中野の思想史新論は途中で止めたな
面白かったけど、他に読みたい本が出てきてそっちを読んでる
ちなみに、「通産省と日本の奇跡」という本だけど

中野の本はプラグマティズムを重視してる感じだし
「経済と国民 フリードリヒ リストに学ぶ」を読めば、なんとなく言いたいことは分かると思う。
それが日本の場合だと水戸学の流れであったり、明治期の尊王の考えとも結びついて
ただそこのレトリックは確かに面白いし、系譜・歴史を辿っていくってのはいいね

面白いことに、「通産省と日本の奇跡」もドイツ歴史学派、新重商主義であると学派を明示してる。
ただし、日本と米国では違うと書いてるが
ドイツ歴史学派は米国から学んでるからな…
「アメリカ政策入門」で、日本の紹介があったけど、これはアメリカン・システムの流れだとして
当時の通産官僚を評価してるくらいだし。