統合失調症 “原因の1つは自身の抗体が関わっている可能性”

 統合失調症を発症する原因の1つとして、自身の抗体が関わっている可能性があることをマウスを使った実験でつきとめたと東京医科歯科大学のグループが発表しました。

 この研究成果は、東京医科歯科大学の塩飽裕紀 助教などのグループが発表しました。

 統合失調症は、幻覚や妄想などの症状が出る病気で、およそ100人に1人が発症するとされます。

 グループでは、統合失調症の患者220人余りを対象に血液などを詳しく調べたところ、およそ5%の患者に脳の神経細胞のシナプスにある「NCAM1」と呼ばれるたんぱく質に対する抗体が見つかり、この抗体が脳の情報伝達を妨げている可能性があることをつきとめました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

NHKオンライン 2022年5月6日 10時29分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220506/k10013613201000.html