良性腫瘍ががん化するメカニズムを解明、新たな治療法の開発へ

 京都大学大学院生命科学研究科の井垣達吏教授と榎本将人助教の研究グループは、特定の異なるがん遺伝子の活性化した良性腫瘍細胞が隣り合うと、悪性化してがんになることを発見した。
 それぞれの細胞の表面で増えた分子の細胞外での相互作用により、細胞内で信号伝達経路が活性化した腫瘍で細胞同士の接着や細胞死が抑制され、がん化が進む仕組みを突き止めた。
 相互作用を阻害するがん治療法の開発につながると期待される。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ニュースイッチ 2021年07月31日
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