名楽器ストラディバリウスの独特な音色は「防虫剤」のおかげだった

 ヴァイオリンの名器ストラディバリウスは、製作から300年以上経過した現在でも、その音色を再現できていません。

 アメリカ・テキサスA&M大学(Texas A&M University)に所属する生化学者ジョセフ・ナジヴァリー氏、国立台湾大学(National Taiwan University)化学科に所属するワンチン・タイ氏ら研究チームは、ストラディバリウスの音色の秘密が木材に施された化学処理にあったと発表し、その種類を特定しました。

 特殊な化学物質を染み込ませることで、保存と音響の両方に影響を与えていたのです。

 研究の詳細は。6月1日付の科学誌『Angewandte Chemie』に掲載されました。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.08.29
https://nazology.net/archives/95140