新型コロナウイルスワクチンの4回目接種後の副反応について、厚生労働省の専門家部会は中間報告をまとめ、5日公表した。調査対象者のうち、発熱は米ファイザー社製が約15%、米モデルナ社製が26%で、ともに1〜3回目接種時の調査に比べて低かった。

 4回目接種の副反応の分析が報告されたのは今回が初めて。研究には計28施設が参加し、参加施設に通院が可能な人を対象とした。

 接種後1カ月までに出た副反応を分析した。米ファイザー社製を接種した487人では、37.5度以上の発熱は15.2%、体のだるさは44.4%、米モデルナ社製を接種した96人では、発熱は26.0%、体のだるさは60.4%だった。

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