「トラウマを抱えてしまう人」と「そうでない人」の違いが明らかに

 人間は時に、地震、津波、虐待、交通事故など心に傷を負う恐ろしい出来事に遭遇することがあります。

 そしてそれらの体験が個人では対処できないほどの深い心の傷「トラウマ」を負わせることもあります。

 しかし同じ体験をしたとしても、「トラウマを抱える人」と「そうでない人」がいます。

 最近、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)生命科学部に所属するカルメン・サンディ氏ら研究チームは、ラット実験の結果、トラウマを抱える原因の1つが「特定のホルモンレベルの低下」にあると報告しました。

 追加の実験では、ラットのトラウマを治療することに成功しており、将来的に人間のトラウマ治療に役立つ可能性があります。

 研究の詳細は、2023年9月22日付の科学誌『Biological Psychiatry』に掲載されました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2023.11.10 Friday
https://nazology.net/archives/138234