払うツボにはりを刺し、発熱状態に加え、汗を出させて治します。
膿瘍(のうよう)であれば、火に焼いたはりを刺して感染原因となる体液を排出します。
高血圧は、西洋医学では薬で血圧を下げますが、
中医学や伝統医療は血圧上昇の原因に合わせて体内のバランスを取ることで血圧を下げます。
同じ症状でも人によって治療法が違うのです。中医学を系統的に学ぶため、
退職して3年間鍼灸学校に通い、鍼灸師の資格を取得しました。残念ながら、
せきははりやきゅうでもあまり改善しませんでしたが、東洋医学の奥深さを知り、
治療の幅が一気に広がりました。その後もホリスティック(全体的・包括的)な治療を模索する中で、
統合医療を通じて「分子栄養学」を知りました。
0056情報発信元:七七四通信社
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2023/09/22(金) 20:10:50.52ID:v7r1NSQf
医療費は日本に比べて驚くほど高額で、中でもニューヨークの医療費の高さは世界の中でも上位に入るほど。
健康保険(こちらも高額)や、短期滞在者であれば海外旅行保険に入っていなければ大きな痛手となるだろう。
まず一般の初診料は150〜300ドル(約2万2000円〜4万3000円)ほどがかかる。
手術となるとさらに恐ろしいほどの金額になる。どのような病状で入院が何日間必要かによって異なるが、
まず入院費用は平均期間4.6日で平均で大体1万3000ドル(約190万円)前後と言われる。
手術費用は天井知らずに跳ね上がり、もっとも一般的な手術で10万ドル(約1500万円)
を超えるケースもある。アメリカで出産してもたった数日で退院するのは、そのような理由から。
日本は救急車の利用が無料だが、アメリカではこちらも高額だ。今年はさらに値上がりし、
現在の全米平均は940ドル(約13万7000円)から、またニューヨークでは1400ドル(約20万円)
近くという情報がある。よって人々は滅多に救急車を利用することはない(余談だが昔、
アナフィラキシーショックで瀕死の状態に陥った同居人から助けを求められたことがある。
その時もがき苦しみながら「救急車を絶対に呼ばないで」と念押しされたことがある)。
話が少しずれるが、訴訟大国アメリカでは賠償額も高額だ。
客として来店したファストフードのチキンナゲットやカフェチェーンのコーヒーが熱すぎて
「火傷した」や、店内のゴミに足が引っかかり「滑って怪我した」などで訴訟問題に発展することがある。
最近も高額の賠償命令が下された訴訟が話題となった。大手ファストフード、
バーガーキングのフロリダ州にあるフランチャイズ加盟店で、男性客が床にあった異物によって転び、
腰を怪我した。手術が必要になったとして、2021年1月に店を訴え、店側は最終的に768万ドル
(約11億円)近くという巨額の支払いを命じられた。このような話はアメリカでは珍しいことではない。
これほど高額の賠償額になる理由の一つは、弁護士費用が高いというのももちろんだが、
そもそも医療費が高額だからだ。健康保険も高額だからこの国には無保険者も多い。
また健康保険に入っていても内容はさまざまで、保険の内容が良ければ話は別だが、
内容がそれほど良くなければ一般的にこちらの人は滅多に医者にかからない。
日本では風邪で医者にかかる人が多いが、アメリカの人は風邪くらいで医者にかからない。
風邪を引いたらドラッグストアの風邪薬(日本の市販薬より強い)を飲んで、仕事を休んで静養する。
2020年3月に州内で初のコロナ陽性者が確認された時も、
その患者は医者にかかるのではなく自宅での隔離を命じられた。
以前CNN局の看板キャスターをしていたクリス・クオモ氏も、在職中にコロナにかかり、
自宅隔離しながらリモートで仕事をしていた。このような事例からもわかるように、感染拡大期でも、
人々は重症患者でない限りは医者に診てもらうことなく自宅で療養し、パンデミックを乗り越えた。
もう一点、異なる医療事情がある。アメリカは州によって医療制度を含む社会保障や公共の福祉が異なる。
例えばニューヨーク州に住む低所得者は、条件が当てはまれば無料で医療を受けられることがある。
その一見恵まれた福祉により、社会には弊害もつきまとう。例えば昼間仕事をせず時間を持て余す人は、
病気でもないのに病院に行ったりする。暇を潰すためだ。随分前になるが、
食あたりになり、救急病院の世話になったことがある。何とか救急車を使わず、
這うような気持ちで自力で救急外来に向かった。当然だが救急外来ではトリアージ
(患者の重症度の精査)があり、順番は相当後回しとなった。腹が立ったのはそれが理由ではない。
冷や汗をかきながら苦しい思いで待合室で順番を待っている間、
タダで医療制度の恩恵にあやかっている人が立ったまま、テレビを楽しそうに観ていたのだ。
結局、診療まで4時間待たされた。症状は待っている間に少し改善し、
医者にやっと会えた時は白湯を出されて診察終了と相成った。
そんなさまざまな事情により、アメリカ人同様に滅多に医者にかからなくなった。
久しぶりに訪れた病院では、看護師が血圧や体重を測り問診をしてくれた。
その後に医者が体の気になることをコンサルテーションしてくれたのだが、
医者は質問したり触診したりしながらも怪訝そうな顔をしている。いろいろ言っていたが話をまとめると、
医者は私が訴える不具合の「原因」を断定できないと言う。どうも「病気ではない」ということらしい。それでも食い下がると「じゃ血液検査をしましょう
0057情報発信元:七七四通信社
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2023/09/24(日) 19:06:44.82ID:fL/JgV6a
県感染症情報(9月4日―17日)
結核6例。
梅毒3例(20代男性、30代男性、40代男性)。
過去分として
梅毒1例。
県感染症情報(9月11日―17日)
新型コロナウイルス感染症1001例。
0058情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/09/25(月) 20:28:36.90ID:GkpWldUq
皮膚のすぐ下にあるのは針を刺すための医療器具。この点滴が日課です。
「これは24時間ですね。1本を24時間なので。1日1本1500ミリリットルです」
40代の女性。看護師ですが今は休職中です。「これ(点滴)があれば、ある程度動けるんですけど、
これがないと力不足すぎて寝たきりみたいな感じになりますね」体重は30キロ台です。
この生活になったのは2021年の5月、ワクチンを打った後からです。脚にはいくつもの小さなあざが。
「打った2日後くらいにお風呂に入っていた時に、体中にすごく大きな15センチ位のアザができた。
紫斑みたいな赤紫のアザが、打った記憶もないのにいくつか出来ていて」
免疫の異常で血小板が減る難病「特発性血小板減少性紫斑病」。
10年ほど前に症状は治まっていましたが、「再発」したのです。
「血小板が2万5000とかしかなくて、ここでは対応できないからすぐ大きな病院に行ってくださいと。
(正常値は)14万から40万ぐらい。寛解状態になって落ち着いていたのにワクチンを打った数日後に
今まで見たことないぐらいの値まで下がったので、やっぱりワクチンとしか思えない」
50代の男性。 2021年8月のワクチン接種後、2か月もの間意識不明に。「全く記憶がないんです。
9月頭に高熱が出て、記憶はないけど病院に行ったらしいんです。触ると一応、脚はあるんですよ。
でも全く感覚はないし太ももから下がないような感じです。切断されたような感じ」
意識が戻ると腰から下が動かなくなっていました。
診断は「急性散在性脳脊髄炎」。免疫の異常で脊髄など神経が傷つけられる病気で、
以前からワクチンの副反応で起きることが知られていました。8か月間のリハビリでも、
脚の感覚は戻りませんでした。自宅にスロープも作りましたが、まだ上るのがやっとです。
「本当に腕しか使えない。 腹筋も背筋もきかないし」「彼専用のトイレ。
横からの乗り移りじゃないと無理だということで、 元々は和室の押し入れだったんですけど
ベットも主人が乗り移りやすいように高さが変えられるようにした」リフォーム費用は約500万円。
そこに、医療費の負担も重なります。「(今までかかった医療費は)280万円くらいですね。
高額医療の申請をしてですよ」医師からは、“治らない”という宣告を受けました。
国は接種後に健康被害が起きた場合、医療費を支給する救済制度を設けています。
しかし、申請にはカルテなど多くの書類が必要で、それを集めるのにも多額の費用がかかります。
男性も申請は行いましたが、認められていません。診断書には「ワクチンの接種により、引き起こされた」
という指摘が。「思い出したくないが、帰ってこないかと明日会えるかどうかもわからない。
治るんだったらいい。1500万円かかっても2000万円かかっても。治らないんです。そこが悔しい」
「はっきり言って私自身のせいではないので、生涯保障してもらわないと困る。僕はまだ生きている。
生活しないといけない。そうなるとお金が必要なんですよ」
ヒト以外の遺伝情報を体内に入れる世界初のメッセンジャーRNAワクチン。発症予防効果は、
劇的なものでした。しかし、接種が進むと体の不調を訴える人が出てきたのです。
女性は、免疫の異常で筋力の低下などを引き起こす「ギラン・バレー症候群」を発症。
ワクチン接種の2週間後でした。「体の中からさびていくような痺れなのか、
ギギギと足が出せなくなってくる感じ」歩くだけでなく、手も自由に動かせません。
体調不良を訴える人は他にもいます。「いま一番辛い症状は」「動悸と息苦しさと胸の痛みと時々頭痛」
50代の女性は、胸の痛みや記憶障害に苦しんでいます。医師にも原因が分からず、
手探りで治療する状況が続いていました。「新型コロナワクチン副反応の正しい治療法はありません。
患者さんと相談しながら、症状に応じて合う薬を出すという形になる。残念ながら対処療法しかない。
本当に手探り状態」他にも起きていられないほどのけん怠感、舌一面を覆う白いカビ。そして脱毛など、
様々な症状が。国に挙げられた副反応の報告書には、消化器や皮膚、
神経や循環器など全身にわたるたくさんの健康被害が示されています。同時にそこには「評価不能」
という文字が。ワクチンとの関連は分からないとされました。総接種回数は1年で2億回に。一方、
健康被害の報告は2万件に達していました。毎日の点滴は、今も欠かせません。
ワクチン接種後に血小板が減る難病が再発した看護師の女性。針を刺す場所は、
首元に埋め込む医療器具から腕に代わっていました。
0059情報発信元:七七四通信社
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2023/09/26(火) 19:59:41.73ID:SveUsuHH
「ここ(胸元)に機械が入っていたんですが感染してしまって、
40度を超える熱が出てしまってとらないといけなくなってでも、これも1か月ちょっとで詰まってしまった」
腕からの点滴は詰まりやすいため、もう一度首元に医療器具を埋め込むよう頼んでいますが、
医師はワクチンの後遺症を否定し、摂食障害という「心の病」
だと認めなければ手術はしないとしています。「摂食障害ではないのに、
摂食障害だと言われるのが本当に嫌。それをなかなか理解してもらえない」
「ワクチン後遺症という病名がない限り、ワクチン後遺症として治療してもらえない。
打ったことでそうなっているわけだから、きっとそうだろうなと思いながらも、
国が言わない限りそうではないので、すごくつらいだろうなと」
「患者同士結集して認めてもらうために戦う」「パパもすごくさみしがり屋の人だったので、
さみしくないようにと思ってここに写真を」2021年10月に夫(当時36歳)
がワクチン接種から3日後に死亡しました。基礎疾患など健康に問題はありませんでした。
「長男が2階の寝室に起こしに行ったら『パパが大きい声で起こしているのに起きない』と聞いて、
その時にいやな予感がして2歳の娘を抱っこして走って階段をのぼっていったら顔色が違っていて。
やばいと思って、『パパ』と言ったけど起きなくて、そのまま救急車を呼んだ」死因は、
血液の流れが急激に低下した急性循環不全。 診断書には「ワクチンの副反応の可能性は否定できない」
という言葉が。 しかし、国の結論は「評価不能」でした。「絶対ワクチン以外考えられないわけですよ。
『否定できない』と書かれているが、それ以外に何があるのと。でも結局、
解剖してもワクチンが原因と分からないから何もできない」誕生を心待ちにしていた、
次女の顔を見ることはありませんでした。今は子ども4人のシングルマザーです。「大変です。
片手で抱っこしながら、色々こなして」少し頼りになってきたのが、小学4年生の長男。
「僕も一緒に手伝う。僕もいろんなパパのこととか喋る。ママと一緒にいろんな所に行って伝えたい」
「この子も私と同様にパパを亡くして悲しかったり悔しいという思い、怒りだったり同じ思いだと思うので、
支えられながら支えていきながら一緒に頑張っていきたい」揃うことがなかった家族6人。
絵の中には、生まれた次女を抱いているが。その後、結成された遺族会に加わり、
原因究明や遺族の救済を訴える活動も。ワクチンをきっかけに、大きく人生は変わりました。
「薬飲んだ時に何か起こったら、まず薬のせいと考える。これは医学の鉄則」
医療の安全性を研究している京都大学名誉教授、 福島雅典医師。
「ワクチンを打ってその日に死んでしまう人と次の日に死んでしまう人が、一番多い。
それから3日4日5日と」ワクチンの接種日から数日以内に死亡するケースが特に多いことを指摘。
死亡との因果関係を国は徹底調査すべきだと話します。「安全性・有効性が確立していない段階で
「特例承認」で見切り発車したわけですよ。全例調査をした上で、救済措置をとらないといけない。
法律があるんだから、ちゃんと国は法律を守りなさい」その年の夏には、総接種回数は3億回に達しました。
接種後の死亡事例は報告された分だけで約1700件。そのほぼ全てが「評価不能」の結論でした。
国策で接種を進める新型コロナワクチンが「新たな薬害とならないか」そんな心配が。
超党派の国会議員連盟が開いたワクチンに関する厚生労働省との勉強会です。
そこには、夫が接種後に死亡した姿も。接種後の死亡事例は1800件に増えました。
報告書には、判定のほぼ全てに「評価不能」を表す記号が並んでいます。
因果関係は分からないという結論です。国は、ワクチンの被害を見過ごしていないか。
「私たちは国を信用して打ちました。助かると思って。
それが大事な大事な夫の命をとられた。『ワクチンとの因果関係がない』
と言われて納得できると思いますか自分の身内だったらどうします」
「あなた方が安全だとおっしゃっていたワクチンを打って、夫は亡くなった。
亡くなってから1年経つが、未だに因果関係は不明とされています。言い訳というか、
亡くなっている人たちと正面から向き合っていないですよね」遺族側から
「ワクチン接種をこのまま続けるのか」と質問が出ると。「オミクロンのタイプの5回目接種についても、
現行では変更する必要がないという評価なので、私どもといたしましては、
引き続き5回目接種を続けさせていただく」「中止して安全性を確認してからということはできないんですか
0060情報発信元:七七四通信社
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2023/09/27(水) 19:15:52.23ID:mJjWBUFJ
「あー、これは脳性麻痺ね」軽いトーンで、院長先生は私たち3人に伝えた。
こういうセリフってもっと重く神妙な雰囲気で伝えられるんじゃないのかしら。
ドラマなんかから想定していたテンションとは全くかけ離れた先生の言いぶりが、
さらに現実味を薄くした。「脳性麻痺、ですか」思わず言われたそれをオウム返しした。誰のことを、
何のことを言っているのかわからなかった。「そう、脳性麻痺。運動機能障害とも言うね」
「運動機能障害」よくわからない。「だから何だというのだ」と思った。私に念を押すように先生は続けた。
「お母さん、どうしてもっと早くに連れてこなかったのこの子は1日も早くリハビリしたほうがいいんだよ。
お母さん、あなた今まで何をやっていたの」夫と生後9か月とで訪れたリハビリ施設で、
いともあっさり障害を診断された。このまま何もしなければ、歩くことだけでなく、
食事も移動も排泄もどうやら1人では困難なようだ。初めての育児はわからないことだらけだった。
それでも、自分なりに精一杯やってきたつもりだった。「母親になる」そう頭ではわかっていたけれど、
実際のそれとは次元が違う。生まれてからの9か月、楽しむ余裕なんて一切なくて、
むしろ大変なことのほうが多かった。出会うまでは、子どもが生まれたら誰だって母親になるし、
父親になるものだと思っていた。でも違う。子どもが生まれただけでは、親にはなれなかった。
社会的には母親であり、父親なのだけど、中身はまったく追いついていない。例えば、小学生から中学生、
中学生から高校生、高校生から大学生や社会人になるとき。自分がそうなった、というよりも、
自分は昨日までと何も変わっていないのだけど、環境や社会がそれを求めることで、
はじめは戸惑いながらも、次第にそうなっていった。そんな経験はないだろうか。親になるとは、
まさにそんな感じに近い。親は、子どもの成長と同じように、だんだんと親になってゆくのだ。だから、
はじめから完璧な親なんていない。はじめから子育てなんてうまくできなくて当たり前。今ならわかる。
でも、親になって1年も経たないころの私は、できもしないくせに、「完璧な親にならなければ」なんて、
とにかく焦りまくっていた。今思えば「ほほえましい」で片づけてしまいそうになるのだが、
本人は必死なのである。「ほんまにこれでええんかなあ」ミルクの量にタイミング、
おむつ替えに爪切り。お風呂の入れ方に洗い方。特に泣き出されたときの対処などなど、
自分の判断が合っているのか常に不安で仕方がない。正解を求めようとネットや育児書、
親なんかに判断を仰いでも、人によって話すことは違う。自分の親に至っては自分から相談したくせに、
「なぜかイライラ」してしまう始末。もはや自分が手に負えない。親業とはまさに自問自答、
毎日がちょっとしたパニックの連続なのだ。とはいえ、19歳で母親になった私も、
わからないなりに親になろうと頑張っていたほうだと思う。でもどこかで、いつも不安があった。
不安の出どころの1つは母子手帳だ。母子手帳には月齢ごとの赤ちゃんの成長目安が書いてあるのだが、
亮さんは生後2か月ごろから当てはまらなくなっていき、3か月で何1つ当てはまらなくなった。
数か月ごとに受ける健診も、はじめこそ成長を楽しみに参加していたが、
次第に、「えもうそんなことできんの」「うそやろ、なんかしゃべってるやん」
他の子との成長の違いを目の当たりにして、もう行きたくないと夫に泣きつくのだ。
「先生、やっぱり成長、かなり遅くないですか」出産した病院での定期健診や、
ことあるごとにいろんなお医者さんに尋ねた。でも、「早産による修正月齢が入っているからねえ。
発達は多少遅くても仕方ないんよ」「個人差があるからねえ」「いったん様子を見ましょう」
とかしか言われない。予定よりもずっと早く生まれ、ずっと小さく生まれたのだ。
たしかに他の子との差があっても仕方ないのかもしれないとも思えた。「まあ、そんなものか」
と帰ってくるのだけど、数日経つと「いや、やっぱりおかしいやろ」と悩み出す。しかし最終的には
「でも、お医者さんがそうゆうのだからきっと心配はない」そう言い聞かせてきた、のに。
「何でもっと早くに連れてこなかったのか」ってか。「何をしていたの」ってか。
何の言葉も出てこず、ただ悔しさだけがふつふつとこみ上げてくる。
その後に続いた先生の言葉は私の頭の上のほうをたださらさらと流れていった。
でも、その一方で私はどこかでホッとしたのだ。なぜミルクを飲まないのか、いつまでも首が座らないのか、
1人で遊べないのか、笑わないのか、寝ないのか、泣き続けているのか。
0061情報発信元:七七四通信社
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2023/09/28(木) 20:39:18.46ID:SRsOXlYu
無秩序型の愛情スタイルは、子供時代に何かしらの虐待を受けたことがある人によく見られます。
例えば、壮絶な苦しみの中にいるときに手を差し伸べられることなく放置されたり、
養育者に精神的、もしくは肉体的暴力を振るわれたり、脅迫されたり、
いい子でいないと罰せられたりといった経験が該当します。
このカテゴリーにおける養育者は、子供に対して愛情を向けるどころか苛立ちを向けます。
子供は、養育者に捨てられるかもしれないと察し、自分がいらない子であるかのように感じます。
子供は、自分の身に起こっていることの理由が理解できないとき、
自動的にすべて自分のせいなのだと思い込みます。不安型の愛着スタイルの根っこにあるのは、
矛盾のある親の行動です。親の行動に矛盾があると、次の瞬間どんな行動をとるのか、
常に予測できない状態が続きます。父親は、父親というより家族全体を仕切る独裁者のような存在でした。
家の中が清潔で静かで、完璧に整頓されていなければ気が済まない人でしたが、
それは健康的でわんぱくな子供がいる普通の家庭では無理な要求でした。
父親は理解できない理由で烈火のごとく怒る人で、いつも、
自分の行動が父親の逆鱗に触れてしまわないかと、びくびくして毎日を過ごしました。
父親の視界に入ることは許されても、声を出すことは許されず、恐怖のどん底にいました。
そばにいるときは、行動が予測できない父親の心理的な暴力から身を守るために、
本当の自分を押し殺すしかありませんでした。今でも、
父親を愛しているのか憎んでいるのかわからないと言います。父親の前では体が強張り、
極端に口数が少なくなります。彼の意思とは関係なく反射的に警戒心が高まり、
薄氷を踏むように慎重になります。過去の記憶をたどっていくと、
なぜ自分が家族の前で、そして後には他人の前でも、不安になったり、
相手に対して2つの相反する気持ちを抱いたりするのかがわかるかもしれません。
家族がいつも態度をころころ変えたり、あなたを傷つけたり怯えさせたりするせいで、
あなたは希望と信頼感の代わりに常に恐怖と混乱と不安を抱えて生きてきたのかもしれません。
回避型の愛着スタイルは、養育者が子供と距離を取り、心を通わせようとしないことが原因で発現します。
通常、このタイプの親は、世話をしないことで子供の自立心と責任感を養っているのだ、
という言い訳をします。確かにそうして育った子供は一見自立心が強いように見えますが、
心の奥底では、誰かが心理的な距離を縮めてくることに強い不安を持つように育った可能性があります。
また、養育者との精神的つながりが薄く、適切な言動を学ぶための
「ミラーリング」の手本となる大人がいなかったせいで、認知能力や言語化能力、
コミュニケーション力、感情を説明する力などが、うまく発達しない可能性があります。
回避型の愛着スタイルの例として、ある2人の話を紹介します。両者とも、
子供の自立を促すためにほとんど世話をしない方針の親に育てられました。
大人になってから、2人はそれぞれ毒のある配偶者と結婚し、離婚しました。
それ以来、2人は10年ほど独り身です。思考や感情がこんがらがってしまい、
自分の考えや気持ちをうまく人に説明することが苦手だと感じています。
今感じている気持ちが正しいのか、間違っているのか、常軌を逸しているのか、それとも普通なのか、
合理的なのかも、頭が混乱して考えがまとまらなくなってしまうのです。2人とも読書家で、
熱心に調べものをする人たちです。自分に何が起こっているのか知るために、
様々な資料を読み漁ってきました。養育者不在の状況下で、十分なミラーリングができなかったために、
彼らは他人の気持ちを察する自信がなく、人を恐れているのです。
他人の気持ちが完全には推し量れないのは、健全な人間関係ではあたり前のことですが、
彼らはそんなリスクに晒されるくらいなら、独りでいるほうがいいと思っています。
これらの不安定な愛着スタイルはいずれも、何らかのトラウマに結びついています。
そのトラウマは、なかなか消えることのない、
人に対する強い不安と不信感を植えつけます。このような心の傷を抱えていると、
今ある人間関係やこれから築こうとする人間関係にも支障が出てしまいます。
崩壊してしまった家庭においては、健全な愛情を与えることも受け取ることもできません。
そして健全な愛情を知らずに育つと、愛情とのつき合い方自体を知らずに大人になってしまいます。
ほとんどの場合、子供のとき欲しくとも手に入らなかった愛情を大人になってからも求め、与えようとします。
0062情報発信元:七七四通信社
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2023/09/29(金) 00:43:16.37ID:Iy4nxAvb
免疫細胞ががん以外の場所でも活性化しすぎることで重症化したり死亡したりするといった重篤な副作用の例も報告されている。
患者自身の免疫細胞の性質に左右される面もあり、まだまだ発展の途上にあると言っていいだろう。
では光免疫療法のメリットとはなんだろうか。まずオバマの言葉を借りれば、光免疫療法は
「がん細胞だけを殺す」ことだ。従来の三大療法はどうしても正常細胞を傷つけてしまう。
どんな天才外科医でもがん細胞だけを摘出するのは不可能だ。
どれだけピンポイントに放射線を当てようと、がん細胞の周囲の正常細胞も傷ついてしまう。
抗がん剤治療は、ざっくり言えば「毒」をもってがんを制する治療法だ。がんだけでなく正常細胞にも
「毒」の影響が出てしまう。がん免疫療法はがん細胞を直接殺すわけではない。
がん細胞を殺す免疫細胞を活性化するものだ。光免疫療法は、近赤外線照射のスイッチを押せば、
がん細胞だけが狙われ、選択的に壊される。次に、これは「がん細胞だけを殺す」ことと同義とも言えるが、
「体への負担が少ない」点がメリットだ。つまり、何度でも治療することができる。医学的には
「低侵襲」という言い方をするが、人体には安全な薬剤を体内に注入し、安全な光を照射し、
がん細胞が選択的に殺せるなら、体への負担はないはずだ。しかも、治療後には正常細胞が残る。
がんがあった場所は元のきれいな状態に戻るに違いない。それに対して、
外科手術を行って切除した臓器や組織が戻ってくることはないし、
切開したところは傷痕として残るかもしれない。放射線治療は当てられる線量が決まっており、
放射線を浴びた通常の組織は元に戻らないことがある。抗がん剤治療の場合、
がん細胞に耐性ができる場合があり、これも投与できる上限が決まっている。最後に、
「汎用性の高さ」だ。「がん細胞の表面には他の正常細胞にはないタンパク質が多数、分布している。
がん細胞を移植されたマウスの体組織内に、このタンパク質とだけ(特異的に)
結合する物質を送り込んでやれば、がん細胞にだけその物質がくっつくことになる」と述べた。この〈物質〉
は免疫学では「抗体」と呼ばれる。後に触れるが、光免疫療法は抗体医薬の原理でがんだけを攻撃する。
この抗体が特異的に結合するタンパク質(免疫学では「抗原」)は、一般には「腫瘍マーカー」
として知られている。がんの種類によって作られるタンパク質が異なるため、
がんの診断の際に利用されている。EGFRというタンパク質は、多くのがんに発現する。
頭頸部がん、皮膚がん、卵巣がん、乳がん、肺がん、胃がん、すい臓がん、胆管がん、大腸がん、
子宮がん、膀胱がんなどだ。HER2(ハーツー)というタンパク質は、乳がんや胃がん、
すい臓がん、胆管がん、膀胱がんなどで発現が見られる。こうしたタンパク質(抗原)
はすべてのがん患者で同様に発現するわけではないのが難しいところだが、
この抗原に合わせて抗体を変えてやれば、
がんの種類ごとに抗体がIR700をがん細胞のもとに運んでくれ、がんを殺すことができる。原理的には、
9割のがんをカバーできるのだ。つまり光免疫療法は「がん細胞だけを狙って殺す」「何度でも治療できる」
「9割のがんをカバーする」ということになる。光免疫療法が広く実用化されたら、
そんな未来が待っているのだ。がん検診でがんと診断されたとする。
自分のがんが光免疫療法のカバーする9割のがんだということがわかり、
光免疫療法での治療を選択したとする。私たちはまず病院に行き、IR700を含む薬剤を点滴される。
薬が患部に充分に行き渡る時間が必要だが、その間はただ待っていればいい。
その上で医師の元に行き、患部に近赤外線を照射してもらう。強い光で細胞を焼くわけではないのに、
がん細胞は照射の瞬間から壊れ始める。3センチ程度のがんであれば4〜
5分の照射で施術は終わるだろう。その後は体内に残った薬剤と壊れたがん細胞の排出を待つだけだ。
さらに普及が進めば、私たちはがん検診すら必要なくなるかもしれない。
定期的に病院に行って薬剤を飲み、近赤外線の照射を受けておけば微小なうちにがんを退治できる。
そんな未来が来たならば、それは私たちががんという病から解放されることを意味しないだろうか。
かつて結核は「死の病」だった。だが医学の進歩はその恐怖の記憶を遥かな過去に追いやった。
がんはどうだろう。光免疫療法は実際にがん細胞を殺し、消滅させるだけでなく、私たちの「がんの記憶」
さえ消すかもしれないのだ。それは「がんの消滅」と言ってもいいのではないか。
0064情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/10/08(日) 16:14:47.52ID:/k9TJR7n
県感染症情報(9月18日―10月1日)
結核2例。
梅毒6例(30代男性、40代男性3例、10代女性、30代女性)。
県感染症情報(9月25日―10月1日)
新型コロナウイルス感染症508例。
0065情報発信元:七七四通信社
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2023/10/14(土) 15:36:44.99ID:b8S8hQ5c
ある総合病院に勤務する20代の女性看護師。ひとつひとつ思い返すように話しました。
「二の腕を触られたり、手を引っ張られて手の甲にキスをされたり。シャワー入浴の際、
介助の必要がないのに『一緒に入りたい』と駄々をこねる人もいます」
こうした行為をしてくるのは高齢の男性患者が多いといいます。「最初はびっくりしました。
いずれも認知機能はしっかりしている患者さんです。ただこういう仕事なので、
ハラスメントという認識を持つのがなかなか難しかったです。
仕事中は集中しているのであまり思わないんですが、仕事が終わってから思い出すんです。
恐怖がのちのち来る…来ましたね」「冗談でもやっていいことと悪いことがあります。
やられた側がどう思うのかを考えてほしいです。あくまで医療従事者と患者の関係、
その一線は守ってほしいです」男性の外科医(50代)はこう証言します。
「治療の効果が思うように出ない患者さんがいたのですが、
家族の方から強く厳しい言葉で怒鳴られました。『何やってるんだ!うまくいってないじゃないか!
この病院どうなってんだ!お前の治療はどうなってんだ!ここじゃどうにもならない!今すぐ転院させろ!』と、
病院の面談室で5〜6時間続いたと思います。夕方にいらして深夜までやっていました」
転院して病状が改善することに医師は懐疑的でしたが、
医師が家族の意思を尊重して主張を受け入れると、患者は転院したといいます。
「不安が高じて態度や言葉が強くなるのは人間なので仕方ないです。
私たちはそういう状況が少しでも和らぐよう小まめに分かりやすく説明することに尽きます。
ただ、なかなか聞く耳を持って頂けない患者さんやご家族も実際には存在します。
『それはあんたたちのミスでしょ!』と」そして病院の事務職員らも、つらい経験をしていました。
ある病院の事務職員に話を聞くと。「外来の窓口で大声をあげて騒ぐ患者さんがいます。
『待ち時間が長い!』『あの医者の態度がよくない!』『あの看護師の対応は何だ!』と。『殴ってやろうか』
と言われたこともあります。待合室で患者さんに目線を合わせるため、膝をついて対応している際、
平手打ちされた職員もいます」今、各地の医療機関で問題になっていますが、
医師会が2020年に行った調査では、県内72病院のうち約7割にあたる49病院が
「ペイハラがあった」と回答し、その内容として「執ような要求」「暴言や暴力」
「業務妨害」「医療行為に対する非難や責任追及」などが挙げられています。
また被害を受けたのは看護職員が約9割と最も多く、
次いで事務職、医師でした。厚生労働省は全国の都道府県などに対し、
ペイハラ対策の情報を医療機関に周知することや警察との連携を推進するよう呼びかけ、
患者から繰り返し迷惑行為などがあった場合には、
診療の求めに応じなくてもよいとする通達を行いました。
そのペイハラ対策に4年前から取り組んでいる医療センターを訪ねました。
各フロアの受付や待合室に張られていたのは、「迷惑行為はお断り!!」と書かれた黄色いポスター。
ペイハラ行為があった場合には「警察に通報し厳正に対処します」との文言が。さらに「撮影・
無断録音禁止」と書かれたポスターも。この病院で対策の先頭に立つ副院長はこう話します。
「多くの方に見て頂けるように何か所にも掲示しています」
「ある入院患者が検温などで部屋に入ってきた若い看護師を盗撮し、
『この病院にはこんなにかわいい看護師がいるよ』といってネット上にアップしたことがありました。
盗撮を抑止するためにもこういったポスターを掲示しています」さらに、見せてくれたのは防犯道具の
「さすまた」。「暴れる方々を抑えるため6人1組の『さすまたチーム』をつくり、
警察の指導の下で訓練も行っています」対策に取り組み始めてから4年。
その間に変化はあったのでしょうか「患者様とご家族にマナーを意識して頂けるようになりました。
職員も個人の責任ではなく組織として対応していることを意識できるようになり、
職場の安全と安心につながっています」
思えば、体調不良で気持ちに余裕がなかったせいか、看護師の対応が冷たく感じられた時があり、
ついついカッとなって強い口調になってしまった経験があります。詳しい弁護士は、
誰もが加害者になる可能性があると指摘し、刑事責任に問われる可能性もあると警鐘を鳴らします。
「暴行罪、傷害罪、脅迫罪、威力業務妨害罪などが考えられます。病院側にも反省しなければいけない点はある
また病院側から損害賠償を求められる恐れもあります」ただ、患者と病院、双方が配慮の気持ちを持つことが大事だとも強調します。
0066情報発信元:七七四通信社
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2023/10/14(土) 15:48:45.23ID:b8S8hQ5c
糖尿病があると、膵臓がんの発症率が1.8倍になるという調査報告があります。
そのほか、IPMNなどの膵囊胞がある人も、もちろん発症率がグッと高くなります。
黄疸や背部痛から早期段階の膵臓がんを見つけられることもある症状についても述べておきましょう。
膵臓がんの早期はほとんど無症状であり、そのために発見が遅れてしまうケースが少なくありません。
実際、症状が出たときには、すでに手術ができないほど進行していたということも少なくありません。
腹痛や背部痛が続いて、「これはさすがにおかしい」と思って医療機関を受診したら、
進行した膵臓がんが見つかったというのは典型的なパターンのひとつです。
ただ、早期とまではいかなくても、手術で治せそうな段階で症状が現われる場合もあります。
その場合の代表的な症状は、黄疸、腹痛、背部痛です。また、
背中の痛みが腰痛として感じられる場合もあります。腹痛や腰痛は日常的に起こりやすい症状でもあり、
「腹が痛い」「腰が痛い」からと言ってそこから膵臓がんを疑うのは難しいかもしれませんが、
少なくとも黄疸と背部痛は、日常的ではない症状だと思います。
黄疸は、膵臓の中でも膵頭部にがんができた場合に出てくる症状です。
膵頭部の中を通過する胆管が膵臓がんによって狭くなり、胆汁の流れが悪くなって、
黄色い胆汁の成分であるビリルビンが血液中にあふれ出すため、体中が黄色くなるのです。
とくに、眼球の白目の部分を見ると、黄色くなっているのでよく分かります。それと、
尿の色が濃くなってこげ茶色になりますし、逆に便の色は薄くなって、場合によっては灰色になります。
また、胆汁の成分の影響で、体中がかゆくなって夜も眠れなくなる人もいます。
胆管を巻き込んで黄疸が出るような膵臓がんは、もちろん早期がんではありません。
しかし、胆管の近くにできた膵臓がんであれば、比較的早い時期に胆管を巻き込むため、
まだ何とか手術ができそうな段階で見つかることがしばしばあります。
一方、膵体部や膵尾部にがんができたときには黄疸症状が出ません。
そのため、膵体尾部にできたがんは、膵頭部にできたがんと比較して、
より進行した状態で発見されるケースが多い傾向があります。次に背部痛についてですが、
背部痛にはふたつのパターンがあります。ひとつは膵炎による背部痛で、
膵管が詰まって流れが滞ることで背中が痛くなるパターン。
このパターンは早期の膵臓がんでも現われることがあり、この症状で早期膵臓がんを見つけられたなら、
かなりラッキーです。もうひとつのパターンは、がんが進行してから現われる背部痛です。
膵臓の背側には、おなかの中のいろんな臓器に向かう太い動脈が通っていて、
それらの動脈の周りには、おなかの臓器の動きを制御する自律神経がツタのように絡みついています。
膵臓がんが進行すると、がんがこれらの神経伝いに染み込むように広がっていきます。
自律神経にはおなかの調子を脳に伝えるための感覚神経も含まれていて、
それに乗って痛み信号が脳に伝わると、これが背中の痛みとして感じ取られるのです。
残念ながら、こちらのタイプの背部痛で見つかった膵臓がんは、かなり進行しているので、
普通は手術による切除はできない状態です。とにかく、黄疸や腹痛、背部痛が出たときには、
まだ手術が可能な段階かもしれません。症状が続くときは、
様子を見たりせずに早めに診察を受けることをお勧めします。それから、多尿やのどの渇きなど、
高血糖による症状にも注意しましょう。膵臓がんができると、急に糖尿病になったり、
糖尿病を持っている人であれば数値が急激に悪化したりする場合があります。
原因はよく分かっていませんが、
膵管が狭くなって膵液がうっ滞すると狭窄部よりも上流の膵臓が萎縮します。
これによって膵臓機能が一気に低下することは十分に考えられることです。
たとえば、これまで糖尿病など気にしたことがなく、普通の血糖値だった人が、
急に高い血糖値を指摘された場合などは要注意です。また、もともと糖尿病の治療をしている人で、
高めでもそこそこ安定していた血糖値が、思い当たること(食べすぎや運動不足など)は何もないのに、
急に不安定になって高い数値ばかり出るようなときも注意が必要です。このような場合は、
膵臓がんを疑ってすみやかに精密検査を受けましょう。膵臓がんが進行してくると、
黄疸や腹痛、背部痛、腰痛以外にも、食欲低下、体重減少、腹水、消化管からの出血、
腹部に硬い塊を触れるといった症状が現われてくるようになります。ご想像の通り、
こういった数々の症状が現われたときには、通常はかなり進行したステージになっています。
0068情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/10/16(月) 12:18:32.33ID:EreaQt5E
「薬物療法で症状が緩和し、ご家族に退院をすすめても、
『施設に入れると高いから』という理由で拒否されるケースをしょっちゅう経験しています。
高額療養費制度などを使えば、入院させたほうが施設に預けるよりも安くすむことがあるのです。
退院したと思ったら、経済的な理由で家族が別の精神科病院に入院させているケースもありました」
精神科病院に入院した場合、月の支払い額は平均7万円程度。
施設は数十万〜数百万円の入居一時金があるうえ、入居費も月額10万円以上が基本だ。
精神科病院の側には病床が余りがちなことから、空いたベッドを認知症患者で埋めようという思惑もある。
「もともと精神科病院には、統合失調症の患者が多く入院していました。
しかし、近年は薬物療法などで統合失調症の患者でも入院しなくていいケースが増えてきています。
仮に入院しても、短期入院の傾向がある。そうすると、精神科病院の病床は空いてしまいます。
病院経営のために、認知症の患者を入院させて、病床を埋めようと考えるところがあるのは事実です。
入院していれば診療報酬の点数、つまり収入になりますからね。
ただ、認知症の方が精神科病院に入院すると、症状が進行してしまうことも少なくありません。家族には、
その点も説明していますが、それでも入院させることが多い。認知症の方を受け入れる余裕がない施設と、
空きのある病院の利害が一致しているとも言えます」では、どういった人が、
精神科病院に入院することになりやすいのか。「大声などで近隣に迷惑をかける、暴力を振るうなど、
家族や施設の力が及ばない場合はやむなく精神科病院に入院してもらうしかないケースもあります」
と解説する。「たとえば、グループホームで暮らしていた82歳の女性は、夜中に歩き周ったり、
他の人の部屋に入ったりしてしまう問題がありました。夜に眠れるよう、日中に出かけたり、
料理や裁縫などに取り組んでいただいたりして、さまざまな工夫をしてみたのですが、
なかなかうまくいきません。夜勤は一人のため対応に困ってしまい、
精神科病院に入院せざるを得ませんでした」徘徊だけでなく、
暴力が原因で精神科病院に入院してしまうケースもある。あるいは、家族などの介護者が面倒を見きれず、
病院に預けたほうが楽だと考えるケースも少なくない。一時的に入院してもらうことで、
家族はゆっくりできる。暴力を振るわれることや、近隣への迷惑もなくなる。なので、
結局そのまま預けっぱなしになってしまう場合もあるのだ。ほかにも、家族のサポートがないと、
なかば捨てられるような形で、精神科病院に預けられてしまうこともあるという。
「親子関係が悪いと、世帯分離されて生活保護を取らされ、年金の範囲内で『自分でなんとかしてくれ』
と放置されているケースもあります。悪質な病院に捕まって、薬をたくさん処方され、
入院させられっぱなしになって、おカネをむしられ続ける人もいます」
精神科病院に入院するとどんな暮らしが待っているのか。近年、問題視されているのが、
「身体拘束」だ。暴れたりする認知症患者を、致し方なく縛り付けることである。
両手足のほか、腰も固定され、寝返りもできない。「私が16年に11病院を対象に調査したところ、
身体拘束の平均日数は、96.2日でした。これは世界に類を見ないほどの長期間です。
中央値は21日なので、実態としては3週間近く身体拘束されることが多いようです。
長い人だと年単位で身体拘束されている人もいます。この調査で、身体拘束の最長は1096日でした」
また、中には劣悪な環境の精神科病院もあるという。「精神科病院は、
一般的な病院よりも医師や看護師が少なくてもいいという『精神科特例』があります。
ある病院では、夕方になると患者を順番に縛っていく。なぜかというと、
夜勤の職員は看護師と無資格者の2人しかおらず、その3人で50人を見なければならないからです。
夜中に個別にトイレに連れて行く対応などはできないので、
縛っておむつを穿かせるということが横行してしまう」閉鎖病棟になっている精神科病院は、
病院関係者以外は入ることができず、外部の目が届きづらい。そうした環境そのものにも問題が多い、
との指摘もある。「そんな環境で生活することが、果たして治療と言えるのでしょうか。
携帯電話も取り上げられ、テレビはホールに1台の病院もある。これでは症状も悪化していく。
精神科病院は、いわゆる一般科の病院と違って家族が見舞いに来ないケースが多い。
そして、最期は”死亡退院”となってしまうのです」自分の力で判断できなくなる前に動き出さなければ、待っているのは悲しくつらい末路だ。
0069情報発信元:七七四通信社
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2023/10/17(火) 12:30:52.78ID:SpMVVEbQ
「ステージ4の末期ガン」であることを明かした夫の診断過程について、思いを明かした。
「発見が難しいと言われるすい臓がん、夫の場合病院に行ったきっかけは『激しい黄疸』でした」
と書き始めた。「しかし1軒目での診断は『胃炎』。『癌?いやもし癌なら末期で死にかけの色ですよ』
と言われて帰されました。2軒目では胆石、肝炎を疑われましたが検査結果で違うとなり、
『うちでは分からない』と他院を紹介されました。
そして紹介された3軒目でやっと4cmを超える大きさのすい臓がんが発覚します」
とがん診断に至るまでを説明。その上で「癌の標準治療は選択しなかったので
『もっと早く発見できていれば』という後悔は夫も私もありませんが、
胃炎診断を信じていたら胆管が詰まったまま胆管炎で死んでいたかもしれません」と続けた。
さらに「1軒目、3軒目は大規模総合病院、2軒目は中規模総合病院です」と説明した。
「夫の癌の進行はかなりゆっくりです。医師の予想を裏切るほどに」と連続ツイートすると、
「普通の会社や店だとダメダメなら潰れるんだが、病院はどんなにヤブでもなかなか潰れない。
被害はとてつもなく大きいのに」と記した。
0070情報発信元:七七四通信社
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2023/10/18(水) 12:08:04.83ID:48Md01fH
「医師不足」による一部の医療関係者の長時間労働や過労死が問題になっている。最近でも、
兵庫県立病院が医師に月190時間という違法な残業(学会発表準備など含む)をさせたなどとして、
労働基準監督署から是正勧告を受けた事案や、
神戸市の26歳の医師が極度の長時間労働を原因として自殺した事案が報道された。
日本の平均寿命は世界トップクラスで、しかも、伸び続けている。
一方、医師の地域や分野別の偏在は酷いもので、新型コロナ禍では、
重症化リスクの高い高齢者を含めた医療難民が続出して医療体制のあり方に疑問が投げかけられた。
そして、医療費の膨張は国民にとって大きな負担であり、国家財政にとって最大の悩み事である。
医師不足の実態と、それをどう解決したらいいのかについて考えたい。とくに訴えたいのは、
医師の独占領域の抜本的縮小だ。これが、社会的コストがいちばん低く、即効性がある解決策だと考える。
医学部を増やすべきという意見もあるが、医師は高収入で失業リスクの少ない
「美味しい職業」と評価されているために国内の優秀な人材が医学部に偏在し、
経済の足かせになっているという問題がある。
さらに、「人口減少やAI技術の進展で、将来は医師過剰になる」という見通しもあるし、
医師の増加は健康保険でカバーする医療の範囲を増やせという圧力につながるだけだから、
消極的だ。日本で「医師独占領域(=医師しかできないこと)」がやたら広いことは、
新型コロナのワクチン接種で如実に明らかになった。海外輸入によりワクチンが確保できてからも、
当初は接種する担い手が足らないということでなかなか進まなかった。
その理由は、医師にだけワクチン接種を認めていたからだ(医師の指示があれば看護師なども可能)。
欧米では以前から、予防注射などを薬局でやっており、
これまで認めていなかった国でも新型コロナ対策で広く認めるようになった。
英国などは失業者を集めて訓練して接種業務をやらせていたくらいだ。ところが日本では、
歯科医師に例外的に認めたくらいで、海外のような工夫はほとんど検討されなかった。
実際のところ、医師であれば注射が上手というわけでもない。
新型コロナワクチンは普通の静脈注射でなく、筋肉注射だから医師にしかできないという人もいたが、
筋肉注射は医師でも実施したことがない人が多く、むしろ、静脈注射より簡単という意見もある。
問診といったって、定型的だからマークシートでも十分なくらいで、疑義があるときだけ、
医師にリモートで指示を仰げば十分だし、アナフィラキシーと呼ばれるアレルギー反応が稀に起きても、
救急車が到着するまでの対応手順は定型的なものだから、薬剤師でも対処可能だった。
しかし、医師にこだわったために接種が大幅に遅れ、ついには、
本来の業務がほかにある自衛隊のお医者さんを超法規的に動員してやっと軌道に乗った。
接種業務に従事した医師たちは、自分の診療所でもそうだが、大型の集団接種会場では、
一日に10万円といった高額の報酬を受け取った。さらなる問題は、医師がワクチン接種を担当することで、
本来の診療が手薄になったことだ。とくに在宅の患者に関して、医師が不可欠という状態になったときに、
ワクチン接種による人手不足で投入できなかったのは痛かった。あの当時は、
医師も診療を通じてコロナ感染するリスクが高く、より安全なワクチン接種に従事することで、
「新型コロナへの対応に協力しています」という顔をしていた医師も一定数いたと推察する。
なぜ、ワクチン接種業務において「医師独占」にこだわったか。それは、
一部の医師がインフルエンザワクチンなどへも波及することを恐れたからだ。
現場の医師に聞くと、「別にワクチン接種を医師独占にしてほしいというわけでない」という人も多い。
ところが、患者が少ない医療機関や高齢の医師などにとっては、ワクチン接種は数少ないドル箱だし、
最新の医療知識や設備もいらないから好都合だ。こういった「ダメ医者」ほど、
医師会長選挙といった医師会の政治的活動に熱心で、選挙結果を大きく左右する。
日本の開業医制度というものは優れものだと評価している。大病院の勤務医よりも、
彼らこそコストパフォーマンスのいい仕事をしていて日本の医療の宝だと言えるし、
医師会長は立派な医者が多いのだが、「ダメ医者」の利益代表にならざるを得ないのである。
リモート(オンライン)診療もなかなか拡大できない。ITに弱い「ダメ医者」が嫌うのだ。
この問題は、小泉内閣のときに「構造改革特区制度」を使って少し風穴が開いたが、
必要なのは抜本的な見直しで、海外でやっていることは、原則として認めるべきだ。
0071情報発信元:七七四通信社
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2023/10/19(木) 13:04:38.67ID:Cfq3UL/P
欧米では簡易なオンライン診療アプリが普及し、とくにコロナ禍では活躍したし、
中国では電話ボックスのような部屋に入って症状などを入力すると適切な専門医につながって診察を受けられる設備までが普及している。
近年、再診には導入されつつあるが、むしろ、
遠隔地の専門医に相談する場合など初診こそリモート診療で前さばき的な診察をしたほうが効率的だ。
看護師の所管業務拡大(ナースプラクティショナー、NP)も増えてはいるが、
医師への事後報告で十分な業務は多いので、もっと思い切って拡大してもよいだろう。
入院すると看護師がなんでも「先生に聞きます」と言うのが鬱陶しいという思いをした人は多いだろう。
薬剤師の役割も拡大している一方、疑義照会といって、
医師の処方に疑義があるときは医師に都度相談しなくてはならない。
しかし、中には「ジェネリック薬品か正規品か」「錠剤か粉薬か」など、
医師に相談せずとも変更すればいいケースが含まれており、医師からも、
時間を取られて面倒だという声がある。薬剤師が単独で判断できてこそ真の合理化だ。
医薬品の購入で医師の承認が必要な理由としては、安全上の問題もあるが、
保険会計が膨れながらないようにという配慮もある。それなら、
患者の自己負担であれば医師の承認なしに購入できるという医薬品をもっと拡大するのはどうだろうか。
とくにかかりつけ医の休診日や出先で、医師であればどう判断するか分かりきっているのに、
その日のうちに薬が入手できず困ることも多い。介護の分野では、家族であればOKだが、
介護士やヘルパーは医師の監督の下でないとだめだというものが多い。
かつては、痰の吸引がそうだったが、2012年から一定の研修を受けたらよいことになった。
ただ、こうした研修は面倒だという意見もあるし、点滴、浣腸なども含めて家族に許されているものは、
もっと簡易に門戸を広げたほうが合理的だ。それができないから、やたら入院させられるとか、
介護施設でも医療法人の経営でないとできることが限られるといった問題が起きてしまう。
健康診断も同じだ。多くの人が朝から病院で順番待ちをしているが、健康診断に限らず、検査そのものも、
その解析も医師である必要がないものが多い。なぜ視力検査を病院でしなくてはならないか、
理解できない。また、准医師的な資格もいろいろあるべきだ。「特定看護師」は、2015年にできた制度で、
糖尿病看護師、透析看護師、ICU(集中治療室)看護師、産科看護師、精神看護師などあって、
医師に代わってかなり広範囲な業務ができる。いまのところ、いわば「スーパー看護師」だが、
今後、分野によってはほぼ医師と同じことができるようになってもおかしくない。ところが、
独占業務を確保したい医師や、看護師同士の格差ができるのを嫌う看護師が多いのに加えて、
資格を取得しても保険点数上のメリットがなく、給与も上がらないので、
病院側も研修に出すことを嫌うため、あまり普及していない。
将来の発展を期待して制度だけ導入したものの、摩擦を避けるためにわざと使いにくくしている印象だ。
かつて、沖縄には米占領軍がつくった「医介輔」という代用医師制度があって結構役立っていた。
あるいは、患者本人や家族が判断するのと救急窓口へ行くのとの中間で、
とりあえず、看護師の経験者などが往診して第一次的判断をしてくれる存在があってもよいと思う。
こうした医療行為者の拡大に対して、医師の数を増やすほうが合理的だという人もいるだろうと思うので、
そちらについても少し論じる。日本の医師の数は人口に比べて少ないと言われており、
人口1000人あたり医師数(2019年)は、OECD(経済協力開発機構)
の平均が3.6人であるのに対し日本では2.5人である。
これは、関係者の圧力で医学部増設が抑制された結果である。医師が過剰にならないように1982年、
1997年の閣議決定で医学部の入学定員が抑制された。ここでいう関係者というのは、
医師会だけではない。日本の文部行政では、国家的な見地から大学の定員が決められるのでなく、
分野ごとに、関係分野のボスたちの談合で決まるのである。医学部で言えば、
医師会の実力者や有力医学部の教授、厚生労働省の医系技官、族議員などがどう考えるか、
が決定打になる。たとえば、既存大学の先生方が既得権益を守りに入るか、
系列の学部を新設して勢力拡大を図るか、医師会が自分たちの競争相手の出現を嫌うか、
自分たちの子弟が医学部に入りやすいほうがいいか、で結論は違ってくる。
0072情報発信元:七七四通信社
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2023/10/20(金) 12:30:45.21ID:onkQ9zTF
そのために、同じように不足しているといわれていた医学部、歯学部、薬学部、獣医学部のうち、
歯学部や薬学部は多くの新設学部ができて過剰、獣医学部は半世紀にわたっていっさい新設を認めず、
医学部は新設がないわけでないが不十分という歪な結果になった。
そして文部科学省の官僚は、大学設置についての統一した哲学などなく、
各分野のボスたちの意向を擁護するのが仕事だと思っている。
だから、加計学園に獣医学部を新設するために、わざわざ特区制度を創設して、
バイパスで風穴を開けるしかなかったのである。
しかし、そんなことを許したら、大学学部設置利権構造が崩れてしまうのが不満だから、
獣医や文部科学省の守旧派官僚はスキャンダルとしてはやし立てた。
さらに、2004年に新臨床研修制度が始まり、大学医局から派遣される医師の数が少なくなったことが、
医師の偏在に拍車をかけた。地方の大学病院は大都市出身の学生に逃げられ、
大都市の病院から系列の地方の病院に送り込みにくくなったのだ。
だから医学部を増設して医師を増やすべきか、というと、賛成できない。医師を増やしても、結局、
病気を増やすのが関の山だからだ。なにしろ、日本の医療費は健康保険のおかげで自己負担が少ない。
だから、国民からの抵抗をさほど受けずとも、医者の都合で病気でなかったものを病気にする、あるいは、
高額の治療を保険の対象にするということができてしまうのだ。
医療はもっともAI技術の進歩の恩恵を受けそうで、
現在のような数の医師が将来も必要かははなはだ疑問だ。
さらに、日本は人口減が加速しているのだから、医学部増員には慎重であるべきということになる。
改善策の一つとして、外国人医師の導入がある。欧米ではすでに推進されていて、
発展途上国の医師不足の原因になっているほどだ。
現在は制限が厳しいため、もう少し外国人医師に門戸を開くのは賛成だし、
外国人がその国出身の医師に診察してもらうことは言語面でも合理性が高いと思うが、
医師不足解消の決め手とするのはやはり躊躇する。医師が足りない、
医師の業務が多すぎるという問題は、「ダメ医者」や医療分野のボスたちが自ら招いた結果だといえる。
看護師や薬剤師といった医療従事者、さらに一定の研修を受けた一般人にも医療・介護の裁量を認め、
「医師しかできない業務」を減らしていくことが、医師という職業の長期的利益にもかなう、
日本の医療問題を改善する最良の一手なのである。「精神科の医師と患者の恋愛は絶対にNG」
と断言しています。それはもう絶対ダメです。患者との恋愛は、もちろんカウンセラーも含めてダメですね。
精神科医が、患者の女性と恋愛関係になり、薬物で支配して、監禁・暴行した事件がありました。
言うまでもなく、その事件は当然、医師側が100%ダメですね。医師と患者の恋愛がNGであれば、
例えば教師と生徒という関係でもNGでしょうか。ダメだと思います。
だってそんなの親と結婚するようなものでしょう。それはもう虐待に等しいですよ。ただ、ダメだけど
「何十年も牢獄へ入れ」とまでは思いません。いくらダメだとわかっていても、失敗を犯すのが人間です。
とはいえ、どう考えても医師と患者の恋愛はタブーです。精神科医の関わった事件といえば、
《ススキノ“首狩り親子”事件》 もありました。精神科医の父親が殺人の犯行に加わっていた。
この事件は先生が「動揺している」と発言していました。動揺しました。だってあまりに怖いじゃないですか、
仲間だと思って信頼していた相手が、殺人犯だったということになったら。
特に同じ病院で働く医師とか看護師たちは仲間として信頼していたでしょう。精神医学は狭い業界だから、
もしかしたら僕の知り合いのまた知り合い、くらいに近い距離の人かもしれない。
人間だから犯罪を犯す人もいる。だけどそれが身近なところにあれば動揺します。
ただ、人がいつ悪いことをするかとか、ルールを守れなくなってしまうかといったことは、誰にもわからない。
古今東西そうだと思います。自分が診てもらう精神科医の先生が「信頼できる医師かどうか」
という見分け方はありますかまずは、サプリや高額な商品を売らない。
患者と恋愛をしない。あと多剤処方する医師もいけません。ルールがあるのに、
あまりにも医療の常識を外れた薬の処方をする医師もいます。こういう医師は避けた方がいいですね。
それからスピリチュアルなことを語るとか。「精神を治すためには◯◯神に祈りなさい」
なんて書いてある精神科医のホームページがたまにあるじゃないですか。そんなこともあるんです
ホームページは必ずチェックしないといけませんね。
0073情報発信元:七七四通信社
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2023/10/21(土) 13:01:16.43ID:DfvMXUbJ
「性被害の恐ろしさとか、治療の困難さを知ってほしい」と発言されていました。
性被害の問題は前からメディアに無視されてきたと言われています。取り上げたときですら、
相変わらず露骨に無視されていました。問題を取り上げたのは、結構早いタイミングなんです。
放送から1週間と経たずに、最初のをあげました。だって、臨床現場で、
そういう性被害を受けた患者さんを診ているわけだし、性被害については何度も取り上げてきたのに、
黙っていたら、統合が取れないですよね。性被害に遭っている方は、
自分の体験を重ねてあのニュースを見ているんですね。義理の父親からレイプされたとか、
つらい性被害に遭っている人はたくさんいます。その事実がずっとしこりのように残っていて、
現在もなお苦しんでいるんです。そういう人が大量にいる中で「またこの問題がメディアに無視されるのか」
と思ったら、取り上げないわけにはいかない、という気持ちがありました。やっぱり普通に考えて、
きちんと報道するとか、怒るべき人が怒ったほうがいいと思いますね。組織を庇う人があまりに多すぎる。
弱者の身にならず、ほとんどの人が強者に媚びている。そういうのは良くないし、不快ですね。
ファン同士もいろんな意見に割れて困惑しているようです。極端なファンも行き過ぎてますね。
社会をあまりに平面的に見過ぎている。エンタメはあくまでエンタメなんですから。事件については、
どのように取り上げているんですかああいう組織で、そこに馴染んでしまっている人が問題だと考えています。
精神医学において重要なのは個人の内面じゃなくて「二者心理」です。一人ひとりは問題がなくても、
二人揃うことで起きる問題というのがあるんです。多分一人ひとりはいい人、
いいお父さんだったりして、大きな問題はないと思うんです。だけど集団になると狂気を生んだり、
訳のわからない詐欺行為みたいなことをやってしまう。病理はそういうものなんです。
だから集団病理というのも治療として扱っています。集団でいることで起きる病的な状態。
その説明になる、非常にわかりやすい例ですね。「集団病理」というと、いじめ問題も含まれますね。
ナチスドイツとか、旧日本軍もそうですね。集団に流されそうになったら、自身でも戒めるべきなんですね。
しかしやっぱり自分だけだと難しいので、リーダーになる人を戒めるとか。あとは、そういう「集団病理」
があるということをみんなが知ることで、社会全体で監視するとか。リーダーが「集団病理」
を理解してくれれば理想的ですが、果たしてそれを自ら認めて戒められるでしょうか。
人類というのは、知識や経験を溜め込んで今に至っているので、「集団病理」
という認識を含めて知識がさらに溜まっていけば、新しい概念を発明するんじゃないでしょうか。
日本のリーダー、首相についてはどう思いますか。個人的に知ってる訳じゃないので、
なんとも言えないですね。具体的に組織がどうなのかというと、もちろん清濁併せ呑むところもあるだろうし。
組織というものは、一人ではどうにもならないところも多くありますから、わからないですね。
一人の人間にはいいところもあれば悪いところもあるだろうし。悪い部分は、
修正していったほうがいいですよね。個人を直していくのか、モラルとか組織全体を直していくのか。
いろいろ方法はありますがただし問題があれば、それを隠蔽するのではなくて、
解決に向かっていくアクションを起こしたほうがいいですよね。
精神科医がリーダー向けに講演をするという機会はあるんでしょうか。あったらすごくいいと思うんですが。
少なくともやったことはないですね。まず、リーダーという立場の人たちが、
あまりにもメンタルヘルスに関心がないんですね。社会的弱者に対する無関心さがすごく目立つんです。
「強い人が強い人に認められることだけに興味がある」みたいな社会になってしまっている。
それはとても不健全だし、断絶を生むし、格差が広がり続けてしまうし、いいことがないんです。
お金持ちがもっとお金持ちになりたい、名誉ある人がもっと名誉が欲しい、と競い合うんじゃなくて、
お金が十分あるならもっと貧しい人のことを考えなさいよ、ということなんですが
あまりにもそういう要素が弱すぎる。まあ日本だけじゃなくて、世界的にそうですけれど。
やはり直に接するのは「弱者」なんですね。だから医者は医者としての仕事を、
政治家は政治家としての仕事を全うすればいいと思うし、職業的に相反するところはどうしてもあります。
立場として、それはそれでいいんじゃないかと思いますが、誰もが弱者への理解はあってしかるべきだと考えます。
0074情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/10/22(日) 12:42:18.04ID:taoguHYc
県感染症情報(10月2日―15日)
結核4例。
梅毒7例(30代男性3例、40代男性、60代男性、20代女性、50代女性)。
過去分として
梅毒1例。
県感染症情報(10月9日―10月15日)
新型コロナウイルス感染症235例。
0075情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/10/23(月) 12:36:21.96ID:hAWA+8dX
命に関わる誤診を繰り返している医師については情報共有がされるべき」と訴えるとともに、
「しかし現状そのシステムがないから、患者はおろか医師本人も自分がヤブと気づけないのではないか」
とした。夫(56)が1年以上前に膵臓がんと診断され、「悪ければ半年、長くても一年」
と余命宣告を受けたことを公表。激しい黄疸が出たため大規模の総合病院を受診するも「胃炎」
と診断され、「『癌?いやもし癌なら末期で死にかけの色ですよ』と言われて帰されました」という。
3軒目に受診した病院でようやく膵臓がんが発覚した経緯を説明し、
「癌の標準治療は選択しなかったので『もっと早く発見できていれば』という後悔は夫も私もありませんが、
胃炎診断を信じていたら胆管が詰まったまま胆管炎で死んでいたかもしれません」とつづっていた。
夫の“誤診”した総合病院の評価について思いをつづった。「ステージ4の末期ガン」
であることを告白していた。病気発覚の経緯として「夫の場合病院に行ったきっかけは
『激しい黄疸』でした」と説明し、「しかし1軒目での診断は『胃炎』。
『がん?いやもしがんなら末期で死にかけの色ですよ』と言われて帰されました」と明かした。
さらに「2軒目では胆石、肝炎を疑われましたが検査結果で違うとなり、『うちでは分からない』
と他院を紹介されました」とし、「3軒目でやっと4センチを超える大きさのすい臓がんが発覚します」
と説明している。「夫の激しい黄疸を見逃し『胃炎』診断した総合病院、
口コミ評価を見ると星が3以上ある」と最初に受診し、“誤診”された総合病院の評価に疑問を呈し、
「これでは患者は避けられない。誤診なんて珍しくないだろうが、
命に関わる誤診を繰り返している医師については情報共有がされるべき」と訴えた。
「しかし現状そのシステムがないから、患者はおろか医師本人も自分がヤブと気づけないのではないか」
と投げかけた。夫(56)の末期がんを見落とした病院に対し、口コミ評価が高いことに疑問を記した。
1年以上前にすい臓がんと診断され、「悪ければ半年、長くても一年」と余命宣告を受けたことを公表した。
「夫の激しい黄疸を見逃し『胃炎』診断した総合病院、口コミ評価を見ると星が3以上ある。
これでは患者は避けられない」と指摘。「誤診なんて珍しくないだろうが、
命に関わる誤診を繰り返している医師については情報共有がされるべき。
しかし現状そのシステムがないから、患者はおろか医師本人も自分がヤブと気づけないのではないか」
と記した。最初に診断を受けた病院では胃炎、
別の病院では胆石、肝炎を疑われたが検査結果で違うと分かり、
紹介を受けた3カ所目の病院ですい臓がんと分かった経緯を説明。
「がんの標準治療は選択しなかったので
『もっと早く発見できていれば』という後悔は夫も私もありませんが、
胃炎診断を信じていたら胆管が詰まったまま胆管炎で死んでいたかもしれません」とつづっている。
男性医師と女性医師では診療行為に若干の違いを認めることが知られています。たとえば女性医師は、
男性医師と比べて標準的な指針である診療ガイドラインに沿った治療を行う頻度が高く、
患者を中心としたコミュニケーションを積極的に行う傾向が報告されています。一方で、
外科的な治療における医師の性別と治療成績の関連性については質の高い研究データが限られていました。
そんな中、男性の外科医と女性の外科医で手術の結果に違いを認めるかどうかを検討した研究論文が、
米国医師会が発行している外科の専門誌に掲載されました。スウェーデンで行われたこの研究では、
胆のう炎などで胆のうの摘出手術を受けた15万509人が解析対象となりました。
このうち3万7847人が女性外科医の手術を受け、11万2662人が男性外科医の手術を受けました。
なお、胆のうとは食べ物の消化を助ける胆汁酸という物質を貯蔵する臓器です。
炎症を起こすと胆のう炎を発症し、重症の場合には手術によって胆のうを摘出します。解析の結果、
男性外科医が手術した患者では、女性外科医が手術した患者と比べて、手術に関連した合併症
(出血や臓器の損傷など)が1.29倍、統計学的に有意に多いことが示されました。
また、術後の感染症や他の臓器の合併症など、
手術中と手術後に発生したすべての合併症を含めて解析をしても、男性外科医による手術で12%、
統計学的に有意に多いという結果でした。一方、手術時間については男性外科医よりも、
女性外科医で約8分長いことが示されました。論文著者らは、男性外科医と比べて、
女性外科医はより丁寧に外科処置を行っていた可能性について考察しています。
0076情報発信元:七七四通信社
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2023/10/24(火) 15:47:02.40ID:hX4xvqO6
だれしも死ぬときはあまり苦しまず、人生に満足を感じながら、
安らかな心持ちで最期を迎えたいと思っているのではないでしょうか。医師として、
多くの患者さんの最期に接する中で、人工呼吸器や透析器で無理やり生かされ、チューブだらけになって、
あちこちから出血しながら、悲惨な最期を迎えた人を、少なからず見ました。望ましい最期を迎える人と、
好ましくない亡くなり方をする人のちがいは、どこにあるのでしょう。父は医者の不養生を地で行く人で、
もともと麻酔科医でしたが、糖尿病でありながら、食事療法などはいっさいせず、
七十歳で倒れたときには血糖値が七百を超えていました。
八十歳くらいまでは生きたいと思っていたようですが、その年齢を超えると、
今度は無闇な長生きを恐れるようになりました。九十歳や百歳まで生きたら、
苦しいだけの生活が待っていることを知っていたからです。ですから、
八十五歳で前立腺がんの診断を受けたときには、「これで長生きせんですむ」と喜び、
治療を勧める医師に、「とんでもない」と断りました。八十六歳のときに腰椎の圧迫骨折を起こし、
食欲をなくして水分もほとんど摂らなくなりました。そして、見舞いに来た孫に、「あと、十日ほどで楽になる」
と言い、自ら死を受け入れる気持ちになったようでした。父は入院はもちろん、検査や治療も無用と言い、
「いい人生やった。みんな、ありがとう」と笑いながら、介護用のベッドで横になっていました。
そんな重症なら病院に連れて行くべきだと言う人もいるかもしれませんが、
連れて行ったらただでさえ圧迫骨折で痛いのに、X線検査のために身体をあちこち向けさせられ、
CTスキャンなども撮られて、「圧迫骨折です」とわかりきった診断名を告げられた上、
結局、湿布と安静を指示されるだけです。それなら、
はじめから家で湿布を貼って安静にしているほうがよほど合理的です。父の場合は、
本人をはじめ、家族全員が父の死を受け入れていたので、穏やかに看取れたのだと思います。
冷たいと思われるかもしれませんが、父の年齢で気持ちが死に向いたなら、
そのまま受け入れたほうがいいことを、家族のみんなが理解していました。死を受け入れると、
食事や水分を摂らないからと心配することもなく、血尿が出ても検査や治療の必要はなく、
便秘が続いても浣腸さえしませんでした。褥瘡(床ずれ)の予防もしませんし、
寝たきりになる心配も不要です。苦痛があれば取り除く用意はしていましたが、
安静にしているとそれもなかったので、ただ静かに父の最期を待っていました。
しかし皮肉なことに、いつ死んでもいいと思うと、かえって死はなかなか訪れてくれないようです。
父の食欲不振の原因は、もともと圧迫骨折による痛みでしたから、日時がすぎると徐々に回復してきて、
少しずつ食べるようになりました。とても命をつなげる量ではありませんでしたが、
死を受け入れているので、「もう少し食べて」とか、「水分も摂って」などとは言いません。
食べたいだけで終え、飲みたくなければ飲まずにすませて、
必要なカロリーなどはいっさい考えませんでした。家族は、父に感謝し、
父のおかげで幸せな生活ができたことを喜び、父もそのことに満足しているようでした。
病室にしていた和室には、穏やかな空気が流れ、何の煩いもありません。父はガラス戸から庭を見て、
「ああ、バラの花が輝いて見える」と言いました。いわゆる“末期の眼”だなと思って見ると、
私にもバラの花が輝いて見えました。父といっしょに見るバラは、これが最後だなと思ったからです。
“末期の眼”は、死にゆく人だけが感じるものと思っていましたが、そうではないことをそのとき悟りました。
やがて徐々に弱ってきて、圧迫骨折から一年三ヵ月後、父は誤嚥性肺炎で八十七年の生涯を閉じました。
自然に任せていたので、あまり苦しむことなく、発症から一日で亡くなりました。死が近づいてきたとき、
多くの人が不安や心配にとらわれ、病院で無益な治療にすがったり、厄介な検査を受けたりするのは、
やはり死を拒否しているからでしょう。早すぎる死は困りますが、ある程度の年になれば、
死を受け入れるほうが上手に死ねます。そのためには、どこかで覚悟する必要があります。
父が比較的、抵抗なくそれを受け入れたのは、医者という職業柄、
超高齢になって生きることのつらさを熟知していたからでしょう。
さらには仏教やタオイズム(道教)的な素養も影響していたかもしれません。
足るを知る。これが父から受け継いだ上手に死ぬための秘訣です。
0077情報発信元:七七四通信社
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2023/10/25(水) 19:35:13.18ID:O9xqgBA6
死に目に会うのは、当然の義務、孝行のように言われたりもします。
しかし、感情論ではなく、その意味を現実的に考えるとどうでしょう。
以前、在宅医療で診ていた乳がんの女性が、いよいよ臨終が近づいたとき、入院の手続きをとりました。
七十八歳で、ぎりぎりまで家にいたいけれど、最後は病院でと希望していたからです。
十日ほどして、病院の主治医から亡くなったという報告書が届きました。それを読んで愕然としました。
報告書によると、看護師が午後八時に巡回したときには異常なかったけれど、午後十時に巡回すると、
心肺停止の状態になっていたそうです。看護師はすぐに当直医に連絡し、当直医は気管内挿管をして、
人工呼吸器につなぎ、カウンターショックと心臓マッサージで心拍を再開させることに成功しました。
その後、ステロイドや強心剤を投与して、翌日の午後八時に、
無事、家族に見守られて永眠したとのことでした。具体的な文章は忘れましたが、
心肺停止でだれにも看取られずに亡くなりかけていた、見事、蘇生させて、
家族が死に目に会うことを実現させられたと、いささか誇らしげに書いてあったように記憶します。
たしかに家族は喜んだかもしれません。きっと感謝したことでしょう。
しかし、亡くなった本人はどうだったでしょう。一般には心肺停止の蘇生処置がどういうものか、
具体的に知らない人が多いでしょうから、この話は美談のように受け取られるかもしれません。
しかし、実態を知る私としては、なんという無茶なことをと、あきれるほかありませんでした。
まず、人工呼吸のための気管内挿管は、喉頭鏡というステンレスの付きの器具を口に突っ込み、
舌をどけ、喉頭(のどぼとけ)を持ち上げて、口から人差し指ほどのチューブを気管に挿入します。
意識がない状態でも、反射でむせますし、喉頭を持ち上げるとき、
前歯がてこの支点になって折れることもままあります。そうなれば口は血だらけになります。
そのあとのカウンターショックは、裸の胸に電極を当てて、電流を流すもので、
往々にして皮膚に火傷を引き起こします。心臓マッサージも、本格的にやれば、
肋骨や胸骨を骨折させる危険性が高く、高齢でやせている人なら、
骨折は一本や二本ではすまなかったと想像されます。寿命に従ってせっかく静かに亡くなっていた口に、
そんな器具を突っ込み、のどに太いチューブを差し込んで機械で息をさせ、火傷を起こし、
ときには皮膚に焼け跡をつける電気ショックを与え、肋骨や胸骨がバキバキ折れる心臓マッサージをして、
心臓を無理やり動かしてまで、家族が死に目に会えるようにすることが、
果たして人の道に沿ったものでしょうか。非道な蘇生処置をした当直医は、
(1)まだ経験の浅い若い医者か、(2)医療に前向きな信念しか持たない医者か、あるいは、
(3)あとで遺族から非難されることを恐れる保身の医者のいずれかでしょう。(1)の医者は未熟なので、
心肺停止という状況で反射的に(つまり何も考えず)教えられた通りの処置を行ったケースで、
これは経験を積めばそんな無駄で残酷なことはしなくなる可能性があります。(2)の医者は、
医療の善なる面のみに目を向け、医療の弊害や矛盾、あるいは限界から目を背ける医者です。
こういう医者はイケイケですから、むずかしい状況の患者さんを積極的な治療で救うこともありますが、
無理な治療で患者さんを苦しめたり、逆に命を縮めたりする危険性もあります。
まじめで純粋、かつ努力家である反面、己の非はぜったいに認めないタイプですが、
医師としては優秀な者に多いのが困りものです。(3)の医者は、もっとも厄介なケースで、
患者さんのためにならないことを知りつつ、言わばアリバイ作りのために蘇生処置を行う医者です。
なぜ、そんなことをするのかというと、何もしないで静かに看取ると、遺族のなかには、
「あの病院は何もしてくれなかった」とか、「最後は医者に見捨てられた」などと、
よからぬを立てる人がいるからです。看護師が巡回したら、心肺停止になっていましたなどと、
ほんとうのことを告げたら、遺族によっては、「気づいたら死んでいたというのか。
病院はいったい何をやっていたんだ」と、激昂する人も出かねません。実際、死に対して医療は無力なのに、
世間の人はそう思っていないので、医者はベストを尽くすフリをせざるを得ないのです。
それが患者さん本人にとって、どれほどの害を与えていることか。
死を受け入れたくない気持ちはわかりますが、何としても死に目に会うとか、
最後の最後まで医療に死を押しとどめてもらおうとか思っていると、
死にゆく人を穏やかに見送ることは、とてもむずかしくなります。
0078情報発信元:七七四通信社
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2023/10/26(木) 12:51:03.40ID:0fnKMQ28
私の嫌いな仕事を言います。施設で。70代のおばあさんが、
年上のおじいさんを、自分の部屋へ招き入れて、ことに及ばれた時に、
そのできごとのソレをそれぞれの子供さんに報告しないといけないことです。施設はラブホじゃないし、
一応プライベート空間だけれど、ちゃんと規約に書いてある。退去になるかもって。
だから、子どもに報告は気が重い。おばあさんは開き直って『どっちも独身だからいいじゃない、
なにガキみたいなこと言ってるの』 とか言うけど、いい歳したおばあさんが、利用規約ぐらい守ってくれ。
仕事増やすな。と言いたい。私が働いている施設でもありました同意の上だったら良いじゃないか
と言う職員もいましたが。恋愛感情があるのは、幸せに繋がるからステキだなとかも思ってしまう。
99歳で亡くなった曽祖母の好きなタイプは“年上”って聞いた時の感じ。
行為の最中に内出血したりけがをしたのに、夜間転倒したと言い出されることがありました。
また、女性の膣が傷ついて出血されて受診するといったケースもありました。
高齢化社会の日本。今や10人に1人が80歳以上。65歳以上の高齢化率も過去最高となり、
介護が必要な人は増え続けている。そんな中、SNSであがるのは、
「介護している親を姥捨山に捨てていいって法律作るか、国が責任もって引き受けるかしてください」
「親に手を上げてしまった。もう在宅は限界なのかも」という訴え。親の介護は子どもがすべきことなのか。
諦めることはダメなのか。15年前から認知症を患っている(84)。尿とりパッドを換えているのは、
娘(46)。1人で介護を続けている。「死にたいっていうんじゃなくて、とにかく消えたい。
もし何の罪にもならないのであれば、私は母を捨てたい」長年の介護によって訪れた限界。
特に、精神的・肉体的に追い込まれるというのが、排泄の介助だ。おむつをしているが、
自分の意思でトイレにいくことも多い。外から戻ると、家の中が便まみれになっていることもあるという。
「便が硬ければまだいいが、柔らかいとあちこちに飛び散る。
お湯で洗うと臭いがものすごく上がってくるので、それが辛い」就寝するのは午後8時。
しかし、数時間ごとに起きては徘徊するため、長時間寝ることは難しいという。現在は年金(約7万円)と、
姉からの仕送りで生活する中、月2回のショートステイ(4泊5日)と、週1回のデイサービスを利用している。
しかし、施設に預けることは「経済的な問題」から選択できないという。「ケアマネージャーさんは、
できることはしてくださっているし、すごくいい方。しかし、何をするにしても経済的な問題がある。
特別養護老人ホームは要介護3でないと申請できない。母は去年は3だったが、今年2に下げられた。
それを更新したいとケアマネージャーさんに話をしたら、『再審査のほうが検査項目は厳しくなるし、
急に調子が悪くなった時のほうがまだ見込みはある』と言われた認知症になってしまった親は、
子どもからすると見るだけでつらい。“こうあってほしくない”“自分もこうなるのか”
というどす黒い感情がどんどん湧いてくる。よく今日までやってこられたという気持ちだ。いち早く、
ご自身の気持ちがつらくならないような、気持ちが少しでも軽くなるような状況に身を引いてほしい。
大事なのは、経済的な算段をつける前にそれができるかどうか。
制度を精査できないほど、今の毎日が繰り返されていることに問題があるわけだ。
失礼な言い方かもしれないが、お母様のためにそうしてほしい。相談を受けていて、
ケアマネージャーさんに自分のつらさや身の内を伝えられている人は意外と少ない
また、「ご自身の親にいい気持ちが持てなくなっていたら、引かないといけないタイミングだ」とした上で、
「経済的な部分で、特養は緊急の度合いによっては要介護3でなくても入居できる方法はあるし、
当然お母さんの収入だけで入居できるように制度設計されている。
今の状況をどれくらいケアマネージャーさんが認識されているのか
緊急の度合いと含めてもう一度伝えてみたらどうでしょうか。それでも動きが悪いようであれば、
地域包括支援センターに相談いただくのがいいのではないか」と呼びかけた。現在の心境について、
「自分の気持ちを一番大切にするべきだというのは、心療内科の先生にもよく言われる。ただ、
“それってどういうことなの”というレベルだ」と話す。「プッシュ型の支援が拡充される必要がある。
“行きましょう”“何もしなくてもいい。行きましょう”と言ってくれるような制度を作っていくべきだ」と訴えた。
0079情報発信元:七七四通信社
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2023/10/27(金) 12:40:06.48ID:BasozJXG
「メンタル不調につながる食事の特徴はいくつかあり、代表的なのが血糖値を急変動させる食事です。
炭水化物に偏った食事、甘い物や缶コーヒー、清涼飲料水がやめられない、
食事を抜くといった食生活がこれにあたります。
血糖値が急激に上昇すると、すい臓からインスリンが分泌されます。
その結果、血糖値が急激に低下することで今度は交感神経が優位になり、
緊張感、不安感、恐怖感のすべてが強くなります。血糖値の急変動は、
あらゆるメンタル疾患を悪化させると言っても良いでしょう」ラーメンやうどんといった麺類、
丼物などの単品の食事は、血糖値を急変動させやすい代表だ。タンパク質、脂質、炭水化物(糖質)
の3大栄養素は含まれているものの、それらを燃焼させてエネルギーに変える栄養素が足りないと、
体はエネルギー不足に陥り、心身の不調を引き起こす。「糖質や脂質、
タンパク質をエネルギーに変えるには、ビタミンやミネラルといった他の栄養素が必要です。
例えば、ビタミンBが不足すると疲れやすくなり、鉄不足は疲れのほかイライラや集中力低下に。
加工食品中心の生活は、そういったビタミンやミネラルの極端な不足をもたらします。
可能な限り加工食品を避けて“丸ごと食(ホールフード)”で食品を取ることで、
バランスの良い栄養摂取ができます。立ったままの早食いや、スマホを見ながら、仕事をしながらの
“ながら食べ”は、交感神経を興奮させます。すると消化吸収がスムーズに行われず、胃腸の負担に。
食べることは外部のものを内部に受け入れる行為。交感神経優位の戦闘モードでは、
せっかくバランス良く栄養を取っても、うまく体が受け付けられないでしょう。
楽しく落ち着いて食事をすることが、メンタル不調を遠ざける良い食事の取り方といえます
血糖値の乱高下が原因で起こっている精神症状ならば、
血糖値を急激に上げる食事を避けることが重要です。特にパンや麺、丼物などの早食いが最悪です。
また甘いドリンクも危険。これらに気を付ければ、あっという間に症状が改善します。
しかし血糖を糖質以外の栄養素から作る力が落ちてしまっている人は、
炭水化物と交感神経の興奮で血糖値を保っているため、
糖質を抑えすぎてしまうとかえって具合が悪くなります。
このような人は雑穀米のようなゆっくり血糖値が上がる炭水化物を、時間をかけて食べること、
さらに補食をうまく使うことで体調が良くなります。いずれにしても日々の食事が重要なのです」
メンタル疾患がある人に適切な薬を出せば、当然症状がラクになる。でもそれは、
対処療法に過ぎない。「メンタルに影響を及ぼした元凶は、食事や睡眠、生活習慣、ストレスなど、
日々の生活の中にあります。だから食事を含めた生活そのものを立て直していかなければ、
メンタル不調は根本的には改善しないのです」そして「現代人は“休むこと”が下手」と指摘する。
メンタル不調はある日突然起こるものではなく、「なんとなく調子が悪い」
という状態が数ヵ月から数年続いた結果、心や体に支障があらわれるのだ。
「メンタル不調がなぜ起こるかというと、ニュートラルに戻れない状態が続いたからなんです。
決まった時間に食事を取り、適切に休憩を入れる。そして十分な睡眠で心身を休めることができれば、
回復してニュートラルに戻るわけです。可能な限りこまめにニュートラルな状態に戻していると、
その状態が当たり前になります。そうすると食事やお風呂、散歩、
ちょっとした風景や草花などが味わえるようになります。その味わっている状態こそがリラックスです。
メンタル不調に至ってしまう人の多くは、これができない。『(人に何も言われないように)
ちゃんとしなきゃいけない』と、いつもタスクや心配事に追い立てられていて、
睡眠や休憩を削って働いたり、食事を抜いたりしているので、
正常な状態からどんどん離れてしまうのです。毎日食べる主食は、もち麦と雑穀を入れたごはん。
もち麦や雑穀を入れることで、白ごはんよりも血糖値が上がりにくくなります。量は茶わん半分で、
多くても軽く1杯まで。大盛りを食べることはありません。そのほか、
蒸したり炒めたりしてシンプルに味付けした野菜、肉や魚を焼いたものを食べることが多いですね」
3食ともごはんと肉や魚、野菜を食べて栄養素をまんべんなく取れば、
大盛りごはんを食べなくても満足感は高い。また、食材を無駄なく丸ごと食べることも心がけているという。
反対に健康のために、意識的に口にしないものがある。
メンタル不調を訴える多くの人が習慣的に取っているアルコールやカフェインだ。腸内環境を悪化させる小麦も控えている食べ物のひとつ。
0080情報発信元:七七四通信社
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2023/10/28(土) 16:16:35.78ID:2eLnvkJj
「オートファジーがないと延びていた寿命が縮んでしまう」「オートファジーは歳をとると減ってしまう」
ということがわかりました。そして、オートファジーが歳と共に減るのは、細胞の中に「ルビコン」
と呼ばれるたんぱく質が増えることが原因であることを突き止めました。
遺伝子操作でルビコンをなくしてしまった線虫やハエの寿命はオートファジーが活発化することで、
平均20%延びました。生き物はルビコンをコントロールできれば寿命も延び、
老化を食い止められる可能性が示されたのです。今、日本では寝たきりや認知症が非常に増えています。
医療費の国家財政の圧迫も社会問題になっています。解決策としては、
死ぬ間際まで元気でいてもらうしかありません。医療費の問題を抜きにしても、
誰だって寝たきりで生きたくないです。大半の人は本音では健康で長生きしたいはずです。
老化の最大の特徴はさまざまな病気にかかりやすくなることです。
当然、重症化しやすくなりますし、死亡率も高まります。
オートファジーによって健康寿命が延びるということは高齢になっても病気にかかりにくくなることでもあります。
哺乳類の場合は老化すると必ず病気になります。結論からいいますと、
ルビコンを抑えてオートファジーを維持すると加齢に伴ってかかりやすい病気にかかりにくくなることがわかってきています。
加齢に伴ってかかりやすい病気を「加齢性疾患」といいます。
例えば、認知症の原因となるパーキンソン病や高齢者の失明原因として最も多い加齢黄斑変性、
骨折しやすくなる骨粗しょう症などがあります。
いずれも現代人にとっては身近な病気で、おそらく、みなさんの周りにも苦しんでいる方はいるでしょう。
オートファジーを低下しないようにしたマウスの実験では、
実際にこれらの加齢性疾患にかかりにくくなる結果が出ています。あくまでもマウスの実験ですが、
同じ哺乳類ですので、人間の場合でもオートファジーを活性化することで、
加齢性疾患を抑えることにもつながる可能性がきわめて高いでしょう。
オートファジーは免疫力を上げてくれます。細胞内に侵入してきた病原体を捕捉して分解できますし、
ウイルスなどの病原体に対する抗体を作る免疫細胞や病原体を殺す免疫細胞の能力の維持に働いています。
ただ、高齢者になるとオートファジーが低下するため、そういった免疫力が弱まります。
そうなると感染症に弱くなり、肺炎などの炎症が命の危機にもつながりかねません。
ワクチンも効きにくくなります。老化した人間の抗体をつくる細胞に、
納豆などに含まれるスペルミジン(オートファジーを活性化させる成分)をかけたところ、
オートファジーが亢進して、抗体をつくる力が回復したという実験もあります。
オートファジーの活性化は、感染症への抵抗力を高める可能性があります。
また、スペルミジンは、歳をとって低下したがんに対する免疫を回復させます。
これはオートファジーを介した効果なのかはまだわかっていませんが、その可能性が高いと考えています。
脂っこい食べ物を食べすぎると、オートファジーの働きにブレーキがかかり、脂肪肝になります。
脂肪肝の他にも動脈硬化や糖尿病(糖尿病の95%を占める2型)もオートファジーと関係があります。
例えば、インスリンを分泌する脾臓の特定の細胞でオートファジーに必要なたんぱく質の遺伝子を破壊したマウスはインスリンが出にくくなり糖尿病になりました。
パーキンソン病などの神経変性疾患や骨粗しょう症、加齢黄斑変性、
腎臓の線維症などはオートファジーを活性化することで抑制できる可能性が高いでしょう。
オートファジーの働きが鈍ると悪化するとみられています。
肝臓でオートファジーが働かないマウスはがんになるという報告があります。
この実験からはオートファジーが肝臓がんを防いでいる可能性が高いといえます。
ちなみに、ほかの臓器でオートファジーの機能を止めてもがんにはあまりなりません。
この理由はまだよくわかっていません。心臓でオートファジーが働かないマウスは、
歳をとったり、心臓に負担をかけたりすると心不全になることがわかっています。
加齢性疾患である腎臓の線維症以外でも、血液中の尿酸値が上がってなる腎症
(腎臓に傷みが生じて腎臓の機能が低下する病気)にも関係があることがわかっています。
オートファジーの働きが悪くなると、腎症は悪化します。
また、健康なマウスでも腎臓でオートファジーが働かないと、歳をとった時に腎臓の機能障害を起こします。
これらはオートファジーが低下すると発症したり悪化したりすることがはっきりしている病気です。
0082情報発信元:七七四通信社
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2023/10/30(月) 01:06:57.15ID:jTQyPtIw
障害者の作業所やグループホームを運営する社会福祉法人で、役員ら複数の職員が長期間、
知的障害のある利用者たちに暴行や暴言を加えていたことが分かった。
遅くとも5年ほど前には市に虐待の通報があったが、市は調査を法人任せにしていたとみられる。
昨年には、法人職員が内部告発でネグレクト(放棄)の情報を通報したのに、
市の担当者は「虐待じゃない」と受け付けなかった。長期化した虐待。知的障害で話ができず、
被害を伝えられない自閉症の男性利用者は、悲痛な行動に出ていた。この社会福祉法人は。
50年近く前に事業を始めた歴史ある法人で、市内で13カ所の施設を運営している。
入手した内部資料では、遅くとも6年前には虐待疑いの行為が確認できた。
作業所の男性職員が知的障害のある利用者の前で、本人が気に入っているチラシを無言・
無表情で破るとの内容が、2017年の支援記録に記されていた。関係者によると、
同じ作業所の副所長だった男性理事は、男性利用者に行動障害が現れた際「いいかげんにしろよ」
などと言い、股間をつかむ行為を複数の人に繰り返していた。部下の職員にも「何かあったら、
股間をつかめばいい」と話していた。2020年には、作業で使っていた工具部品を投げてきた利用者に
「何すんだ、この野郎」と言い、頭をたたいた。グループホームの管理者は、
夜間に冷蔵庫の物を食べる入居者について職員向けに「黒いネズミが来るので注意してください」
との張り紙をしていた。このほか、職員らの証言によると、
複数の職員が次のような行動をしていたという。利用者を押し倒し、馬乗りで後頭部を床に打ち付ける
床に押さえつけた利用者の背中に別の職員が飛び乗る相性の悪い男女の利用者をわざと一緒にさせ、
女性利用者が大声で泣くのをしばらく見ている利用者が嫌がることを繰り返し言ったりやったりする
髪の毛をつかむ投げ飛ばすこれらの暴行や暴言のうち、
施設4カ所での職員約10人による虐待を昨年以降、市が認定。
障害者総合支援法に基づき立ち入り検査した。ただ、市の動きは鈍かった。
既に5年ほど前には作業所での虐待の通報があったが、法人は
「理事の1人が作業所の職員全員に話を聞き、結果を市に報告した。市から調査はなく、
それで終わった」と説明している。市は調査を法人に“丸投げ”していた可能性がある。
市から法人に通報者の情報が漏れていた疑いもある。ある元職員は在職中、
作業所での虐待疑いを市に通報したところ、当時の所長から通報したかどうか問われることもなく
「通報した件で話を聞かせてほしい」と言われたと証言。複数回通報した別の職員は、
法人理事らに呼び出されて事情を聴かれ、後に「あなたから相談があったと市から聞いた」
と言われたという。障害者虐待防止法は、自治体職員が通報者の情報を漏らすことを禁じている。
市は、漏えいを否定した。「法に沿って対応しており、通報者の情報を漏らしたことはない」。
法人側も、「通報者を特定したことはない」と答えた。虐待通報に対する市の対応では、こんなこともあった。
法人の職員2人が市役所の障がい者支援課を訪れたときのことだ。入手した音声データによると、
こんなやりとりが残っていた。「グループホームで一部の職員が掃除をせず、ダニが発生したことと、
職員の暴言について通報したい」。2人はそう伝え、「掃除しないのはネグレクトですよね」と訴えたが、
応対した女性の課長補佐は「それ(ダニの発生)はネグレクトではない」と回答した。通報を受理せず、
こうも言った。「法人内で話し合って解決すべきことで、市に相談することじゃない。市で指導はできない。
対応するよう法人には言ってある」2人が「法人内で言っても変わらない」と訴えると「もっと言わないと」
「指導監査は(役割)。だけど、行っても同じことを言われるだけ」と答えた。2人が食い下がると、
「虐待じゃない」「市は指導できない」と繰り返し、「もういいですか」と話を切り替えた。
不衛生な環境で生活させるのは、本当にネグレクトではないのか。
障害者虐待に関する厚生労働省の自治体向け手引を見てみると、ネグレクトの例として
「掃除しない」「劣悪な住環境で生活させる」と明記されていた。厚労省の担当者は
「ダニが発生するまで不衛生な状態であれば、虐待に当たる可能性は十分ある」。障害者虐待防止法は、
虐待の発見者に市町村への通報を義務付けているが、市は「法に沿って対応している」と繰り返した。
法人職員の2人はこれより前にも複数回、市に虐待を通報していた。市側は面倒に感じて、
「通報」ではなく「相談」の扱いにしたとみられる。実は、市に虐待と認定された2件について、
0083情報発信元:七七四通信社
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2023/10/31(火) 00:54:45.10ID:PPmYjP4K
当時、精神的に異変をきたし、「死にたい」と漏らしていたのは知っていました。
理由はいくつかあったと思います。ひとつは「創造ができなくなった」というのです。
同じことを繰り返すのがイヤで、常に新しいものを生み出してきた、
クリエーティブな活動ができなくなったということは、とてもつらいことだったに違いありません。
もうひとつは経済的に切迫していたことです。グルメだし、ファッションにもうるさい。つまり、
お金をドンドン使っちゃう。でもヒット曲が出なくなると、作品の権利などをことごとく売ってしまい、
無一文になっていたらしいのです。ただ、誰しも、そうした(一流レベルの)
生活をずっと続けることはできません。どこかであきらめて、たとえば、
みかんを食べながら家族と大みそかに紅白歌合戦を見るとか、同窓生と宴会をやって、
来し方を振り返るとか、という心境になるのが普通なのです。気楽に生きればいいのだけれど、
それができない美意識があった。どうしようもなかったのでしょう。主治医は別にいて、
「友人」という立場でした。この機会に、じっくり彼の話を聞いてみようと思っていたのです。
ところが当日、メールが来て、イタリアンレストランで酒を飲もうと、提案してきました。
まず話を聞きたかったので「酒は後にしないか」と伝えたら、会合自体をキャンセルしたいと言う。
「母の具合がよくないので行く」というのがキャンセルの理由だったのですが。
受け取りましたが、住所が近い人には16日中に手紙が届いた。内容を読めば
「死ぬ気でいなくなったこと」は分かります。大騒ぎになって夜、皆で自宅へ行くと、
まるでがらんどうのように楽器や録音機材がきれいさっぱり無くなっていた。そして、
彼が録音スタジオとして使っていた部屋の壁に額装された1枚の写真だけが残されていたのです。
それは、アマチュア時代の解散コンサートのステージ写真でした。
死ぬ覚悟を決めて部屋を片付けたのでしょう。残した1枚の写真の意味は、そのときが「一番幸せだった」
からだと思います。まだ(プロとして)売れる前で、「遊び(PLAY)」に徹することができたときでした。
結局、「1年限り」の約束でデビューしますが、当初、
アマチュアとしてコツコツ音楽を続けるつもりだったらしい。振り返れば、
あのとき「音楽家」は一度死んでいた≠フかもしれませんね。姿を消したとき、考えの中では、
「オーバードーズ」でボロボロになったような状態で見つかる可能性があると思っていました。
だから彼の入院先まで考えていたのです。ただ、もしもそうしていたら許さなかったでしょうね。
美意識のかたまりは、「よくもこんなところ(病院)にほうり込みやがって」と怒ったに違いないからです。
それ以前に、苦しんでいるのを知った最大の悩みも「入院させるか、否か」でした。
というのも、自死を考えている患者を「死なせない」方法は結局、強制入院しかありません。
そうすれば、命も救えたかもしれない。だけど閉鎖病棟に身ぐるみはいで自由人を束縛できますか
それこそ死を意味するでしょう。無念だけど、やはり、止めることは難しかったのだ、と思いますね。
共演した人に話を聞くと、「最近、丸くなったよね」とか、「ちょっと元気がなかったみたい」
などという印象だったらしい。ただ、みんなと一緒に合唱するなんて姿は見たことがありません。
インパクトがあることや、新しいことを常に求め続けてきた、古い曲を同じアレンジで演奏したり、
歌ったりすることを嫌っていたからです。笑顔で合唱しながら、その裏側では「死の準備」
を着々と進めていたのか、と思うと、切なくなりますね。うーん、なぜここまで思いつめてしまったのか
これを読んだ、音楽のために人生があるんじゃない。人生を楽しむために音楽をやってきたんじゃないのか、
と言い返したくなりましたよ。もともと「遊び」で始めたことなのに(プロになって売れて)遊びじゃなくなって、
面白くなくなってしまったのか。「恐怖」を感じて、遠ざかったけれど、ショービジネスの世界を歩み続け、
空虚なものを感じていたのでしょうか。亡くなったとき、やりきれなくて、打ちのめされました。
ものすごい喪失感で、知らぬ間に酒量が増えてゆくのです。そうした状態がしばらく続きました。
今はさすがに立ち直りましたけれど。「やはり悲しいが、こういう解説をやっている見て、
『あいかわらずだな』と笑うに違いない。あの笑い声をもう一度聞きたいし、
彼について書いていると今も聞こえてくるような気がするのだ。
1人で死んだ盟友との対話は、これからもまだまだ続く」と
0084情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/01(水) 01:59:22.61ID:cfVgEzsq
良い成績で医学部に入っても、その先はわからない。自身も、
我が子の挫折や親の介護を経験している。「実は、上の子が、遠方の国立大医学部に入ったものの、
合わなくて退学しました。教科書が高くて買えない学生さんに『いいね医者の子は』
などと嫌味を言われて傷ついたり。先生や学生とも価値観が合わず、優しさを感じられず、
心身を壊して、やめてしまいました。私立医大なら、もっとフォローがあったはずで、
同じ価値観の学生もいたかもしれません。下の子は、近くの私立医大に進みました。
英語で授業を受けるインターに行っていたため留学生と同じで、はじめは苦労しました。
でも、担当教官の英語の先生が、とても熱心に本人や保護者と面談して大事にしてくれました。
近いので、生活のサポートもできます。カフェでアルバイトもして、いろんな経験をしています。
下の子も、周りの子とノリが合わない、社会貢献を考えない学生は話がつまらないと言っていましたが、
味方になってくれる友達ができました。背中を見て人の役に立ちたいというモチベーションを持ち、
ドクターを目指しています。私立医大には、親が医師の学生が多く、
地域で貢献する親の背中を見ているからこそ、
地域医療に貢献する良いドクターになる子が多いのではないかと思います」
「医学部の実情ですが、とても忙しくなっています。以前より30倍もの知識を詰め込まないと、
試験に受からない。だから記憶力の良い子や勉強のできる子が良い成績を収めることができるんです。
それだけ医療の技術が進歩しているということです。
そんな中で、厚生労働省は医師の数を切ろうとしています。勉強だけできる人、
コミュニケーションが苦手な人が医師になったら、患者さんが困ってしまいます」
やっと医師になっても、働き詰めの現状も知られている。
「日本では、何科の医師になりたいと自分で決めることができます。すると小児科、救急、
産科など大変な科に来る人が激減したんです。私が30年前に研修した際、睡眠は3時間、
ご飯は一食で、常に走っていました。無理すると見落としにもつながるし、患者さんも話しかけにくく、
医師として失格なんです。家庭や社会生活が豊かで、日進月歩の新しい知見を導入できることが、
本当は大事です。研修医の過労死の裁判があり、現状を変えないといけないということになりました。
ただ、きつい経験は医師としての財産となることも多く、そうした機会が一切ないのは、
悩ましい部分もあります。働き方改革は進んだけれども、技術が身に付かないということが起きています。
今は、研修医に配慮しないとやめてしまい、中堅の医師にしわ寄せが行く。
医師不足で、定年後に重症患者を診続けている先輩もいるんです」昔は、病院に救急車が来ると、
役に立ちたい、力をつけたいと、こぞって研修医が集まった。「今の子はもともと頭でっかちで、
さらに知識を身に付けないと変化についていけないから、ますます頭でっかちになってしまう」と危惧する。
「麻酔科医が足りず、直接ありがとうと言われることが少なく、人と人とのつながりがないことから、
自殺する人も多かったんです。ところが、この10年から15年の間、フリーランスの麻酔科医が増えた。
そういう働き方だと後腐れがないからいいと聞いて、驚きました。あとは、自由診療の美容外科、
眼科や皮膚科も人気です。重症の方や救急がなく、決まった時間で終われるからです。
使命感と過労のバランスが大事です。どうしても、一生懸命なドクターに仕事が集中する。
見合った報酬、最低限の休みを意識してほしいけれど、忙しい医療界は変わっていません。
早朝のカンファレンスや夜の勉強会などもありますし、無駄な事務仕事が多いです。
外科のオペは十数時間かかり、ナースは日勤から準夜勤、夜勤と交代していきますが、
医師は出ずっぱり。患者さんの立場からすると、1人の医師に担当してほしい、
交代してほしくないとの声も聞きます。また、医師は社会性がない人が多いとも感じます」
「小中学生の子に医師の仕事の話をしています。救急の現場はこういう場所だよとか。
ドクターヘリに憧れて、というモチベーションは、偏差値で選ぶよりも正しいのではないかと思います。
医師になりたい子に聞かれたら、医師でない人と友達になったり、いろんな世界を見たり、
アルバイトをしてみて、と伝えます。ドクターになると、世界が狭くなります。
医療従事者としか付き合わなくなるし、価値観が狭まる。研修医の頃、
患者さんに怒られたことに感謝しています。皆さん、年上の人生経験がある人だったからです」
0085情報発信元:七七四通信社
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2023/11/02(木) 01:39:36.04ID:oIgJe6gk
「何よりも患者さんのために」高橋英樹が渋い声で語りかけるCMも、いまや空疎な響きだ。
ジェネリック医薬品の安心・安全を訴えてきた製薬の信頼は、地に堕ちてしまった。
「10月23日、製薬は、胃潰瘍や急性胃炎向けの後発薬である『テプレノンカプセル50ミリグラム「」』
の品質検査に不正があったと発表し、謝罪会見をおこないました。具体的には、
製造から3年たったカプセルが、きちんと胃の中で溶けだすか調べる検査で不正がありました。製薬は、
このカプセルがうまく溶けなかったため、別のカプセルに詰め替えて検査をしていたのです。一時期は、
ジェネリック医薬品の売上1位を誇るなど、“業界の風雲児” ともてはやされた同社の杜撰な不正に、
衝撃が広がっています」だが近年、製薬に限らず、ジェネリック医薬品メーカーの不正が相次いでいる。
「化工は睡眠薬の混入で死者を出し、2023年に廃業。工も不正が発覚し、
2021年までに75品目を自主回収、2022年には事業再生ADRを申請しています」
特許の切れた薬を同じ成分で安く製造する。理論上は、同じ薬効を持つはずのジェネリック医薬品だが、
現場の医師からはこれまでも “疑惑の目” が向けられていた。
「ジェネリック医薬品の効果が低いことは、うすうす感じていました」と語る。
「たとえば降圧剤を服用し、血圧が安定していた患者さんがジェネリックの降圧剤に変えたところ、
突然血圧が不安定になってしまった、というケースがあります」「塗り薬は違いが出る」と言う。
「薬を溶かし、皮膚に浸透させる役割を担う “基剤” の差で、効きやすさや副作用の出やすさが変わります。
私は顔や首などの皮膚が薄い部位に使用する薬は『ジェネリックへの変更不可』と、
わざわざ処方箋に書いています。特に、炎症を止めるためのステロイド外用剤などですね。
飲み薬でも、傷の治療のためにテトラサイクリン系抗菌剤を処方したところ、
不思議なほどに傷の治りが悪かったことがあり、おかしいなと思っていたら、
じつはジェネリックだったということが何度かあります」歯科でも同じだ。
「私は、ジェネリック医薬品は一切使いません。歯科治療でよく使用するのが、
痛み止め、いわゆる非ステロイド性抗炎症薬ですが、先発品とは効きが違います。
また、感染症を防ぐためのマクロライド系抗生物質でも、
ジェネリックだと効果が低いという経験が何度もあります。私自身もお医者さんにかかる際は、
ジェネリック医薬品はやめてほしいと伝えていますよ」目薬にも違いがある。「緑内障の治療のために、
眼圧を下げる目薬を使っていた方が、薬局が変わったことを契機にジェネリックに変わった途端、
眼圧が約2mmHg(ミリ水銀)程度高くなったことがあります。目薬は、
効能を維持するために防腐剤や添加剤が多く含まれており、違いが出やすい可能性があります」
通常、処方箋を書く際に医師が指定するのは薬の種類だけで、
ジェネリックか否かは薬局が決めること。患者と接することが多い薬剤師も “苦情” を多く聞いてきた。
「今回の製薬の胃薬もそうですが、ほかには性感染症治療に使う抗ウイルス薬が効かなかったり、
睡眠導入剤を飲んでも眠れないという相談を受けることがあります。
あとは湿布がかぶれるという苦情も多いですね。ただ、ジェネリックを多く出すと、
調剤基本料に加え、後発医薬品調剤体制加算という “ボーナス” を国からもらえるシステムなんです。
なので、利益重視の薬局では、無理にでもジェネリックを出すように現場に圧力がかけられます」
「もちろん、薬価の安いジェネリック医薬品を使うことで、国全体の医療費の削減に繋がるのは確かです。
しかし、品質管理のできていない薬のせいで、治療ができないとなれば、元も子もありません。
制度改革が必要ですよ」割高でも先発品にこだわることで、患者が自衛するしかなさそうだ。
0086情報発信元:七七四通信社
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2023/11/03(金) 00:44:49.74ID:uosTVZ2F
その日は五月晴れだった。ちっぽけな公園の中を、
ヨレヨレのコートを着てひとりボソボソと呟きながら行ったり来たりしていた。来た道を振り返ると、
木造一戸建て住宅の海に場違いなほどイカついコンクリート製の建物が見える。
某有名医科大学附属病院。ここに来たのは今日で2度目だ。「あなたね、ADHDとASDね」
「え。それ発達障害?」「あぁ。しかも極めて強い傾向を示している」
担当医の精神科部長は唐突にそう告げた。
壁際の机に置かれたパソコンに向かったまま目を合わせようとしない。
診察室には私と彼しかいないのに、その診断名は、なぜか他の誰かに告げられたように聞こえる。
ADHDって、ライターだから聞いたことくらいはあるが、それってイーロン・
マスクみたいな天才が若いうちにかかる病気だと思っていた。アラ還にして低所得。
日本の生涯未婚率上昇に貢献してる私には縁がないはずだ。「それ。私の年齢でもあり得るんですか」
「歳は関係ない」彼は語気が荒く、見た目は私よりも若い。しかも黒縁眼鏡がよく似合うイケオジだ。
なんだか勝ち組に見下された気がしてムカついてくる。だが、待て。
今はこの医者以外に頼る人はいないのだと自分を戒める。「どうしたら、治るんですか」
「治らない」後で知ったのだが、ADHD=注意欠如・多動症やASD=自閉症スペクトラム症候群は、
ウツなど一過性の病気と違い生まれながらの脳の特性とされる障害。
彼の言う通り寛解はないのだ。「では何か、よくなる方法とか、アドバイス的なものはありませんか」
「これまでやったことないことをやるとか」「はぁ」「では、次回は来月の○日ね」5分間診療じゃないかよ。
前回、つまり初診時にはかなり恥ずかしい内容も含め個人史について根掘り葉掘り質問してきた。
チェック・シートへの記入も含めればゆうに1時間かけて診察したというのに、
再診となると途端にぶっきらぼうになるのはなぜなのだろう。そそくさと退出し病院の近くにある、
公園のベンチに腰を下ろした。それにしても発達障害なんて、にわかには信じられない。
というのも過去10年、鬱を患い近所のメンタルクリニックに通院してたのだ。
そのクリニックの先生は、診察室に入るといつもスマイルで「食欲はありますか眠れていますか」
と語りかけ、抗不安剤と睡眠導入剤を処方してくれた。そして常に慈悲に満ちた笑顔を湛え
「自然にお薬を呑み忘れるようになるといいですね」と励ましてくれていた。
この間、生活が不安定で心配事が絶えないため鬱っぽくなってるだけで、
仕事が好転すればきっと治ると思い込んでいた。しかし一向に病状は改善せず、
気がつけば薬の処方量は増え続けていた。一方でスマイル先生の笑顔に助けられてこの10年、
なんとか乗り切ってきたのも事実だった。ところが、だ。
ちょうどコロナのパンデミックが始まった頃、スマイル先生は突然、引退する。彼も私より若かった。
聞けば病院ごと他の人に譲渡するというではないか。いわゆるファイヤーだった。
寝耳に水とはこのことだ。悪いことは続くもので同時期レギュラーの仕事を失い収入も激減した。
急いでスマイル先生に代わる心の支えになってくれる医師を見つけなければならなかった。
スマイル先生が南国でバカンスを楽しむ様子を想像しながら、いくつかの病院を渡り歩き、
辿り着いたのがこの大学病院だった。そして突然の発達障害宣告。
あまりにも展開がキツ過ぎる。発作的にスマホを取り出して通話履歴にある名前をタップした。
出版業界で唯一、個人的な悩みを相談できる相手だった。この業界、
ヘタに弱みを見せるとマウントをとられるので相談相手は選ばなければならない。
私より少し歳上の60代半ばでやはり独身。最難関大を卒業して大手出版社に就職するも早期退職し、
今は同じフリーランスとして活動している。「もしもし」「あ、今忙しいですか」「仕事中です」
「あ、失礼。聞きたいことがあるんですが」「手短にお願いします」いつものことだが、
機嫌が良いのか悪いのかわからない。「今日、私、〇大学病院でADHDだと言われたんですが、
どう思います」「あきまへん。そんなのは国際金融資本の策略です」「へ」
「ひと昔なら職人気質と呼ばれてた、ちょっと変わった人にありもしない病名をつけて稼ぎおるんですよ。
あなたは人一倍拘りが強いだけで、そんな病気じゃありません」
“ショクニンキシツ”!?「アメリカの受け売りしてる医者、信じたらあきまへんよ。ではこのへんで失礼」
電話は突然切れた。鬱という病気から発達障害という不治の障害に名前がつけかえられた。
しかし、この「不治」というのは必ずしも悪いことばかりではなかったのだ。
0087情報発信元:七七四通信社
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2023/11/04(土) 00:30:31.27ID:+zNW6qfk
動物性脂肪を食べ過ぎると脂肪を多く含む食品への依存が発生すると聞き、
「どうやら自分も依存症みたいだ。今さら抜け出すことはできないんだろうか」
と感じた人がいるかもしれません。抜け出すための鍵はすでにみつかっています。
動物性脂肪の依存症になって肥満したマウスの脳ではエピジェネティクス変異が起きていて、
ドーパミンを受け取る構造を作るよう指令を出す遺伝子のスイッチがオフになっていました。
そのため、遺伝子のスイッチが切れるのをじゃまする物質を使って遺伝子をオンにしたところ、
マウスは動物性脂肪を多く含む餌を以前ほど食べなくなりました。
取りつかれたように動物性脂肪を食べていたのが嘘のようです。
もちろん、こんな危険な物質を人に使うわけにはいきません。
2021年の時点で遺伝子のスイッチを切り替える技術に関する明確な規制はないため、
使用しただけで罰せられることはありませんが、
スイッチがオフでなければいけない他の遺伝子までオンにしてしまう恐れがある以上、
投与は慎重に検討すべきです。でも大丈夫、もっと安全な選択肢があります。玄米です。
玄米に含まれるγ‒オリザノールという成分は脳で起きた好ましくないエピジェネティクス変異を修正して、
動物性脂肪への依存症をやわらげると報告されています。
稲の籾を包む固い籾殻を除いたものが玄米で、ここからさらに糠と胚芽をはがすと白米になります。
γ‒オリザノールは稲の糠に含まれているため、白米からは摂取できません。
人での研究も始まっています。メタボリックシンドロームに該当する日本人男性を2つのグループに分けて、
白米と玄米を2ヵ月ずつ食べてもらう実験を行いました。
他の食品の摂取量は同じで、白米だけを同じカロリーの玄米に置き換えています。
すると、白米を2ヵ月食べたあとで玄米を2ヵ月食べると体重とBMIが減少し、
インスリンの効き目がよくなるとともに、総コレステロール値と悪玉コレステロール(LDL)値が改善しました。
さらに、玄米を食べているあいだだけ内臓脂肪が明らかに少なくなった一方で、
皮下脂肪の量は変わらなかったこともわかりました。内臓脂肪は皮下脂肪とくらべてやっかいな脂肪で、
生活習慣病やがんを引き起こします。玄米は有害な内臓脂肪に集中的に働きかけてくれるわけです。
ところが、玄米を2ヵ月食べたあとで白米を2ヵ月食べたグループは、体重が増加しただけでなく、
玄米を食べているあいだに起きた望ましい効果が消えて、実験開始時の状態に戻ってしまいました。
最近は玄米の健康効果が知られるようになり、産地や栽培方法にこだわって購入する人もいます。
しかし歴史を振り返れば、精米技術が進歩した江戸時代以降、
玄米を含む雑穀は白米より軽んじられる傾向が続いていました。
そんななかでも、「いや、健康のためには玄米を食べるほうがよい」という思想が受け継がれ、
実践していた人が少なくありませんでした。医学的な知識はなくとも、
玄米と白米のどちらを食べるかで体調が違うことを肌で感じていたのでしょう。
肥満防止にはγ‒オリザノールだけでなく、
白米とくらべて玄米に6倍多く含まれる食物繊維も大きな役割を果たします。
その主役は、食物繊維を分解してできる短鎖脂肪酸です。短鎖脂肪酸には他にも健康効果があり、
大腸でのカルシウム、マグネシウム、鉄の吸収を促すとともに、
肝臓でコレステロールが作られるのをおさえ、
さらには大腸の粘膜に発生した異常な細胞にアポトーシスを起こさせて、
がんになりにくくすると考えられています。アポトーシスは細胞死ともいい、
細胞を破壊して体を守るためのしくみでしたね。
妊婦さんが食物繊維をしっかり摂取すれば子どもの肥満防止に役立つ可能性があるだけでなく、
東アジア人は食物繊維を多く摂取すると糖尿病の数値が改善し、
日本人は心臓病や高血圧を発症しにくくなるまし。日本で食物繊維の摂取が減った大きな原因が、
玄米や大麦、雑穀に代表される穀物をあまり食べなくなったことです。
日本人の腸には諸外国の人とくらべて善玉菌が多くいるのに、
その餌となる食物繊維が不足していたら善玉菌も働きようがありません。
0089情報発信元:七七四通信社
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2023/11/06(月) 20:03:45.39ID:bc8p08sx
9月3日、日経新聞が「厚生労働省が健康診断の項目を変更する」と報じていた。
その内容は、健康診断ではおなじみだった胸のX線検査が廃止されるなど衝撃的なものだ。
ただ、実は一口に健康診断と言っても、特にがんについてだが、
「対策型」と「任意型」という2つのタイプがあるのをご存じだろうか。
まず、対策型は主に自治体が実施しているもので、住民健診ともいわれる。住民健診の検査は、
受けた人の死亡率が減ったりQOL(生活の質)が改善すると証明されたものに絞られている。
よって医療費削減などに繫がり税金を使って検査するメリットがあると認められている。
一方、任意型はいわゆる「人間ドック」のこと。
こちらは、受ける本人の希望でオプション検査を選べるようになっていて、
がんのマーカー検査やCT検査などさまざまな検査が行われる。
会社員が毎年受けている健康診断もこちらだ。しかし、人間ドックの検査項目には、
住民健診と比べて科学的根拠が乏しいものも含まれるため注意が必要だ。
厚労省による変更のお達しも、どうやら人間ドックに関係するという話を聞いている。今後、
“効果が疑わしい検査”には何らかのガイドラインができる可能性がある。健康診断を受ける際、
皆さんが気にするのは基準値だろう。血圧や血糖値など項目別に正常範囲が示され、そこから外れると
「要注意」「要精密検査」などとされる。この基準値は、最新研究の結果や医学会の意向、
各国の政策など多くの影響を受けて決まるので、実は固定されたものではない。
医学会のガイドラインは定期的に更新されており、「昔受けたときの基準値と変わっている」
と気づく人もいるかもしれない。例えば日本の高血圧の基準は、
1980年代には180/100mmHgだったのが、今では140/80mmHgに引き下がっている。
最近も、中性脂肪が空腹時とそうではないときとで分けて基準値を設けるように変更が提案されており、
今後、「空腹時中性脂肪」という聞き慣れない言葉も浸透していくことになりそうだ。
そして当然、基準値が厳しくなれば、新たに“病人”と認定される人が増える。
厳格化された基準値によって、「過剰診断」や「過剰治療」が生み出されている問題があるのだ。
例えば、前立腺がんを早期発見するPSA検査がよく話題に上る。
この検査ではがん以外のケースも引っかかることが多いにもかかわらず、陽性判定されると、
精密検査では股間に針を突き刺す、あまり受けたくない検査が行われる。受けた人には「地獄だった」
と話す人もいるほどだ。しかし、再検査の結果、何らがんでないとわかるケースは思いのほか多い。
つまりこのPSA検査そのものが、偽陽性を多く検出する傾向があり、「過剰治療」
を生む温床となっているのだ。実際、米国のガイドラインでは、前立腺がんを健康診断として行う場合には、
やってもいいが、受ける人に対してデメリットも必ず説明すべきと明記している。では、
なぜ過剰な検査が行われてしまうのか。その理由は2つある。一つは、医療機関の収入に繫がるからだ。
病気が見つかるほど病院は儲かる。そのため、病気を見つけたいと、
必要以上に行動する可能性があるということだ。もう一つは、医療関係者のリスク回避。
見逃すと後で訴えられるかもしれないので「念のために検査しておきましょう」と言いがちになる。
受ける側も「念のために受けておこう」と思うが、
それはムダな検査に自ら足を突っ込んでいる可能性がある。
この健康診断の“基本”を踏まえ、次回は「本当に必要か?」と疑ってもらいたい。
0090情報発信元:七七四通信社
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2023/11/07(火) 01:39:28.05ID:/EpWc1uB
発達障害の子に対する一般的な対応では、うまくいかない。学校現場で今、
そんな問題が浮上しているという。こうした中、注目され始めているのが第4の発達障害ともいわれる
「トラウマ系発達障害」だ。トラウマ系発達障害とは何なのか、
その対応は一般的な発達障害の対応と何が違うのか。トラウマ系発達障害とはどんなものなのでしょうか。
2003年にあいち小児保健医療総合センターの心療科に虐待の専門外来を開設した際、
1000人もの被虐待児と接して驚いたのが、その過半数が発達障害の診断基準を満たすということでした。
長期慢性的なトラウマ(心的外傷)に晒された被虐待児には、さまざまな後遺症が出ます。
これが発達障害の症状とよく似ており、実際に被虐待児の多くが発達障害の診断を受けていました。
それはなぜかと言うと、現在の精神医学は症状によって診断されます。カテゴリー診断学と呼ばれ、
代表的な症状のうち○個当てはまるから、その病気と診断しましょうという方法で診断されるからです。
そこで、こうしたケースを「第4の発達障害」と捉え、トラウマ系発達障害と呼ぶようにしました。
その後、精神科医のベッセル・ヴァン・デア・コークが2005年に同じ現象を「発達性トラウマ障害」
という概念で説明していることを知りました。しかし、トラウマ系発達障害に対しては、
一般的な発達障害の治療が通用しません。トラウマが中核にある場合は、
それを取り除かないと子どもの本当の問題がわからないからです。発達障害に似た症状だけでなく、
愛着障害や解離性障害、双極性障害なども併存し、実は治療があまりうまくいっていません。
激しい癇癪や暴力などの問題行動が多く、学校教育の現場を非常に混乱させています。
虐待などの体験は、具体的にどのような影響を心身に及ぼすのでしょうか。小児期逆境体験(Adverse
Childhood Experiences:ACE)の影響については、すでに研究が行われています。ビンセント・
フェリッティが、アメリカ疾病対策センターとACEスコアを作成したところ、大人になってからの身体的・
精神的な健康や発達、人間関係などに大きく影響していることがわかったのです。
ACEスコアは身体的な虐待、心理的な虐待、性的虐待、ネグレクト、家族の機能不全
(親のアルコール依存、家族の精神疾患や服役等)などに関する質問に答えてもらい、
スコアを算出するというものです。このスコアが高い人ほど、
健康リスクが高くなることが明らかになりました。小児期逆境体験があると喫煙は2.2倍、
慢性気管支炎または肺気腫は3.9倍、心筋梗塞は2.2倍、アルコール依存は7.9倍になります。
虐待は脳にも影響を及ぼすのでしょうか。身体的な虐待を長期にわたって受けると、
感情や思考のコントロールに関わる前頭前野の体積が小さくなることが明らかになっています。
一般的な発達障害で、前頭前野にこれだけ大きな影響が出ることはまずありません。
このように、ACEは何十年も強い毒性を持ち、子どもの脳の働きだけでなく形まで変えてしまいます。
幻覚や多重人格(解離性同一性障害)などが起こることもあります。しかし、精神科(とくに成人)では、
「トラウマがある」という視点を持って理解し、診療する、いわゆる「トラウマのメガネをかける」ことも、
その大切さも知られていません。例えば、幻覚を訴えた患者に解離性障害を疑うべきところを、
統合失調症と診断して薬を出してしまうなど、多くの誤診が起こっています。トラウマ系発達障害は、
PTSD(心的外傷後ストレス障害)とも異なるのでしょうか。衝撃の大きい出来事があったり、
怖い体験をすると、ふとしたきっかけで記憶がよみがえるフラッシュバックが起こります。
通常は数日もすると記憶が薄れていきますが、
フラッシュバックが続くようだとトラウマになっていると判断されます。PTSDの場合は、
このトラウマが“1回だけの出来事”によるものになります。怖い体験を思い出すのはつらいので、
思い起こさせる行動を回避するようになりますが、安心感が戻ってくると過剰な覚醒(緊張)
状態は収まります。この過覚醒、フラッシュバック、回避が2カ月以上続き、
日常生活で明らかなマイナスが生じているとPTSDと診断されます。
一方、虐待のように長期にわたって何度も繰り返される反復性のトラウマは、
いつ暴力が降りかかってくるのか、つねに緊張の中で過ごすことになります。
それは過覚醒状態が続くということ。すると、感情のレギュレーション機能が壊れ、
激しい気分変動が起こります。さらに、自分は価値がないと感じたり、人への信頼関係が壊れてしまうのです。
0091情報発信元:七七四通信社
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2023/11/08(水) 00:43:51.75ID:CfuC9R/l
PTSDの3症状(過覚醒・フラッシュバック、回避)に「気分の上下・無価値感・
他者への信頼の崩壊」の3症状を加えたものを、複雑性PTSDとしています。
複雑性PTSDではフラッシュバックがいつでもどこでも起こります。
そして、複雑性PTSDは子どもへの虐待で多く発症しています。まずはそれに対する治療が必要です。
しかし、フラッシュバックがあると一般的なカウンセリングがうまくいきません。
一般的なカウンセリングの基本は傾聴と共感ですから、
これをやるとフラッシュバックの蓋があいてしまい収拾がつかなくなって悪化してしまうのです。
子どもによく行われるプレイセラピーも同様で、ほぼ禁忌と考えています。
治療は続くものの臨床的にどんどん悪くなり、
そのうちに子どもが嫌がるようになって中断するケースがものすごく多いですね。
トラウマへの対応では一般的なカウンセリングやプレイセラピーが無効なので、
フラッシュバックを起こさないための精神療法が開発されています。それが「トラウマ処理」です。
(1)トップダウン型、(2)ボトムアップ型、(3)1と2の要素を持つもの、の3つに分類しています。
(1)は認知行動療法による遷延曝露法(トラウマを延々と語らせて慣れを生じさせるもの)、
(2)はフラッシュバックを起こさない反応を身体のほうに作る治療法で、
マインドフルネスやヨガなどがあります。そして、(3)がEMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)です。
これは、トラウマになっている記憶を想起しながら眼球運動を行い、
その記憶と心理的な距離を取れるようにするというもの。
近年はさまざまなトラウマ処理の技法があり、保険診療外来でもできるものもあります。
しかし、トラウマ処理を行うことができる医師や臨床心理士は多くありません。
そこで、一般的な外来で行うことができる簡易的なトラウマ処理方法を工夫してきました。
それが、EDMRを基盤としたTSプロトコールです。これは、
トラウマの記憶を思い出すのをやめて不快感だけを抜きます。するとフラッシュバックが収まるのです。
セルフで可能な方法も考案していて、例えば自分で自分の胸の上、鎖骨のあたりで腕をクロスし、
鎖骨の下を左右交互にパタパタと叩くというものです。心のラジオ体操のような感覚で、
学校の朝礼などでもTSプロトコールを取り入れてもらえたらと思っています。
トラウマ系発達障害には、こうしたトラウマ処理が有効ではありますが、虐待は家族の病理ですから、
子どものトラウマ処理だけでは解決しない問題もあります。虐待してしまう親は、
自身も子どものときに虐待を受けていた人が非常に多いもの。日本の子ども虐待が減らないのは、
子どもも親もトラウマ処理をしていないからなのです。トラウマ系発達障害の治療では、
子どもだけでなくその親の治療も行う必要があります。子どもの頃、虐待を受けていた女性の中には、
暴力的な男性への親和性が高くなり、そうした男性と結婚してDVに遭うというケースが多くあります。
反対に、暴力的な男性を避けて、対人距離が遠いASD(自閉スペクトラム症)
の男性に親和性を感じ、伴侶に選ぶケースも少なくありません。
一方で、知的な遅れのない軽度の発達障害のある人は虐待を受けるリスクが高くなるといわれています。
発達障害の症状に対して、親はしつけで何とかしようとして虐待になってしまうことも起きてきます。
また、ASDの人は感覚過敏といった特性から、
普通に生活をしていても怖い世界が広がっていると感じやすいもの。さらに、ASDには「タイムスリップ」
(トラウマのフラッシュバックに似た記憶の病理)があり、トラウマを抱えやすくなっています。
このように、親がトラウマを抱えている家族の間では、鶏が先か卵か先かといった具合に、
トラウマが先か虐待が先かわからない状態となることがあります。
教員や子どもに関わる大人は1つ目はトラウマに気づくこと。
「トラウマのメガネをかけ」て、その子を見るのです。2つ目は、子どもだけでなく親子で見ること。
トラウマ系発達障害の子どもは長期にわたる虐待を受けていますから、その親はモンスター・
ペアレントになりやすい傾向にあります。そのため、学校だけで対処しようとすると埒があきません。
児童相談所、医療機関、心理士など、専門家との連携をつくりましょう。
3つ目は学校でできることをやること。それは何といっても教育です。学習の成果が上がることほど、
子どもの自尊心を伸ばすものはありません。トラウマ系発達障害の子はネグレクトや不登校が多く、
解離という記憶を飛ばす症状もあって、学習が遅れがち。一人ひとりに合った学習が必要です。
0092情報発信元:七七四通信社
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2023/11/09(木) 04:32:07.61ID:NT5Z2a0G
人生を振り返ってみると、「トラウマとともに生きてきた」という感覚があります。
今までトラウマは治すものだと思って、いろいろな療法を受けてきました。
でも、「トラウマを踏み越えて生きていけ」と書かれていた。
そこでどっと涙が出たんです。自分にとって大切なものを失ったり、
傷つけたりしてしまったときに感じる不安やネガティブな感情を抑圧するために行う自己防衛を心理学的に
「防衛機制」と言います。過去のトラウマや心の傷というのは、
本当に乗り越えなければいけないものなのか、今一度問いかえしてみるべきと思いました。
現実的には、心に負っている傷は必ずしも癒やされることはなく、何らかの防衛機制を使って、
その傷を踏み越えて生きているのが現実ではないかと思います。プライベートで
「ここぞというときには、どんなに怖くても踏み越えなければいけないんだ」と感じた体験がありました。
トラウマに向き合うなかで、最後はそれでもなんとかしなければならないときがあると気づいたんです。
悠長に治している場合ではなく、「うおおおお」と乗り越えねばならない場面が、本当にあるんだなと。
火事場のクソ力みたいなときもありますもんね。みんなトラウマを解消するのではなく、
抱えながら踏み越えるんですよね。今の日本で心療内科や精神科に行く必要があっても、
実際に自分の意思で行く人は少ないです。
行ったとしてもカウンセラーと相性が合うかどうかという問題もあります。
トラウマというのは薬物療法で治るものではないと思っているので、心療内科や精神科に行けても、
ある程度トラウマ療法に対してのキャリアがある良いカウンセラーに出会える可能性は、
感覚では1%くらいの確率だと思っています。
もちろん、キャリアのある先生方に比べたらトラウマに詳しくはありません。
でも、一応思春期を専門分野にしてやってきた者としては、
これはトラウマだなと言える経験をもっている人がクラスに一人なんて、
そんな少ない数ではない気がしています。
トラウマをもつ人は多く、良いカウンセラーに出会える機会に恵まれる人は圧倒的に少ない。
誰にも相談できずにトラウマを抱えながら、
あるいはうまく乗りこなしながら生きている人のほうが圧倒的に多いと思います。
一方で、もちろんトラウマの治療は研究が進んでいます。学内ベンチャー企業があるのですが、
そこの理事をしています。工学部のベンチャーなので顕微鏡のレンズでも作るのかなと思うじゃないですか
でも、ちがうんです。トラウマ治療の部署があり、そこには何百人と診ている専門家がいらっしゃいます。
なぜベンチャー企業でトラウマ治療をしているかというと、
最先端の科学の研究をしたり教育を受けたりしている人のなかにトラウマを抱えている人がとても多いからなんです。
多少の先入観も込みで、もしその背景を説明するならば、
そういう人は親も高学歴で教育熱心。その親の価値観に従っていればいるほど、
有形無形に価値が高いと見なされる家庭に育った子が多い。家族の閉ざされた価値観のなかで、
子どもによっては意識的にも無意識的にもとても無理を強いられるということが起きる。
すごくストレスフルな思春期を送って、その結果一流大学に入ったり、
就業的なチャンスに恵まれたりしたけれど、一方ではひどくさみしい思いをしていたりして、
抑圧も強い。そういう人が社会人になり気持ちが折れてしまったり、
あるいは自分に従わない部下を見ると猛烈にストレスを抱えたり、
ある種のパワハラという関係性におちいったりするというようなこともあり得るんです。
実際、その会社では延べ何百人も受診されています。
引っ張りだこなわけですが、それほどトラウマ治療が注目されていますね。
トラウマによって怒りがコントロールできなくなることもありますよね。
頭ではわかっていても部下に暴言を吐いてしまったり、
子育て中の親がお子さんに対して尋常ではなくキレてしまったり。
感情をコントロールできなくなることがトラウマ症状だと気づかないまま、「自分の性格の問題だ」
と人知れず悩んでいる方もいらっしゃいます。トラウマ療法には様々な手法がありますが、
この10年くらいで海外の方法論が日本に入ってきて、翻訳書もこの2〜3年で次々に出ています。
様々な流派のトレーニングや研修に参加していますが、オンライン開催が増えたこともあって参加者も多く、
一度に150人ほどの心理職が参加しているものもあります。
悩みの背景にトラウマがあることがわかってきていますから、
これからはトラウマを扱えないとカウンセラーとして話にならない時代だと思います。
0093情報発信元:七七四通信社
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2023/11/10(金) 03:51:36.34ID:G5bwiEpq
死亡前1カ月間でがん患者の40%が痛みを訴え、死亡前1週間だと約30%の方が
「ひどい痛み」を訴えると聞くと、つい気が重くなってしまう。治癒できなくても、
残された時間のQOL(生活の満足度)を高める抗がん剤はないのだろうか。
延命よりもそんなことを末期のがん患者さんが望んでいると聞いたとき、
P-THPという抗がん剤を思い出したのである。教授が開発したP-THPについて、
当時、抗がん剤はがんを治療することが前提であって、
ステージ4の患者さんのQOLを維持するという発想はもとよりなかった。それに、ある化合物が「薬」
と認められるというのは、治験(臨床試験)によって有効性(効き目)と安全性(副作用)を示すことであって、
QOLを維持する抗がん剤は、はなから対象外なのだ。そんなことから、
P-THPは治療よりQOLを維持するのにすぐれた抗がん剤であることをすっかり見逃していた。
P-THPの構造は簡単で、ピラルビシンという昔からある抗がん剤にポリマーをくっつけただけである。
臨床試験で有効性と安全性が認められていない、つまり未承認の抗がん剤だった。
このP-THPを何度も動物試験で安全性を確かめると、
余命3カ月を切ったステージ4のがん患者さんから、安全性試験の希望者を募った。
それを取材させていただいたのである。希望した多くの方たちは「治療の方法はありません」
と見放されたが、がんとの闘いを諦めたわけではなかった。そんな彼らを観察していて、
P-THPはこれまでの抗がん剤とまったく違うことに驚いた。例えば肺腺がんで余命3ヶ月。
ストレッチャーに乗せられてやってきたが、希望は「口内炎が治ったらラーメンが食べたい」だった。
点滴でP-THPの投与を受けたあと、こう言ったのだ。「副作用がない」
抗がん剤につきものの副作用はゼロだったそうだ。これまで一人でトイレにも行けなかったのに、
やがて自分で歩いて行けるようにもなった。3週間もすると、あれほど願っていたラーメンを、
タクシーに乗って食べに行けるようになった。それだけではない。餃子やレアチーズなど、
好きなものが食べられるようになったのだ。とはいえ治癒したわけではない。余命は3ヶ月だったが、
7ヶ月後に静かに看取られたという。前立腺がんの末期だった農家。いきなり余命2ヶ月と言われて、
家族も見ていられないほど落ち込んでいた。それがP-THPの投与から1ヶ月後に会うと、
「毎日畑に出て働いています」と笑いながら言ったのだ。「痛みはないし、食事も普通に食べています。
びっくりです」と目を輝かせた。2カ月が1年に延命して亡くなられたが、
最期まで孫たちと楽しそうに過ごしていたという。直腸がんが肺に転移したがん末期は、
抗がん剤の副作用でひどい目にあってから二度と治療はしないつもりでいた。
ところが、転移したがんがリンパ節を圧迫して歩けなくなった。
そんなときに副作用がないというP-THPのことを聞いて試してみたそうだ。残念ながら、
投与しても腫瘍マーカーは下がらなかったのだが、なぜか多発性肺転移によくある呼吸苦もなく、
すこぶる元気そうだった。日がな一日好きなピアノで作曲をしながら、最期まで満足そうだったという。
地方公務員が肺がんとわかったときは既にステージ4だった。余命は「2ヶ月から半年」。
やがて呼吸が苦しくなり、好きなラーメンも食べられなくなった。それがP-THPで痛みがなくなり、
そのうえ副作用がないから、「今のうちにやれることはやっておこう」と、パソコンで仕事をしはじめた。
転移したリンパ節転移も、肺の腫瘍もP-THPで縮小したが、腫瘍マーカーの数値が下がらず、
半年後に亡くなった。好きなラーメンを毎日のように食べ、最期は痛みもなく旅立ったという。
P-THPの投与を受けた全員が延命できたわけではない。この4人を含めて4割程度だった。
ただ共通するのは、痛みがほとんど消え、好きな物を食べられたことである。
なぜ痛みが消えて好きなものが食べられたのか、教授もわからないと言っていた。
がんを治そうと、世界中が抗がん剤の開発にしのぎを削っているが、
ステージ4のがんを治癒できないのは今も昔も同じである。
もちろん患者さんは治したい気持ちはあるが、治らないから苦しむよりも、QOLを維持しながら、
つまりがんと共生しながら、残された時間を思う存分生きたいという患者さんは少なくない。
P-THPは、おそらく、それを実現できる唯一の抗がん剤だったように思う。
それが治療薬にならなかったことが今も残念でならない。P-THPでなくても、
確実に「QOLを維持」できる抗がん剤があるなら、ぜひとも認めるべきではないだろうか。
0094情報発信元:七七四通信社
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2023/11/11(土) 03:53:50.56ID:idgA56Wt
人の死は千差万別で、予測のつかないことが起こることも少なくありません。
いや、人の死ばかりでなく、動物の死でも同じです。動物の安楽死で、
思いもかけない状況を体験しました。三十代のはじめに外科医として勤務していた病院で、
技師さんの研修にウサギの解剖を実演することになったときのことです。
生きたままのウサギを解剖するので、クロロホルムで眠らせましたが、それでもかわいそうで、
先に安楽死させたほうがいいと思い、メスを入れる前に塩化カリウムを心腔内に注射して、
心臓を止めました。これで安らかに死ぬと思ったら、ウサギが突然、
ヒィィーッという甲高い声を繰り返し出したのです。下顎呼吸によるうめきだったようです。
まさに断末魔の叫びのようで、私は焦りと動揺で息が詰まりそうでした。まさか、
そんなことになるとは思っていなかったからです。尊厳死や安楽死でも、似たようなことが起こり得ます。
一九九八年に発生した川崎協同病院事件の場合がそうです。喘息の重積発作で心肺停止になったあと、
蘇生処置で人工呼吸器をつけていた患者さんが、脳死に近い状態になったとき、
主治医はこのまま延命治療を続けて生きたまま身体が腐っていくような悲惨な状態になる前に、
治療を終えたほうがいいと判断し、家族の同意を得た上で、気管チューブを抜きました。
家族にも病室に集まってもらい、最後のお別れをしてからの処置です。
そのまま安らかに亡くなるはずだったのに、患者さんが背中をのけぞらせて苦しみだしたのです。
予想外の事態に、主治医は同僚医師のアドバイスで、筋弛緩剤を投与して患者さんを看取りました。
主治医の予測が甘かったとも言えますが、それは結果論で、
脳死と思われる患者さんがそんな反応をすることは、ふつうは考えられません。
それでも主治医は懸命に対応し、なんとかその場を収めたのです。家族も驚いたでしょうが、
最後は主治医に礼を述べて帰って行ったそうです。この事件の発覚は、
発生から四年たった二〇〇二年です。なぜそんなに時間がかかったのか。
事件当初、主治医は病院長に経緯を報告し、注意は受けましたが、公表はされませんでした。
ところが三年後、主治医を嫌う麻酔科医が、何かのきっかけで古いカルテを見て、
筋弛緩剤が使用されていたことを知り、院長にカルテのコピーを見せて、これは安楽死事件なので、
やめさせなければこれをばらまくと迫ったのです。この内部告発を受け、事態を重く見た病院側は、
調査の上、主治医に退職を勧告。主治医が退職したあと、病院は患者遺族に謝罪し、
記者会見を開いて事件を公表しました。マスコミは事件をセンセーショナルに報じ、
患者遺族は病院側から多額の賠償金を得、警察は主治医を殺人容疑で逮捕しました。
裁判では主治医は有罪とされ、一審では家族の意思を十分に確認せずに気管チューブを抜いたとして、
懲役三年執行猶予五年の判決が下されましたが、二審では家族の同意があったことが認められ、
懲役一年六ヵ月執行猶予三年に減刑されました。主治医は自らの行為の正当性を主張すべく、
最高裁に上告しましたが、最高裁は二〇〇九年にこれを棄却しました。この事件には病院側の対応や、
賠償金がもらえるとわかった患者遺族の態度の変化など、さまざまな要素が絡まっています。
本件をモデルにした小説を執筆する際、二度、当事者である元主治医に取材しましたが、
善意のみに基づいた医療行為に、殺意などあるはずもないのに、
殺人罪の判定には大いに疑問を感じました。危惧していたことですが、
心肺停止で運ばれてきた患者さんに蘇生処置をして、悲惨な延命治療になりかけたとき、
それを中止したら殺人罪になるのなら、医者ははじめから蘇生処置をしなくなるのではないでしょうか。
そのことで、助かる命も見捨てられる危険性も生じます。人間関係のこじれによる安楽死・尊厳死の発覚は、
病院の事例でもありました。こちらは当事者の外科部長と、病院長の間に確執があったようです。
善意の判断で治療を中止し、家族も納得していても、あとで病院内の人間関係がこじれると、
いつ内部告発されるかわからないとなると、医者はおいそれと尊厳死や、
ましてや安楽死に手を出せないことになります。それでつらい目を見るのは、患者さんでありご家族です。
0095情報発信元:七七四通信社
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2023/11/12(日) 12:38:52.47ID:Y9nHMpN8
県感染症情報(10月16日―29日)
結核3例。
ウイルス性肝炎1例(B型=20代男性)。
梅毒1例(20代女性)。
過去分として
梅毒2例。
県感染症情報(10月30日―11月5日)
新型コロナウイルス感染症150例。
0096情報発信元:七七四通信社
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2023/11/13(月) 20:09:07.70ID:kaUefiwh
「ごめんなさい、そちらまで伺えなくて歩きがほとんどできなくて」
今の自分の状態を訴えたいと応じたのは、50代の女性。
日中はこうしてソファの上で過ごしていると言います。「足を下げているとしびれがひどくて、
色が変わってくるので足を上げる。こんな感じで過ごしていることが多い」
長かった髪も抜けやすくなったため、いまは短くしています。そして「(足の)指がピクピク」
「今指が動いてますよね。自分の意志で動かしているわけじゃないんですか」「ないです。
だいぶこの動きも収まってはきたんですが、勝手に動いています」手足の感覚はほとんどなく、
握力もほとんどないため、スマートフォンを持つことも難しいという女性。こうなって、1年半以上経ちます。
新型コロナワクチン接種、1回目はおととし8月。39度を超える熱が出て1週間寝込みました。
そして3週間後、2回目の接種。迷いましたが、「打つしかなかった」と言います
「2回目はやめようという選択にはならなかったですか」
「その前に頸椎ヘルニアの手術をしていてほぼ治ってはいたが、病院に通っていたので、医者から
『打っていないと病院に来てもらったら困る』と」「本当はコロナワクチンは打ちたくなかった?」
「打ちたくなかったですね」その後、再びひどい「副反応」が「箸が持てない、
字が書けないという症状が出てきて、食べものがあまり食べられなくなったという状態でした」
「ワクチンは2回で終わりですか」「3回打ちました」
2回目の接種で熱に加え極端に筋力や食欲が落ちましたが、「首の治療を受けるためにも打つべきだ」
という医師のすすめで、去年3月、3回目を接種したのです。「接種の不安を言いましたが、
『熱は出るけど大丈夫だから』と言われて、もうどうとでもなれという気持ち」
問診した医師も女性の症状を問題視せず接種しましたが、40度近い熱が2週間続き、
おさまったときには思ってもみなかった状況に。「2週間寝込んで、
やっと熱が下がってきたと思った時には動けなくなっていた」「布団からぴくりとも動けない状態」
「(体に)力も入らないし痛いし何もできないという感じ」女性の症状について「ワクチン後遺症」
と明記された診断書。今回、4つの医療機関が女性のワクチン後遺症を指摘しました。
しかし、「断定は難しい」と話す医師も。「ワクチン打ったあとからすぐ悪くなっていること、
他に病気が調べても見つからないということ、
症状からワクチン副反応でこういうものがあるかなということを考えて、
これはコロナワクチンの影響かなと思った」「決定打はないわけですか」
「これが出ればワクチン後遺症ですよと確定診断するものはないので、
他の病気を除外して経過から判断するしかないのかなと」
「私自身はワクチンは決して悪いものじゃないと思っているので、
必要な方には打っていただきたいと思っていますが、無理して、若い方は特に、
接種しない方がいいのかなという考え方に変わってきている」女性のケアをしている訪問看護師は、
副反応と認めない医療機関が少なくない現状を指摘します。「症状が『ワクチン後遺症』
だと思っている人は医療界では少ない」「『ワクチン後遺症』だと認めてもらえない限り、
結局はそっぽ向かれてしまうというか、うちでは分からないと言われてしまい、自分でがんばるしかない」
「人の手を借りないと暮らしていけない体になってしまっているので、誰かに負担がかかる。
そうまでして生きていたら逆に迷惑かかるんじゃないかとか思ってしまう」
一方、市内に住む男性。ワクチン接種後、神経に障害が起きる
『急性散在性脳脊髄炎』を発症し、下半身不随の状態が2年以上続いています。
「何とか上半身だけで生活できるような態勢とか体づくりは整ってきて」
男性のもとを市長が訪れました。支援を訴える男性との面会は2度目です。国の救済が認定され、
医療費の補助は受けられるようになりました。しかし仕事への復帰はまだ難しく、
車いす生活で必要になった家のリフォーム代や車の改造費について国や市への補助を求めました。
市長は「必要な補助は出すようにしたらどうだと厚労省に提言すると伝えた」
「接種後の事故が起きた場合の生活保障まで、国に求めていくということですか」「そりゃあそうですよ、
生活があるんだから。どうしてくれるんだということ」「事実上、国が『任意だ』と言いながら、
ほとんど『接種せよ』と言っていた。責任は取らなければいけない」一方、男性は改めてこう訴えます。
「国がワクチン後遺症を認めていないのが納得できない。後遺症患者は体が不自由な中
なんとか認めてもらおうと戦っている。こういう人たちもいるんだと認めてもらえるよう
0097情報発信元:七七四通信社
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2023/11/14(火) 00:55:52.07ID:NNfHC5qb
ポックリ死の可能性があるのは、心筋塞か脳塞、あるいはクモ膜下出血などです。
いずれも発作が起きたあとすぐ死ぬと思われているかもしれませんが、
実際は発作と同時に意識を失うわけではありません。心筋塞なら胸、脳塞やクモ膜下出血なら頭に、
激しい痛みを感じます。命を落とすくらいの痛みですから、激烈なと言ってもいいでしょう
(クモ膜下出血では、金属バットで思い切り頭を殴られたような痛みとも言われます)。
その痛みを感じながら、これでもう死ぬのかとリアルに意識しなければならないのです。
それがどれくらい続くかは人によりますが、取り返しのつかない思いに背筋を凍らせ、
深い悔い、気がかり、恐怖と悲しみが一気に湧き上がり、それでもどうにもできず、
死神の手に拉致されるままになるのが、ポックリ死です。当然、ゆっくりと人生を振り返る余裕はなく、
覚悟を決める間もなく、狼狽しつつ亡くなるのです。ポックリ死は突然の死ですから、
死後の準備ができていません。恥ずかしいことや、隠しておきたいこともそのまま、
しておかなければならないこともできず、愛人からの手紙やSNSのやり取り、
アダルトサイトの閲覧履歴など、死後に家族に見られたくないものも残したままです。
望ましい死に方として思い浮かぶのは、老衰死でしょう。十分に長生きをして、最後は眠るように亡くなる。
なんとなく安らかなイメージがあるのでしょう。実際の老衰死はそんなに生やさしいものではありません。
老衰死は死ぬまでがたいへんなのです。それまで元気でいて急に衰えるわけではなく、
死のかなり前から全身が衰え、不如意と不自由と惨めさに、長い間、
耐えたあとでようやく楽になるのです。視力も聴力も衰えますから、見たり聴いたりの楽しみはなく、
味覚も落ちますから美味しいものを食べてもわからず、それどころか食べたら誤嚥して激しくむせ、
そのたびに誤嚥性肺炎の危険にさらされ、腰、膝、肘とあらゆる関節痛に耐え、寝たきりになって、
下の世話はもちろん、清拭や陰部洗浄、口腔ケアなどを受け、心不全と筋力低下で身体は動かせず、
呼吸も苦しく、言葉を発するのも無理というような状況にならないと、死ねないのが老衰死です。
メディアではこういうイヤな事実はめったに伝えません。そこへ行くと、がんは治療さえしなければ、
ある程度の死期がわかるので、それに向けて準備ができます。もう一度行きたいところ、会いたい人、
食べたいもの、見たいもの、聴きたいもの、したいことを楽しみ、世話になった人に礼を言い、
迷惑をかけた人に謝り(死が前提なのだからたいていのことは許してもらえるでしょう)、
ケンカ別れした友とも仲直りする余裕があります。己の来し方を振り返り、いろいろなことを思い出して、
自己肯定したり、苦笑いしたり、感謝したり、自分をほめたりして、人生を慈しむ時間的な余裕もあります。
あとは死ぬだけなのですから、何の努力も我慢も必要なく、自由気ままにすごせます。
その上、超高齢の不如意、不自由、情けなさに直面する危険も確実に避けられます。
こんな安心なことはありません。医者たちが、「死ぬならがん」と言うのは当然と言えるでしょう。
がんで死ぬときに大事なことは、無理に治ろうとしないことです。かつては、
がんは治るか死ぬかのいずれかでしたが、今は、治らないけれど死なないという状態が作られています。
いわゆる「がんとの共存」です。がんを根絶しようと思うと、過度な治療を受けて副作用で苦しんだり、
場合によっては逆に命を縮めてしまったりします。過激な治療ではなく、ほどほどの治療でようすを見て、
治療の効果より副作用のほうが大きくなったら、潔く治療をやめる。これががん治療の要諦です。
治療をやめたら死ぬじゃないかと思うかもしれませんが、治療を続けても、さらにはがんを根絶しても、
人は死にます。死にたくないと思うのではなく、上手に死ぬというふうに発想を変えれば、
治療の中止も大いに好ましい選択であることがわかるでしょう。それをいつまでも治療に執着していると、
せっかくの残された時間を、つらい副作用で無駄にする危険性が高いです。
がんの患者さんの治療をしていたとき、副作用の危険や患者さんの苦しみようを考えると、
治療を中止したほうが患者さんのためになるのにと思いながら、受け入れてもらえず、
最後の最後になって、こんなことなら治療をしなければよかったという嘆きを何度も聞きました。
長生きにはよい面もありますが、過度な長生きは決して好ましいものではありません。
その事実をしっかりと頭に入れていれば、がんを放置して、
人生の残り時間を自分なりに充実させる選択肢も、あながち悪いものではないと
0098情報発信元:七七四通信社
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2023/11/15(水) 00:55:08.44ID:vWYsgVTh
医者から処方された薬を勝手にやめていいのかという問題を取り上げるのは、
「血圧の薬を飲んでフラフラしたり、調子が悪くなったりしたら薬を飲むのはやめてかまわない」
というようなことを書くと、必ずといっていいくらい、編集者に
「お医者さんと相談してからやめるようにしましょう」みたいに書き直されてムッとするからです。
まあ確かに医者に相談なしにやめるよりは、「先生、この薬を飲んだら調子が悪くなったんですけど」
という話をしてからにしたほうがいいんでしょうが、でも、医師によっては
「そうは言っても、薬のおかげで血圧が正常になっているんだから」とか
「ちゃんと効いているんだから」とか言ってやめさせてくれないことがけっこうあるんです。
ほとんどの医者がそうしているのだと思っています。だから患者さんも不安になるんだと思う。
確かに、インスリンがほとんど出なくなる1型糖尿病のような病気だと、インスリンをやめてしまったら、
血糖値が800くらいまですごい勢いで上がって、最終的に目が見えなくなってしまう恐れもある。
勝手に薬をやめてはいけない、そういう病気もあるんです。でも、2型糖尿病のように、
インスリンはちゃんと出ていてもレセプター(インスリン受容体)がおかしくなっている病気の薬とか、
コレステロールがちょっと高いのを下げる薬とか、
前に脳梗塞をやっているから血をサラサラにする薬を飲んでいるとか、
そういった場合は薬をやめてもあまり影響はないんです。
もしも調子が悪くなったらまた飲み始めればいいんです。
たとえば心不全という持病があって、利尿効果のある薬を飲まされたせいで、
やたらとオシッコが近くなってイヤになっちゃったから、
しばらく飲むのをサボっていたらまた息が苦しくなったので、これはまずいなと思って、
いまでも飲んでいるわけです。再び飲み始めれば症状は元に戻るのですから、
わざわざ医者に相談する必要があるのかと聞かれたら、その必要はないと答えます。
アメリカみたいに医療費が高い国では自己判断にゆだねるケースがけっこうあるんです。
でも、日本の場合は医療費が安いから「必ず医者に相談してね」
って話になるんでしょうけど。長いあいだ医者をやっていますから、
薬を出しただけちゃんと飲んでくれない患者さんがいっぱいいることは知っています。
そして、そういう人のほうが病気は重くならないという事実も。
医者に言われたとおり15種類もの薬を飲んでいたら、
体調がおかしくなる人が出てきたって不思議じゃない。
たぶん、患者さんが上手に自己判断されているんだろうと思います。
「大変です、薬を飲み忘れました」とか言って連絡をくれる患者さんもいますが、
少なくとも、薬を飲み忘れて具合が悪くなったという話はほとんど聞いたことがありません。
逆に、認知症の人とかで1回飲んだのを忘れてもう1回飲んじゃったとか、
多めに飲んで具合が悪くなった患者さんはいっぱい知っています。
だから、飲むと調子が悪くなる薬を、次の診察で医師に相談するまでやめちゃいけないっていうのは、
明らかに思い込みにすぎない。そう思っているんだけど、そういうことを書くと、
それを読んで薬を飲まなかったために具合が悪くなった人が出た時に責任を問われるから、
編集者は「やめる時は医者に必ず相談してください」
なんてしょうもない注釈を入れるわけですよ。でも、国の金を使っているのですから、
本来なら飲んで具合が悪くなるような薬を出す医者こそ責任をとらないといけないと思います。
もっとムカついたのは、「精神安定剤は記憶障害や足がふらつく原因になるからやめたほうがいい」
という文章にも、著者に断りなく、編集者が「医者に相談してから」と書き加えたことです。
精神安定剤とか頭痛薬っていうのは、いちばん勝手にやめていい薬なんです。
たとえば、頭痛がしなくなったとか、胃が荒れたから頭痛薬を飲むのをやめたとしても、
それについてはさすがに医者もうるさいことを言わないと思いますよ。
だけど、血圧の薬を自己判断でやめたとか言ったらムッとする医者はけっこういるはずです。
でも、頭痛薬とか睡眠薬を、
調子がよかったので飲まなかったからって怒るような医者は相当ヤバい医者です。
二度と行かないようにしましょう。よほど命に関わる病気を持っている人とか、
普通とは違う病気の人だけは、「先生、この薬を急にやめたらまずいですか」
という確認が必要かもしれないけれど、そうでない場合は、調子が悪くなったら、
「あの薬を飲んでいると調子悪いから、飲むのをやめちゃいました。
いまはわりと調子がいいので、もう飲まなくてもいいですよね」
0099情報発信元:七七四通信社
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2023/11/16(木) 01:13:52.52ID:2vzcWpkR
というような言い方をすれば、「そうだね」って話になるか、
あるいは「じゃあ代わりにこっちの薬を出しておこう」ということになって、
少なくともその薬を飲ませ続けられることはあまりない。
ところが、我慢してやめないでいると、「先生、もうこの薬はやめたいんです」と言ったところで、
「いや、でもちゃんと血圧が正常になっているからやめないほうがいいよ」とか言われて、
むりやり飲まされる可能性が高い。自己判断でやめたほうが話は早いですから、
そういう意味も含め、薬をやめるときにいちいち医者に相談する必要はないと思います。
くれぐれも自分が苦しい思いをしないように、医者とは上手に付き合うことをお勧めします。
医者の言うことは何でも信じてしまうみたいな話になって、「やっぱり専門家の言うことだから、
健康法についても素人の意見より信用できる」と言う人もいました。たとえば医者に「これは体にいいよ」
とか「健康のためにはこれを食べたほうがいい、あれを飲んだほうがいい」とか言われると、
そうなのかっていう気になると言うので、医者ってそんなに信用されているのかと、ちょっと驚きました。
実のところ、医者の多くは健康法について信用に足る専門知識は持ち合わせていません。
たとえば、「免疫力がアップするから納豆を食べなさい」とか
「もうちょっと肉を減らして魚中心の食事に変えたほうがいいですよ」とか、
栄養について医者がいろいろ言ったとしても、実は医学部では栄養学はいっさい教えてもらっていないのです。
もしかしたら教えてくれる学校が一つか二つあるのかもしれませんが、
少なくとも普通の医学部には栄養学の科目はありません。
だから、あるお医者さんが栄養について詳しい知識を持っていたとすれば、
それは自分で本を読んで勉強しただけであって、専門家ということではない。
たとえば“ナントカ健康法”とか“体にいいナントカ”みたいな本を何冊か読んだ人と大差はないわけで、
つまりは健康オタクの素人と似たり寄ったりか、それ以下です。
確かに医者は海外の論文とかを読んだりすることもありますが、いまのインターネットの世の中では、
ちょっと詳しい人なら、医者じゃなくても海外の論文くらい読めますから、
そんなに大したことではない。自動翻訳のソフトもあるから英文でもいくらでも読める。
とてもじゃないが、医者が栄養学の専門家であるとは言えません。それに、
日本の医療は外国と比べてちょっと特別なところがあります。保険診療は、
やっている国とやっていない国とがありますが、日本の保険診療の特色の一つは、
保険がきくのは病名のついた病気だけということです。たとえば、トシのせいで最近、
歩くのが覚束なくなってきたから、50代の体に戻してほしいと言われたとする。
これは一般的に医師の専門外です。医療保険の点数がつかないからです。もちろん、
健康回復だとか若返りだとかの研究をしている医療機関もありますが、どうしてもそれは二の次、
三の次です。やはり病名のついた病気を治す研究のほうが主体だし、優先されることになります。
つまり、医者は人を健康にする専門家ではない。健康になりたいというより、
病気になりたくないということなら、まだなんとかなりそうですが、
要するに医者は体の悪いところや病気を治す専門家なんです。もう一つの重要なポイントは、
循環器内科の医者なら「コレステロールを減らしたほうが心臓にいいよ」とか、
消化器内科の医者だったら「これは消化に悪いから食べちゃいけません」とか言いますが、
それはほとんどの医者がある特定の臓器の専門家だからです。近所に「ナントカ内科クリニック」
が開業して、訪問診療もやりますと看板を掲げると、一見、何でもできそうな印象を受けますが、
そういうクリニックのお医者さんも、それまでは「カントカ大学病院」「カントカ国立病院」
などの循環器科とか呼吸器科とかにいたという人が多い。開業する前は大きな病院に勤めていたわけで、
そういう病院は循環器・呼吸器・消化器というふうに臓器ごとに分かれていますから、
彼らはある臓器の専門家であって、逆に言えば、それしか知りません。
体全体の専門家ではないんです。だから、健康全般の相談なんかしたってムダだということです。
それよりは、素人でも自分で健康についてあれこれ調べている人とか、
あるいは自分でいろいろ試してみて健康になったと言っている人のほうが当てになるかもしれません。
健康の専門家でもない医者を当てにするよりは、本当に健康な人に、その秘訣を聞いたほうがマシです。
先入観を捨ててマインドリセットすれば、医者に頼らなくても、あなたにあった健康法が見つかる
0100情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/17(金) 13:14:30.41ID:u9YC9f13
教授という偉そうな人の言うことをペコペコ聞くほうが出世しやすいのは
医療ドラマを観れば想像がつくでしょう。逆に教授に嫌われようものなら行きたくもない病院に飛ばされ
理不尽な仕打ちを受けます。もう一つは動物実験をたくさんして論文をいっぱい書いた人ほど出世する。
医大で教授になる人間の8割くらいは“獣医”なんです。人間では実験しづらい。
一人一人の同意を得なければいけないし、長期間にわたるいろいろな問題があるし、
人体実験は禁止されていますから、簡単にデータをとることができません。
動物なら虐待に等しい注射でも解剖でも同意はいらないし、すぐにデータが取れます。
動物を平気で殺すのだから動物の病気を治す獣医のほうがよほど偉い。
大学病院で、医者から直接、点滴してもらったり、血をとってもらったりした経験のある人って、
あまりいないと思います。だいたい看護師か臨床検査技師がやってくれます。大学病院の偉そうな先生方、
小さなモルモットやマウスの細い血管の血を抜いたり注射したりするのが得意だったはずなのに、
人間にはやろうとしません。馬大病院で、一人の医師が18人の患者を腹腔鏡手術と開腹手術で死なせ
最終的には30人死なせたという医療事故を起こしました。
業界では、馬大病院は動物実験ばかりしている研究重視・臨床軽視で有名です。
優秀な医師になるポテンシャルのある中高年の優秀な受験生を「研究ができない」
という理由で面接で落とすようなひどい大学です。馬大病院を受診すると、
医師たちはこう考えるのではないでしょうか。「おっ、来たぜ。何にも調べていないな。
大学病院というだけで信じるバカだぜ。じゃあ、あのヘタクソの練習台にしておけ。
もし失敗したって、手術したのにダメでした、ほかの病院ではなおさら助からなかったでしょう、
とでも言えばこのバカ患者たちは、納得するよ」
現実に、少なくとも29人目までの患者さんは納得したわけです。つまり初診時に、
「無知で気の弱そうなこの患者なら、失敗しても訴えられないな」と値踏みされたら、
難しい手術の練習台にされたり、やったこともない腹腔鏡手術の練習台にされかねない。
医者にバカにされるのは本当に危険なことなんです。決してしてはいけないことの一つが「お礼」です。
事前にお礼を渡しておけばまじめにやってくれると思うかもしれませんが、逆です。
500万円くらい積めばどうかわかりませんが、3万とか5万くらいのお礼では、
「あ、こいつやっぱり医者を素直に信じるバカだな」と思われるだけです。どうせお礼をするなら、
病院を建て替えられるくらい巨額の寄付をすれば、真面目にやってくれるかもしれない。
でも3万とか5万では逆効果でバカにされるだけです。じゃあ、医者にバカにされないためにはどうするか。
医者は、失敗したら訴えられそうな患者を怖がります。ドーンと資料を積み上げて、
「いろいろ病院を比べてみたら、こうなっていますが、先生はどうお考えでしょう」とか、
「この治療の副作用はどうなっていますか」「この病院の手術の死亡率はどれくらいですか」
「どういう術式でやっていますか」みたいに質問攻めにするんです。そうして、「あ、くわしく調べているな。
うるさそうだな」と医者に思わせる。ちょっと前の時代なら、それは難しかったかもしれません。
でも、インターネットの時代なら、自分が受ける手術について、たとえば腎臓癌、胆管癌、膵臓癌、
あるいは心臓バイパス手術でも、ネットで調べれば、どんなことをするのかだいたいわかる。
みっちり調べていって、一つ一つ答えられるかどうか試してみたら、医者は「これは大変だ。
失敗したら絶対に訴えてくるぞ」と震え上がります。ついでに、「顧問弁護士にも確認したんですが、
この程度の手術で失敗したら医療ミスということになりますよね」とか言って、
脅してやればいいんですよ。医者に嫌われるんじゃないか、なんて思っちゃいけません。
医者になめられたら助かる命も助からないんです。たとえば、コレステロール値が高かったら、
医者はたいがい「じゃあ薬を出しましょう」と言います。そんな時、
「あなた、コレステロールが高いほうが長生きするのを知っていて薬を出すんですか」
ってやり返したら、医者はビビって、「動物実験の結果やアメリカの疫学調査の論文でも証明されている」
なんて言い訳をします。アメリカ人にあてはまれば日本人にもあてはまるのか。
アメリカで認可されている薬の治験などの時は、「日本人には副作用があるかもしれない」
と言いがかりをつけて、なかなか認可しようとしないのに、
アメリカの疫学調査を無条件に日本にあてはめるなんて、そんなバカな話がありますか。
0101情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/18(土) 16:57:48.58ID:QgoT6j+1
玉ねぎは1〜2mm幅の薄切り。マッシュルームは半分に切る。にんじんは1cm幅の半月切り。
ブロッコリーは縦半分に切る。鍋にオリーブオイル、にんにくを入れて弱火にかける。
香りが立ったら玉ねぎ、にんじんを加え、しんなりするまで炒める。さば缶、トマト缶、酒大さじ1、
みりん大さじ2、みそ大さじ2/3、水150ml、マッシュルーム、ブロッコリーを加えて中火にする。
煮立ったら火を弱め、10分ほど煮て、塩、こしょうで味をととのえる。
野菜は煮るとかさが減るので、生で食べるよりも多くの量や種類を食べることができます。
調理すると水に溶け出てしまう栄養素も余すことなくとることができ
簡単に温め直せるため、作り置きが可能なのもうれしい。ブロッコリーなら、
スーパーの冷凍コーナーに小房に分かれた冷凍品が売っている。きのこも、
しめじやえのきなど数種類をほぐしてジッパー付きの保存袋に入れて冷凍しておけば、
汁物にいつでも手軽に入れることができる。ブロッコリーは強い抗酸化作用を持つアブラナ科の野菜。
特にブロッコリーの芽であるブロッコリースプラウトは、
100gあたり1000〜2000mgという断トツのスルフォラファンを含んでおり、
最強の抗がん野菜として注目を集めています。タバコを吸わない男性に対する研究では、
アブラナ科野菜の摂取量が多い人ほど肺がんになりにくいという結果や、
閉経前の女性はアブラナ科の野菜の摂取量が多いほど乳がんになりにくいという報告もあります
秋が旬のきのこ類に含まれるβグルカンは、免疫力を高める働きがあり、
がんなどさまざまな病気の予防に効果的です。
きのこの摂取量とがんの発症率についての複数の研究で、
最もきのこを多く食べていたグループはリスクが34%低下していました。
きのこを食べるほどがんのリスクが下がり、特に胃がんや乳がんの予防に効果的です。
なお、きのこ類の特定の成分を含むサプリメントが“がんに効く”という証拠はないため、
きのこそのものを食べましょうさば、いわしなどの脂ののった魚には、
身体にいい脂質であるオメガ3脂肪酸が豊富です。オメガ3脂肪酸は、
がんの原因や進行の要因になる炎症を抑える働きがあり、がんリスクの低下に効果的。
魚の摂取とがんの関係についての研究では、海洋性オメガ3脂肪酸の摂取量が最も多い人は、
最も少ない人に比べて乳がんのリスクが14%減少、肺がんが21%減少、
膵臓がんでは30%減少したという結果もあります。缶詰でも効果があるので、ぜひどうぞ
玉ねぎをはじめとしたアリウム属の野菜は、抗がん作用抜群。ファイトケミカルの一種で、
強力な抗酸化作用を持つケルセチンが豊富で、抗がん作用のほか、
動脈硬化の予防、血糖値やコレステロール値の低下が期待できます。
また、ケルセチンを与えたマウスを使った膵臓がんの実験では、がん細胞の増殖が抑えられました
アリウム属の野菜を代表するにんにくには、抗酸化作用と抗炎症作用のある成分が豊富。
中国の比較試験では、にんにくのサプリメントで胃がんによる死亡リスクが34%低下し、
大腸がんとにんにくの複数の研究をまとめた分析でも、
にんにくを多く摂取する人は大腸がんのリスクが25%減っていました
トマトに含まれるリコピンには強力な抗酸化作用があり、
老化防止やコレステロール低下を促し、生活習慣病を予防します。
血液中のリコピン濃度が高い人は脳卒中のリスクが50%以上も低下したという報告が。
さらにリコピンは、がん細胞の増殖抑制、血管新生の阻害に働きかけるなど、
強力ながん予防効果を備えていますにんじんと肺がんの関係を調べた複数の研究を解析した結果、
にんじんを最も多く食べるグループは、最も少ないグループに比べて肺がんのリスクが42%低下しました。
野菜の中では糖質が多いので、ジュースにするよりもそのまま調理して食べたほうが効果的です
がん細胞は血管を作り出す血管新生という働きを活性化させて成長しますが、
イソフラボンの一種であるゲニステインは、血管新生を邪魔してがんの増殖を防ぎ、
胃がん、大腸がん、卵巣がんの死亡リスクが50%前後低下したという報告も
キャベツや芽キャベツといったアブラナ科の野菜には、
植物が有害なものから身を守るために作り出すファイトケミカルが豊富に含まれます。
その一種であるスルフォラファンには強力な抗酸化作用があり、
がんの増殖や転移を抑える働きがあります昆布やわかめ、めかぶなど、
ぬめりのある海藻類に含まれるフコイダンには、がん細胞が増えるのを抑える抗腫瘍効果や、
がんの成長に関わる血管新生を阻害する作用が。さらに、がんと戦う免疫細胞の活性を高める効果もあります
0102情報発信元:七七四通信社
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2023/11/19(日) 00:19:48.34ID:9FZ0mLnY
県感染症情報(10月30日―11月12日)
結核3例。
A型肝炎1例(20代男性)。
梅毒5例(40代男性、50代男性、60代男性、70代男性、50代女性)。
県感染症情報(11月6日―12日)
新型コロナウイルス感染症103例。
0103情報発信元:七七四通信社
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2023/11/20(月) 19:59:41.80ID:AtIRQJgl
介護施設に入所していた90代男性がゼリーを喉に詰まらせて窒息死した事例をめぐる裁判で、
「死亡したのは施設職員が男性の誤嚥を防ぐ義務を怠ったことなどが原因」として、
介護施設に2365万円の支払いを命じる判決が下ったのだ。裁判長は、
「ゼリーを配る職員は他の利用者に配膳し、男性が誤嚥する様子を見ていなかった」とした。
「職員らが食事の介助などの措置を講じていれば防げた」とした上で
「誤嚥を防止する措置を講じる義務を怠った責任は極めて重い」と指摘。原告である長男は
「施設の責任が認められて良かった。父の死を無駄にせず再発防止を徹底してほしい」と望んだ。
愛すべき老父を亡くした長男としては、せめてもの慰めとなったと思われるこのニュースに対し、
X(旧ツイッター)はどう反応したのか。90代、ゼリーも食べられないって寿命でしょう
「防げた」と断言した裁判長は「90代の誤嚥を防ぐ方法」を示せ
認知症高齢者は食事禁止で胃瘻しかない介護士がますますいなくなる
意外なことに判決に賛同したり、施設側を責めたりするコメントは検索した限りでは見当たらなかった。
医師にも、判決内容を否定的に捉える向きが多かった。
特別養護老人ホームでパンを誤嚥して死亡した88歳男性に対して、
施設側の安全配慮義務違反を認めて2490万円の支払いを命ずる、
というニュースが報道されたばかりである。日本人男性の平均寿命(81歳)
を超えた認知症高齢者の死亡であっても「職員らが見守りを怠ったのが死因」と司法判断され、
約2500万円という高額判決に介護関係者は騒然となったが、今回はさらに上の90代男性ということで、
衝撃を受けているのは医療介護関係者だけではないのではないか。
介護訴訟では年々高額化する賠償金のみならず、
特別養護老人ホームで85歳女性(要介護4)がドーナツで窒息して死亡した事例では、その後、
ゼリーと間違えてドーナツを配膳した准看護師が業務上過失致死剤で有罪判決を受けている。
控訴審で無罪判決を得たものの、6年超に及ぶ一連の裁判報道は確実に介護人材を減らしたと推測できる。
高齢者介護に携わった者ならば、人間の老化や死亡が不可避であるように、
たとえ1:1の介護であっても高齢者の誤嚥をゼロにすることは不可能なことを実感しているからである。
もし「老いてうまく飲み込む力がない高齢者の誤嚥防止」を求められたら、「胃瘻を作成することによって、
声は出るが、口から食べることを諦めてもらう」もしくは「気管切開を作成して、口から食事はできるが、
声を出すことを諦めてもらう」ことの二択、それでも困難なら胃瘻と気管切開の両方とならざるをえないだろう。
その費用の多くは後期高齢者医療制度によって現役世代の社会保険料から賄われているので、
本人や家族の懐はさほど痛まない。胃瘻による延命そのものは比較的容易だが、
進行する身体機能の衰えは避けられない。その結果「推定300万人」「ダントツ世界一」
という寝たきり老人を日本は量産してきた。「全くものも言えず、関節も固まって寝返りすら打てない、
そして、胃瘻を外さないように両手を拘束されている認知症高齢者」は日本の医療・
介護の現場ではごく普通の風景である。今回の判決によって、
介護施設は次のように心の中で思っているだろう。「ゼリーなら食べられそうだと思ったけれど、
誤嚥の可能性の高い人は、胃瘻にしないと裁判で負けてしまう」「寝たきりの方が、
徘徊老人より手間かからないし介護報酬も大きい」「公費なので家族も賛成するはず」
そうした対策により、統計上の誤嚥事故件数は減り、介護施設が非難されることはなくなる。
ただ逆に、日本の寝たきり老人数や現役世代の社会保障費負担が増大するだけだ。
「団塊の世代(1947〜50年生まれ)が全て後期高齢者」となるが、
医療水準を落とさないまま1学年200万人の老後を70万人の世代で支えることは不可能である。
「北欧には寝たきり老人はいない」「他の先進国では高齢者が口から食べられなくなったら自然に見送る」
とは前から報道されている事実だが、日本ではほとんど浸透していない。端的に言って
「食事をうまく飲み込む力がない」とは自然な老化現象である。もちろん「後期高齢者の誤嚥による死亡」
は痛ましいことであり、その中には明らかな「介護士のミスや怠慢」もあるかもしれない。家族の立場になれば、
極力避けたいことだ。しかし、現状の高齢者3人に介護スタッフ1人という配置の中ではケアには物理的な限界があり、結果的に
「誤嚥」を防げないこともありうる。そうした事故が増える中、「誤嚥=老衰」と考えてもしかたない案件もあるのではないか。
0104情報発信元:七七四通信社
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2023/11/21(火) 01:07:28.85ID:jCPea6tw
不愉快な事実はだれも知りたがりません。臭いものにはフタ、知らぬが仏、見ぬもの清し、
世間知らずの高枕などという言葉もあります。心地よい話はメディアにあふれています。
長寿社会の礼賛、医療の進歩、活き活きシルバーライフ、絆、つながり、助け合い。そのせいで準備を怠り、
いざというときになって慌て、迷い、選択を誤る人が多いのは、いかんともしがたいことです。
何も人を不愉快にさせようとしているのではなく、現場を知る者として、
言わずにおれない気持ちになるからです。テレビや新聞で前向きな、
あるいは希望に満ちたことを発信する人を見て、そういう人も必要だろうけれど、そればかりでいいのかと、
いつも疑問に思っています。これは老いや死に関することばかりではありません。犯罪の報道でも、
凶悪な犯罪では被害者の側に立った視点で、犯人の悪辣なことばかりが報じられます。
犯人の側に立つ報道は、まず皆無です。犯行に関して致し方ない事情や、
被害者にも落ち度があった場合もあるだろうに、それらが報じられることはまずない。
犠牲者が多い場合は特にそうです。加害者側の善なる側面はまずメディアに現れません。
断罪された犯人は、私利私欲や個人的な恨みで犯行に至ったのではなく、
むしろ理想を抱いたがために犯行に手を染めた側面もあったはずなのに。メディアはウソは報じまんが、
都合のいいことしか伝えません。世間の共感を得て、メディアとしての信頼を高め、
最終的には収益につなげることが目的だからです。世間が不愉快な事実を知りたがらないのは、
文字通り不愉快だからでしょう。被害者のことを考えれば、加害者の言い分など聞きたくもない。
それより、犯人の悪辣な情報を得て、勧善懲悪の気分に浸っているほうが気持ちがいい。
だから、メディアもそのニーズに応えて、仮に加害者側に致し方ない事情があっても闇に葬る。
報じられないことは、受け手からすればないも同然です。
その偏った情報をもとに、判断を下すことは危険なことではないでしょうか。
老いと死に話をもどせば、気持ちのいい情報ばかりで安心するのは危険です。
不愉快なことでも知っておいたほうがいいこともあるし、より成熟した人間としては、
イヤなことにこそ目を向け、しっかりと心の準備をしておくべきでしょう。実際、それは起こり得るのですから。
昨今、何が根拠かわかりませんが、日本はいつの間にか「人生百年時代」に突入したようです。
たしかにそうかもしれません。しかし、その意味を正確に理解している人はどれだけいるでしょう。
この言葉の真に意味するところは、「百歳まで生きられる」ではなく、「百歳まで死ねない」
ということだと思います。それがどれほど恐ろしいことか。高齢者医療の現場にいた、
百歳近くまで生きて悲惨な状況の患者さんを間近に見て、何度、長生きは考え物だと思ったかしれません。
生きすぎる長生きは不運以外の何ものでもない。メディアはそういう不愉快な事実はめったに伝えません。
それどころか、超高齢でも元気な人を採り上げ、こんなに食欲旺盛だの、腕立て伏せができるだの、
今も仕事をしているだのと、その活躍ぶりを賞します。見た人は感心し、いい気持ちになり、
無意識に自分もそうなれるのではないかと思ってしまう。そこまで思わなくても、
長生きに肯定的な印象を持つのではないでしょうか。それはフェアな報道ではありません。
元気で活躍する超高齢者は、テレビに映る場面では笑顔でも、実際はあちこち痛かったり、
関節が曲がらなかったり、不眠と便秘と耳鳴りと頭痛に苦しんで、顔をしかめているかもしれません。
おむつをつけていたり、尿漏れに悩んでいたり、心不全、不整脈、肺気腫、腎機能障害、肝機能障害、
脳塞や心筋塞の予兆に怯えていたりと、さまざまな老いの現実に苦しんでいるはずです。
でも、そんなことはいっさい伝えません。新聞の人生相談などにも、
七十歳くらいの人が先の生活について不安を述べると、「人生百年時代なのだから、もっと元気を出して」
などという回答があったりしますが、無責任この上ないと思います。悲観的なことばかり思い浮かべて、
うつ病になってはいけませんが、楽観的なことばかり考えて、心の準備を怠ると、
現実の老いに直面したとき、「こんなになるとは思わなかった」「なぜこんなことになったのか」と、
余計な嘆きに苛まれることになります。在宅医療で診ていた九十二歳の女性は、
肺気腫でふだんの呼吸も苦しい状況で、喘ぎながら言いました。長生きを望んで健康管理に励んでいると、
思いがけない苦しみを抱えてしまう危険がある。長生きを目指すなら、不愉快な事実も視野に入れておく必要があるでしょう。
0105情報発信元:七七四通信社
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2023/11/22(水) 00:52:12.35ID:WwfdAeHk
多くの認知症の患者さんを診てきましたが、認知症になって悔やんでいる人は一人もいませんでした。
認知症になりかけの人で、将来を恐れる人は何人かいましたが、認知症になってしまえば、
不安も忌避感も消えてしまいます。恐怖、軋轢や葛藤から解放されるのですから、
悪い状況ではありません。認知症になりたくない人が知りたいのは認知症の予防法でしょう。
巷に流布する認知症の予防法は玉石混淆で、厚労省や専門家のお墨付きがあるものもありますが、
あやしげなサプリメントや民間療法、おまじないのようなものまであります。医者が推奨するものにも、
驚くような予防法があります。「生き生きした生活を心がける」とか「家族や地域の人間関係をよくしておく」
「生き甲斐を持つ」などです。こんなことでほんとうに認知症の予防ができると思っているのでしょうか。
中には「寝たきりにならないよう心がける」というのまでありました。心がけで寝たきりにならないのなら、
だれも寝たきりにはなりません。少し根拠がありそうなものに、魚に含まれるDHA
(神経系に多く含まれる必須脂肪酸)や、EPA(動脈硬化を予防する必須脂肪酸)、
赤ワインに含まれるポリフェノール(抗酸化物質)の摂取を勧めるものもあります。
不足するとよくないでしょうが、多く摂ったら認知症が予防できるという保証もありません。
通常の食事で十分補えるのに、摂取していれば認知症にならないと信じるのは、
ほとんど信仰の域に達しています。驚くのは厚労省の「認知症予防・支援マニュアル(改訂版)」(平成21年)
にも、「認知症予防・支援の対象とアプローチ」として、「生きがい型のポピュレーション・アプローチ」
というのが挙げられていることです。内容は「例えば、囲碁、将棋、麻雀、園芸、
料理、パソコン、旅行、ウォーキング、水泳、体操、器具を使わない筋力トレーニングなど、
一般の地域高齢者が自立的にそうした生活習慣を増やしていくことによって、
認知症の危険因子を低減しようとするものである」とあります。
毎日を楽しくすごすことには役立つでしょうが、とても認知症の発症を防げるとは思えません。
国立長寿医療研究センターが出している「認知症予防マニュアル」(平成23年)には、
「多面的運動プログラム」として、「ホームプログラム運動」「有酸素運動」「脳賦活運動」
などが挙げられています。特に興味を惹きそうな「脳賦活運動」には、縦足横歩きや、
床に梯子を置いて複雑な歩き方をする「ラダーステップ」などが挙げられています。
筋力の低下予防や、脳の老化を遅らせる効果はあるかもしれませんが、
認知症とは直接関係のないものです。暗算や漢字の書き取り、右手と左手で別の動きをするとか、
両手で常に右手が勝つジャンケンをするなどの、いわゆる脳トレも、
脳の老化を遅くする効果はあるかもしれませんが、認知症とは無関係の行為です。
以前、国立長寿医療研究センターが提唱したコグニサイズ(脳を使いながら軽い運動をするもの。
ステップ台昇降をしながらのしりとりや、ウォーキングをしながらの引き算など)も注目されましたが、
最近ではあまり耳にしません。やはり認知症予防の決定打というわけにはいかなかったのでしょう。
先に紹介した両マニュアルは、どちらも十年以上も前のもので、最新のものは見当たりません。
その理由は厚労省のマニュアルにこう書かれています。「認知症予防については、
予防の根拠が明確になっていないこと、対象がはっきりしないこと、その方法が明確でないこと、
また、認知症予防の知識や技術を持った人材が不十分なこと、そして、
効果評価の方法が確立されていないことなどの理由を挙げることができる」
さすがは厚労省。正直な記述ですね。認知症という病気の本態は、未だ明確にはわかっていないのです。
脳内の異常タンパクは見つかっていますし、認知症のタイプ分けはできていますが、
本態は未だ不明です。すなわち現在の認知症の治療は、たとえて言えば、
結核菌が見つかっていない時代の結核療法のようなものといえます。
日光浴や転地療養、牛乳や卵の摂取、大気療法(海風にあたる等)、
さらには人工気胸や肺虚脱療法(肋骨を切除して結核病巣を押しつぶす)などで、
一定の効果もあったでしょうが、とても根本的な治療とは言えません。
結核という病気は、結核菌が発見されてはじめて、正しい予防と治療が可能になったのです。
認知症は未だその結核菌に当たるものがわかっていないので、
あらゆる予防と治療は、結核の通俗療法と大差ないと言わざるを得ません。
つまり、認知症の予防として確実に有効なものは、ないというのがほんとうのところです
0106情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/23(木) 14:09:46.23ID:uIzuNZnv
数年にわたり完璧な虫歯治療を施してくれた歯科医院のインプラントが、
打って変わって散々だったのが2021年のこと。30万円近く支払ったにもかかわらず、
上顎にビスを斜めに埋め込まれ、ごまかされた挙句、
しばらくしたらビスがスポッと抜けてしまった悲しいお話である。
闘いを存分に味わうためのプロレス観戦に血道を上げておきながら、
私生活ではすべての争いを避けて過ごしたい私は、文句も言わずすごすごと歯科医院から退散した。
情けない。幸運なことに、新たに通い始めた歯科医院が親切&丁寧だった。
不憫な私の口腔事情に同情した院長は、自分が責任を持って最後まで施術を行うが、
まずは骨が再生されるのを待つしかないと言った。あれから9ヵ月。ついに、埋まったのである。
私の上顎にぽっかりと空いていた穴が! レントゲンを見て私は心底驚いた。
忌々しくも黒々と写っていた空洞が、跡形もない。特別なことはなにもしていないのに、
私はもう50歳なのに、骨は勝手に育った。人体は賢い。右の上顎に不要な穴が空いていると察知し、
私が食べたものから勝手に骨を仕立てたのだから。さあ、穴が埋まったら、次はビスの埋め込みである。
ここからは自由診療。情け深い院長はディスカウントまでしてくれた。しかし、私は躊躇した。
そこに歯がなくとも、生活にそれほど不便を感じなくなっていたからだ。また、あれをやるのか。
前回のビス埋め込みはつらかった。ゴリゴリと骨を削られる感覚は恐ろしく、なにしろ長時間かかった。
苦い記憶が蘇り、私は尻込みした。体調不良もあり、一度は手術をキャンセル。
しかし、院長の厚意を裏切りたくない気持ちが勝り、再度予約を取った。
当日、院長は私の歯茎にチクッと麻酔を打ちながら、「今日一番痛いのは、いまの麻酔ですよ」と言った。
気休めにもほどがある。しかし、それは真実だった。手術は20分ほどで終わり、拍子抜けするほど楽だった。
院長の高い技術と、最先端の設備のおかげである。良かった良かったと安堵しながら、
これが深刻な病気だったら、最初の病院で命を落としていたかもしれないと肝が冷えた。
そして私は母を思った。大病院の大先生から母の手術の方針を説明されたとき、
素人ながら父も私も少し違和感を持った。そんなに内臓を取ってしまって大丈夫なのか、と。
母は、元気だった頃からは考えられないほどか弱い声で「先生の言う通りにしましょう」と言った。
反論したり、質問を繰り返したりしないでという意味だった。母の命は母のもの。
その考えはいまでも変わらないが、母の担当医が私における「最初の歯医者」だったとしたら、
やるせない。母が亡くなってから、父はずっと後悔していた。
本当にあれが最善の策だったのかと。現代なら助かった命かもしれない。専門家である医者と、
素人である患者との間にある埋めがたい知識の差に、私たち親子は翻弄され続けている。
何科にせよ、病院にかかると必ず母を思い出す。亡くなったのは26年も前で、母と過ごした時間よりも、
いなくなってからのほうが長いというのに。
0107情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/24(金) 02:53:20.35ID:KMxQ/g/t
不安に苛まれたくないのであれば、まだ見ぬ未来に目を向けるのではなく、今を生きましょう。
今を生き抜いていきましょう、ということです。心が軽くなる不安解消法ひとつめは、
「深呼吸をする」です。不安になっているときは、とかく呼吸が浅くなっているものです。
ですから、ここは思いきり深呼吸をしてみましょう。苦しくなるまでゆっくり長く吐いて、
そして、思いきり吸って、しばらく止めて、細く長く吐く。これを繰り返せば、あら不思議、
先ほどより不安が小さくなっているではありませんかぜひ試してみてください。この深呼吸が、
心が軽くなる不安解消法として、真っ先に思いつく1番のおススメです。今すぐ出来ます。
時間もかかりませんし、場所もとりませんし、ひとりでも出来ます。という特徴があります。
続いて、ふたつめは、「運動をする」です。運動は、不安解消には、大変に効果的です。
ちょっと汗ばむ程度の運動、ちょっと息が切れる程度の運動を、15分から20分ぐらいしてみてください。
そうすれば意味もなく、気持ちが前向きになり、不安が解消されている筈です。始めるのが億劫で、
ちょっと面倒臭いと思うかもしれませんが、騙されたと思って、ぜひ試してみて欲しいと思います。
続いて、みっつめは、「不安を紙に書き出す」です。自分の抱えている不安を紙に書き出せば、
頭の中が整理され、不安の正体がハッキリします。考えたほうがいいことなのか、
考えても仕方がないことなのか? もわかるようになります。そうすれば、
無駄に悩まなくても済むようになります。続いて、よっつめは、「人に話す」です。
この方法が1番強力です。自分の抱えている不安を人に話せば、頭の中が整理され、
不安の正体がハッキリします。考えたほうがいいことなのか、考えても仕方がないことなのか
もわかるようになります。わかるようになれば無駄に悩まなくても済むようになる、というわけです。
さらに、話を聴いてくれる人が、あなたに理解を示せば、
あなたは大きな安心感を持つことが出来るでしょう。ただ、今言った、人に話すという方法は、
大変に素晴らしい不安解消法なのですが、いかんせん、ひとりでは出来ません。そして、
話し相手は誰でもいいわけではなく、慎重に聴き手を選ばなけばならないという特徴があります。
ひとりでは出来ない、話し相手を選ぶ、それらが「人に話す、人に話を聴いてもらう」の欠点です。
適当な話し相手が見つからないとおっしゃる方は、どうぞカウンセラーをご利用ください。
続いて、いつつめは、「匂いに癒される」です。これは意外に盲点かと思います。「匂いに癒される」では、
リラックスできるハーブティーを飲んでもいいし、アロマオイルを使ってもいいかと思います。日本人は、
匂いに癒されるという習慣があまりない国民ですが、匂いは不安解消に、思いのほか役立つものですから、
ぜひ1度、試しみて欲しいと思います。続いて、むっつめは、「酸味をとる」です。漢方では、
気が乱れたときには、酸味のものを積極的にとるよう推奨しています。人は、酸味を摂ると、
不安な気持ちが沈静化されるように出来ているのです。酸味の中でも特におすすめなのが、
柑橘類のような、程よい酸味です。オレンジやグレープフルーツは勿論のこと、
日本古来のユズやスダチやカボスを試してみは如何でしょうか。以上です。以上6つが、
おススメの不安解消法です。ぜひ、ひとつでもふたつでもお試し頂ければと思います。
逆に、おススメできない不安解消法をご紹介します。おススメできない不安解消法は、
これまたいくつかあるのですが、ひとつだけ、ご紹介します。それは「食べ物に走る」です。
人間、不安になると、勝手に脳が、飢餓を連想し、ついつい食べ物に走りがちなのですが、
それは単なる脳のエラーです。現代に生きる私たちが、食べ物に走って、
不安が解消されることはありませんので、その点は、どうぞご注意ください。
さて、2013年に「心配事の9割は起こらない」という本が出版されました。この本は売れに売れ、
ベストセラーになりました。この事実から、不安や心配事というのは、あなただけじゃなく、
多くの方が抱えているということがわかります。そう、本のタイトル通り、
不安なことや心配事の9割は起こらないものなのです。だったら不安を抱えているだけ、
時間とエネルギーの無駄です。不安なことは、キレイさっぱり忘れて、今という時間を大切に、
精一杯生きていきましょう。やるべきことはしっかりやる。やらなければならないことは、スグに手をつける。
その上で、考えても仕方がないことは考えない、不安の渦には巻きこまれないということです。
0109情報発信元:七七四通信社
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2023/11/27(月) 15:38:03.30ID:JDAJAyad
座面が上下に動く専用のイスに乗ると、頭部に1Gの衝撃がくわわる。
このイスに、血圧が高めの27人に乗ってもらう。時間は1日30分、頻度は週に3回だ。
4・5週間つづけたところ、平均血圧は、驚くような変化を見せた。
その変化は、最高血圧:141・9→132・9最低血圧:90・3→85・4というもの。
「しかも4・5週間イスに乗ったあと、いったんイスに乗るのをやめても、
すぐに血圧がもとの数値に戻ってしまうわけではなかった。
その後も1ヵ月にわたって血圧低下の効果が持続したのです」
座って上下に動くだけで血圧が下がってしまった。高血圧に悩んでいる人のなかには、
減塩を意識し、降圧剤を服用し、日々それなりにたいへんな運動をし
と高血圧対策に苦労を感じている人もいるかもしれない。
しかし、このまったく新しい研究の知見を活かせば、より効率的に、無理をせずに血圧を下げられそうだ。
では、この研究の成果を日常生活に活かすにはどうすればいいのか。
「なにより手っ取り早いのは、『階段を下りる』ことです。『上る』のではなく『下りる』のです」と言う。
血圧を下げるためにはなんとなく「上り」のほうが効果がありそうな気がするが。「階段は上るときよりも、
下りるときのほうが脳に衝撃がくわわるので、血圧低下の効果が大きいと考えられます。
血圧を下げたい方は、まずはこれまで『下りのエスカレーター』
を使っていたのを階段に変えてみるのがいいでしょう。階段を上るのはキツいという方も、
下りるだけならやりやすいですよね。しかも効果があるんですから、ぜひ試していただきたい。
また、今回の研究は、脳への衝撃を1ヵ月つづけることによって血圧低下をもたらしました。
即効性を期待するのではなく、まずは1ヵ月、日常生活で階段を下りることを意識しつづけてみてください」
日々の生活のなかで血圧低下に効果がある運動といえば、「ウォーキング」や「散歩」もそうだろう。
その「歩き方」についてアドバイスをする。「血圧を下げるために脳に与える衝撃として、
おそらく1Gは必要ない。0・5Gほどで大丈夫だと思います。また、時間も
(専用のイスに乗っていた時間である)30分ではなく、おそらく10〜15分程度でよいと思われます。
頻度も、週3回は必要ないかもしれません。これをまとめると、
高血圧の方が意識するべきは、1時間に5kmほどの速さの『ちょい早歩き』、あるいは、
脳に軽く衝撃を与えるため少しだけ跳ねるようにする『ちょい跳ね歩き』で、10〜15分ほど、
週に2〜3回歩くこと。血圧を下げるのにはこれが有効なアプローチだと考えられます。
重視してほしいのは、ここでもやはりとにかく継続すること。
1ヵ月ほどそうした生活をしていただくと、血圧低下の効果があらわれてくると思います」
くわえて、こんな高血圧対策も紹介する。「被験者のなかには、この実験のあと、
バランスボールを購入して家で座ったままピョンピョンしているという人もいました。
たしかに、バランスボールに1日10〜15分くらい座って跳ねるというのも、
血圧を下げるうえで効果が大きいと考えられます」「8秒ジャンプ」とは、
いったいどのようなものなのか。「1秒間に2回を目安に8秒間、合計16回、リズムよくジャンプします。
できない人は1秒間に1回程度でも問題ありません。無理のないスピードでやってみてください。
高さは、床から少し離れる程度で十分です。これを1セットやったら5〜10秒休んで、
もう1セットと繰り返し、全部で5セットやってみてください。5セットというと多そうに聞こえますが、
2分もかからず終わってしまうので、思ったより簡単ですよ。
楽しくつづけられるのがいちばんです。起床直後の1時間と就寝前の1時間は、
血圧の変動が大きくなるタイミングなので避けてもらったほうがいいですね。
医師から運動を止められている人、心臓病や腎臓病のある人も、ジャンプは避けてください」
じつは、ご本人が8秒ジャンプによって血圧を下げた実績をもつ。「もともと遺伝的に血圧が上がりやすい
『家族性』の高血圧で、かつては頻繁に最高血圧が150を超えていました。しかし、
5年ほど前から1日2回、8秒ジャンプをするようになり、数ヵ月で効果が出始め、
いまは130ほどで血圧が安定しています。患者さんに、最高血圧が150、
最低血圧が70で高血圧と診断された75歳の男性がいました。そこで8秒ジャンプをおすすめしたところ、
最初は思うように跳べなかったようですが、徐々に跳べる回数が増え、それにともなって血圧が下がったそうです。
半年後にお会いしたときには、最高血圧が120、最低血圧が60まで下がっていました」
0110情報発信元:七七四通信社
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2023/11/28(火) 21:10:41.00ID:HRCXWR5o
認知症の男性入居者が満面の笑みで別の認知症の女性入居者の胸をもんでいるのを見たことがあります。
ご家族に話すと『猥談なんてしたこともない、まじめなおじいちゃんが』と驚かれていました。
「『グループホームの72歳の男性職員が入居者女性にセクハラをした』といった訴えもありました。
高齢の女性は世代的にも被害を口にしにくいようですし、
職員に嫌われて世話をしてくれなくなったらという不安もあるようです」
「入居者同士の性交渉は禁止されているケースもあり、
関わりを減らすために男性と女性の席を近づけないなどの工夫をしている施設もあります」
それでも職員の目をかいくぐり、男女の仲になって相手の部屋に通ったり、
夫婦で入居しているにもかかわらず、不倫に走る猛者もいるという。女性同士の人間関係もやっかいだ。
施設で出会って意気投合し、人生最後の親友をつくる人もいる。反面、施設内で複数の派閥ができ、
時に対立してしまうことがある。「高級老人ホームでは夫の給料や役職、海外旅行にはどこへ、
何回行ったなどの話題で、マウントの取り合いになることもあります」
働いている施設は入居前は農家だった人が多く、畑や田んぼの広さ、
お米やネギの収穫量でマウントを取る人もいたという。
「安い給料でもまじめに働く職員にとって、施設上層部がやっている不正受給は許せないこと。
告発したいけれど、自分が告発者だとわかるのが怖いという相談はよく届きます。
多いのは提供していない介護サービスを申告し、介護報酬を受給するケース。
発覚すれば指定取り消しの行政処分もあり得ます」さらには、「経営のために雇われた施設長や部長は、
年俸制で高給取りだったりします。全員がそうとはいえませんが、もともと現場経験がなく、
コストパフォーマンス以外には無関心なことも。現場を見ていない人が上に立つと、
職員同士のパワハラや不倫が横行しやすい。そういった施設では職員のモチベーションも下がりますし、
利用者に不利益なことが起きたり、深刻な事件が生まれる危険性が高まると考えています」と、
介護業界への不安を募らせた。認知症かもトラブル事例
バラエティー番組でデヴィ夫人が身体を張っている姿を利用者が見て、
床にマットを敷いて同じように飛び降りようとしていた。利用者同士がケンカ。
ひとりは柔道黒帯の男性で、柔道の構えでつかみかかろうとしたので、
危ないと思い、間に入ったところ、腕が引っかき傷やアザだらけに。夜勤でオムツ交換に行くと、
横になった男性利用者の上にリハビリパンツを脱いだ女性利用者がまたがっていた。
女性職員が男性利用者のトイレの介助を行った際、手やわき腹を触られた。
以前にもその人は入浴介助中に別の女性職員の身体を触ったため、男性職員が対応することに。
携帯電話がなくなったと利用者から申し出があった。電話をかけたところ、
収集癖のある利用者の部屋から音が聞こえて。捜すとベッドマットの下で発見された。
80代の父がショートステイ初日の夜、知らない入所者の女性がベッドに潜り込んできて。翌朝、父から
「今すぐ帰りたい」と連絡があり、すぐに帰宅させた。本来1時間の入浴介助なのに30分で行い、
もう1人を入浴させ、伝票を書き換えることを組織ぐるみでやっている。
監査が入りそうになり、施設の管理者から看護記録の記載し直しの指示があった。
看護師が測っていない呼吸数や体温などのバイタルを記載したり、
吸引の回数なども書き直している。小規模デイサービスで働いているが、
長期にわたって勤務実態のない生活相談員を経営者の娘やいとこの名前で虚偽の記載をしている。
また、15時までの利用者を1時間早く同じ経営の有料老人ホームに戻し、そのまま不正請求している。
社長が従業員に県の聞き取りに虚偽報告をさせ、指定取り消し処分を受けたが、別の会社を立ち上げた。
しかし懲りずに利用者に名前貸しをしてもらい、その利益で利用者にお金を貸したり、酒を飲ませている。
社長は「ほかの会社でも不正はしている」と言う。90代の女性入居者が
「胸が痛い」と訴え、身体にアザが認められた。部屋の防犯カメラで確認したところ、
29歳の介護職員が女性の胸を蹴ったり、頭を叩いていることがわかり傷害などの疑いで逮捕された。
54歳の介護職員が、昼食の介助中につねられて腹が立ったと、
81歳の男性入居者の顔を殴打。入居者は急性硬膜下血腫により死亡した。
79歳の男性入居者が100歳で寝たきりの女性入居者に性的暴行を加えて死亡させた。入浴介助中、
83歳の女性入居者が女性職員が着ていたパーカのひもで首を絞めたため、殺人未遂の疑いで逮捕された。
0111情報発信元:七七四通信社
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2023/11/30(木) 21:21:28.35ID:3R408YQW
水俣病では、チッソの工場排水に含まれていたメチル水銀が原因と政府が公表したのは68年。
だが、熊本県水産課(当時)は52年の報告書で、
排水を分析し成分を明確にしておくことが望ましいと指摘している。
この文書も埋もれてしまい、被害の拡大を食い止められなかった。日本で1930〜
40年代を中心に使われた放射性物質を含む造影剤「トロトラスト」による悪性腫瘍について、
海外では47年に報告がされている。重大な情報だったはずだ。日本は戦後の混乱期であったにせよ、
厚生省がどんな対応を取ったかということは明らかにされるべきだと思う。
トロトラストが主に旧陸海軍病院で使用された意味は大きい。
旧陸海軍病院は戦後各地で国立病院などになった医療機関で、極めて身近な存在だ。
被害者は相当数に達していた可能性があるのではないか。厚生省は陸海軍省の業務を継承した官庁。
トロトラストを「薬害」として記録し、公開し、教訓として生かしていく姿勢が必要だ。
「トロトラストの関連資料はこれです」とすぐに出されてしかるべきだ。
日本では情報開示と公文書管理の行政が立ち遅れてきた。欧州や米国のみならず、
中国や韓国など近隣の東アジア諸国と比べても遜色がある。人権と民主主義を保障するには、
公文書の保存と公開が不可欠だ。文書に基づいて自分たちの権利を主張し、
議論を進めていかなければならない。ところが、官僚も国民もその自覚が不足し、
文書行政が弱いまま今まで来てしまった。
長崎大の原爆後障害医療研究所にあるトロトラスト患者のリストや臓器の標本などの資料について、
将来にわたる保管が課題と指摘している。国民の健康に重大な影響をもたらした以上、
その経緯に関わる記録を保存することは行政が負うべき責務だ。一大学、
一研究所の負担に任せるのではなく、早急に国の責任で関連資料の保存策を検討し、
実行に移すべきだろう。その際、研究所の現存資料にとどまらず、
全国的な調査を実施し、その結果を保存することも視野に入れる必要がある。
放射性物質を含む造影剤「トロトラスト」は、国内では1930年代から50年代まで使われた。
注射されてから数十年後にがんを発症した人の多くは、発症から1年以内に亡くなっている。
体内に沈着し、肝臓などの細胞を長年にわたって痛めつけるためだと思う。
主に旧陸軍病院で傷痍軍人に使われたとされるが、
当時13歳の女性に投与されたという資料も残っている。
病理医の私は、がん発症後の患者の診療経験はないが、79年度以降、
トロトラストが注入された疑いのある傷痍軍人を対象に国が実施した定期検診に立ち会った。
患者は淡々と検査を受ける姿が印象的だったが、その家族からは「いつ爆発(発症)
するか分からない時限爆弾を抱えさせられた」「患者をモルモット扱いしているのではないか」などと、
やり場のない不安や憤りの声を聞いた。医学分野では、
60年代には全国からトロトラスト注入が影響しているとする症例の報告が上がっていた。
一方、患者や家族への補償や支援についての検証や議論は十分にされてこなかった。
被害は歴史に残さなければならない。報道を契機に、
検証や記録の在り方など多方面から議論になることを願っている。長崎大の原爆後障害医療研究所には、
全国約280人分のトロトラスト沈着者のリストやカルテ、内臓の標本などが保管されている。
トロトラストの病理研究の第一人者だった故森武三郎医師が集めたものを引き継ぎ、
2016年に東北大を退職する際に移管した。トロトラストは欧米諸国でも使用されたが、
これだけの数の資料や標本がまとまって保管されている例は他にない。
トロトラスト以外の内部被ばくとして、1900年代初め、
米国で放射性物質のラジウムを含む夜光塗料を使って時計を製造していた女性工員が、
塗料を塗る筆をなめながら作業したためラジウムが体内に入り、骨などにがんができた例がある。
しかし、標本などは残っていない。長崎大の資料は内部被ばくを知るため、世界的にも貴重だ。
だが、トロトラストについて熱心に研究する人がいなくなり、資料の保管が大きな課題になっている。
放射線は医療など、さまざまな分野に寄与しており、放射線の利用なくして今の人類の生活はありえない。
一方で原発事故や核兵器の脅威は続いている。だからこそ放射線病理の研究は大切。
トロトラストの沈着が発がんに影響しているのは確実と言えるが、
分子や遺伝子のレベルで放射線がどのように作用し、
がんになるか―という詳しいメカニズムは分かっていない。
トロトラストの資料の保管には人材も費用も必要だが、廃棄すれば二度と手に入らない。しっかり残すべきだ。
0113情報発信元:七七四通信社
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2023/12/04(月) 18:14:08.28ID:uhny9lkQ
現在74歳ですが、ご自身の老いを感じることはありますか。何にもないところでつまずいたり、
壁にガンガンぶつかったりするようになったね。自宅では2階で寝てるんだけど、
寝る前に物を忘れたから1階まで取りに行くっていうのを4回ぐらい繰り返したら、もう嫌になった。
取りに行くのをやめようと思ったくらい。食べ物を消化するのだって、うまくできないからね。
そういう衰えが体全部に来てるわけ。いろいろ諦めるようになってきた。
そういうところで死が近いことがわかってきたよね。ただ、死に際にベッドの周りに孫が来て、
家族に囲まれてみたいなのは、俺にとってはどうなんだろうって思う。
死ぬときは1人だし、パっと死ぬのでいいんじゃない
今後、もっと体力が衰えていったときに、自分が人生の主人公じゃなくなって、
人にあれこれ振り回されるのが嫌だっていう感覚があるのかもしれないね。
周りの同世代の皆さんを見て、思うことはありますか。最近、宮崎駿監督の映画「君たちはどう生きるか」
を見たんですよ。映画館で同じ席の並びに、俺と同い年ぐらいの車いすの老人の方がいらした。
ちょっと気になって見たら、真剣に、一生懸命に見てるの。
でも、俺もその老人も、もう「君たちはどう生きるか」っていう歳じゃないわけじゃん。
「どう生きるかって言われてもなあ」って思ってもいいのに、その方は食い入るように映画を見ていた。
それから映画館を出て、カレー店さんに入ったんだけど、そこで隣になった老人が、
おでこにカレーがつくんじゃないかってくらい前のめりで真剣に食ってるわけよ。
俺、それがすごいなと思ったんだよね。映画館で出会った車いすの方も、
カレーライスの方も、年寄りなんだけど前を向いてるじゃん。「君たちはどう生きるか」
を真剣に見てること自体が前向いてるって話でしょ。俺も同じぐらいの歳だけど、
ただ前を向いているだけじゃなくて、「そこまで前を向くか」っていう狂気みたいなものを感じたんだよ。
それは生きる力でもあって、自分の人生を諦めていない。それって、
子どもが野原で理由もなく走り回ったりするのに似たものだと思うんだよ。
前を向いて生きることって狂気みたいなものなんだって気付かされたね。
老人ホームで老後を穏やかに暮らしたいと考える人も少なくありません。
自身はそういった老後の過ごし方について考えることはありますか。
どうしても老人ホームに入らなければならない様々な事情があるのもわかる。
だけど、もし俺が老人ホームに入るなら、そこは恋愛も自由だし、何を食ってもいいし、
何時までに帰ってこなくてもいいし、好きなAVがあったら見てもいいしっていう、
そういう自由な老人ホームがいいかな。それだと責任が負えないって言われても、それで構わない。
栄養が整った食べ物が出てきて、誰かが手伝ってくれて、安定している生活って、
ちょっと諦めに近いと俺は思うんだよね。管理される中に入るっていうことは、
そういった権利を奪われるっていうことだと思うから。
前を向いて生きる狂気みたいなものをしまわないといけない。
老人ホームに入る方を否定するつもりはないけど、きっと自分にとってはつらいだろうなと思うよね。
これからどう生きたいとか考えることはありますか。どう生きたいってのは考えてないっていうのが本音。
仕事に関して言えば、どういう理由で呼ばれなくなるかは知らないけど、
俺たちの仕事は呼ばれなくなったらおしまいだから。芸人は「行く先々の水に合わねば」って言葉があって、
もうダメって言われたらダメなんだっていう、そこら辺の覚悟はできている。ラジオもやっているけど、
そこでは自分の言いたいことが言えるような環境でやらせてもらっているしね。
いずれは外国かどこかで優雅に過ごそうとか、そんなことはこれっぽっちも考えてないよね。
終活なんてのも考えてないし、老人ホームに入るなんてことも、小指の先ほども考えていない。
昔は人生50年だったわけだから、長く生きすぎても嫌なわけよ。もちろん、
いろいろと支えられて生きている方もいらっしゃって、そういう方たちにもまた別の悩みがあると思うけど、
俺みたいな年齢の芸人になると、野垂れ死にする方が“諦めていない”感じがするんだよね。
0114情報発信元:七七四通信社
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2023/12/05(火) 19:13:55.15ID:6H4xxTKI
「同調圧力」について考えていきたいと思います。
特に日本社会は同調圧力が強い社会であると言われています。「みんながこうするから、自分もそうする」
確かに実感としてもそんな方が多いように思います。しかし、同調圧力は本質的に自主規制です。
圧力を感じて、忖度して、勝手に合わせているだけのものです。
強制されているわけではないのです。ですから同調圧力をはねのけようと思うのであれば、
アナタが従わなければいい、ただそれだけのことなのです。
(1)マイペースなポジションを作るアナタが今まで属してきたコミュニティ、
たとえばクラス、部活、サークル、会社、ママ友グループなどに、こんな人はいないでしょうか
「あの人はマイペースな人だから、どういう意見か聞いてみないとわからないよね」
というポジションの人です。ちょっと一匹狼的な、誰とも群れないタイプの人。
普段からそういうポジションに身を置いていれば、周りに忖度することなく自分の考えを貫けるでしょう。
逆に普段みんなの意見に合わせている人が、急に自分の意見を主張し始めたら、
周りはちょっとざわざわするかもしれません。同調圧力は、周りの期待が高い状態とも言えます。
最初から同調することを期待されていなければいいのです。そのため普段から「マイペースなポジション」
をキープしておくことが大切です。ではどうすればマイペースなポジションがキープできるか。
それは普段から仲良くしすぎないことです。もちろん感じ悪くするわけではありません。礼節は保ちながら、
深入りはしないという感覚です。もっといえば、「仲良くしたい相手は厳選しなさい」ということです。
仲良くすべき相手は、「自分の意見を言うのに気兼ねが要らない」相手だと思います。
なんだか言いにくいな、と感じたら距離を適切にとればいいのです。
普段から距離感をつかむことが大切です。
(2)時間を稼ぐ何か意見や行動を求められたときに、
即答すると圧力に負けやすくなります。目の前に圧力がある状態だからです。ですから
「ちょっと考えてからお返事しますね」と時間稼ぎするのも一つの方法です。即答しないことは、
実は柔らかな「NO」の表現でもあります。即答できないことによって、「問答無用で賛成ではないのだな」
と相手に伝えることができるからです。つまり相手の期待値を下げることができるわけです。
「この職場でがんばってみたけれど、もう潮時かもしれない」「このコミュニティでは上手くやっていけない」
という人には、もうあきらめて逃げたくなるときがあります。しかし、「今までがんばったんだからもったいない」
と考えてしまったり、「もうちょっとがんばれば上手くいくかもしれない」と「あとちょっと」を期待したりして、
逃げ時を失うこともあります。そこで、どんなタイミングで「逃げる」べきなのかについて考えたいと思います。
「逃げる」を考える上で一番大切なのは、「自分の気持ち」だと思います。
どっちを選んだ方が自分の気持ちがモヤモヤしないか。まだ見届けたいことがあって、
逃げた方が後悔するのであれば踏ん張る。ここにいること自体が辛くて仕方がないので、
逃げない方が後悔するなら逃げる。基本はこれでいいと思います。「自分の気持ち」とは、
もっと言えば「自分の納得」でもあり、自分軸とも言えます。しかし、この考え方だけだと危険があります。
自分の気持ちは素直に表出するわけではないからです。本当は違うことを感じていても、
現状で気持ちを落ち着かせるために、自分の本音に加工をしてしまうことがあるからです。
それらについて3つの視点から解説をしていきたいと思います。
(1)サンクコスト人はそれまで費やした時間や労力が無駄になることを嫌う性質があります。
この今まで費やした時間や労力のことをサンクコスト(埋没費用)といいます。
簡単に言えば「今までがんばったのにもったいない」ということです。
そのため、冷静に考えれば今すぐにでもやめるべきなのに、続けてしまう。
そしていつの間にか損失が大きくなってしまう。これがサンクコストの罠です。
(2)正常性バイアス人は、とんでもない危険な状態になっていても「まあ大丈夫だろう」
「何とかなるだろう」と考えようとすることがあります。これを正常性バイアスといいます。
たとえば煙がもうもうと立ち込めていても、誰もが「火事だ」と気が付いて逃げ出すわけではありません。
「何か知らないが煙が多いな、まあ大丈夫だろう」と大事になるまで動かない人も大勢いるのです。
職場でも、かなりやばい状況になっても「まあ大丈夫だろう」とぎりぎりまで動かない人もいます。
0115情報発信元:七七四通信社
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2023/12/06(水) 22:23:51.32ID:dkFipOZe
そして気が付けば会社がなくなるだとか大事になることもあります。
正常性バイアスが強い人も逃げ時を見失いやすいと言えます。
(3)防衛機制防衛機制は心理学ではよく用いられる言葉です。簡単に言えば、
「現実をそのまま認めると葛藤が生じるため、自分の気持ちに加工してしまう」のが防衛機制です。
防衛機制には様々なものがあり、いくつかの防衛機制は現状を正当に評価する妨げになります。
たとえば、有名なのはイソップ童話の「すっぱい葡萄」でしょう。自分には取れない葡萄のことをキツネは
「あれは酸っぱい葡萄だから食べられなくていいのだ」と思ってしまう。
ここでは、自分を正当化して気持ちを落ち着かせようとする防衛機制の「合理化」が働いています。
これらを踏まえると、「逃げる」判断は遅くなる可能性の方が高いと考えても良いでしょう。(1)も(2)も(3)も、
無意識のうちに働いてしまうので、完全に影響を受けないようにすることは難しいかもしれません。
「こういったものがある」と知っておくだけでも充分です。
私は、「逃げる」ことを意識した時点で、いつ逃げてもよいと思っています。本当に問題がないのなら、
「逃げる」などと全く考えもしないはずだからです。心のどこかに「逃げるとしたら」
「逃げた方がいいのかな」などと「逃げる」という単語が湧き出てきた時点で、逃げてもいいのです。
しかし、すぐに逃げる判断もできないかもしれません。そこでこうしてみてください。
「『逃げる』という言葉が頭に出てきたら、出口を決める」つまり逃げたい気持ちが少しでも出てきたら、
「○○になったら逃げる」というラインを設定しておくのです。たとえば、
「次のタイミングで昇進できなかったら、転職する」「次同じようなトラブルが起きたら、即仕事を辞める」
「次の資格試験で合格できなかったら、あきらめる」などといった具合にです。出口を決めておくことで、
逃げるタイミングを見失わずに済みます。また、最後のチャンスを設けることもできます。
0116情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/07(木) 03:43:44.09ID:h/bXFg/o
ある朝、独り言をずっと繰り返し、目がうつろだったため、看護師に報告し、
屯用薬として処方された統合失調症に効果のある薬を使いました。しかし午後には呂律がまわらなくなり、
頭を前後に振る行動まで現れ始めました。更に数日後には、自傷行為も出はじめます。
今度は看護師も躊躇ったようで屯用薬は使わず、精神科医の往診の際に状況を説明し、
統合失調症の薬は中止、メマリーは10mg継続と、新たに抗うつ病の薬が処方されることになりました。
「施設から異変について連絡が来たとき、既に唾液を垂れ流している変わり果てた姿でした。
そこで初めて知ったのは、最初医療センターの往診を受けて以降、何回も薬の処方が増えていたのです。
妻にうつ症状がでたときは屯用薬として統合失調症に効果のある薬が処方されていました。
元々薬に頼ることが嫌いなので、内服薬は少なめにしてほしいと思っているのですが、
そういう意向を聞くこともなければ相談一つありません。
そもそも介護職員の言動に左右されて薬の変更と増量されていくことに問題はないのでしょうか」
往診の後も、激しい頭の振りは収まりませんでした。このため、
他の統合失調症の薬も処方されていったようです。こうした薬の変更はひと月ほど続き、
なんとか頭を振るなどの行動は落ち着いてきたものの、ADL(日常生活動作)
がどんどん低下していきました。さらにひと月後には食事も全介助に近い状態となり、
更には嚥下に障害がでて食事の摂取量も減っていきました。「施設は妻の症状が変わるごとに、
その問題行動を医師に伝えてくれたこと自体を攻めるつもりはありません。ですが、
妻がどんな状況なのか、どんな治療や薬を飲んでいるのかについては報告しないことが許せません。
食事も上手く食べられないからゼリー食の方が安心だと言われたのですが、
施設の方が家よりも手厚い介護が受けられると思ってお金も払って任せていたのにあんまりです。
これなら、充分な介護が出来なくても、在宅にいたままの方が良かったのではないかと思ってしまいますよ」
今では、この施設にしようと決めた自分が悪かったではないか、
そもそも自分が病気にならなかったら面倒が看られたのに
と夜も寝られないほど葛藤する日々が続いていると言います。
もちろん、施設も手を抜いていたわけではないでしょう。
薬の副作用などにより容態が変わりすぎることに苦慮していたと思われます。
担当の介護職員も、自分の説明が不十分だったのではないかと感じたのか、騒いだり、
怒ったり、物を投げる様子をスマホで撮影して、医師に見せてはどうか、と提案してきたそうです。
ただ、この提案は断りました。そんな姿を、医者や介護の関係者とは言え、
他人に共有されることは耐えられないと感じたからです。
しかし、こうしたやりとりの後、施設とのコミュニケーションは徐々に改善していきました。
栄養の確保を最優先にゼリー状態でも口から食べ物をとることからスタート、
家族の意向として薬は複数ではなくなるべく量と数を減らしてほしいことを医師にも徹底。
薬ばかりに頼るのではなく本人の食べたい、話したい、
外気に触れたいなどの希望を聞きつつ過ごせるような支援をしてくれることになったと言います。
最近は、入所したばかりの状態には戻り切れていませんが、顔に表情が出てきました。
時間のある時は面会に訪れ、一緒に車いすで散歩にでかけるようにもなりました。
しかし、ここにたどり着くまでに払った犠牲は少なくありません。
薬の調整によって、わずか数ヵ月で体調が急激に悪化したことは事実です。
「面会で『なんで、私は生きているの帰りたい、なんで家に戻れないの』と何度も問いかけられました。
もし、自分が同じ立場だったら、同じことを考えたでしょう。そう思うと、涙が止まりません。
ただ、他に選択肢があるかと言えば、ないんですよね。担当職員も限界だったことを考えると、
担当職員に強く当たってしまったことを今となっては申し訳ないとも思います」
家族、施設側も幸せを願っての行動でしたが、結果として、
食の楽しみを奪う、生き甲斐をなくすなど本人には負担となってしまいました。
もちろん本人も、環境の変化にとまどっていたはずです。隣にいないことで、話をしてくれる人もいなく、
環境の変化にとまどい、認知症の進行やトラウマからの被害妄想が強く出てしまったのかもしれません。
しかし、それを受け止めてベストな対応をするのが、専門家である施設の役目だと思います。
そして、本人の問題行動ばかりに焦点を当てず、家族の意向も定期的に確認するなどができていなかったことも反省として挙げられると思います。
0117情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/10(日) 03:56:22.91ID:WI10McHD
県感染症情報(11月13日―12月3日)
結核8例。
後天性免疫不全症候群2例(無症状病原体保有者、20代男性、30代男性)。
梅毒8例(30代男性2例、50代男性、60代男性、20代女性、30代女性、50代女性、70代女性)。
過去分として
梅毒1例。
県感染症情報(11月27日―12月3日)
新型コロナウイルス感染症189例。
0118情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/11(月) 03:45:27.69ID:pQujBsjQ
最後はクロザリルを投与されそうになったけどレボトミンを抜くことで問題行動が無くなり、
安定しているという事でした。この後やはり離脱症状が出て、少し暴力がありましたが、
大きなことにはなりませんでした。一時的に保護室に誘導されただけで、
薬を増やされたり変えられたりということは無かったです。そして大分安定してきたと言うのもあり、
医療観察法の入院から一般の病院に移される話が出て来ました。
息子の病院を移動させるために国選の弁護士さんがついたり、会議が開かれたりしたのですが、
その会議で監察官の人の「なぜ急に問題行動が無くなったのですか」
という問いに、「抗精神病薬を単剤化したからです」と、
悪びれる様子もなくしらっとした顔で医師は答えていました。一瞬しんとなる会議場。
あなた5年間私がレボトミン止めてくれって言ってたのをずっと無視して使い続けましたよね
今あなたレボトミン止めたから暴力出なくなったって言ったけど、
暴力が出るような処方を続けていた自分自身に対する反省は無いんですか
私がそう思っていると医師の口から驚くべき言葉が。「でも病状は全く良くなっていません」
え?人を攻撃したり、モノを壊したり、壁に穴を開けたり、水をがぶ飲みしたり、水をまき散らしたり、
床に水たまりを作ってスライディングしたり、便をこねたり全部無くなりましたけど、
それって良くなってないんですか「行動は関係ありません。精神症状は全く改善されていません。」
オイオイ何を言ってるんだオマエは。私は唖然として医師を見てしまいましたが、
周りの人達は何となく丸め込まれて特に医師に意見する人もいません。「お医者さんがそう言うんだから、
素人にはわからない何かがあるんだろう」という様子で、何事も無かったように会議は進行していきました。
これですよ、これ。黒を白に持っていく強引さと、圧倒的な権限。精神科病棟においては医者は正に神。
理屈に合わないことを言っても、「お医者さんがそう言うんだから」ということで、
全てのことがまかり通ってしまう。検証もされず、反論も出ない。誰も口出しできない。
精神の問題は難しくてわからないから。問題行動ピタっと止んだんだから、良くなったに決まってるでしょう。
正確には、やっと医療センターで悪化する前の状態に戻ったということですが。
それは息子の根本的な認知のゆがみが治ったとは言わないですよ。
でも医療センターで爆発的に増えた問題行動はほぼ治まったわけですから、
良くなったに決まっています。問題行動が出るか出ないかは病気には関係ないと言うのならば、
息子の破壊した部屋の修理費は医師に支払って欲しいものです。
医師は問題行動は病気には関係ないと思って、
ずっと暴力の出る薬を処方していたんでしょうから。私に60万円も請求して来ないで。
自分が処方した薬を止めることで問題行動がピタっと収まったにも関わらず、
問題行動を抑える治療をしていたのではなく精神症状を改善する治療をしていたので、
自分の処方は間違っていなかったと言い張る医師。会議も終わり、
国から派遣された弁護士さんのコーディネートで病院に移送が決まった息子。
国の力が働いて初めて事態が動くという。精神保健と国の意向との繋がりがよくわかります。
医療観察病棟での入院は長くて6年ということは聞いていましたが、
入院ももうすぐ5年になろうとしている、かつ保護者の退院の要請が強かったということで、
移動が決まったのでしょう。以下、裁判所の決定通知から抜粋します。
「対象者は破瓜型統合失調症に患しており(元は妄想型で薬物治療で破瓜型に進行したんだけどね)
医療観察法による医療を受ける為に入院後、抗精神病薬による薬物療を受けたことにより、
精神症状は抑制され(元々抗精神病薬は飲んでたし、
処方内容も初期の頃は入院前と変わってなかったんだけどね。
医師病院に入院した時から精神症状ぜんぜん良くなってないって言ってたけどね)
前回の入院継続決定以降も、頻度は相当程度低下したものの(レボトミンやめましたからね)
職員に対する暴力行為に及ぶことがあるなど、著明な改善までは認められない。このように、
医療観察法に基づく入院決定から約4年8カ月が経過し、それにも関わらず、対象者には、
前記のような問題行動(薬の副作用と離脱症状だけどね)に著明な改善が認められないことなどから、
前記病院の主治医も、対象者の人格的に未熟であり児戯的要素については、
薬物療法も含めた治療効果が限定的であると診断し、本件は処遇終了も検討されるべきである、
と判断している」ということで、息子はR病院に移されることになったのでした。
0119情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/12(火) 17:57:54.56ID:ZUNNDwuf
医師、会議では、息子の精神症状は医療センターに入院してから全然よくなっていないとずっと言っていたし、
息子の発達障害の傾向を私が伝えた時は鼻で笑っていたけど、
裁判所への報告書には入院で良くなったとか発達障害だから薬物治療がうまくいかないとか書いたみたいですね。
息子の処遇は医療観察法の入院から、医療保護入院になりました。
今では外出や一時帰宅も許可され、保護室や個室から移動して、大部屋での生活になっています。
医療センターでの5年近くになる保護室での監禁は、いったい何だったのでしょう。
医師の処方のまずさが原因だったと言わざる負えません。息子は薬のせいで犯罪者にされ、監禁され、
健康被害を負わされました。そして服薬継続がないと生活できない脳に変えられ、
認知も抑制力も低下したまま元に戻らないという後遺症が半永久的に残ってしまいました。
これから退院しても、生活していくのは大変です。これは医療による大きな犯罪ではないでしょうか。
現在息子は腎性尿崩症であることがわかっています。
リーマスの長期投与でバソプレシンという体の水分量を調節するホルモンが狂ってしまい、
機能しなくなってしまったのです。そのため、夜間も含めた1,2時間おきの頻尿に苦しんでいました。
それが発覚したのは病院に転院になり、一時帰宅が許可されてからです。
息子の頻尿があまりにも酷いので、私が調べて腎性尿崩症ではないかと医師に言ったのでした。
その後の尿浸透圧検査で息子の頻尿は、心因性の多飲によるものではなく、
腎性尿崩症だということがわかりました。多分医療センターにいた時も腎性尿崩症だったと思うのですが、
心因性の多飲による頻尿だとされ、その対応は酷いものでした。
最初に一時帰宅した時に、あまりに頻尿がひどかったので、
これは精神薬の副作用だと思い調べてみたらやはり感は当たっていました。
腎性尿崩症の原因薬物の代表がリーマスだったのです。特にたくさん長期的に飲むと発症するようでした。
息子は上限を超えた量は飲んでいませんでしたが、飲んでいる年数は6年と長かったですし、
身体的副作用が出やすいという今までの経緯からしても、間違いないと思いました。
病院での会議の時私が議題にあげさせてもらい、
息子はホルモンの働きが悪くなって希釈された大量の尿が出てしまうという、
腎性尿崩症という病気なのでは、と言ったのですが、担当医は
「水を飲みすぎる為に尿量が増えているんだと思います」と言って、取り合ってくれませんでした。
(きっと薬の副作用だと言われるのが嫌なんでしょう)そこでたくさんの資料を添えて、
医師に手紙を書きました。腎性尿崩症の検査をしてくださいと。
医師の回答は、「病院では腎性尿崩症の検査はできない」というものでした。
そして病院側では頻尿は何かの病気から来るものとはとらえていない、と言われました。
腎性尿崩症の検査は通常、検査ができる病院に入院して検査をしなければならないので、
ただの精神病院である病院では私も難しいかなと思っていました。
仕方なく、医師の返事を受け入れ、退院まで待って減薬しようと思いました。
数日後、以前から頼んであった血液検査の結果を受け取りたいと私が看護師さんに頼むと、
看護師さんは不安げな顔で「血液検査の方でいいですか」と言いました。
私は血液検査しか頼んでいなかったので、他に何か検査をしたのかな、と思い、
検査結果を全部見せてもらうよう、お願いしました。
看護師さんは、先生に聞いてみます、と言って部屋から出ていきました。
病院の人は、血液検査の結果を見せることに対してびくびくしている人が多いです。
何をそんなに恐れているんでしょうね。患者の体が悪くなってるということがバレちゃうからかな。
多分私は血液検査を要求する保護者ということで、警戒され始めているように思います。
暫くすると医師がやってきて、血液検査の結果と尿検査の結果を私に見せました。
リーマスの血中濃度は正常範囲内だということと、ナトリウム値が少し低いということを説明した後、
ドヤ顔でこう言ったのです。「尿浸透圧の検査をしました。息子さんは40ミリオスモル(mOsm/L)です。
尿崩症は300ミリオスモル(mOsm/L)以上じゃないと、判定されないんですよ。数値は大分低いですから、
尿崩症じゃないことがわかります」その後、息子に向かって「ちょっとお水を飲みすぎちゃってるんだよねー」
と一言。「あ、はい」と頷く息子。「そうなんですね、ありがとうございました」
尿浸透圧が低くてナトリウム値が低いんだから、尿が薄くなってるんじゃないの?それって尿崩症なんじゃないの?
0120情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/13(水) 22:17:56.05ID:sbrvy++x
と不思議に思いながらも、その場はそう返事した私。「検査しなくても尿浸透圧を計ることで、
尿崩症の診断はできるんですよ」うれしそうにそう言う医師。私はその後、
帰宅するとすぐに尿崩症についてまた調べてみました。するとどの資料を見ても、300ミリオスモル
(mOsm/L)以下だと尿崩症だと書いてあるではありませんか。そうだよね、尿が薄くなってるんだもの。
特に150ミリオスモル(mOsm/L)以下だと腎性尿崩症の確率が高いと書いてあります。
息子の数値はこの範囲にバッチリと当てはまります。私は翌日速攻で医師に電話し、
「どの資料にも300ミリオスモル(mOsm/L)以上じゃなくて、300ミリオスモル(mOsm/L)
以下だと尿崩症だと書いてあるんですけれども」と告げました。医師は「そうですかわかりました。
後でまた調べてみます」と言った後、その日のうちに電話をかけてきて、「すみません、
お母さんの言った通りでした。私が間違ってました」「尿崩症の治療はお薬の治療になります。
原因はリーマスも候補に入りますが、この前一粒減らしたところなので、暫く様子を見させてください」
と言いました。私は息子の尿崩症が認められてほっとしましたが、医師のレベルの低さには驚かされます。
腎性尿崩症が放置され、最終的に腎不全などになったら大変です。
精神科の先生というのは元々能力の低い人達の集まりなのではと思っていましたが、
医師を見ているとますますそれが確信に近づいてきました。
確かに大抵の資料に引っ掛け問題みたいな記述はありました。腎性尿崩症の確定検査のひとつとして、
ホルモンをちゃんと出させる薬を注射で投与し、30分おきにその作業を続け、
最終的に2時間後に尿浸透圧を計った時に、300ミリオスモル(mOsm/L)
以上であれば腎性尿崩症とする、という記述がありました。
でもこれ頭のいい小学校の高学年の子ぐらいだったら
「ホルモンを出させる薬を注射して尿浸透圧が上がるのであれば、
通常の状態だったらホルモンがちゃんと出ていないということなので、
通常の状態ではホルモンが出ていないということを確認する検査なんだな」ということがわかる文章です。
ちゃんと医師免許を持っているお医者さんが読み間違う文章じゃないと思うんですよね。
それを検査結果を真逆に受け取るとは。先生が見せてくれた数値は通常時の尿浸透圧検査の数値で、
腎性尿崩症の確定検査をした時の数字じゃないからね、と突っ込みたいところです。
「間違っちゃった、ごめんなさい」では済まされないのが医療の世界。のはず。この先生、
入院当初も「息子の様子はどうですか」と私が聞いた時、「階段を登れないくらい弱っています」
と言ったりしてたんです。私がびっくりして確認すると、他の人と間違ってたらしいです。
こんな調子で薬の処方なども間違ってないかとっても心配。この先生が一人で仕切っている病院。
早く退院させたいなと思います。今年の2月にホームの職員さんのご親戚がお亡くなりになりました。
62歳でした。9月にはホームの入居者さんがお亡くなりになりました。57歳でした。
次々とお亡くなりになる50代・60代の知人。
お二人に共通していたのは長く精神薬を服用していたということです。
先日まで、末期のすい臓がんが見つかって入院した、
賃していた家の借主さんの部屋の片づけに追われていたのですが、この知人でもある借主さんも、
数年前まで精神薬を服用していた方でした。65歳の方で、余命は3か月と言われています。
みなさんお酒は飲まれないのですが、精神薬を含むお薬の服用は多かったようです。
57歳の、私と歳も誕生日も一緒の入居者さんは、ホームで穏やかに最後の時を過ごされていました。
65歳の知人も、お貸しした家で、お嬢さんと一時期でも楽しい時を過ごされたんだと思います(と信じたい)
精神薬の長期投与というのは、健康被害を及ぼすことが多いです。
全員がこのような運命をたどるとは言いませんが、精神薬を長期服用されている方は、
人一倍健康には気を付けて生活した方がいいかもしれません。
0121情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/13(水) 22:18:20.81ID:sbrvy++x
と不思議に思いながらも、その場はそう返事した私。「検査しなくても尿浸透圧を計ることで、
尿崩症の診断はできるんですよ」うれしそうにそう言う医師。私はその後、
帰宅するとすぐに尿崩症についてまた調べてみました。するとどの資料を見ても、300ミリオスモル
(mOsm/L)以下だと尿崩症だと書いてあるではありませんか。そうだよね、尿が薄くなってるんだもの。
特に150ミリオスモル(mOsm/L)以下だと腎性尿崩症の確率が高いと書いてあります。
息子の数値はこの範囲にバッチリと当てはまります。私は翌日速攻で医師に電話し、
「どの資料にも300ミリオスモル(mOsm/L)以上じゃなくて、300ミリオスモル(mOsm/L)
以下だと尿崩症だと書いてあるんですけれども」と告げました。医師は「そうですかわかりました。
後でまた調べてみます」と言った後、その日のうちに電話をかけてきて、「すみません、
お母さんの言った通りでした。私が間違ってました」「尿崩症の治療はお薬の治療になります。
原因はリーマスも候補に入りますが、この前一粒減らしたところなので、暫く様子を見させてください」
と言いました。私は息子の尿崩症が認められてほっとしましたが、医師のレベルの低さには驚かされます。
腎性尿崩症が放置され、最終的に腎不全などになったら大変です。
精神科の先生というのは元々能力の低い人達の集まりなのではと思っていましたが、
医師を見ているとますますそれが確信に近づいてきました。
確かに大抵の資料に引っ掛け問題みたいな記述はありました。腎性尿崩症の確定検査のひとつとして、
ホルモンをちゃんと出させる薬を注射で投与し、30分おきにその作業を続け、
最終的に2時間後に尿浸透圧を計った時に、300ミリオスモル(mOsm/L)
以上であれば腎性尿崩症とする、という記述がありました。
でもこれ頭のいい小学校の高学年の子ぐらいだったら
「ホルモンを出させる薬を注射して尿浸透圧が上がるのであれば、
通常の状態だったらホルモンがちゃんと出ていないということなので、
通常の状態ではホルモンが出ていないということを確認する検査なんだな」ということがわかる文章です。
ちゃんと医師免許を持っているお医者さんが読み間違う文章じゃないと思うんですよね。
それを検査結果を真逆に受け取るとは。先生が見せてくれた数値は通常時の尿浸透圧検査の数値で、
腎性尿崩症の確定検査をした時の数字じゃないからね、と突っ込みたいところです。
「間違っちゃった、ごめんなさい」では済まされないのが医療の世界。のはず。この先生、
入院当初も「息子の様子はどうですか」と私が聞いた時、「階段を登れないくらい弱っています」
と言ったりしてたんです。私がびっくりして確認すると、他の人と間違ってたらしいです。
こんな調子で薬の処方なども間違ってないかとっても心配。この先生が一人で仕切っている病院。
早く退院させたいなと思います。今年の2月にホームの職員さんのご親戚がお亡くなりになりました。
62歳でした。9月にはホームの入居者さんがお亡くなりになりました。57歳でした。
次々とお亡くなりになる50代・60代の知人。
お二人に共通していたのは長く精神薬を服用していたということです。
先日まで、末期のすい臓がんが見つかって入院した、
賃していた家の借主さんの部屋の片づけに追われていたのですが、この知人でもある借主さんも、
数年前まで精神薬を服用していた方でした。65歳の方で、余命は3か月と言われています。
みなさんお酒は飲まれないのですが、精神薬を含むお薬の服用は多かったようです。
57歳の、私と歳も誕生日も一緒の入居者さんは、ホームで穏やかに最後の時を過ごされていました。
65歳の知人も、お貸しした家で、お嬢さんと一時期でも楽しい時を過ごされたんだと思います(と信じたい)
精神薬の長期投与というのは、健康被害を及ぼすことが多いです。
全員がこのような運命をたどるとは言いませんが、精神薬を長期服用されている方は、
人一倍健康には気を付けて生活した方がいいかもしれません。
0122情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/14(木) 01:29:56.20ID:r4V/29qL
「両親の結婚50周年を祝って銀婚式をやりました。両親はまだまだ健康でしたが、
もう80代でしたので、健康なうちに親族で温泉旅行にでも行こうという話で盛り上がったんです。
そしたら、うちの夫、何て言ったと思います『僕は集団行動が苦手なので遠慮します』って言ったんです。
その場がシーンとなって。私は、両親に何だか悪いことをした気持ちになり、
せっかくのお祝いの場で雰囲気を悪くした夫を恨むような気持ちになりました」恐らく、
夫にしてみれば、集団行動が苦手な自分が同行しても、周囲に迷惑をかけると思ったのかもしれないし、
そもそも、自分が自由に楽しめないことにお金を払いたくないという気持ちがあるのかもしれない。
しかし、その場にいる人にとっては、「場を乱す」、「冷たい」、「話が合わない」
といったマイナスの取られ方をするのである。こんな風に、妻の親族とうまくやってくれないとか、
友達家族と集まっても場を乱すということが続くと、妻は夫と共に行動したくなくなってしまうのだ。
アスペルガーの中には、知能が高く、天才肌の人もいる。文系よりも理系に多く、
人間とのコミュニケーションより、機械(パソコン)や数字を相手にしていたいというタイプだ。職業でいうと、
IT関係の仕事や医者、そして研究者などが多いように思う。こうした人が夫だとどうなるだろうか。
自分が求めたことに相手が応じられないとイライラしたり、「お前はなぜできないんだ」と責めたりするのだ。
また、相手を言い負かすのが好きな人もいて、モラハラ夫になりやすい側面がある。
こうした特徴をもつアスペルガーの夫とその妻は、一体どんな経過をたどっていくのだろうか。
これまで不可解で辛かった夫の言動が「アスペルガー」という発達障害が原因であると分かると、
大抵の妻はホッと安堵するのである。夫が悪いのではなく、悪いのはアスペルガーだと思えるからだ。
そして、妻はアスペルガーの夫への対応を学ぶのだ。ネットで様々な情報を収集したり、
カサンドラの会のような当事者の会に参加する妻もいる。また、相談時、付箋が山ほど貼られた書籍
(大抵は、「アスペルガーの夫とカサンドラの妻」のようなタイトルがついている)を持ってくる人もいる。
こんな風にして妻は対処法を学び、口頭より視覚に残る伝達方法がいいとか、
「察して」ではなく言葉に伝えるなどの工夫をするのである。もし、
夫婦の不和の原因がアスペルガーだけなのであれば、そうした工夫で夫婦関係が改善されることもある。
しかし、大抵の場合はそうはならない。「お前が準備できないのに、
なぜ俺が自分で買いにいく必要があるんだ」と怒るかもしれない。また、「家事育児がお前の仕事なのに、
仕事しないお前に価値があるのか」と暴言を投げかけるかもしれない。これはどういうことだろうか。
いくら妻が工夫をしても、妻のしんどさが変わらない場合、夫婦の不和の原因は、
決してアスペルガーだけではなく、もっと大切な思いやりや愛情が欠けている場合が多い。
こうして、アスペルガーの夫の特徴を把握し、対策をしてみたものの、
相手は何も変わらなかったという絶望を味わった妻の脳裏に次のステップとして浮かぶのは
「離婚」の二文字だ。しかし、アスペルガーの特徴を持った夫との離婚協議はそれほど簡単ではない。
妻から離婚を切り出したとして、想定されるのは以下のような事態だ。・だんまりを決め込む
離婚に応じるとも応じないとも言わない。これまで以上に自室に引き込もったり、
コミュニケーションが難しくなる。・拒絶するこだわりの強い夫には、
自分が考える家族の形や夫婦の形があったりする。そのため、離婚なんて考えられないということになり、
妻の話を聞こうともせず、頭から拒絶される。・攻撃する妻から離婚を切り出されることが屈辱的であり、
離婚理由が自分にあると言われるのが我慢できず、攻撃してくる夫もいる。
アスペルガーの夫は、知的に高いことが多く、相手の気持ちを理解した
「会話」は苦手でも、相手を言い負かすための口撃は得意な人が多い。すなわち、
アスペルガーの夫との離婚協議は一筋縄ではいかず、夫婦だけで話し合って解決するのは困難である。
そんなとき、家庭裁判所の離婚調停を利用するメリットは、
「裁判所」という権威が介在することで話が前に進む可能性があることだ。
知的レベルが高く高圧的なアスペ夫に対しては、家庭裁判所の調停が有効である。
家事調停委員を介してのやり取りであれば、夫が妻に威圧的に攻撃することを防ぐことができるからだ。
弁護士に依頼するメリットは、法的知識が豊富な専門家に頼れる安心感である。メンタルの状態が落ちている妻
0123情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/15(金) 21:53:49.71ID:2L6ni5Nu
軽々に安楽死を容認することには反対ですが、悲惨な現場の経験から、
選択肢としての安楽死は必要ではないかと考えています。激しい苦痛に苛まれながら、
医療の手を尽くしてもどうにも免れさせることができないとき、だれが見てもどこから見ても、
安楽死させてあげたほうがいいという状況は厳然として存在します。安楽死反対派の人が、
自らそんな状況に陥ってもなお、「死んでいい命はない」と言えれば立派ですが、
我慢の限界を超えればやはり、「お願いだから死なせてくれ」と言うのではないでしょうか。
映画監督のゴダール氏が安楽死を遂げたことについて、
ある新聞に掲載された倫理学の教授のコメントにはあきれました。
安楽死の意思表示があってもそれは本心でない場合があるとか、
安楽死を容認すると周囲が早合点する危険性があるとか述べたあと、「緩和ケアの発達によって、
終末期のつらい症状はほぼ取り除ける」と、無責任きわまりない発言をしているのです。
どこまで医療を過信しているのかと開いた口がふさがりませんが、
仮に額面通り受け取るとしても、「ほぼ取り除ける」ということは、取り除けない場合もあるわけで、
安楽死はそういう人のために選択肢として必要なのです。チューブと機械を取り付けられ、
浮腫と黄疸と出血と下血と吐血で悲惨な状況になる延命治療を中止する尊厳死も、
選択肢としてはぜったいに必要です。安楽死や尊厳死を否定したがる人の心の奥底には、
やはり死の絶対拒否という硬直した思いが横たわっているような気がします。絶対拒否は思考停止で、
あらゆる状況が起こり得る現場では役に立ちません、というか有害です。安楽死法がない日本は、
見えない「安楽死禁止法」が布かれているのと同じです。苦しみながら死んでいった人は何も言いません。
無駄な苦しみを味わって、悲惨な時間を長引かされて、その苦しみを経験していない人たちから
「死なないで」などと言われて亡くなった人も、何も言いません。しかし、もし死人に口があれば、
あんなに苦しむのなら安楽死させてほしかったと言う人は、決して少なくないと思います。
欲望肯定主義の世の中はまったく油断がならず、不幸と不満を増大させる勘ちがいを引き起こす
「罠」に満ちています。その最たるものが、スーパー元気高齢者の活躍です。
もう亡くなられたスーパー元気高齢者の代表。百歳を超えても現役の医師であり、
晩年にもベストセラーの著作を発表し、テレビ出演もされていました。かつてあるテレビ番組で、
次のように発言していました。「六十五歳で助走がはじまり、七十五歳で飛躍するんです」
なんと希望に満ちあふれた言葉でしょう。しかし、現実的ではありません。むしろ、弊害が多いです。
たとえば、せっかく引退する気になっている高齢の社長や会長が、またやる気になってしまったりとか。
「老害」という言葉はあまり使いたくありませんが、現実にはそこここでささやかれています。
職場で頑張る地位の高い高齢者は、たいてい周囲には有害であって、当人はそれに気づいていません。
中には、「若い者がどうしてもやめさせてくれない」などと言う人もいますが、そんな人にかぎって、
裏では若者たちがリタイアを熱望しています。さらに番組で、「わたしはエレベーターは使いません。
階段も二段飛ばしで上がります」と発言していました。そんな言葉を聞けば、
「よし、ワシも負けておれん」とばかり、突然、階段を二段飛ばしにして転倒、骨折して寝たきりになったり、
あるいは途中で心臓発作を起こして永眠ということになったりしかねません。著書には、
階段飛ばしについて、「急激な無理は禁物」と書いてありますが、テレビではそこは省略されます。
視聴者の盛り上がりに水を差すからです。元気高齢者が元気でいられるのは、
基本的には持って生まれた体質のおかげでしょう。もともと長寿の体質でなければ、
何をやっても効果は得られません。もともとの体質(遺伝子)は変えられませんから、
快適な老いを実現するには、自分の体質の中で満足を得ていく以外にありません。ところが、
スーパー元気高齢者の活躍を見せられると、自分もそうなりたい、なれればいいな、なれるのではないか、
きっとなれるだろうと思う人が増え、そうなれない場合、不満と失望を抱え込んでしまうのです。
老人デイケアのクリニックにいたとき、身体が弱って不自由になったことを嘆く人は多かったですが、
あまり不愉快そうでもない人もいました。「年いったらこんなもん」と、現状を受け入れていました。
老いの現実を認識し、高望みをせず、身の丈に合った状況で満足するすべを、身につけている人なのでしょう。
0125情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/18(月) 07:12:47.76ID:rTVoEBza
老人デイケアのクリニックに勤務していたとき、利用者さんのテーブルをまわって順番に、
「調子はどうですか」と聞いていました。「大丈夫です」と言う人もいましたが、
大半は何らかの症状を訴えます。「腰が痛いんです。三日ほど前から痛くてたまりません」
「なんや息をするのがしんどくて」「足がむくんで抜けるようにだるいんです」
「目ヤニが出て、耳からも耳だれが出て」「便が硬くて、力むと脳の血管が破れそうで」
「オシッコのにおいがきつくて」「夜になかなか寝つけんで、寝たと思うたらお便所に行きとうなって」
高齢者の苦しみを聞いてまわるのは、かなりのハードワークでした。
なにしろ簡単には治らないことばかりなのですから。
しかし、これらの訴えは年を取ればある程度予測可能なものばかりです。頭でわかっていても、
自分のこととしては受け入れがたいのでしょう。人はだれでも、年を取れば足が弱るし、手がしびれて、
息切れがして、身体が動きにくくなり、眠れなくなったり、尿が出にくくなるのに夜はトイレが近くなったり、
お腹が張るのにガスは出ず、出なくていい痰や目ヤニやよだれが出て、膝の痛みに腰の痛み、
嚥下機能、消化機能、代謝機能も落ちたりして、身体が弱るものです。そうなるのが自然なのに、
それを受け入れるのは簡単ではありません。老いるということは、失うことだとも言われます。
体力を失い、能力を失い、美貌を失い、余裕を失い、仕事を失い、出番を失い、地位と役割を失い、
居場所を失い、楽しみを失い、生きている意味を失う。そんな過酷な老いを受け入れ、
落ち着いた気持ちですごすためには、相当な心の準備が必要です。若いときから優秀だった人は、
人生で得たものが多い分、失うつらさにも耐えなければなりません。仕事で高い地位についていた人は、
リタイアしてふつうの人になることに抵抗があるでしょうし、頭がいいと言われていた人は、
記憶力や計算力が衰え、言いまちがい、勘ちがいなどを指摘されると腹が立ち、
逆にショックを受けたり、落ち込んだりします。もともとさほど優秀でない人は、リタイアしても同じですし、
記憶力の衰えなどもたいして気にはなりません。健康に気をつけて、どこも悪いところがなかった人も、
老化現象による不具合には耐えるのがたいへんです。若いときから具合の悪い人のほうが、
慣れている分、年を取ればこんなものだと受け入れやすいでしょう。年長の知人は、
高学歴で社会的地位も高い職業に就いていましたが、老いを受け入れることができずに苦しんでいます。
衰えて当然だと思うのですが、なんとか若いときの状態を維持しようと頑張っています。
これまで大きな挫折の経験がなく、逆に努力によって困難を克服してきた成功体験があるので、
老いにも努力で立ち向かおうとするのです。当然、心は安らかではありません。「いい加減にあきらめたら」
と奥さんに言われても、頑としてあきらめません。あきらめたら終わりだ、敗北主義だと頑張るのです。
老いの不如意も衰えも、受け入れて付き合っていくしかない。そう思えたら少しは楽になるのにと思います。
あきらめの効用です。あきらめるというのは、もともと「明らむ」、すなわち「つまびらかにする」とか
「明らかにする」という意味で、仏教では「諦」という文字は「真理・道理」の意味があるそうです。
あきらめきれないのは、状況を明らかにしていない、真理・道理に到達していないということで、
だからイライラ、モヤモヤするのです。健康維持や老化予防の努力にも思わぬ罠が潜んでいます。
毎日、しっかり運動をして、酒、煙草もやらず、夜更かしもせず、栄養のバランスを考えて、刺激物を避け、
肥満にも気をつけて、疲れも溜めず、健康診断や人間ドックも欠かさず、ストレスも溜めず、
細心の注意で健康に気をつけていても、老化現象は起こります。がんや脳梗塞やパーキンソン病、
あるいは認知症も、なるときはなります。そのとき冷静に受け止められるでしょうか。
あんなに努力したのにと、よけいな嘆きを抱え込んでしまわないでしょうか。
もちろん、努力をすればリスクは下がります。しかし、ゼロにはなりません。
そのことをしっかり認識しておかないと、努力しない人以上の苦しみに陥る危険があります。
0126情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/19(火) 08:19:43.15ID:oh42Azhp
誰かにとっては名医でも、自分にとっては精神衛生上悪い医者だということがあるのです。
たとえば血圧の数値が高くなって、いくらなんでもこれはマズイということで紹介された病院で、
医師からいきなり説教をされてカチンときてしまいました。
「叱られにきたのではない」「なんだこの偉そうな態度は」などといら立ちを覚え、
その医者のいうことを素直に聞く気になれなかったのです。
医者に会うと血圧が上がるなんて馬鹿なことがあってはいけません。
相性以前に誰にでも感じの悪い医者というのもいます。
たいていの医者は小さいころから成績優秀で周囲の人たちから一目おかれているうえに、若いころから
「先生」と呼ばれることも相まって「自分は偉い存在なのだ」と勘違いしていることが少なくないのです。
待合室がドンヨリとして暗い医院は要注意。逆に待合室が賑わっていて明るいのは、
真摯に患者さんと向き合う「いい医者」がいる証拠です。
医者によって患者さんが元気になるから待合室も賑わうのです。逆に元気のない患者さんばかりだと、
薬の出しすぎなどの問題があるかもしれません。加齢によってさまざまな不調が出やすい高齢者は、
何かあったときに気軽に相談できるかかりつけ医(主治医)を決めておくとよいでしょう。
風邪だと思っていたら、検査の結果、深刻な病の可能性があると判明したといった場合も、
専門医を紹介してくれたり、大学病院への紹介状を書いてくれるなど、
速やかに治療を始めるための橋渡しをしてくれるはずです。働き盛りの40代、
50代の医者が望ましいと考えてしまいがちですが、そうとも限りません。
同年代だからわかってもらえる不調があると思います。それに、昔の医者は聴診器を胸に当てながら、
その人の顔をよく見て、傾聴を通して「こういう可能性がある」と目星をつけていました。
この、経験から培われた「勘」が侮れないのです。一方、今は数値至上主義で、
パソコンの画面しか見ていない医者が増え、患者さんが不調を訴えても、
数値が正常なら「問題ありません」などと告げられてしまうことが多くなりました。
でも問題がなかったら病院へはいきません。
数値的に問題がなくても具合が悪いものは具合が悪いのだから、
そこに寄り添ってくれる医者を選ぶべきだと思います。
総合診療(当時は内科診断学と呼ばれました)のトレーニングを受けた世代の町医者と、
受けていない世代の開業医がいるということも念頭においておく必要があるでしょう。
総合診療のトレーニングというのは、自分の専門分野だけでなく、
患者さんの身体を総合的に診るための教育のことです。周知のとおり、大学病院には
「内科」という科はなく、「呼吸器内科」「消化器内科」「循環器内科」などにわかれています。
こうして細分化することによって、高度医療を提供しているのです。医学部の医者たちは、
それぞれが専門の臓器に特化して学び、研究を通して専門性を高めているのです。
1970年代に各大学で開始された「臓器別診療」
による専門性の高い医療のおかげで多くの難病患者さんたちが命を救われてきたのですが、
多くの病気を抱える高齢者には不適切な治療である可能性が高いと考えています。
高齢化が進んだ現在では、大学病院の多い都道府県ほど平均寿命が短い傾向があるのです。
さて、大学病院で専門医として働いていた医者も、通常は、地域で開業する場合、
どんな病状の人でもある程度、診ることのできるスキルが求められます。ところが、医学の専門分化が進み、
50代より若い医者はほとんど総合診療の教育を受けていないまま開業するのが現実です。
欧米には「ファミリープラクティス」といって、乳児からお年寄りまで家族全員の健康相談、
病気の発見、診断、治療など総合的なケアを学ぶための機関があります。
イギリスでは医師全体の約半数が総合診療医だとされています。
日本には総合診療医の教育をする機関がほとんどありません。
近年になって注目され始めたというのが現状ですが、教える人がいないうえ、
スタッフの数が多くないのでうまく機能していないのは事実です。
こうしたことから40代、50代の町医者の多くが、
開業する直前まで大学病院や大病院で呼吸器とか消化器といった特定の臓器の専門医として治療にあたっていたと思われます。
それなのに開業するにあたって「内科クリニック」という看板を掲げて、「老人歓迎」「訪問診療もやります」
などと掲げるわけです。頭のかたい医者。狭い知識だけでわかったようなことをいうヘボ医者は素早く見抜いて回避しなくては、命を縮めることになりかねません。
0127情報発信元:七七四通信社
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2023/12/19(火) 08:19:48.17ID:oh42Azhp
誰かにとっては名医でも、自分にとっては精神衛生上悪い医者だということがあるのです。
たとえば血圧の数値が高くなって、いくらなんでもこれはマズイということで紹介された病院で、
医師からいきなり説教をされてカチンときてしまいました。
「叱られにきたのではない」「なんだこの偉そうな態度は」などといら立ちを覚え、
その医者のいうことを素直に聞く気になれなかったのです。
医者に会うと血圧が上がるなんて馬鹿なことがあってはいけません。
相性以前に誰にでも感じの悪い医者というのもいます。
たいていの医者は小さいころから成績優秀で周囲の人たちから一目おかれているうえに、若いころから
「先生」と呼ばれることも相まって「自分は偉い存在なのだ」と勘違いしていることが少なくないのです。
待合室がドンヨリとして暗い医院は要注意。逆に待合室が賑わっていて明るいのは、
真摯に患者さんと向き合う「いい医者」がいる証拠です。
医者によって患者さんが元気になるから待合室も賑わうのです。逆に元気のない患者さんばかりだと、
薬の出しすぎなどの問題があるかもしれません。加齢によってさまざまな不調が出やすい高齢者は、
何かあったときに気軽に相談できるかかりつけ医(主治医)を決めておくとよいでしょう。
風邪だと思っていたら、検査の結果、深刻な病の可能性があると判明したといった場合も、
専門医を紹介してくれたり、大学病院への紹介状を書いてくれるなど、
速やかに治療を始めるための橋渡しをしてくれるはずです。働き盛りの40代、
50代の医者が望ましいと考えてしまいがちですが、そうとも限りません。
同年代だからわかってもらえる不調があると思います。それに、昔の医者は聴診器を胸に当てながら、
その人の顔をよく見て、傾聴を通して「こういう可能性がある」と目星をつけていました。
この、経験から培われた「勘」が侮れないのです。一方、今は数値至上主義で、
パソコンの画面しか見ていない医者が増え、患者さんが不調を訴えても、
数値が正常なら「問題ありません」などと告げられてしまうことが多くなりました。
でも問題がなかったら病院へはいきません。
数値的に問題がなくても具合が悪いものは具合が悪いのだから、
そこに寄り添ってくれる医者を選ぶべきだと思います。
総合診療(当時は内科診断学と呼ばれました)のトレーニングを受けた世代の町医者と、
受けていない世代の開業医がいるということも念頭においておく必要があるでしょう。
総合診療のトレーニングというのは、自分の専門分野だけでなく、
患者さんの身体を総合的に診るための教育のことです。周知のとおり、大学病院には
「内科」という科はなく、「呼吸器内科」「消化器内科」「循環器内科」などにわかれています。
こうして細分化することによって、高度医療を提供しているのです。医学部の医者たちは、
それぞれが専門の臓器に特化して学び、研究を通して専門性を高めているのです。
1970年代に各大学で開始された「臓器別診療」
による専門性の高い医療のおかげで多くの難病患者さんたちが命を救われてきたのですが、
多くの病気を抱える高齢者には不適切な治療である可能性が高いと考えています。
高齢化が進んだ現在では、大学病院の多い都道府県ほど平均寿命が短い傾向があるのです。
さて、大学病院で専門医として働いていた医者も、通常は、地域で開業する場合、
どんな病状の人でもある程度、診ることのできるスキルが求められます。ところが、医学の専門分化が進み、
50代より若い医者はほとんど総合診療の教育を受けていないまま開業するのが現実です。
欧米には「ファミリープラクティス」といって、乳児からお年寄りまで家族全員の健康相談、
病気の発見、診断、治療など総合的なケアを学ぶための機関があります。
イギリスでは医師全体の約半数が総合診療医だとされています。
日本には総合診療医の教育をする機関がほとんどありません。
近年になって注目され始めたというのが現状ですが、教える人がいないうえ、
スタッフの数が多くないのでうまく機能していないのは事実です。
こうしたことから40代、50代の町医者の多くが、
開業する直前まで大学病院や大病院で呼吸器とか消化器といった特定の臓器の専門医として治療にあたっていたと思われます。
それなのに開業するにあたって「内科クリニック」という看板を掲げて、「老人歓迎」「訪問診療もやります」
などと掲げるわけです。頭のかたい医者。狭い知識だけでわかったようなことをいうヘボ医者は素早く見抜いて回避しなくては、命を縮めることになりかねません。
0128情報発信元:七七四通信社
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2023/12/20(水) 02:22:44.00ID:1b4kt5PT
日本人が薬漬けになっているのは今に始まったことではありませんが、
多くの人は医者が薬を出すと儲かるからだと認識しているのではないかと思います。
でもこれは誤解です。かつて日本では老人医療費が無料になった時代がありました。
そのころはどこの病院も高齢者であふれかえり、待合室は高齢者のサロンと化していたと批判されました。
病院の待合室で旅行の計画を相談する高齢者のグループがいるとか、
いつも来ている人が姿を見せないと「今日は具合でも悪くなったのかな」
と心配する声がある、などといった皮肉な話をよく耳にしました。親が死んだあと、
部屋の整理をしていたら、押し入れから大量の薬が出てきて驚いたといった話もあり、
要するに医者が病気でもない高齢者を集めて、金儲けをしていると揶揄されていたわけです。
現実的に考えれば、高齢者は高血圧や骨粗しょう症など慢性的な病を抱えて医者に来ることが多く、
風邪をひいたといった急性の病気で来ることは珍しいといえるでしょう。
そう考えれば待合室で旅行の計画を立てるグループがいても不思議ではないのです。
待合室の患者さんが元気だということは、その医者が名医である可能性が高いのです。
ところがマスコミは、日本の医者は病気でもない高齢者を集めて薬を出して金儲けをしていると考え、
厚生省も医療費を減らしたいという思惑で、無知なマスコミを上手にあおって、
90年代後半から医薬分業を押し進めました。つまり薬の処方は医師、
調剤は薬剤師と専門家がそれぞれに分担するシステムに変えていった。
薬を出せば出すほど儲かるのは院外薬局の経営者と製薬会社です。
ところが医者に入るのは処方箋料のみとなったにもかかわらず処方の数は減りませんでした。
このことは医者が金儲けのために薬を出していたのではないことを意味します。
ではなぜ日本人は相変わらず「薬漬け」なのかといえば、医者の教育が悪いからです。
多くの医者が自分の専門以外の症状を訴える患者さんに対しては、
標準治療の記された医者向けのマニュアル本を参考にして薬を処方していると思います。
マニュアル本では、各々の病気にこんな薬を出せばいいと3種類くらいの薬をすすめます。
これでは5つくらいの検査の異常値がある人は15種類の薬を出されることになります。
さらにつけ加えると、日本でいちばん売れているマニュアル本の
『今日の治療指針』という本の編集代表は製薬会社ととても仲がよく、
かつて血圧の薬の効果にまつわる大規模調査で改ざんをおこなったと認定されている東大教授です。
また、欧米ではあまり見られない日本の医療界の悪しき習慣として、薬の予防投与があります。
たとえばけがをした際に、まだ感染症が起こっていないのに抗生物質が出されます。
なるかならないかわからない症状に対して、
飲まないほうがいいにこしたことはない薬をすすめるなんてめちゃくちゃな話だと思いませんか
健康診断に関する標準値は厚労省の要請で学会幹部の医者が決めています。
ですから学会の研修会に参加している医者(この人たちは専門医とか認定医の資格をもらっています)は
「標準値から外れた患者さんには薬を投与する」という洗脳を受けにいっているようなものです。
内科学会の認定医で、研修にいかないと資格をとりあげられてしまうというシステム上、
参加しますが、いつも「メタボは恐ろしい。太っている人は危険です」といった話を滔々と聞かされ、
しかも質問コーナーがないので「だったらどうして太っていても長生きできる人がいるのか」
と疑問を呈したくてもきくチャンスがありません。
そもそも頭のかたい医者に限って、大学病院が教えることに疑いをもたない傾向にあって、
患者さんの症状によってフレキシブルな対応をするということができないのです。
これこそが大学病院が医療を支配する時代の悪しき名残りだといえるかもしれません。
そもそも治療とは誰のためのものか当然のことながら、患者さんがよりよく生きるためのものです。
ところが大学病院の多くの医師にとっての最大の関心事は、臓器機能を示す数値。
患者さんの暮らしぶりや、人生哲学などには興味がなく、ひたすら数値にこだわり続けます。
数値を下げるためにどういう治療が効果的なのか、一つでも多くのデータが欲しい、一つでも多くの成功例が欲しい。
大学病院の偉い先生は大学での実績を上げることで大学病院に貢献し、ひいては自分の評価を高めたい。
大学の偉い先生の下で働く医者は、手柄を立てて大学内部での肩書を引きあげてもらいたい。
もちろんそうでない真摯な医者もいますが、そういう誠実な人はなかなか出世できません。
0129情報発信元:七七四通信社
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2023/12/21(木) 06:36:17.99ID:7bTgXwoZ
当時は、腕のいい医者が教授でしたが、
今は動物実験ばかりやってきた人が教授になるのでさらに性質が悪いといえます。
とにかく、大学病院では人の人生という唯一無二の大切なものをないがしろにしたまま、
自分が専門としている臓器を正常値に戻すことだけを目指すという本末転倒な治療がまかり通っている。
残念ながらこのことは否めないのです。
大学病院は最先端の研究などを踏まえた高度医療の提供に努めています。いっぽうで、
研究業績を残さないと出世できないのですが、その研究の費用を提供しているのが、製薬会社です。
医局は製薬会社の意向に沿って薬を増やしたり、売れる薬の研究(といっても開発ではなく、
患者さんに効くかどうかを試すだけですが)をしている。大学病院と製薬会社は密接な関係にあるのです。
よって大学病院ではたくさん薬を使うことはしても、薬を減らすための研究はしていません。
アメリカでは医療費を払う保険会社が薬を減らす研究の資金を出しているのですが、
日本ではそういう資金を出すところがないからです。しかも厚労省は大学病院と製薬会社の味方です。
大学病院の幹部が決めた標準値を目安に、標準値を超えた人に対してバンバン薬を投与する図式は、
こういうメカニズムでつくられているのでしょう。
検査の数値を標準値にもっていかないといけないというイデオロギーに染まっている医者がいる限り、
そして治療を受ける側の人々が考えもなく医者に依存している限り、
異常値には薬を使えという信仰が蔓延し続け、結果、
薬漬け人間が増え続けることになるのです。薬については本当に深く考えなければ、
この国が寝たきり大国から脱することはできないでしょう。薬の量を減らしたことで、
寝たきりだったお年寄りが歩行することができるようになったという医療現場からの報告もあります。
1990年代に、「老人病院」といわれる長期入院型病院(現在では療養型病床といわれますが、
原則廃止の方向になっています)では、どれほど入院患者に投薬したとしても、
病院には一定額しか支払われないという入院治療代の定額制が導入されました。
これまでは出来高払いといって薬や点滴をするほど病院の収入が増えたのですが、
それ以降は、老人病院側としては、
できるだけ薬や点滴を減らしたほうが利益が上がるシステムになったので多くの病院で、
大幅に薬が減らされました。その結果、薬の使用料を3分の1まで減らした有名な老人病院の院長は、
講演会で「寝たきりだったお年寄りが歩行するまで回復したという例が少なからずあった」と語っています。
薬のとりすぎがどれほどまでに高齢者の身体を蝕んでいたか、という証言だったわけですが、
それではなぜ通常量とされる薬の投与が高齢者にとって大きなダメージになってしまうのかといえば、
老化にともない、臓器の働きが衰えているからです。薬を口から飲んだ場合、
胃腸で吸収されてから少し遅れたころに血中濃度がピークに達します。
その後、肝臓で分解され、腎臓で排出されるのを経て、少しずつ血中濃度が下がっていくのですが、
濃度が半分くらいまで下がったところで次の薬を飲むという繰り返しで、
血中の濃度がほぼ一定に保たれるというのが原則です。
薬によって飲みかたに違いがあるのは、血中の濃度が半減する時間が薬によって異なるからです。
8時間かかる薬なら1日に3回の服用、12時間であれば1日に2回の服用となります。
ここで問題なのは腎臓や肝臓の働きが衰えている高齢者の場合には、
薬を肝臓で分解するにしても、腎臓で排出するにしても、若い人より時間がかかるという点です。
高齢者が若い人と同じ量の薬を飲めば負担がかかるのはあたりまえなのに、
現状では子どもと大人によって薬の量を変えても、大人と高齢者という区わけはありません。
本来なら体型や体力、症状などを見合わせて薬を減らし、
その人にとってのベストな薬の使いかたをすべきなのです。
どうすればわたしたちは無駄な薬を飲まないようにできるのかと問われたら、
ひとりひとりが薬の弊害について熟考し、自分なりの考えをもって、
薬を使いたがる医療体制と対峙していくしかないでしょうと答えます。
もっと具体的にいえば、こういう現象はなぜ起こるのだろうかと考えてみることです。
たとえば、なぜ男性の平均寿命は女性の平均寿命より短いのかと思いをめぐらせてみる。
すると薬の問題が潜んでいることがわかります。この国では、
男性は社会のなかで仕事をして、女性は家を守るという専業主婦が主流の時代が続きました。
現在、80代になる人たちのなかで健康診断を毎年受けていたのは主に男性。
0130情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/22(金) 07:19:47.07ID:kfvvLamM
専業主婦やパート従業員が主だった女性は会社の定期検診を受けていないのです。
本来なら身体の異常にいち早く気づき、
数値を正常値に戻してきた男性のほうが健康管理がなされており、
長生きをしてしかるべきなのにそうなっていません。日本人の平均寿命が50歳を超えた当時、
男女の平均寿命は3〜4歳しか差がありませんでした。現在では、6歳の差があります。
健康診断が寿命をのばすならむしろ逆転してしかるべきなのに、差が広がっているのです。
会社の健康診断を受けず、つまり健康数値とは無縁に暮らしていた多くの女性は、
痛いとか痒いとか熱があるとかいった身体の異変を自覚しないと医者にいきませんでした。
対して多くの男性は自覚症状がないのに検診に引っかかって、
自覚的な不具合もないのに薬を飲み始め、飲み続けた。
女性は医者から数値を下げるための薬をすすめられる機会がなかったからこそ長生きなのではないかとさえ考えることができるのです。
数値を薬で正常値に戻すことが、本当に「元気で長生き」につながるのかと、
立ち止まって一考する必要があると思います。つまり医療の常識を疑う必要があるということです。
現在、大学病院を中心とする医療業界にはさまざまな課題がありますが、中でもまず問題視したいのは、
専門分化による診療です。大学病院に行くと、「呼吸器内科」「循環器内科」「消化器内科」「心臓外科」
「消化器外科」など臓器別の科が無数にあるのを目にします。現在の日本の医療業界では、
こうした各臓器によって専門特化した診療がスタンダードになっています。
医学が進歩する中、臓器別に特化した研究や臨床を続けると、各臓器に関する知識が深まり、
プロフェッショナルが育成され、医療レベルが上がりやすくなります。難病を患った時は、
その臓器の専門医に見てもらったほうがより良い治療を受けられるし、誤診も少なくなるはずです。
専門分化型の診療の何が悪いのかと思われるかもしれません。ところが、
これらの診療スタイルが効果を発揮するのは、あくまで「一つの病気」を患った場合の話です。
専門の臓器ばかりを診察していると、その弊害もあります。専門外のことを知らないため、
総合的に患者の体を診察できる医者がいなくなってしまう。現在の日本は、
まさに「総合診療ができる人材」がいないという危機的状況に陥っています。
何が問題なのかと、いまいちピンとこない方も多いかと思うので、一つ例を挙げてご説明していきます。
たとえば、長年にわたって糖尿病を専門としてきた医者が、開業したとしましょう。
とはいえ、「専門は糖尿病です」と謳うだけでは、患者さんはあまり来てくれませんので、その病院は
「糖尿病内科、内科、小児科」などと複数の看板を掲げることになります。専門が糖尿病なのに、
それ以外の科を掲げてもいいのだろうかとみなさんは疑問に思われるかもしれませんが、
これは決して違法ではありません。日本では、医師免許を持っている人であれば、
麻酔科以外の科を看板に掲げることが認められています。事実、大学の医学部に入ったら、
学生は一応全部の科目を履修しますし、仮に一つでも科目を落としたら留年します。
その学生が将来目指しているのが外科医や耳鼻科医であっても、内科や産婦人科、皮膚科など、
すべての科目を履修しなければ医者にはなれません。国家試験もいくつもの科目を織り交ぜているので、
医師国家試験に受かって医師免許を持っている人であれば、医学全般の知識を持っているとみなされます。
だから、開業する際に自分の専門以外の科を標榜してもまったく問題はないのです。
ただ、大学時代に学ぶ各科の知識は、あくまで「基礎的な勉強はしている」という程度。
それぞれの科について十分に訓練を積んでいるわけではありません。
自分の専門外の病気を持つ患者さんが来た場合は、自信を持って対応できるとは言い難いのです。
では、自分の専門外の病気を診察することになった場合、
医者はどのような対応をするかというと、日常診療の基本ガイドが書いてある医学ハンドブック
『今日の治療指針』(医学書院)などを参照し、書かれている通りの治療をします。
たとえば、自分の専門ではない胃潰瘍の患者さんを診ることになったなら、
「胃潰瘍」の項目を見て、そこに書かれている通りの治療をする。薬にしても、そこに書かれている薬を、
ガイドラインに沿ってそのまま処方することになります。このように個人差を考えず、
規定のガイドラインに従っただけの診療を行うと、どうしても総合的な診察の視点が抜け落ちてしまいます。
0131情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/23(土) 08:45:28.23ID:en6RNbL4
治療や薬の処方も過剰になるので、なんらかの副作用が発生し、
患者さんの健康を損なうリスクが高くなります。特に、薬の害については、
無視できないほど大きな害を生みかねません。そうはいっても、
専門的な知識を持ったお医者さんに診てもらうことには意味があるのではと感じる方もいるでしょう。
日本では、それぞれの専門分野の学会が定める要件を満たし、
専門研修を修了した医者には、「専門医」という肩書がつくことがあります。
一見、その分野のスペシャリストとして頼りがいのある存在のように感じますが、
専門医だからといって優秀だとは限りません。日本には高齢者専門医の集まりである「日本老年医学会」
という組織があります。しかし、この老年医学会の認定医や専門医が多い県は老人医療費が多くなり、
平均寿命も短いとの傾向が出ています。逆に、老年医学会の研修施設が三つしかない長野県
(地域医療で名高い佐久総合病院や諏訪中央病院は入っていません)では、平均寿命が男女共に高く、
老人医療費が少ない傾向にあります。高齢者医療の専門家であるはずの専門医たちが多いと、
なぜ平均寿命が短くなるのか。これは、老人に対して逆効果になる治療しかしていないからです。
彼らの大きな問題は、実は老年医療の専門家ではなくて、
呼吸器や循環器などの専門の人たちで占められている点です。
自分の専門の科では教授になる選挙で勝てなかったので、
気の毒に思った教授会が代わりのポストとして老年科の教授にしたという人が多いのです。
確かに彼らは呼吸器や循環器の専門家ではありますが、高齢者医療の専門家ではありません。
高齢者にとってより良い治療というものがわからず、偏った専門知識で治療を行った結果、
寿命も短くなるし、効果が出ないので医療費もかさむのでしょう。
日本の専門医があまり信用ならない根拠はほかにもあります。
それは、学会の委員をしている教授が専門医になるための試験問題を作っていることです。
教授たちは基本的には臨床に、そこまで詳しくない人たちばかりなので、問題を作っても、
実際の臨床とはかけ離れた理論重視の内容になることが多いのです。その試験にパスできるのは、
同じように細かな知識だけが豊富な医者ばかりで、臨床に強い医者とは言い難いのです。
ちなみにアメリカの場合は、大学教授は医者というよりも研究者として扱われるので、
専門医の認定には原則的にタッチしません。専門医の認定試験は、
実際にそれぞれの科で臨床経験が豊富で優秀な医者が作るので、
現場に立つ医者として必須知識がなければパスできないのです。
だからこそ、専門医といわれる人たちには高い期待が集まり、実際に彼らが治療に当たった際は、
良い結果を出すことができます。こうしたアメリカの医療制度に対する姿勢は、
日本の専門医の団体が大きく見習うべきところではないでしょうか。
本来ならば、専門分野ではない領域であっても、患者のニーズがある以上は新たに勉強するべきです。
しかし、これまで専門ばかりを極めてきた医者たちは勉強をする気がないし、
新しい知識をインプットしようともしない。これまでの時代は、
医者たちが専門外のことに不勉強でもなんとかなっていた部分はありました。
かつての日本の人口構成比は、60歳未満の若い年代層が多数派でした。若いうちは、病気にかかっても、
一つか二つ程度。だからこそ、病気にかかった際には、専門医による臓器別の診断を受け、
その病気をピンポイントで治すほうが健康な体を維持できたのです。しかし、時代は変わり、
現在は人口の30%が65歳以上となる超高齢社会です。若い人々はあまり病気にならないため、
病院に通う患者の50〜60%は高齢者です。高齢者の場合は若者と違い、一つの病気だけではなく、
高血圧や高血糖などをはじめ、三、四種類の病気を同時に患っていることも珍しくありません。
もし、専門知識にばかり特化した医者たちが、専門外の治療をガイドラインに沿って行った場合、
一種類の病気に対して三、四種類の薬を出すのが当たり前になります。そうすると、
仮に四種の病気を患っている患者さんであれば、十五種類ほどの薬を処方する必要があります。
薬が増えれば、さまざまな副作用が生まれ、逆にその人の生活の質を下げるきっかけにもなりかねません。
たくさんの病気を持ち、なおかつ回復も遅いシニア世代に対しては、
それぞれの病気をピンポイントで個別に治すよりも、その人が抱える複数の病気を総合的に治療し、
できるだけ治療や投薬による被害を抑えることが、健康を保つための秘訣になります。
0132情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/24(日) 09:27:39.69ID:OfjJoyS8
県感染症情報(12月4日―12月17日)
結核5例。
梅毒5例(20代男性、40代男性2例、20代女性、40代女性)。
県感染症情報(12月11日―17日)
新型コロナウイルス感染症347例。
0133情報発信元:七七四通信社
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2023/12/25(月) 18:46:48.64ID:7Qch/Gci
「自分の専門以外のことは勉強しないし、知識もない。総合的に人の体を診察することができない」
という医者ばかりが増えていくことは、本当に恐ろしいとしか言いようがありません。
専門分化の弊害は、「医療費」にも表れています。日本で使われる40兆円以上の医療費のうち、
65歳以上の世代が使っている割合は6割弱を占めます。それだけの金額を投じているにもかかわらず、
実はその医療システムが間違っているわけです。当然のことですが、
臓器別に何人もの専門医に診てもらうことになると、診察料はもちろん、
薬代もかかります。しかし、一人の高齢者を一人の総合診療医に診てもらうことができれば、
医療費が大きく削減できるはず。患者の人生のためにも、そして医療費削減のためにも、
総合診療を一刻も早く進めていくことが、日本の医療業界の大きな使命だといえるでしょう。
日本では長らく専門分化型の医療が尊ばれてきましたが、
近年総合診療をしない弊害がわかってきたのか、徐々に
「専門医よりも総合診療医のほうを増やすことが大切である」との意識変化も生まれつつあります。
その結果、医学部を出た医師の卵が二年間の研修を行う際、
従来一つの科だけの研修を行うのが普通だったのですが、
複数の専門科を回ることが義務付けられるようになりました。
ただ、残念ながら、政府の思惑通りに事は運んでいません。
何種類もの専門科を回ることで多くの医師の他科についての知識こそ増えたものの、
総合診療ができる医師は育っていないのが現状です。その理由は、
学生たちに総合診療を教えられる人材が極めて少ないからです。
仮に、「呼吸器内科と循環器内科と消化器内科、神経内科を回りました」
といって四つの専門科を回った医者が誕生したとしても、いざ治療の際には「では、
呼吸器の病気にはこの薬を、循環器の病気にはこの薬を」とそれぞれの症状に個別に薬を出すだけで、
結局、十五種類近い薬を処方するだけに終わります。患者さんからすれば一度に診察してもらえるので、
いくつもの専門科を回らずとも良いというメリットはあるものの、それ以外は本質的に変わりません。
これが総合診療医であったなら、「十五種類の薬を飲むとさすがに体に悪影響があるので、
体に害が出ない範囲の薬の量にしますね」「この病気は命にかかわる病気ではないので、
まずは優先順位の高いこの三種類の薬だけにしておきましょうね」などと、その患者さんの「臓器」
ではなく、「体全体」のことを考えて治療します。だからこその「総合診療」なのです。本来ならば、
専門の科を複数回るのではなく、総合診療を行う総合診療医の元でトレーニングを受けるべきなのですが、
残念ながら、今の日本の大学医学部には、総合診療を教えられる医師がほとんどいないのが現状です。
たまに総合診療科を設置している大学病院もありますが、そのスタッフはとても少なく、
新たな総合診療医を育てる教育体制が整っているとは言い難いでしょう。
今後、シニア世代の方々が医者を選ぶ上で、「その医者が総合医療のわかる医者かどうか」
という点は非常に重要になってくるはずです。かかりつけ医を探す際は、
「この人は総合的に人を診察できる人なのか」を知るために、その人のキャリアをしっかりと見て、
「総合診療の経験があるのか」を重要視してほしいと思います。また、日本の医療を進歩させるには、
文部科学省なり厚生労働省が大々的に介入するしかないと思います。
高齢者を適切に診察する医者を増やさず、専門分化型の医療を続けているようでは、
結果は思わしくないのに、今後の財政は破綻するに決まっています。なにせ専門分化型の治療は、
コストが高い割には結果が伴わない。総合診療のきちんとした研修を受けていない医者は、
開業できなくする、公的な保険のお金は出さないなどのシステムを模索すべきではないでしょうか。
高齢になると、薬の量が増える。これを多くの方が「当たり前」ととらえています。高齢者のなかには、
1日に10〜15錠もの薬を飲んでいる方が珍しくありません。まさに「薬漬け」に近い状態です。
これは、果たして健康にいいことでしょうか薬というものは、本来、体に不調があるときに飲むものです。
ところが今の医療では、本人の体調のためではなく、「数値」を下げるために薬を処方しています。
健康診断の数値に異常があれば、それを基準値に戻すことが目的となっているのです。たとえ、
本人の自覚ではいたって元気であっても、です。それでも、薬を飲むことで病気が防げるなら、
いいことだと思われるでしょうか。ここで、データを一つご紹介しましょう。アメリカでのある調査です。
0134情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/26(火) 09:26:30.89ID:f8y9rwpL
血圧が160mmHgに達している人を、降圧剤を飲む人と飲まない人に分けて、
6年後に脳卒中になる確率がどれだけ違うかを調べた結果、
薬を飲んでいて脳卒中になった人は6%でした。一方、飲まなかった人では10%でした。
この結果を、みなさんはどう見ますか「明らかに差があるのだから、飲んだほうがいいだろう」
そう思われる方が多いかもしれません。この調査でも、そう結論付けています。
しかし、見方を変えると、「薬を飲んでいても、6%の人は脳卒中になる」とも言えます。
さらに言うと、「飲んでいなくても、9割は脳卒中にならない」という見方も成り立ちます。
このように、薬は「病気にならない」ためではなく、「病気になる確率を下げる」ためのものです。
日本では、薬を飲み続ける人ほど寿命が延びるという証拠になるデータも、
今のところ出ていません。それでも医者は、「薬を出しておけばいい」としか考えないのです。
高齢者の薬の数が増える理由としてもっとも大きいのは、医療の専門分化です。
各科の専門性は高くなりますが、その分、専門外のことには疎く、
体全体のことを考える意識も希薄になっているのです。高齢者はたいてい、
体のあちこちに不調を抱えています。ですから、一人の患者がたくさんの診療科を回ることになります。
その先で、それぞれの医者から「数値を下げるため」の薬を受け取る。これが「薬漬け」を招くのです。
病気になる確率が下がるだけでもメリットだと思う方もいるでしょう。もちろん、
そのメリットだけなら、憂慮などしません。問題は、薬には大きなデメリットもあるということです。
薬には、多かれ少なかれ、必ず副作用があります。よく効く薬ほど副作用も強く出ますし、
数が増えるほど副作用も大きくなります。高齢者の体は若いころと比べて代謝が盛んでないので、
薬が体内に残りやすいということもあります。これも、今の医療が見落としているポイントです。
若い人とは薬の効き方がまったく違うことを考慮していません。そもそも、処方の根拠となる正常値・
異常値が、高齢者と若い人とで同じになっているのもおかしな話です。そうしたおかしさを、
まずは患者が知っておくこと。これが肝要です。意識障害とは、意識の状態や覚醒度が、
普段と違う状態のことを意味します。いわば、「寝ぼけたような状態」です。
眠っている人に声をかけて起こしたときに、普段とは違ういい加減な返事をしたり、
まったく無関係なことを言ったりして、それでいて翌朝にはまったく覚えていない、ということがありますね。
これが意識障害です。実は臨床現場では、意識障害はそう珍しいことではありません。たとえば「譫妄」
という状態があります。高齢の入院患者によく見られるもので、入院や手術といった環境の変化のほか、
薬物、感染、炎症などによって意識の混乱が起こることです。大声を出したり、暴れたり、
ほかの患者さんの点滴の管を抜いたりといった例もありますが、通常は1週間以内に収まります。
意識障害は、認知症と違って、一時的なものです。とはいえ、意外に頻繁に起こっているものでもあります。
入院していない普段の生活のなかでも、譫妄は、世の中で知られている以上に、よく起こっています。
突然わけのわからないことを言ったり、暴れたりして、家族があわてて病院に連れて行くと、
「認知症ではなくて譫妄ですから、すぐ収まります」と言われる、といったことがあるのです。
実際、数分で収まることもあります。意識障害は、なぜ起こるのでしょうか。
そして、防ぐ方法はあるのでしょうか。臨床の経験上、もっとも大きな原因は薬だと見ています。
医療従事者が取り扱う薬のなかに、「譫妄の副作用があるので、注意して処方すべし」
とされているものはたくさんあります。睡眠導入剤としても使われる精神安定剤が効きすぎたときや、
「ハングオーバー」と言って、前日飲んだ睡眠薬が残ったときにも、意識障害が起こります。
パーキンソン病の治療薬もそうです。この薬にはドーパミンを増やす作用がありますが、
ドーパミンは幻覚妄想の原因物質とも考えられています。そのほか、風邪薬に使われる抗ヒスタミン薬、
ステロイド、H2ブロッカーと言われる胃腸薬などにも譫妄の副作用があります。年齢が進むほど、
薬物の影響を強く受けるようになります。その理由は、脳が老化して薬に弱くなっていることと、
体が老化して薬が体内に残りやすくなっていることです。加齢とともに、
肝臓で薬を分解する能力は落ちます。腎臓の排泄機能も衰えます。結果、薬の「半減期」が長くなるのです。
0135情報発信元:七七四通信社
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2023/12/27(水) 05:43:45.59ID:RfN4cyEp
半減期とは、服薬直後にピークとなっている薬の成分の血中濃度が、半分になるまでの時間のことです。
たとえば、精神安定剤「ジアゼパム」の半減期は、若いころは20時間程度ですが、
70歳になると70時間と、3.5倍に伸びます。急激な血圧や血糖の低下も意識障害を引き起こします。
ということは、血圧を下げる薬や血糖値を下げる薬にも危険があるわけです。残念ながら、
医者は薬を処方するとき、「今の年齢だと半減期が若者の3.5倍だから、3.5分の1の量にしましょう」
などとは言ってくれません。しかし、薬を飲み始めてからボンヤリとだるい感じが続いていたり、
意識が遠のくような感じがしたことのある方は、薬を減らすことを真剣に検討しましょう。
近年、高齢ドライバーの事故のニュースが頻繁に報道されます。
ニュース番組を騒がせるのは高齢者が運転する車の暴走による事故ですが、思えば不自然な話です。
街中で目にする「もみじマーク」の車は、たいてい暴走どころか「トロトロ運転」です。高齢者は、
通常、スピードを出しすぎないようにするものです。しかし、実際に暴走事故は起こりました。
それはなぜでしょうか、意識障害によって頭が朦朧として起こった可能性があると考えています。そして、
その背景には、薬の影響があるのではないかと思います。事故を起こした人たちにどのような持病があり、
どんな薬を飲んでいたかはわかりませんが、原因が薬だとしたら、彼らに対する非難一色の風潮は、
あまりに一面的ではないかと思わざるを得ません。免許返納を考えているなら、
その前にまずすべきは、薬の見直しでしょう。常用薬があって、だるさやふらつきのある方は、
医者に薬を減らすことを相談してみるといいと思います。運転中はもちろん、
それ以外の時間にも起こり得る意識障害を防ぐためにも、薬との向き合い方を、
今一度じっくり見直していただきたいと思います。「健康診断を受けよ」とさかんに奨励されるのは、
日本だけだということをご存じでしょうか。この習慣は、欧米では見られません。
なぜなら、健康診断と健康や長寿には、相関性がないことがわかっているからです。
実は、日本の統計にも、そのことは表れています。男性と女性の平均寿命を比べれば、
すぐにわかることです。日本の企業が健康診断を行うようになったのは1970年代です。
当時はサラリーマンと言えば男性がほとんどで、女性の多くは専業主婦でした。
勤めていたとしてもパートが多いのも特徴です。ですから、健康診断を受けるのは主に男性で、
女性の大半は受けていなかったことになります。1970年当時の平均寿命は、男性が69.31歳、
女性は74.66歳でした。およそ5年、女性のほうが長いことがわかります。では、現在はどうでしょうか。
70年代に健康診断を受けていた世代が70代以上となり、そろそろ寿命を迎えるころとなっていますが、
2023年7月の厚生労働省の発表によると、2022年の男性の平均寿命は81.05歳、女性は87.09歳です。
寿命そのものが伸びているのは、栄養状態がよくなったからと考えるのが自然です。
相変わらず女性のほうが長生きですが、着目していただきたいのは、
男女の「寿命の差」の変化です。50年経った今、男女の差は6年に開いています。健康診断が、
本当に寿命が延びることにつながるのなら、差はもっと縮まるか、男性が逆転することもあり得たはずです。
健康診断を毎年受け、数値が悪かったからと、薬を飲んだり、塩分を控えたり、
タバコをやめたりしてきた人たちは、もしかすると、「そんな我慢、しなけりゃよかった」と、
あの世で不満を漏らしているかもしれません。健康診断で悪い数値が出たあと、
放置していても病気にならない人もいれば、正常値だったのに心筋梗塞や脳梗塞になる人もいる。
それが、健康診断の実際の姿です。そもそも、「正常値」とはどのように決められているものなのでしょうか。
日本では、ほとんどの数値が、「健康と見なされる人の平均値」を中心に、
95%の人たちが収まる範囲を「正常値」としています。その範囲からはみ出した5%は
「異常値」とされます。つまり、個々人の実際の健康状態とは無関係なのです。そう考えると、
数値に振り回されることに意味があるのか、わからなくなってくるのではないでしょうか。定年後は、
会社で健康診断を「受けさせられる」ことはもうありません。住んでいる自治体が案内を送ってきたり、
かかりつけ医がすすめてきたり、配偶者に誘われたりと、ケースはさまざまですが、
いずれの場合も、受けるなら「自発的に」受けに行くことになります。
0136情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/28(木) 07:58:11.16ID:z+nkZeRf
もし、「数値に一喜一憂したくない」「不調もないのに、血圧を下げろと言われたら嫌だ」
といった思いがあれば、あえて受けないのも一つの選択です。
逆に「不調がある」ときは、放っておいてはいけません。体の声にはしっかり耳を傾けるべきです。
「怖いから直視したくない」と思うのは、日本人の悪いクセです。
不安だからこそ現状を明らかにし、不調を取り除くための治療を受けましょう。
体調が悪くないのなら健康診断は受けなくてもいいとお話ししましたが、
自分の体調は、どうチェックすればいいのでしょうかそれは、自分の体の声を聞けばいいのです。
頭がボーッとしていないか。体が重くないか。どこかに痛みはないか。食欲はあるか。
よく眠れるか。お通じの具合はどうか。そうしたことに意識を向ければいいだけです。
これは、定年後だからできるチェック法だとも言えます。定年前は、昼も夜もなく働いて、
疲れているのが当たり前。そんな時期を長く過ごしてきた方が多いでしょう。
そんな生活では、不調に自分で気付くのは難しかったと思います。
逆に言うと、そのころは、会社が用意した健康診断を受けて数値で自分の体の状態を知ることにも、
一定の意味があったかもしれません。定年退職を迎えると、そうした体への負担が減り、
自分の体調に敏感になれると思います。体調を意識するようにすると、
疲れが取れないことが気になる方が多いでしょう。しかし、それは単純に加齢によるものですから、
気にする必要はありません。年齢を重ねると、疲労物質の乳酸を分解・排出するのに時間がかかるため、
回復が遅くなるのは当然です。最善の対処法は、栄養を摂ることです。ただ、しつこい疲労を感じるなら、
薬の副作用の可能性があります。血圧や血糖値、コレステロール値などを下げる薬を飲んでいませんか
これらの薬を飲むと、体がだるくなって、頭がボーッとすることは、すでにお話しした通りです。その疲労は、
薬を飲み続けている限り続きます。だるさを感じながら、これからの人生を生きたくはないでしょう。
紙の上の数値より、今感じているだるさのほうが、はるかに直接的で不快なはずです。
ちなみに、糖尿病になってから、血糖値は一番高いときには660mg/dLに達したことがあります。
しかし、インスリン注射は今まで一切していません。
毎朝血糖値を測って、300mg/dLを超えたときだけ、薬を飲んでいます。
あとは、歩いたりスクワットをしたりと、軽い運動をして300mg/dL以下になるよう調整しています。
空腹時血糖の正常値は100mg/dL未満ですから、大幅に高い数値ではありますが、
数値よりも感覚に従って、「ここまでしかやらない」と決めたのです。
加えて、高血糖よりも低血糖のほうが危険だと考えているからでもあります。
特に車に乗るときの低血糖だけは絶対に避けなくてはいけないと思っています。なお、一般的に、
血圧を下げる薬は「体にいい」、痛み止めは「体に悪い」と言われていますが、感覚で考えると、
血圧の薬を飲めばだるくなり、痛み止めを飲めば痛みが消えて楽になるのですから、
良し悪しが逆転します。今ある痛みが取れるのだから、痛み止めは体にいい、
という考え方もできるわけです。しかも、痛み止めを長期間飲み続けるケースは少ないですが、
血圧などの薬は、飲み出したら一生「飲め」と言われます。人生に与える影響が、
思っている以上に大きいのです。うつの原因はストレスだと聞けば誰でも納得するかもしれません。
現代の心理学ではよいストレスと悪いストレスがあると考えられています。セリエという生理学者は、
ある程度までのストレスは、人間を成長させたり、生産性をあげると考えています。
このレベルのストレスは善玉ストレスと呼ばれます。いっぽう、
ある程度以上のストレスは、生産性を落とし、あまりにそれが強ければ、心の病の原因となります。
たとえば、受験などで、ある程度のプレッシャーがあれば勉強の動機になるけれど、
過度なプレッシャーなら、かえって不安になって勉強の効率が落ちてしまいます。
さて、たとえば、このようにプレッシャーを与える親や、
パワハラをする上司のことをストレスだという人が多いのですが、じつは、
これは正確にはストレッサーといいます。このストレッサーが引き起こす心の歪みをストレスと呼ぶのです。
ということで、同じストレッサーがあっても、あまりストレスを生じない人もいれば、
強いストレスを感じて、心の病になってしまう人がいます。
0137情報発信元:七七四通信社
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2023/12/29(金) 09:48:14.83ID:FKiDXZTE
もちろん、暴行やひどいいじめのように誰の心でも傷つけるようなストレッサーもあるのですが、
職場環境のようにストレスを感じる人も感じない人もいる場合があります。そしてひどい場合には、
そのストレスのためにうつ病や適応障害と呼ばれる心の病に陥る人がいるわけです。普通の人より、
同じストレッサーを強いストレスに感じやすい人が心の病になりやすく、職場に適応しにくいわけですが、
この理由になるとされているのが、歪んだ思考です。このことを精神医学の世界では「不適応思考」
といいます。ペンシルバニア大学のアーロン・ベックという精神科の教授が、「認知療法」
といわれるものの見かたや考えかたを変えることでうつ病を治療する手法を開発したのですが、
それを通して、ペンシルバニア大学のグループが発見したのが、
この不適応思考です。今ではうつ病に限らず、パーソナリティ障害、
拒食症や過食症などの摂食障害の人にも強く見られる思考パターンだといわれています。
たとえば友だちからメールの返信が来なかったときに、
何か怒らせるようなことを伝えてしまったのではないか
と考えてストレスをつのらせている人がいたとしましょう。この場合、
一般的には心配性は生まれつきの性格のせいで、変えようのないものだと考えられがちです。
けれど認知療法では、物ごとの受け止めかたのせいだと受け止めます。
そのうえで、人の性格は変えられないが、
物ごとの受け止めかたを変えることはできるという前提で治療を進めていくのです。
ベックの弟子のフリーマンは以下の12の不適応思考を想定しました。1二分割思考
白か黒かをはっきりとわける思考のことで、二分割思考の人は「敵か味方か」「善か悪か」
といった極端な判断を下します。たとえば誰かに「ここはこうしたほうがいいんじゃないの」
と指摘されたときに、この思考パターンの人は「基本的にはOKだけどここさえ直せばいいのか」
というふうにダメかいいかのあいだのグレーゾーンが考えられません。
「ダメってことか。だったら白紙に戻す」などといい出すタイプは二分割思考にあたります。
こういう人は完璧主義者であるため自分で自分を追い詰めてしまうのです。2過度の一般化
一つの事象を見て、それが普遍化された一般的なことだととらえてしまう思考のことです。
たとえば新入社員のひとりが挨拶をしなかったというだけで、「今どきの若い者は」と、
若い世代の人を十把ひとからげにして決めつける人などが典型的なタイプ。こういう人は、
自分が何かうまくいかないことがあれば全部ダメだと考えやすく、うつ病になりやすいのです。
3選択的抽出ある一面だけに着目して、それ以外のことを無視してしまう思考のことです。
それまで順調にやってきたという過去があっても、たった一度の失敗で「もう、ダメだ、
周囲の人に見限られた」などと考え、過去の成功体験には目が向かないのです。反対に、
一度信じたらいい面だけを見つめて疑うことをしないため、詐欺にあったりするケースもあります。
4肯定的な側面の否定自分のいいところをことごとく否定してしまう思考のことです。
たとえば容姿に自信のない女性がいたとして、人から「あなたは気遣いのできる素敵な人だ」
とほめられても、容姿に対するコンプレックスにとらわれ、
「自分が素敵であるはずがない」と否定してしまうというケースがあげられます。この場合、
世のなかには容姿ではなく中身に魅力を感じる人もいるのだと思えないのは不適応思考です。
どこまでも満たされることがなく、慢性的に鬱々としてしまうのです。5読心根拠もないのに、
ちょっとした相手の言葉遣いや態度から「この人はわたしのことを嫌っている」とか、
「この人はわたしのことを馬鹿にしているのだ」
などと相手の気持ちを勝手に決めつけてしまう思考のことです。
コミュニケーションをはかるうえで相手の気持ちを察するのは大切なことですが、
自分の想像は絶対に正しいと決めつけてしまうのが読心という思考の特徴。
感情的になって人間関係を損なうこともあり、
そのときに相手はもうわたしのことを嫌ってしまったと決めつけるためいよいよ落ちこみが激しくなるのです。
6占い決まってもいないことに対して予測したら、それが絶対に正しいと思いこむ思考のことです。
好きな人からの連絡に一喜一憂し、ちょっと連絡が途絶えただけで「フラれたんだ」と落ちこむ人などは、
占いという思考パターンにハマっている可能性があります。
0138情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/30(土) 09:16:58.82ID:no4AUtvc
悪い予測が現実だと思いこんでしまうため、相手から連絡があっても「好きな人ができたのでしょ」
などと執拗に絡んで破局にいたるなど、よけいに悪い結果を引き寄せてしまう。
自分で自分の首を絞める結果に陥りやすいのです。
7破局視
最悪なことを想定して、そうであるに違いないと決めつけてしまう思考のことです。
たとえば、ちょっと胃が痛いというだけで、「胃がんになった、もうこれまでだ」
と結論づけてふさぎこんでしまうことがあれば、破局視という思考の持ち主だといえるでしょう。
パニック障害の人は「息ができない、もう死ぬ」といった破局視的思考によって、
さらにパニックになってしまうのです。
8縮小視
出来事のすべてを過小評価してしまう思考のことです。自分が成功を収めていても
「こんなの誰でもできることだ」「とるに足らないことだ」などと思いこんでしまう。
謙遜であれば心の底では自己評価が高いのですが、
縮小視という思考の人は本心から自己評価が低いため、
テンションが上がらず、気分が沈みがちなのが特徴です。
9情緒的理由づけ
自分の感情状態が、思考の根拠になってしまう思考パターンです。
たとえば気分がハイなときには、実際の株価の動きとは無関係に、上がるに違いないと思い、
落ちこんでいるときには下がるに違いないと思ってしまう、
それにしたがって売り買いしてしまうといったことがあげられます。
また、「好きか嫌いか」という感情で物ごとを決めてしまうのも情緒的理由づけ。
好きな人の意見は正しい、嫌いな人の考えは間違っていると思ってしまうのです。
こういうことは意外に多くの人に見られる思考パターンですが、自分では気づきにくいものです。
10〜すべき思考
たとえば「子どもは親の介護をすべきだ」「仕事が終わるまで帰宅してはいけない」と
「かくあるべし」の考えに強く縛られることです。こういう人は、自分を「かくあるべし」で律するので、
それがうまくいかないと落ちこみやすく、うつになりやすいのです。たとえば、
「男は強くあるべきだ」と考えている人は、悩みがあっても人に相談することができず、
ある日、ポッキリと心が折れてしまうこともあります。さらにいうと、こういう思考パターンの人は、
人が自分の「かくあるべし」に沿わないと非常に不快に感じ、人間関係を悪くすることも多いのです。
また、現代では部下に残業を押し付けてパワハラといわれかねません。
11レッテル貼り
わかりやすいレッテルをつけてイメージを固定化する思考のことです。たとえば栄転なのに、
「地方に飛ばされた自分は負け組だ」などと自分にレッテルを貼るというケースでは、
モチベーションがあがらず、常にドンヨリしてしまいます。
また、他者に対して「あいつは無能だ」などと決めつけてしまうこともあります。
その人のよい点が目に入らないことから人間関係に支障をきたしてしまうのです。
12自己関連づけ
物ごとにはさまざまな要因が絡んでいるのに、自分こそが最大の、
あるいは唯一の要因だととらえる思考のことです。たとえばサッカーの試合に負けたのは
「すべて自分のせいだ」と自分を責める、あるいはサッカーの試合に勝ったのは
「すべて自分の手柄だ」と得意になるなども典型的な自己関連づけです。
12種類の思考のどれにも共通しているのは「決めつけ」と「思いこみ」。「さまざまな考えかたができる」
「白と黒のあいだにさまざまなグレーを想定できる」ことを認知的複雑性が高いといいますが、
不適応思考の人は認知的複雑性が低いために、どれもこれも当てはまるという人もいることでしょう。
誰でも不適応思考に陥ることはあるでしょう。でも「この人はわたしのことが嫌いなのだ」ではなく、
「嫌いではないのかもしれない」「たまたま反対したのだろう」と思考にゆとりがある場合は、
それ以上落ちこむことが防げます。あるいはネガティブな思考が生じても、
「それは考えすぎだろう」と打ち消すことができるなど、
思考の調整がきくようなら不適応思考に支配されているわけではありません。
また、自分の思考パターンに不適応思考に近いものがあれば、
それを自覚して気をつけることで、うつ病の予防につながるとされています。
0139情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/31(日) 02:01:41.89ID:h7S7zP0+
高齢者になると格段に処方される薬の量が増えますし、無駄な検査も増えてしまうので、
医療費を増大させる要因になります。ただ、医者が正常値にこだわらず、
「少しでも数値がその枠からはずれると、薬を使って数値を戻そうとする」という行為をしなければ、
医療費が少しは軽減されるでしょう。日本の医療体制の崩壊を防ぐには、何とかしてこの
「正常値信仰主義」を正して、無駄な検査や投薬を防ぐ必要があるのです。そのために大切なのは、
血圧の高い人が薬をやめたらどうなるのか、逆に薬を飲み続けた人はどうなっているのかを、
きちんと大規模調査することです。現状、日本の正常値にはまともなエビデンスがありません。
それならば、ただの平均値±2標準偏差である正常値に頼らず、調査によって導きだしたエビデンスを元に、
日本の医療のベースとなる治療方針を決めるべきではないでしょうか。その際には、
ぜひ「成人の正常値」だけではなく、「高齢者の正常値」についても調査してもらいたいものです。
もし許されるならば、健康状態を改善しつつも医療費を下げる研究などをしたいです。しかし、
大学医学部の教授のように研究費がない上に、研究スタッフもいないので、自分では実施できません。
現在、研究ができる立場にいる大学の教授は、非常に恵まれています。ところが、
彼らは自分たちはろくにこの手の研究をしない上に、この手の研究をする人を選挙で教授にさせません。
研究者を名乗るのであれば、研究費稼ぎのための製薬会社にこびへつらうための研究ではなく、
少しでも日本の医学に貢献する研究を進めてほしいものです。もしまともな研究をしないならば、
もっと向学心のある若者に道を譲って、引退していただきたいです。
各種検査の中で、「これは不要ではないか」と強く思うのは高齢者の「がん検診」です。
日本人の死因の一位となるがんで死ぬ人が増えるほどに、マスコミなどを通じて
「がんは怖い病気だから、がん検診を受けよう」と喧伝されがちです。
しかし、世界中を見ても日本でがんの死者数が多く増え続けている理由の一つは、「がん検診のしすぎ」
だと感じています。昨今の日本では、腫瘍マーカーなどの血液で簡単にできる検査をはじめ、
がん検診が広く行われるようになりました。しかし、がん検診がどんどん普及しているのに、
がん患者の数が増え、がんによる死亡者数も増えています。
なぜこんな不思議な事態が起こっているのでしょうか、
検診で見つけなくてもよいがんを発見しては、無理やり治療するからこそ、
がん患者やがん死者が増えているという大きな矛盾が存在するからです。
そもそもがんは治療せずに放置していても、死の直前までは痛みなどを感じづらく、
晩節を穏やかに過ごせるため、「最も幸せな病気」と言う医者もいるほどです。
余命があと数年という患者さんのがんを見つけて、
それを無理に治療してつらい思いをさせる必要はないと思います。また、どんなに対策していても、
高齢者になるほどにがん患者の割合は増えていきます。そもそもがんという病気は、
細胞の老化によって引き起こされる要素があります。かつて高齢者専門の総合病院に勤務していた際、
患者さんの遺族の許可を取り、毎年100例ほどの遺体の解剖が行われていました。
解剖してみたところ、80代後半の方で、体の中にがんのない患者さんはほとんどいませんでした。
それでも、がんが死因だった人は三分の一くらいで、
残りの方はご自身ががんであることを知らずに亡くなっていきました。高齢者であれば、
がんが体内に発生したとしても、無理やり早期発見をして、治療する必要はないともいえるのです。
「病気は早期発見するほうが良い」と思われるかもしれませんが、検診によって恐ろしいのが、
本来は治療しなくてもよい「がんもどき」を発見することです。がんには、
ほかの臓器への転移や浸潤する能力を持つ危険ながんと、これらの能力を持たない
「がんもどき」の2種類があります。危険ながんの場合は、手術などで取り除いても再発を繰り返しますし、
手術や抗がん剤治療などを行うことで体への負担が強くなり、死期が早まることもあります。
しかし、がん検診で見つかる早期がんの大半は、「早期治療したほうが良いがん」ではなく、
治療する必要のない「がんもどき」だという考え方です。悪さをしない「がんもどき」は、
転移はしないので、ご自身が症状を自覚するようになってから治療しても、決して遅くありません。
「がんもどき」の代表的なものといえば、スキルス性以外の胃がんや前立腺がん、甲状腺がんなどです。
0140情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/01(月) 09:26:11.48ID:KZJyY8xL
これらのがんは、手術や抗がん剤、放射線などで治療しようと試みられがちですが、
放置しても問題がないことも多いので、無理に治療してQOLを下げるほうが問題だと考えています。
何が言いたいのかというと、がん検診を受けても、数種類のがんをのぞけば、
大半のがんは見つけても助からないか、放置しても問題のないもののどちらかしかないということ。
ですから、日本では数多のがん検診が行われているものの、
がんの死亡者数がちっとも減らないのです。早期発見したとしても、深刻ながんの場合は、
寿命を1、2年延ばすことはできても死を防ぐことは難しいのです。非常に残念なことですが、
転移するタイプのがんは、10年ほどの年月をかけて、1センチほどの大きさへと成長していきます。
その頃になってようやくがんを発見できるわけですが、すでにその時点で、
がんは体中のいろいろな場所へと転移しています。つまり、がんの種類が悪ければ、
早く見つけて治療してもうまくいかないですし、がんの種類が悪さをしないものであれば、
治療をしなくても長生きできるのです。もちろん若い人ならば手術や治療に耐えられる力はあると思うので、
早期発見によって治療する選択肢も悪くはないでしょう。ですが、
ただでさえ体中の細胞ががん化しやすい上にその進行が遅い高齢者については、
早期発見したせいで治療を行うことになり、抗がん剤や手術で体を壊したり、
入院によって足腰が弱ったり、体力が大きく落ちてしまったりとの弊害が起こりがちです。
自身が見てきた多くの高齢者たちの中には、がん検診を受けず、自分ががんだと知らなかったがゆえに、
最後まで人生を楽しみ、穏やかに亡くなった方々が大勢いらっしゃいます。
どちらを選ぶかは価値観次第ではありますが、
検診を通じて無理にがんを見つけて戦おうとするのではなく、
もしかしたら体にいるかもしれないがんと一緒に生きるという人生を選ぶことも、一つの手段だと思います。
現在の日本の医療は、事前に病気を防ごうとする予防医療が中心です。
ですが、そのやり方はあまり意味がないのではないかと、常々思っています。そう思う根拠の一つに、
1974年から1989年にわたってフィンランドの保健局で行われた大規模な調査研究があります。
この調査では、40歳から45歳の循環器系が弱い男性が約1200人参加し、
健康管理をされたグループと何も介入しないグループとに分けて、
その後15年間にわたって追跡調査を行いました。最初の5年間、健康管理が行われたグループは、
4カ月ごとに健康診断を行った上で薬剤が処方され、アルコールや砂糖、
塩分の管理など食生活に関する指導も行われました。何もしないグループでは、
健康調査票への定期的な記入以外は、放置されたのです。その後、6年目から12年目については、
健康管理は自己管理にしてもらい、15年後に両者の健康状態がどうなっているのかを検査しました。
多くの方は、最初に健康管理されたグループのほうが、十五年目の健康状態は良いはずだ
と考えるのではないでしょうか。しかし、結果はその予想を大きく覆すもので、
がんをはじめとする各種の病気の死亡率や自殺者数、
心血管性系の病気の疾病率や死亡率などの数値は、
きちんと健康管理が行われていたグループのほうが高かったのです。
この結果を見て、「過度な医療の介入は健康を損なうのではないか」と感じる人は少なくないでしょう。
ただ、驚いたのは、このフィンランドの研究が発表された後の日本の医者たちの反応でした。
本来ならば、多くの医療関係者たちがこの衝撃的な結果に対して真剣に向き合うべきだと思いますが、
日本の多くの医者たちは「調査の仕方が間違っているのでは」といって検証もせず、バカにするだけ。
医者たちが科学者である以上、調査で自分が納得のできない結果が出たのならば、
きちんとその原因を精査すべきではないでしょうか調査の仕方が悪いというのであれば、
それを修正した上で何がおかしかったのかを具体的に挙げるか、自分たちが同じ実験を行って、
「このデータは間違っている」と指摘するべきです。科学的なデータには科学的な反論が必要です。ですが、
日本の医者の大部分は、こうした作業を怠り、自分たちの常識と違うデータは、検証もせずに排除する。
国立大学にしても私立大学にしても、彼らの研究には国からの補助金も出ています。
当然ながら、補助金は国民の税金から成り立っているのですから、
研究費をもらう以上は公共の利益に還元されるような研究をするべきです。
0142情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/03(水) 10:08:16.84ID:tHpJfbPc
これまでの常識を覆す実験や調査結果に文句ばかり言って、自分たちでその結果を調査することはしません。
これでは、日本の医学がいつまでたっても進歩しないのは当然です。
だからこそ、アメリカよりも医学の進歩が10年以上遅れてしまうのでしょう。
そもそも集団検査自体も、国際的には不要論がささやかれています。
日本では、集団検診をして、血圧や血糖値、コレステロール値を見て、異常値があれば、
検査データを正常にするために薬を出すやり方が主流です。ただ、世界的な研究で、
集団検診は結果的には患者の寿命をあまり延ばさないということが近年わかってきました。
欧米ではいち早くこの事実に気が付いたため、集団検診は廃止になっています。
現在のように、集団検診が義務化されているのは、日本と韓国くらいです。
OECDも日本の集団検診には見直しを求めているほどです。この事実について、
もっと多くの日本人は知っておくべきではないかと思います。日本でも、医者いらずのほうが、
寿命が延びた例はあります。有名な例として挙げられるのが、「夕張パラドックス」でしょう。
北海道の夕張市が財政破綻し、市民病院が廃止になり、19床の診療所となったため、
夕張市民たちが病院で医療行為を受ける回数が格段に減りました。
病院に行けないのであれば死者数は増えるのではと思われるところですが、
なんと夕張市では、がんで死ぬ人と心臓病で死ぬ人、
脳卒中で死ぬ人の数がすべて減り、老衰で死ぬ人の数だけが増えたのです。
この事例は、医療行為をしないほうが死ぬ人は減るし、
病気にならずに老衰で死ねるという疫学的な根拠になったといえます。
コロナ禍でも、医療行為をしなかったゆえに死亡者数が減るという現象がありました。
新型コロナウイルス感染症が日本にやってきた最初の年、
実は日本全体の死者数が驚くほどに減りました。
2020年は死亡数が約138万人で死亡数は11年ぶりに減少しました。
本来、少子高齢化が進んでいますから、死者数は毎年増えるはずなのに、
2020年は前年より死者数が約9000人も減ったのです。
多くの方は、コロナ禍には人がバタバタと亡くなっていったと思いがちですが、
コロナが流行ったせいで医療機関に行かなくなった患者がものすごく増えました。
何しろ熱があったらコロナだとみなされ、病院に拒絶されることが多かったのですから。
その後、2021年と2022年は史上最大の死者数を更新しました。
これは、以前と同じように医者の治療を受けていたら死んでいた人たちが、
一年間寿命が延びた結果だと考えれば、
医者に行かなければ一年くらい寿命が延びるという大きな推定根拠になったと思います。
そして、もう一つの特徴は老衰が大幅に増えていることです。これも医者に行かないと、
病気で死なないで自然に死ぬことができるということでしょう。医者が無理やり病気をつくった結果、
本来は治療しなくてもよい人が治療する羽目に陥っているケースが驚くほど多いことが、
これらの事例からよくわかるのではないでしょうか。健康診断などで「血圧が高い」とわかると、
ほとんどの医師は次の3つを指導します。「塩分摂取を控えましょう」「飲酒を控えましょう」
「薬を飲みましょう」医師にそう言われた人は多いのではないでしょうか。
40代から血圧が200程度と高い状態でした。でも、現在に至るまで塩分はまったく控えていないし、
お酒も飲んでいます。その理由は「血圧のために楽しみを我慢したくないから」です。
薬については、現在は降圧剤を飲んでいます。きっかけは、50歳頃に受けた心臓ドックで
「心肥大」を指摘されたことでした。しかし、処方された数種類の降圧剤の服用を始めたところ、
血圧が正常値まで下がる半面、頭がボーッとしてフラフラし、仕事や日常生活に支障が出てしまった。
そこで私は薬の種類や量を自分で見直して、自分が調子いいと感じられる「170」
くらいでコントロールするようにしています。なぜ、そのような判断をしているのか。たとえば、
「塩分摂取」に対する考え方について説明します。「塩分の摂り過ぎは健康に悪い」とする“健康常識”
は長く喧伝されていますし、厚生労働省も日本高血圧学会も「日本人の塩分過多」を問題視しています。
厚生労働省「国民健康・栄養調査」によると日本人の塩分摂取量は1日平均約10グラム。
諸外国に比べて多いため、「塩分の過剰摂取が高血圧の原因の一つである」として、
同省の「日本人の食事摂取基準2020年版」では、男性7.5グラム未満、
女性6.5グラム未満を1日の摂取目標量としており、高血圧学会も6.0グラム未満と定めています。
0143情報発信元:七七四通信社
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2024/01/04(木) 08:45:02.72ID:jKXHA113
日本人の塩分過多は食事内容によるものです。
昭和50年代の半ばまで日本人の死因第1位を「脳卒中(脳血管疾患)」が占めたのは、
ご飯に干物、納豆、漬物、味噌汁といったかつての典型的な日本食メニューに一因があるとされ、
その特徴は、塩分が多い割にタンパク質が少ない点でした。血管の材料であるタンパク質が不足すると、
血管の弾性が失われ、脆くなり、破れやすくなってしまいます。
塩分摂取で血圧が高くなるうえに、血管が脆くなれば、破れやすくなるのも無理はありません。
当時は血圧150くらいで脳出血を起こす人が多かったようです。全国的に「減塩運動」
が実施されたこともあり、脳卒中が日本人の死因1位の座を「がん」に譲り渡して今日に至りますが、
「減塩」ばかりが脳卒中減少の理由ではないと考えます。この間に家庭でも外食でも
「肉類を食べる機会が増えた」ことで、日本人のタンパク質摂取量が飛躍的に増え、
「血管が丈夫になった」ことも大きな要因と言えるでしょう。実際、高血圧対策として「減塩」
を強く勧めるのは、実は根拠があまりありません。そもそも減塩だけでそんなに血圧が下がるわけではなく、
塩分を減らしたことで平均寿命が伸びるというデータもないのです。自身、
降圧剤で血圧を170程度に保っていまし。それは、薬を飲まないと220などに上がってしまうからですが、
170より下げないのは、自分にとって「その状態が調子良く感じられるから」です。
なぜ血圧170で調子が良いのか。実は血管年齢が「90歳」
と指摘されるくらい動脈硬化が進んでいます。そのため、血圧を高めに保っておかないと、
十分な酸素や栄養素が脳にまで行き渡らないからだと考えています。
「血管年齢90歳」こそ心配だと思われるかもしれませんが、心臓ドックで調べた結果、
冠動脈の狭窄は起こっていないので、今のところは心筋梗塞のリスクは高くないと判断しています。
だからコレステロール値を下げる薬も飲んでいません。
将来、冠動脈に狭窄が見つかれば、その時はステントやバルーンなどで治療するつもりです。
通常、医師はそうした持病などがある患者に対しては、様々な数値を「正常値」まで下げたがるものです。
それは、将来の様々な病気の発症リスクを下げるためという大義名分の下に行われる医療の現実です。
しかし、皆さんに知っていただきたいと強く思うのは、血圧であろうが、
コレステロール値であろうが、血糖値であろうが、それらの数値を薬で下げた群と下げない群で、
5年後や10年後の死亡率がどう変わるかを調べた国内の大規模比較調査が「一つもない」ことです。
海外の研究データを示して「死亡率を下げる」と言っても、説得力はありません。
急性心筋梗塞での死亡より13倍も「がん死」が多い日本に、
両者の割合が同程度であるアメリカやイギリスの健康常識を当てはめるのは不自然ではないでしょうか。
日本と欧米では、当然ながら食生活も体質も違います。
まず、日本の医療界は「薬で数値を下げれば長生きできる」の根拠を、
日本人に関するデータによって示すべきでしょう。しかし、仮にそうしたエビデンスが出たとしても、
「薬を飲むと頭がフラフラするから嫌だ」と言う選択肢は、やはり患者にあると考えます。
血圧を正常値にするために薬のせいで頭がボーッとした状態でこの先30年を生きていくか、
あるいは寿命が多少短くなるリスクがあるけれど、頭がシャキッとした状態で生きていくかを考えました。
患者自身が自己選択を行うということです。お酒を飲むことも、塩分を控えるかどうかも、
自己選択の範疇でしょう。少なくとも、科学的な根拠もなく「薬を飲まないと病気になる、早死にする」
などと言う医師は、患者を脅しているようなものであり、患者自身の自己選択を奪っていると考えます。
もちろん、血圧や血糖値、コレステロール値が薬で正常値まで下がることに喜びを見出す人もいるでしょう。
医師に言われるように食べたいものを我慢したり、お酒を控えることで「健康のために頑張っている」
と満足を得られる人もいるかもしれません。そうした人にまで「薬をやめたほうがいい」
とは一言も言っていません。病院を信じ、医師を信じ、言うとおりにすることが喜びにつながるなら、
それで構わないと思います。大事なことは、医師ではなく、患者本人の幸福感が向上することです。
「健康のためだから」と好きな食事やお酒を過度に節制してストレスが増すようでは、
本末転倒ではないでしょうか、と言いたいのです。シニア世代になればなるほどに、
がんや心筋梗塞、認知症などの病気以上に怖いのが老人性のうつ病です。
0144情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/05(金) 09:12:52.54ID:Z16PKp+f
「うつ病など、たかが心の病気」と思われる方もいるかもしれませんが、
うつ病を決して軽視してはいけません。長く生きるのも大切なことではありますが、
やはり楽しく生きることこそが人生の目的だと思うからです。うつ病になれば、
毎日心が鬱々として引きこもりがちになり、自分が生きていることで迷惑をかけていると考えるようになり、
体や脳をあまり使わなくなって老化が深刻化し、身体機能や精神面がどんどん衰えていきます。さらに、
うつ病になると免疫機能も下がることも明らかになっています。つまり、うつ病は主観的な不幸を感じ、
QOLを下げる上に、免疫力が下がって死を早める危険性を伴っているのです。
本来は「心の病気」に対してより一層の配慮をするべきなのに、日本では精神科の教授はたくさんいても、
心の専門家やきちんとしたカウンセリングができる人や教えられる人はほとんどいない。
ですから、精神科があっても、それを現代の医療体制に上手に組み込めていないのです。
特に、昨今精神科の重要性が増しているのが、終末医療の現場です。
アメリカなどでは、終末医療の現場には必ず精神科の医師がチームの中に加わります。
しかし、日本では緩和ケアにおいても精神科医がチームの一員に加わることはほとんどありません。
それも、医療業界特有の、縦割りの縄張り意識がいまだ強い上に、
薬を使うだけで終末期の心のケアができないので、精神科が役に立たないと思われているのでしょう。
ただ、本来患者さんの利益や幸せを考えるのならば、
縦割りの組織をやめて多くの専門家同士が協力する必要があるはずです。
どうせ医者に心理ケアができないというのであれば、
日本の医療体制もいち早く、アメリカ型のチーム医療に切り替え、
臨床心理士や公認心理師のような心の専門家とチームを組むべきではないでしょうか。
人間はただ生きているだけでは、幸せになれません。
にもかかわらず、患者さんの心や人生を考慮しない医者は非常に多いのです。
そのわかりやすい例が、コロナ禍における医者たちの発言でしょう。
新型コロナウイルスは、医者がどのような考え方をするのかを浮き彫りにし、
医者という病を白日の下に晒した病気だったと思います。
コロナ禍における感染症の専門家たちの会議の結果を見て、もっとも問題だったと思うのは
「コロナという病気にさえかからなければ、ありとあらゆることを犠牲にしていい」
という主張がまかりとおっていたことです。
たしかに、感染症の予防という観点では、自粛生活は効果的だったかもしれません。
おかげで、コロナだけでなく、肺炎やインフルエンザの患者数も激減しました。
ただ、考えるべきは、感染症にならないために、ほかの生活をすべて犠牲にしてよいのかという視点です。
日本の医師たちが推奨する過剰な感染対策により、高齢者は外に出られなくなりました。
その結果、筋力が弱って歩けなくなったり、精神的に参ってうつ病が増えたり、
人と話す機会が減って認知機能が低下したりといった弊害が起こりました。大半の日本の医者は、
患者の心の治療についてはほとんど踏み込まないですし、知識がありません。ですから、
「それだけ長期間閉じこもっていて人と喋らなければ、うつ病や認知機能に支障が出る人が増えてしまう」
という考えが生まれなかったのです。だからこそ、専門家会議と称する専門バカな人々が、
会議で集まって議論しては、ひたすら感染対策の徹底を訴え、自粛を要求し、
高齢者は子供や孫と会わないよう指導しました。この対策は明らかに間違いだと思いますが、
専門家たちは「死者も感染者数も少なかったのだから、日本のコロナ対策は正解だった」と言います。
高齢者の多いスウェーデンやフィンランドでは、なるべく自粛政策を行いませんでした。
それでは、要介護高齢者が急増すると考えたからです。ところが、もっとも高齢化率の高い日本は、
世界で一番長い自粛政策を取りました。彼らの行った感染対策の最大の問題点は、
長期的視野が欠けている点です。この後遺症として、5年もしないうちに、
要介護者がものすごい勢いで増加しているだろうと思っています。
つくづく日本の医者たちは、目の前にいる患者さんの状態や、
その患者さんの先々にどのようなことが起こるか予想をする能力が著しく乏しいとよくわかります。
患者のその後の人生がどうなろうと、目の前の病気さえ治れば、
あとはどうでもいいと考えているのでしょう。
医者が患者さんの心理的な悪影響を考えていないとわかる場面が、「余命宣告」です。
0145情報発信元:七七四通信社
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2024/01/06(土) 10:02:14.41ID:P5AxETK0
みなさんもドラマなどでご存じだと思いますが、
がんをはじめとした命にかかわる重大な病気を患っている患者さんに対しては、
医師から余命宣告が行われることがあります。そして、現実の余命宣告は、
ドラマ以上にドライで無感情に行われるようです。当然のことですが、無表情の医師からいきなり
「あなたの命はあと三カ月です」などと言われれば、誰しも大きなショックを受けます。
しかし、余命宣告を受けたとしても、あまり心配しすぎるのはよくありません。
もちろん、もう少し丁寧に言うことが増えてきたようですが、
いずれにせよ短期間での余命を告げられることが多いようです。
なぜなら、余命の期間は、患者さんには短めに言うのが医者にとって常識だからです。
どうしてそんな患者の心を曇らせるようなことを言うのかというと、ひとえに医者自身の保身のためです。
たとえば、「あと半年の命です」と伝えたものの、仮に三カ月で亡くなった場合は「あの先生はヤブ医者だ」
と恨まれてしまいます。反対に、「半年」と伝えていた余命期間を越えて、1年以上生きられた場合は、
「先生のおかげで長生きできました。どうもありがとうございます」と感謝されるでしょう。
つまり、どう考えても短めに言っておいたほうが、医者にとってはリスクが少ない。
ただ、患者さん本人にとっては、余命宣告を短めに言われること自体はたまったものではありません。
精神的なショックが大きくて、気持ちが落ち込み、中には「自分はもう少しで死んでしまうのだ」
という思いからうつ病になる方もいらっしゃいます。心理状態は免疫に大きく影響するので、
QOLの低下はもちろん、死期を早めるリスクもあります。本来、心ある医者であれば余命宣告はしません。
仮に嘘であっても「まだまだ元気でいられますよ」「同じ病気で三年以上生きておられた方もいます」
などと言って元気づけてあげるべきなのに、自分の評判を優先するがゆえに、
患者さんの心理的インパクトなどを考えず、短めの余命を宣告するのです。
一方、名医と言われる方の多くは、治療が難しいことを告げても余命は伝えないそうです。
もちろん生前に財産整理や家族への遺言作成などを行っておきたいという方もいると思います。
知りたいという方は「最悪のケースを教えてください」と質問するのが良いでしょう。その際、
短めの余命を言われるケースが多いと思いますので、過剰にショックを受け過ぎない心構えが重要です。
もう一つ、つくづく日本の医者には心がないと思うのは、治療に対する説明が非常に不足している点です。
どのような患者さんであろうと、その治療法をきっちりと説明します。自由診療で治療を行う場合は、
金額についても包み隠さずお知らせします。もしその説明を聞いた上で、それでも「受けたい」
というのならば治療を進めますし、そうでないなら別の方法を考えます。きちんと説明し、
相手の理解を得るのが基本なので、治療方法を勝手に押し付けることはありません。
外科の手術でも十分に説明して手術を受けるかどうかを決めるインフォームド・
コンセントがかなり普及してきましたが、内科の場合、血圧が高いというだけでろくに説明をせずに、
一生使うような量の薬を処方して、飲むように命令するようなことをします。このように
「治療法を自分が納得した上で選ぶ」という考えは、残りの人生を豊かに生きるために必要なもの。
特にシニア以降の患者さんにとっては、欠かせない考え方でしょう。
だからこそ、医者がきちんと治療法やそれに付随する副作用を説明した上で、
患者さんが今後の人生をどうやって生きていきたいかを丁寧にヒアリングするべきです。
しかし、大半の医者はろくに説明もせずに薬だけを処方し、やれ「塩分は控えろ」「酒を飲むな」
と無理強いしてきます。人に残りの人生の質を左右するような治療を強制する以上は、
エビデンスをしっかりと出して説明してほしいものですが、それすらやりません。一般的に医者というものは、
「患者にとっての人生の幸せというものは、長く生きるということ。薬を飲み続けた結果、
長く生きられればそれが幸せなのだ」という価値観を押し付けがちでもあります。その上、
医者は自分の考えを否定されるのが大嫌いです。患者から「残りの人生、血圧がちょっと高くてもいいから、
こんな味気のないものを食べ続けるのは嫌」「体調が悪くなるから血圧の薬を飲むのは嫌だ」
などと言われようものなら、過敏に反応して怒り、患者を叱ることすらあります。
0146情報発信元:七七四通信社
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2024/01/07(日) 07:45:09.42ID:oV4OsCtz
もちろん、その患者さんが「多少寿命が縮まったとしても、もっとおいしいものを食べたい」
「血圧が上がって死亡リスクが上がっても、やりたいことをやって生きていきたい」
などと自分のQOLを重視した結果、脳卒中や心筋梗塞になったり、
予定よりも早く亡くなってしまうケースもあるかもしれません。
しかし、それはその人自身の死生観に基づいた選択です。
食べたいものも食べられずにベッドの上で不調に耐えながら長生きするのと、
好きなことをやりたい放題やって少しだけ早く死ぬのと、
どちらが良いかはその人個人の価値観の問題でしょう。さらに、治療の副作用で早死にしたり、
かえって免疫機能を落としてがんになったりすることを、医者は考えてくれません。
彼らが言う標準治療は、エビデンスに基づいていないものが大半である上、
いろいろな調査研究が新たに出てきてもそれを受け入れようとしない石頭の医師が、
残念ながら圧倒的多数です。ただ、みなさんには、ご自身の残りの人生を限りなく豊かにするために、
医者の言葉に流されない付き合い方を、ぜひ実践していただきたいと思います。
女性でコミュニケーションが苦手というのは、他にも影響がありますか「特に女性社会だと苦労します。
男性社会って雑な言い方をすれば、ミスをしても『おもろいやつ』っていう扱いになりますが、
女性社会は調和を求めることが多く見られます。調和と協調を重んじるカルチャーですね。
そのカルチャーから外れると排除されやすいですよね。さらに困っている人のところには、
男の人が寄ってきやすいんです。そうすると『男の人に助けてもらって、計算なの?』ってなることも」
男性に媚びを売っている意識はないのに、そう見られてしまうんですね。「でも、
普段疎外されている人たちは、こういうときに男性に助けてもらうと、やはり脳がとろけてしまうんですよね。
最初はそんなつもりはなかったけど、助けてくれたことを学習してしまい、
依存のような形になってしまうケースもあります」本人の問題というより、
特性による周囲との問題が積み重なって影響を受けていることがよくわかりました。
大人になってそれが障害によるものだとわかっても、向き合うのは難しそうですね。「障害と自尊心って、
相矛盾するものなんです。発達障害の人は、一つの価値観にとらわれる傾向があります。
それが少しでも劣っていると自分の価値を認められず、自尊心が傷ついてしまいます」女性には、娘、妻、
母、と価値観が変化するということもありますよね。発達障害の女性はいったいどうしたらいいのでしょうか。
「いわゆる“普通”とされる価値観ではない価値観に触れることが大事です。例えば、現代社会においては、
効率よく仕事ができる、お金を稼げることが価値と考えられています。でも本来は、
それは価値観の一つで全てではないですよね。他にも価値はあるということを理解し、
自分の価値観に組み込んでいくっていうのが、大事になります。SNS、病院や福祉、患者会でもいいです。
日常とは違う人たちの価値観の中に入ると、多分見え方も変わってくるし、
楽になるのではないかと思います」「人のせい」にするということは、自分のせいではないと訴えます。
他に選択肢が無い私が母親のコピーになっていくのは、私の責任ではありません。
確かに、その一択を拒否する手段はあります。母親を殺すか、私が自殺すればいいことです。
自分が「母親のコピー」になることは、自分の責任ではないと考えています。
当然のことながら、仮に彼が言う母親からの教育がすべて事実であったとしても、
それによって彼の刑事責任が相殺されることはありません。そのことは彼も理解していたはずです。
そもそも彼は、犯した罪によって自分が死刑になることを予見していました。
それでも犯行を思いとどまることができなかったのは、なぜなのでしょうか。
その背景には、上記の無責任さに基づく、自分自身への関心の希薄さが見え隠れしています。私は、
自分のことはどうでもいい人です。死にたいわけでも死刑になりたいわけでもない、と書きましたが、
死にたくないわけでも死刑になりたくないわけでもありません。どうでもいい、といっても、
どうなってもいい、とやぶれかぶれなのではなく、単純に、自分で自分の将来に興味が無いということです。
なんでも「人のせい」にする彼は、紛れもなく無責任です。しかし、そのように無責任であること自体に、
彼は責任を負いません。もしかしたら、無責任である自分がどうなろうが、その責任は自分にはない、
と考えていたのかも知れません。無責任さは、自分自身への関心の希薄さと表裏をなしているのです。
0147情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/08(月) 08:26:38.12ID:w+7MYKdY
自分の人生を自分の人生として引き受けられない。それは、言い換えるなら、
自分の人生が他者に決定されたものとして理解される、ということです。
そしてここから二つの帰結が導き出されます。一つは、自分の人生に「功績」を感じられなくなる、
ということです。たとえば「私」が厳しい受験戦争に勝ち抜き、難関校に合格したとしましょう。
多くの場合、「私」はそれを自分の功績だと思いたくなります。そのとき「私」は、自分の力で、
自分の意志によって努力し、その結果として大学に合格したと考えようとするからです。言い換えるなら、
「私」の強い意志がなければ、大学に合格できなかっただろう、と見なすことを意味します。ところが、
「私」が自分の人生を引き受けられないとき、大学に合格できたのは「私」の意志によるものではなく、
「私」が置かれていた環境によるものだと理解されます。すなわち、両親が教育熱心であり、
進学校や予備校に通わせたり、参考書をいくらでも買ったりできるような経済力を持っていたからこそ、
「私」は大学に合格できたそのように考えることになります。恵まれた環境のパワーに比べれば、「私」
の意志が果たした役割など、ほんのささやかなものでしかありません。つまり、大学に合格できたのは
「私」の功績などではなく、両親の手柄になってしまうのです。そして、功績と同様に無効化される概念が、
「責任」に他なりません。たとえば、親から「テストのときに分からないことがあったらカンニングしなさい」
と教えられて育った子どもを考えてみましょう。その親は、
子どもがカンニングせずにテストで悪い点数を取りでもしたら、「なんでカンニングしなかったんだ」
と言って、子どもを殴るとします。この子どもは、親の言うことを信じ、
テストのときに分からないことがあったら、何の悪気もなくカンニングをするようになるでしょう。
では、その責任はその子どもにあるのでしょうか。おそらくそうはならないはずです。
その子どもがカンニングした責任は、その子どもをそのように育てた親にあるに違いありません。
このとき子どもは、親の教育に対して無力なのであり、
自分の行為に対して責任を持つことができないのです。
功績と責任は、ともに、人間の自由な意志を前提にしています。
反対に、自由な意志が否定されるとき、功績も責任も成り立たなくなってしまうのです。
そして経済格差や虐待の問題は、ある種の無力感を催させることで、
人間から自分の人生を自分の人生として引き受ける可能性を奪ってしまいます。
「無敵の人」が起こす自暴自棄な犯罪には、そうした、
自分の人生に対する無力感に基づく、特有の無責任さが伴っているように思えます。
自分で恐ろしい犯行を起こしながら、どこかで、自分がその犯行を起こしている責任は、
そうせざるをえない状況へと自分を追い込んだ環境にあるのであって、
自分のせいではない、という感覚です。そうした無責任さに飲み込まれるとき、
人間は、いわばすでにエンディングが決定している映画を眺めるように、
自分の行動を外部から静観するかのような感覚に陥るのではないでしょうか。
そしてそのとき、これは他ならぬ自分の人生なのだから、大切にしなければならない、
尊重しなければならないという気持ちも、湧き起こらなくなるのではないでしょうか。
自暴自棄型の犯罪と、自分の人生への無力感、そしてそれに基づく無責任さの関係は、
通り魔事件のうちにも見出すことができます。事件の背景には極端な価値観があり、
そしてその価値観は母親からの影響によって形成されたものでした。
その自己認識が、彼にとって何を意味していたのかを考えるために、
彼が獄中で執筆した著書における証言を見てみましょう。
そこでは、何かにつけて「人のせい」にするという自らの性格について、次のように述べられています。
何故このようなものの考え方になったのかと考えて自分の人生をさかのぼってみましたが、
最初からそうだった、としか考えられません。このような考え方に変わったきっかけになる出来事等は無く、
こうして自己分析するまでは、この考え方は当たり前のこととして、何の疑問も持っていませんでした。
とすると、これは幼少の頃の親、特に母親から受けた養育の結果だということになりそうですが、
このように書くと、人のせいにしている、と批判されるのでしょう。つまり、自らの母親のもとに生まれてきた、
ということが、彼にとって自らの性格を決定する唯一の出来事だったのです。だからこそ彼は、
自分がなんでも「人のせい」にするということは、自分のせいではないと訴えます。
0148情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/10(水) 09:44:48.84ID:jjDrtZlx
決めたことをますます実行できなくなって負のループに陥ります。HSPや繊細さんに限らず、
ポジティブな出来事よりもネガティブな出来事に敏感な方は行動して「うまくいかなかったらどうしよう」
と後ろ向きな想像をすることが多いです。だから行動自体が億劫になってしまい、
色々なことを先延ばししがちです。反対に、行動できるタイプの人は「うまくいったらどうしよう」
と考えるんです。ここでうまくスピーチできて、褒められて、その先の結果に結びついたら楽しそうって。
行動を抑止するネガティブな発想がありません。自分はネガティブ思考だからすぐ行動できないと、
落ち込む必要はありません。先延ばしグセ自体は本人の問題ではなく"脳の仕組み"のせいなんです。
まずその性質を知ることが大切です。自己肯定感が低く、何か行動する前に否定的になりがちな人は、
自分に部分点をつけてあげることをおすすめしています。例えば一冊何か本を読みたいと思っても、
なかなか進まないことってありますよね。そんな時は、1日1行読んだだけ、本を手に取っただけでも、
読むための行動ができたと認めていくのです。予定通りのところまで読めなくても1ページ読めたなら、
10点満点中、2点くらい自分にあげても良いと思います。すべてを0か100で考えると、
できない自分が嫌になり先延ばしにつながります。完璧でなくても、少し動けた自分を褒めてあげる。
この積み重ねで心理状態も徐々に上向いていき、すぐやる人に近づいていきます。
身近に情報が溢れすぎていることが原因の一つだと思います。さらに価値観が多様化しているため、
自分の軸を持ちにくくなっています。軸がないと、入ってきた情報を「その通りにしなければ」
と何でもかんでも受け入れてしまう。するとあちこちに意識が散って、集中できない状況に陥るのです。
情報がいくら多くても、自分の中に明確な目的があれば、方向を見極めて一点に集中することができます。
例えば、何か資格を取得したいとき資格取得自体は目的にはなりません。
その資格を活かしてどんな自分を目指すかが最も重要です。しかし、
勉強を続けるうちに資格を取ることだけが目標になってしまうことがあります。
本来の目的を見失ってしまうと、努力の方向性がズレてしまいます。
片付けであっても、くつろぐ空間を持ちたいのか、仕事のスペースを整えたいのかなど、
目的をまず明確にしましょう。「何のために片づけるのか」という目的が明確になれば、
手段である片づけに集中できるので作業も捗ります。
集中力を阻害するものを特定して排除することも有効です。特にスマホは時間泥棒の主犯格です。
何かに集中したいときはスマホを別の部屋に保管する。ダラダラ見てしまうアプリがあれば、
沢山スクロールしないとアクセスできないようにします。テレビのせいで集中できないのであれば、
リモコンを遠くに置いたり、コンセントを抜いてみましょう。反対に、何か集中したいものがある場合には、
すぐ手に取れる場所に置くのがおすすめです。読書習慣が欲しければ本をいつも座る席の近くに、
何か演奏がうまくなりたければ楽器を日頃から目に入る場所に置くと良いでしょう。
私たちは視界からの情報に強く影響されているのです。リモートワークで集中するためには、
2つの対策が考えられます。一つ目は、同じ場所で同じことを行う習慣をつけることです。
家のこの部屋では事務作業、企画を考えたりクリエイティブな作業は喫茶店で、
などと場所を決めてみるのです。これは、一部屋しかなくてもできます。
家の中で机に座る向きを変えるだけでも良いでしょう。
窓が見えるか見えないかだけでも気分を切り替えられますよね。
これを心理学では「アンカリング」と呼びます。同じ場所で同じ作業をすると決めると、
徐々に脳に刷り込まれていくので自ずと集中できるようになるのです。二つ目は、メモを活用することです。
例えば、在宅勤務中に宅配便の受け取りなどで作業を中断せざるを得ないとき、
何の仕事が途中だったのかを付箋に書き残しておきましょう。
机に戻ってきた未来の自分が、何から手を付けるべきか迷うのを防ぐためです。
また、仕事やプライベートで考え事が多すぎて集中できない状況にもメモは有効です。
頭の中だけで考えているときって、どうしても物事を大きく捉えすぎてしまう傾向があります。
頭にあるモヤモヤを書き出して見える化してみると、意外とあっさり解決できることに気づくものです。
付箋やノートを用意して手書きするのがおすすめです。日々頻繁にデジタルに触れている人ほど、
メモはアナログにすると気分転換にもなって良いと思います。
0149情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/12(金) 15:12:17.32ID:txIpxuKS
50過ぎて我ながら情けない。とにかく、アプリはすべて削除。
一緒に登録したと思われる怪しいLINEアカウントも、すべてブロックのうえトークを削除。
あと、不正利用でない以上は、不足分を払わねばならない。
マンションの部屋のタンス預金から必要な額を持ち出し、
借りたキャッシュカードで入金。しかし、またアプリをダウンロードされたらお手上げだ。
そこで、施設へ訪問診療に来ている精神科医に相談したところ、病院を紹介してもらい、
CTスキャンや心理テストを受けることになった。結果は、「前頭側頭型認知症」の疑い。
このタイプの認知症は、脱抑制といって食欲・性欲などを抑制できない
(そういえば、70代後半になってから10キロ以上も太った)、甘いものばかり欲しがる
(毎日のようにアイスを食べているらしい)、罪悪感や恥の意識を感じにくい
(今の状態がまさにそれ)、といった特徴があるとのこと。病気だから仕方がないのか
こうした症状をある程度抑える薬はあるというが、きちんと服薬管理をできないといけないほか、
服用するとボーッとして転倒リスクなどがあるため、認知症のひとり暮らしでは処方しづらいそう。
というわけで、一度は自宅マンションに戻ったものの、
本格的に介護施設へ移すべく相談を始めているところ、再びのトラブルに見舞われることになる。
ケアマネジャーから「1日以上帰宅していない」と連絡があった。何度か電話をしてようやく繋がると、
またもや想像していなかった言葉が飛び出た。「いま、交番でお巡りさんと一緒にいます」
認知症が進行して、ついに家に帰れなくなったか、と思ったらそうではなかった。警官の説明によると、
またもやデリヘルを呼んだところ、事が済んでから丸一日眠りこけてしまったのだが、
目が覚めるとお金(タンス預金から持ってきた札束)を入れたカバンが見当たらないというのだ。
財布に残っていたお金ではホテル代が払えず、交番に突き出されたというわけである。
再び向かったものの、デリヘル嬢は盗みなんてしてもすぐに足がついてしまうわけで、
客のカバンを盗むとは考えにくい。実際、警官がラブホの防犯カメラをチェックした限りでは、
デリヘル嬢がカバンを持って出たようには見えなかったとのこと。
とにかくホテル代は払わねばならないので、警官に教えられたホテルへ行くと、
フロントのおばさんから、「この前は倒れて大変だったでしょう」と言われる。同じホテルだったのか。
その後、姉と一緒にタクシーで家まで送り届けたところ、玄関先に件のカバンが。札束も入っている。
つまり、カバンを持って外出することを忘れたうえ、カバンを忘れたことも忘れた、
ということになる。この「色ボケジジイ」の行動が落ち着く日は来るのか絶望が深まる。
少々遅くまで寝ていたところを着信音で起こされた。スマホに表示されているのはケアマネさんの名前。
「実はまた、お父様が昨日から帰宅されていなくて。お電話したら、またラブホテルにいらして、
お金がなくて出られないとおっしゃっています」前回から2週間ほどしか経っていないではないか。
「息子さんに電話してお金を持ってきてもらったらどうですか、と言ったら、『怒られるから電話できない』と」
たしかに、父親のところに電話をかけても出ない。仕方がないので姉に頼むと、
姉からの電話には出たので、ラブホの場所が判明。前回と同じであった。
とにかく迎えに行かないことには何も始まらないが、以前の私の激昂ぶりが不安だったのか、
姉も一緒に行くという。そういうわけで、駅で待ち合わせ、2人でホテルへ向かう。
姉と並んでラブホの玄関をくぐったことのある人間なんて、この広い日本で何人いるのだろう。
背徳の関係ではないが、いずれにしても、おおっぴらに言える話ではない。
フロントに言って鍵を開けてもらい、部屋に入ると、「おう、来たか」相変わらず、恥じる様子は皆無。
ふつふつと怒りが湧き起こるがぐっとこらえて、「帰るからちゃんと服を着なさいよ」と声をかける。
父親が立ち上がってジーンズを引き上げると、失禁の跡。オシッコも満足にできないのに、
デリヘルは呼ぶのか。自動精算機でチェックアウトすると、宿泊代に延長料金、
ルームサービスで食べたピザやらステーキやらの代金を合わせて30,000円也。
シティホテル並の金額になっている。自分の財布から万札を取り出し、一枚ずつ入金する行為が虚しい。
駅の方まで行かないと、タクシーが拾えない。ラブホを出て、怒りのあまり早足になる私、
父親を気にして振り返りながらゆっくり歩く姉、そして杖を突きながらヨタヨタついてくる父親。なんとも哀れな行列であった。
0150情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/13(土) 10:49:34.39ID:vj0EzTBw
1. 思いやりや優しさは、ある程度の知性がある人でないと伝わらない
あなたがどれだけ「思いやり」があっても、相手がそれに気づけるかは別の話。
優しさに気づくためにはある程度の知性や深い理解が必要です。
逆に言えば、あなたも気づけてない周りの優しさを受けているかも。

2. 悪口を言われている人より悪口を言っている人の方が地雷
悪口の対象になっている人は、一見悪い人に聞こえます。
でも、結局は目立っているだけで人間関係のトラブルを起こす人はいつも「悪口を言う方」
だということが多くあります。ウワサに惑わされず、人の本質を見ていきたいものですね。

3. 「〇〇さんがアナタの悪口言ってたよ」と告げ口してくる人が一番厄介
「あなたのためを思って」という態度で、あなたが悪く言われていたことを告げ口をする人は、
トラブルの発生源になります。このような人との関わりは、慎重になった方がいいでしょう。

4. 初対面で馴れ馴れしい人は地雷
初対面で過剰に馴れ馴れしい人は、「フランクに話せるようになるまでのコミュニケーションを端折る」
という選択をしています。他人への敬意が低いので、問題を起こしがち。
根本の性格はいい人も多いでしょう。

5. 相手が怒っているのは、相手の課題
相手がよく怒る場合、「自分が悪いんだ」と自分の責任に感じる人も多いですが、実はそうではありません。
人が怒るときは、ほぼ怒っている本人の心の課題が背景にあります。
自分を責めるのではなく、冷静に対処すればいいだけです。
0151情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/14(日) 06:00:35.24ID:2ahKIrqQ
県感染症情報(12月18日―1月7日)
結核6例。
梅毒4例(30代男性、40代男性、50代男性、20代女性)。
過去分として
梅毒1例。
県感染症情報(12月25日―31日)
新型コロナウイルス感染症340例。
県感染症情報(1月1日―7日)
新型コロナウイルス感染症374例。
0152情報発信元:七七四通信社
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2024/01/15(月) 21:27:28.98ID:ZaBV7BK7
動脈硬化を促進していると言われています。そのため、
健康のためにもコレステロールを減らしましょうということが声高に叫ばれています。
でも、そんな悪者のコレステロールが、実際には自分の肝臓でつくられているって知っていましたか
わざわざ自分の体でつくっているわけですから、悪者どころか重要な物質だということです。
コレステロールの働きをいくつかご紹介します。全身の細胞ひとつひとつの細胞膜の原料です。
コレステロールがなければ細胞分裂はできず、新しい細胞がつくられなくなってしまいます。
性ホルモンや副腎皮質ホルモンなど体の重要なホルモンの材料にもなっています。
骨の成長には欠かせないビタミンDの原料にもなっています。
人はコレステロールがなくては生きていけないのです。そのコレステロールは、
70〜80%が肝臓でつくられ、あとは外からコレステロールを含む食品を食べることで補っています。
もし大量のコレステロールを含む食事をしても、
肝臓がつくるのを控えて常に同じ量になるように調整してくれます。
きちんと運動をして消費されている限り、食事の摂取がコレステロール値に反映されることはありません。
塩や砂糖の摂取量もそうですが、体に害が及ぶほどたくさん摂ろうとすると、
まずくて食べられなかったり、喉が渇くので水を飲んで濃度を薄めようとしたりします。
そのように私たちの体はちゃんとバランスを取るためのセンサーが働いていて、
何でも摂りすぎることがないよううまく調整しているのです。
コレステロールも同様。食事で多く摂りすぎたときは、
肝臓が分泌量を抑えて調整してくれているのです。たしかに動脈硬化の人の血管を調べたとき、
血管内壁にベッタリとコレステロールが張りついているのは事実です。でもそれは結果論で、
動脈硬化になるような血管だったからコレステロールが修復しようとして集まったのではないか
そういった見解も出てきており、必ずしもコレステロールが高血圧や動脈硬化につながる、
とは言い切れない部分もあるのです。そこで人間ドックを受けるとき、
ある実験をしてみました。血液検査では、コレステロール値も調べます。
コレステロールが細胞の修復をしているなら、激しい筋トレを行って筋肉を破壊したとき、
コレステロールが増えて壊れた筋肉細胞を再生しようとするはずです。
すると血液中のコレステロール値も大きく上がるのではないかと考え、
人間ドックを受ける前日にあえて激しい筋トレを行って、血液検査に臨んだのです。
結果、予想通りコレステロール値は異常に上がっていました!改めて「人間の体はすごいな」
と感心したものです。細胞を再生するための機能がこんなにしっかり働いているなんて、と。
前回の血液検査では、コレステロール値は正常値を示していましたから、
今回大きく上昇したのは明らかに筋トレの影響によるものだと思われます。
ですが検査結果を見た医者に、「コレステロール値が高いですね。
お酒もタバコもやらないなら運動不足ですね」と言われたのです。このようなことを踏まえると、
コレステロール値が高いからといって安易に下げる薬を飲むのは非常に危険だということがわかります。
というのもコレステロール降下剤は、肝臓でのコレステロール生成を抑えるというもの。
それは全身の細胞の再生を抑えることにもなり、大切なホルモンの生成すら危うくなります。
さらには骨の強化も損なうわけですから、デメリットのほうが多くなってしまう。
実際、赤ちゃんが飲んでいるお母さんの母乳を調べると、25%がコレステロールです。
そのくらい生きるために必要なものなのです。コレステロール悪者説については、
2005年頃から懐疑的な意見が増えてきています。それを受けてか、
厚生労働省も2015年に食事摂取基準のコレステロール上限値を撤廃しています。
血圧のためにコレステロール摂取を減らすのは、ご自身の体のために、今すぐやめてください。
他にも高血圧に関する間違った知識はたくさんあります。たとえば高血圧と体型の関係。
痩せている女性にも高血圧の人はいっぱいいます。なぜなら筋肉量が少ないから。
血液を全身に送り出すポンプの役割を果たしているのは心臓だけだと思っている人が多いのですが、
手足の末端まで血液を送り届けるには、筋肉という補助ポンプの力が重要です。
痩せていて筋肉が少ない人は、当然筋肉という補助ポンプの力が弱いですから、
心臓にかかる負担が大きくなります。心臓が頑張って血液を押し出すので、その結果、血圧は高くなる。
結局、太っている人も痩せている人も血圧が高くなる理由は実は同じで、筋肉が少ないからなのです。
0153情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/16(火) 09:21:49.72ID:xL59dXSr
塩分は控えなさい脂っこいものはダメ甘いものもダメお酒はほどほどに運動を心がけましょう
並べて言われるとだんだん気持ちが沈んできます。お酒が好きで肉料理も好き、
飲んだ後のラーメンが楽しみという人にとっては、張り合いのない毎日になってしまいます。
そして医者はとどめのひと言を告げます。「1か月後にまた検査しましょう。
正常値に戻っているといいですね」おまけに血圧手帳を渡されますから、
これからの1カ月間、血圧計をにらみながら好きな食べ物を我慢することになります。
健診と聞いただけで憂鬱になるのも無理はありません。
たとえ健診を受けて数値の異常があれこれ見つかっても、気にしないことです。
実際に体調の悪さやいつもと違う異常を感じているというのでしたら別ですが、
気分もいいし食欲もやる気も十分というのでしたら、
いまがベストなのですから何も気にすることはありません。
血圧と並んで健診の数値で引っ掛かりやすいのが血糖値です。
ヘモグロビンAIcで示される数値が6・0を超えると糖尿病の予備軍となります。
この時点でウンザリするほどの食事制限を受けるのは言うまでもありません。
つまり一度でも健診の数値が引っ掛かってしまうと、
長い期間、食事内容を制限され、薬を飲まされ、定期的に検査を受け続けることになります。
数値が異常というだけでいきなり病気が見つかったり入院治療ということはありませんが、
ふだんの生活が健診の数値でものすごく不自由になってくるのです。
では何のために医学は数値の異常に介入してくるのでしょうか。言うまでもなく、
数値を正常に戻すためです。正常に戻せば、病気のリスクが減ると信じられているからです。
ところが、それを真っ向から否定するデータがあります。
アメリカの国立衛生研究所の下部組織がこんな研究を行なっています。
糖尿病患者1万人を2つのグループに分けて1つは標準療法、
もう1つのグループには強化療法を試みます。
「強化療法群」はヘモグロビンAlcを正常値の6・0%以下に抑え、「標準療法群」は7%〜
7・9%に抑える緩めの療法です。いまの日本の医学常識を当てはめれば、結果は明白です。
「強化療法群」のほうが健康を維持できるはずです。ところが3年半後の死亡率は
「強化療法群」のほうが「標準療法群」より高かったのです。
今度はコレステロール値についてのデータを紹介してみます。
フィンランド保健局が1974年から1989年にかけてコレステロール値などが高い40〜
45歳の男性管理職1222人を対象に調査したデータです。
4カ月ごとの健康診断に基づいて数値が高い人には薬を処方し、塩分制限などの健康管理を行う
「介入群」612人と、健康管理に介入しない「放置群」610人に分けて追跡調査をしたところ、
がんによる死亡率、心血管系の病気の罹患率や死亡率、挙げ句は自殺者数に至るまですべて
「介入群」のほうが「放置群」より高かったのです。ここでちょっと補足しておきますが、
コレステロールは細胞膜の主原料で人間が生きていくためには欠かせないものです。よく「悪玉」「善玉」
と呼んで区分することがありますが、どちらも人間にとって重要な働きをしていることに変わりはありません。
けれども循環器の医者から見ればLDLコレステロール、つまり「悪玉」
が増えすぎると血管壁に入りこんで動脈硬化の原因になるとされます。
ところが免疫学者に言わせればコレステロールは免疫細胞の材料になるからコレステロール値が高い人のほうが免疫力が高いとなります。
あるいはコレステロールは脳にセロトニンを運ぶ働きもあるとされますから、
数値が高い人ほどうつになりにくいという報告もあります。さらには老年医学の立場から見れば、
コレステロール値の高い人のほうが男性ホルモンが多いため、
齢を取っても活性が高いといった研究もあります。「コレステロール値が多少高いほうが病気も少なく、
長生きできる」と主張する医者だっているのです。つまり「こっちにとっては悪くても、
あっちにとってはいいこと」というのはしばしば起こり得るのです。しかしいくらこういうデータを並べても、
循環器の医者が自分の狭い立場にこだわる限り、「そっちには良くてもこっちには悪いこと」となります。
健診で数値に異常が見つかればそれを正常に戻すことだけ考えますから、
相変わらず薬と食事制限を申し渡すでしょう。ちなみに2015年には、
コレステロールを「悪玉」視していた厚生労働省も摂取制限を撤廃しました。
卵や肉などいくら食べても大丈夫ということになりました。
10年も発てば医学常識が変わることなど、いくらでもあるのです。
0154情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/19(金) 22:25:58.11ID:zCQBJuE7
性交を伴う性暴力被害の特徴としては、社会的立場が上位の者による加害が多いことが挙げられます。
加害者として学校の関係者(教職員、先輩、同級生など)、交際相手(元交際相手も含む)
やインターネット上で知り合った人を挙げるケースが多くなりました。警察庁が発表する
「犯罪統計」によれば、2022年に性加害が事件化し、加害者が逮捕・起訴された
「強制性交等罪の認知件数」は1655件でした。そのうち被害者が20代以下のケースが8割以上、
10代以下に限っても4割以上を占めていることが明らかになっています。
さらに子どもが被害者となる強制性交等罪の認知件数は増加傾向で、0〜12歳に関しては、
2018年に比べると1.4倍以上にも増えているそうです。性犯罪は暗数が多い犯罪です。暗数とは、
統計に表れている数字と、実際の数字との差のことです。法務省「第5回犯罪被害実態(暗数)調査」
(2019年)によると、過去5年間の性的事件において警察に被害届を出した人はわずか14.3%でした。
つまり8割強の人が性被害を認識していながら、自主的かそうでないかはわかりませんが、
被害届を出さずにいるということです。被害届が出されない限り、
統計上は被害があったとはカウントされないのです。「犯罪統計」によると、2022年の0〜
12歳の子どもの強制性交等の認知件数は216人、強制わいせつは769人で合わせて985人ですが、
これもあくまでも氷山の一角と考えるのが妥当だと思われます。子どもへの性加害においては、
加害者が巧妙にグルーミングを行い、「ふたりだけの秘密だよ」などと被害者に口止めをします。
また、子どもは自分が何をされたのかを正確に理解できないことも多く、
親など周囲の大人に被害を訴えたり、
しかるべき機関につながるまでに時間がかかるケースがとても多いからです。
この調査では、性加害を受けたのち、被害者は「異性と会うのが怖くなった」
「誰のことも信じられなくなった」「夜眠れなくなった」「自分に自信がなくなった」
などさまざまな心理的変化を経験していることも示されています。4人に1人は
「生きているのが嫌になった・死にたくなった」と回答していることも見逃せません。医学的には、
性暴力を受けた被害者への心理的影響としてPTSD(心的外傷後ストレス障害)や解離性障害、
うつ病などの精神疾患、不安症状、神経症やパニック障害などの神経症全般、強迫性障害、
自傷行為などがあります。また、とくに女性では摂食障害(拒食・過食)も見られます。
なかでもPTSDや解離性障害は、性被害後によく見られる症状です。
PTSDは、強烈なショック体験や精神的ストレスにより引き起こされる障害です。
性被害だけでなく、戦争や震災、台風や火事、事故で重傷を負う、非業の死を目撃するなどといった、
日常とはかけ離れた命の危険を感じるような状況に遭遇した後に起こります。
代表的な症状に不眠や集中困難、恐怖を感じたときの記憶や感覚が突然よみがえる「フラッシュバック」
などがあります。また、安全な場所にいても常に緊張して神経が過剰に研ぎ澄まされてしまい、
平常時なら気にならないようなことが気になって、イライラして落ち着きがない
「過覚醒」に陥るのも代表的な症状です。子どもの頃に性被害を受けた場合、
PTSDは10〜20年という年月を経て発症するケースも珍しくありません。解離性障害の「解離」とは、
「解いて離れる」と書くように、自分の感覚や感情・知覚・アイデンティティが切り離されるという現象です。
つらい体験から自分を守るため、性被害者は一時的に記憶をなくしたり、
外から自分の体を見ているような感覚になったりすることがあるのです。
現実にはありえないような不思議なものが見える、声が聞こえる、
周りの景色がすべてモノクロにしか認識できない、香りを感じられなくなる
などのさまざまな症状が出る人もいます。いわゆる多重人格(解離性同一性障害)とも呼ばれるように、
複数の人格を持つこともあります。さらに過去の性被害によるトラウマが原因で、
不特定多数との性的逸脱行為など、さまざまな問題行動を引き起こすことも珍しくありません。
とくにこれは女性に多いのですが、性被害にあったのちに「自分には価値がない」「こんな私は汚らしい」
と自暴自棄になり、自傷行為的に不特定多数と肉体関係を持ってしまうパターンです。
男性でも、子どもの頃の性的虐待によって性依存症に陥ることもあります。
幼少期に父親から性的虐待を受けたことから性に対する認知が歪み、成人になってからも、強迫的にセックスにのめりこむセックス依存症に
0156情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/22(月) 19:49:40.01ID:8d6n960u
まず危ないのは、ふらつきと、それに付随する転倒です。ふらつきや転倒のほかに、
認知機能への不安もあります。血圧が下がり、脳への血流が減少するために、
酸素や栄養が十分に供給されず、高齢の方の場合は、それが認知機能の低下につながるとも考えられます。
相談しに来られる患者さんの様子を詳細に診ていると、本来なら必要のない降圧剤を処方されているケース、
あるいは、処方されている薬の量が多過ぎるというケースが見受けられます。
そうした方は、高血圧の専門ではない先生から降圧剤を処方されていることが少なくありません。
じつは降圧剤は、高血圧の専門ではない先生も処方できてしまう。どうやら専門外の先生が、
自分の専門の治療をしたあとに、『ついでに血圧の薬も出しておきましょう』
と薬を出してしまうようなんです。やや言いづらいですが、
やはり血圧のことは専門の先生に診てもらったほうがいいだろうと思います」本来は必要ないのに、
3種類も4種類も薬を出してしまうことにつながるのです」薬の処方のしかたに対する不安もあるという。
「たとえば、ARB(商品名:オルメテック、アジルバ、ミカルディスなど)はとてもいい薬ですが、
比較的専門性が高く扱いが難しい。本来であれば、専門外の方が簡単に出すべきではないと思います。
ほかには、血圧の薬は夏と冬で処方する種類や量を変えるケースが多く、大雑把に言うと、
夏は冬の半分くらいの量にする必要がある。夏は暑いので血管が広がりやすく、
血圧が下がるケースが多いからです。しかし、1年中同じ薬を出して、
夏には血圧が下がり過ぎてしまうというケースもあります」高血圧は怖いが、
その一方で血圧の下げ過ぎも避けたいと思った方も多いだろう。そうなると気になるのは、
どれくらいの血圧を目指せばいいのか、ということだ。血圧といえば、かつては
「とにかく上は130まで下げる」というイメージがあったかもしれない。しかしいま、
こうした状況に変化が起きている。注目すべきは、昨年、『ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・
ハート・アソシエーション』という医学雑誌に掲載されたシンガポールの論文です。
アジア人を中心とする約8万人を対象とした研究で、被験者は糖尿病の高血圧患者ですが、
『Jカーブ』が見られたのです。Jカーブとは、血圧にはベストな値があり、それ以上でもそれ以下でも、
心筋梗塞などの心血管疾患のリスクが高まるというものです。同研究は、『下の血圧』
を70未満に下げると危険であると警告を出し、その場合、『心筋の血流が悪くなってしまうため、
心筋梗塞や狭心症が増える』としています。また、研究結果を見ると、
上の血圧についても、120以下には下げないほうがいいと言えそうです。さらに同研究は、
『血圧の下げ過ぎに大きな問題があるのではないか、Jカーブ現象があるのではないかと、
多くの人が疑問を持ち、研究を始めている』としており、
血圧の見方に変化が起きていることが読み取れます」
さらに、血圧下げ過ぎ問題についてこんな研究を紹介する。「15年には『JAMA』
というアメリカの著名な医学雑誌が『80歳以上の高血圧患者が降圧剤を2剤以上飲んでいて、
収縮期血圧(上の血圧)を130未満にすると、死亡率が1・81倍になる』と報告しています。
さらに、医学論文のシステマティック・レビュー(体系的調査)を行う団体『コクラン』
が20年に発表したものでは、高血圧の患者が140/90以下を目標値とする場合と、
135/85以下を目標値にする場合で、死亡率などに差がないとされています。
つまり140/90よりも血圧を下げることにはあまり意味がないということです。
19年に決められた日本のガイドラインでは、75歳未満の場合、130/80を『降圧目標』としていますが、
140/90で問題ないと思います」血圧の数値についてはどのように考えているのか。
「高齢の方の高血圧の場合は、血圧の下げ過ぎを招かないように、
『おおむね上の血圧で140あたりを目指していただくといいですね』とお話ししています。
なかには、『上の血圧が120を超えると怖い』とおっしゃる患者さんもいらっしゃいますが、
そこまで神経質にならなくてもいいと思う。19年に決められたガイドラインの目標(130/80)
はかなり厳しく、完璧に実現しようとするとストレスも溜まります。
降圧剤を飲み始めて半年以上経ってもふらつきが出る、上の血圧が140を下回っているが、
降圧剤を飲むとしんどさを感じる、夏も冬も同じように降圧剤を使っているそんな場合は、「血圧下げ過ぎ」の恐れがある。
0157情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/23(火) 22:38:04.75ID:+8DvT5AH
以前から使われてきた効果の高い薬でも、
時間の経過とともに予期せぬ副作用が現れて深刻な問題が浮き彫りになることもある。
新しい薬であれば、なおさらだ。「こういう扱いの難しい薬には主治医の正しい理解が欠かせませんが、
独自の理論で危険な処方を行い、事態をより深刻なものにさせている医師も少なくありません」と話す。
2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になるといわれる日本。根本的な治療薬はまだないが、
病気の進行を遅らせる効果が認められた“抗認知症薬”はすでに多くの患者に処方されている。
ところが、この抗認知症薬を飲んだ患者が攻撃的になったり、
家族に暴力を振るったりする事例が報告されているという。
「ある高齢女性は、アルツハイマー病と診断を受けた70代の夫が、
コリンエステラーゼ阻害薬のアリセプトを飲み始めてから怒りやすくなり、
さらに夫が車の事故を起こしたため免許返納をすすめると殴られて別居状態になったと相談に訪れました。
抗認知症薬の副作用が強く出ていることが推測されたため、
かかりつけの病院に抗認知症薬の処方をやめるよう求めました」すると怒った夫が、
なぜ薬をやめなくてはいけないのかと抗議に来たという。「かなりの興奮状態で、
物忘れに効く薬と思っていたアリセプトを止められたことに立腹していました。
その薬は感情をたかぶらせますと説明しましたが、聞く耳を持たず、納得してもらえませんでした。
ただ、それからしばらくして女性から、夫は薬剤をやめることができて穏やかになり、
免許も返納して別居を解消したと報告を受けました。ほっとしました」なぜ、このようなことが起きたのか。
「抗認知症薬は全部で4種類あり、そのうちコリンエステラーゼ阻害薬と呼ばれる3種は、
細胞同士の連絡を妨げるコリンエステラーゼという酵素の働きを阻害する効果が認められています。
しかし感情がたかぶったり、攻撃的になったり、
また妄想、幻覚、錯乱、嘔吐、下痢などの副作用が高い確率で起こることも」
薬剤名はさきほどの70代男性が服用したアリセプトに加え、リバスタッチ、
レミニールがある。もう1つ、興奮を抑制するメマリーという抗認知症薬があるが、
こちらも確率は低いものの同様の副作用が警告されている。「抗認知症薬は扱いがとても難しい薬で、
正しい処方に加え、担当医と家族が効果の有無や副作用の経過を慎重に見守る必要があります。
副作用が疑われた場合はただちに担当医に伝えて薬の中止を検討しなくてはなりません」
それにもかかわらず、副作用が疑われても処方を続け、症状を悪化させる医師が一定数いる。
さらに抗認知症薬に適応しない患者にも処方が行われているのだ。「認知症には、主にアルツハイマー型、
血管性認知症、レビー小体型などがありますが、このうち抗認知症薬が効果を発揮するのは、
アルツハイマー型とレビー小体型だけ。しかし、それら以外の患者にも抗認知症薬の処方が行われ、
効果がない上に副作用だけが現れて病気が悪化するケースもあります」
治療の手段があるのに目の前の患者さんを放っておけないという変な正義感や、
認知症なんてどうせ大半はアルツハイマー型、という思い込みから認知症を軽視し、
抗認知症薬を乱用する医師が少なくないという。そもそも抗認知症薬は、
アルツハイマー型認知症の人でも劇的な効果が期待できるのは40人に1人程度と非常に少ない。
「抗認知症薬は、多くの患者さんに効果が期待できるような薬ではありません。
いくら安くて優れた製品でも、品切れを起こすような薬は安心して処方できません。
代わりの薬では同じ効果が得られないなど、病状に深刻な影響を及ぼす可能性もあります」
もともとの薬である先発品よりも副作用が強く出るなどの問題を抱えたジェネリック薬も一部にある。
「以前、気管支を広げる効果があるジェネリック薬を処方した複数の患者さんから、
動悸や手の震えといった症状の訴えがありました。
そこで先発品に戻したところ、それらの副作用がピタッと止まったのです。
ジェネリック薬の販売元である製薬会社に一時的に有効成分の血中濃度が上がりすぎることはないのか調べ直してほしいとお願いしましたが、
取り合ってもらえませんでした」また効果や安全性は同じでも、
先に開発された薬より使い勝手が悪いと患者さんから不評だった塗り薬のジェネリック薬があり、
処方をやめたことがあるという。「ある患者さんは、ジェネリック薬に変えたところ、
ベタつきやにおいが気になったそうです。塗り薬などの外用薬は、毎日使用するものなので、
使いにくさがあると継続が難しくなってしまいます」
0158情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/24(水) 05:55:58.09ID:ka+ehpuz
高校1年生の5月に3回目の接種をし、その後どのような痛みが出ましたか足の付け根が痛くなり、
どんどん広がりました。高校1年生の夏から大量の鼻血、皮膚の湿疹、吐き気。
ずっとムカムカして頭痛もあって体を起こしていられなかったです。学校生活に変化は
よく休むようになりました。生理痛は激しく気絶することもあり風邪をひきやすくなりました。
高2の秋からは起きようと思っても体が動かないようになりました。転校をしたはい。学校から
「進級しても卒業は難しい。転校した方がいい」と言われました。部活も勉強も頑張っていたのに、
とてもショックでした。その後、制服はいらないと泣きながらごみ袋に入れました。
なぜ私がこんな目にあわなければならないのか。勉強も頑張りたいのにとても惨めで悔しかったです。
一番辛かった痛みは大学の卒業式前の首の痛みです。激烈な痛みで座っていることもできず、
毎日毎日痛くて、このまま死ぬんじゃないか。いっそ殺してくれと思いました。就職先は市役所に
民間は体調に不安がありました。公務員の障害者枠なら体調を鑑みてくれるだろうと思いました。
毎日毎日、体の痛みで動けなくて、倦怠感もありました。1年8ヶ月で退職をはい。体調が悪化し、
痛みから涙をためながら働いていたのを課長に気づかれたり、受話器も取れなくなり、退職を決めました。
今は仕事はしていないはい。身体中の痛み、ズキズキと電流の走る痛みで、手はこれくらいしかあがらない
(肩より下でわずかに腕をあげる)。最近は何をしていますか手話の勉強を始めました。
去年8月から声が発せないことがありました。最後に言いたいことは私はどこにでもいる普通の子でした。
将来は保育士を目指していました。25歳の今、まわりの友人は社会的に自立をしています。
私は毎日症状に苦しみ、生活するのがやっとです。切り離された世界にいるように感じます。
痛くて苦しくて血の吐くような思いを10年もしてきました。それでも、被告は非を認めません。あと10年、
20年生きろと言うのでしょうか。私の人生を返してください。私の願いはただ普通に暮らすことです。
生理痛体験に使用する装置は、電極パッドを下腹部に貼り、電気で腹筋を刺激することで、生理痛を
「弱」「中」「強」と段階的に疑似体験できるというものです。体験します。「まず弱から」「おおおおダメだ
俺『弱』でもけっこうきてます」次に生理痛体験の装置を【レベル中】に。すると「ああ!うおダメだ。
今電極パッドを貼ってある所以外にも、上の所にも来るような気がします」そして”レベル強”では
「ああああちょっとちょっと痛い痛い」「強」に耐えきれず、体験装置を落下させてしまいました。
しかし、女子大学生にこの装置を使ってもらったところ、約8割の人が自分の生理痛は
「強」と同じくらいと答えたそうです。「みぞおちがへこむような」続いて、体験。
(レベル弱)「来た来た来た来た」痛みに強いのか、リアクションが薄め。しかし(レベル強)「あ、これ痛い」
「尿管結石になったことがあるんですけど、そのときに膀胱が破裂するかと思ったのよ。それに近いな」
他も体験。「弱でこれですかやせ我慢してたんじゃないかなめっちゃ痛い。痛いっていうか苦しい」
一方女性たちは(レベル中)「…」「余裕がありますか大体女性の方こうなるんですよね。
さっきの男性陣とはだいぶ違う」「すごい痛いときに比べるとそんなでもない」
(レベル強)「あーこういう感じだと思います」「確かに。この下腹部がずーんとなる感じ」
「これくらいが一番痛い時。もっとかな」「私、もうちょっと痛い気がします。これよりも」体験しました。
(レベル強)「今、生放送のラジオ番組を結構担当してるんですけどおうこれ放送できませんね」
体験後に参加者に感想を聞いてみると。「すごく鈍痛というか。この痛みが月に1回、
1週間ぐらいやってくると思うだけで、なんか憂鬱なのかなっていう気はしました」
「私はお腹が痛いよりも腰が痛い方が結構つらいので、
同じ女性でもやっぱ経験してる痛みが違うんだなって」「知っておいてあげたい気がしたね。
あんまり聞けないし、部下からも報告とかないだろうけど」「後で体験するの」「はい」「じゃあ今度教えて。
私いつも『強』ぐらいとか。あ、こういう『教えて』っていうのもダメなのかな大丈夫だよねダメか。
ええもう難しいな」「突然のタイミングで来るのかどうかとか、人によってはわからないところがあって」
「大体その周期で決まってるから、この人は大体この日ぐらいに来るってわかるんですけど、
でもそれをオープンにすると逆にちょっとまた問題が出てくる」
0159情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/25(木) 08:15:03.04ID:Sv78NiWp
表向き、本件はこれにて一件落着となる。内心は穏やかではない。精神科とは、口の悪い、
意地悪な婆さんを治療して構わない場所だっただろうか。精神科の存在意義は、精神疾患を治療し、
それによって患者さんの生活の質を向上する、または生活の妨げを軽減させることにあると認識している。
口が悪いこと、意地悪であることは、一体どういう精神疾患に該当するのだろうか。
精神科に来院した人を診察する際には、診療報酬上、なんらかの診断名が必要になる。
仕方がないので、カルテに「情緒不安定性パーソナリティ障害」という病名を書き込んだ。婆さんが、
この病名どおりであるとは考えにくい。もしかしたら、それ以外の病名のほうが似つかわしかったかもしれない。
ともあれ、今まで全く精神科の世話になったことがなく、認知症の気配もみられず、勝気で口が悪かったとはいえ、
八十年以上にわたって世渡りをやってのけた婆さんにご都合主義的に病名をつけるというのは気持ちの良いことではない。
当然ながら、この婆さんが統合失調症や双極性障害やうつ病に罹患している兆候も全くなかった。
この婆さんにぴったりの診断病名はどこにも存在しない。それでも老人ホームの現場は困っていて、
精神科に治療が期待されていて、現場の困窮を前にしながら何もしないわけにもいかないから、
やむを得ず、それらを問題行動としてリストアップし、その問題行動をターゲットとした治療
を行っているのである。ここらへんは精神科医によって判断が異なっていて、どんなに現場が困っていても
「これは病気ではありません。もともとこういう人なので仕方ないので帰ってください」
の一言で済ませる先生もいらっしゃるのかもしれない。というか、実際にいらっしゃることは知っている。
他方で、こういった、昭和時代には街のあちこちにいたような難しい人が介護施設に入る時、
あるいは行政の支援を受けなければならない時に、さまざまなトラブルを起こしてしまう事案は珍しくない。
何も手を打たなければ現場がすり減っていき、本人も居場所を失っていく。
かといって、警察沙汰にするにしては軽微だし、そもそも、
本人が警察沙汰になるかならないかの瀬戸際を心得ているので、警察は手も足も出ない。
最終的に、困り果てた支援者が「この人にはほとほと困っているので、
どんな精神疾患の病名でも構いませんので何とかしてください」と精神科医に懇願するのである。
なかには、そういう難しい人が人物が実際に精神疾患であると判明する場合もある。
未治療の統合失調症・前頭側頭型認知症・双極性障害などが見つかった時には、むしろホッとする。
精神疾患が存在していて、本人と周囲の社会適応が脅かされているなら、精神科医は堂々と治療にとりかかることができる。
だが、昭和には嫁を困らせたり町内の鼻つまみ者になったりしていただろう人物に対して、
既存の精神疾患の診断カテゴリーにおさまらないにも関わらず強引に病名をつけて
治療を行うとなれば、あまり後味が良くない。昭和風のいじわるで口汚い婆さんは、
確かに問題のある人物だし、2020年代の日本の市民に求められる振る舞いができていない、とは言える。
だからといって、それを精神疾患とみなし治療して構わないとしたら、そのロジックは、
一体どういうものになるのか。それとも、昭和風の素行の悪い人物も今後は精神疾患とみなし、
積極的に診断カテゴリーに取り込んでいくというのが業界の見通しとなっているのだろうか
昭和よりも住みやすく、安全で、快適な現代社会において、いじわる婆さんのような人物が困るのはわかるし、
その対策にどこかが乗り出さなければならないというのもわかる。だが、その役割を精神科が、
精神医療が、引き受けて良かったのだろうかもちろん、善意で治療を行っている人々、
実際に困った人物に直面している人はゴーサインを出すだろう。実質的にはそうしているも同然だ。
だが、どこか引っかかる。事案に対して善いことをしているつもりでも、これは本当に善いことなのか
そして、善いことが積もり積もった行きつく先に待っているのはどんな未来なのかそして、
これからの市民社会における精神医療の立ち位置は、どんな風に変わっていくのかとはいえ、
現場は一人の精神科医が思い悩んでいるのを待ってはくれないので、とにかくも、
同業者や関係各位と意見交換をしながら、できるだけ標準的な精神医療を目指していくしかない。
先輩の一人は、精神医学の診断病名は、人を縛るためのものではなく、
人を救うためのものでなければならないと言っていたが、本当にそうだと思う。良心を手放さないようにしよう。
0160情報発信元:七七四通信社
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2024/01/26(金) 13:56:44.59ID:LlfvO8tb
女性にとって生理のケアがいかに切実な問題か。「メッセージを発しなければならない」と、
まずは看護学の視点から、健康面のリスクを挙げた。「男性の尿道が約20センチあるのに対し、
女性は4センチほど。男性に比べてぼうこうに細菌が侵入しやすいため、下着を替えられなかったり、
同じナプキンを当てっぱなしにしたりすれば、ぼうこう炎になる可能性があります」
だが、このような医学的な知見がなかったとしても、生理についての基本的な知識があれば、
「生理用品はぜいたく品」などとは言えないはずだ。月に一度のペースで訪れる生理は、
3〜7日間にわたって出血が続き、期間中に使うナプキンの枚数は平均で20〜25枚ほど。
一般的に月経開始から3日目までは経血の量が多く、2〜3時間程度でナプキンが血でぐっしょりとぬれ、
吸水量の限界を迎えることもある。授業中や会議中などで、どうしてもこまめにナプキンを替えられず、
経血が漏れて下着や服を汚していないか冷や汗をかく経験は、女性にとっては“あるある”だ。
「思春期の男の子だと、夢精をして下着を汚すことがありますが、精液の量と経血の量はケタ違い。
ナプキンが手に入らないがゆえに、血でドロドロに汚れた下着を履き続けるなんて、
あまりに残酷です」「避難所におけるウィメンズヘルスの課題」の調査のため、
東日本大震災で被災した女性10人にインタビューを行った。
その結果、「誰でもいいからナプキンをわけてもらおうと、浸水をまぬがれた民家に行って助けを求めた」
「街を見回りに行く男性陣に『ナプキンが落ちていたら拾ってきてほしい』とお願いした」など、
なんとしてもナプキンを確保しようとする切実な姿が浮き彫りになったという。
一方、「助けを求めに行った民家は、おばあさんしか住んでいなかった」
といった理由から、ナプキンを手に入れられなかった女性たちは、
ティッシュペーパーやトイレットペーパーでなんとか対処していた。
だが、ナプキンのような防水性のビニールシートはついていないため、
経血が漏れるリスクは格段に高まる。実際、避難所には血で汚れた服を着ている若い女性もおり、
その姿にいたたまれなくなった周りの女性たちが、
近隣の民家を訪ねて着替えをもらいに行ってあげたそうだ。さらには、
ナプキンの用意があったにもかかわらず、女性たちが困り果てていた避難所もあった。
物資を配るメンバーが男性で、ナプキンをもらいに行くこと自体が大きなハードルになっていたのだ。
しかも、勇気を振り絞ってもらいに行ったところ、「1人2個ずつね」と言われたという。
「その男性は『全員に配れなくなったら不公平だ』と思ったのでしょうが、2個なんてもらったところで、
どうしようもない。ナプキンは、生理中もしくは生理が近い女性に配ればいいことも、
生理になると何枚くらいのナプキンが必要なのかも知らなかったのでしょうね。
避難所を運営する中心メンバーに女性が一人でもいれば、こんなやり方にはならないはずだし、
そもそも男性が女性の体のことを何も知らないというのは問題だと思います」その避難所では、
女性避難者たちが「冗談じゃない!」と声を上げた結果、トイレにナプキンを置いて、
必要な人が適宜使えるスタイルになったという。避難所での女性たちの苦痛を少しでも減らすためには、
日頃からトイレットペーパーと同様にナプキンもストックしておくことが欠かせない。
だが、生理の問題以外にも、「更衣室がなくて着替えに苦労する」
「トイレが男女共用なので、男性の目が気になって行きづらい」など、
軽視できない「女性ならではの悩み」があるという。「ある避難所で、
中学生の女の子たちが走るなどの激しい動きをなるべくしないように生活していたという報告を聞いたことがあります。
その理由は『ブラジャーがないので胸の動きが目立ってしまうから』でした。
体のフォルムが隠れるダボっとした服を着てやり過ごしていた彼女たちは、
支援物資でユニクロのブラトップが届くと喜んで身につけて、
今までどおり活発に動き回るようになったそうです」
ほかにも、長い間髪を洗えず脂でベタベタになっているのが嫌で、
みんなで冷たい川に入って洗ったといった体験談もあり、
「女性としての尊厳を守りたいという欲求はそれだけ切実だ」と話す。発災直後は、
水や医療など命に直結する支援が最優先されるべきだろう。だが事態が徐々に落ち着くとともに、
避難生活が長期化してくると、命の次は尊厳を考えるフェーズがやって来る。
ナプキンすら用意のない避難所では、女性たちの“人間らしい生活”を守ることなど到底できない。
0161情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/27(土) 23:38:35.77ID:3sfmEvlv
「避難所に入る人はマスクをしてください」と絶叫する時代遅れな方々が多数登場したほか、
避難所でもPCR検査をして陽性者を炙り出し、それをメディアが「〇〇で□件の陽性報告」
なんて記事を出している。COVID-19を感染症法上の「2類相当」から
「5類」に引き下げたことから一応コロナ騒動は終わったことになりました。
でも、震災を利用して終わらせたくない人々がいる。あのさ、もう5年目ですよ。
丸4年を過ぎても「新型」であり続けたものなんてこれまでありましたか「新型」を4年以上続けるって、
常に閉店セールをやってる店かっつーの「新型」と言い続けることにより、いつまでも「未知の恐怖」
を喧伝できるわけですが、4年以上「まだ不明の部分がある」と繰り返している専門家や政治家、
メディアは無能の極みだな。単に終わらせたくないだけだろ。海外は「COVID-19」
なのに日本は「新型コロナウイルス」。まだまだ怖さをあおりたいのでしょうね。もう付き合えん。
今から予想しておきますが、コロナ騒動継続を推進した政治家・メディア・専門家・医師・
コロナを極度に怖がった「コロナ脳」を含む一般人はこんなストーリーにもっていきたいと考えている。
〈新型コロナウイルスが日本で収束したのは、専門家による素晴らしい提言を政府・
各自治体首長・厚労省が適切な判断をして実行に移したことが大きい。
そして、彼らはワクチンを希望する人に行き渡らせ、民度と利他的精神と公衆衛生意識の高い国民は
マスク着用を含めた適切な感染対策と献身的なワクチン接種に協力。これでコロナは収束〉
このままだとこの約4年間の新型コロナ騒動は「美談」として後世に語り継がれることになりますよ。
学校教科書にも「スペイン風邪以来100年ぶりの未曾有のパンデミックを国民の頑張りで克服した」
で終わり。営業停止要請やらで廃業に追い込まれたり自殺した人々、
行事を軒並みつぶされた生徒・学生は「献身的な国民」ということにされ、その我慢が称賛されるだけに。
「あのさ、総括しろ本当にあの感染対策は効果があったのか過剰対応だっただろ
そしてワクチン接種後の不調を訴える人が多いこと、
接種後死亡で厚労省が因果関係を否定できないと見舞金4420万円を払った件に関し、
推進した側の責任は問われないのか、エッ」と申す者がいるが、哀れ従順な日本人どもは、
むしろ批判する。「もうさ、コロナ、終わったんだからいいじゃん、さぁ、前を向いて一歩踏み出しましょうよ。
今はさ、地震の被災者もいるしさ」理事長を務めていた地域医療機能推進機構(JCHO)は
「幽霊病床」があったにもかかわらず300億円以上の補助金を取得。こうしたことも検証されず、
今後日本国民は増税・社会保険料値上げに苦しむのでしょう。新型コロナを怖がり過ぎ、
過剰感染対策とワクチン追加接種を求めた方々は文句を言う資格はありません。
そして被害者は報われない。精神医療なんぞ「医療」ではない、と言い続けてきました。
実際、「医療」から程遠い「治療」を平気で行っているケースがいまだたくさんあります。
どの症状の患者さんも、その医師が専門としている「心の病気」にされてしまう傾向があります。
双極性障害が専門の先生なら、たとえ不眠で受診しても双極性障害になります。
ほとんどこじつけのような診断理由で(素人が聞いても噴き出してしまいそう)診断されて、
診断されるだけならまだしもそこには絶対にその病気を「治す」とされる薬がついてきます。
また、ご自分が使う向精神薬の副作用をほとんどご存知なく(効果だけを信じている、
あるいは、病名と薬が頭の中でイコールでつながっているから単にそれを処方する)、
飲んだ患者が副作用を訴えると病気の症状だと言い張り、
さらに薬の量と種類が増える。そういうケースがいまだにたくさんあります。
ベンゾについても知識があまりに少なく、離脱症状など、詳細を知る医師はほとんどいません。
「離脱症状」という言葉を知っていれば上等なほうで、たとえ知っていても、
目の前の患者の症状は離脱症状ではなく病気の症状であると考える医師が多いのもいまだ現実。
裏金の問題はちょっと危機のようですが、それで生まれ変わるなんてとてもとても信じらんないです
絶対に勝てない相手。現行の精神医療。薬を否定するなら、じゃ、この症状、どうすればいいんだと。
注意喚起の意義もある。簡単に精神科にかかるなよ、と。でも、やっぱり偉い先生にすり寄って、
現行の精神医療に乗っかってしまえば楽じゃんか、と考えたこともありました。でも、それって、魂を売るに等しい。
0162情報発信元:七七四通信社
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2024/01/28(日) 00:28:10.61ID:P5BWDMN+
県感染症情報(1月8日―21日)
結核4例。
梅毒4例(20代男性、50代男性、60代男性、30代女性)。
過去分として
梅毒1例。
県感染症情報(1月15日―21日)
新型コロナウイルス感染症852例。
0163情報発信元:七七四通信社
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2024/01/29(月) 14:53:20.86ID:rtpyUAhA
転勤命令を断ったら解雇された事件。会社「異動してください」「できません。
妻がうつ病で自殺未遂をしたりする状況なんです」会社「懲戒解雇します」
裁判所さん、ご判断を。裁判所「異動命令は無効。解雇も無効。840万円払え」
当事者国立研究開発法人国立循環器病研究センター医療係長勤続およそ20年
人事異動命令会社は、「4月から独立行政法人国立病院機構へ異動してくれないか」と打診しました。
応じましたか「いえ、断りました。妻が強迫性障害、パニック障害、
うつ状態にあり、異動することで病状が悪化するおそれがあったからです」
会社は納得してくれましたか「いえ。人事異動の命令が出されました」
命令が出されるまでに何度か会社から打診があったようですが、奥さまのメンタルは大丈夫でしたか
「異動の話になったとき、妻がパニック状態となってドアノブにひもをかけて首を吊ろうとしたこともありました」
異動先に着任しませんでした。すると会社は「懲戒手続きを開始する。自宅待機せよ」と命じました。
その後、会社は「辞職願を出すのであれば諭旨解雇(懲戒解雇をワンランクマイルドにした解雇。
温情で退職金が出るケースが多いです)とするが、辞職願を出さなければ懲戒解雇する」と伝えました。
退職願を出さなかったので懲戒解雇されました。こんな解雇に納得できない、
解雇無効を求めて提訴しました。裁判所「解雇は無効」「バックペイ約840万円払え」
「もらえたはずのボーナスも払え」夏のボーナス約79万円×2回冬のボーナス約83万円×2回
バックペイ、強烈ですね。ていうかバックペイって何ですか過去にさかのぼって給料がもらえることです。
具体的には【解雇された日から → 訴訟になって → 判決が確定する日までの給料】のことです
(民法536条2項)。今回のケースでは裁判が1年9か月ほど続いたので、
その分の給料支払いを命じました。働いてないけどもらえます。 転職してしまった場合は、
どうなるんでしょうか転職したとしても6割の給料をもらえます。ただし「元職場に戻る意思がある」
と認定できる期間分だけです。裁判官が「もう戻るつもりないよね」と認定した時点以降はもらえません。
解雇は無効と判断された理由カンタンにいうと、この人事異動命令が
「転籍命令」だと認定されたからです。転籍って、今の会社を辞めて他の会社に就職することなんです。
転籍させるには同意が必要です。なのに、会社は同意を得ずに転籍命令を出しており、
裁判所に「それに従わないから解雇けしからん違法」と判断されました。
出向命令や転勤命令と認定された場合でも、なんでもかんでも許されるわけではありません。
権利濫用と判断されれば無効になります。出向については労働契約法14条に規定があります。
転勤命令については最高裁が下記のように言ってます。業務上の必要性がない場合
業務上の必要性があったとしても、不当な動機・目的で転勤命令が発令されたとき
労働者に対し通常甘受すべき程度を著しく超える不利益を負わせるものであるとき(最高裁S61.7.14)
今回のケース、もし転籍ではなく、同意が不要な出向と認定したとしても、異動命令は無効ですか
裁判所「無効ですね。権利を濫用しているからです。理由は以下のとおりです」
妻の病状は相当に深刻だった日常生活においても大きな支障が生じていた
自殺未遂をも引き起こしていた異動命令に従った場合、重大な事態を引き起こすおそれがあった
主治医も「治療環境としては現在の状況を維持することが必須」との診断書を書いている
不当な目的で異動命令を拒否しているとはいえない異動させる高度な必要性はないというわけで、
異動命令は無効となり、解雇も無効となりました。転勤命令が無効となるケースとして、
最高裁は「労働者に対し通常甘受すべき程度を著しく超える不利益を負わせるものであるとき」
を挙げています。現在はリモートワークが可能となっているので、
育児をする必要があったり家族を介護する必要があったりする場合には、
転勤命令が無効となるハードルは下がっていると思います。
会社から理不尽な転勤命令が出されそうな方がいれば労働局に申し入れてみましょう
(相談無料・解決依頼も無料)。労働局からの呼び出しを会社が無視することもあるので、
そんな時は社外の労働組合か弁護士に相談しましょう。
0164社説+で新規スレ立て人募集中
垢版 |
2024/02/01(木) 19:06:15.35ID:NcYaG7Dr
こういう時の医療従事者は、私が思っていたイメージよりも随分容赦のない物言いをする。
うちのような客層の悪い病院では特に、だ。モンスター患者の扱いに慣れており、
またかという嫌悪を隠せなくなるのだ。「あなた本当は痛くないんでしょう」
押し問答の末、ついに当直医師が本質をついてしまった。私は立ち去るタイミングを逃し、
医師の後ろに手持ち無沙汰に立っていた。早く寝たい。「ここは治療の必要な方しか入院できませんから。
こちらとしても迷惑なのでね。今日はもう帰ってください」嘘がバレたと悟った老人は、
ばつが悪そうに俯く。「捕まりたくなくてやったんでしょうが、ここはそういう場所じゃないですから。
もう諦めて警察に行ってください。自分のしたことでしょう」当直医の語気は強かった。
ここまで言うのはちょっと珍しい。クレームをいれる身内がいないから強気なのだ。
やはり、人の怒っている声は苦手だ。言っていることは100%正論なのだが、
痩せ細った哀れな老人を責め立てるのは、あまりいい気持ちではない。
「違う」今まで痛い苦しいしか言わなかった老人が、ぽつりと声をあげた。
「屋根が」茶色い皴の間を涙が伝う。「寒くて屋根が欲しかったんです。捕まりたくて」
震える両手を合わせて、懇願するように頭を下げる。「刑務所にも、入れてもらえない
お願いです、どうか、晴れるまででいい、追い出さないでください」「万引き」というと、
若者がスリルを求めて手を出すイメージがあるが、現代の日本ではこういった「貧困高齢者による万引き」
が増えている。調べてみると、万引き犯の約2割が65歳以上の高齢者ということだった。
老人はボケてなどいなかった。むしろ頭はしっかり回っていたのだ。
もう三日半何も食べておらず、飢えと寒さに耐えかねて、刑務所に入ろうと画策した。
それでわざと店員に分かるように万引きをしたのだろう。しかし、初犯だったこともあり、
どうも刑務所には行けず釈放されそうになった。そこで次なる「屋根」を求め、
詐病を使って病院に入院しようとしたのだという。年齢と住所不定のため就職が難しく、
しかし健康体だったため、生活保護は断られた。ここで、私の頭には、
同じく生活保護を断られた身寄りのない男性が、日本で餓死したニュースが浮かんだ。
もしこの老人が万引きをせず、常識を持ち合わせ、このように人に迷惑をかけてでも
「見苦しい足掻き」をしなかったとしたら。待っていたのはニュースの男性と同じように、
人知れず餓死する未来だったのでは事情を知って、今まであった老人に対する嫌悪と軽蔑が揺らいだ。
もし自分が同じ立場に追い込まれたとして、絶対に盗みを働かないと、誰が断言できるだろうか
人は「衣食足りて礼節を知る」という言葉がある。少なくとも「同じ状況になっても、
私だったら黙って餓死する」と自信を持って言い切れる人間以外は、
この老人を責められないのではないか。結局、老人は当直医師の取り付くしまもない態度に、
最終的には逆らう気力をなくし、警察官と共に帰って行った。彼には帰る場所などないのに、誰もが
「帰ってほしい」と思っていた。これが「正解」の対応だ。手錠をかけてきたケースは初めてだったが、
生活保護やホームレス、犯罪者の患者はこの病院では珍しくない。そして、そういう患者ほど、
他人の迷惑を何とも思っていない。些細な症状で救急車をタクシー扱いし、都合が悪くなるとゴネて、
自分の利益ばかり得ようとする。病院ではこういった患者を蔑み、バカにするのが日常だった。
「せいほ(生活保護)」「ホームレス」「反社」「プシコ(精神疾患患者)」
などの差別用語が当たり前に飛び交っている。来院前の事前情報の時点で、
それらを吐き捨てるように口にし、舌打ちをしながら診察に向かう医師も多い。最初に見た時はもちろん、
反感を抱いた。「貧しい人を見下すのは悪いことだ」と、私も働き始めるまでは本気で思っていた。
皆同じ人間ではないか、と。しかし、これが現実だ。今まで差別や偏見を持っていなかったのは逆に、
そういう人たちを見たことがなく、隔離されて生活していたからだ。
数ヵ月もすれば私も病院の空気にすっかり染まり、「これだから生保は」などと口にするようになっていた。
自分の身を守るために、安い同情は捨てる。追い返した患者がその後、野垂れ死のうとどうなろうと、
知ったことではない。こんな考えを自分が抱くようになるとは、数ヵ月前まで思ってもいなかった。
嫌な思いをすれば人は歪む。経験は人格を変える。生きるために他人を押しのける彼らと、
私達が同じ素質を持っていないと、紙一重でないと一体誰が言い切れるだろうか。
0165社説+で新規スレ立て人募集中
垢版 |
2024/02/02(金) 21:16:27.48ID:x81vO+FN
「あなたの病気は一生治りません。服薬を生涯続ける必要があります」
専門医にそう宣告された重い病気が、程なくしてあっさり治ったとします。さて、何が起きたのでしょうか。
この場合、劇的回復の要因はふたつ考えられます。ひとつは「奇跡が起きた」。
手の施しようがない末期がんが自然消失することもありますから、奇跡は無視できません。
ただし、その確率は極めて低くなります。もうひとつは「そもそも重い病気ではなかった」。
専門医の診断が間違っていた、ということになります。回復が奇跡でなければ、こちらが正解です。
「専門医がそんな初歩的ミスを犯すはずがない。設問自体がナンセンスだ」。
そう言いたくなる気持ちはよく分かります。ところが精神医療の最前線では、
精神科専門医たちが「一生治らない」「生涯服薬」と決めつけたがる統合失調症
(苦しい幻聴や妄想などが続いて生活に支障が出る精神障害)が、
丁寧な対話の繰り返しで治るケースが次々と報告されています。
奇跡にしては起こり過ぎなので、統合失調症という病気の定義や、
「一生治らない」という安易な決めつけ自体が間違っていると考えざるを得ません。
統合失調症などの精神症状を、対話の力で消失(寛解)させたり、治癒させたりするこの手法は、
フィンランド・西ラップランド地方の精神科病院ケロプダス病院で生まれ、「オープンダイアローグ」
(開かれた対話)と呼ばれています。オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン(ODNJP)
共同代表で精神科医の斎藤環さんは、同じく共同代表の高木俊介さん(精神科医、たかぎクリニック院長)、
石原孝二さん(哲学者、東京大学教授)らと共に、日本での普及活動にいち早く取り組んできました。
斎藤さんはこう振り返ります。「オープンダイアローグは、
2013年に公開された米国のドキュメンタリー映画『オープンダイアローグ』(ダニエル・マックラー監督)
をきっかけに日本でも知られるようになりました。2023年でもう10年になります。
この間に、様々な書籍が出版されたり、シンポジウムやセミナーが盛んに開催されたりしました。
当初は一過性のブームで終わることを心配していましたが、熱は今も冷めることなく、
高い関心を集め続けています」「薬よりも対話に重きを置くこの手法は、
医療としては異端です。従来の精神医療の考えとは反発する要素を含んでいるので、
日本の医療現場のアレルギー反応は凄いだろうと予想していました。実際、
フィンランドでもケロプダス病院があるトルニオが町ぐるみで取り組んでいる以外は広まっていません。
ところが驚いたことに、日本では意外なほど受容されました。世界の中で最も、
精神医療の専門家や大学関係者が高い関心を示している国だと言ってよいと思います」
オープンダイアローグは、斎藤さんが先に挙げたドキュメンタリー映画をきっかけに、
日本のみならず世界的な注目を集めました。しかし、
この取り組みがケロプダス病院で始まったのは1984年、日本がバブル景気に突入する直前のことです。
それから30年近くも「発見」されず、北欧の小国の極めてローカルな取り組みにとどまっていました。
劇的な成果を上げたのに、なぜ急速に広まらなかったのか。
精神医療の既得権が関係するその理由は、後ほど斎藤さんが語ってくれます。
オープンダイアローグは、ケロプダス病院のスタッフが取り組んできた家族療法をベースにしています。
「本人がいない所でその人の治療方針を決めない」という考えが1984年に生まれ、
この考えを核として手法が確立されていきました。患者の人権や知性を軽視し、
「どうせ説明しても分からない」「かえって混乱するだけだ」などと考えて、
「本人がいない所でその人の治療方針を決める」
という患者不在の決定を平然と行ってきた従来の精神医療とは、真逆の発想が根底にあるのです。
急激に悪化した幻聴や妄想に苦しみ、混乱の只中にある急性期の患者の家に、
オープンダイアローグの治療チーム(心理士、看護師、ソーシャルワーカー、
精神科医の2人か3人で構成)は24時間以内に駆けつけます。
そして、家族、友人、会社の同僚らを交えたオープンな対話を、ほぼ毎日60分から90分程度、
最大2週間を目途に繰り返していきます。この対話の最中に治療チームのメンバー同士が、
患者の話を聞いてこころを動かされたことや、浮かんできたイメージ、アイデアなどを話し合い、
それを患者が間近で聞く機会(リフレクティング)も設けます。こうした「開かれた対話」
から生まれる相互作用によって、患者の症状は短期間で劇的に改善していきます。
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2024/02/03(土) 05:05:38.24ID:Od7D4+Ea
そこにあるのは、人間同士が理解し合うためのオープンで対等な対話であり、医療・
福祉の支援者や家族が行いがちな「あなたのためよ」と称する上から目線の押し付けはありません。
参加者は治療チームと患者チーム(患者、家族、友人ら関係者)に分かれ、対話は次のように進んでいきます。
まず、治療チームの人たちが自己紹介します。彼らは有資格者ですが、必ず「さん」付けで呼び合います。
患者チームの人たちの自己紹介では、どんな名前で呼んで欲しいかを治療チームが確認します。
対話の口火を切るのは、治療チームのファシリテーター(進行役)です。
「今日はどういったお話をなさりたいですか」などと切り出します。治療チームは
「この人はどんな世界に生きているんだろう」という関心や好奇心を大切にして、
患者や家族にいろいろな質問をしていきます。決めつけや知ったかぶりをせず、
「あなたの不思議な体験について私は無知でわからないので、詳しく教えてください」
という姿勢で尋ねます。リフレクティングを入れるタイミングや回数に決まりはありません。
「これから私たちだけで話し合いますから聞いていてください」などと言って、
患者の目の前で治療チームのメンバーが対話を始めます。患者の話がよく分からなかった時も、
ネガティブな意見は避けて、「実はこう言いたかったのではないかと私は思う」などと述べます。
リフレクティングでは、患者の状態を評価したり、治療上のアイデアを出したりしますが、
患者が努力していることや苦労していることに焦点を当てて、共感的なやりとりを心がけます。
「ご経験を聞いて、私にも同じような経験があるので胸が苦しくなりました」などと、
個人的な経験や身体感覚に引き寄せて共感を伝えることが推奨されています。その後、
患者や家族に感想を聞きます。対話を締めくくる前には、「もう一度お話ししておきたいことはありますか」
などと確認して感想を聞いたり、今後の方針を決めたりします。
最後に、ファシリテーターが今日決まったことを確認して終了します。
患者にはチェックリストを渡して、この日の対話の評価をしてもらいます。
オープンダイアローグの治療ミーティングは精神科医がいなくても成立しますが、
参加する場合に最も大事なのは「偉そうにしないこと」だと言われています。
ヒエラルキーのある集団では、開かれた対話は不可能だからです。斎藤さんは
「物腰は柔らかくてもすぐに専門性を振りかざして、『幻聴ですね』『被害妄想ですね』
と決めつけて対話を阻むような精神科医は失格です」と釘を刺します。オープンダイアローグは、
精神科医の成長にもつながります。医師として最も大事な姿勢を学ぶことができるのです。
「治療ミーティングでは、『価値観の押し付けをしない』ことや、『ヒエラルキーを否定する』
ことが求められます。つまり医者が一番偉くて、他のスタッフや患者さんが下になることの否定です。
フラットな状態で対話を続ければ、『患者さんが望まない処方はできるだけしない』
という思いに自然となるはずです」「オープンダイアローグの対話が深まっていくと、
意味不明な幻聴や妄想と思われていた患者の訴えの理由が、
周囲にも分かってきます」と斎藤さんは語ります。こうして周囲の理解が深まると、
孤立から脱した患者が落ち着くのは当然のことです。更に斎藤さんは、
「患者自身が病的体験を言語化(物語化)することで、無意識に抑圧されていた葛藤や欲望が分かったり、
恐怖が和らいだりする治療的意義もある」と説明します。
フィンランドでオープンダイアローグを導入した地域では、服薬が必要となる統合失調症患者は35%
(通常治療群は100%)にとどまりました。また、2年間の再発率は24%(通常治療群は71%)、
2年後の精神症状残遺率は18%(通常治療群は50%)、
障害者手当の受給率は23%(通常治療群は57%)と目覚ましい成果を上げました。
対話が治療の中心で抗精神病薬をあまり使わない患者群の方が、
抗精神病薬を飲み続けた患者群よりも健康状態がはるかに良好だったのです。在宅での対話の結果、
患者が入院を希望する場合もありますが、入院期間は平均19日と極めて短くなっています。
これらの数字は2003年にまとまった初期の研究データですが、
幻聴や妄想などが初めて出現した患者を10年〜23年追跡した以後の研究(ODLONG研究、
2017年発表)でも、平均6年の合計治療期間(治療ミーティングは平均33回、
55%が期間中のどこかで抗精神病薬を使用)を経て、62%が治療の終結に至るなど、極めて良好な結果が出続けています。
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2024/02/05(月) 01:42:11.20ID:crD+/ssK
認知症になったらどんな介護サービスを受けるのか、
どこの老人ホームに入居しようかまで決めている人は、まずいません。
これについても、介護保険制度についてきちんと勉強したり、地域包括支援センターで話を聞いたり、
あるいは気になる老人ホームを見学しておけば、認知症になったらなったときだと覚悟が決まり、
不安が軽減されるでしょう。先への不安で残りの人生を暗いものにするより、きちんと勉強し、
ソリューションを探しておくほうが、充実した老後が送れるはずです。何も調べず行動を起こさなければ、
不安が大きくなるばかりなのです。病院を選ぶ際に覚えておいていただきたいことは、まだあります。
大前提として、「通いやすい」ことです。どんなに評判がよくても、知人に強くすすめられても、
通院に時間がかかり疲れてしまうようでは本末転倒です。足が悪いので、そう遠くなくて、
安全な道を通っていける先にある病院がいいなど、自分にとって通いやすい条件は何か、
しっかり考えて選びましょう。病院のホームページで治療実績を確認するなどして、
ある程度の目星をつけたら、実際に足を運ぶ前に、まず電話を一本かけてみることをおすすめします。
電話対応の様子で、ある程度その病院の実情を知ることができるからです。質問することは、
「予約は必要か」「空いているのは何時ごろか」などがいいでしょう。もし、対応がぞんざいだったら、
その病院はやる気がないか、あるいは人手不足で丁寧に電話対応できる状態ではないということでしょう。
実際に足を運んだら、「待合室が明るく、にぎわっているかどうか」をチェックします。
待合室のにぎわいは、医師が患者に真摯(しんし)に向き合っていることの表れです。
おそらく薬の使い方も適切なのでしょう。高齢の患者がまともに歩けないぐらいヨボヨボしていたら、
薬の使いすぎが考えられます。また、待合室が暗くてどんよりしているような病院は要注意です。
患者が緊張してしまうぐらい医師が横柄で怖いということも考えられます。
これも避けたほうが安全です。次に大切なのが、「周囲の口コミ」です。高齢になれば、
付き合う人の中に病院通いしている人が増えていきます。自然と「あそこの病院はいい」
「あそこはよくない」といった話題が出るようになります。こうした患者視点の情報はわりと当てになるので、
積極的に耳を傾けましょう。最後はやはり、「実際に受診してみて、自分と相性が合うかどうかを確かめる」、
これに尽きます。よい医師と出会えれば、その後の安心感がまるで違ってきます。根気強く探して、
頼りになる「かかりつけ医」を見つけてください。では、よい医師の条件とは何でしょう。
決して学歴の高いことや立派な肩書ではありません。メンタルを含め体の具合をよく聞いてくれること。
そして経過がよくなければ、すぐに薬や治療方針を変える柔軟性を持っていることです。
患者の話をろくに聞かず、パソコン画面から目を離さなかったり、
検査数値や自分の診断に執着したりして治療法を押しつけてくるような医師にかかれば、
寿命を縮めかねません。また、処方された薬を飲むとだるくなる、ぼーっとする、あるいはめまいがするなど、
明らかな不調を訴えているにもかかわらず、「飲み続けていれば効果が表れますから」
などと言って同じ薬を出し続けるような医師は、要注意です。さっさと替えるべきです。
反対に、薬を変えたり量を調整してくれたりする医師なら、安心して任せることができるでしょう。
同様に、こちらの訴えに対し、「少し様子を見てみましょう」という医者にも疑問を覚えます。
自分の治療方針を押し通す、あるいはほかの治療法を知らない恐れがあります。
おそらく何度訴えても、同じ答えしか返ってこないでしょう。高齢者の場合、個人差が大きいため、
同じ薬でも効果は変わってきます。よく効いて副作用もない人もいれば、あまり効かないうえ、
副作用ばかりが出るという人もいます。高齢者を数多く診ている医師なら、
そういうことを熟知しているため、患者の訴えを何より大事にします。「過去の病歴」
を詳しく聞いてくれる医師は、信頼していいでしょう。初めての診察で、何をどのように尋ねてくるかも、
医師の力を見極めるポイントです。初診の際の質問は、どの診療科でもほぼ同じで、「どうしましたか」
に始まり、「いつから」「どんなふうに」「どんなときに」「どの程度」「そのほかに気になるところは」
と続きます。もし、そんな基本的な問診さえおざなりにするようなら、その医師は間違いなく「ヤブ」です。別な医師を探したほうが賢明です。
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2024/02/06(火) 10:08:33.12ID:ukkIrg6C
「娘を出産してから血圧が高くなり、上はいつも230くらいだったんです。頭がクラッとして歩けず、
かがんで靴ひもを結ぶのもしんどい。なんとなく、このままではまずいなぁという気持ちがありました」
身体に異変を感じた。自宅近くを運転中に、目を開けているのに突然前が見えなくなり、
スピードを落としてなんとか帰宅。すると視界はたった2m、鏡を見ると右目が寄り目になっていた。
「大学病院を受診してMRI検査を行うも、結果は『異常なし』。血圧を下げる降圧剤を処方されましたが、
医者嫌い、薬嫌いの私は飲まずに過ごしていました。それから3か月後、
深夜に大量の鼻血を出したのです。家族は就寝中で、鼻血はタラ〜ッと垂れ続けて止まらない。
寒いトイレの中で2時間がたち、ようやく大声で夫を呼んだときには気を失い、
白目でいびきをかいていたそうです」身体はいろいろとサインを送っていたのに、
それでも治療を先送りにしていた。46歳のとき、激しい頭痛が起こり、くも膜下出血を発症する。
「家族でテレビを見ていたときに、頭の中が破裂したのです。雷に打たれたような痛みで、例えるなら
『出産の3倍くらいの痛み』。以前、テレビで『くも膜下出血になった10%の人が、
人生の中で一番強い痛みを感じる』と医師が話していたのを思い出し、
私はその10%に当てはまると思うほどの強い痛みでした」大学病院の脳神経外科で、
破裂脳動脈瘤によるくも膜下出血と診断され、「すぐに手術をしないと命に関わる」と言われるが、
一度は手術を拒否。帰宅してからも頭痛と吐き気が強く、数日後にようやく手術することを決めた。
「私の父も、祖母も脳梗塞で倒れて亡くなっているので、家系としてもリスクが高かったのです。
それなのに病院にも行かず、薬も飲まなかったので、今思えばなるべくしてなったのかもしれません。
当時、息子は中学1年生、娘は小学2年生でまだまだ手がかかる時期でした」
手術は、カテーテルを挿入して動脈瘤を塞ぐ「コイル塞栓術」。
手術でわかったのが、くも膜下出血とはまったく別の場所で脳梗塞になっていたことだ。
「脳梗塞で左脳の4分の1が壊死して、同時に『話す・聞く・読む・書く』機能が損なわれる失語症に。
集中治療室で3日間眠り続けて目を覚ますと、『お母さん』『わかんない』
の2語しか話せなくなっていたのです」名前も数字も時間もわからない。話したいこと、
伝えたいことは心の中にあるのに、言葉にすると『お母さん』『わかんない』に変換されてしまう。
右手もまひして指を曲げる動きができず、握力もほぼない。そんな状況にもかかわらず、
家族も悲観的になることはなかった。「失語症の症状は重篤でしたが、絶望することはありませんでした。
今までやりたいことを夢中でやってきたんだし、仕方ないかなと。私が何を話しても『お母さん』
を連発するので、夫や息子、娘もおかしくて笑っていました」その後、リハビリ病院へ転院。発声や聴覚、
日常生活のトレーニング、手足や体幹の回復を促すリハビリに取り組んだ。「『雨』『犬』
など絵を見て単語を読んだり書いたりするのですが、『雨』だったら『あ』と『め』の2つの音があり、
頭の中でそれが分断されている感じなんです。最初は全然できなくて、
簡単な単語を読み書きするのが難しいパズルのようでした。お風呂に入りたいときも
『お風呂』という言葉が出なくて、指をさして『ここに行きたい!』と身振り手振りで訴えました」
自分の名前と住所や1〜10までの数字を書く練習、服の脱ぎ着やお風呂に入る訓練などを続け、退院。
自宅に戻ってからは家族とのコミュニケーションがリハビリになり、医師も驚くほどのスピードで回復した。
「うちはみんなよくしゃべるので、日常会話で単語を覚え、子どもたちにも手伝ってもらいました。
例えば私の言いたいことが『たこ足配線』だとわかったときには単語をノートに書いてくれたりして、
教える側と教わる側が完全に逆転しました。特に娘は、『歯ブラシはこう動かしたほうがいいよ』とか、
『中指が動いていないからこうしたほうがいい』とか指摘が的確。リハビリの先生のようでしたね」
ファスナーの開け閉めに2年、髪をゴムで結べるようになるまでは5年以上かかった。
MRIで脳を確認すると当初より広範囲に脳梗塞が広がっているが、医師は
「脳の画像と回復度合いは乖離している」と驚く。「日常生活がある程度できるようになったごろ、
パソコンを使いたい、キーボードを打ちたいと思いました。言語聴覚士の先生が、
キーボードの画像をプリントアウトしてくれて、『A、I、U、E、O』から指を動かす練習をして、今では文章
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2024/02/07(水) 00:39:33.02ID:zgrnapPq
高齢者は異常値がいくつも出ることが少なくないので、薬の種類が多くなってしまう。
薬の種類が5〜6種類以上になると副作用が現れやすくなり、転倒のリスクが増えます。
また、各種数値を正常値に下げることが、体調の悪さにつながり、意識障害につながりかねない。
年をとれば誰でも動脈硬化が起こるのですが、血液の通るところが狭くなり、血管の壁が厚くなるので、
血圧や血糖値がある程度高くならないと、脳に十分な酸素やブドウ糖が行き渡らなくなります。
そうすると、体がだるくなったり、頭がボンヤリしたりします。
とくに運転をする際には危険な事故を招きかねません。また、コレステロールのように、
循環器には悪い働きをするけれど、免疫機能やホルモン医学的には良い働きをするものもあります。
薬を使わなくても、正常値に戻すためにお酒や甘いもの、
塩分などを制限することになると人生が味気ないものとなり、
結果的に免疫機能が下がってがんになりやすくなることも、知っておいていいでしょう。
医学の世界で30年以上(日本では90年代後半以降)
トレンドになっているものにEBMというものがあります。これは「Evidence-Based Medicine」
の頭文字をとったもので、「(科学的)根拠に基づいた医療」とよく訳されます。
たとえば、血圧の薬を飲んで血圧を下げることは可能ですが、
その結果、実際に脳卒中や心筋梗塞を防ぎ、どの程度、死亡率を下げたかを知ることが大切ですし、
その根拠を求めたうえでの医療を行うべきだという考え方です。
血圧については、アメリカにかなりよく知られる大規模調査のデータがあります。
70歳で最高血圧が160mmHgの人についてのものですが、
降圧剤を飲まなかった群は6年後に10%の人が脳卒中になりましたが、
降圧剤を飲めばそれが6%に減ったというものです。これが降圧剤は有効だというエビデンスになります。
ちなみに日本では血圧の薬を飲んだり、血糖値を下げる薬を飲んだりした際、
何年後にどの病気がどのくらい減ったかという大規模比較調査がほとんどありません。
アメリカでは、エビデンスがない薬には保険会社が金を出してくれません。
だから製薬会社が必死になってエビデンスを作る。
ところが、日本ではエビデンスがないのに医者が患者に薬を強制して、
大規模比較調査をやっていない状態が放置されているので、
膨大な公的医療費の無駄遣いになるのに薬の使用が続けられています。
日本人とアメリカ人では食生活も疾病構造(アメリカでは死因のトップは心疾患)も違うのに、
アメリカのエビデンスがそのまま流用されたりもします。
70歳の人は降圧剤を飲んだほうがいいというエビデンスがある、それが通常の解釈ですが、
別の見方もできます。薬を飲まなくても90%の人が(6年間に限ってかもしれませんが)
脳卒中にならないのです。薬を飲んでも飲まなくてもほとんどの人は脳卒中にならないのだとしたら、
なってしまったときは運が悪かったと思うことにして、薬を飲まないという選択もあります。
薬を飲んで体調が悪くなる人は、元気に過ごすために薬を飲まないと決めてもいいのではないでしょうか。
さらに問題なのは、薬を律義に飲んでいても、その中の6%の人が6年以内に脳卒中になるということです。
要するにいくら医学が進歩しても、自分の運命や体質には勝てないのです。だから日本でもエビデンス、
とくに死亡率が下がったかどうかのエビデンスを取るべきだということを主張していますが、
それにこだわりすぎる必要もないと思っています。
長年、とくに高齢者の臨床を行ってきた経験からひとつ言えることがあるとすれば、
医学というのは多少の助けになっても、残念ながら、
体質や運命のようなものには勝てないということです。減塩やコレステロールの少ない食事を心がけ、
医者の言いつけを守り薬もきちんと飲んでいる人が70代で亡くなることがある一方、
タバコをスパスパ吸い、放埓(ほうらつ)な生活をしていても大した病気もせず、
100歳まで生きる人がいるのは、多くの人が知る事実です。また、検査数値もすべて正常で、
健康的な生活を送っていても、がんなどで若死にする人が意外に多いのも、
医者なら多くの人間が知っていることです。
あるいは、長寿の家系の人はかなり不摂生な生活をしていても長寿なのに、
短命の家系の人は相当健康に気を遣っていても短命なことが多い気がします。
遺伝子のようなものを前に、意外に医学は無力なのではないかと痛感させられます。
信じたくないことではありますが、寿命や病気には宿命のようなものがあるような気がしてならないのです。
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2024/02/08(木) 15:11:24.83ID:e4th95UJ
性交渉は痛いから嫌だし、性欲も湧かない.今、そういう悩みを持つ若い女性患者が増えているという。
そもそもセックス自体に興味がないのだ。それには、
現代女性の膣が狭くなっていることが大きく関わっているとのこと。「膣のサイズ自体、
昔よりずっと小さくなって来ていると感じます。診察の時に使用する器具も以前はMやLサイズだったのが、
今はSやSSしか使わなくなりました」。ひとつには、骨盤の幅が狭い華奢な体型の人が増えたこと。
もうひとつは、発育段階で充分に身体が発達する前からピルを服用することかもしれない。
聞けば、近頃では娘の生理が始まる前から、PMS(月経前症候群)
が受験勉強の妨げにならないようにピルで月経を止めるようにコントロールする母親が増えているという。
ほかにも、自身のPMSが辛かったから娘にはそんな思いを味合わせたくない、
修学旅行だから生理周期をズラしたいなど、母親が娘の生理をコントロールしたい理由はあるようだ。
ピルは主にバースコントロールのために服用するものだと思っていたけれど、
まさか思春期の娘にPMSを味合わせたくないからという発想があったとは。
生殖へのコントロール意識がそんなところまで来ていたことに驚いた。
性交渉可能なまでに身体が成熟する前にピルで発育を止めてしまうことには当然、弊害もある。
「膣がまだあまり柔らかく育っていないのにピルを服用すると、膣内がパツパツに狭くなって切れやすくなることも。
また、ピルによってエストロゲンの数値が低いまま固定されてしまうと、性欲が湧かなくなります」
20代前半くらいの女性で、「膣が痛いから性交渉ができない」という最近の患者さんは、
多くがピルを服用しているそう。「女性ホルモンをどう入れていくかというのは、まだ議論の余地があると思います」。
もちろん、内膜症が酷いとか貧血になる程に経血量が多いなどの自覚症状がある場合には、
治療としてピルを取り入れることはクリニックでも推奨している。ただ、
本来は病気でもないのにPMSになるのが怖いからという理由だけで飲み続けるべきものではなく、
「発達途中の骨密度が低い状態で低エストロゲンのままをキープするのは、ちょっと心配。
そのことはご相談にお見えになるお母様にはお伝えしています」
もちろんレス増加の原因はピルの影響だけではない。「日本の性教育では妊娠がダメ、
性病がダメという、性交渉がダメな悪いもの、という印象を植え付けるだけの内容になっている」と語る。
「だから大人になっても性交渉に対して、どこか悪いことをしているような罪悪感を覚える人がたくさんいます。
それは女性だけに限らず、男性も同じ。親がマスターベーションを叱ったり、隠すべきタブーだとするから性交渉が怖くて、
自分ではできるけどパートナーとはできないという人が増えています」。
その結果、30過ぎくらいまで性交渉を経験しないまま過ごす人が男女ともに増加。
さらに30代に入りそろそろ子どもが欲しいと思い始めたときも、女性側は男性から誘ってほしい思っていても、
現代の男性は行動してくれないのだという。若い世代で男性側のレスの最多原因となるのは、ゲーム。
不妊治療に訪れる夫婦でいちばん多いのが、ゲームのしすぎで性交渉ができないレスだというのだ。
「男の人の身体って基本的には運動を好み、
運動によって筋肉が鍛えられてテストステロンという男性ホルモンが作られる仕組みになっている。
それが最近では、ゲームだけして運動をしないので性欲が湧かない。さらにはゲームばかりしていて、
セックスする時間がない」。セックスするよりゲームの方が面白い、というわけ。
これでは「生物としての力が弱まっている」と嘆くのも無理はない。
男性側から積極的に行動しないのだとしたらセルフプレジャーに励む女性が増えているのかと思うと、
そうでもない。「そこが欧米と日本との違いで、日本人の場合、セックスがないならないで、
面倒だからもういいや、となる。やっぱり皆さん、植物的になって来ているのではないでしょうか」
情報化社会において皆が悪い情報ばかりをピックアップしてリスク回避をしたがる余り、
性をコントロールしすぎた歪みが少子化問題に拍車をかけている。「女性の高学歴化が進むと、
女の部分は邪魔になってしまう。キャリアのためには妊娠や生理は足枷でしかないから、
そのデメリットをいちばん小さくしましょうね、みたいな世界観がうっすらとあって。
昔は生理が来たらお赤飯を炊いてお祝いしたのに、今や生理が来る前にピルを飲んで止めさせようとして、
『女を謳歌しましょう』という話にはならないですよね」。
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2024/02/09(金) 22:57:24.95ID:8FqYstTr
大学の医局での出世が望めなかったり、組織人としての適性がなく勤務医を続けられなかった人が、
しかたなくクリニックを開業するケースもあり、そういう人は町医者という呼ばれ方を嫌いますね」
風邪をひいたとき、ちょっとお腹や喉が痛いとき、私たちが受診するのはきまって町のクリニックだ。
だが、クリニックの数は全国に10万以上。当然ながら玉石混交にならざるをえない。
皮膚科のクリニックを経営する40代の医師が語る。「うちは皮膚科と内科の看板をかかげていますが、
正直、毎日似たような症状の患者さんばかりで退屈ですよ。
水虫かアトピー、ニキビといった命に別状がない症状がほとんどで、
あとは内科で降圧剤やコレステロールの薬を出すくらいです。そういう意味で、
若い頃に夢見た『人の命を救う』仕事をしているという実感はないし、やりがいはありませんね」
昔は、英語の論文や専門誌なども辞書を引き引き読んでいたが、それもいつしか虚しくなってやめた。
新しい医学の知識はもっぱら、新薬の宣伝にくる製薬会社の営業マンから得ている。
「それでも、勤務医だった頃よりは3倍ほど稼げているし、年収は3000万円近いです。
総合病院に勤めていた頃は激務で、家族と食事できるのも週に一度だけ。
もう昔のような激務には戻れません」似たような軽症の患者ばかりをさばく毎日だが、
たまに「もしかして重い病気かもしれない」という人も来る。そういうときは、
すぐに紹介状を書いて終わりだ。「うちのクリニックでは、たいした検査もできませんし、
そもそもそんな難しい病気をたくさん診ているわけではないので、治療の責任も持てません。
自分のところで患者を囲い込もうとするより、よほど親切だと思いますよ」
実際、設備の充実していない町の診療所で、きちんと診断を下すのはなかなか難しい。
「定期的に通院していて、血液検査のデータなどがある患者さんならともかく、初診なのに
『突然具合が悪くなった』といわれると、クリニックレベルだと診断が難しいケースが多いですね」
町医者に過度な期待をしてはいけない。「経営が苦しい病院は少なくない。
ですから、病院経営のために手術をしなさいとなって、
なかには手術をする医師にはインセンティブをつける病院もあります。
そうなると、慣れない手術をする医師も出てきます
なかには、より診療報酬の点数が高い手術をしたいという医師も出てきます。
手術のために新しい機械が必要だったりすると、そのメーカーとべったりになってしまう人もいる。
でも十分な訓練もせずに、『病院やメーカーが薦めてくるからやってみよう』
という気持ちで新しい手術をしたら、当然のことながら失敗する確率は上がります」
町医者と違って、勤務医、とくに外科医は患者の命を預かる立場に立つことが多い。だからといって、
十分な責任感をもって仕事をしてくれるわけではない。勤務医には勤務医なりの「理屈」があるのだ。
「近年、医師の診断能力や手術の技量の低下を感じることがあります。
理由の一つに、医療ミスに対する社会的な責任がより厳しくなり、
若い医師に執刀させるケースが減っていることが挙げられます。手術は観ているだけでは身につかない。
ですが、若手が経験を積む機会が十分にない。指導者も不足しています。
一般的に優秀な臨床医は出世し、管理職になります。責任は重く医療ミスは許されない。
結果自らが執刀する機会を失う。さらに、管理職としての仕事が増え、
後進に指導をする機会が少なくなってしまうのです」勤務医は「組織人」だ。仕事のやりがいやハードさ、
院内での評価や出世、給料などいろいろなことに思いを巡らせながら患者を診ている。
総合病院に勤務する40代の消化器外科医が語る。
「60代の院長と一緒に手術室に立ったことがあります。私が助手という立場でした。ところが、
院長がまちがった血管を切って、出血してしまった。私は立場上、なかなかミスを指摘できずに、
そのまま院長が手術を続けました。最終的に『あとは君に任せる』
と私にメスが回ってきたので大事にはいたらなかったのですが、
そんなミスが起きていたことを患者は知りません」
上司に忖度したせいで、手術が失敗に終わる可能性もあったわけだ。もっとも、忖度すらしない、
自分勝手な医師も増えている。「激務で給料の低い勤務医は、魅力的な職業ではなくなっています。
ちょっと上司に厳しく指導されただけで、さっさとやめる20代の医師が増えていますね。
それでも美容整形のクリニックなどに行けば、何倍もの給料を稼げるので、易きに流れる若手が絶えません」
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2024/02/10(土) 00:37:50.13ID:d9UxS8ge
スマホの録音機能を利用するのもいいでしょう。「先生、私、忘れっぽいから、
録音していいですか」と言えば、医師は内心は嫌でしょうが、NOとは言いません。
自分の言ったことに責任ももつようになりますから、この方法はいいですね。
患者さんは、自分のことなので、質問しにくいものです。ですから、気になることは、
やはり家族が聞いてあげるべきでしょう。あらかじめ質問を書いていくと、落ち着いて聞くことができます。
そういう努力は、必要だと思います。私は看護師たちに「とにかく患者さんや家族から話を聞きなさい」
と教えてきました。忙しそうにしているから話しかけにくいと思いますが、
知りたいことはなんでも聞くべきです。うるさがられるほど聞いていい。「あの患者さんはうるさい」
と思われるくらいのほうが、しっかり面倒をみてくれます。あなたの大事な命なのです。
医師や看護師の顔色など気にすることはありません。聞きたいことはどんどん聞きましょう。
ちょっとした不安や不満もつみ重なると、体には大きなダメージとなりますから。ただし、
看護師の立場から、ひとつだけ言わせてもらうと、地位を利用する人は困ります。「国会議員だぞ」
とか「どこぞの社長だったんだぞ」などなど。本人はそうでもないのに、家族が言う場合もあります。
申し訳ないのですが、「それがどうしたのですか」と言いたくもなります。こちらは病気が重かったり、
症状が悪ければ、慎重にしますし、時間もかけます。地位やお金で動くわけではありませんので、
そこは知っておいてほしいと思います。処方薬は、その医師の好みも反映されます。
医師は、自分でその薬を試したわけではなく、「その薬がいい」と信じて処方してくださるのです。
たとえは悪いですが、その店の料理を食べたこともないのに、他人の評価で「ここはおいしいよ」
と言っているようなものです。ですから、服用するご本人が能動的でなければならないのです。
副作用があったり、効き目が悪いと感じたなら、しっかりと伝える。「先生、この薬は効きませんよ」
とか「私には合わないみたいです」と、はっきり言わないと、医師もわかりませんから。
それで医師がムッとしたり、「それでも飲み続けなさい」と聞く耳をもたないようなら、
そんな病院は見限ってしまいましょう。ろくなお医者さんではありませんから。体は一人一人違うので、
薬の効き目も違って当然です。同じ症状でも、Aさんには合う薬が、Bさんには合わないこともあります。
それを感じられるのは、実は患者さん自身でしかありません。「先生に悪いから」と遠慮して、
我慢してしまう人がいますが、それは間違いです。自分の生命を預けているわけですから。
おかしいと思っているのに言わないのは、あなたの生命を放棄していることです。腑に落ちないのなら、
納得いくまで聞いていいのです。とにかく、患者さんの話に耳を傾け、しっかりと説明してくれる医師を選ぶ。
医者選びの秘訣は、この一点に尽きます。病院では「選択」を迫られることがあります。
たとえば、「手術をしてがんを切除するか、抗がん剤で治療するか」というような場合です。
インフォームドコンセントはご存じですね。「いま、このような状態です。今後はこんな治療をする予定です」
と、医師から説明を受け、患者や家族が同意したうえで治療を進めるという医療上の約束事です。
これは義務ですので、医師はそれを果たさなければなりません。ところが、ここには隠れた問題もあります。
患者サイドが、本当に納得できているのか、という点です。いくら説明を受けても、
治療の結果は誰にもわかりませんし、話の内容が難しくて、理解できない場合もあるでしょう。
でも、同意しないことには進みませんから「わかりました。その治療でお願いします」と、
迷いを抱えたまま答えることになるわけです。「手術をするか、薬で治療するか」という選択も同じですね。
どちらの選択が正解かはわかりません。正直、医師にもわからない。だからこそ「同意」を得るのです。
では、どうしたらいいか私なら、医師にこう質問します。「先生の奥さまや大切なご家族なら、
どうなさいますか」と。私は、先生が、最愛のご家族にする方法を選びたいと思います、と言います。
治療には100%大丈夫、という保証はありません。不測の事態も起こり得るわけですから、
医師だって怖いのです。でも、万が一うまくいかなかったとしても、口実をつくることはできるでしょう。
体質が問題でしたとか、予想以上に状態が悪かったとか。だからこそ、患者サイドとしては、
せめて医師の覚悟を仰いでおきたい。「先生なら」という質問は、そのためのものです。
0174社説+で新規スレ立て人募集中
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2024/02/11(日) 11:16:29.79ID:EKmaFJcq
県感染症情報(1月22日―2月4日)
結核8例。
後天性免疫不全症候群1例(無症状病原体保有者、30代男性)。
梅毒3例(40代男性、20代女性、60代女性)。
過去分として
後天性免疫不全症候群1例(AIDS、60代男性)。
県感染症情報(1月29日―2月4日)
新型コロナウイルス感染症1301例。
0175情報発信元:七七四通信社
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2024/02/12(月) 20:35:57.72ID:tBxSmGKq
大学薬学部で行われた、ある授業。「新しい良い薬を届けることはものすごく大事なんですが、
届けた後の安全性もきっちり考えていくことは薬学部の使命だと思いますので、
きょうはすごく大事な講義の一つだと思うので、しっかり聞いてください」薬の副作用による健康被害、
いわゆる“薬害”の授業。薬物の専門家で医師でもある教授が題材に取り上げたのが、
ほかならぬ新型コロナワクチン。現在進行系の薬を巡る問題について考えさせるためです。
ワクチン接種後の体調不良が続いている全国患者会のメンバーが、現状を伝える特別講師を務めました。
今も倦怠感と記憶障害が続いている看護師。「検査をしても異常が出ない。
一般的な検査をしても診断がつかないのが私たちの最大の問題であり特徴」
そして患者会の代表。「数の先にあるのは当事者の人生であること。
確率でも何でもなく、後遺症になった人間にはこれが100%だということを知ってください」
今も頭痛や重い歩行障害に苦しむも。「普通に歩けない。
胸がすぐ苦しくなって、当たり前に歩いて、普通の生活ができない」
それぞれ接種後に起きた様々な症状を伝え、学生たちにワクチン問題をどう捉えるかを問いかけました。
「私は1回目接種してから症状が出て2回目を止められなかった一人ですが、
そのときに相談できる人がいたら、人生が変わったのかもしれないと思う。
患者の気持ちに寄り添ってくれる薬剤師などになっていただきたいと思う」
真剣な表情で授業を受けた学生たち。最後に教授は「今少なくとも、きょうこの講義を聞いてもらって、
今でも厚生労働省が接種を進めている。ここから先に出た被害は、やっぱり将来
“薬害”と呼ばれる可能性はあると思う」「ワクチン後遺症の存在を知っていたという方、
手を挙げてください」「結構知ってたんですね」「直接お話をしていただけて、
『なんで自分が』という苦しい思いがあるんだろうということが伝わってきた」
「一番の薬理だけでなく、副作用も考えて薬を選択していかなければいけないので、
その人が抱えてる症状なども含めて考えなければいけないと思いました」ワクチンによる健康被害は、
薬害なのか。改めて教授に尋ねると。「国がワクチンのせいであろうと考えた人で(死亡が)
400人を超えている。重篤な副作用というのでいうと6000人レベルに到達している。
なおかつ今でも数千人が認定を待っているという段階ですから、
薬害という分類に、少なくとも歴史的にはされるんではないかと考えます」
「新型コロナワクチンに関してのネガティブな講義をすることっていうのは、
ある意味、公立の大学でやっても問題ないんですか」「その事実を学生に伝えるということは、
何の問題もないと思いますし、(薬の)安全性を担保していくことが薬学部の使命ですので、
こういう講義をすることは、社会的にも重要だというふうに考えています」
新型コロナワクチンに関連する健康被害では、
国が医療費や死亡見舞金を出す救済認定が1月19日時点で5891件、うち死亡は423件、
そして、3000件余りが未だ審査待ちの状態です。ワクチン接種を進める厚生労働省。
正面玄関の植え込みには、過去の政策によって起きた薬害を反省する石碑が建てられています。
「東京にやってきました。2023年に結成されましたワクチン問題研究会の医師グループが、
記者会見である発表を行うそうなんです。場所は、ここ厚生労働省です」
ワクチンの安全性に疑問を持つ医師や研究者が2023年に設立した「ワクチン問題研究会」が、
中間報告を行いました。「今のところ201種類の疾患、そして副作用の報告数としては(世界で)
3071本の論文が出ている。一つのワクチンでこれだけの論文が出ているというのは、人類史上初めて」
ワクチン接種後の健康被害に関する研究論文は、今や世界で3000以上発表され、
症状は免疫や血液、神経など全身に表れている事実を指摘。さらに「一つの病変部位に
(ワクチンの)スパイクタンパクがあるかどうかを明確に証明していく。
訴える材料に利用できるまで、しっかりやりたいと思っている」ウイルスへの免疫を獲得するため、
ワクチンが体内で作り出すスパイクタンパクそのものが体に有害であることを証明していくと、
今後の研究方針を示しました。「国の政策が本当に良かったのか、謙虚に立ち止まって考えるべき。
何が起こってるのかこの事実を事実として認めて共有して、未来に向かって進んでいきたいと思っている」
今も続くワクチン接種に、薬害のおそれはないのか。専門家の研究や学問の場などに関心は広がっています。
0176情報発信元:七七四通信社
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2024/02/13(火) 23:29:36.40ID:LIjAbeCG
メンタルクリニック受診歴のある元・職員からは、「薬でごまかすだけで、頼りにならなかった」
という意見も寄せられた。すべての精神科医を弁護する立場にはないが、
ひとこと、言い訳を申し上げておく。精神科は元来、「精神障害者」御用達であった。
一方、いかなる意味でも「精神障害者」ではない。当然ながら、誰一人「患者扱い」など求めていない。
ここにミスマッチの原因がある。精神科は、「こころの診療科」の呼称で、
精神療法中心の方針を打ち出している。したがって、クリニックの診療は、
病院の実践知と、大学病院の「薬に頼らない」治療ノウハウとのハイブリッドである。また、
職員を辞して精神科医になった人もおれば、産業医として職域メンタルヘルスに精通している医師もいる。
診られて当然だし、診なければならない。知る限り、ここ以外にも、
働く人のメンタルヘルスを得意としているクリニックが複数ある。しかし、その数は多くない。
駅前にも、街角にも多数のメンタルクリニックがあるが、職域のメンタルヘルスには寄与できていない。
そこにはいくつか理由がある。まず、薬物療法しかできない精神科医は、役に立たない。メンタル不調は、
疲労、睡眠不足、人間関係が原因であることは、本人が一番わかっている。したがって、
精神科医に求められるのは、生活習慣をめぐる指導、対人関係に関する助言、労働環境への介入であり、
薬ではなく、言葉による治療である。しかし、本邦の精神医学教育は「治療=薬物療法」と見なしがちで、
これでは「薬でごまかすだけ」と言われてもしかたない。学会の推奨する標準治療を妄信するタイプも、
難しい。今日、どの学会も科学的根拠に基づいた「最良の治療」を推奨するために、
標準的な治療を提案している。精神医学においても、疾患別の治療ガイドラインが整備されている。
しかし、典型的な精神疾患は少なく、大部分は、状況に反応して一過性に生じた「バーンアウト」である。
担当医には個別の事情に応じた柔軟な対応ができなければならない。法知識を持つ人にとっては、
法哲学における「法的安定性と個別妥当性」の関係と比べるとわかりやすいかもしれない。
法的安定性を徹底すれば、法律は完璧な「石頭」と化す。同じく、標準治療を強制すれば、
精神医学は人間規格化の技術と化す。しかし、人は、皆、患者としては「規格外」である。
取り巻く状況は千変万化であり、そこから生じる「バーンアウト」もまた千差万別である。
型通りの治療が通用するはずがない。すぐに休職の診断書を出すタイプの精神科医も、
かえって事態を混乱させる。人々は、尽力することに誇りを持っている。職務を放棄したいとは思っていない。
仕事を続けたいのに、労働条件が悪すぎてそれができなくて、誰かの助力を求めているのである。
実際、それは結果として健康問題のように見えるが、真の原因は事業場の安全配慮義務の問題である。
それなのに、もし、精神科医が過重労働の事実を指摘することなく休職の診断書を書けば、
職場はそれを「私傷病」(≒「自己責任の傷病」)としてとらえる。
自分たちの管理責任など自覚するはずもない。メンタルヘルスのために、
何らかの支援を行いたいと思えば、医師にはすべきことがある。まず、最低でも、24時間×7日間の睡眠・
覚醒パターンを把握する。通勤時間、出勤・退勤時刻、週間スケジュールを聴取する。
その目的は、その人に応じた起床・就床のタイミングを決めるためである。
平時の業務に加えて、職場泊まり込みもあろう。睡眠不足で日中も眠いから、
業務の合間に15分でも仮眠をとれる時間を探したい。重大な要件のタイミングで、
脳のパフォーマンスを最高潮に持っていくピーキングを意識的に行わなければならない。
そのためには、当日の休憩・仮眠時刻を戦略的に設定したい。早朝に入ることが予想されるなら、
前日・前々日の起床のタイミングもそれに合わせねばならない。次いで、労働法規の知識を、
生きた実践に変える。法律を知っているだけでは不十分である。その知識を戦略的に用いて、
その人の疲労度、職場の(無)理解度、タイミングなどを考慮して、適切な意見申述を行う。要は、
診断書の「付記」欄で、職場に対して健康リスクを訴え、かつ、職場の責任者の安全配慮義務に関して、
法規を反映した注意喚起を行う。文面は、第一弾は穏やかに、それで職場が動かなければ次第に強くして、
切迫性、緊急性を打ち出していく。もっとも、ほとんどは職場と対立したいと思っているわけではない。
権利・義務関係の露骨な表現は、無用な摩擦を招く場合もある。診断書の文面は、十分に納得の上で記載したい。
0177情報発信元:七七四通信社
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2024/02/14(水) 00:21:54.32ID:zYGdfZvy
30代の男性。「陰謀に巻き込まれた。組織の人間に命を狙われている」
などと怯えてオープンダイアローグを受けました。男性が恐れているのは仕事の雇い主だったのですが、
なぜそう思うのか、医療スタッフも家族も理解できませんでした。しかし、「不確実性」
に耐えて話を聞くうちに、きっかけとなる出来事が分かったのです。男性はもともと賃金が低く、
この年は年末のボーナスも出なかったため、家族へのクリスマスプレゼントを買えずに悩んでいました。
そこで勇気を出して雇い主に電話をかけて、ボーナスの支払いを求めようとしたのですが、
通話中に突然停電が起きて会話が途切れてしまったのです。
困窮続きで既にこころが弱り切っていた男性は、この停電を雇い主がわざと起こしたと考えて、
電気までも操れるその力を恐れるようになったのです。
少々飛躍した考えですが、思考の筋道は理解できます。ミーティング参加者たちは、
男性のこころの悲鳴に共感できるようになりました。参加した心理士と精神科医は、男性の前で
「自分よりも他人の気持ちを忖度するタイプなのでは」「自分の権利を主張することが苦手なのかも」
などとリフレクティングを行いました。こうした対話を通して、
信頼できる人たちと一緒に自らの心象風景を覗き見た男性は、停電を偶然だったと思えるようになり、
短期間で症状が消えて劇的に回復したのです。オープンダイアローグの場合、
再発してもまた対話を行うことで、早期の回復につながることが知られています。
このため、回復した患者の定期通院を医療者側が一方的に求めることもしません。
「せっかく回復したのだから、病気のことなんか忘れて医療からも自由になろう、というわけです。
その方が精神的にも健康に過ごせます。もし再発したら、その時に来ればいい。
対話でまた治るのですから」これほどの成果を上げれば世界が注目するのは当然ですが、
日本で特に関心が高いのはなぜなのでしょうか。日本の精神医療の質の低さが関係しているのでしょうか。
現状を何とかしたいという思いが医療者の中にも強く、それが関心の高さにつながっているのでしょうか。
「オープンダイアローグへの関心が特に高いのは日本とポーランドです。どちらも精神医療が遅れた国で、
人権を侵害する事件も多い。あまりにも遅れているがゆえの関心の高さでしょうね。
関連書籍の安定した売れ行きを見ると、やはり専門家も忸怩たるものがあったのだと思います。
診療報酬などの様々な制約(オープンダイアローグを行っても診療報酬がつかない)
があって今はできないけれど、本当はもっとちゃんとしたことがしたい、という潜在的な熱は感じます。
日本の医療者の良心も、ある程度は期待していいんじゃないでしょうか」
オープンダイアローグを日本で実践するにあたり、まず、
劇的な効果が出ている統合失調症の急性期の患者ではなく、ひきこもりの人を対象としました。
なぜなのでしょうか。「当初、ひきこもりの人を対象にしたのは、『対話で統合失調症は治ります』
と言っても、日本の精神科医は信用しないと思ったためです。ひきこもり支援なら
『家族も巻き込むので有効かもしれない』という反応があったので、受け入れられやすいだろうと考えました」
「ところが驚いたことに、日本でも統合失調症に一番有効だと分かったのです。
オープンダイアローグによる変化の幅が一番大きく、幻聴も消えてしまうレベルの高い有効性を示しました。
薬物療法以上に有効だったのです。しかも、時間もかかりません。私は還暦を過ぎましたが、
この年でこれほど新しい臨床経験ができるとは夢にも思っていませんでした。
新鮮な驚きと好奇心とワクワク感を持つことができ、非常に感謝しています」「ただ残念ながら、
私の現在の臨床現場は大学病院と外勤先のクリニックなので、対応可能な数が限られています。
申し訳ないのですが、要望をすぐに受けられる状況ではありません」「これまで主に対応してきたのは、
他の病院で治療したけれど全然良くならず、藁にもすがる思いで来られた統合失調症の患者さんたちです。
通常治療では症状が治まらない患者さんたちにも、とても有効だったのです。あまりの効果に、
当初は私自身が『こんな劇的なことが起こるはずがない』と半信半疑になってしまうほどでした」
「これは日本に限りませんが、ほとんどの精神医学の教科書に
『統合失調症はカウンセリングや精神療法では対応できず、
薬物療法か電気ショックか入院療法しかありません』と断定的に書いてあります。
0178情報発信元:七七四通信社
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2024/02/15(木) 21:12:44.37ID:fz8kaVhE
母親はそれ以上、何も言わないで黙っている。どうしたらいいか分からず黙っている。
診察室はしーんとなってしまった。最後に抗生剤ってそれはたまたま風邪が治る時期だったとしか思えない。
医者も患者も、薬を「使った」「治った」だから「効いた」とすぐに考える。いわゆる「3た」療法である。
この患者家族は少しでも情報提供をと思って1カ月前の治療経過をぼくに教えてくれたのかもしれない。
たぶんそうだろう。でも、こういう薬を出してくださいと言われているようなプレッシャーとなってしまった。
4歳なんだからしっかりとハナをかんで、風邪薬(カルボシステインのみ)
を飲んでいれば十分と言いたいところだったが、散々迷ってアレルギー止めも処方した。
さすがに抗生剤は出さなかった。最近はさすがに減ったが、「抗生剤を処方してください」
という患者家族もいる。数年前の調査だが、日本国民の約半数が「風邪に抗生剤は無効」
と知っているそうだ。逆に言えば、半数は知らないということだ。この責任は医師にある。成人の内科医や、
耳鼻科医は、子どもの風邪に対して平気で抗生剤を処方する。風邪に抗生剤は無効であり、害である。
サミットでも、抗生剤乱用による耐性菌の増加を抑えるための首脳宣言が出された。
厚労省のホームページにも、「抗微生物薬適正使用の手引き」というものが公開されている。
専門的な内容で、量もかなりあるが、厚労省は医師のみでなく患者にも読んでほしいと言っている。
正直に告白すると、本当に恥ずかしいことだが、一度だけ患者家族から
「抗生剤を出してください」と言われて風邪の子に処方したことがある。
その子は小学校高学年でこれまで風邪のたびに抗生剤を他のクリニックで出され続けていたため、
親は抗生剤を飲むのが常識と思っていたのである。押し問答になってもしょうがないと思って、
いやそれもあるが、あまりにもクリニックが混雑していたので、抗生剤の害を説明する気力がなかった。
ところが3カ月後にその患者家族が風邪で再びうちを受診した。
患者に誠実にならなければならないと思い直し、時間をかけて、風邪に抗生剤を飲んではいけないこと、
この前は抗生剤を処方したことを謝罪した。てっきり親から「この子には抗生剤が効くんです」
と反論を受けると思っていたが、意外な反応が返ってきた。「そうなんですか。抗生剤を飲むと、
体内に耐性菌というのが増えて将来怖いことになるんですね。知りませんでした。この子、
この先どうなってしまうんでしょう今までの先生はそんな説明はなく、いつも抗生剤を飲んでいました」
「今からでも遅くありませんよ。これを機会に抗生剤はやめましょう。ちゃんと風邪は治りますよ」
この一件によって、自分の医師としての未熟さを思い知らされることとなった。
ちゃんと丁寧に説明すれば、家族は分かってくれるのだ。それを「抗生剤を出さない」と言えば、
家族と一悶着になると思い込んで安易に抗生剤を処方してしまった。たった1回の処方かもしれないが、
一事が万事である。開業医が風邪に抗生剤を処方する問題はなかなか根深いものがある。
うちを受診する患者のお薬手帳を見て、
広域スペクトルという強い抗生剤を過去に大量に飲んでいるのを知って唖然とすることがある。
この子の未来の健康はどうなってしまうのだろうか。患者家族に「風邪に抗生剤は効果無し、
それどころか有害」と言うと、保護者から「ではなぜ他の先生は抗生剤を出すんですか」
と聞かれることがよくあり、言葉に詰まる。なぜ出すのだろうよく分からない。
一部に抗生剤を歓迎する患者がいることも事実だろう。
患者は一般的に薬をたくさん出される方が喜ぶ傾向にあるように見える。それは、
その方が医者の姿勢があたかも熱心に見えるからだろう。もう一つ考えられる理由は、
抗生剤を出すことが、病気が悪化したときのアリバイ作りになっているのではないだろうか。
自分はベストを尽くしましたよと。そんなことでいいのだろうか。でも、もしかして最大の理由は、
患者とのコミュニケーションを抗生剤を出すことで省略しているのではないか。
はい、これがマックスの治療ですよみたいな感じで。医者と患者の関係で一番大切なのは、
相互の理解を深めるコミュニケーションである。自戒を込めて言うが、
抗生剤を欲しがっている患者に抗生剤を出すのは極めてイージーな医療で、
いかに抗生剤が不要であるかを説明するのは時間もかかるし、骨も折れる。
だが、それが医師の使命であろう。なお、念のために言っておくが、
成人の風邪にも抗生剤はまったく効果はない。これまでの人生で風邪で抗生剤を飲んだことは一度もない。
0179情報発信元:七七四通信社
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2024/02/16(金) 03:14:02.73ID:r/CNkLMw
10代の女性患者に病院の診察室でわいせつな行為をしたなどとして逮捕・
起訴された小児科医が、他にも10人に対しわいせつな行為や裸の動画を撮影し、
約150本の動画ファイルを持っていた疑いで追送検された。
強制わいせつや児童ポルノ禁止法違反などの疑いで追送検されたのは、小児科診療部長(43)。
10代の3人に病院で診療行為を装い胸を触るなどのわいせつな行為をしたほか、
3人を含め計10人の裸の動画をスマートフォンで撮影し、
その動画を自宅で所持した疑い。これまでに強制わいせつの疑いなどで5回逮捕されており、
警察は10代の女性 計11人が被害にあっていたことを裏付け、
捜査を終結したと発表した。調べに対し、黙秘しているという。警察によりと、
これまで計53回のわいせつ行為と10代の裸が映った動画ファイル約150本が見つかったという。
診療室での卑劣な行為ですが、どのよう感じすかこれはひどいですね、胸が気持ち悪くなるぐらい。
6年間にわたって11人の女性がずっと被害にあい続けたということですが、
恐らく声をあげたかったけれどあげることができなかったという被害者がいるかもしれません。
何よりも医師としての自分の職務を完全に悪用して犯罪を続けてきた疑いがあるということで、
本当に卑劣な行為です。声をあげることができなかった女性の気持ちを思うと本当に痛ましいですし、
こういう人が医療関係者それも幹部ということで、こういう人を医者にしてよかったのかと思います
本来は人を助けるのが医師なので許されない行為です。
自身が勤務する病院で患者の女性にわいせつな行為をした疑いで、
5度にわたり逮捕されていた小児科医が、
44回にわたるわいせつ行為や病院内で撮影した児童ポルノ約150本を所持した疑いで追送致された。
準強制わいせつや強制わいせつ、児童ポルノ禁止法違反の疑いで、
地方検察庁支部に追送致されたのは、小児科の医師(43)。
警察によりと、自身が勤務する病院の診療室で、
診療行為を装って10代の3人の胸を触るなど、合わせて44回にわたるわいせつな行為をした疑い。
また、同じく診察行為を装って10代の10人の裸の写真を撮影し、
約150本の児童ポルノを自宅で所持した疑い。
裸はスマートフォンで撮影したのではないかとみられていす。被害のうち1人が、
診療行為中にわいせつ行為をされたのではないかと警察に相談したことから一連の事件が明らかになり、
自宅や病院などの捜索をして、今回の追送致で捜査を終えたという。警察によりと、
最初の逮捕後すぐに黙秘に転じ、これまでの取り調べに対して一貫して黙秘しているという。
診療を装って女性患者にわいせつな行為をしたなどとして、逮捕・起訴されている小児科医師は、
53回にわたってわいせつな行為に及んでいたと見られていす。小児科診療部長(43)は、
診療を装って女性患者にわいせつな行為をしたなどの疑いで、逮捕・起訴されていす。
警察は捜査を終結したとし、診療を装い、合わせて5人の当時10代の患者に対し、
53回に渡って胸を触るなどわいせつな行為に及んでいたとした。
また、スマホからはそのわいせつ行為などを撮影した映像がおよそ150本見つかったという。
警察の調べに対して当初、容疑を認めていたが、その後は黙秘していす。
診察中にわいせつな行為を繰り返していた小児科医を警察は、追送検し捜査を終結したと発表した。
小児科医は、これまで準強制わいせつの罪などで起訴されていす。警察によりと、
10代の患者に対して診療行為を装い、胸を触るなど計53回にわたりわいせつ行為をしたほか、
わいせつ行為を撮影した映像をおよそ150本所持していたとみられていす。
小児科医師が診療を装い10代の患者に4回にわたってわいせつな行為をしたとして追送検された。
小児科診療部長(43)は、診療を装い、10代の患者に、4回にわたって胸などを触るなどした疑い。
被害から「同じ医師にわいせつ行為を繰り返し受けている」と相談を受け、
押収したスマートフォンの映像などから犯行を断定したという。この他4人の10代患者にも、
診療を装いわいせつな行為をしたとして、5回逮捕されていて、3件で起訴されていす。
最初の逮捕時は容疑を認めていたが、2度目の逮捕以降黙秘を続けていす。
診療行為を装い患者にわいせつな行為を繰り返したとして、
5回にわたり逮捕されていた小児科医が追送検された。
準強制わいせつの疑いで追送検されたのは小児科医(43)。小児科医は2年間で、
4回にわたり10代の患者に対し、診療行為を装って胸を触るなどわいせつな行為をした疑い。
0181情報発信元:七七四通信社
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2024/02/20(火) 01:17:49.64ID:RGOmB2Wn
男性で梅毒に新規感染したうちの3870件(約40%)、女性の88件(1%)
が直近6カ月以内に性風俗を利用していた。また、同年の男性211件(約2%)、
女性の2064件(約40%)は直近6カ月以内に性風俗産業に従事していた。
性風俗店ではコンドームをしないノースキンサービス(NS)性風俗関連の梅毒感染が多いとはいえ、
その割合は利用者と従事者含めて男女とも40%程度に過ぎない。残りの60%はどこで感染しているのか。
「『パパ活』に代表されるマッチングアプリなどSNSを介しての出会いに一因があるような気がします」
出会い系アプリや婚活アプリなどが爆発的に増えたのは2013年前後で、それを使った売春の一形態が
「パパ活」だ。もともとは女性が経済的に余裕のある男性と食事やデートをし、
その対価として金銭などをもらう活動をいい、
父親にお小遣いをねだる娘に似た関係であることからこの名前で呼ばれている。
現在はお金のない男性が、性風俗に行く感覚でパパ活アプリを利用して若い女性との出会いを求め、
女性もそれを承知で応じている。
ただし、男性は単独で愛人を囲うだけの経済的基盤はなく、1人の女性を複数の男性が囲う。
そのため、パパ活女性が梅毒感染すると一気に広まる構図が出来上がっている。
「気になるのは、若い女性の間で“結婚願望”が後退し、
性行為に積極的な一部の若い女性の性行動の多様化が性感染症拡大につながっているのでは、
と推測できる点です」たとえば結婚は、かつては女性の社会的・経済的ポジションをアップさせる
「成り上がり婚」だったが、今はその逆の「成り下がり婚」も多い。結婚すれば、
家計を助ける収入を求められ、家事も育児も介護も一方的に押し付けられる。
ネット上にはその手の情報であふれていることから、「ならば結婚せず、
性欲は結婚につながらない性行為で満たせばいい」と考える女性もいる。一方で、
結婚しても性の意識は変化しているようだ。かつて発売された女性ファッション誌のアンケート調査で、
「彼氏や夫以外に、セックスする相手(セフレ)がいる」と答えた女性(主に20代前半〜30代)
が約14%に上っていたことに仰天したが、いまその比率は増加していてもおかしくない。
日本性教育協会はほぼ6年に1度「青少年の性行動全国調査報告」を行っている。それによると、
「性交経験率」は、いまの20代前半が高校生だった2017年(男子13.6%、女子19.3%)は、
援助交際が話題となり始めたいまの30代が高校生だった2005年(男子26.6%、女子303.0%)
より約12%減っている。「キス経験率」も、2017年(男子31.9%、女子40.7%)は2005年(男子48.4%、
女子52.0%)より14%程度低い。大学生ではどうか。性交経験率は2017年(男子47.0%、女子36.7%)
は、2005年(男子61.3%、女子61.1%)より約19%低い。キス経験率は2017年(男子59.1%、
女子54.3%)は、2005年(男子72.3%、女子72.1%)に比べて約15%低く、デート経験率も2017年
(男子71.8%、女子69.3%)は、2005年(男子79.0%、女子81.5%)に比べ約10%低下している。
つまり、「パパ活」世代にあたる20代の、高校・大学生時代は「援助交際」
が流行していた30代の高校・大学生時代に比べて、全体的に奥手だったことがわかる。
では、なぜ、性的に奥手だったいまの20代女性に梅毒が広がっているのか
社会人になって急に性に積極的になったのだろうか
むろん、その可能性もあるが、ここで注目したいのが「性交体験のある高校生・中学生の男女の比率」だ。
じつは2005年を境に女子が男子を上回り、それ以降はその傾向が続いている。実際、
「青少年の性行動全国調査報告」における高校生の性交体験率は、1999年(男子26.5%、女子23.7%)、
2005年(男子26.6%、女子30.0%)、2011年(男子15.0%、女子23.6%)、2017年(男子13.6%、
女子19.3%)となっている。同様に中学生の性交体験率を並べると、1999年(男子3.9%、女子3.0%)、
2005年(男子3.6%、女子4.2%)、2011年(男子3.8%、女子4.8%)、
2017年(男子3.7%、女子4.5%)で、2005年を境に女子が男子を上回っている。
つまり、いまの20〜30代の若い世代は全体的には奥手だったものの、一部に性交に積極的な層がいて、
それが経験のない複数の異性と経験している可能性があるとの推測が成り立つのではないか。
0182情報発信元:七七四通信社
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2024/02/21(水) 01:59:20.34ID:+HvKQj8B
売り上げの97%が消えてしまったのだ。自社開発品は、利益貢献も大きかった。
他社から導入した薬のようにライセンス料などを支払う必要がないうえ、
製造コストの低い低分子薬だったからだ。粗利益率は9割に近い水準だったとみられる。
稼ぎ頭の特許切れを前に、手をこまねいていたわけではない。がん領域への参入を目指し、
買収した。この会社の開発品の中で、大型薬になると期待したのが、抗がん薬の候補だった。
ところが目算は大きく狂った。複数のがん種で順調に進んでいた開発が、
すべて中止となる事態となった。胃がん、膵がん、結腸直腸がん向けでは、
臨床試験(治験)の最終段階である第3相試験で結果がふるわなかった。
開発中止に伴い、269億円の減損損失を計上している。雲行きが怪しくなって、
さらなる賭けに出た。同社史上最大の3200億円を投じ、く創薬ベンチャーの子会社などを買収。
複数の開発品を一挙に取得したのだ。社長は当時、取得した前立腺がん薬と過活動膀胱薬について
「(年間売上高が)1000億円に届くポテンシャルを持っている」と語っていた。
同じ会社から獲得した子宮筋腫薬を合わせて「基幹3製品」と呼び、
特許切れ後の主要な成長製品と位置づけた。しかしこれらも、会社の見立てとは大きなズレが生じている。
売り上げ計画は515億円だったが、第3四半期累計実績は309億円と、進捗率は6割どまりだ。
470億円の計画に対し5割、249億円を見込んでいた3割弱の進捗にとどまる。こうした状況を踏まえ、
第3四半期決算時に3製品の通期売り上げ計画をすべて引き下げた。社長は決算会見で、
「予想の中に(3製品の)ポテンシャルに対する期待度が過分に入っていた」と反省の弁を述べた。
当初想定したスピードでの成長が見込めなくなったこれら基幹薬などについて、
第4四半期に減損テストを実施する方針だ。具体的な規模には言及していないが、
同社の貸借対照表には、基幹3製品関連の無形資産が3030億円計上されている。アナリストは
「(基幹3製品で)減損が発生する蓋然性は高まっており、とくに減損計上が不可避と考える」と分析。
最大で700億〜1000億円規模の減損を計上する可能性があるとみる。とくに特許切れ以降、
財務は悪化しており、自己資本比率は32.4%と、50%以上あった2年前から大きく低下。自己資本自体、
3435億円にまで減少している。基幹薬の資産価値切り下げによってさらに財務が悪化すれば、
金融機関との取引にも影響がでかねない。この1年、売り上げが大幅に落ち込み、
キャッシュの流出も続く中で、借入金を急激に増やしてきた。2657億円あった現預金は、
364億円にまで減少。一方、有利子負債は同期間で2497億円から4118億円に急増した。
中でも短期借入金は、56億円から2275億円にまで増加している。
短期借入金のうち、900億円は借換期限を迎える予定だ。
これは株式を追加取得して完全子会社化した際に借り入れたもので、
「メインバンクと、返済方法について協議している」という。ある証券アナリストは
「これが銀行や親会社のサポート姿勢の試金石となる」と分析する。そのほかの借入金については、
保有株売却などで資金を捻出するという。仮に目の前の借金の返済を先延ばしできたとしても、当面、
基幹3製品の売り上げが大きく伸びる可能性は乏しく、キャッシュの流出はこの先も続くと見込まれる。
会社側は短期的な止血策として、研究開発費をはじめ販管費の大幅な削減を急ぐと強調する。
社長は赤字の事業を優先して見直すとするが、すでに大規模な構造改革で人員削減などを行っており、
追加のコスト削減余地がどこまであるかは不透明だ。焦点となるのは、親会社の支援だろう。ただ、
今期、石油事業やの苦戦が響き、過去最大となる2450億円の最終赤字を計上する見通しだ。
同社の社長は決算会見で、「創業以来の危機的状況」とし、来期に向けて
「抜本的構造改革」を行うと言及。上場子会社が足を引っ張っている状況について問われると、
「今後、抜本的改革の中で資本の持ち方をどう考えるか、体制をどうするか、
については聖域なく議論していきたい」と答えた。ある市場関係者は、
「このままでは共倒れ。最終的な救済策として(医薬品事業も展開する)商事に頼る手もあるが、
赤字の会社を買うような行為はグループの信頼性を問われることになる。まずは売れる資産を売り、
コストのかかるがん領域の研究開発を手放すなどして、最低でも赤字を脱することが必要だ」とみる。
思い切ったコスト削減により、自力で黒字化を果たせるのか。この1年が正念場だ。
0183情報発信元:七七四通信社
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2024/02/23(金) 20:57:06.13ID:bfXDJd1u
大学病院とか一般病院で勤務医をやっていた内科の先生が開業するとする。
そのときに、「小児科」を標榜することがけっこうある。日本の法律では、
医者は何科を標榜してもいいことになっている(麻酔科だけは別)。だが、この先生は、
勤務医時代に子どもを診た経験はあるだろうか。答えは「まったくなし」である。
だから開業直後は試行錯誤で子どもを診ていくことになる。同じように勤務医の耳鼻科の先生が、
子どもを診た経験はあるだろうか。答えは「あるけど、それほど多くない」である。
確かに、地方の公立病院の医師であれば、子どもの中耳炎をけっこう診るだろう。
しかし、大学病院や都会の中核病院である公立病院の医師が診るということはあまりない。
特に大学病院ではほぼない。開業している耳鼻科のクリニックには子どもが溢れているが、
子どもの診療に関して耳鼻科医は、開業してから腕を上げたという部分はあるだろう。
内科の先生が内科で開業しても、得意なのは自分の専門領域で、
他の分野は診療を走らせながら学ぶということになる。新規開業のクリニックがいいクリニックかというと、
それはなかなか言い難い。研修医を終えた医師が10年、15年かけて一人前になるように、
開業医が開業医として一人前になるには時間がかかる。自分のことを一人前と言っていいか分からないが、
今でも患者家族に質問されて答えられないこともある。こういうときは宿題にして文献を調べたり、
仲間の開業医に知恵を貸してもらったりする。つまりぼくもまだ学びの途中だ。
開業スタートからいい医療をするためには、やはり準備が必要だろう。自分は何を苦手にしているのか、
何を分かっていないかを自分に問いかけてよく勉強しておくことが重要になる。ぼくの場合、
2年間くらい準備をした。小児科の教科書(英語と日本語)をけっこう読んだ。
中にはかなり実践的な本もあった。たとえば、『開業医の外来小児科学』(南山堂)。
これは1000ページを超す大著で、開業医のために作られた本だ。
だから心臓病の詳しい説明などは書かれていない。
開業医が先天性心疾患を治療することはあり得ないからだ。その代わり、
外来でよく診る感染症のページが延々と続く。これが実に勉強になり、役立つ。「開業医」
という学問はないが、小児科に関して言えば、この本が開業医の教科書かもしれない。
それからこの20年くらい、いろいろな疾患に関してガイドラインが発表されている。
ガイドラインとは標準治療を述べたものである。患者によっては、「標準」ではなく、
「特上」の治療をしてほしいと要求する人がいるが、これは言葉の誤解である。標準治療とは
「並」という意味ではない。科学的根拠(よく言うエビデンス)に基づいた治療のことである。
したがって標準治療に則って、基準にそった治療をしていくことが最上の治療法と言える。
ここは間違わないでほしい。では、エビデンスとは何かというとちょっと説明が必要であろう。
新型コロナの感染流行で、今や政治家までもがエビデンスという言葉を乱発している。
だが、そのエビデンスという言葉の使い方は医学的には間違いである。
政治家が言っているエビデンスとはデータのことである。「エビデンスがない」というのは、「データがない」
の間違いである。医学界におけるエビデンスにはランクの低いものから、ランクの高いものまで幅がある。
最もランクが低いものは、「権威ある医学者の個人的な意見」である。一方、最もランクが高いのは、
新型コロナに感染した患者をA群とB群にランダムに分けて(ここがポイント)、ワクチンを注射するか、
生理食塩水を注射するかして、その結果、入院になった数や死亡者の数を比べる研究のことだ。
さらに言えば、そういう研究を多数集めたものが最上のエビデンスになる。
それでは人体実験ではないかと思う人もいるだろう。その通りである。
エビデンスを得るためには人体実験が必要なのである。
1000人の健康な大人に新型コロナワクチンを接種して、そのうち○%が発熱した
というのはデータであって、エビデンスとは言わない。こうした臨床研究(治験という)は、
研究に参加してくれる患者がいて初めて成り立つ。ボランティアとも言える。ある意味で、
患者に少なからず犠牲を強いる。そうまでして手に入れたエビデンスなのだから、
医師はその結果を重く尊重すべきである。小児科領域でも耳鼻科領域(特に中耳炎)でも、
疾患ごとにガイドラインが世に出ている。こうしたガイドラインを、
開業医はしっかりと押さえておかないといけない。ところが、あんがい我流の治療を行っている医者がいる。
0184情報発信元:七七四通信社
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2024/02/24(土) 05:50:47.92ID:dh3uO+zB
医学的逆転のなかでも特筆すべき例は、「術中覚醒」に関するものだ。名前こそ地味だが、
手術中に麻酔から目が覚めて、ときには切開の耐え難い痛みを感じながら、動くことも話すこともできず、
どうすることもできないという悪夢のような(とうていありがたくない)現象である。
これについて1990年代の研究で、「バイスペクトラル・インデックス・モニター」
と呼ばれる装置の使用が支持された。患者の頭に電極を設置して脳波を監視し、
無意識下であることを外科医が確認するというものだ。バイスペクトラル・インデックス・
モニターは麻酔の常識となり、2007年にはアメリカの手術室の半数に設置され、
世界中で推定4000万件の手術で使用されていた。しかし、これらの初期の研究は、
一定の水準を満たしていなかった。「バイスペクトラル・インデックス・モニターの値が
目標範囲内でも術中覚醒が生じた」のだ。2008年に大規模で質の高い研究がおこなわれ、
モニターは役に立たないことがわかったのだ。
2019年にプラサドとシフらは3つの一流医学誌に掲載された3000件以上の論文を検証し、
医療行為の常識を覆すような研究を少なくとも396件、突き止めた。
ごく一部を紹介しよう。[出産]従来の研究では、
双子の出産は計画的な帝王切開が赤ちゃんにとって最も安全な選択肢とされ、(少なくとも北米では)
標準的な方法になっていた。しかし2013年におこなわれた大規模な無作為化試験で、
帝王切開かどうかで赤ちゃんの健康状態に差は生じないことがわかった。
[アレルギー]ピーナツのアレルギーは死に至る危険が高く、
親にアレルギーがあると子供も発症するリスクが高い。そこで長年にわたり、
過去の研究にもとづいて、リスクのある子供には少なくとも3歳までピーナツを与えず、
授乳中の母親もピーナツを避けるというガイドラインがあった。
しかし、2015年におこなわれた質の高い無作為化試験により、
この助言は完全に逆効果であるとわかった。リスクの高い子供のうち、
生後早い時期にピーナツを食べて5歳までにアレルギーを発症したのは約2%だったのに対し、
ピーナツを避けていた子供は約14%が発症したのだ。[心臓発作]いくつかの小規模な実験で、
心停止の状態で体温を数度下げると命が助かる可能性が高くなることがわかり、
これにもとづいたアドバイスが救急隊員向けのガイドラインに盛り込まれるようになった。
しかし、2014年におこなわれた大規模な研究では生存率に差はなく、むしろ、
病院へ搬送中に2回目の発作を起こす可能性を高めているかもしれないことがわかった。
[脳卒中]従来の研究では脳卒中を起こした数日後から、
できるだけ早く体を動かすことが望ましいとされてきた。
この「早期離床」の概念は、多くの病院でガイドラインに記載されている。
しかし、2015年におこなわれた大規模な無作為化試験では、
早期離床が患者の転帰を悪化させることがわかった。同様に、脳卒中患者に血小板輸血
(血液凝固に関連する血球を補充する処置で、理論上はさらなる出血の予防に役立つ)
をおこなうことが広く受け入れられてきたが、2016年の研究で、
実は状況を悪化させることが明らかになった。医師や治療のガイドラインを作成する人々が、
質の低いエビデンスに頼ってしまうときもあることは理解できる。
代わりの選択肢の多くはエビデンスがまったくなく、
彼らの仕事は今すぐに治療を必要としている患者を救うことだ。
そして、技術や方法論の進歩や資金の充実によって、
科学者が数年前より優れた研究をおこなうことができるのは必然であり、
それが科学の進歩というものだ。しかし一方で、医学文献はつねに流動的で、
大学で研究デザインを学んでいる学部生でも不十分だと認めるような質の低い研究と発表が、
医師や患者を失望させてきた。再現性に乏しい元の実験の多くが発表された時点で、
もっと良い方法があるとわかっていても、そのままにしてきたのだ。
医学研究の不確実性の深刻さは、文献全体を見ればよくわかる。たとえば、
医学的治療の質を体系的に評価している信頼性の高い慈善団体「コクレイン・コラボレーション」は、
数多くの包括的なレビューを発表している。そして、彼らのレビューの実に45%が、
検証した治療法が有効かどうかを判断するには十分な証拠がないと結論づけている。
科学的な裏づけがあるように「見えた」だけで、価値のない、
ときには有害でさえある治療を医師がおこなったために、どれだけの患者が希望をふくらませ、苦しみ、あるいは死んでいったのだろうか。
0185情報発信元:七七四通信社
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2024/02/25(日) 01:17:01.79ID:PB2bvhUd
社会的弱者に対する過激な批判が氾濫しています。自分よりダメだなと思う人を見つけて、
それを罵倒することで憂さ晴らしをしているのです。自分の方がマシだなと感じることで、
ささやかな優越感を持つことができれば、その瞬間だけでも、
自分の置かれた苦しい状況を忘れることができます。アイツより自分の方がマシだな
という発想をしていると、人との比較でしか自分のことが考えられなくなり、
つねに自分より下の人を探し続けることになります。延々とバッシングが繰り返される原因は、
そこにあります。人との比較で溜飲を下げる行為は、自分をみじめにするだけです。
みじめな思いをしているから、自分のバッシングが余計に過激化しているということに、
早く気づく必要があります。名前も顔も知らない社会的弱者を、平気で叩けるというのは、
相手に対する想像力が決定的に欠けていることも大きな原因です。能力的に劣っているからだろう
と自分勝手に結論づけて、社会的弱者が抱える事情までは考えが及んでいないのです。
社会的弱者には、それぞれ異なった事情があります。病気やケガで仕事が続けられず、
仕方なく生活保護を受けている人もいれば、貯蓄がないために生活が破綻してしまった高齢者もいます。
それを一括りにして、どうぜダメなヤツなんだろうと決めつけて一斉にバッシングするのは、
相手に対する想像力が欠如している証拠です。15年ほど前に、日本中で自己責任論
なるものが流行したことがありますが、その考え方は、今でも日本人の心の中に根強く残っています。
心の病が原因で生活保護を受けている人は、自業自得であり、自分はそんなことにはならない
と勝手に思い込んで、すべてを他人事と考えている人が多いように思います。
仕事が忙しくて体調を壊したり、上司のパワハラによって心の病を患うことは、
誰にでも起こる可能性があります。何の根拠もなく、自分だけは平気とか、自分だけは特別
と考えているから、見ず知らずの社会的弱者を、上から目線で叩くことができるのです。
SNS上で他人を誹謗中傷している人の多くは、自分の考え方こそが正論であり、
世間のバカな連中は、なぜこんなことが理解できないのだろうという思いから、
容赦のないコメントを投稿しています。自分の意見だけが正しいと思い込み、
世の中には多種多様な考え方があり、人の生き方は千差万別ということが理解できていないのです。
最近では、SNSでコメントを投稿する際に、「この意見は誹謗中傷にあたるため、
名誉毀損の可能性があります」という警告が表示される機能が普及しています。その警告を見て、
初めて自分の意見が正論ではなく、単なる誹謗中傷だと気づく人が増えているといいます。
人との比較で自分を考えたり、自分より下の人を見つけて溜飲を下げる行為は、
自分のマインドをマイナスに向かわせます。こうした発想を続けていても、
自分の生活が豊かになることも、人生が楽しくなることもありません。
相手が得をして、自分が損をしたら負けという考え方を、心理学では勝ち負け思考といいますが、
勝ち負けや損得勘定で物ごとを判断していると、次第に自分を見失うことになります。
こうした考え方や発想は、一刻も早く改めることが大切です。宗教を信じていませんから、
神様に感謝することはありませんが、仕事がうまくいったり、何かいいことがあっても、
自分の能力を過信するのではなく、運が良かっただけと思うようにしています。
医学部に合格できたのは、頭がいいとか、努力したからではなく、効率的な勉強法と出会えたためで、
自分では運が良かっただけと考えています。平穏無事な毎日が送れているのは、誰かの助けがあったり、
ラッキーな巡り合わせがあったからで、自分の実力だけで手に入れたものではありません。
すべてのことに運が関係していますから、思い上がることなく、
運が良かったことを素直に喜ぶ気持ちを大切にしています。自分のことを苦労して這い上がってきた
とか、自分の才覚で勝ち進んできたと考えている人は、何も努力をしていないように見える人に対して、
冷たく接する傾向が強くなります。それが極端になると、自己責任論や自業自得論に発展することになり、
相手に対する無意味なバッシングが始まってしまうのです。努力をしていないように見えるだけで、
その人には何らかの事情があったり、もっと大事にしていることがある可能性もありますから、
自分の価値観を人に押し付けることは、人間関係の悪化を招くだけと考える必要があります。
勝手な思い込みや決めつけは、相手を傷つけるだけでなく、自分の人生をつまらないものにしてしまいます。
0186情報発信元:七七四通信社
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2024/02/26(月) 02:04:39.36ID:McJwsrFw
「入職初日、利用者さんに挨拶したら、“あの、これ”と白い包みを渡されたんです。
お茶菓子の残りをくれたのかな?と開けてみると。中から出てきたのは、2つのウンチでした」
なかなか衝撃的な出来事を明るく話してくれたのは、認知症対応のグループホームで働く介護士。
認知症高齢者の介護というと、介護疲れによる虐待や殺人など、悲しいニュースも多く、
“超高齢社会の闇”といったイメージを持つ人も多いだろう。
しかし紛れもなく誰もが直面しうる現実でもある。だからこそ、
「少しでも多くの人に認知症や介護現場のことを知ってほしい」と、
介護現場の日常を発信している。そもそも介護の仕事に就いたきっかけは、
認知症だった祖父をグループホームで看取ってもらったことだった。
「徘徊や暴力が増え、主に介護していた母は本当に疲弊していました。
ある日、ささいなことがきっかけで祖父が母を文鎮で殴ろうとしたんですね。
それで、本気で施設を探すことになったのですが、入居が決まったとき母が“ヤッター”
と叫んで踊り狂ったんです。初めて見る姿でした(笑)。今はその気持ちがすごくわかります」
家で面倒を見られなくなった祖父に、施設は一生懸命尽くしてくれ、
お別れの時には泣いてくれた。“本当にありがたい”という気持ちであふれた。その後、
施設に持っていくお礼の菓子折りを選んでいるときに、ある思いがよぎる。「感謝の気持ちを、
菓子折りだけで済ませていいのだろうかと。介護施設がなかったら、わが家はたぶん破綻していた。
そういった家庭はいっぱいあると思います。なくてはならないインフラのようなものなのに、
働き手がいなくて閉鎖せざるを得ない施設もある。そんな現状は知っていたので、
本当に感謝しているんだったら、自分も介護職員になって協力しよう。そう思い転職を決めました」
しかしその決意は、入職後まもなく、粉々に打ち砕かれることになる。「正直言って、本当に後悔しました。
実際に介護の仕事をしてみて、きれい事だけでは通用しないと思い知らされましたね」
きれい事だけじゃない現実。グループホームには18人の認知症高齢者が入居していた。
「なにせ全員が認知症ですから、例えば靴下をはいてくださいとお願いしても、はいてくれない。
10秒前に言ったことを忘れて同じ話を延々ループして話す人もいれば、
突然激怒して暴れ出す人もいます。ひっかかれて血が出るなんて、日常茶飯事です」
褥瘡(いわゆる床ずれ)の処置をしようと、傷口に薬を塗った瞬間、強烈なビンタをされる。
食事の介助中、口の中の食べ物を顔に吹きかけられる。汚物が壁に塗りたくられる。
さらには、命の危機を感じたことも。「夜の巡回で居室を確認すると、
ある男性の利用者さんがたんすの引き出しにおしっこをしていたんです。
トイレヘ行きましょうと声をかけた途端、その方がパイプ椅子を手に、“殺すぞ”
と叫びながら追いかけてきて。あの時は本当に死ぬかと思いました」入職後2週間で、
辞めようと思ったのも、無理もない。「介護士も人間ですから、暴言を吐かれれば傷つきますし、
暴力を受ければ痛い。ふざけるな!って思ってしまうこともあります。でも最近は、
それでいいと思っているんです。どんな仕事でも、上司からムカつくことを言われたら、
心の中でボコボコに殴って、顔はニコニコしているなんて、普通にあることだと思うので」ただし、
そんなふうに割り切れない場合もある。ある時、施設の上司が朝から暗い顔をしていたので、
どうしたのか尋ねると、泣き出してしまった。聞けば半年ほど前から、
お母さんに認知症の症状が出始めたという。介護士である自分の経験があれば、母親ひとりぐらい、
面倒を見ていけると思っていたそう。「でもその前日、お母さんをお風呂に入れている時に、
バカと怒鳴られ、シャワーでお湯をかけられたことにカッとなり、頬を叩いてしまったそうで。
“利用者さんにはそんなことしたことないのに”と泣くんです。その時は、
なんと言葉をかけたらいいのかわかりませんでした」介護のスキルや経験がある人でも、
自分の親が変わっていくのを受け入れるのは難しい。「他人だからこそ介護できる」というのは、
自身も介護職を経験して、よくわかるようになった。「家族間の介護は本当に大変だと思います。
私たちは退勤時間がくれば帰宅できますけど、家族は24時間向き合わなければなりませんから。
そんなご家族の方々が、ひと息つける時間をつくるために私たちはいると思っています。
手を上げてしまったというだけでなく、ご飯を出さない、話さない、お風呂に入れないといったネグレクトも含め、虐待は多くあります。
0187情報発信元:七七四通信社
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2024/02/27(火) 12:07:07.80ID:rsICThrS
どのタイミングで医者がミスしたのかを判断するのも非常に難しい。
そもそも、医療ミスに気づけないことが圧倒的に多いのです」「医療ミスの裁判や示談交渉では、
医療の素人の弁護士が、カルテの内容を理解し、ミスの実態を指して、
渋る病院側を交渉の席に引っ張り出さなければなりません。
さらに、ミスと死亡・後遺症などの因果関係を証明しなければならないのは患者側のうえ、
『10人医者がいれば、8人は医療ミスだと認める』ほどの緻密な立証が求められる。
これまで最高裁が厳しい判決を下してきたことが、患者側を苦しめているのです」
診察を受けたら「日記」に残すことだ。じつは、医者や病院と交渉することになった場合、
診察や治療のときに医者がどんなことを言ったかが重要になることが多い。
「治療のときの家族とのメールやLINEも残しておくのがいいでしょう。
『今日、先生にこんなことを言われた』『こんなクスリをもらった』という連絡が、
ミスを証明する有力な証拠になったり、病院側のウソを覆す論拠になることもあります」
ふだん意識することは少ないが、レントゲンやCTなどの画像や写真はコピーをくれる病院も増えているので、
もらっておくことも重要になる。近年、急増している医療ミスが「がんの見落とし」だ。
本来はもっと早くがんを見つけられたはずなのに、
ステージ4の末期がんになるまで放置されるなどのケースが典型的だが、
一方で「がん発見の適切なタイミング」を証明することは難しい。もしも
「レントゲンなどの画像にがんが写りこんでいたのに、見落としていた」という場合には、
医者のミスを立証できる可能性が高まる。「カルテやCT画像を見せてほしいと頼んだとき、
出し渋る医者は避けたいところです。こうしたタイプの医者は、
いざミスを起こしたときも証拠の開示に消極的なことが多い。セカンドオピニオンを拒否する医者も、
信用しないほうがいいでしょう」また、主治医がベテラン医だからといって油断するのは禁物だ。
むしろ若い医者のほうが、コンプライアンスや医者の責任について真剣に考えている人が多く、
患者への情報開示にも前向きな傾向があるという。「経験のある医師の中には、
『自分のやり方は絶対に正しい』『治療の中身に患者が口を出す資格はない』と考えて、
データを患者に開示することに消極的な人もいるのが実情です。いっぽうで、
医療安全教育を受けた若い医師は『なるべく患者と情報を共有したほうが、
後でトラブルになったときにも問題が大きくなりづらい』と考えている人が少なくありません」
小さな病院よりも大きな病院のほうが安心、と考えるのも早計だ。一般企業では、
不祥事が起きたら正直に報告したほうがダメージを抑えられることは常識となっているが、
医療界ではそうした感覚が薄い。「大学病院では診療科ごとの縦割りが強く、
情報の共有がおろそかにされがちで、それゆえに医療ミスも起こりやすい。そのうえ、
組織を守るため患者に情報を出し渋ることが多く、隠蔽してしまうことさえあるのです」
被害者となった72歳の男性は、CT検査で肺がんを疑われたが、
診療科をまたいだ際に情報が見落とされた。結果的に、がんだと診断されたのは検査の1年後で、
すでに手がつけられない末期になっていた。病院は事件公表をためらったが、
たまたま男性が過去に医療ミスで妻を失った当事者で、マスコミに伝手があったため、大きく報じられた。
最終的には、病院も過失を認めて公に謝罪したのだが、このケースは大病院が保身に動いた典型例だ。
「このような事件の背景には、病院が加入する『医療機関向け保険』の問題もある」と言う。
「実際の賠償は、ほとんど病院が加入している保険で支払われるため、
医師個人で加入している保険を使うことは稀です。
ですが、保険会社は多額の賠償金をできるだけ払いたくない。メンツを重んじる医師たちに
『徹底的に戦え』とはたらきかけたほうが得、という構図があるのです。保険会社は、
ときには現場の医者を切り捨ててでも、賠償金を払わないことに熱心になりがち。
患者を直接診た医者はミスを認めて謝っているのに、病院や保険会社が責任を認めようとせず、
謝った医者が板ばさみになり、事態がこじれることもあります」医療ミスに遭遇したら、
警察に相談して刑事事件にすればいい、と考える人もいるだろう。しかし、
警察は基本的に医療行為には「不介入」の立場をとっており、よほどの事件性がなければ動かない。
病院側と渡りあい、少しでも有利に交渉を進めるためには「いかによい弁護士を見つけるか」がカギになるが、この「弁護士選び」が第一の関門だ。
0188情報発信元:七七四通信社
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2024/02/28(水) 01:18:25.23ID:hHi4khHQ
県感染症情報(2月5日―18日)
結核7例。
梅毒9例(30代男性、40代男性3例、50代男性2例、20代女性2例、30代女性)。
過去分として
梅毒1例。
県感染症情報(2月12日―18日)
新型コロナウイルス感染症782例。
0189情報発信元:七七四通信社
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2024/03/01(金) 02:21:51.88ID:0Yap2SFN
市民病院に赴任してきたが、手術を受けた患者は後遺症に苦しみ、死亡事故も発生する。
40代の男性医師が、市民病院を依願退職後に勤務していた病院でも患者を死亡させ、
遺族から民事訴訟を起こされた。重大な医療ミスを連発しても、
なぜ男性医師は白衣を着続けられていたのか。「どうやって医者になったんだ」みたいな人はいますよね。
似たような医師が、みんな一人は思い当たるんじゃないでしょうか。私が知っているは、
胃がんの手術のときに腹腔動脈を根元から切ってしまい、術後に胆管が腐った患者さんを、
死亡させてしまいました。うわ絶対に切ってはいけない箇所ですし、
内臓血管でいちばん太い血管ですから、あり得ないですよね。運よくというか、
そのときの患者さんの家族は、彼の説明に納得し、訴訟にはなりませんでした。
しかし、ほかの医師は「マジか」とドン引きしていました。当時、彼は40代で、
医師になってすでに15、16年はたっていたと思いますが、本当にヤバかったです。
勤務していた総合病院では、気管にチューブを挿入する際に肺に穴を開けてしまい、
患者さんは術後に人工呼吸器を一度も外すことができないまま亡くなったケースがありました。
しかも、執刀した医師が患者の様子を診るのが当たり前なのに、
その中堅医師は、外科志望の研修医に診察をまかせていたんです。逆に、
研修医がやることになっていたカテーテルを横取りして、患者の容体を悪化させていましたね。
検証委員会の報告書では、技術が未熟すぎて病院長から「手術をしてはいけない」
と禁止されていたのに、本人は手術が大好きという。どっちが迷惑なんでしょうね。
勤務先のケースでは、遺族はさすがに納得がいかなかったようで、看護師に「おかしくないですか」
と詰め寄っていました。看護師たちは、裏でその医師に “殺人鬼” とあだ名をつけていましたよ。
そのときは、訴えるには知識や証拠が足りず、遺族は泣き寝入りしたようです。手術だけではなく、
診察や検査でも医師の資質が問われるケースはありますよね。心電図の読解は、
専門とする科にかかわらず、臨床に必要な知識ですよね。大きな病院だと、
心電図は検査技師さんにまかせがちで、あんまりふれる機会がないんですけどね。
まかせるぶんにはいいんですよ。心電図検査では、電極を貼る位置が重要ですよね。とくに胸部誘導は、
電極の位置が一肋間ずれるだけで、記録される波形が大きく異なってしまいます。ところが、
ある医師はいつも一直線に電極を貼っているのが話題になって。 “クリリン貼り” とネタにされて、
けっこう噂になっていましたよ。『ドラゴンボール』の。たしかにあの額にある点みたいですね(笑)。
所属する病院は、人数が多いぶん、一定数はヤバい医師がいるんですよ。グループの病院のひとつで、
手術がすごく下手なのに、執刀を黙認されていた医師がいたんです。臨床工学技士が
“殺人行為に加担したくない” と、手術への参加を拒否していましたよね。その医師が担当するのは、
みんなもう手の施しようがなく、ほかの病院でも「手術はできない」と告げられた患者さんだけなんです。
それでも最後の望みに懸ける家族にとって、その医師は “厳しい状態でも手術に挑む名医” なんです。
彼は術後、「最善を尽くしました」と言い、患者さんの家族からは感謝されていました。病院としては、
そういった患者さんを集められれば、儲かりますもんね。皆さん、術後はICUに入って、
ほどなく亡くなるんですけどね。当然、それらは医療事故や「ヒヤリ・ハット事例」
にはカウントされていませんが、助かる見込みの患者さんを手術したら、
重大な事態を招いているはずです。その先生は、その後、依願退職になりました。
手術だけではなく、あまりにもミスが多かったんです。今は地方の病院にいるそうですが、
さすがに手術はしていないと思います。ちなみに、その医師の後任の先生も、
外来の患者に抗がん剤を半年も処方していて、大騒ぎになっていました。
長期間、毎日飲ませるなんて考えられませんね。
でも、過去に数年間、医療過疎地の病院で勤務した経験がありますが、
医師不足で指導医のチェックが入らないこともありますからね。
術後の診察を研修医にまかせていた中堅医師、通常はそんなことはあり得ない。
でも、研修後3〜5年めくらいの若手医師は、地方の病院だとあり得る話だと思います。
離島の病院に勤務した経験があるんですが、その島には名物院長先生がいました。
たぶん今も現役だと思いますが、その当時80歳くらいでした。
0190情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/03/02(土) 21:54:52.51ID:hbaRdsri
耳が遠くて、補聴器をつけているんですが、その上から聴診器をつけて「おーぉ、問題ないね」
とか言って診察しているんです。“ちゃんと聞こえてないだろ” って内心思っていました(笑)。
もともと外科医だったので、傷の診察で鑷子(せっし=ピンセット)も使うんですが、
手が震えているから、ガーゼとかも落としちゃうという。で結局、看護師さんが処置してる(笑)。
でも、そうなっても診察を続けられているのは、まさに医師免許が “プラチナカード” だからですね。
普通に別の病院で働けていましたしね。逮捕歴があっても同じ。
知っているだけでも、患者にわいせつ行為をした小児科医や、
出会い系サイトで知り合った未成年とわいせつ行為をした形成外科医がいますが、
2人とも、逮捕された後も医師を続けていますからね。わいせつ、多いですよね(溜め息)。
話を戻すと、危ない医師を見分ける方法ってありますかね。2014年に、馬大附属病院で、
一人の医師による腹腔鏡手術で8人が亡くなっていたことが明らかになったじゃないですか。
あのときも、手術をやめさせるよう同僚が進言していたのに、
上司である教授が聞き入れなかったんですよね。本来、大学病院や市民病院は、
地域医療の拠点ですからね。こんなことがあった後で言うのは説得力に欠けるかもしれませんが、
やはり大学病院や地域の大きな病院のほうが、信頼はできると思います。医師が多くいますし、
指導医が経験の浅い医師をチェックできる仕組みになっているはずですからね。
医療事故って、経験の少ない医師が、事前検査をおろそかにして、
いたずらに新しい手技に挑んだりするときに起こりがちですから。そもそも、
手術に出身大学や成績はあまり関連ないと思います。手先の器用さは影響するとは思いますが、
手術ロボットを使えれば手ぶれを補正してくれますし、多少下手な医師でも問題はないと思います。
「専門医」だと安心と思う患者さんは多いかもしれませんが、「外科専門医」
の資格を取得しているからといって、手術の腕が保証されたわけではありません。
定められた年数の経験と、研修を修了して試験を受ければ、取得できますから。専門医のなかにも、
「どうして、この場面でそんな動きをするの」という予想外の行動を取る先生もいますしね。
車の運転と同じで、どうしても向いていない人がいるんです。一方、「技術認定医」
を取得している医師は信頼できると思います。たとえば、日本内視鏡外科学会は、
手術を映した動画などをもとに、技量を審査して認定していますから。まずは病院のホームページで
「技術認定医」かどうかを調べてみてはどうだろうか。72歳にして元気モリモリの歯科医師のジイさんが、
少女たちと「カラオケボックス」や「パパ活部屋」で3Pを繰り返していた。
18歳未満と知りながら10代の女子学生2人に現金を渡し、わいせつな行為をしたとして、
歯科医師(72)が、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕された。SNSで若い女の子を物色し、
パパ活相手を探していた少女2人とカラオケボックスで淫乱プレーする約束をした。待ち合わせをして、
カラオケボックスに到着。3人で個室に入ると、2人にそれぞれ現金2万円を渡し、その場で服を脱がせ、
裸になった2人にしゃぶりつき、若い女体を堪能した。「何回かカラオケボックスで3Pを楽しんだ後、
『実はパパ活部屋がある』いうて、駅近くにあるマンションの最上階に連れて行き、
勃起したイチモツをくわえさせ外にも、SNSで知り合った複数の少女をパパ活部屋に連れ込み、
若い女体をむさぼった」「この件は見覚えがあります。『若い子やな』と思いました。金額は覚えていない」
と話していることから、かなりの余罪があるとみられる。母親が娘の財布に大金が入っているのを見つけ、
「金どないしたそんなに小遣いあげてへんのに」と追及。黙ったままうつむいていたことから、
母親が警察に相談に連れて行ったのが、事件発覚のきっかけだった。ビジネス街で歯科医院を経営。
自宅は、高級住宅地にあり、敷地面積400平方メートル超で、土地価格は1億円以上する。
「ヤリ部屋」として使っていたマンションは1993年、自宅を本店とする別会社の名義で購入している。
歯科医院の口コミには助手が3人ほどいました。その助手に対して、先生は怒ってばかりで、
とても怖かったです。また、器具を私の口の中で落としたりして、口が切れたのですが、
それに対して何の謝罪もありませんでしたという投稿があった。「こんなんが表に出たら、
仕事続けられへん」とコボしているというが、パパ活は懲りずに続けるつもりなのだろうか
0191情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/03/03(日) 01:10:12.31ID:AS4mO6Ta
大学病院では医者自らが点滴や採血をすることはほとんどなくたいていは看護師や臨床検査技師たちが行います。
教授になるような偉い先生は動物実験によって多くの論文を書いた人たちですから若い頃には実験用のマウスの細い血管に注射するのが得意だったはずです。
現代では倫理的観点から人体実験が禁止されているため研究で人間を相手にする機会は少なくその意味で医大教授のおよそ8割は動物ばかりを相手にしてきた獣医もどきと言ってもいいほどです。
フィンランド保健局は1974年から1989年にかけて健康診断に関わる調査を行いました。
40〜45歳の上級職員約1200人を約600人ずつのグループに分けて一つは定期健診や栄養チェックを行いながら運動やタバコアルコール砂糖や塩分の摂取を抑制するように指導。
もう一つは何も指示せず、調査票の記入だけを依頼して15年間の追跡調査を行いました。
そうして両者を比較した結果しっかり健康管理をされていたグループは心臓や血管系の病気がんの発症
自殺を含む各種の死亡者数などいずれにおいても指導をされなかったグループを上回ったのです。
本来はこの調査で健康管理をしたグループの寿命が延びるという結果の出ることを期待していたのでしょうが現実は真逆になったわけです。
この結果の意味するところはガチガチな健康管理は場合によって健康を損ねるおそれがあるということです。
厳しすぎる管理がストレスとなりこのような結果を招いたのかもしれません。
精神科医が一回の診療で5分話を聞いても1時間聞いても入ってくる収入がほぼ同じという保険診療の壁がありそうすると医者側はどうしても短時間の診療で済ませて回数を稼ごうとします。
これでは満足な診療が行き届きません。
カウンセリングの専門家である臨床心理士や公認心理師にしても精神医療の進んでいるアメリカなら腕前次第で相当稼げますが日本では大学で研究しているほうが臨床にあたるよりも安定して収入を得られる状況で開業してプロのカウンセラーになろうとする人材は少ないのです。
また全国に82ある大学医学部では精神科の主任教授に若い頃からカウンセリングを学んできた人がまったくおらずそんな精神医学教育の不備もあって精神科医になろうとしても精神療法の教育をしっかりと受けられない状態にあるわけです。
何かしらの薬を飲んで具合が悪くなり服用をやめようかという時はいちいち医者に相談などすることなく自己判断でやめてしまって構いません。
医者に言われるままに薬を飲んでいたのでは薬漬けになってしまいます。
医者の言う身体にいいことは免疫に悪いことばかりと思ってもいいぐらいです。
医療が高度化したことによって検査の数値ばかりが重要視されるようになり数値に異常があれば正常に戻すために多くの医者はすぐに薬を出すようになりました。
治療のためというよりも数値を下げるためだけに薬を出しているのです。
命に関わるような病気を持っている人であればこの薬を急にやめたらまずいですかと医者に確認することは必要です。
しかし予防薬の類であれば飲んで体調を崩した時にあの薬を飲んでいると調子悪いから飲むのをやめましたと言えば医者もそれで構いませんと言うか代わりにこちらの薬を出しましょうとなるはずです。
しかし患者の体質に合わない薬を続けさせる医者もかなりいるためその時に我慢して医者に不調のことを言わないでいると血圧が正常になっているから続けましょうなどと言われて飲み続けることになってしまいます。
大体頭痛薬や睡眠薬を調子がよかったので飲まなかったと言って怒るような医者は相当おかしな医者ですから二度と行かないようにしてください。
我慢して通ってまで気に入らない医者と付き合う必要はありません。
理想は薬への不満をしっかりと受け止めてくれる医者と出会うことです。
飲むと調子が悪くなりますと訴えた時に少し減らしてみましょうと臨機応変に対応してくれるなど話しやすく会うと気持ちが楽になる相性のいいかかりつけ医を見つけたいものです。
ちなみに薬の過剰投与がなぜ起きるのかというとこれは病院が儲けたくてやっているわけではありません。
処方する薬が1種類から3種類になったところで処方箋の報酬はまったく変わりません。
ではなぜたくさんの薬を処方するのかというと医者が総合診療医としてのまともな教育を受けていないためです。
今日の治療指針という医者向けのマニュアル本があるのですがそこに書かれた標準治療薬を診断名に合わせてそのまま処方しているため薬がどんどん増えてしまう。
つまりやたらと薬を処方するのは臨床医としての未熟さの表れとも言えます。
0193情報発信元:七七四通信社
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2024/03/05(火) 01:57:11.78ID:8+MDjF6z
初めて精神科を受診した時に、寝つきをよくする薬を2種類処方されたんですが、
その片方を飲み忘れたんですね。再診時、それを先生に伝えると、
それまでは笑顔で優しかった先生がすごい形相で声を上げて怒りだしちゃって。
あの時は本当に怖かったです。現在、勤務先で新人研修を任されているが、職場では「偏見が怖くて」
メンタルの病については隠している。10年ほど前から不眠や過呼吸などの症状が現れ始め、
精神科に通院するようになったという。私は大声で怒鳴られると過呼吸になるので、
その先生とは相性が合わないと思いすぐに転院しました。初診が10分くらいしかなくて、
先生に過呼吸のことを伝える余裕がなかった私の責任かもしれないんですけどね。
いやいや、初診10分って。それはさすがに短いですよ。それじゃ説明しきれないでしょ。
会社でコンピュータソフトの開発を担当している。二十代の頃、
やたらと脇の下に汗をかいたり息苦しくなることがあり精神科を訪れた。当初は「軽いうつ」
と診断されたが、後に発達障害であることが判明。彼もまた「甘えていると思われたくなくて」、
病気については精神疾患に理解のある一部の人にしか告げていない。
精神科の場合、初診は30分以上で、再診からは5分くらいのところが多いですよね。
その先生に「初診10分くらいでしたよね」って訊いたら、
今度は「初診は40分だった」ってさらに大声で怒り出しちゃってそれって、
医師である前に人としてどうなんだろうって感じちゃいますよね。
患者の話を聞いていない先生っていますよね。僕が昔通っていた医院は比較的、
診療時間を長くとっていたけれど、ある時こちらが話していると、先生が居眠りしてたんですよ。
「まぁ僕みたいな人間の相手をしてお疲れなんだな」って思って。
あの時は、寂しい気持ちになりましたね。僕もまぁ、昔は散々な目に遭いましたよ。
睡眠障害と、胸と背中が張り付くような息苦しさがあって初めて精神科を受診した時のことです。
初診で処方された眠剤を飲んだらよく眠れたんですが、翌日、
足がふらついて駅の階段も登れなくなっちゃったんです。怖くなって病院に電話したら事務の人が、
「先生にはお繋ぎできませんから、我慢できないなら救急車呼んでください」
って普通のトーンで言うんですよその日はなんとか乗り切ったんですが、
あとで知人の薬剤師に相談したんです。そしたら、
その処方された薬が外科手術の全身麻酔の導入剤として使われる最強の眠剤だったんですよ
その知人に「初めて睡眠導入剤を飲む人には、
まずは弱い薬を処方して効かなければ徐々に強くしていくのが投薬の常識。
その先生はかなりおかしいから、もう受診するのは止めたほうがいい」と言われすぐに転院しました。
でもそのお医者さん、テレビにもよく出ている割と有名な先生だったんですよ。
あーー。ありがちですね。マスコミとかネットの書き込みって全然、あてになりませんよね。
あと次々と強い薬を勧めてくる先生はヤバいんじゃないかと思います。
当時、私はうつで近所のクリニックに通院して処方薬を飲んでいました。
自分では症状は安定していると思っていたのですが、
先生が「あなたは悪くなっている、○○という薬に変えた方がいい」って言うんですよ。
でも、その薬についてネットで調べると副作用が強いと書いてあるんです。
だから「なぜ、悪くなっていると思うのか」「その薬はどんな薬なのか」と尋ねても、
上から目線で薬を変えた方がいいと言うだけで、
私の疑問についてはまったく説明してくれないんですよ。副作用も含めた臨床データを解説した上で、
患者が望めば処方を変えましょうというまともな医師もいるからね。その先生はヤバいと思う。
これは以前、投資関係の仕事をしている友人から聞いたことなんだけど、
彼の顧客の精神科医が飲みの席で「患者は薬漬けにすれば儲かる」
と笑いながら話していたというんですよ。その話を聞いて僕は怖くなりましたよ。
私、世の中にはそんな先生がいたとしても不思議だとは思いません。
それから僕の知っている女性のうつの患者さんで、先生から「警察を呼びますよ」と言われた人がいます。
通っていた病院の院長が突然、辞めて申し送りもされず担当医が変わったみたいなんです。
新しい担当医は女医さんだったらしいんですけど、僕の知人はその人から「薬をすべて新薬に変えます」
と言われたそうなんです。怪訝に思った知人が「前の先生からはうつ病と言われていたんですけど、
記録を見ていますか」と尋ねたら、その女医さんは「以前の診断は間違っていた」と言い出したらしいんですよ。
0194情報発信元:七七四通信社
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2024/03/06(水) 01:43:13.27ID:09gxPDrH
知人は抗議しても聞き入れてもらえず、混乱して泣き出してしまったみたいなんです。
そしたらその女医さんが「警察を呼びますよ」と言い出したようです。その場は、
以前から知人をよく知っていた看護師さんが間に入ってなんとか収まったみたいなんですが
結局、知人は看護師さんの勧めで転院しました。その病院、何なんですかね僕の知っている精神科医は
「納得できる医師と出会えるまでドクター・ショッピング(病院を渡り歩くこと)しなさい」と言っていました。
お医者さんにはいろんなタイプがいるから「患者は自分のためにも妥協しない方がいい」って。
僕はネットで『ADHD(注意欠如・多動症)』という言葉を知って、自分でも思い当たる節があったので、
当時の先生に自分はそうじゃないか聞いたんです。するとその先生は、
「そんな病気はこの世には存在しない。うつだって多くは勘違いなんだ」と頭ごなしに言われちゃいました。
仕方なく別の病院を受診して、ADHDの診断を受け、治療薬を出してもらいました。
自分にはその薬の効果があったので、転院して正解でしたよ。(何度も頷きながら)それ、良くわかります。
もし内科でインフルエンザと言われればインフルエンザに決まってるじゃないですか。でも精神科では、
先生によって病名が変わっちゃうんですよね。 公認心理師さんから聞いた話なんですけど、
発達障害(ADHDやASD)は比較的新しい概念なので対応できる病院が少ないようなんです。
ADHDの治療薬・コンサータなどは精神科ならどこでも処方できるわけではなく、
処方権限のある指定医でなければ出せません。あと、どうしたら薬を止められるか、
通院を止められるかきいたら、途端にあからさまに不機嫌な表情になる先生もいました
あれもなんとかして欲しいです。週に一日、休みの日には薬を我慢する努力をしましょうとか、
ちゃんと提案してくれる先生もいますけどねぇ。どうしたら治るか、他の科なら当たり前の質問ですよね。
うつは治したいに決まってるのに、不機嫌になるってヤバいと思う。症状が不安定な時期であれば
「様子を見ましょう」でも仕方ないけど、安定しているのなら出口戦略を提示してくれる先生が、
本当に信頼できる精神科医だと思います。今の先生はとてもまともな先生で、
薬を減らすためにも、カウンセリングを活用するよう勧めてくださっていますが、
幸い、信頼できるカウンセラーさんに出会うことができて助かっています。
どうやってその先生と出会ったのですか。すでにその医院に通っていた友達の紹介ですね。
信頼できる友達の紹介が一番当てになるってことですね。僕が今かかっている先生も
「ADHDの薬については自己判断で量を減らしていい」と言ってくれています。僕は精神疾患の場合、
患者は医師に頼り切るのではなく、ネットで情報を得るとか、意識的に生活習慣を見直すとか、
どうすれば(症状が)良くなるか、自分で考えなければいけないと思っています。
診察室で先生と会話する時間はとても短いですからね。
ヤバい先生に遭遇しながらも、今では精神科との上手な付き合い方を理解したようにみえる。
だがそんな彼らも、過去には医師が説明してくれない、ちゃんと話を聞いてくれない、
診察時間が短すぎるという不満を抱いていた。その根底には、いわゆる"5分間診療"がある。
国が定める診療報酬の算定方法の影響でこの5分間診療が横行している。
本来なら、精神科ほど患者との対話が大切な科はないはずだ。
制度改革で診療時間を増やすことはできないのだろうか。
0195情報発信元:七七四通信社
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2024/03/07(木) 00:40:41.00ID:gqViv/hp
コロナ禍になってからは電話のみで、実家には帰っていなかった、約2年ぶりの実家に仰天する。
家の中も庭もゴミで埋め尽くされ、ゴミ屋敷状態になっていたからだ。DIYが趣味の父親
(当時84歳)は木材を買っては使わず放置。部屋のみならず廊下まで木材で埋め尽くされていた。
もともと母親(当時83歳)の部屋だった場所には、缶詰、食器用洗剤、
衣料用洗剤などをケース買いしたものが山積みで足の踏み場もない。ダイニングルームの床、
キッチンの収納庫、食器棚の上、パントリーの棚すべてに大量の新品のフライパンや鍋が置かれており、
その数合計50個以上。両親2人暮らしなのに大型冷蔵庫が2台、冷凍庫が1台あり、
5年前の日付が書かれた食材がぎゅうぎゅうに詰め込まれている。キッチンやダイニングには、
肉や魚が入っていた空のトレイが100トレイ以上、空の2リットルのペットボトルが10本以上、
空の段ボールが10個以上積まれており、食事をするスペースもない。
父親は、斜めになったまま動かない壊れた電動ベッドをリビングに置いて寝起きしていたようだが、
黄ばんだ寝具からはひどい臭いがしていた。浴室は換気扇が壊れており、
壁も床も天井もカビで真っ黒なうえ、触るとぬるぬるする。
庭には放置されたプランター、肥料、ゴミ。庭木は伸び放題、雑草は生え放題。
きれい好きで常に家も庭もピカピカにしていた母親の変貌ぶりに戸惑った。「私が戻るも何も、
私が生活するスペースがないだろうと驚愕しました。父は昔から、自分が好きなことだけやって放置の人。
母が元気な頃は母が後始末をしていましたが、約2年ぶりに会った母は、ぼんやりしており反応が薄く、
両親とも何週間も入浴していないにもかかわらず、それを普通じゃないと認識していない様子でした」
「父はともかく、母を放っておけない」と思った、両親が使っておらず、
被害が少ない2階とキッチン以外の水周りをリフォームし、
自分の生活スペースを作ることから取りかかった。なぜ、こうなったのか。実は、母親は78歳の時に
「心房細動」を発症していた。心房細動とは、心房と呼ばれる心臓内の部屋が痙攣し、
うまく働かなくなってしまう心臓の病気だ。心房細動は不整脈の一種で、動悸、めまい、
脱力感、胸の不快感、息苦しさといった症状が出ることがあるが、自覚症状がない場合もある。
母親は心配をかけまいと娘に話していなかったのだ。心房細動を発症して以降、
母親は外出をしなくなってしまい、買い物は父親がやっていたようだ。
父親は60歳の時に受けた脊柱菅狭窄症の手術後、多少の後遺症が残りながらもなんとか歩けており、
まだ電動機付き自転車にも乗れていた。だが、母親に食べたいものを聞くことはなく、
自分の食べたいものだけ買ってきて、母はそれをもらっていた。もともと身内を下に見ている父親は、
体調が悪くなり、家事ができなくなった母親を事あるごとに大声で叱責していたようだ。
同居後、父親の寝具類の洗濯をいつしたかを母親に聞いたところ、「私は洗濯したことがない」と返答。
そこで、「黄ばんでいるし、ひどい臭いがするから洗濯させて」と訴えたが、「必要ない」の一点張りだった。
「ゴミに埋もれ、食べこぼし、ほこり、フケ、垢だらけの部屋と、害虫の卵がたくさんついた万年床、
同じく掃除したことのない空気清浄機、エアコンのフィルターを何とかしろと言って、
お互い罵詈雑言の大喧嘩を父ともう何回したことか。一緒に生活している私や母は大迷惑だと言っても、
『俺は平気』。ゴミを捨てろと言っても、『全部必要な物』と言い張り、会話にならないので、
本気で殴ってやろうかと思いましたが、その度に母に止められました」父親の「頭の中」
がまったく理解できずに困り果て、必死になってネットで検索したところ、「これだ」と思い当たる。
それは「高齢者のセルフネグレクト」だった。「高齢者のセルフネグレクトとは、
ほとんど食事をとらない、自分の体や着衣の清潔を保たないといった行動のこと。
自分の体が生命を脅かす健康上の問題を抱えている可能性があっても、医師の診察を受けず、
診察を受けても治療を拒否し、処方薬を飲まない。再診も受けない。家は不潔で、荒れて、
動物や害虫がはびこっている場合もある。どれも両親に当てはまることばかりでした」84歳の母親が、
「手が震えるから病院に行きたい」と言う。ひとまず、母親のかかりつけの内科へ連れて行った。
医師に相談すると、「パーキンソン病だと思う」と言われ、紹介状を書いてもらう。
後日、紹介状を持って大病院の脳神経内科で検査を受けると、「パーキンソン病ですね。
0196情報発信元:七七四通信社
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2024/03/08(金) 01:40:25.08ID:w9NobgIz
見た感じ元気そうですが、ドーパミンの少なさに驚きました。これは重症ですよ」と言われ、
服薬と通院が決まった。帰宅して父親に報告すると、「やっぱりなあそうだと思ったんだよ
見てれば分かるよ」と心配するどころか、ドヤ顔。イラッとしたが、
「だったらなんで早く病院に連れて行かなかったの」と怒ると、しどろもどろになったあとに、
逆切れして怒鳴りだす。このとき、「若い頃から変だったが、父も何かしら病気なのではないか」
と思い始めた。夏になると、母親の物忘れがひどくなってきた。
行きつけの歯医者には一人で行けていたが、予約をしたことを忘れてしまうのだ。
父親のセルフネグレクトも気になって、包括支援センターへ行ってみることにした。相談すると、
すぐに母親の介護保険の申請手続きを勧められる。認定調査の日は、母親の面談にもかかわらず、
父親がしゃしゃり出てきて、喋り出したら止まらなかった。支援センターの職員も困り果て、
こっそり「お父さまは何とかしましょう。対策を練ります」と言ってくれた。
秋になると、母親に時間や場所がわからなくなる見当識障害が見られ始めていた。心配になった
脳神経内科へ母親を連れていき、認知症検査をしてもらうが異常なし。しかしその数日後、
母親は、「娘が病院に一緒に行ってくれるって」と嬉しそうに言う。思わず「私が誰だかわかる娘は私だよ
私の顔忘れないでね」と言うと、母親はハッとして、「分かってるよ忘れてないよそうだよね〜、
何言ってるんだろうね〜」と笑った。また別の日は、「ねえ、昔の古い家に来たことあったっけ」と言い出す。
実家は10歳の時に建て替えて、25歳まで一緒に住んでいた。目をぱちくりさせ、「お母さん何言ってんの」
と言うと、母親は自分が口にしたことのおかしさに気付き、取り乱して泣き出してしまう。
「この頃の母は情緒不安定気味で、もう何十年も疎遠になっているきょうだいを突然思い出し
『今どこにいるか分からないの。元気にしてるかも分からないの』と言って泣いたりもしていました」
「行方探してみる?」と聞くと、「今頼られてもこんな身体じゃ何もできないからいい」と言う母親。
この頃、2歳下の自分の弟に連絡を取ろうにも電話に出ず、
メールで両親の状況を報告しても音沙汰なしだった。年末には84歳の母親に要介護1の判定が出た。
しかし、デイサービスやリハビリへ行くよう勧めても拒否され、家で寝てばかり。
年の瀬に廊下で転倒して以来、転倒が怖いと言って入浴も拒否するようになってしまい、
着ている物もいつも同じ。「洗濯するから着替えよう」と言っても、
「大丈夫」と言うため、だんだん臭ってくる。85歳の父親も似たような状況が続いていた。
昼間はゴロゴロして夜中にドタバタ動き回り、2週に1回、買い物に行く前日だけ入浴。
耳が遠くなったため、テレビのボリュームを最大にしたまま、一晩中付けっぱなしだった。
85歳になった母親が失禁、便失禁をするようになり、リハビリパンツの使用を開始。
今まで唯一できていた洗濯も、気力がなくなったのか、できなくなってしまう。
だが、ようやく介助付きでなら、週末に入浴してくれるようになった。流通系の会社を退職し、
有休消化した後すぐに再就職していたが、この頃は「お母さんを頼むよ」と父親に言って出勤すると、
帰ってきた時に母親の体調が悪化して寝込んでいることもしばしば。
だが父親は、少しも気にしていない。「父にはもう期待しない」と心に誓った。
ようやく母親がデイサービスに行ってくれるようになり、喜んだ。ところが、
86歳になった父親は2週に一度の買い物に出かけた先で自転車ごと転倒して起き上がれなくなり、
もがいていたところを通行人が発見し救急車を要請。
一度の買い物で積載重量最大の買い物をするのでバランスを崩して転倒したようだ。
救急隊員から電話があり、搬送先が決まったら連絡すると言われたが、その約10分後、
「本人が、『歩いて帰る。病院は行かなくていい』と言うので救急搬送はしないことになりました。
一人で帰すのは不安なので迎えに来てください」との連絡がある。大急ぎで現場まで迎えに行った。
父親、また買い物後に転倒。転倒した場所のすぐ前に住んでいた人が親切で、
車で父親と自転車と荷物を運んでくれたため父親は無事帰宅。
2度の転倒でさすがの父親も懲りたのか、この後、自転車で一人で外出することはなくなった。
ところが、今度は母親がデイサービスに行きたくないと言い出し、また入浴もしなくなってしまった。
とうとう父親は家の中でも転倒を繰り返すようになった。
0197情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/03/09(土) 02:41:56.84ID:F4W4HZTU
夜中の2時頃トイレに向かう途中で転倒し、起き上がれなくなった父親はそのまま夜を明かし、朝、
目を覚ました母親に見つかる。母親に見下げられている形の父親は、「何しに来たんだ」と息巻くが、
起き上がれないままトイレに間に合わず、尿失禁しており衣服はべちゃべちゃ。
母親の力では起き上がらせることができず、父親も誰かに起き上がらせてもらうことを望んでいないため、
起きて出勤する準備に集中する。それでも母親に対する父親のひどい言い草にイラッとし、
「ケアマネさんに来てもらうよ」と声をかけると、
介護サービスを利用することを嫌がる父親は死物狂いで起き上がり、
トイレに行ってから着替えもせずにベッドへ。とにかく他人の手を借りたくないらしい。
母親に、「何かあったら電話してね」と言って出勤する。
「本人はヨレヨレで顔色も悪く呂律も回っていなかったのですが、
エベレスト級のプライドがある父には口出しも手助けも無用です。
うっかり関わると自分のメンタルがやられます。妻である母ならともかく、
自分より下に思っている娘なんかに弱みを見せるわけにはいかないようで、
いかにも通常を装っていました。そんな父ですから、打ち所が悪く、
後々意識混濁になっても寝たきりになってもどうしようもありません。
私は正直父の介護はやりたくないです」
買い物にいけなくなった父親がテレビ通販でさまざまな食材を買いあさり、
もともといっぱいだった冷凍庫の密度がさらに高まった。さらに父親は、
トイレに行く時間が母親とかぶると、我慢できず浴室でするようになる。
失禁して床を汚すことも増えたため、オムツを勧めるも、案の定聞く耳を持たない。仕事中に、
珍しく父親から電話が入る。母親の具合が悪いらしい。「すぐに救急車を呼んで」と言うと、
「無理だ。俺は救急車に付き添いできない」と父親。「お父さんしかいないでしょ。すぐに救急車」
と言って電話を切ると、上司に早退させてもらう。途中、気になって家に電話すると、
「まだ救急車呼んでない。俺の準備ができてない。着替えもしないと」と父親。その言葉に衝撃を受ける。
以前、買い物に行くことができていた頃、父は2週間に一度しか入浴せず、着替えもしなかった。
また、失禁したままの服装でベッドに寝ても平気。にもかかわらず、この日に限って身だしなみを気にする。
これが、老いるということなのだろうか。「自分の服装の心配意味不明過ぎる全く使い物にならない」
父親を見限った、すぐに119番通報。救急隊員は、
「娘さんが戻ってくる頃まで搬送先は決まらないと思うので、同乗できるでしょう」と言った。
会社から実家は電車で30分。帰宅すると、父親は股引に片足を突っ込んでアタフタしていた。
「結局母は大事には至らず、精密検査を終えたらすぐに帰ってこられたのですが、
もし緊急事態だったら母の命はなかったなと思いました」母親の物忘れ、薬の飲み忘れがさらに増え、
体調もすぐれない日が多くなったため、強制的に訪問診療・訪問看護を、訪問リハビリを開始。
母親が体調を崩し、脱水症状で点滴をしてもらったところ、ケアマネジャーに「お父さんはいますが、
もう日中、一人で家で過ごすのは無理です」と言われ、強制的に週2回のデイサービス開始。
訪問歯科を依頼した。一方で、父親の介護認定調査は断念。なぜなら、
「俺は大丈夫夜もしっかり寝られるし、自分で歩けるし、今のところ何不自由ない
医者に面倒になることもないし必要もない」の一点張りだからだ。
認定を受けるには本人の許可と医師の診断結果が必要だが、どちらも得ることができなかったため、
「今回は認定調査を受けさせるのは無理ですね」と包括支援センターの職員に言われてしまった。
「買い物や家事などで私の時間が搾取されていますが、
父は私に迷惑をかけているという認識はないようです。私が家を出れば、
母は一気に認知症が進むでしょう。父は母の話し相手にも心の支えにもならないし、
薬の管理も、もちろん介護も一切できません。ゴミ屋敷で虫の湧いた遺体発見すでに死後半年
なんてことになるかもしれません。そんな状況で私だけ家を出るなんてできないです。
私が我慢するのが一番の最善策。他に解決策が見つからず、考えても堂々巡りです。
周りの人にこんな愚痴を言っても、引かれるだけなので言えません」
87歳の父親は歯磨きをしないため虫歯と歯肉炎だらけ。歯が1本もなくなり、
固形物が食べられなくなったため、訪問歯科サービスを使わざるをえない状態に陥った父親は、
ようやく介護認定調査を受け、翌年要介護1と認定された。「母のことは、最期まで家で看てあげようと思ってます。
0198情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/03/10(日) 03:06:24.80ID:O9OZ/7GM
県感染症情報(2月19日―3月3日)
結核4例。
梅毒1例(30代男性)。
過去分として
結核1例。
梅毒1例。
県感染症情報(2月26日―3月3日)
新型コロナウイルス感染症395例。
0199情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/03/11(月) 01:58:30.70ID:FxTCLc7S
ワクチンによる副作用の上位10疾患は、(1)血小板減少(557)、(2)頭痛(455)、(3)心筋炎(344)、
(4)血小板減少を伴う血栓症(328)、(5)深部静脈血栓症(241)、(6)ギラン・バレー症候群(143)、
(6)静脈洞血栓症(143)、(8)アナフィラキシー(140)、(9)リンパ節腫大(132)、(10)血管炎(129)
でした(後ろのカッコ内の数字は世界中の論文での報告数)。
血栓症とつく疾患が三つ含まれているなど血管系障害が目立ちます。
これが比較的初期のワクチン接種後症候群の傾向です。
接種から長期間経過して判明する新規症例は含まれていないことに注意が必要です。》
厚労省のデータを元に、ファイザー社製ワクチン接種後の死因を円グラフにすると、
死因上位は、(1)血管系障害、(2)心臓障害、(3)状態悪化、(4)肺炎、(5)その他、
と血管系障害と心臓障害だけで半数近くを占めるという。これは接種開始から数カ月間の時期でも、
翌年までのデータでも、死因の順序も割合もほぼ一致した。なぜ、ワクチンが様々な健康被害を生むのか。
このワクチンが生体内で生成するスパイクタンパク質による副作用について説明する。
《ワクチンの目的である人為的な抗体を作り出そうとしたら、
mRNAが厚労省の言うように数分で壊れてしまっては役立ちません。ですからワクチンのmRNAは、
化学構造を改変して壊れにくくしてあります。さらにそれを脂質の膜=脂質ナノ粒子で包むことによって、
いっそう壊れにくくしてあります。それがいつ壊れるのか。この問いに答えることは、
誰にもできないでしょう。接種後少なくとも2週間は血中にとどまっていたとする論文もありますし、
スパイクタンパク質が3、4カ月後に検出されたとするデータもあります。
細胞内にmRNAが安定的な形で残っているとか、
DNAに組み込まれているといった可能性も考えられますし、
どれくらい経過すれば安全だとは、現時点では断言できません。
言えるのは、mRNAをあえて壊れにくくしたこと自体が生命原理に反している、
ということです。mRNAワクチンは人工的に改変・
安定化されたmRNAを脂質ナノ粒子に包みこんで投与する点が革新的とはいえ、
コロナワクチン以前の臨床試験がすべて失敗に終わっており、危険であると以前から指摘されていました。
それゆえ実用化には慎重な声が多かったのです。血管系障害と心臓障害は、
ワクチン接種後ほぼあらゆる人の体内で起きているのではないか。
ワクチンを打った後に筋肉痛や発熱が起きやすいのも、広い意味での血管炎と捉えると理解できます。
程度が軽ければ、本人が自覚しないうちに治るケースもあるでしょう。
血管以外でも、異物であるスパイクタンパク質がどんどん産生されれば、自己免疫反応が起きます。
スパイクタンパク質を産生する自身の細胞を免疫が攻撃することによって、
非常に激しい炎症が起きたり、組織損傷を引き起こしたりする可能性が出てきます。
リウマチや皮膚筋炎といった自己免疫疾患が多発しているのは、これが原因でしょう。
また、スパイクタンパク質との戦いを続けているうちに、体に備わっていた免疫機能が低下します。
その結果生じる副作用の一例が、帯状疱疹だとみられます。
国は帯状疱疹ワクチンで予防するよう推奨していますが、帯状疱疹には特有の症状がありますから、
早期発見を推奨して標準治療で治す方が適切ではないかと思います。》
さらに懸念しているのが、がんだ。厚労省のデータを元に、がん種別に年齢調整死亡率を月単位で算出。
それを棒グラフにして、月毎のワクチン接種者数の折れ線グラフと重ねると、
ワクチン接種後のタイミングで明確に死亡率が上がっているがんが複数あった。
最も増加したのが、血液のがんである白血病。また、乳がん、卵巣がんも同様だ。
指摘を厚労省は真摯に受け止め、対策を練るべきだが。《感染者について、
ワクチン接種者と未接種者における重症化率と致死率のデータを開示すべきだという行政文書開示請求書を厚労省に提出しました。
ですが、待たされた末に届いたのは、不開示決定通知書でした。》
《“反ワク”と呼ぶ人がいるのは承知していますが、バカバカしい話です。
科学者であればワクチンへの賛否という主観を交えず、あるがままに事象を見るべきです。
事実に目を瞑って「ワクチンは安全なんだ」と妄信するのはいわば
“ワクチン信仰”でしかありません。体内で起きる現象は、医学の対象となるもので、
信じるか信じないかという宗教論争にするのは間違っているのではないでしょうか。》新型ヤコブ病や心筋融解
0200情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/03/12(火) 00:44:50.62ID:i76Kl3eD
コロナ禍のときに「お年寄りのために、みんな自粛しましょう」とか「お年寄りはもう外に出ちゃいけない」
とかいわれたわけです。しかし結局、そのせいで足腰が弱ってしまった人や脳が弱ってしまった人を、
いっぱい見てきているんですよ。医者の言った通りにすると大体元気がなくなるということに、
皆さん気がついたんじゃないかなと思います。食べることはたぶん、一番の幸せだと思うんです。
例えば、大金持ちになって10億円ぐらいの老人ホームに入れたとします。すごく立派な施設で、
すてきなアメニティーがある。でも、管理栄養士が「塩分を控えて、油も控えて、甘いものを控えて」
といって全然味のない食事をずっと出してきたら、「何のために金を出したんだ」
という気になると思いますよ。精神科医なので、年を取ってから大事なのは心の健康だと考えています。
心の健康は免疫力を上げる。食べる楽しみは絶対になくしてはいけないと思いますよ。
日本の高齢者は、たとえば骨粗鬆症の薬を飲んだら胃の調子が悪くなって食欲が落ちることがある。
そのためカルシウムやたんぱく質をとらなくなり、骨がスカスカになって、筋肉も落ちる。
そういった人たちをいっぱい見てきています。アメリカで「心筋梗塞の原因になるから肉を減らせ」
と言い出したのは1980年代のこと。そのころアメリカ人は1日に300gの肉を食べていたんですよ。
当時の日本人は70gしか食べていなかった。それなのに日本の医者たちは「肉を減らせ」と言ったんです。
300g食べている人は減らしたほうがいいけど、今でも日本人は100gしか肉を食べていないんです。
たんぱく質は肌の材料になるし、筋肉の材料になるし、血管の材料にもなる。そういうものをとらないのは、
とても危険なことだと思いますよ。みんな肉好きでした。無理に食べることはないが、
食べられるのだったら、やっぱりたんぱく質はとっていただいた方がいいと思いますね。
脳の刺激になるので、脳の老化防止に影響があると思います。
それに、バリエーションというと、食材の種類も多いほどいいんですよ。
足りなければサプリメントでもいい。いろんなものを食べて栄養面で足りないものをなくしていく。
これを、ぜひ心がけていただければと思います。過度な運動はよくありません。
体が痛くなるぐらいの運動は筋肉に炎症を起こしやすい。無理なことをすると、転んだり骨を折ったり、
悲惨なことになる。だから簡単にできて程度は軽く、しかも続けられる運動が大事です。
散歩は、外を歩いているうちにいろんなものを見るわけで、脳の刺激になってとてもいいと思います。
実は自慢じゃないが、つい5年前まで、全く歩かない人間だったんですよ。
ほとんどタクシーと自分の車で動いていた。すると、ある日突然、ものすごくのどがかわき、
それが1週間ぐらい続いた。血糖値を測ってみたら660あったんですね。これはまずいなと思い、
歩くのとスクワットで300まで下げました。今でも歩くことだけは続けています。
80代でも若い人と同じように歩ける方は大勢いらっしゃいます。ところが、
そういう人でも病気で1カ月ぐらいベッドで寝ていると、歩けなくなってしまうんですよ。
若い時期との一番の違いは、筋肉などを使わなかったときの衰え方が激しくなることです。
足にしても頭にしても、「まず使う」ということを大事にしてもらいたいと思います。日光に当たると、
脳に「セロトニン」という神経伝達物質が出ます。これは「幸せホルモン」といわれるものです。
逆に、セロトニンが足りなくなると、不安感が強くなったりイライラしたり、
ひどいときはうつ病になったります。もう一つ都合がいいのは、
夜になるとセロトニンが「メラトニン」というホルモンに化けて、
ぐっすり眠れるようになること。日の光に当たるのは相当大事な習慣だと思います。
脳の「前頭葉」というところは、意外なことや想定外のことが起こったときに対応する場所です。
つまり、普段と違うことをするときに働く。前頭葉は年を取ればとるほど、いちばん最初に縮む場所です。
だから前頭葉が衰えてくると、普段と違うことを避けようとする。行きつけの店しか行かない。
同じ著者の本しか読まない。そういうことになりがちなんですよ。だから、
あえて普段と違うことをして前頭葉を使うようにしていただければと思います。
一番いいのは会話の相手に笑ってもらうことなんです。笑うと免疫力が上がる。
笑ってもらえるというのは、相手から見て、意外なことを言っているときなんですよ。
0201情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/03/13(水) 02:31:39.45ID:lwsDQYPO
だから、相手を笑わせるような会話をできる人は、
自分の脳の使い方としても良いし、相手の脳のためにもなっている。
言葉のキャッチボールである会話は一番大事な脳の老化予防策です。この医者と付き合っていたら、
かえって自分の元気がなくなるというような医者とは付き合わなくていいと思いますよ。
例えば「薬で血圧を下げたら脳卒中にならない」とみんなは思っている。
けれども、そういう薬を飲んでいる人と飲んでいない人を比べた大規模比較調査は、
海外にはありますが、日本の調査はない。だから日本では
「多分そうなんだろう」ということなんです。ここで考えなければいけないのは、
薬を飲んで気分が悪くなるとか、あるいは血圧や血糖値が高いときの方が頭がさえて、
低いときの方が頭がぼんやりすることが多いということです。
そうした状態でもいいから1秒でも長生きしたいという人は、その生き方を選べばいい。
けれども「もう残りの人生は、頭がさえている方がいいよ」とか「うまいもん食いたいよ」とか、
そういうものは選択だと思います。その選択はやっぱり自分がするわけであって、
医者が決めるものじゃないと思うんですよ。まず一つは、
例えば肝機能のGOTとかGPTという数値の基準値は、健康な人を1万人なら1万人集めてきて、
その平均や標準偏差をもとに決めている。しかし、もともと健康な人を選んでいるのに、
それを使って異常といわれるのはどうなのかなと思います。もう一つは、血圧、血糖値、
コレステロール値に関して「この値より高いほうが、死亡率が上がる」というデータは、
ほとんどが海外の調査研究によるもので、日本でちゃんとしたものはほとんどないことです。
正常値といっても、本当にそれが絶対正しい値かということはまずわからない。ただ一つ言えることは、
個人差があることです。たばこを吸っても100歳まで生きる人がいるように人間は個人差がある。
血圧が170くらいになり、薬を飲んで140まで下げたことがあります。
だけど、気分が悪くなり、頭がぼんやりした。文筆業ですから、それでは仕事にならない。
170でちょうどいいわけですよ。個人個人、その人に合った数値があるはずなのに、
日本の医者は個人差どころか、80歳の人にも20歳の人にも同じことをする。
だから「体の声を聞く」というのがとてもいいことだと思いますね。
もちろん、医師が理由をちゃんと説明してくれるのだったらいいですよ。
脳のMRI(磁気共鳴画像)を撮って「あなたは脳に動脈瘤があります。
血圧を下げないと動脈瘤が破れてしまう」とかね。それを聞いて「あ、そうか」と思う人は、
やっぱり医師の言うことを聞いた方が多分いいと思います。だけど、そういう理由がないのに、
今の基準値を超えているからというだけでパシパシやられてもなという気はしますね。
健康に大きくかかわるという男性ホルモン「テストステロン」について、
これは男性の性欲をつかさどるホルモンです。それだけではなく、足りなくなると意欲がなくなります。
女性に対してだけではなく、人間に関心がなくなる。人づきあいがおっくうになる。
だから奥さんのお尻ばっかりにくっついて、「ぬれ落ち葉」と言われるようになるわけですね。
男性ホルモンが減ってくると筋肉がつきにくくなる。また、男性ホルモンを女性に投与してあげると、
ボランティアをしたい人の割合が増えるという報告があります。
男性ホルモンの高い人はどうも弱者に優しいらしい。それから記憶力ですね。
40代50代で記憶力が落ちてきたら、男性ホルモンを1回調べてもらった方がいいと思いますよ。
今の政治とかマスコミは高齢者をヨボヨボにさせることばかりやっているわけですよ。
車の運転免許を取り上げるにしても、コロナ禍による自粛を長くするにしても、
ちょっと性的なことに関しても、ピリピリピリピリやっている。少子化対策なんて、
うまくいったとしても、彼らが労働力になるのは20年後です。その頃にはもうAI(人工知能)
を積んだロボットがほとんど人間の仕事を取ってしまうとさえ言われているわけですね。
今の日本を救うのは、高齢者に元気になってもらうことが一番です。
もちろん、人によって個人差はあると思うけれど、
医者の言うことを聞いても10年後20年後に生きているかどうかの保証は全くないんですよ。
だけど、食べ物を増やしてみるとか、運動を増やしてみるとかして、
自分が元気になったかどうかは1週間か1カ月でわかることです。だから、「当てにならない長生き」
よりも「当てになる幸せ」につながる元気をぜひ選んでいただければと思います。
0202情報発信元:七七四通信社
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2024/03/14(木) 00:56:40.67ID:f454O7uz
4大性感染症のうち、女性の場合、統計上の罹患数で圧倒的な1位はクラミジア。
離されて2位ヘルペス、3位コンジローマ、4位淋病と続きます。が、外来での実情イメージは、
1位クラミジア、最近ではコンジローマが増え、もう一つが圧倒的に梅毒なのだそうです。
「いずれの性感染症も同じように、粘膜の接触で感染が成立します。
男性に比べて女性のほうが身体の内部に菌が入るため洗い流しにくく、
粘膜の摩擦も高いため感染しやすい傾向があります。
中でも梅毒は自然に軽快する時期もあって病気の進行が特殊なため、治療が遅れてしまうことが多く、
その間に感染を広げてしまうのが問題です」性感染症は直接は命をとらないものの、
やっかいごとを多々巻き起こします。例えばクラミジアは不妊症を引き起こします。
梅毒は進行すれば神経梅毒と呼ばれる視覚聴覚の障害、麻痺などを深刻な症状を引き起こし、
また母体が感染している場合に胎内の子どもは先天性梅毒を発症することもあります。
「40代50代女性の梅毒は大きく2つに分かれます。
ひとつは出会って付き合った男性から移されるパターン。
もうひとつは、知らないうちに旦那がどこかで遊んできて奥さんに移すパターン。
レスではないが性交渉頻度は少ないという夫婦の場合は後者が起き得ます。
そして、そのまま離婚に直結することも多いというのが外来での印象です。奥様はショックを受け、
嘆き悲しみます。なので、検査結果を伝えるとき、『結果をお聞きになったらもめるかもしれません、
これは【夫婦不仲の感染症】なんですよ』と前置きをしてお気持ちを和らげるようにしています。
クラミジア、コンジローマも同様で、配偶者のある者にとっての性感染症とは夫婦不仲の感染症です。
仲がよければ外で感染してこないですし、仲がよくても感染したなら不仲になります」
さらに昨今は、女性が外で男性と盛り上がって罹患というケースも増加しているのだそう。
「どちらのケースでも共通するのが、
女性は比較的すんなりと梅毒という検査結果そのものを受け入れる点です。そのうえで、
私が悪かった、または旦那が外でという話になります。それを経て多くの女性が悩むことは2つ。
ひとつは家族に移さないかどうか。もうひとつは自責の念です」
こと、家族に移さないかは女性全員が必ず気にするのだそう。
食器やタオルを共有していますが大丈夫ですかお風呂は別にしたほうがいいですか
などもよく聞かれるとのこと。「もうひとつの自責の念とは
『私がこんなことをしたのが悪かったんだ』と自分を責める気持ち。抑うつに近い状態になりますから、
外来もときに性感染症外来の範疇を越えてカウンセリングを行うことも。
原因は体感比率で男性4:女性1ほどで、つまり約20%は女性の側がきっかけです。
女性の側にもリスクのある時代だと認識してもらいたいです。
梅毒は1期〜4期と段階が分かれるのが他の性感染症との大きな違いです。
感染から10日〜3週間ほどの潜伏期間を経て、
1期では感染した性器や口などの部位にに赤いしこりやただれができて近くのリンパ節が腫れます。
いったん症状が消失してしまうので、治ったかなと誤解しがちです。
2期はその後3〜12週間くらいの間で、発熱、全身倦怠など全身症状とともに、
皮膚に様々なタイプの発疹が現れます。大抵の患者さんはこの2期でおかしいなと気づいて来院します。
さらに10〜30年かけて心臓や血管、脳が冒される3、4期へと続きます」
10年前の23倍という数値が提示されましたが、なぜこういうことが起きたでしょう。
「梅毒感染数は21年から増加に転じました。女性比率の急増も目立ちます。
アプリなど出会い方の多様化のほか、大勢の宴会ではなく2人だけで盛り上がる機会の増大など、
生活様式そのものの変化が背景でしょう。特にコロナ禍で梅毒とクラミジアは顕著に増加しました。
梅毒は潜伏期間があるため、1人の感染者が気づかない間に複数に再感染させているほか、
固定パートナーとの間で何度も移しあってしまうピンポン感染も考えられます」
もう一つ、男女ともどもカップルのターンオーバーの早まりを感じるそうです。
カジュアルな出会いの機会が増えたことから、女性の側も過去に比べて
「この人と合わなければさっさとあきらめて次を探そう」という身軽さを獲得したのでしょう。
「男性側が多数のパートナーを抱えている可能性に加え、女性側が短いスパンでパートナーを変更していくことで、
感染リスクが双方で増大しているのではと感じます。パートナーが変わる際、
相手にはもしかして複数のパートナーがいるかもしれないと緊張感を持つ必要が
0203情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/03/15(金) 02:06:13.84ID:5yeJqe//
でも、父には『自分でできるから介助はいらない』と言われているので、
父から依頼されない限り一切手助けはしないつもりです。意思の疎通ができなくなったら、
さっさと施設に預けたいです」なお、高校卒業後に家を出た弟とはほぼ音信不通状態だ。
「母のために、『せめて顔だけでも見せに来い』と連絡して昨年夏にやっと会えましたが、
両親の身体を心配する言葉もなく、1時間程度で帰りました。もう弟には何も期待していません」
離婚と退職後、父親に丸め込まれる形で同居することになり、
なし崩し的に介護に携わることになってしまった。
最後にこれから介護に携わる可能性のある人へ3点のアドバイスをもらった。
「1点目。実際にしてみてわかりましたが、自分の時間がなくなるので、
同居は絶対にしないほうが良いです。2点目。別居のきょうだいに、
話だけで介護を理解させるのは無理です。介護はやってみないと絶対分からないので、
強制的に1日任せるなど、参加させないとわからないと思います。
3点目。父のように、自力で生活できないのに介護拒否している場合、親を変えるのは不可能。
こういう親には情けは不要です。頼ってくるまで放っておいていいと思います」
これまでの父親との関わりの中で、「頼ってくるまで放っておこう」という結論に至ったわけだ。
そこに至るには、他人が想像しえないような膨大な経験やシミュレーションがあってのことだろう。
それだけの覚悟や納得あっての決断なのだから、この先父親に何が起こっても後悔することはないはず。
大切なのは、「自分はやれるだけのことは精いっぱいやった」という「納得のプロセス」なのだ。
病院の50代男性医師が、看護師を侮辱したり、患者を怒鳴りつけたりしていたことが分かった。
看護師と職員へのパワハラ行為を認定して口頭注意し、医師は自主退職。懲戒処分とせず、
公表していなかった。病院によると、医師は看護師に「能力のないものはオペに来たらあかん」
と手術室に入らせなかった他、業務の不備を指摘した別の看護師や職員に「刺すぞ」と大声を出した。
また、転院を希望した患者を怒鳴りつけ、恐怖を感じた別の患者が泣き出したこともあったという。
患者家族から「強いストレスを受けた」と病院に訴えがあった。病院で、50代の男性医師が、
看護師や職員に対し「従わなければ刺すぞ」と威嚇するなどの“パワハラ”
をしていたことがわかりた。しかし、男性医師を「懲戒処分」としておらず、その後、
男性医師は退職し、別の医療機関に勤務しているという。病院に勤務していた50代の男性医師が、
看護師や職員を「従わなければ刺すぞ」と大声で威嚇したほか、
手術の最中に助手の看護師を怒鳴りつけるなどしたという。事態を把握した病院は医師に注意したが、
改善されず、病院が医師の「懲戒処分」を求め、「懲戒委員会」を立ち上げ調査していた。
その結果、医師の「バカ」や「頭おかしい」という発言が「指導の範疇を超えている」と判断し、
委員会は、医師の言動を「パワハラ」と認定した。しかし、「暴力ではなく、
口頭でのパワハラであることなどを総合的に判断」し、医師を「懲戒処分」とせず、「厳重注意」
にとどめていた。男性医師は、「ストレスを感じてやった」と行為を認めているという。病院によりと、
男性医師は退職し、現在は市内の医療機関に勤めているという。「懲戒委員会」で委員長は、
「『指導』と言っても『行き過ぎた行為』であり、あってはならないこと。再発防止策を、今後、考えていく」
とコメントしていす。一方、病院は「この件についてはコメントを差し控える」としていす。
病院に勤務していた男性医師が看護師や薬剤師にパワハラ行為をしていたことが分かりた。
パワハラ行為を行ったのは病院に勤めていた50代の男性医師。病院によりとこの男性医師は、
院内で看護師や職員に業務の指示をする際、「従わなければ刺すぞ」
と大声で威嚇したり手術中に助手の看護師を怒鳴りつけたという。
複数の看護師が町に懲戒処分を要望。2度、懲戒委員会を開き、
男性医師やパワハラ被害を受けた看護師ら7人から聞き取りを行いた。
委員会は男性医師を懲戒処分とはせず、文書と口頭での厳重注意とした。
男性医師は委員会の聞き取りに対し「ストレスがあってわーっとなってしまった。言ったことは間違いない」
と話したという。男性医師は退職し、現在は、市の医療機関に勤務しているという。
処分が厳重注意だった点について「改善されなければ退職を勧告するという内容なので委員会として重い処分と認識している」とコメントしていす。
0204情報発信元:七七四通信社
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2024/03/16(土) 02:00:01.55ID:V2IVZGrU
「大半の医師は医学部を卒業しても、数年後に再び学生に戻ります。6年間で2000万〜
4500万円かかる私大医学部学費を払い終えて医師になった方も、例外ではありません」と、
当時の銀行担当者は明かす。それは博士号を取得するためで、「博士号を取って、
やっと医師として一人前」という風潮があるからだという。大学院に通うことになるので当然、
授業料がかかる。「彼らは授業料を払うために、平日は病院で勤務をして、
土日は地方のクリニックまで新幹線で行き、当直や日直のアルバイトをして稼ぎます」
しかし好条件のバイトはすぐに埋まってしまう。業務の隙間時間に、
バイトの情報をチェックしている医師は多いらしい。だが博士号を取るためのハードルは、
授業料だけではない。「博士号を取るには論文の提出や臨床の件数の他にも、
学会発表はマストです。博士号に興味がない医師も、専門医を取るためにやはり学会発表は必要。
大きな学会は海外で開催されるものが多く、ほぼ確実に海外出張が発生します」海外出張と聞くと、
商社マンのように会社のお金で接待を受けにいく印象が強いかもしれない。しかし医師は全く異なる。
大学や病院が経費として出してくれる学会ばかりではなく、自費で行くものもあるからだ。
現地での生活も、慎ましいものである。「飛行機はもちろんエコノミークラスで、
宿泊先はビジネスホテル。アメリカの大都市など物価高の土地では、
ファストフードのチェーン店で朝晩を済ませることも多いみたいです」
ちなみに長距離移動が苦手でビジネスクラスに変更した医師は、
ライバルに気付かれて医局に通報されたこともあったらしい。人事異動で飛ばされてしまった。
それだけ“清貧”の風習がはびこっているのだろうか。大学病院の医師と言えば、
地位も権力も財力も手にしているように見えるだろう。テレビドラマでも教授が大きな家に住み、
美人の奥さんがいてという描写が多い。確かに昔は患者からの謝礼や製薬会社からの賄賂で、
豊かになれた時期もあったそうだ。しかし今でも一部の謝礼文化は残っているものの、
ドラマで見る生活ぶりとはかけ離れているらしい。
「常勤医師で月給およそ20万円の大学病院もあります。有名大学なら、それでも応募が来ますからね」
教授と繋がり、そこの大学で博士号を取得すれば、学歴ロンダリングができる。
留学を夢見る医師も多いと聞く。だいたいは留学資金を準備できずに奨学金に頼り、
行けても数年でお金が尽きて日本に帰国するのだとか。コロナウイルスが猛威を振るっていた頃のこと。
接種会場となった大学病院では、医師たちが交代で予防医療を担当していたらしい。
平日は業務の合間にシフトを組んで、交代で担当していた。しかし問題は週末だ。
土日や祝日も接種の日程が組まれているからだ。医師たちは週末も駆り出されて、
予防医療を担当することになったと言う。給料はなんと、無給。これにはさすがに抗議の声が上がり、
国から病院に補助金が出たタイミングで、手当がもらえることになったらしい。
しかし日当は数千円で、最低賃金をはるかに下回る金額だったという。
町中のクリニックと違い、大病院では難しい症例を抱えた患者が多いと言う。医師は手術前に、
家族から同意を得る必要がある。術後も合併症を起こしたり、手術がうまくいかず再手術になったり、
長期間の入院を要することが多いようだ。容態が急変すると夜間の呼び出しや、
土日の回診も欠かせない。必然的に長時間労働を強いられる。
一般企業なら残業代で対価を支払われるはずだが。「医師は時間外手当が、
全てつくわけではありません。家にいる時でも、看護師から患者の電話相談が来ます。
業務時間をきちんと申告している医師は、まずいないでしょう」
働き方改革により、残業時間の管理が厳しくなっている。一方で医師の数は減少し、
患者は高齢化やコロナによって増え続けている。「残業時間を正直に申請したら、上司に怒られた」
と語る医師は多いのだという。病院によっては夜の当直も土日祝の回診も、
手当が一切つかないところもあり、雇用契約書に明記されていないため「本人の判断で、
勝手に病院に来ている」ことになっているのだとか。労基も真っ青のブラック企業である。
先日、韓国でも医師の数を増やすと政府が発表した。
国内の医師が美容クリニックに流れてしまい、病院の勤務医が減少したことが一因とのこと。
日本でも給料が高い美容クリニックを選ぶ医師が増えている。
有名病院は給料が安くても人が集まるため、薄給の傾向がある。一方で地方の病院では、
給料が高いらしい。美容クリニックや地方で働く方が豊かに生活できる
0205情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/03/17(日) 00:07:26.48ID:Nfe5/aP1
「被害の届け出があった。犯行から時間が経過したのは、被害女性が相当悩んだため。
届け出るか、ずっと迷っていたようだ」過去の性被害について勇気を持って告発する動きが広がる中、
被害女性もまた泣き寝入りをよしとしなかった。30代の知人女性は容疑者と飲食店に行ったあと、
卑劣な手口で襲われた。「午前1時半〜同7時半ごろ、
当時容疑者が住んでいた集合住宅で睡眠剤などを混入した酒を飲まされ、
意識がもうろうとする中で性的暴行を加えられた。被害女性は抵抗できない状態だった」
被害届を受け捜査に着手し、準強制性交の疑いで外科医師(31)を逮捕した。
容疑を否認しているという。通称名ではなく、犯行当時は名前だったが、
その後、改名していた。背景には次のような事情がある。
「勤務先の総合病院で女性職員用シャワー室にビデオカメラを設置して女性の身体を盗撮したとして、
県迷惑行為防止条例違反(卑わいな行為)
と建造物侵入の疑いで逮捕されています」犯行が露見したのは、
病院の清掃員がシャワー室の脱衣所に落ちていたビデオカメラを見つけたことだった。
「盗撮事件では逮捕時の取り調べに“間違いありません”
と容疑を認めていました。通報したのは当時の勤務先病院の職員。
同院は事実関係を確認したうえで適切に対処する旨を公言していました」
ところが、地検は不起訴に。理由は明らかにされていない。一般的には、嫌疑なしか、
証拠不十分か、あるいは示談が成立して被害者が処罰を求めなかったケースなどが考えられる。
現在も医師ということは職場復帰したのか。盗撮カメラを仕掛けられた病院に確認すると、
「お尋ねの医師は、現在は当院の職員ではありません。辞めた経緯についてはお答えを差し控えます」
と回答。解雇か自主退職かも答えられないという。取材を進めると、社会復帰し、
別の総合病院に転職し、外科医として働いていた。この病院の関係者は明かす。「当院の外科医ですが、
突然出勤しなくなり現在は働いていません。のちに逮捕のニュースを知り、“そういうことだったのか”
とわかった次第です。われわれが知っているのはあくまで医師であり、名字はまったく知りません。
今後についてはこれから検討することになります。職場復帰はないと思います」
裁判所のホームページによると、正当な事由があれば家庭裁判所の許可を得て戸籍名を変更できる。
名前を変えないと社会生活に支障をきたす場合などに限られ、
個人的趣味や信仰上の希望などでは変えられない。改名し県を離れ、転居。
家賃約10万円の賃貸マンションで暮らしていた。独身のひとり暮らしとみられる。
「大学時代はキラキラしたキャンパスライフでした。
有名私学から筑波大医学部に現役合格すると、テニス部で汗を流し、
仲間と全日本まくら投げ大会にエントリーして優勝するなど充実していた様子がうかがえます。
医師になってからは県内の社会人テニスサークルに所属し、大会で優勝することもあったようです」
不起訴処分の後、県内のテニスクラブが主催する大会でプロ・
アマなど出場資格に制限のない男子シングルス・オープンで優勝し、《足をつらずにようやく勝てました
全オープン制覇目指します》とコメント。逮捕の十数日前にも再び優勝し、
《力を出し切れました》と自画自賛していた。甘いマスクでテニスのうまい外科医。その“仮面”
の下に隠された素顔を追うため実家を訪ねると、家はすでに売却され家族は転居したあとだった。
「盗撮事件後に自宅を売りに出し、ご両親は人知れず引っ越していきました。
それはもう気の毒でした。息子さんが改名したのは知りませんでしたし、
また別のわいせつ事件で逮捕されるとは思いもしませんでした」
地元住民によると、少年時代の容疑者は「勉強のできるおとなしい男の子」だった。
「母親は“子どもが医者になりたいと言っているから”と小学生のころから塾に通わせていました。
あの子も一生懸命に勉強して有名中学に合格し、医者になる夢をかなえたんです。
頭はよかったけど目立つタイプではありませんでした」卑劣な事件で目立ってどうするのか。
医師の立場を利用して犯行に使った睡眠剤を入手した可能性も視野に入れ捜査しているという。
0207情報発信元:七七四通信社
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2024/03/19(火) 02:07:10.01ID:iu3Ce6w9
いい医者に出会えるかどうかで、その後の生活の質も違ってくる。
でも、その「いい医者」っていうのがクセモノ。前提として言えることは、超高齢社会ですから、
ひとりでいろんな診療科を診ることができる総合的な視野を持つ医者がいい医者だと思います。
70年当時、日本は人口に占める高齢者の割合が7%だったんです。7%を超えたことで、
日本は初めて高齢化社会になりました。そして、94年に14%になって高齢社会になり、
2010年には超高齢社会の定義とされる21%を超えて23%となり、そこからさらに伸びて、
現在の高齢化率は29.1%です。人口構成が若かったころは、40代、50代の患者さんが多数を占めました。
この年代の人たちはひとりで病気をいくつも抱えているということはほとんどないので、
臓器別の専門診療科でうまくいっていました。医学も、臓器ごとに専門性を高めていく方向に向かって正解でした。
ところが、高齢者が多い時代になると患者さんも70代、80代が増えてきました。
高齢の患者さんの特徴は、高血圧で内科を受診し、骨粗鬆症や腰痛などで整形外科を受診し、
過活動膀胱で泌尿器科を受診しというようにひとりで複数の病気を抱えることになります。
そうしたなかで、それぞれの診療科の医者が診療し、薬を出すと、しぜんと薬の量が増えます。
なかには複数の薬の相互作用によって不具合が生じたり、低血糖や意識障害を起こすこともあるのです。
たとえ内科の医者であっても、自分の専門だけに閉じこもっていては、現実の患者さんに対応しきれなくなります。
こんな例があります。ある高齢者が、心不全を診てもらっている医者に、「最近、胸のあたりが痛い」
と訴えました。いろいろ調べても原因がわからず、医者は「あまり気にしないように」と言って診療を終えました。
その患者さんは変形性膝関節症があり、別の病院の整形外科に通い、痛み止めの薬を処方されていました。
実は、胸のあたりの痛みは、痛み止めの薬の副作用によって胃に潰瘍ができたことが原因だったのです。
ある日、血液を含む吐瀉物を嘔吐して救急搬送され、ようやく原因がわかったというのです。
こうした例でも、総合的な視野を持つ医者がいれば、胃潰瘍を悪化させることは防げたかもしれません。
現代は高齢社会ですから、当然、そういう総合的な視点を持つお医者さんはたくさんいるというと
残念ながらそうではないのです。イギリスではジェネラル・プラクティショナーという総合診療医と、
ひとつの臓器を診る専門家がいて、まず総合診療医にかからないと、
専門の診療科にかかれないしくみになっています。総合診療医と専門診療科の医者は、
ちょうど半々くらいの割合です。日本でも、かかりつけ医というのがいますが、その役割を果たせていません。
総合診療医は増えてきたとはいえまだ数は少なく、相変わらず専門の診療が広く行われています。
専門診療科はますます専門化し、診療科ごとの縄張り意識や縦割りは、どんどん強くなっています。
言いたいことを本に書いたり発言したりしていますが、医者向けのサイトでぼろくそに批判する人の多くが
「専門外のくせに、おれたちの仕事に口を出すな」という言い分です。もう、骨の髄まで専門診療が染みついているのです。
日本は世界トップレベルの超高齢社会になっているのに、いまだに専門診療科の医者ばかりを育てているんです。
医療は超高齢社会対応にはなっていない。そのしわ寄せを受けているのが、当時者である高齢者です。
医者は勉強しなくても免許は一生涯有効なわけですが、専門診療科の医者が3年間くらい、
有給でもいいから、総合診療を学べるトレーニングの期間を設けたらいいと思いますね。
いいお医者さんに出会うのは、ひとつは、お子さんの力を借りてでも、インターネットで、
まあまあ評判のよい病院を調べる。手術成績の善し悪しとかはネットでも本でも調べられます。
でも本当に腕のいい医者のところには、難しい手術が来ることがあるので、
意外に成功率が上がらないこともあるのです。「手術数」のほうが、参考になるかもしれません。
病院の規模が大きくなると手術数は増えますが、インターネットで医者を検索して受診する時代ですから、
手術数の多さは人気の高さを示す目安になると思います。2つ目は、まだ元気なうちだったら、やっぱり
「ドクターショッピング」をするのがいいと思います。病院の数が限られる地方では難しいかもしれませんが、
病院の多い都市なら自分にとっていい医者を選ぶことができます。ドクターショッピングって、
嫌われませんか自信のある医者なら気にしないと思います。私は気にしません。
0208情報発信元:七七四通信社
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2024/03/20(水) 01:09:12.46ID:Lz25QMnk
講演した患者の会の3人には共通点があり、3人ともワクチン後遺症の症状がまだ続いています。
3人共通してあるのは「ブレインフォグ」です。ブレインは「脳」フォグは「霧がかかったような状態」
のことで、3人とも少し記憶障害のような症状が残ってるんです。そのため、お話していても途中で「あれ。
私何の話をしてたんだっけ」というような状況になるんです。この講演会中も複数回ありました。
また、このうちの1人は、胸の痛みがあり、杖がないと歩けないんです。この日も杖を持って、
やってきました。足は講演中もずっと震えていて、不随意運動が今も続いていました。
この3人の体験談を真剣な表情で見ていましたが、やはり「新型コロナワクチンは薬害なのか」
これが気になったんです。「救済認定が死者で400人を超えている。副作用でも6000人近くに。
歴史的には少なくとも“薬害という分類”にされるのでは」と言っていました。
他にもいろいろと気になったことがあしました。過去の薬害、例えば「サリドマイド」や「スモン」などは、
実は海外でも日本でも被害者が出ているので、すぐ止めることもできたんですが、それを国、
厚生省はしなかった。すぐ止められなかったので、被害が拡大したという経緯があるんですよね。
「それと同じようなことは起きていませんか」と聞きました。そしたら「1回目2回目を打った時は、
副作用の多さに気づくことも難しかった。しかし、これ以上副作用で困る人を減らす意味でも、
早くストップしないと手遅れになる可能性がある」と言っていました。
では、今もワクチン接種が続いていますが「ワクチンを打つ理由はあるのか」と聞いたら
「今はコロナというのは命に関わるような病ではない。
ワクチンをすすめる理由はないのではないか」というふうに言っていました。
ワクチンもそうですが、薬というのは効果と副作用のバランスが大事なんだと。
「現時点で言えば、副作用の方が強いワクチンではないか」とも語っていました。
薬学部の大学教授でもあるんですが、医師でもあるんです。「私も医師だからわかるんですけど」
と前置きした上で「医師というのは、どうしても病を治したいという思いが非常に強い。
なので、薬剤が出ると、その薬剤の効果の方に目がいってしまう。一方で、
薬剤師というのは、副作用、副反応の方を重視する」という話をしていたんです。なので、
実際にこの講堂に来て被害者の皆さんの話を聞いた、将来薬剤師になるであろう皆さんというのは、
その副作用のことに注目して、またこの話を医師にも、そして、将来薬剤師になった時は、
薬剤師の仲間にしっかり伝えてほしいなと思いました。この中には「将来、
厚生労働省に入りたい」という若者もいたんです。この現状を聞いて「厚労省に行って、
やはり今のこの救済などの状況を変えたい」と、震えながら話してくれました。こういった講義を、
大学の現役教授が行いました。これが全国に広がっていくと、ワクチン後遺症の認知度が高まって、
より理解者が医療界でも増えてくるのではないか、そんなことを期待したいと思います。
ワクチン問題研究会を設立した大学の名誉教授は、よくこんなことを言います。
「国公立大学の大学教授がワクチンに関してネガティブなことはなかなか言えない。なぜならば、
国からお金が出ているから。そのプレッシャーがあるからできない。だから我々のような名誉教授、
つまり、大学を辞めた人間がワクチンに関して副反応とかの研究をしなきゃいけない」
と常日頃言っています。なので、この「現役の大学教授が」というところがポイントになります。
そして、薬害の講義で新型コロナワクチンを取り上げているというところも、
ポイントになってくるんです。大学の医師でもあり、薬学部教授です。「公立大学の現役の教授が、
新型コロナワクチンを薬害の講義で取り上げて大丈夫なんですか」と聞きましたら
「事実を学生に伝えることは問題ない。安全性を担保していくということは、
薬学部の使命であって、社会的にも重要だ」と、はっきりと言ってました。
薬害の講義で取り上げられた事例は、どんなものなのか。例えばこのように書かれています。
【サリドマイド薬害事件(1957〜62年)】サリドマイドは、
1950年代末から60年代初めに世界の40か国以上で販売された鎮静・催眠薬。
この薬を妊娠初期に服用すると、胎児の手・足・耳・内臓などに奇形を起こす。被害は世界で数千人〜
1万人、日本では約1000人の胎児が被害に遭ったと推定(死産も含む)されている。
日本では生存した309人の被害者が認定されている。
0209情報発信元:七七四通信社
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2024/03/21(木) 02:56:04.52ID:NBninIB2
勤務医の年収が1000万円から1500万円くらいです。一般的には、開業医になると、
この金額が3倍くらいになると言われています。しかしそれは成功した開業医のケースであって、
全員が成功するわけではありません。一部の開業医は収入的に苦しいという話を聞いたこともあります。
私の場合は、比較的成功した部類だと思います。大学病院で働いていたときと比べて、
大幅に収入が増えました。ただ、日本は累進課税制度をとっていますから、
収入の半分は税金として持っていかれます。目の前をお金が通り過ぎていくような感じです。
開業医がベンツやポルシェに乗っているのは見栄じゃないですか(笑)。
でも、お金って見栄のために使うという説を聞いたことがありますので、
案外当たっているかもしれません。私もベンツに乗っていますが、
別にそんなにいい車だとは思っていません。やはり見栄ですかね。それから、
税金をごっそり取られるので、それなら高価な車を買っちゃえという考えがあります。
通勤に使う車はベンツでもポルシェでも必要経費になりますから。医師会の勉強会などに参加すると、
駐車場は高級車の展示会のようになっています。ちなみに、高級腕時計は経費になりません。
1万円の腕時計は経費でOKなのですが、ロレックスのような100万円の時計はNGです。なぜだか、
理由はよく分かりません。現在、開業医は儲け過ぎという批判があります。
儲け過ぎかどうかは、いろいろな考え方があると思います。私も自分の収入を書いて、あいつ、
儲けていやがるなと反感を買うかもしれません。でも、違う捉え方をされるかもしれません。
医者って高収入でいい仕事だな、と。この仕事に興味を持ってくれる人もいるかもしれませんよね。
私は、医者という仕事が好きなので、多くの人の憧れの対象であってほしいと願っています。
診察のとき、医療以外のことを相談されたら嫌か逆ですね。医療だけの、
医師と患者家族の関係はつまらないです。子どもが学校に行かないとか、
リストカットするとか、そういう相談をしばしば受けます。こういう問いに対しては、
頭でっかちな知識だけでは家族の悩みに答えることができません。試されるのは医師の人間力です。
私も、いろいろな経験を積んできました。そういう人生経験の蓄積が医師には重要なのだと思います。
ふだんは風邪とかインフルエンザとか、誰でも診断・治療できる病気ばかり診ていますが、
ときに家族の大きな悩みをぶつけられることがあります。私でよければ、ぜひどうぞというのが、
私のスタンスです。誤解されるかもしれませんが、外科医って手術が好きなんです。
嫌いだったら外科医になっていません。執刀するときの気持ちは一言ではとても言い表せません。
緊張もするし、ワクワクもします。ワクワクというのは、
外科医って手術を重ねることで名医への道を一歩ずつ登っていくからです。
この手術をしっかりやりこなせれば、自分のステータスが一段上がると考えるわけです。
だけど手術は厳粛なもので、重ねて言いますが緊張を伴うものです。成し遂げたときの達成感は、
外科医でなければ分からないかもしれません。それくらい、大変クリエイティブで知的な楽しさがあります。
ある病院の中の外科医の集団には腕の差があります。キャリアの差と言ってもいいでしょう。
超ベテランの外科医が、ものすごく初歩的な手術をしても意味がありません。
その逆もしかりで、駆け出しの外科医に難しい手術はできませんし、
やらせることに意味がありません。外科医がステップアップしていけるように、
その外科医にとってややチャレンジングな手術が割り当てられることが多いです。
開業医が患者さんを大病院に紹介するときに、部長先生や教授先生宛に紹介状を書きますが、
その先生が執刀するというわけではありません。その外科チームで話し合って執刀医を決めているのです。
医療ミスは慣れとか油断でしょうね。緊張感の欠如だと思います。私は19年間、
大学病院の医局に在籍しましたが、ミスは何件かありました。訴訟には至りませんでしたが、
やはりあってはならないことです。ミスは必ず公になります。嘘を隠し通すことはできません。
大学病院などはチーム医療ですから、医師同士がある意味で相互監視をしています。
互いに医療技術を批判し合うことで、チームとして、あるいは医師としての成長があるわけです。
その過程でミスは必ず表に出ます。全員が口を噤んで闇に葬るということはありません。
ミスが起きたとき、医師は誠実さが問われます。誠実でない医師は医療の場から退場すべきです。
0210情報発信元:七七四通信社
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2024/03/24(日) 21:12:14.93ID:mCqtuasu
県感染症情報(3月4日―17日)
結核2例。
梅毒3例(40代男性3例)。
過去分として
梅毒1例。
県感染症情報(3月11日―17日)
新型コロナウイルス感染症320例。
0211情報発信元:七七四通信社
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2024/03/26(火) 00:40:03.32ID:zq963c5N
あまたの偉業を重ねながらも、いまだ齢21。そんな「口元」に目下、視線が集まっているという。
若き天才が選んだ新たな一手を、“あの人”はどう解説するだろうか。
その文言がSNS上に飛び交ったのは去る夜。特番に出演しにっこりと笑ったときだった。
〈矯正している〉画面に映った歯の表面にワイヤー器具がついており、
〈今まで気づかなかった〉〈私も矯正治療中なので親近感〉などと大騒ぎ。
〈歪んだ前歯で見た目の印象が良くなかったから好手だ〉といった肯定的な意見のほか、
〈痛みや不快感がつきものだから悪手だ〉と対局への懸念を示す書き込みも相次いだのだった。
「令和の天才」の奇手に、ネット上は今なおにぎわいをみせている。元理事(73)は、
「以前は、取り上げるのは新聞や専門誌くらいでしたね」と、苦笑いしつつ、
「実績は既に大ベテラン級ですが、まだ21歳。常に人目にさらされている存在ですから」。
歯列矯正の影響が気になるところだが、「時に歯痛などがあったら落ち着けないでしょうが、
トップはそのことさえも忘れてしまうくらいの集中力を持っているものです」実際、矯正歯科医に尋ねても、
「治療には多少の痛みや違和感は伴いますが、主治医による適切な処置があれば、
パフォーマンスに影響を与えるまでには至らないでしょう」とのことだから、
さらなる躍進に期待が膨らむのだ。そんな中、「ちょっと心配です」と言うのだ。
「しばらくは1強時代が続くだろう」との声も聞こえてくる。
なのに、なぜ不安視するのだろうか。「相も変わらずの絶好調ですが、
歯はとても大事なんです」そう断じながら、前歯を欠いた自身の現役時代を振り返る。
「長考に長考を重ねる私は無意識のうちに歯を食いしばっちゃう。それで歯を失ったの。
20年も前の話ですよ。その後、歯を入れたんだけれども、どうにも頭が働かなくなっちゃった」
この時が「人生最大の危機」だったという。「でも、入れた歯を抜いてもらったら、あらびっくり。
以前のように自分でも感動を覚える一手を指せるようになったの」その体験ゆえ、「天才」
の歯列矯正という新手を案じているとのことだ。となれば、さすがの上にも黄信号がともるのだろうか。
引退から7年がたった今も、「研究のために歯を入れない」と言い切る、「とはいえ、
あの慎重な熟慮の末に始めたわけですから、今はつつがなく治療が終わることを願っております」
0212情報発信元:七七四通信社
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2024/03/27(水) 00:27:30.95ID:jl7YXeXs
「同級生で、胃がんになった人が二人います。一人は胃を全摘出することになり、
食事をするのに大きな制限ができてしまった。一方、もう一人は3分の2切除で済み、
リハビリをして食べられるようになりました。症状や進行が違うため比較は難しいですが、
病院の実績や、医者の知見で手術の内容が決まった可能性もある。
保険診療で治療費は変わらないからどこの病院に行っても同じ、
どの医者でも似たような治療が受けられるなどと考えてはいけないのです」
医者や病院を選ぶことは、言葉通り「命にかかわる問題」だ。ではどうやって「危ない病院」
「ダメな医者」を見分けていけばいいのか。「家賃が高い一等地にあるクリニックは、
最終的に自由診療に誘導することで利益を得ているケースが珍しくありません。
『もっと効果のある治療がある』と言われ、高額な治療を受けさせられるのです。
特に皮膚科や歯科は注意したほうがいいでしょう」看板にも注目してほしい。
それほど医師がいないのに、「内科・循環器科・呼吸器科・外科・心臓血管外科」などと、
4個以上の診療科目を掲げているクリニックには要注意だ。
「日本の法律では、医者はどの科目でも診療することができます。たとえばリウマチの専門医が、
皮膚科や小児科の看板を掲げることもできてしまうのです。しかし現代医療は細分化が進み、
情報をアップデートし続けないと適切な治療ができません。大げさな言い方ではなく、
専門医から見れば『殺人レベル』の治療をする非専門医もいます」
玄関まわりにもチェックポイントがある。植栽が雑草だらけで荒れているのは、経営に余裕がなく、
手が回っていない証。実はスリッパを履かせるのも、皮膚感染を引き起こすリスクを高めるため望ましくない。
クリニックに入ったら受付を確認しよう。受付が若くて美人ばかりだと、気をつけたほうがいい。
「集客力を上げるために、容姿だけでスタッフを採用している可能性があるからです。実際、
ある医者が『顔さえ良ければ知識なんてなくていいんだよ』と豪語するのを耳にしたことがあります。
本来、事故やトラブルを防ぐには知識あるスタッフが必要なんですが」
受付横に健康食品やサプリを陳列している、というのも商売っ気が強い病院の共通点だ。
制服がなく病院スタッフの服装がバラバラというクリニックは「金欠」が疑われる。
「待合室に置かれている雑誌が古いのも、病院経営がうまくいっていない証拠です。
人件費はなかなか減らせない以上、こうしたところから経費を削減しているのです」
このように待合室にはチェックポイントが多くある。「同じ曜日、同じ時間に通っているのに看護師が違う。
小さいクリニックなのに大丈夫?」という声が聞かれた。行くたびに看護師が違うということは、
次々に人が辞めている恐れがあり危険だ。「目立つ位置に英語の証書を飾っている病院もありますが、
翻訳してみると単に『講習会に参加した』と書いてあるだけということも珍しくありません。
権威づけでやっているのかもしれませんが、
腕に自信がある医者ならそんなことはしないはずです」現地で細かいところを見なくても、
ネットで口コミを調べればいいのではないかと思う人もいるかもしれない。
しかしネットの評判を鵜呑みにするのは危険だと、専門家たちは口を揃える。
「ネットに評判を書くのは基本的に不満がある人だけです。良い対応をされた人が書き込むことは少ない。
また、悪口が目につきやすいこともあります」「サクラを雇って高評価を水増しする病院もあります」
ネット上の評判がやけに良い病院は、疑ってかかるべきだろう。手術や入院をする分、
大病院のほうはより選び方が重要になってくる。大きい病院であれば医者や看護師もたくさんいて、
充実した医療が受けられる実はこうした考え自体が勘違いだ。
「常勤医がたくさんいるように見えても、実は週に3日程度しか出勤していないケースがあります。
10時間程度の勤務を週3回、計32時間働けば、その病院の常勤医扱いになるのです。
たとえば肺炎で入院していて呼吸器内科の常勤医がいると思っていたのに、
実際は週3日しか病院にいないこともあります。何か異変があった時に、
自分の病状を知る医者がいないという事態が大病院では起きうるのです」
「常勤の専門医」が病院にいない日が多いのは非常に危険だ。次回の予約をする際に
「○○先生は来週、どれくらい出勤されますか」などと尋ねてみて、専門医が本当の意味で
「常勤」なのかを確かめておきたい。転勤がある公立病院や大学病院に多いケースとして、
診察・執刀・術後で担当医師がコロコロ変わるのも患者にとっては不安材料だ。
0213情報発信元:七七四通信社
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2024/03/28(木) 05:24:57.37ID:x0L3WXEG
今月、松山市内の高齢者介護施設で95歳の女性の腕を骨折させたとして、
警察は、看護師の男を逮捕しました逮捕されたのは、
松山市美沢1丁目の看護師(30)です。警察によりますと容疑者は、
午後7時ごろ松山市内のサービス付き高齢者向け住宅に入居していた95歳の女性の左腕をひねるなどして骨折させた疑いがもたれています。
女性は全治3か月から4か月の大ケガということです。
警察ではこの女性の家族から相談を受け捜査をしていましたが、
聞き取りや防犯カメラの映像などから容疑者を割り出し、逮捕しました。
警察の調べに対し、容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということで、
警察は引き続き動機や余罪などについて調べるとしています
愛媛県松山市内のサービス付き高齢者住宅に入居する高齢女性の腕を骨折させたとして、
看護師の男が傷害の疑いで逮捕されました。警察によりますと、逮捕されたのは松山市美沢の看護師
(30)で、夜7時頃、サ高住に入居する女性(95)の左腕をひねるなどして、
上腕骨折など全治3〜4か月の重傷を負わせた疑いです。犯行の2日後、
女性の異変に気付いた家族からの通報により事件が発覚したもので、
調べに対し容疑者は容疑を認めているということです。容疑者は、
別の医療機関で看護師をしながら事件現場となったサ高住で入居者の介護を担当していたということで、
警察は動機や余罪を捜査しています。
愛媛県松山市のサービス付き高齢者介護施設で入居している90代の女性の腕をひねり、
骨を折る大ケガをさせた疑いで看護師の男が逮捕されました。
女性の体には内出血のケガなどがあり、警察が動機や余罪を調べています。
傷害の疑いで逮捕されたのは松山市美沢に住む看護師(30)です。警察の調べによりますと、
容疑者は勤務先の松山市内のサービス付き高齢者介護施設で午後7時頃までの約15分の間に、
入居している女性(95)の腕をひねるなどして骨を折り、
全治3〜4カ月の大ケガをさせた疑いがもたれています。
この大ケガは女性の体にあざがあることに家族が気づき、女性を病院に連れて行って判明。
警察が被害届を受け捜査していました。容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。
女性の体にはこのほかにも内出血のケガなどがあり、警察が動機や余罪などを調べています。
0214情報発信元:七七四通信社
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2024/03/29(金) 02:40:59.52ID:KKXmhSf+
血圧や血糖値などは基準値よりかなり高く、医学的には“病気のデパート”です。
でも、食事制限はしていません。高齢者医療に携わる中で、好きなものを食べて幸福感を味わう方が、
いろいろ制限するより心も体も老化させず元気でいられることを学びましたから。
たとえば、血圧は170oHgくらいです。一時は降圧剤を服用して140まで下げたことがありますが、
そうすると頭がふらふらして力がわきません。仕事や生活に支障をきたします。
ただ、1年くらい前に喘鳴といって、のどがゼーゼーして息が切れたので、
知人の病院で検査をしてもらうと、心不全と診断されました。それで利尿剤を服用するようになりました。
そのおかげで息切れはなく、元気を取り戻しています。血糖値は300r/デシリットルくらいですが、
660を超えたときはさすがにマズイと思いました。正常値は70〜110ですから最重症レベル。
それでもインスリン注射が嫌であれこれと薬を頼ったものの、思うように血糖値は下がりませんでした。
そんなとき、血糖値を下げるには下肢の筋肉をつけることが効果的という書籍を見つけ、早速、
スクワットを取り入れたところ、これがよかった。その一環で実践している「3点セット」を紹介します。
朝、起きて原稿を書くときは、お腹に腹筋を刺激するパッドを巻いて、20分腹筋を刺激します。
それから体幹を鍛える振動マシンに乗って10分ほどインナーマッスルをトレーニング。
仕上げにスクワットを10回です。この「3点セット」を行ってから、
血糖値は300を切るくらいで安定しています。1日に全体として30分ほどの散歩も日課です。
ランチや買い物に行くときなどに太陽をたっぷりと浴びながらウオーキングしています。そうすれば、
何度も触れた幸せ物質のセロトニン分泌を促すことにもなり、うつ対策になりますから、一石二鳥です。
朝食のヨーグルトにはスパイスを加えるのです。ターメリックとコリアンダー、シナモンをミックスしたもので、
これらはいずれも抗酸化作用に優れ、動脈硬化予防や血管をしなやかにすることなどが期待できます。
「長期投与試験における副作用発現率は約60%。
主なものは、お尻からの油の漏れ、脂肪便、便失禁などです。そっとおならをするだけのつもりが、
油状の便がじゅわっと一緒に漏れてしまうこともある。本来は必要のない人が使用することで、
健康被害が出る可能性もあります」用法・用量は食事中または食後に1日3回とされているため、
まずは1日目、朝食後に1カプセルを服用した。腹痛や急激な便意にドキドキしていたが、
しばらく経ってもどちらも予兆はなく、心配していた“油漏れ”の気配もない。昼食後、
夕食後にもそれぞれ服用したが便がややゆるい感じがするだけで、目に見える効果はほとんどなかった。
2日目も朝昼に変化はなかったが、夕食に中華のフルコースを食べてから服用したところ、
就寝前のトイレで便にベッタリとした油が。
便器内にも豚骨ラーメンの汁のようなベタッとした塊が浮いているのを見て
「これが吸収されなかった油か!」と衝撃。「寝ている間に油が漏れてベッドが悲惨なことになる」
というネットで見かけた副作用を恐れ、生理用ナプキンを使用して就寝。
朝までまったく便意を感じなかったにもかかわらず、朝起きるとナプキンには油染みのような汚れがつき、
ナプキンをしていなかったらいったいどうなっていたのかと震える思いで、朝食後にまた服薬。
その日は、在宅で外食などもしなかったせいか、油のような便も次第におさまった。
しかし、油漏れは自分ではまったくコントロールすることができないため、
しばらくはナプキンが手放せない状態に。副作用に見合う結果が果たして本当にあるのか疑問のまま、
一箱(18カプセル入り)を使い切って終了した。「気づいたときには便が漏れていた」
「おならのつもりが便が出てしまい洋服を汚した」「朝起きるとパジャマや布団が油まみれになった」
という実体験を語る人も多い一方、使用を続けることで「メタボが解消された」
「お腹まわりが次第に細く、薄くなっていき、顔も一回り小さくなった」
「周囲から『やせた?』と驚かれることが増えた」など効果についての感想も聞こえている。
「臨床試験では52週にわたって使用することで内臓脂肪が2割減少したと報告されていますが、
女性は内臓脂肪よりも皮下脂肪が多く、2割脂肪が減ったからといって体重が2割減るわけではない。
また、食欲抑制効果はありません。むしろ生活習慣改善と併せて、
糖尿病や高血圧発症などの確率を下げるという健康増進効果の期待の方が大きい薬です」
0215情報発信元:七七四通信社
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2024/03/30(土) 03:29:21.73ID:A27Gnj8s
「ワクチンを打ったことで突如、全く違う体になってしまって、間違いなくワクチンによる影響だと思った」
この34歳の男性は、2年半前に2回目のコロナワクチンを打った後、体に異変が。「(ワクチンを打って)
3日目にめまいというか ふらつきがあって、次の朝にあらゆる症状、例えば息切れ、体の痛みやしびれ、
光過敏や音過敏、動悸もありました」「診断結果は慢性疲労症候群」慢性疲労症候群は、
強い倦怠感や筋肉痛、集中力の低下など、さまざまな症状が長期間続く、原因不明の疾患。
「病院では、先生方は『ワクチン後遺症の可能性がある』と」去年5月、国に救済を申請しましたが、
認定結果はいまだに出ていません。かかった医療費は100万円を超えました。
仕事には復帰しましたが出社は出来ず、テレワークで何とか働いています。
「あの頃、コロナという前代未聞のパンデミック(世界的大流行)が起きて、
ワクチンを推し進めていたのは百歩譲っても、ワクチンを打って後遺症になっている人がいるのに、
結果に対して政府が何もしてくれないのは、なんだか違うなと思っている」一方こちらは、43歳の男性。
「痛いが、立っているくらいなら大丈夫」「どこが痛い?」「背中全体。腰から上、首くらいまで」
「布団の上でほぼ寝たきりです。動くと(腰や背中が)痛いので」2回目のワクチンを打って3週間後、
突然激しい痛みで起き上がれなくなり、それから2年半、病院に行く以外、
1日のほとんどを布団の上で過ごしています。医師の診断は「脊椎関節炎」。
免疫の異常で脊椎や関節が炎症を起こす、自己免疫疾患です。
「最初は貯金と失業保険で補っていたが、足りなくなってきて生活保護を頼みました」
トラック運転手の仕事も出来なくなり、収入はゼロに。
「2年7か月ずっと痛みがあるというのは相当つらい。
まずはワクチンとの因果関係をはっきりさせてもらいたい」
「何回目の接種でおかしいと思った」「3回目まで打っているが、症状が出たのは2回目のあと。
ワクチンのせいだと疑っていなかったので」「まずはワクチンとの因果関係・証明が1番。
もし証明ができたのなら生活支援を何か考えてほしいと思う」救済申請が1万人を超え、
死亡も含め認定が6500人を超えている中、ワクチン接種後の症状がなぜ起こるのか、
どう治療するのか、国を挙げた徹底究明が求められます。
0217情報発信元:七七四通信社
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2024/04/03(水) 04:36:03.27ID:KdvsBg64
周りから人が離れていくのではなく、自分から人との繋がりを断ったという。
すべては、ギャンブルのために。そんな借金をしながらギャンブルをするときの心境はどうだったのか。
「借金をしていてもギャンブルはやはり楽しかった。
でも借金が100万円を超えたタイミングで楽しさが消えた」と話す。
すごく勝ったとしても1日20万円が限界。ボーナス(賞与)を全部返済に充てても返しきれない。
取り返しのつかないところまで来てしまっているのではないか。恐怖心が芽生えた。
その時にギャンブルを辞めることができればよかったが、タイミングが悪かった。
職場ではハラスメントを受け、プライベートでは人間関係に悩み、
ストレスを解消するためにギャンブルを続けた。そして金が底を尽きて生活が立ち行かなくなり、
自殺をはかった。自殺を試みたが幸い大事には至らなかった。このことをきっかけに、
ギャンブルによって借金を抱えていることを家族に打ち明けた。話し合いの結果、
金の管理を家族に任せるようになり、ギャンブルから抜け出せるかと思った。しかし、うまくはいかなかった。
借入口座を変更するなどして、こっそりと借金を繰り返し、ギャンブルを続けたのだった。
このことが家族に発覚し、家族から距離を取られた時期もあったという。
その後も借金は膨らみ、何とか返済しなければいけないと考えた。そこで、
より多くの金額を得る可能性がある競馬やボートレースもやるようになった。
「内心はギャンブルを辞めたいと思っていた。ギャンブルを知らない自分と入れ替わりたかった」
当時、ギャンブルをする前と後では2つの人格があったという。ギャンブルをする前は、
色々と調べて勝率を上げようと努力を重ね「今日こそは勝てるぞ」と前向きな気持ち。
しかし、ギャンブルで負けた後は、失意のどん底で、「どうして辞められないのか」と自己嫌悪に陥り、
自殺が頭をよぎるほど絶望的な気持ちになるという。ただ、「次こそはギャンブルをやめよう」と思っても、
寝て翌朝になると、なぜかまたギャンブルをやりたい気持ちになっていた。
朝起きて、レースを確認して、ギャンブルをする。休みの日には、
パチンコ店に行きパチンコを打ちながらスマホで競馬のレースをチェックするような生活だった。
ついに金銭的にどうにも生活が続けられない状況になった。再び頭に自殺がよぎった。
ただ、その時に偶然にも家の近くにギャンブル依存症の治療を行っている病院があることを知った。
「どうせ死ぬなら、ギャンブルを辞めるための方法を全部試してから死のう」病院で治療を受ける決心をした。
「怒られるかもしれないってビビりながら診察室に入った」という。
しかし、そこで診察を受け自分がギャンブル依存症という“病気”であることを認識した。
「自分の気合や根性ではどうしようもなく、脳の構造が変わっているんだと分かると、
自分自身を俯瞰してみることができた」という。それから、自分のギャンブルに対する認識や、
どういうときにギャンブルをしたくなるかなどを整理する認知行動療法を受け、
同じようにギャンブル依存症を治療している人たちと意見交換をし、
思いを共有する自助グループにも参加した。自助グループでの治療の効果を強く実感した。
「自分が犯した過ちを『めっちゃ分かる』って聞いてくれて、受け入れてもらえたような気がしました」
そして、周囲にギャンブル依存症であることをカミングアウトした。批判されないかと不安だった。
しかし、誰も批判する人はいなかった。中には「大変だったね」と声を掛けてくれる人もいたという。
「自分はギャンブル依存症だって言っても大丈夫なんだって思うことができてホッとした」と話す。
順調に治療が進んでいくように思えたが、ギャンブルの誘惑は襲い続けた。
ギャンブルをしたいという誘惑にかられた時は、免許証と鍵と携帯電話だけを持って家を出て、
ひたすら高速道路を車で走った。「高速道路にはパチンコ店はないので。“逃げないと殺される”
と本気で思って運転していました」と当時を振り返る。そしてパチンコ店が閉店する時間になると家に帰った。
このような葛藤を繰り返す苦しい日々が続いた。それでも、ギャンブルをすることのない生活を続けることができるようになり、2021年に借金をすべて返済することがきた。
ただ、岸さんはギャンブル依存症とは一生付き合っていかなければいけないと話す。
「ギャンブル依存症に終わりはないと思っている。“病気と闘う”ではなく“病気と向き合っていく”
という気持ちで、一生かけてギャンブル依存症と向き合い続けていきます」
0218情報発信元:七七四通信社
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2024/04/06(土) 05:49:59.10ID:CnB06r63
《ゴム無し中出しについて》という衝撃的なタイトルのスレッドを読んでいく。
《私はピル飲んで生中出しです。お互い(不倫相手が)1人だけならいいのでは。自己責任なので。
批判したければどうぞ(38歳)》《私も彼もレスでお互いとしかしないのでゴム無し中出しです。
私はピル飲んでますが毎回中に出していい?って聞いてくれます笑。
こんなこと書くと怒られちゃうかな(32歳)》
「同世代で子供もまだ小さいであろう女性が不倫で肉体関係を持っているだけでもリスクが高いのに、
さらに避妊もしないことには驚きを隠せませんでした。ピルを飲んでいるから妊娠しない、
と言いたいのでしょうけど、万が一性病にかかったら家族に何と説明するつもりなのか」と呆れる。
今までサイトで知り合った男性たちと生でしてきたという40代女性は実際に感染してしまったようだ。
《今までサイトで知り合った方々と生でしてきました。
妊娠はないなと思ってたので大丈夫かなと。そしたらクラミジアに人生で初めて感染しました。
薬を複数試してようやく完治しました。自分のことは自分で守るしかないんだなって、
なんだか惨めだなってこの年で恥ずかしながら痛感しました。是非皆さん、
自己責任で楽しみましょう★(46歳)》毎月検査をしているという女性も、やはり生中出し派だ。
《私はミレーナ(子宮内避妊システム。子宮内に装着することで避妊の効果を得る避妊具)
中出しです。毎月検査をしています。性病の話をするなら、キスでもオーラルでも移ります。
コンドームを付けていれば可能性は減らせるかと思いますが、キスでも口内炎や歯槽膿漏は移りますよ
(42歳)》「一度感染して《もう不倫なんて止めようと思いました》ならわかりますよ。
《自己責任で楽しみましょう》とまだ続ける気満々なのが信じられません。
それに毎月検査をするのは結構ですけど、既婚者であるという立場はどこに置いてきたのでしょうか」
さらに驚くのがある50代女性。この年齢になると妊娠の可能性は限りなく低いとはいえ
《私も生で中出しです》と胸を張る。《閉経していてもう妊娠もしないし、
パートナーも同世代で他に相手はいないはずです。彼も抱き合ったまま果てたいと言います。
私も彼と繋がった気持ちがうれしくて。理由はただそれだけです。
彼と全てが繋がっていることが快感なんです。だから彼と話をしたうえで避妊はしていません(54歳)》
閉経しているから中出し。この女性はパートナーには他に相手がいないと信じているようだが、
果たしてその通りなのだろうか。中には《中出しさせるって男性に粗末に扱われているってことですよ。
自分の価値を下げていると思います》とまともな?書き込みをする女性もいた。しかし、
それに対して強気な発言で切り返す女性も。《3年目のお付き合いの彼とは毎回ゴム無し中出しです。
お互い気持ちがいいことと、年齢的にも妊娠の可能性がほぼないだろうという安易な理由からです。
お互い年1回検査をしていますし陰性をキープ。中出しさせることで価値が下がるとは思っていません。
そもそも不倫する女なんて最初から大して価値なんかないですよ(51歳)》
共通しているのは「相手の男性は自分としかしない」と信じている点だ。
不倫をするような男性が1人だけと遊んでいるとは思えないし、
金銭に余裕がある場合は風俗やパパ活を並行してやっている可能性は大いにある。
その場合若い女性へ性病が移り、また別の男性へと蔓延してしまうのではないか。
掲示板の書き込みを黙ってみて、さすがに一言いいたくなってしまったことがあったそうだ。
「あるとき、つい我慢できなくなって《こんな書き込み自体迷惑です。
妊娠しないから中出ししてもいいんだって思う人が増えてしまう。性病が蔓延したらどうするんですか。
無責任に間違った知識を広めないでほしい》とスレッドに書き込んでみたんです。すると
《そもそも不倫すること自体リスクなわけ。こっちは病気になることも覚悟のうえで婚外恋愛やってるの。
ビビってるんだったらこんなことやめたらいいじゃん》と逆ギレされてしまいました。
こんな女性は男性にとって超都合のいい女ですよ。
私もセカンドパートナーなんていう聞こえのいい言葉に騙されてアプリをやってみたけど、
肉体関係は絶対結ばないでおこうと思いました。性病なんかになったらシャレにならないので」
性病=若者の性の乱れ、という考え方は今や古いのかもしれない。妻は既婚者アプリで、娘はパパ活で、
夫はその両方で性病に罹患し同じ治療薬を飲んでいる、なんていう地獄絵図の家庭が世に増えないことを祈るばかりである。
0219情報発信元:七七四通信社
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2024/04/07(日) 04:59:52.68ID:mWpogw/V
医療機関で処方できる1処方当たりの枚数は、22年度診療報酬改定で上限63枚に制限されましたが、
それでも少ない量とはいえません。手軽な薬だからこそ、しっかりリスクを把握したうえで、
適切な用法と用量を守る必要があるのです。近年、大きな問題とされているのが薬の「多剤処方」と
「長期処方」です。高齢化が進んで慢性疾患を抱える患者さんが増加したことで、
複数の薬を大量に処方される患者さんが増えています。厚生労働省の調査でも、
65〜74歳の15%、75歳以上では26%が7つ以上の薬を処方されていることがわかっています。
さらに、本来であれば担当医の診断の下、1か月に1回ペースで処方されていたような薬を、
いっぺんに3か月分もらうといったケースも増えました。
コロナ禍で受診を控える人が多くなったこともその傾向に拍車をかけたのでしょう。
そうした多剤処方と長期処方が増えれば、
それだけ薬の副作用による健康被害が生じるリスクがアップします。
また無駄な薬が処方されるケースがあれば、当然医療費もかさみます。
そうした懸念から、今の保険診療では、医療機関が1度に7つ以上の内服薬を処方した場合、
“ペナルティー”として処方料が減算されるようになりました。
しかし、それでもおかまいなしにたくさんの薬を処方する医師はいますし、
いくつも薬を処方してもらいたがる患者さんは少なくありません。服用している薬の種類が多くなれば、
副作用が表れるリスクは上がります。6種類以上の薬を飲んでいる人は副作用の発現率が10%を超え、
有害事象が起こりやすくなるという報告もあります。
薬の飲み合わせや作用の重複による効きすぎで健康を損なう可能性も高くなります。
そのうえ、それが長期処方となれば、さらにリスクはアップすると考えられます。
現在、長期処方が許されている薬は、長期の使用でも安全性が認められている薬に限られます。
しかし、そのなかでも比較的新しい薬や、患者さんがそれまであまり使った経験がないような薬が、
いきなり2〜3か月分処方された場合、その患者さん固有の副作用が生じる危険があるのです。
そうした副作用が出たとき、患者さんが自分で薬を中止する判断ができればよいのですが、
多剤処方でたくさんの薬を使っていると、どれが原因になっているのかは、そうそうわかりません。
このような薬による有害事象が起こらないようにするため、本来、新規の病態に対する薬の処方は、
まず2週間分を出し、それが終了した時点で一度検査を行って問題がなければ次は1か月分を処方、
それを3か月間ほど続けて効果が出ているかどうか、問題がないかどうかを確認してから、2か月分、
3か月分の長期処方に延ばしていくのが正しい手順です。しかし、多忙な医療機関などでは、
そうした手続きを踏まずにいきなりドンと長期で処方されるケースも少なくありません。
ですから、もしもそうした適切ではない長期処方があった場合、
患者さんの側から拒否してもらいたいと思っています。
「まずは2週間後に検査してください」「また2か月後に来るので診てください」といったように、
医療者側に“正しい処方の手順”を提案してほしいのです。
薬の副作用はさまざまな事象から判断できますが、いちばんシンプルによくわかるのは血液検査です。
薬が適量かどうかは、血液中の濃度を測定して知ることができます。
高濃度だと有害な副作用を示す抗不整脈薬や抗がん剤の一部などは、
血中濃度測定が保険適用になっていて必須です。
また、薬によって肝機能や腎機能といったさまざまなバイオマーカー(生理学的指標)の数字も変化します。
薬物治療では、それらを定期的に見てもらいながら続けていくことが大切です。
定期的な検査や診察を受け、薬の効果、病状の変化、副作用の状態をチェックし、
それに応じて薬の種類や数を変更するなどの調整を行うのです。
飲む必要がなくなった薬を減らす場合もあります。今の薬は昔と比べるとよく効くようになっていますが、
その分、副作用も強い傾向があるので、なおさら適切な管理が必要といえるでしょう。
薬物治療における最大のトラブルは「薬害」です。薬害が起こった際、
薬を処方する医療者側の問題が大きいのはたしかですが、仮にトラブルが起こっても、
医療者側に100%責任があるとは認められないケースがほとんどです。
それをしっかり理解しておくべきです。一般的に多剤処方する医師は、新しい薬をそのまま追加しがちですが、
本当はそれまで使っていた薬を削ったうえで変更するべきなのです。
患者さん側も安易に自分の希望で薬を処方してもらうことは避けましょう。
0220情報発信元:七七四通信社
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2024/04/08(月) 00:44:33.75ID:7sXiGFJs
上場大企業、上場企業のグループ会社。障害者の法定雇用率が上がり、企業の社会的責任(CSR)
を重視する風潮が高まった結果、働き口は以前よりも見つけやすくなっていた。
ただ、どの会社でも待遇はパートか契約社員だった。最初に入ったガス会社の月給はおよそ15万円、
手取りで約12万8000円。低賃金以上につらかったのは、満足に仕事を与えられないことだった。
入社初日に上司から言われたのは「あなたは勤務時間中、
ここに座っているだけでいい」。コールセンターのオペレーターとして採用されたものの、
最初から法定枠を埋めるための数合わせでしかなかったのだ。「ちゃんと働きたい」と訴えると、
ようやく業務が割り振られた。ただ、障害への無理解も感じた。例えば、
大量の書類を運ぶように指示されても持てない。「できない」と言うと、「業務をより好みしている」
と受け止められてしまう。心理的に落ち込み、約3カ月で退職した。かつての経験を生かそうと、
営業職の求人を探した。だが、障害者枠では見つからない。一般枠での応募も考えたが、
それで採用されると、障害への合理的配慮を受けられなくなる懸念があった。
低気圧の日に体調を崩しがちで、通院が必要になる。急な欠勤を認めてくれる職場でなければ、
働くのは難しい。結局、事務職で貿易やコンサルなどの会社を転々とした。
この間の年間最高収入は約260万円にとどまる。「戦力になれる自信はあったのに、
社会は中途障害者に冷たいなと感じた」と振り返る。1カ所だけ、やりがいを感じられる職場もあった。
契約社員として3年間在籍した種苗メーカーだ。造園を担当する部署に配属された。
当時の上司は、「入ってきたばかりの時は正直、どう接したらいいのかわからなかった」
と打ち明ける。トラブルを避けるため、最初の半年間は当たり障りのない、
簡単な軽作業ばかりを頼んでいた。フラストレーションをためていたのだろう。怒りっぽくなり、
計20人ほどの部署内で腫れ物のように扱われていた。転機となったのは、2人で酒を飲みに行った際、
「障害者でも働ける。自分の価値を認めてほしい」と直談判したことだった。
「それなら会社に『欲しい』と思われる人材にならなきゃいけない」と返答。
腹を割って話し合い、半生や悔しさを知った。部署内では各々が自分の抱える案件を管理し、
どの施工がどこまで進んでいるのかを俯瞰する手段がなかった。改善案を求めると、
エクセルで工程を管理する表を作成。そのうち、部内の全員が情報を上げ、
進捗状況を一元化するようになった。さらに独学でPCスキルを学び、行政機関の報酬基準などを基に、
造園工事の見積もり額を自動で算定するシステムを構築。いつしか部署にとって、
なくてはならない戦力となっていた。「精神的にも安定したのか、とっつきにくさが減った。
同僚からの信頼も徐々に得ていた」。障害のため、パソコンの操作に健常者より時間を要した。
「仕事が遅い」と不満を募らせる社員も当初はいたが、コミュニケーションが深まるにつれて、
文句を言う人はいなくなった。特性の1つだと周囲が理解したのだ。「今も仲間だと思っている。
相手の状況を知り、立場に沿って対応を考える大切さを学んだ。健常者だろうと障害者だろうと、
その重要性は変わらない。部下と接するうえで、共に働いた経験はずっと役立っている」。
会社側も評価し、雇用契約の無期転換を提示。だが、
分社化に伴う事業再編で決まりかけていた昇給が白紙となり、条件面で折り合わずに退社した。
それでも「障害者になった後、初めて自分を認めてくれた」と深く感謝している。
大学通信教育課程に入学。亡くなった母親が「いつか大学に再チャレンジするために」
と残してくれた遺産を学費に充てた。終業後や休日に受講を進め、少しずつ単位を取得。
福祉工学のゼミでは障害者の労働環境の改善方法を調べた。
当時の職場で雇い止めされてからは学業に専念し、
「リモートワークや支援機器が運動機能障害者の働き方をどう変化させるか」
というテーマの卒論を提出、今年3月に卒業した。現在は月に4〜5件ほど採用面接を受けているが、
まだ就職先は見つかっていない。これまでの経験や大学で得た知識を基に、
企業と障害者を仲立ちするような事業を始められないか構想中という。
障害当事者の目線から働きやすい職場環境を説く講演活動にも取り組みたい考えだ。
「私は自分が障害者になるなんて、夢にも思っていなかった。つまり、誰の身にも起こりうるということ。
障害を持つ労働者がいい意味で特別扱いされず、『やればできる』という可能性を広く認められる社会にしていきたい」
0221情報発信元:七七四通信社
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2024/04/09(火) 04:05:40.24ID:ljFl+FRB
障害者を雇用すると、企業にはどのようなメリットがありますか。統計学の手法で分析したところ、
業績に好影響をもたらすとわかった。どれぐらい良くなるかは業界ごとに違うので一概には言えないが、
数字が伸びるのは間違いない。ただ、単に雇用しているだけでは駄目。
健常者の社員が障害を持つ社員と深く接していることが条件となる。
難しい話ではなく、日常的な作業や打ち合わせを一緒になって取り組んでいけば十分だ。
中小企業のほうが目に見えて成果を上げやすい。人数が少ない分、
1人あたりの障害者との接触が密になるからだ。経営の体力が少ないため、
賃金を払うからには障害者も戦力にならないと困ってしまう。
会社全体で支えようという機運が高まりやすい。なぜ健常者の社員が障害者と接触すると、
全体の業績が上がるのですか。健常者の生産性が上がるからだ。
例えば、知的障害の人に指示書を渡しても、複雑な内容は理解できない。簡潔に教えたり、
書き直したりする必要が生じる。作業工程もわかりやすいように組み直す。すると、誰に対しても優しく、
働きやすい環境が完成する。健常者のミスも減り、業務が効率化していく。さらに人間関係も良くなる。
職場に障害者が入ると、元からいた社員は「自分は健常者だ」と意識するようになる。
つまり、共通性が生まれる。次に倫理観が高まる。何かサポートできないか、と各々が考えるからだ。
障害者の中には、複数の指示を受けるとパニックに陥る人もいる。健常者同士で相談し、
誰が何を伝えるべきか、内容を整理するようになる。協力体制が構築され、
自然とコミュニケーションが活性化する。結果的に相互理解が深まり、
健常者の間でも配慮し合うようになる。1人1人の心理的安全性が高まり、
業務パフォーマンスの改善につながるのだ。こうした効果は統計的な裏付けも取れている。
障害者雇用を「社会貢献、慈善事業」と割り切る企業も少なくありません。
特に大企業でその傾向が顕著だ。社員数が多く、障害者との関係性に濃淡が生じるため、
利点を感じにくいからだろう。そもそも大企業は、健常者の中でも優秀な人を採用しており、障害者を
「足手まとい」と考えがちだ。組織に溶け込ませるノウハウもない。たいていの場合、特例子会社
(親会社の雇用率に加算する目的で障害者雇用に特化した子会社)を活用し、義務さえ果たせばいいや、
となってしまう。こうした現状は、すごくもったいないと感じる。大きなコストを掛けているにもかかわらず、
経営戦略を立てられていない。注意すべきは、「優秀な健常者は多様性を潰す」という事実だ。
周囲に違和感を覚えてもうまく自分を合わせる。苦手なことでも「やれ」と上司に命じられれば、
何とかこなす。あるいは、期待を察して嫌な仕事にも自分から取り組む。
いつの間にか、似たような思考や能力の人ばかりの集団ができる。昔はそれでもよかったが、
今の時代は通用しない。海外の企業に勝てず、日本経済の成長は止まっている。障害者はできること、
できないことが明確で、周りに合わせられない。職場にダイバーシティー(多様性)を持ち込み、
他者を尊重しようという雰囲気を醸成してくれる。すると、異なる考えを持つ人間が組織内に増え、
自由にアイデアを発言できるようになる。議論を深めていくと、イノベーションが生まれる。
最近は子育て中の女性が働けるとか、男性の育休取得率が高いとかで、
ダイバーシティーを語る企業が多い。だが、そんなことは当たり前の話で、誇るものではない。
障害者雇用こそが、成長の土壌を作り出すカギだ。障害者に職場で活躍してもらうためには、
具体的にどうしたらいいのでしょうか。まず必要なのは、経営的な戦略だ。現場任せでは失敗する。
多くの健常者は障害者と密に接した経験がない。共に働けと言われても、最初は不安や不満も生じる。
それでも、上層部が決めた方針ならやってみようと思える。成功した企業を見ると、
社長が率先して障害者を気に掛けるケースが多い。部下たちはその姿を見て安心するのだろう。
ただ、規模が大きい会社では難しいので、障害者と健常者を仲立ちする、
クッションのような役割の社員を現場に置くとうまくいきやすい。
そして、最も重要なのは障害特性の把握だ。身体障害者は外見で状態をつかみやすい。
一方、知的や精神の障害は症状がさまざま。先入観を持たず、
その人に向いている業務とマッチングさせれば、やりがいを持って働ける。
健常者以上の能力を発揮する人もいて、お互いに仲間だと認め合えるようになる。
福祉に詳しくない一般社員は、知的や精神の障害特性をどう把握するのですか。
0222情報発信元:七七四通信社
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2024/04/14(日) 02:26:34.01ID:hq+Lx0XT
県感染症情報(3月18日―4月7日)
結核11例。
梅毒8例(20代男性、40代男性2例、20代女性4例、30代女性)。
過去分として
梅毒1例。
県感染症情報(3月25日―31日)
新型コロナウイルス感染症227例。
県感染症情報(4月1日―7日)
新型コロナウイルス感染症179例。
0223情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/04/15(月) 00:53:00.42ID:Uj4KmJ7O
当直の小児科医等に一報することもないまま、
独断で長男の両親と隔絶してレントゲン検査が終わるまで研修医だけで対応を行ったことになる
不自然の感は否めない」とした。さらに研修医ふたりの証言は、
「カルテにもその(腫れの)記載がなく、看護師によるトリアージ結果とも整合しない」とした。
「長男の右腕に明らかな腫れはなかったにもかかわらず、骨折を疑っていたことを強調するために、
腫れの有無や程度について誇張するために事実と異なる証言をしている可能性が否定できない」
また、診察にあたり研修医が両親に問診を行ったかどうかについても考察された。
「(両親に問診したとする研修医2人の証言は)細部に相当の食い違いがある。
看護師も曖昧な証言をしており、証言の信用性に疑問を生じさせる。
問診等が行われないまま長男を両親から隔絶して診察が行われた可能性が否定できない。
研修医らが、事実と異なる証言をしているとすれば、
隔絶して診察を行った際に医療事故を含め何らかの不都合な出来事が生じたのを
隠そうとしているためではないかという疑念も完全には否定しきれない」
0225情報発信元:七七四通信社
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2024/04/17(水) 01:59:31.35ID:bpzXniiK
肘内障の疑いがあると判断してその整復作業(正常な位置に戻すこと)を試みたが、実際にはそれまでのいずれかの段階で自然に整復していたため(正常な位置に戻っていたため)
0226情報発信元:七七四通信社
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2024/04/18(木) 01:53:22.51ID:v+0QYbVV
整復感が得られず、整複感を得ようとして過度な整復作業を行ってしまったため、骨折を生じさせたという可能性も完全には否定できない」
0228情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/04/24(水) 00:47:27.91ID:r0jlv5Lq
「経験の浅い研修医らが長男の右腕に明らかな腫れ等がなかったこともあって、
肘内障の疑いがあると判断してその整復作業(正常な位置に戻すこと)を試みたが、
実際にはそれまでのいずれかの段階で自然に整復していたため(正常な位置に戻っていたため)
整復感が得られず、整複感を得ようとして過度な整復作業を行ってしまったため、
骨折を生じさせたという可能性も完全には否定できない」
検察側は上告を断念し、無罪判決が確定した。「検察官は起訴した時点で、
どんな方法で暴行を加えたのかをはっきり説明していませんでした。
1審判決でもはっきりさせることはできませんでした。結局はっきりできないまま、
検察官は控訴までしました。最終的に高裁で検察官が主張した最も可能性が高い暴行の内容は、
私が息子の腕を足で踏んづけて丸太のように転がした、というものでした。
意味が分かりませんでした。本気でそんな主張をしているのかと腹が立ちました。
私たち家族の失われた時間は戻らないということを忘れないでほしいです」
0229社説+で新規スレ立て人募集中
垢版 |
2024/04/29(月) 05:46:36.99ID:/a3bB4yl
県感染症情報(4月8日―21日)
結核1例。
後天性免疫不全症候群2例(無症状病原体保有者=40代男性、AIDS=40代男性)。
梅毒4例(40代男性2例、50代女性、80代女性)。
県感染症情報(4月15日―21日)
新型コロナウイルス感染症128例。
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