0001朝一から閉店までφ ★
2024/04/30(火) 23:51:29.08ID:V6Oak80/東大の排泄関連研究(5)
広報室
掲載日:2024年4月30日
パプアニューギニアの高地に滞在するうち、サツマイモが主食でタンパク質摂取が少ない現地の人たちが筋骨隆々だと気づいた梅崎先生。
糞便サンプルを集めて分析し、窒素を固定する機能を持つ腸内細菌を探りあてました。
人類と腸内細菌との素敵な共生関係とは?
たとえば、ライオンは地域が別でも肉食ですが、人類の食べ物は地域ごとにいろいろです。アフリカにいた頃にはまだ小さかった人類の多様性は、各地に広がって環境に適応するうちに拡大しました。そうした人類の多様性の解明を目指すのが、人類生態学です。
糞便から腸内細菌を調べる
人類生態学では調査地に長く滞在することが多く、私の場合はそれがパプアニューギニア高地でした。現場に入らないと見えないテーマを探すのがこの分野の醍醐味です。
初めて現地に赴いたのは、博士1年だった1993年。通算2年超の滞在で感じたのは、現地の主食がサツマイモでタンパク質摂取が明らかに足りないのに、多くの人が隆々たる筋肉を持つことです。タンパク質の不足を補う細菌が彼らの腸内にいるのかも、と考えました。
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/z1304_00279.html