子供の頃、釣竿の先にザリガニをぶら下げて、UFOキャッチャーのようにして遊んだ経験はないでしょうか?

なんとも無邪気な発想ですが、しかしこのアイデアが今、ロボット工学の分野で真剣に注目されています。

東北大学、山形大学、慶應義塾大学の研究チームは今回、アームの先端に小生物を装着して物をつかませる新たなグリッパーの試作を行いました。

これは小生物が物に触れると自動的に体を閉じる反射運動を利用したものです。

従来のロボットアームでは難しい繊細なグリップ可能になると期待されています。

研究の詳細は、2023年6月6日付でプレプリント・サーバー『arXiv』に公開されました。


※以下省略。記事全文はソース元にて

公開日 2023/6/23(金)
https://nazology.net/archives/128349


■引用元記事
Bugs give robotic arms a hand
https://techxplore.com/news/2023-06-bugs-robotic-arms.html

■論文
Biological Organisms as End Effectors
https://arxiv.org/abs/2306.03906

■デモンストレーション映像
Pill bug gripper
https://youtu.be/yo_mXCJRFZs