組み込み開発ニュース
2021年11月19日 06時30分 公開
[朴尚洙,MONOist]

 日本電気硝子は2021年11月18日、同社が開発を進めていた全固体Na(ナトリウム)イオン二次電池について、新たに結晶化ガラスを用いた負極材を開発し、結晶化ガラス正極、固体電解質と一体化した「オール酸化物全固体Naイオン二次電池」の駆動に成功したと発表した。

 同社は2017年11月、結晶化ガラスを正極材に用いた全固体Naイオン二次電池を試作し、室温駆動に成功したと発表。正極材となる結晶化ガラスの軟化流動性を活用して、
固体電解質として採用した高いイオン電導性を持つβアルミナとの一体化を図り、イオン伝導性を高めたことによって「世界初」(当時のニュースリリースより)となる室温での駆動を実現した。また、2020年には0℃での駆動にも成功している。
     ===== 後略 =====
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https://monoist.itmedia.co.jp/mn/spv/2111/19/news062.html