大阪市立大、対称性の自発的破れに関する未知の「位相欠陥」の正体を解明
著者:波留久泉

 大阪市立大学は5月24日、故・南部陽一郎博士(1921-2015)がノーベル物理学賞を受賞した際の「対称性の自発的破れ」に関して、2019年に発見された「対称性の自発的破れの非平衡時間発展」によって生み出される未知の「位相欠陥」の正体を理論的に突き止めたと発表した。

 同成果は、大阪市立大 理学研究院および同大 南部陽一郎物理学研究所の竹内宏光講師によるもの。
 詳細は、米物理学会発行の学術誌「Physical Review Letters」にオンライン掲載された。

 対称性の自発的破れの概念は、物性物理から素粒子、原子核、宇宙物理などにまたがる幅広い分野の普遍的基礎概念だ。
 しかしその時間発展については、単純な場合を除いて未解明の部分が多く残されているという。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

マイナビニュース 2021/05/27 21:38
https://news.mynavi.jp/article/20210527-1895379/