JAMSTECなど、熱帯域の「マッデン・ジュリアン振動」発生の仕組みを特定
著者:波留久泉

 海洋研究開発機構(JAMSTEC)、お茶の水女子大学、東京大学(東大)の3者は、熱帯域で巨大な積乱雲群として観測される「マッデン・ジュリアン振動」(MJO)が熱帯インド洋においてどのように発生するかの解析などを実施した結果、高度約10kmの上空を伝わる大気中の“波”(周期的な大気変動)の増幅が、発生の引き金であることを突き止めたと発表した。

 同成果は、JAMSTEC 地球環境部門 環境変動予測研究センターの高須賀大輔ポストドクトラル研究員、お茶の水女子大学の神山翼助教、東大の三浦裕亮准教授、同・末松環特任研究員らの共同研究チームによるもの。
 詳細は、米地球物理学連合が刊行する学術誌「Geophysical Research Letters」に掲載された。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

マイナビニュース 2021/10/15 19:44
https://news.mynavi.jp/article/20211015-2160598/