あなたはどっち?「病的ひきこもり」と「健康的ひきこもり」を見分ける診断ツールを開発

 ひきこもりは一般に、6カ月以上にわたって仕事や学校への社会参加を回避し、自宅に留まっている状態と定義されます。

 ひきこもりになると心理的・物理的に孤立し、適応障害や不安障害につながる恐れがあるため、懸念すべき社会問題です。

 一方で、コロナ禍を境に在宅ワークやオンライン授業が浸透し、新しいライフスタイルが定着しつつあります。

 その中で「物理的にひきこもってはいるが全く病的ではない」いわゆる”健康なひきこもり”の存在が注目され始めているのです。

 そこで九州大学のひきこもり研究ラボは今回、人々が「病的なひきこもり」と「健康なひきこもり」のどちらに属するかを識別する診断ツールを新たに開発しました。

 研究の詳細は2024年2月29日付で学術誌『Psychiatry and Clinical Neurosciences』に掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2024.03.05
https://nazology.net/archives/146407