メスのタコは、いたずらをするオスに「物を投げつける」と明らかに

 知能の高さに定評のあるタコについて、新たな生態が明らかになりました。

 シドニー大学(University of Sydney)の研究チームは、これまでにオーストラリア沖で撮影されたタコの映像を収集し、解析。

 その結果、タコは意図的に他のタコを狙って、シルト(沈泥)や貝殻を投げつけることが判明したのです。

 しかも、そのほとんどが、ちょっかいを出してくるオスに対してメスが物を投げるという形でした。

 研究は、8月19日付けでプレプリントリポジトリ『bioRxiv』に掲載されています。

ナゾロジー 2021.08.27
https://nazology.net/archives/95375