AIが特定!ラファエロの名画『バラの聖母』の一部は別人による贋作だった

 『バラの聖母』は1517年頃にイタリアの巨匠・ラファエロが描いた名画として伝わっています。

 しかし、英ノッティンガム大学(University of Nottingham)、ブラッドフォード大学(University of Bradford)の研究により、絵画の左奥に佇む「聖ヨセフ」は別人の手によって描かれていたことが判明しました。

 研究チームは今回、ラファエロの真作を98%の精度で認識できるAIアルゴリズムを開発。

 それを用いて判定したところ、『バラの聖母』の中の聖ヨセフはラファエロの筆致ではないことが特定されたという。

 では誰が聖ヨセフを描き足したのか、ラファエロの残した名画のミステリーに迫ってみましょう。

 研究の詳細は、2023年12月21日付で科学雑誌『Heritage Science』に掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2024.01.04 Thursday
https://nazology.net/archives/142627