野生コウモリは実験で覚えた着信音を4年経っても覚えていた! 野生動物の長期記憶

 カエルクイコウモリ(学名:Trachops cirrhosus)は、その名の通り、カエルを好物とする種で、ブラジルやボリビアの熱帯雨林に生息しています。

 米オハイオ州立大学(OSU)はこのほど、野生のカエルクイコウモリが、電話の着信音とごちそうを関連づける訓練を受け、その内容を最長4年間まで記憶できることを明らかにしました。

 研究主任のメイ・ディクソン(May Dixon)氏は「コウモリの長期記憶の期間は、野生下における現実的なコストを考えると、1年くらいだろうと予想していた」と説明。

 「4年というのは、二度と聞かない可能性のある音を覚えておくには非常に長い期間です」と述べています。

 研究の詳細は、2022年6月20日付で科学雑誌『Current Biology』に掲載されました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2022.06.21
https://nazology.net/archives/110928