冥王星の大気は薄くなっていると明らかに

 太陽系の惑星の仲間からは外されてしまいましたが、冥王星は太陽系の遠い軌道を回る興味深い天体として、現在も観測が行われています。

 米国サウスウエスト研究所(Southwest Research Institute:SwRI)が主導した天文学チームは、米国とメキシコの広い地域に望遠鏡を展開し、冥王星が背後の恒星を隠す現象を利用して、一時的な逆光からその大気量を測定することに成功しました。

 その結果、冥王星の大気密度は以前の観測よりも低下しており、冥王星が太陽から離れていくことで大気が表面で再凍結するという有力な証拠を発見したのです。

 この成果は、10月4日に『第53回米国天文学会惑星科学部門年次総会( the 53rd American Astronomical Society Division for Planetary Sciences Annual Meeting)』で発表されています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.10.08
https://nazology.net/archives/97828