巨大隕石の衝突で月の原始地殻とマントルが混合した場所を産総研などが発見
著者:波留久泉

 産業技術総合研究所(産総研)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月14日、月周回衛星「かぐや」(2009年6月運用終了)に搭載されたマルチバンドイメージャにより取得された月全面にわたるデータを用いて、カンラン石に富む岩体の場所(カンラン石サイト)と、カンラン石サイトの中で斜長石に富む岩体が隣り合って存在する場所(共存サイト)の調査を実施したところ、巨大衝突盆地周辺に点在する49か所のカンラン石サイトのうち、14か所が共存サイトであることを確認したほか、詳細な地質解析から、このような共存サイトは、巨大衝突盆地のピークリングに現れた組成的には不均質なものであることがわかったことを発表した。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

マイナビニュース 2022/02/14 22:17
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220214-2272467/