「目がある人工脳」を作り出すことに成功、視神経もあり光を検知

 人工培養された脳がはじめて世界をみました。

 8月17日にドイツのハインリッヒ・ハイネ大学の研究者たちにより『Cell Stem Cell』に掲載された論文によれば、人工的に培養された脳(脳オルガノイド)にビタミンAを加えたところ、完璧に近い目が形成されたとのこと。

 新たに形成された目は水晶体(レンズ)・角膜・網膜といったパーツだけでなく、脳細胞と接続した視神経も備えています。

 研究を指揮したジェイ・ゴパラクリシュナン教授は「ある意味で、脳オルガノイドは光を見ている」と述べています。

 しかし、どうして脳オルガノイドから「目」が出現したのでしょうか?

 記事の最後には、今回の研究のカギである「ビタミンA」が持つちょっぴり不思議な性質も紹介しています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.08.19
https://nazology.net/archives/94840