>>588
単に目先の勝ちのために外国人を入れたい人達は、深く考えてないだけだと思うが、
スポーツの代表が、否応なくナショナル・アイデンティティの一形態を示すことに注目し、
まずスポーツ界への積極的な外国人の受け入れによって、一般社会にもその浸透を図るというのは、
計画性の有無に関わらず、明らかに見られる作用であって、現実に起こりつつある

ただ、ここで問われるのは、「なぜ移民に反対するのか?」という本質論
「賃金の抑制」を警戒してのためか?
「日本人の血統」という目に見えない価値観を守るためか?

もし前者のみであるならば、文字通りの「高度人材(高給取り)」であるスポーツ選手の受け入れを否定することはできない

現実の大多数の移民反対論者は、多かれ少なかれ、心の中で後者の視点を持っている
しかし、これがポリティカル・コレクトネスに反するという打算から、前者のほうを声高に言ったり、あるいは犯罪云々といった些末な話を持ち出して、ごまかしている
このようなごまかしが続けば、移民反対論は最終的には敗北する