日本で承認された新世代mRNAワクチン、従来とどう違うのか?
昨年11月、日本で承認された自己増殖型mRNA(saRNA)ワクチンが注目されている。従来のmRNAワクチンとどう違うのか。
by Cassandra Willyard

 今回の話題は、mRNAワクチンだ。

 「聞き飽きた」という不満の声が一斉に聞こえてきそうだが、ちょっと待ってほしい。
 mRNAワクチンについては、確かにこれまで散々耳にしてきたと思う。
 しかし、日本で少し前に、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する新しいワクチンが承認された。
 これが、かなり興奮するニュースなのだ。
 皆さんがよくご存知のあのmRNAワクチンと同じように、この新しいワクチンも新型コロナウイルスのスパイク・タンパク質を作る指示を体内に届ける。
 しかし、体内でmRNAをさらに多く作る方法も伝えるという点が斬新だ。
 要するに、指示を増やすための指示を提供する。
 つまり、自己増殖型である。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

technologyreview 2024.03.07
https://www.technologyreview.jp/s/328776/the-next-generation-of-mrna-vaccines-is-on-its-way