寄生細菌が植物を「ゾンビ化」させるメカニズムを解明

 ファイトプラズマ (Phytoplasma)という細菌は、植物に寄生することで様々な病気を引き起こします。

 たとえば、植物の正常な繁殖・成長システムを破壊し、老化を遅らせることで、一種の「ゾンビ状態」にしてしまうのです。

 これまで、こうした現象がどのようにして起こるのか、分子レベルではほぼ理解されていません。

 しかし今回、ジョン・イネス・センター(John Innes Centre・英)の研究により、ファイトプラズマが植物を操作する化学メカニズムが解明されました。

 同時に、その操作を抑止する方法まで見つかったとのことです。

 研究は、9月17日付けで学術誌『Cell』に掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.09.20
https://nazology.net/archives/96763