2019年に発見された新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の起源については、記事作成時点でも見解が分かれており、中でも初めて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が確認された中国・武漢にある研究所から流出したという「人工説」に関する国連の調査は中国政府の非協力的姿勢により頓挫しています。この説について調査を進めていたアメリカの捜査官による調査報告から、武漢ウイルス研究所では中国軍と協力してコロナウイルスを組み合わせる研究が行われていた実態が浮かび上がったと、アメリカのThe Sunday Times紙が報じました。

武漢ウイルス研究所が本格的にコロナウイルスの研究を始めたのは、2003年に発生したSARSコロナウイルスの流行がきっかけです。広東省の農民らが重度の呼吸器感染症にかかったのを皮切りに、世界29カ国で8000人が感染し774人が死亡したSARSをきっかけに、このようなウイルスに対抗できるワクチンの必要性が認識されるようになりました。

この時、SARSがどのように発生したかを突き止める役を任されたのが、武漢ウイルス研究所の疫学者である石正麗氏でした。狂犬病などさまざまな致死性ウイルスとの関連が知られているコウモリに目星を付けた石氏は、コウモリのふんのサンプルを求めて洞窟を探し回り、「バットウーマン」とのあだ名をつけられるようになりました。


※以下省略。記事全文はソース元にて

2023年06月12日 23時00分
https://gigazine.net/news/20230612-wuhan-lab-covid-pandemic-china/


■引用元記事
What really went on inside the Wuhan lab weeks before Covid erupted
https://www.thetimes.co.uk/article/inside-wuhan-lab-covid-pandemic-china-america-qhjwwwvm0
※注:本記事において「アメリカのThe Sunday Times紙」との引用元についての表現がございますが、The Sunday Timesはイギリス紙The Timesの日曜版という位置付けの姉妹紙であり、両紙共にアメリカ国内を本拠とするメディア企業グループ傘下ではあるもののアメリカで発行されている新聞ではないという理由から、上記の表現は記載ミスによるものと思われます

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