Teslaの自動運転は光学カメラの映像を3Dデータ化し、仮想空間のオブジェクトの
挙動を機械学習で自己学習させたもの。この方式の場合、この検証例のように、
道路の真ん中で子供らしき物体が動かずに静止状態にある事例を過去データから
学習していない限り、その物体は子供だとは認識できない。
おそらく、この検証例だとGoogleの自動運転車でも認識できないじゃないかと思う
ただ、Googleの場合は完全自動運転のため、認識不可能な物体を認識した場合は、
走行を停止する。Teslaの場合は運転手がいることが大前提のため、同様な状況が
発生した場合は、自動運転モードから手動運転モードに切り替わる。動画を見た範囲
では手動運転モードへの切り替えは機能しているようなので、この検証例だと
実際に事故が起きても責任主体は運転手の側となるだろう。