蛾の特殊な鼓膜構造を解明! 新しい指向性マイクへの応用も期待!

 自動車を運転しているとき、突然パトカーや救急車のサイレンが聞こえてきたら皆さんはどうするでしょうか?

 通常、運転手は音が聞こえる方向を確認して、道を譲ろうとするはずです。

 こうした行動が取れるのは、人間の耳に音の方向を特定する能力があるためです。
 
 そして小さな蛾は、人間とは異なった方法で音源を探知しています。

 今回、イギリス・ストラスクライド大学(University of Strathclyde) 超音波工学センターに所属するララ・ディアス・ガルシア氏ら研究チームは、蛾の鼓膜を模倣した3Dモデルを作成し、蛾が音源探知できる理由を解明しました。

 このモデルによって、新しい指向性マイクが開発できるかもしれません。

 研究の詳細は、2022年8月17日付の科学誌『IEEE Sensors Journal』に掲載されました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2022.09.29
https://nazology.net/archives/114452