知っての通り、量子は波の状態と、粒の状態が同時にある
(面倒だからここは省略する)
これは真空中に存在するけれど存在しない状態となっている

この真空中に存在する状態と存在しない状態が同時の状態を
量子のゆらぎと呼ぶ

この量子のゆらぎで物体が瞬時に、あるいは物体の情報が
瞬時に、光よりも速い速度で遠くに移せるのではないか?
と言う理論が予言されたのがワームホール
理論自体は1928年にはあったらしい

ミクロではなくマクロでも量子ゆらぎで遠くまで瞬時に
移動できるという発想に基づいているので
もしもワームホールが発見されれば、マクロでも
ミクロと同じ量子的な現象が観測されることになる

ワームホールはまだ見つかっておらず
理論上あると予想されただけで研究としては停滞している
(マクロスケールで移動がすぐ出来たら夢はあるから話題性はある)
今回のニュースは理論的にあるだろうとされるワームホールが
改めてシミュレーションでもあることが検証された
理論上はあるの分かっているんだから確認作業のようなもの

おしまい