蛾の目を模した「モスアイ技術」、抗ウイルス効果を加速か シャープが研究発表

 シャープは9月30日、“蛾の目”の構造を模した「モスアイ技術」で加工した独自の樹脂フィルムが、表面に付着した新型コロナウイルスを10分間で99.675%不活化したとする研究成果を発表した。
 「新型コロナウイルスの接触感染防止に有効である可能性が考えられる」(奈良県立医科大学医学部 微生物感染症学講座の矢野寿一教授)。

 樹脂材料の表面に微細な突起が並ぶモスアイ構造を形成したフィルムを使い、加工していない同じ素材と感染価(感染力を持つウイルス量)を比較した。
 モスアイ構造を持つ方は10分間で99.675%、30分間で99.959%減少した。
 フィルム表面をアルコールで100回清掃しても30分後の感染価は99.959%を維持した。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ITmedia 2021年09月30日 13時19分
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2109/30/news112.html