本研究で提案した手法では、フィードフォワード中の測定結果に対する非線形計算を、ルックアップテーブルと呼ばれる計算表を用いて行います。ルックアップテーブルは、プログラマブル[10]なデジタル回路内のメモリブロックを使用して実装されており、事前に入出力の組を書き込んであります。入力の値をメモリのアドレスに、出力の値をメモリに記録する値に対応させることで、計算結果を1クロックサイクル[4](本研究では約2.67ナノ秒[ns、1nsは10億分の1秒])で読み出すことができます。実際の計算は事前に行う必要があるものの、ルックアップテーブルに書き込む計算表を変えれば、計算にかかる時間を保ったまま計算の種類を変えることもできます。

元の記事
https://www.riken.jp/press/2023/20230712_2/index.html


追加した回路にメモリが搭載されている。

それと、極低温超電導量子コンピュータ研究のことをあえて言いたいんだろうが、その話は今回のソースには何も出ていない。