最強生物クマムシは「体内の水分を抜きタンパク質をゲル化」して無敵になっていた

 クマムシの驚異的な環境適応力は、「乾眠」という特殊な脱水状態によって発動されます。

 しかし、生き物は普通、体内の水分を抜くと生きていけません。

 クマムシについても、乾眠を可能にするメカニズムはほとんど何も分かっていませんでした。
 
 自然科学研究機構・生命創成探究センター(ExCELLS・日本)は今回、クマムシの乾燥耐性の仕組みを調査。

 その結果、脱水ストレスがかかると、細胞内のタンパク質が集まってゲル状のファイバーを作ることが明らかになりました。

 このファイバーが、乾燥した細胞を保護している可能性があるようです。

 研究は、11月4日付けで学術誌『Scientific Reports』に掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.11.08
https://nazology.net/archives/99538