◼全国のコロナ感染者数、9週連続で増加 入院患者は昨年末の2倍に

厚生労働省は26日、全国に約5千ある定点医療機関に15~21日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計6万268人で、1定点あたり12・23人(速報値)だったと発表した。前週(8・96人)の約1・36倍で、9週連続で増加した。入院者数も昨年末の約2倍になっている。

 1定点あたり10人を超えるのは9月18~24日の週(11・01人)以来。

 都道府県別の最多は福島の18・99人で、茨城18・33人、愛知17・33人と続く。東京8・33人、大阪7・96人、福岡10・40人だった。全47都道府県で増加した。

 21日までの1週間に定点医療機関に報告された新規入院患者数は3462人で、前週(2862人)から600人増加。集中治療室(ICU)に入院している患者数は115人で、前週(136人)から21人減った。

 全国の医療機関からの報告では、24日時点で2万1446人(うち重症者は257人)が入院しており、昨年12月27日時点の1万77人(同119人)の約2倍となった。

 季節性インフルエンザの新規感染者数は、1定点あたり17・72人で、前週(12・99人)の約1・36倍だった。

1/26(金) 20:00 朝日新聞
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