2000年前のナツメヤシから収穫 イスラエル人研究者、執念で実現

【10月13日 AFP】イスラエル東部にある死海(Dead Sea)沿岸のローマ帝国時代の遺跡から採取された2000年前のナツメヤシの種子を、サラ・サロン(Sara Sallon)氏(72)が栽培しようと思い立った時、植物考古学の専門家には鼻で笑われた。

「研究者たちには、『正気とは思えない。うまくいくはずがない』と言われました」と、英国系イスラエル人で自然薬を研究しているサロン氏はAFPに語った。

 しかしサロン氏は、死海特有の乾燥し切った環境が功を奏して、種から芽が出るのではないかと考えた。その予想は的中した。

AFPBB NEWS 2021年10月13日 16:59
https://www.afpbb.com/articles/-/3370184