トゲマウスに哺乳類で初となる「腎臓再生」の能力を発見

 魚類や爬虫類、両生類には、傷ついた体の再生能力を持つものがいます。

 その一方で、ヒトを含む哺乳類は、残念ながら、失われた部位の再生を得意とはしていません。

 しかしこのほど、ワシントン大学(University of Washington・米)の研究チームは、「トゲマウス」というげっ歯類に、腎臓組織を再生する力があることを発見しました。

 人為的にダメージを与えた腎臓の構造および機能が再生しただけでなく、腎不全の原因ともなる傷跡も残らなかったとのこと。

 こうした臓器の再生能力が哺乳類に見つかるのは初であり、人体の再生医療にも役立つと考えられています。 

 研究は、11月3日付けで学術誌『iScience』に掲載されました。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.11.04
https://nazology.net/archives/99373