注ぎ口から飲み物がポタポタ垂れる「ティーポット効果」の解明に成功

 お茶やコーヒーをポットから注ぐ際、液体が注ぎ口の下側を伝ってポタポタ垂れることがよくあります。

 この現象は、科学的に「ティーポット効果(teapot effect)」として知られています。

 一見シンプルな現象ですが、その仕組みは、過去数十年の研究にもかかわらず、いまだに解明されていませんでした。

 しかしその状況は、ウィーン工科大学(TU Wien・オーストリア)により、ついに終止符が打たれました。

 彼らの研究によると、ティーポット効果は、慣性力・粘性力・毛細管力の相互作用によって発生しているとのことです。

 以下で、詳しく見ていきましょう。

 研究は、2021年9月8日付けで学術誌『Journal of Fluid Mechanics』に掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2022.01.10
https://nazology.net/archives/102982