14日超えるヒト受精卵の培養 国際学会が解禁

 生命科学の分野で強い影響力をもつ国際幹細胞学会が26日付で指針を改定し、研究のために14日間を超えてヒトの受精卵(胚(はい))を培養することを認めた。
 14日を超える培養の禁止は40年ほど前に提唱され、世界的に取り入れられている。
 今後、各国で規制見直しの議論が起きるとみられる。

 研究のためにヒトの胚をいつまで培養してよいのかは、1978年に体外受精による出産の成功を受けて、議論が盛んになった。

 胚は14日を超えると、原始線条という構造が現れ、胚の中の細胞が特定の役割をもつように変わっていく。
 こうした点から、14日を過ぎるか、原始線条が現れたら、胚を廃棄することが国際的なルールとして広く採用された。
 英国などでは法律で、日本では国の指針で定めている。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

朝日新聞デジタル 5/27(木) 0:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/88bc5919f6c20650465315041ded5141c269cea4