中世のような支配の想念が残存し、わだかまり、渦巻いて世界各地に災いをもたらしている
大嵐でも自分たちは渦の中心で穏やかだから「皆も見習え」と開き直ってさえ見える。おまいう状態。
中心から離れるに連れて大変になり、大荒れになり死者まで出る始末に、中心者はそれを愚かと片付ける。
いや、その通りなんですけど、何かおかしい。一人一人はまじめにやっても全体の中では禍になる癌細胞だって一所懸命に働いて
自分がガンだなんてこれっぽっちも思っていないから大同団結してもっと頑張れ!という団体は数知れず。
これに大喜びのマスコミは 騒ぐほどカルト組織となっていく。
いやはや「あきれ果てた人類だ」と宗教のようなものを始めたけれど、やっぱり渦を巻いている。
努力して隘路に陥る人々の心に浮かぶのは「最後の審判」という言葉の暗い響きだが、暗さの最後なら次は明るさだったと気づくのはいつの事か。