0001北条怜 ★
2022/11/09(水) 23:15:41.31ID:91Z7DnGO畑違いの分野だったものの、成果をあげたことで村田さんにも新たな夢が芽生えたという。
問題提起後、説が乱立……世紀の謎に
冬季オリンピックのテレビ中継などで人気のカーリング。試合を見ていてストーンの動きに違和感を覚える人は多いかもしれない。
カーリング、日本代表ロコが優勝
例えば、コップを回転させて机の上を滑らせると、時計回り(右回転)なら左、反時計回り(左回転)なら右に曲がっていく。これは一番すれる部分が進行方向の先端で、回転方向とは逆に反作用としての摩擦力を受けるからだ。
一方、カーリングのストーンは、回転方向と同じ向きへと曲がっていく。右回転なら右へ、左回転なら左へ、という具合だ。
この謎は1924年に学術誌で初めて提起され、その後、さまざまな説が乱立した。
代表的なものは三つある。
一つ目が、ストーンが回転している時、速さの異なる右側と左側で摩擦力が違うという「左右非対称説」。
二つ目が、摩擦が何らかの理由で前側より後ろ側の方が強いためという「前後非対称説」。
三つ目が、ストーン底面のザラザラが氷に引っかかり振られる「旋回説」だ。これは走ってきた人がどちらかの手で柱をつかむと、柱を支点につかんだ手の方向に曲がるのと同じ理屈だ。
しかし、どの説が正しいか判定できるほどの精密なデータがなく、決着がつかずにきた。
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