熱から音、音から冷気を得る排熱活用システム実用化へ | 日経クロステック
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/07286/

高市 清治 日経クロステック/日経ものづくり
2022.11.02
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熱エネルギー(温度差)を音波に変換したり、音波を熱エネルギーに変換したりする――。そんな「熱音響現象」によって工場の排熱を活用する「熱音響冷却システム」を、中央精機(愛知県安城市)が東海大学との共同研究を基に開発。実用化にめどをつけた。

 熱音響現象を利用した冷却システムの開発自体は、日本国内の企業や大学でも進められており、局所的に低温にする実証実験に成功した実例はある。しかし、「十分な冷熱を取り出して冷房などに利用できるようにしたのは、恐らく日本で初めて」(中央精機技術部部長の深谷典之氏)と言う*1。

 日経クロステックは2022年10月12日、同社工場を取材。取材班は、熱音響冷却システムのデモ機を使った冷房装置を体感してきた。(略)


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