有毒生物は自分の毒を「スポンジタンパク質」で吸って耐えている可能性がある

 自然界には毒をもつ生物がたくさんいますが、ひとつ気になる点があります。

 なぜ有毒生物は、自らの毒には侵されないのでしょうか。

 カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)、スタンフォード大学(Stanford University)を中心とした研究グループは、今回、有毒のカエルと鳥を対象に、どうやって自家中毒を回避しているかを調査。

 その結果、彼らは、毒素への耐性を高めるのではなく、「スポンジ」のようなタンパク質で毒素を吸い上げている可能性が示唆されました。

 それにより、自らは致命的な効果を起こさないようにしているようです。

 研究は、8月5日付けで学術誌『Journal of General Physiology』に掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.08.07
https://nazology.net/archives/94184