370光年先の若い惑星を囲む「周惑星円盤」を明確に検出、アルマ望遠鏡による観測成果
松村武宏
https://sorae.info/wp-content/uploads/2021/07/alma-pds70-disks-2.jpg

 こちらは「ケンタウルス座」の方向およそ370光年先にある若い星「PDS 70」を電波(サブミリ波)で捉えた画像です。
 人の目には見えない波長で観測されたため、色は擬似的に着色したものとなります。観測にはチリの電波望遠鏡群「アルマ望遠鏡(ALMA)」が使用されました。

 PDS 70は誕生してからおよそ540万年しか経っていないと推定されていて、惑星形成の様子を観測できるとして研究者から注目されています。
 ひときわ目立つ大きなリング状の構造は「原始惑星系円盤」と呼ばれるガスや塵でできた構造で、このなかでは小さな塵が合体して微惑星となり、微惑星どうしが衝突を繰り返すことで原始惑星が形成されると考えられています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

sorae 2021-07-24
https://sorae.info/astronomy/20210725-pds70.html